JP2003237199A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2003237199A
JP2003237199A JP2002039509A JP2002039509A JP2003237199A JP 2003237199 A JP2003237199 A JP 2003237199A JP 2002039509 A JP2002039509 A JP 2002039509A JP 2002039509 A JP2002039509 A JP 2002039509A JP 2003237199 A JP2003237199 A JP 2003237199A
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Japan
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ink film
shaft
supply shaft
film supply
reed switch
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Application number
JP2002039509A
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English (en)
Inventor
Kimitoshi Terasaki
規美敏 寺崎
Masahiro Nakajima
正浩 中島
Shuichi Kuriyama
秀一 栗山
Tatsuya Hirota
達也 廣田
Yoshikazu Katsumata
芳和 勝間田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクフィルムの残量を検知する検知精度に
優れ、磁石の磁石体を効率良く配置してコストを低減さ
せることができるため生産性に優れる印字装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明の印字装置1は、インクフィルム
2を用いて熱転写印字を行う印字装置1であって、イン
クフィルム2が巻き付けられたインクフィルム供給軸3
と、インクフィルム2が巻き取られるインクフィルム巻
き取り軸9と、インクフィルム供給軸3又はインクフィ
ルム巻き取り軸9に配設された磁気発生部3aと、磁気
発生部3aに配設され、インクフィルム供給軸3又はイ
ンクフィルム巻き取り軸9の回転軸を中心とする円軌跡
上に沿って配設された複数の磁石体と、磁気発生部3a
の近傍に配設され磁気発生部3aで発生する磁気を検出
する信号検出部5とを備えた構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写式の複写
機、ファクシミリ、サーマルプリンタ等の印字装置に関
し、特にインクフィルムの残量を検知することができる
印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般に、複写機、ファクシミリ、
サーマルプリンタ等の印字装置としては、熱転写用のサ
ーマルヘッド及びプラテンローラにインクフィルムを供
給するインクフィルム供給軸と、インクフィルム供給軸
から供給されるインクフィルムを巻き取るインクフィル
ム巻き取り軸とを備え、サーマルヘッドにおいてプラテ
ンローラにより記録用紙をインクフィルムに押圧すると
ともに、サーマルヘッドによりインクフィルムを選択的
に加熱することにより所望の印刷を行うことができる熱
転写式の印字装置が用いられている。熱転写式の印字装
置としては、インクフィルムの残量が少なくなるとそれ
を検知して使用者に知らせる機能を有するものがあり、
例えば、インクフィルムの残量が少なくなるにつれイン
クフィルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転
数が増加又は減少することを利用して、回転数の変化に
よりインクフィルムの残量検知を行うものや、インクフ
ィルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転を計
数し計数された回転回数によりインクフィルムの残量検
知を行うもの等がある。このような回転数の変化や回転
回数を検知するために、ロータリエンコーダを用いたも
のや、カム等を用いて軸の回転をパルス信号に変換して
検知するものや、磁石を軸に配設し回転による磁界の変
化を検出して検知するもの等、種々の方式が開発されて
いるが、中でも、磁石を用いたものは、構造が簡単で製
造が容易であるため省コスト性に優れ、広く用いられて
いる。
【0003】従来の磁石を用いてインクフィルムの残量
を検知する印字装置としては、インクフィルム供給軸の
回転軸に沿って配設された磁石と、磁石の近傍に配設さ
れインクフィルム供給軸の回転による磁界の変化により
インクフィルム供給軸の回転を検知する磁気センサとを
備え、インクフィルム供給軸の回転による磁界の変化に
よりその回転回数を計数し、インクフィルムの残量を検
知するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術は、以下のような課題を有していた。
【0005】(1)従来の印字装置で、インクフィルム
の残量を検知するためにインクフィルム供給軸の軸周に
1つの磁石のみを配設したものがあるが、この場合、1
つの磁石では回転の誤検出が起こりやすく、残量の検知
精度に欠けるという課題を有していた。
【0006】(2)また、従来の印字装置で、インクフ
ィルムの残量を検知するためにインクフィルム供給軸の
軸周に複数の磁石を配設したものは、多数の磁石を用い
るため製造コストがかかり、また、磁石は通常、N極と
S極を有しているが、この場合どちらか一方しか機能し
ておらず、無駄が多く生産性に欠けるという課題を有し
ていた。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、インクフィルムの残量を検知する検知精度に優れ、
磁石の磁石体を効率良く配置してコストを低減させるこ
とができるため生産性に優れる印字装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の印字装置は、インクフィルムを用いて熱転写
印字を行う印字装置であって、前記インクフィルムが巻
き付けられたインクフィルム供給軸と、前記インクフィ
ルムが巻き取られるインクフィルム巻き取り軸と、前記
インクフィルム供給軸又は前記インクフィルム巻き取り
軸に配設された磁気発生部と、前記磁気発生部に配設さ
れ、前記インクフィルム供給軸又は前記インクフィルム
巻き取り軸の回転軸を中心とする円軌跡に沿って配設さ
れた複数の磁石体と、前記磁気発生部の近傍に配設され
前記磁気発生部で発生する磁気を検出する信号検出部と
を備えた構成を有している。
【0009】この構成により、インクフィルムの残量を
検知する検知精度に優れ、磁石の磁石体を効率良く配置
してコストを低減させることができるため生産性に優れ
る印字装置を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の印字装
置は、インクフィルムを用いて熱転写印字を行う印字装
置であって、インクフィルムが巻き付けられたインクフ
ィルム供給軸と、インクフィルムが巻き取られるインク
フィルム巻き取り軸と、インクフィルム供給軸又はイン
クフィルム巻き取り軸に配設された磁気発生部と、磁気
発生部に配設され、インクフィルム供給軸又はインクフ
ィルム巻き取り軸の回転軸を中心とする円軌跡に沿って
配設された複数の磁石体と、磁気発生部の近傍に配設さ
れ磁気発生部で発生する磁気を検出する信号検出部とを
備えた構成を有している。
【0011】この構成により、以下のような作用を有す
る。
【0012】(1)磁石体がインクフィルム供給軸又は
インクフィルム巻き取り軸の回転軸を中心とする円軌跡
に沿って複数配設されているので、各々の磁石体のN極
とS極による磁力が共に磁気発生部の外周に発生するよ
うに磁石体を効率良く配置し、従来に比べ、回転の検知
精度を維持したままで磁石体の数を半分にでき、製造コ
ストを低減することができる。
【0013】ここで、インクフィルム供給軸とインクフ
ィルム巻き取り軸の内、少なくとも磁気発生部を有する
ものは、磁気への影響を及ぼさないように、合成樹脂等
の非磁性体により形成される。
【0014】磁気発生部は、内部に磁石体が埋設された
合成樹脂等の非磁性体により形成されることが好まし
い。なお、磁気発生部は、磁石体を埋め込むための凹部
を所定の位置に形成し金型成形により成形することもで
き、また、インサート成形により一体的に形成すること
もできる。
【0015】磁石体としては、一端部にN極、他端部に
S極とを有する磁石や電流を流すことにより磁力を発生
するコイル等が用いられる。
【0016】信号検出部としては、磁気を検知すること
ができるホール素子、MRE素子、マグネットダイオー
ド、磁気トランジスタ、リードスイッチ等が用いられ
る。特にリードスイッチを用いた場合、構造が簡単なた
め生産性に優れる。
【0017】本発明の請求項2に記載の印字装置は、請
求項1に記載の印字装置であって、複数の磁石体が、イ
ンクフィルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回
転軸を中心とする円軌跡上に等間隔に配設されている構
成を有している。
【0018】この構成により、請求項1の作用に加え、
以下のような作用を有する。
【0019】(1)複数の磁石体が、インクフィルム供
給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転軸を中心とす
る円軌跡上に等間隔に配設されているため、磁気発生部
の外周にN極とS極の磁力が均等に発生し、インクフィ
ルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転の検出
精度を向上させることができる。
【0020】本発明の請求項3に記載の印字装置は、請
求項1又は2に記載の印字装置であって、磁石体が、各
々、隣り合う一の磁石体のN極と他の磁石体S極が向い
合うように配設されている構成を有している。
【0021】この構成により、請求項1又は2の作用に
加え、以下のような作用を有する。
【0022】(1)磁石体が、各々、隣り合う一の磁石
体のN極と他の磁石体S極が向い合うように配設され、
磁気発生部の周囲にN極とS極による磁気とが交互に発
生し、磁石数の2倍の磁極が形成されるため、インクフ
ィルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転の検
出精度を向上させることができる。
【0023】本発明の請求項4に記載の印字装置は、請
求項1乃至3の内いずれか1項に記載の印字装置であっ
て、信号検出部が、リードスイッチである構成を有して
いる。
【0024】この構成により、請求項1乃至3の内いず
れか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
【0025】(1)構造が簡単なリードスイッチを信号
検出部として用いるため、生産性に優れる。
【0026】リードスイッチは、磁気発生部の近傍の側
部又は下部等に配設される。リードスイッチと磁気発生
部との距離は、リードスイッチの性能や磁気発生部に埋
設された磁石体の磁力の強さ等により決定される。
【0027】以下に本発明の一実施の形態について説明
する。
【0028】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における印字装置の概略構成図であり、図2は図1
のA−A線の矢視断面図である。
【0029】図中、1は本実施の形態1における印字装
置、2はインクフィルム、3はインクフィルム2が巻き
つけられたインクフィルム供給軸、3aはインクフィル
ム供給軸3の一端部に配設された磁気発生部、4はイン
クフィルム供給軸3を回転自在且つ脱着自在に支持する
供給軸支持部、5はインクフィルム供給軸3の磁気発生
部3aの下部に配設された信号検出部であるリードスイ
ッチ、6はリードスイッチ5の上部に配設されたリード
スイッチカバー部、7はインクフィルム2を選択的に加
熱することで後述の記録用紙に印字を行うサーマルヘッ
ド、8はサーマルヘッド7の下部に配設され後述の記録
用紙をインクフィルム2に押圧するプラテンローラ、9
はサーマルヘッド7による熱転写印字に使用されたイン
クフィルム2を巻き取って回収するインクフィルム巻き
取り軸、10は供給軸支持部4に対向して配設され、イ
ンクフィルム供給軸3の端部が挿入される供給軸挿入
部、Xは記録用紙である。
【0030】インクフィルム供給軸3は交換可能なカー
トリッジであり、インクフィルム2がすべて消費される
と新しいものに交換される。また、インクフィルム供給
軸3は供給軸支持部4と供給軸挿入部10により回転自
在且つ脱着自在に支持されている。
【0031】なお、本実施の形態1においては、信号検
出部としてリードスイッチ5を用いた。これにより、安
価なリードスイッチ5を用いることでコストを低減する
ことができ、省コスト性に優れる。
【0032】リードスイッチカバー部6は、リードスイ
ッチ5の上部にリードスイッチ5を覆うように配設され
る。これにより、インクフィルム供給軸3の交換時に作
業者の手や部品等によるリードスイッチ5の破損を防ぐ
ことができる。なお、本実施の形態1においては、リー
ドスイッチカバー部6と供給軸支持部4を一体的に形成
したが、これに限られるものではなく、別設してもよ
い。
【0033】図3は図2のB−B線の矢視断面図であ
る。
【0034】図2において、2はインクフィルム、3は
インクフィルム供給軸、3aは磁気発生部、4は供給軸
支持部、5はリードスイッチ、6はリードスイッチカバ
ー部であり、これらは図1又は図2において説明したも
のと同様であるので同一の符号を付けて説明を省略す
る。
【0035】5aはリードスイッチ5の接点、11a,
11bは磁気発生部3aに設けられたN極とS極とを有
する磁石体である。
【0036】磁石体11aと磁石体11bは、インクフ
ィルム供給軸3の回転軸を中心とした円軌跡上に等間隔
に配設され、各々のN極とS極が向い合うようにインク
フィルム供給軸3の回転軸に対して対称に配設されてい
る。これにより、インクフィルム供給軸3の磁気発生部
3aの外周上にN極とS極による磁気が交互に発生して
いる。
【0037】以上のように構成された本発明の実施の形
態1における印字装置について、その動作を図を用いて
説明する。
【0038】図4(a)はインクフィルム供給軸3と共
に回転する磁気発生部3aの磁石体11a,11bの位
置を示す動作説明図であり、図4(b)は図4(a)の
状態から左回りに45°回転した時の磁石体11a,1
1bの位置を示す動作説明図である。
【0039】図4において、3aは磁気発生部、5はリ
ードスイッチ、5aは接点、11a,11bは磁石体で
あり、これらは図3において説明したものと同様である
ので説明を省略する。
【0040】図4(a)に示す位置の場合、磁石体11
a,11bによる磁力線は、リードスイッチ5の長手方
向に対して平行になるため、リードスイッチ5の接点5
aは閉じ、通電する。インクフィルム供給軸3の回転に
より、磁気発生部3aが図4(a)の状態から左回りに
回転し、図4(b)に示す位置の場合、磁石体11bに
よる磁力線は、リードスイッチ5の長手方向に対して略
直交するため、リードスイッチ5の接点5aは開いたま
まであり断線している。このようにして、インクフィル
ム供給軸3の回転に伴い、リードスイッチ5の接点は開
閉する。なお、本実施の形態1においては、インクフィ
ルム供給軸3の1回転毎に、リードスイッチ5は開閉動
作を4回ずつ行う。
【0041】リードスイッチ5の接点5aの開閉による
通電、断線から生成されたパルス信号は、図示しない制
御部等に回転情報信号として入力され、制御部等に備え
られた計数手段等により回転情報信号のパルスが計数さ
れる。この計数結果から図示しない制御部等の残量判定
手段等によりインクフィルムの残量を判定する。なお、
判定されたインクフィルムの残量は、表示部等に表示さ
れることにより使用者に逐次知らせても良いし、また、
インクフィルムの残量が残り少なくなった場合のみ、例
えばLED等を点灯させる等して使用者に知らせても良
い。
【0042】なお、本実施の形態1においては、インク
フィルム供給軸の回転回数を計数することにより、イン
クフィルムの残量を検知したが、これに限られるもので
はなく、インクフィルム供給軸の回転数の変化からイン
クフィルムの残量を検知することもできる。
【0043】以上のように本発明の実施の形態1におけ
る印字装置は構成されているので、磁石体11a,11
bがインクフィルム供給軸3の回転軸を中心とする円軌
跡上に沿って配設されているので、各々、N極とS極に
よる磁力が共に磁気発生部の外周に発生するように磁石
体を効率良く配置し、且つ、磁気発生部3aの周囲にN
極とS極による磁気とが交互に発生するため、従来に比
べ、回転の検知精度を維持したままで磁石体の数を半分
にでき、製造コストを低減することができる。また、信
号検出部として構造が簡単なリードスイッチ5を用いる
ため、生産性に優れるという作用を有する。
【0044】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2における印刷装置の磁気発生部を示す要部矢視断面
図である。
【0045】図5において、3はインクフィルム供給
軸、5はリードスイッチ、5aは接点、6はリードスイ
ッチカバー部であり、これらは図3において説明したも
のと同様であるので同一の符号を付けて説明を省略す
る。
【0046】3bは本実施の形態2における磁気発生
部、12a,12b,12cは磁気発生部3bに設けら
れたN極とS極とを有する磁石体である。
【0047】磁石体12a,12b,12cは、インク
フィルム供給軸3を中心とした円軌跡上に等間隔に配設
され、各々、隣り合う磁石体のN極とS極が向かい合う
ように配設されている。
【0048】以上のように構成された本実施の形態2に
おける印字装置について、以下その動作を図を用いて説
明する。
【0049】図6(a)はインクフィルム供給軸3と共
に回転する磁気発生部3bの磁石体12a,12b,1
2cの位置を示す動作説明図であり、図6(b)は図6
(a)の状態から左回りに回転した時の磁石体12a,
12b,12cの位置を示す動作説明図である。
【0050】図6において、3bは磁気発生部、5はリ
ードスイッチ、5aは接点、12a,12b,12cは
磁石体であり、これらは図5において説明したものと同
様であるので同一の符号を付けて説明を省略する。
【0051】図6(a)に示す位置の場合、磁石体12
cによる磁力線は、リードスイッチ5の長手方向に対し
て平行になるため、リードスイッチ5の接点5aは閉
じ、通電する。インクフィルム供給軸3の回転により、
磁気発生部3bが図6(a)の状態から左回りに回転
し、図6(b)に示す位置の場合、磁石体12cによる
磁力線は、リードスイッチ5の長手方向に対して略直交
するため、リードスイッチ5の接点5aは開いたままで
あり断線している。このようにして、インクフィルム供
給軸3の回転に伴い、リードスイッチ5の接点は開閉す
る。なお、本実施の形態2においては、インクフィルム
供給軸3の1回転毎に、リードスイッチ5は開閉動作を
6回ずつ行う。
【0052】なお、制御部等による回転の計数動作につ
いては、実施の形態1と同様であるので説明を省略す
る。
【0053】以上のように本発明の実施の形態2におけ
る印字装置は構成されているので、実施の形態1の作用
に加え、実施の形態1よりも一個多い磁石体を配設して
いるが、磁極の数は2つ多くなるので、更にインクフィ
ルム供給軸3の回転の検出精度を向上させることができ
るという作用を有する。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の印字装置によれ
ば、以下のような有利な効果が得られる。
【0055】本発明の請求項1に記載の発明によれば、
以下のような効果を有する。
【0056】(1)磁石体がインクフィルム供給軸又は
インクフィルム巻き取り軸の回転軸を中心とする円軌跡
上に沿って複数配設されているので、各々の磁石体のN
極とS極による磁力が共に磁気発生部の外周に発生する
ように磁石体を効率良く配置し、従来に比べ、回転の検
知精度を維持したままで磁石体の数を半分にでき、製造
コストを低減することができる検知精度及び生産性に優
れた印字装置を提供することができる。
【0057】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
【0058】(1)複数の磁石体が、インクフィルム供
給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転軸を中心とす
る円軌跡上に等間隔に配設されているため、磁気発生部
の外周にN極とS極の磁力が均等に発生し、インクフィ
ルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転の検出
精度を向上させることができる印字装置を提供すること
ができる。
【0059】本発明の請求項3に記載の発明によれば、
請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有す
る。
【0060】(1)磁石体が、各々、隣り合う一の磁石
体のN極と他の磁石体S極が向い合うように配設され、
磁気発生部の周囲にN極とS極による磁気とが交互に発
生し、磁石数の2倍の磁極が形成されるため、インクフ
ィルム供給軸又はインクフィルム巻き取り軸の回転の検
出精度を向上させることができる印字装置を提供するこ
とができる。
【0061】本発明の請求項4に記載の発明によれば、
請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下の
ような効果を有する。
【0062】(1)構造が簡単なリードスイッチを信号
検出部として用いるため、生産性に優れる印字装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における印字装置の概略
構成図
【図2】図1のA−A線の矢視断面図
【図3】図2のB−B線の矢視断面図
【図4】(a)インクフィルム供給軸と共に回転する磁
気発生部の磁石体の位置を示す動作説明図(b)図4
(a)の状態から左回りに45°回転した時の磁石体の
位置を示す動作説明図
【図5】本発明の実施の形態2における印刷装置の磁気
発生部を示す要部矢視断面図
【図6】(a)インクフィルム供給軸と共に回転する磁
気発生部の磁石体の位置を示す動作説明図 (b)図6(a)の状態から左回りに回転した時の磁石
体の位置を示す動作説明図
【符号の説明】
1 印字装置 2 インクフィルム 3 インクフィルム供給軸 3a,3b 磁気発生部 4 供給軸支持部 5 リードスイッチ(信号検出部) 5a 接点 6 リードスイッチカバー部 7 サーマルヘッド 8 プラテンローラ 9 インクフィルム巻き取り軸 10 供給軸挿入部 11a,11b,12a,12b,12c 磁石体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗山 秀一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 廣田 達也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 勝間田 芳和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C068 NN01 NN20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクフィルムを用いて熱転写印字を行う
    印字装置であって、 前記インクフィルムが巻き付けられたインクフィルム供
    給軸と、 前記インクフィルムが巻き取られるインクフィルム巻き
    取り軸と、 前記インクフィルム供給軸又は前記インクフィルム巻き
    取り軸に配設された磁気発生部と、 前記磁気発生部に配設され、前記インクフィルム供給軸
    又は前記インクフィルム巻き取り軸の回転軸を中心とす
    る円軌跡に沿って配設された複数の磁石体と、 前記磁気発生部の近傍に配設され前記磁気発生部で発生
    する磁気を検出する信号検出部と、を備えたことを特徴
    とする印字装置。
  2. 【請求項2】前記複数の磁石体が、前記インクフィルム
    供給軸又は前記インクフィルム巻き取り軸の回転軸を中
    心とする円軌跡上に等間隔に配設されていることを特徴
    とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 【請求項3】前記磁石体が、各々、隣り合う一の磁石体
    のN極と他の磁石体S極が向い合うように配設されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 【請求項4】前記信号検出部が、リードスイッチである
    ことを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記
    載の印字装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7857533B2 (en) 2004-12-20 2010-12-28 Nisca Corporation Method of judgement of ink ribbon jamming

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