JP2003237154A - 印刷装置、搬送量補正用パターン、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法 - Google Patents

印刷装置、搬送量補正用パターン、コンピュータプログラム、コンピュータシステム、及び、印刷方法

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JP2003237154A
JP2003237154A JP2002045204A JP2002045204A JP2003237154A JP 2003237154 A JP2003237154 A JP 2003237154A JP 2002045204 A JP2002045204 A JP 2002045204A JP 2002045204 A JP2002045204 A JP 2002045204A JP 2003237154 A JP2003237154 A JP 2003237154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割された所定区間毎に、印刷シートの搬送
量の補正量を決定するための搬送量補正用パターンを印
刷できる印刷装置を実現する。 【解決手段】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周面
を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分割
した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定さ
れる印刷装置において、前記各仮想分割周面に対し、そ
れぞれ複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面毎に、
各補正量に対応させたパターンを印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置、搬送量
補正用パターン、コンピュータプログラム、コンピュー
タシステム、及び、印刷方法に関する。
【0002】
【背景技術】インクジェットプリンタ等の印刷装置は、
主走査方向に走査するキャリッジに設けられインクを吐
出する印刷ヘッドと、印刷シートを一定の搬送量で搬送
する搬送装置とを備え、印刷ヘッドの印刷動作に対応さ
せて、印刷シートを順次搬送し印刷する。このため、良
好な印刷が成されるためには、印刷シートが正確に搬送
されることが必要であり、その方法として、特開平11
−49399号公報には、印刷シートを搬送する搬送ロ
ーラの回転動作に伴い特定の周期で出現する搬送誤差を
測定し、前記周期を複数の区間に分割して各区間に対す
る搬送誤差の補正値を製造工程で設定し、その補正値に
より搬送量を補正して印刷シートを搬送する搬送装置を
備えた印刷装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、印刷シ
ートの搬送は、印刷装置の使用環境の相違、印刷シート
の厚さによる搬送ローラの変形量の相違、印刷シートの
種類による摩擦係数の相違等により異なるものであり、
製造工程において搬送誤差の補正値が設定されていたと
しても、ユーザの使用環境や、使用する印刷シートによ
っては、製造工程で設定された補正値が必ずしも適正で
あるとは限らず、印刷シートが適正に搬送されない場合
があるという課題があった。
【0004】このため、ユーザが搬送量を補正できるよ
うな構成とすることが望ましいが、上記のように印刷シ
ートの搬送に、搬送ローラの僅かな状態の変化を補正す
るほどの正確性が求められる場合には、より正確な補正
を行うために、分割する区間数を多くし、かつ、それぞ
れの区間に対して多くの補正値が設定できるようにする
ことが必要である。しかしながら、区間数や補正値の数
を多くすると、たとえユーザが搬送量の補正することが
可能であったとしても、補正量の適正値をユーザが決定
することは難しく、また、容易に決定できる決定手段が
提供されていなかった。
【0005】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、分割された所定区
間毎に、印刷シートの搬送量の補正量を決定するための
搬送量補正用パターンを印刷できる印刷装置、この印刷
装置によって印刷される搬送量補正用パターン、この印
刷装置に搬送量補正用パターンを印刷させる機能を実現
させるためのコンピュータプログラム、この印刷装置を
有するコンピュータシステム、及び、この印刷装置を用
いて搬送量補正用パターンを印刷する印刷方法を実現す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】主たる本発明は、印刷シ
ートを搬送する搬送ローラの周面を回転方向に沿って複
数の周面に仮想分割し、仮想分割した仮想分割周面毎に
搬送量を補正する補正量が設定される印刷装置におい
て、前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複数種類の補
正量を有し、該仮想分割周面毎に、各補正量に対応させ
たパターンを印刷することを特徴とする印刷装置であ
る。
【0007】本発明の他の特徴については、添付図面及
び以下の記載により明らかにする。
【0008】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書における発明の詳細な説明の項の記載により、
少なくとも次のことが明らかにされる。
【0009】印刷シートを搬送する搬送ローラの周面を
回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分割し
た仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定され
る印刷装置において、前記各仮想分割周面に対し、それ
ぞれ複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面毎に、各
補正量に対応させたパターンを印刷することを特徴とす
る印刷装置である。
【0010】このような印刷装置によれば、仮想分割し
た仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量を設定する
ために用いるパターンを、仮想分割周面毎に、各補正量
に対応させて印刷することが可能となる。
【0011】さらに、前記搬送ローラの所定の仮想分割
周面により印刷シートが搬送される前後に所定の構成パ
ターンを印刷して、当該仮想分割周面の補正量を決定す
るためのパターンを形成することが望ましい。
【0012】このような印刷装置によれば、印刷シート
が搬送される前後に印刷した所定の構成パターンによっ
て、当該仮想分割周面の補正量を把握することが可能と
なる。
【0013】さらに、前記それぞれの仮想分割周面の各
補正量に対応したパターンは、仮想分割周面毎に印刷シ
ートの搬送方向に列状をなし、それら各パターン列を前
記搬送方向と直交する方向に並べて1枚の印刷シートに
印刷することが望ましい。
【0014】このような印刷装置によれば、1枚の印刷
シートに各仮想分割周面の各補正量に対応したパターン
を印刷することが可能となる。
【0015】さらに、前記仮想分割周面毎に一の補正量
に対応させた複数のパターンは、先に形成されるパター
ンから順に印刷シートの先端側に形成することが望まし
い。
【0016】このような印刷装置によれば、印刷シート
の先端側から順次パターンが形成されていくので、送り
出した印刷シートを戻して印刷する必要がないため、短
時間で印刷することが可能となる。
【0017】さらに、前記仮想分割周面毎に一の補正量
に対応させたパターンを、前記搬送ローラが1回転する
間に、該搬送ローラの回転に対応させて順次形成してパ
ターン群となし、前記補正量を変更して、変更した補正
量に対応させた仮想分割周面毎に対応するパターン群を
順次形成することが望ましい。
【0018】このような印刷装置によれば、搬送ローラ
の回転に応じてパターンが形成される間に、補正値を変
更しないので、効率よく印刷することが可能となる。
【0019】さらに、前記印刷シートの搬送方向と直交
する方向に走査しつつ印刷する印刷ヘッドを有し、さら
に、前記パターン群の一つを構成し隣接する2つのパタ
ーンは、一方のパターンにおける搬送前に印刷される構
成パターンと、他方のパターンにおける搬送後に印刷さ
れる構成パターンとを、印刷ヘッドの同一走査時に印刷
することが望ましい。
【0020】このような印刷装置によれば、印刷ヘッド
の1回の走査によって2つの構成パターンを印刷するの
で、効率よく印刷することが可能となる。
【0021】さらに、前記印刷ヘッドは、前記印刷シー
トの搬送方向に並べられてインクを吐出する複数のノズ
ルを有し、前記パターンは前記ノズルの一部を使用して
形成され、前記所定の仮想分割周面により印刷シートが
搬送された後の印刷は、搬送される前の印刷より、印刷
シートの先端側に位置するノズルを使用することが望ま
しい。
【0022】このような印刷装置によれば、印刷シート
を搬送した後に、印刷シートを戻すことなく、搬送前に
印刷した位置に印刷することが可能となる。
【0023】さらに、前記各パターンの前記搬送方向の
長さは、該搬送量と、前記搬送ローラの仮想分割数との
積より短いことが望ましい。
【0024】このような印刷装置によれば、既に印刷し
終わったパターンの上に、新たなパターンを印刷するこ
とを防止することが可能となる。
【0025】さらに、前記構成パターンは、印刷シート
の搬送方向に等間隔を隔てられた複数のライン又は前記
搬送方向と直交する方向に並ぶドット列でなり、前記印
刷シートが搬送される前に印刷される構成パターンの前
記各ライン又は前記各ドット列の間を均等に分割する位
置を、搬送された後に印刷される構成パターンの理想印
刷位置とすることが望ましい。
【0026】このような印刷装置によれば、搬送された
後に印刷される構成パターンが理想印刷位置に印刷され
ると、形成されたパターンの濃度が濃く見えるため、形
成されたパターンの濃淡によって、容易に適正な補正量
を判断することが可能となる。
【0027】また、前記構成パターンは、印刷シートの
搬送方向に等間隔を隔てられた複数のライン又は前記搬
送方向と直交する方向に並ぶドット列でなり、前記印刷
シートが搬送される前に印刷される構成パターンの前記
各ライン又は前記各ドット列上に重なる位置を、搬送さ
れた後に印刷される構成パターンの理想印刷位置として
もよい。
【0028】このような印刷装置によれば、搬送された
後に印刷される構成パターンが理想印刷位置に印刷され
ると、形成されたパターンの濃度が薄く見えるため、形
成されたパターンの濃淡によって、容易に適正な補正量
を判断することが可能となる。
【0029】また、印刷シートを搬送する搬送ローラの
周面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想
分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設
定され、印刷シートの搬送方向に並べられインクを吐出
する複数のノズルを有する印刷ヘッドが前記印刷シート
の搬送方向と直交する方向に走査しつつ印刷する印刷装
置において、前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複数
種類の補正量を有し、前記搬送ローラの所定の仮想分割
周面により印刷シートが搬送される前後に所定の構成パ
ターンを印刷して形成される前記仮想分割周面毎に一の
補正量に対応させたパターンを、隣接する2つのパター
ンの一方における搬送前に印刷される構成パターンと、
他方における搬送後に印刷される構成パターンとを、印
刷ヘッドの同一走査時に印刷し、前記搬送ローラが1回
転する間に、該搬送ローラの回転に対応させて順次形成
してパターン群となし、前記補正量を変更して、変更し
た補正量に対応させた仮想分割周面毎に対応するパター
ン群を順次形成することにより、仮想分割周面毎に印刷
シートの搬送方向に列状をなし、それら各パターン列を
前記搬送方向と直交する方向に並べて1枚の印刷シート
に印刷した搬送量補正用パターンを印刷することを特徴
とする印刷装置である。
【0030】このような印刷装置によれば、仮想分割周
面毎に搬送量を補正する補正量の適正値を決定するため
の搬送量補正用パターンを1枚の印刷シートに印刷する
ことが可能となる。
【0031】また、印刷シートを搬送する搬送ローラの
周面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想
分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設
定される印刷装置により印刷される搬送量補正用パター
ンにおいて、前記印刷装置が、前記各仮想分割周面に対
し、それぞれ複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面
毎に、各補正量に対応させたパターンが印刷されている
ことを特徴とする搬送量補正用パターンも実現可能とな
る。
【0032】また、印刷シートを搬送する搬送ローラの
周面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想
分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する複数種類の
補正量をそれぞれ有し、該仮想分割周面毎に一の補正量
が設定される印刷装置に、前記仮想分割周面毎に、各補
正量に対応させたパターンを印刷させる機能を実現させ
るためのコンピュータプログラムも実現可能となる。
【0033】また、コンピュータ本体と、このコンピュ
ータ本体に接続される表示装置と、印刷シートを搬送す
る搬送ローラの周面を回転方向に沿って複数の周面に仮
想分割し、仮想分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正
する補正量が設定され、前記各仮想分割周面に対し、そ
れぞれ複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面毎に、
各補正量に対応させたパターンを印刷する印刷装置と、
を有することを特徴とするコンピュータシステムも実現
可能となる。
【0034】また、印刷シートを搬送する搬送ローラの
周面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想
分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設
定される印刷装置を用いて印刷する印刷方法おいて、前
記印刷装置が前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複数
種類の補正量を有しており、仮想分割周面毎に、各補正
量に対応させるステップと、対応させた仮想分割周面毎
の各補正量に基づくパターンを印刷するステップとを有
することを特徴とする印刷方法である。
【0035】このような印刷方法によれば、仮想分割し
た仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量を設定する
ために用いる、仮想分割周面毎に、各補正量に対応させ
たパターンを印刷することが可能となる。
【0036】===装置の全体構成例=== 図1は、本発明の一例としての印刷システムの構成を示
すブロック図である。この印刷システムは、コンピュー
タ90と、印刷装置の一例としてのカラーインクジェッ
トプリンタ20と、を備えている。なお、カラーインク
ジェットプリンタ20とコンピュータ90とを含む印刷
システムは、広義の「印刷装置」と呼ぶこともできる。
また、図示はしないが、上記コンピュータ90、上記カ
ラーインクジェットプリンタ20、CRT21や液晶表
示装置等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装
置、フレキシブルドライブ装置やCD−ROMドライブ
装置等のドライブ装置等から、コンピュータシステムが
構築されている。
【0037】コンピュータ90では、所定のオペレーテ
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラム9
5が動作している。オペレーティングシステムには、ビ
デオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれ
ており、アプリケーションプログラム95からは、これ
らのドライバを介して、カラーインクジェットプリンタ
20に転送するための印刷データPDが出力される。画
像のレタッチなどを行うアプリケーションプログラム9
5は、処理対象の画像に対して所望の処理を行い、ま
た、ビデオドライバ91を介してCRT21に画像を表
示している。
【0038】アプリケーションプログラム95が印刷命
令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ9
6が、画像データをアプリケーションプログラム95か
ら受け取り、これをカラーインクジェットプリンタ20
に供給する印刷データPDに変換する。プリンタドライ
バ96の内部には、解像度変換モジュール97と、色変
換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、
ラスタライザ100と、ユーザインターフェース表示モ
ジュール101と、UIプリンタインターフェースモジ
ュール102と、色変換ルックアップテーブルLUT
と、が備えられている。
【0039】解像度変換モジュール97は、アプリケー
ションプログラム95で形成されたカラー画像データの
解像度を、印刷解像度に変換する役割を果たす。こうし
て解像度変換された画像データは、まだRGBの3つの
色成分からなる画像情報である。色変換モジュール98
は、色変換ルックアップテーブルLUTを参照しつつ、
各画素毎に、RGB画像データを、カラーインクジェッ
トプリンタ20が利用可能な複数のインク色の多階調デ
ータに変換する。
【0040】色変換された多階調データは、例えば25
6階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール
99は、いわゆるハーフトーン処理を実行してハーフト
ーン画像データを生成する。このハーフトーン画像デー
タは、ラスタライザ100によりカラーインクジェット
プリンタ20に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最
終的な印刷データPDとして出力される。印刷データP
Dは、各主走査時のドットの形成状態を示すラスタデー
タと、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。
【0041】ユーザインターフェース表示モジュール1
01は、印刷に関係する種々のユーザインターフェース
ウィンドウを表示する機能と、それらのウィンドウ内に
おけるユーザの入力を受け取る機能とを有している。
【0042】UIプリンタインターフェースモジュール
102は、ユーザインターフェース(UI)とカラーイ
ンクジェットプリンタ間のインターフェースを取る機能
を有している。ユーザがユーザインターフェースにより
指示した命令を解釈して、カラーインクジェットプリン
タへ各種コマンドCOMを送信したり、逆に、カラーイ
ンクジェットプリンタから受信したコマンドCOMを解
釈して、ユーザインターフェースへ各種表示を行ったり
する。また、後述する搬送量補正用パターンを含むテス
トパターンに係るテストパターン印刷信号TPSをハー
ドディスク92から読み出して、カラーインクジェット
プリンタ20に供給する機能を有している。
【0043】なお、プリンタドライバ96は、各種コマ
ンドCOMを送受信する機能、印刷データPDやテスト
パターン印刷信号TPSをカラーインクジェットプリン
タ20に供給する機能等を実現する。プリンタドライバ
96の機能を実現するためのプログラムは、コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で供給され
る。このような記録媒体としては、フレキシブルディス
クやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、RO
Mカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号
が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(R
AMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、
コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用でき
る。また、このようなコンピュータプログラムを、イン
ターネットを介してコンピュータ90にダウンロードす
ることも可能である。
【0044】図2は、カラーインクジェットプリンタ2
0の主要な構成の一例を示す概略斜視図である。このカ
ラーインクジェットプリンタ20は、用紙スタッカ22
と、図示しないステップモータで駆動される紙搬送ロー
ラ24と、プラテン26と、キャリッジ28と、キャリ
ッジモータ30と、キャリッジモータ30によって駆動
される牽引ベルト32と、キャリッジ28のためのガイ
ドレール34とを備えている。また、キャリッジ28に
は、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36と、後に詳述
する反射型光学センサ29が搭載されている。
【0045】前記紙搬送ローラ24の周長は、搬送量補
正の便宜上、例えば1インチに設定され、紙搬送ローラ
24のシャフト端部には、紙搬送ローラ24の基準位置
となる特定の位置を検出する図示しない位置検出センサ
と、その基準位置からの回転位置(回転角度)を検出す
るエンコーダ35が設けられている。このエンコーダ3
5は、紙搬送ローラ24による最小紙搬送量の整数分の
一の精度で回転位置精度を検出することができるように
構成され、エンコーダ35の信号に基づいて、印刷シー
トが位置合わせがなされたり、紙搬送ローラ24の搬送
量が補正される。搬送量補正の詳細は後述する。
【0046】印刷シートPは、用紙スタッカ22から紙
搬送ローラ24によって巻き取られてプラテン26の表
面上を副走査方向へ送られる。キャリッジ28は、キャ
リッジモータ30により駆動される牽引ベルト32に牽
引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動
する。
【0047】なお、主走査方向とは、キャリッジ28が
ガイドレール34に沿って移動する往復の両方向を指
し、一方、副走査方向とは、プラテン26の表面上で印
刷シートPが送られる片方向のみを指し、主走査方向
は、副走査方向に垂直である。
【0048】また、印刷シートPをカラーインクジェッ
トプリンタ20へ供給するための給紙動作、印刷シート
Pをカラーインクジェットプリンタ20から排出させる
ための排紙動作も上記紙搬送ローラ24を用いて行われ
る。
【0049】===反射型光学センサの構成例=== 図3は、反射型光学センサ29の一例を説明するための
模式図である。反射型光学センサ29はキャリッジ28
に取り付けられ、例えば発光ダイオードから構成される
発光部38と例えばフォトトランジスタから構成される
受光部40を有している。発光部38から発した光、す
なわち入射光は印刷シートPにより反射され、その反射
光は受光部40で受光され、電気信号に変換される。そ
して、受光した反射光の強さに応じた受光センサの出力
値として、電気信号の大きさが測定される。
【0050】なお、上記においては、図に示されるよう
に、発光部38と受光部40は、一体となって反射型光
学センサ29という機器を構成することとしたが、発光
機器と受光機器のように各々別個の機器を構成してもよ
い。
【0051】また、上記においては、受光した反射光の
強さを得るために、反射光を電気信号に変換した後に電
気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定さ
れるものではなく、受光した反射光の強さに応じた受光
センサの出力値を測定することができればよい。
【0052】===カラーインクジェットプリンタの電
気的構成例=== 図4は、カラーインクジェットプリンタ20の電気的構
成の一例を示すブロック図である。このカラーインクジ
ェットプリンタ20は、コンピュータ90から供給され
た信号を受信するバッファメモリ50と、印刷データを
格納するイメージバッファ52と、カラーインクジェッ
トプリンタ20全体の動作を制御するシステムコントロ
ーラ54と、メインメモリ56と、EEPROM58と
を備えている。システムコントローラ54には、さら
に、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆動回路6
1と、紙搬送モータ31を駆動する副走査駆動回路62
と、印刷ヘッド36を駆動するヘッド駆動回路63と、
反射型光学センサ29の発光部38、受光部40を制御
する反射型光学センサ制御回路65と、が接続されてい
る。また、反射型光学センサ制御回路65は、受光部4
0により受光される反射光から変換される電気信号を測
定するための電気信号測定部66を備えている。
【0053】コンピュータ90から転送された印刷デー
タは、一旦、バッファメモリ50に蓄えられる。カラー
インクジェットプリンタ20内では、システムコントロ
ーラ54が、バッファメモリ50から印刷データの中か
ら必要な情報を読み取り、これに基づいて、主走査駆動
回路61、副走査駆動回路62、ヘッド駆動回路63に
対して制御信号を送る。
【0054】イメージバッファ52には、バッファメモ
リ50で受信された複数の色成分の印刷データが格納さ
れる。ヘッド駆動回路63は、システムコントローラ5
4からの制御信号に従って、イメージバッファ52から
各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッ
ド36に設けられた各色のノズルアレイを駆動する。
【0055】===印刷ヘッドのノズル配列例=== 図5は、印刷ヘッド36の下面におけるノズル配列を示
す説明図である。先ず、図5(a)に着目すると、この
印刷ヘッド36は、副走査方向SSに沿った一直線上に
それぞれ配列されたブラックノズル列とカラーノズル列
とを有している。
【0056】ブラックノズル列(白丸で示す)は、18
0個のノズル#1〜#180を有している。これらのノ
ズル#1〜#180は、副走査方向に沿って一定のノズ
ルピッチで配置されている。ここで、印刷ヘッド36の
サイズは、搬送量補正の便宜上、例えば前記紙搬送ロー
ラ24の周長に合わせて1インチに設定されている。即
ち、この印刷ヘッド36を使って、紙搬送量を1インチ
とするバンド送りによる印刷を行うと、180dpiの
画像が印刷される。
【0057】カラーノズル列は、イエロー用ノズルY
(白三角で示す)と、マゼンタ用ノズル群M(白四角で
示す)と、シアン用ノズル群C(白菱形で示す)とを、
各60個有し、ブラックノズル列と同じノズルピッチで
副走査位置に配置されている。
【0058】印刷時には、印刷ヘッド36はキャリッジ
28とともに主走査方向に一定速度で移動しつつ、各ノ
ズルからはインクが吐出される。但し、印刷方式によっ
ては、すべてのノズルが常に使用されるとは限らず、一
部のノズルのみが使用される場合もある。
【0059】===搬送量補正用パターンの概要=== 図6は搬送量補正パターンの一例を示している。
【0060】本実施形態では、図7に示すように紙搬送
ローラ24の周面を回転方向に沿って8つの周面〜
に、中心角が均等になるように仮想分割している。前述
したように、紙搬送ローラ24の周長は1インチに設定
されているので、各仮想分割周面により印刷シートは、
約1/8インチずつ搬送されることになる。また、各仮
想分割周面に対し、それぞれ9種類の補正量、即ち、補
正量0を基準として、最小補正単位の4倍の補正量まで
搬送量を増減させることが可能な補正量が設定されてい
る。ここで、最小補正単位とは、最小紙搬送量に等し
く、この最小紙搬送量は印刷装置によって1/1440
インチ、1/2880インチ等に設定される。
【0061】ここでは、各仮想分割周面の搬送量(約1
/8インチ)を補正する補正量を9種類の補正量の中か
らそれぞれ決定するために用いる搬送量補正用パターン
について説明する。
【0062】搬送量補正用パターンは、例えば、A4サ
イズの白色の用紙に印刷され、プリンタでは長手方向が
紙搬送方向となる。短手方向には、搬送ローラ24を仮
想分割した8つの仮想分割周面ごとに、9つのパターン
が長手方向に列をなして配置されたパターン列が8列に
並べられている。そして、8列の最も左側に配置された
パターン列は、搬送ローラ24の仮想分割周面に対応
し、最も右側に配置されたパターン列は、仮想分割周面
に対応して、それら各仮想分割周面の補正量を決定す
るためのパターンとなる。また、各パターン列は、用紙
の最も先端のパターンが(基準搬送量)+(−4×最小
紙搬送量)に対応し、先端側から順に基準搬送量に加え
られる補正量が、(−3×最小紙搬送量)、(−2×最
小紙搬送量) (3×最小紙搬送)、(4×最小紙搬送
量)となるように並べられている。
【0063】各パターンは、各仮想分割周面によって印
刷シートが搬送される前と、後とで構成パターンがそれ
ぞれ印刷されて形成されている。ここで、構成パターン
とは、前記印刷ヘッドの所定ノズルから吐出されたイン
クが、印刷ヘッドの走査によって形成する主走査方向に
並ぶドット列、または、ドットが繋がって形成されるラ
インであり、本実施形態では副走査方向に180dpi
のドット列が印刷される。このとき、構成パターンの副
走査方向のサイズは、各仮想分割周面によって印刷シー
トが搬送される搬送量より十分に大きく設定する。ここ
では、例えば各仮想分割周面の搬送量1/8インチの4
倍となる1/2インチを構成パターンの副走査方向のサ
イズとし、印刷に使用するノズルは印刷ヘッド36に設
けられたノズル列のうち半分とし、ブラックノズルのみ
を使用する。
【0064】そして、印刷シートが搬送された後で構成
パターンを印刷する際に使用するノズルは、印刷シート
が搬送される前に印刷する際に使用するノズルより、搬
送量だけ印刷シートの先端側に位置するノズルを使用す
る。例えば、印刷ヘッド36に設けられたノズルを、図
5(b)に示すように8つの領域a〜hに分け、そのう
ち印刷シートが搬送される前の印刷に使用するノズル
は、領域c〜fに配置されたαノズル群とし、搬送され
た後の印刷に使用するノズルは、領域b〜eに配置され
たβノズル群とする。このため、所定の仮想分割周面に
よって搬送された搬送量が正確であれば、印刷シートが
搬送される前に印刷された構成パターンのドットと、搬
送される前に印刷された構成パターンのドットとが重ね
られて印刷される。また、搬送量に誤差が生じていれ
ば、搬送される前後に印刷された構成パターンのドット
は、その誤差分だけずれた位置に印刷される。そして、
搬送される前後に印刷された構成パターンのドットとが
重なって印刷された場合には、下地の白色が多く残り、
パターンの濃度が低くなり、ドットがずれて印刷された
場合には、下地の白色が少なくなるためパターンの濃度
は高くなる。
【0065】即ち、特定の仮想分割周面に対応し、9個
のパターンからなるパターン列は、その仮想分割周面に
よる搬送量として、基準搬送量に9種類の補正量をそれ
ぞれ加えることにより、搬送量を僅かに違えて搬送した
際のパターンを網羅することになる。従って、9種類の
補正量のうち搬送誤差をうち消す補正量が加えられて搬
送された場合には、搬送される前後に印刷された構成パ
ターンのドットは重なり濃度の低いパターンが印刷さ
れ、その他のパターンは構成パターンがずれて濃度の高
いパターンが印刷される。よって、印刷された搬送量補
正用パターンの各パターン列から濃度の低いパターンを
形成する補正量をそれぞれ選択して、この補正量により
仮想分割周面の搬送量を補正することによって、印刷シ
ートの搬送精度を向上させることが可能となる。
【0066】各パターン列の中から濃度の低いパターン
を選択する方法としては、ユーザ等が目視で判断しても
よいし、印刷した搬送量補正用パターンをプリンタで給
紙して、前述した反射型光学センサ29によってパター
ンを走査し、受光センサの出力の最も大きいものを選択
するように設定してもよい。
【0067】===搬送量補正用パターンの印刷動作=
== 図8、図9を用いて、上記搬送量補正用パターンの印刷
動作の一実施形態について説明する。図8は、上記搬送
量補正用パターンを印刷する実施形態の一例を説明する
ためのフローチャートであり、図9は、搬送量補正用パ
ターンの印刷方法の概要を示す説明図である。
【0068】本実施形態では、ユーザが使用する印刷シ
ートを変更し、変更した印刷シートに適した補正量を設
定するために、搬送量補正用パターンを印刷する場合に
ついて説明する。
【0069】ユーザは、カラーインクジェットプリンタ
20に使用したい印刷シートをセットして、このカラー
インクジェットプリンタ20に接続されたコンピュータ
90から、搬送量補正用パターンを印刷する指令信号を
送信するための操作を行う。
【0070】カラーインクジェットプリンタ20は、コ
ンピュータ90からの印刷の指令信号とともに搬送量補
正用パターン印刷信号TPSを受信して印刷動作を開始
する。
【0071】カラーインクジェットプリンタ20は、搬
送量補正用パターン印刷信号TPSを受信すると、シス
テムコントローラ54内に設定された補正量更新カウン
タYに「1」がセットされ(S101)、紙搬送ローラ
24の各仮想分割周面〜の搬送量が、{(1/8)
+(−4×1/1440)}インチとなるように、紙搬
送モータ31を駆動する副走査駆動回路62に入力する
信号を設定する(S102)。前記補正量更新カウンタ
Yは、補正量が変更される度にカウントアップされるカ
ウンタである。
【0072】その後、紙搬送ローラ24を前記位置検出
センサによって、基準位置を検出し、エンコーダ35の
信号に基づいて、印刷シートPが所定の印刷位置に搬送
される(S103)。
【0073】印刷シートが印刷位置に到達すると、シス
テムコントローラ54内に設定された印刷カウンタXに
「1」がセットされる(S104)。この印刷カウンタ
Xは、キャリッジ28が1回走査して印刷されるたびに
カウントアップされるカウンタである。
【0074】印刷カウンタXに「1」がセットされる
と、キャリッジ28を図中右方向に走査しつつ印刷ヘッ
ド36の領域c〜fのαノズル群によって、図9(a)
に示すように、A領域に構成パターンを印刷する(S1
05)。構成パターンを印刷した後に、紙搬送モータ3
1により紙搬送ローラ24が駆動され、印刷シートが紙
搬送ローラ24の周面によって{(1/8)+(−4
×1/1440)}インチだけ搬送される(S10
6)。
【0075】紙搬送ローラ24の周面によって搬送さ
れた後、キャリッジ28を左方向に走査しつつ印刷ヘッ
ド36の領域c〜fのαノズル群によって、図9(b)
に示すように、B領域に構成パターンを印刷し、続いて
印刷ヘッド36の領域b〜eのβノズル群によって構成
パターンをA領域に印刷し、A領域のパターンを形成す
る(S107)。
【0076】A領域のパターンを形成した後、印刷カウ
ンタXを「2」にカウントアップする(S108)。印
刷カウンタXが、「8」より小さい値の場合には、印刷
シートの仮想分割周面による搬送と、構成パターンの印
刷とが繰り返される(S109)。従って、A領域のパ
ターンが形成されると、紙搬送ローラ24が駆動され、
印刷シートが紙搬送ローラ24の周面によって、
{(1/8)+(−4×1/1440)}インチだけ搬
送される(S106)。
【0077】紙搬送ローラ24の周面によって搬送さ
れた後、キャリッジ28を右方向に走査しつつ印刷ヘッ
ド36の領域b〜eのβノズル群によって、図9(c)
に示すように、B領域に構成パターンを印刷してパター
ンを形成し、続いて印刷ヘッド36の領域c〜fのαノ
ズル群によってC領域に構成パターンを印刷する(S1
07)。このように、印刷カウンタXが「8」になるま
で、印刷シートの仮想分割周面による搬送と印刷とが繰
り返され、A領域〜G領域のパターンが形成され、H領
域には構成パターンが印刷された状態になる。
【0078】印刷カウンタXが「8」になると、紙搬送
ローラ24が駆動され、印刷シートが紙搬送ローラ24
の周面によって、{(1/8)+(−4×1/144
0)}インチだけ搬送される(S110)。紙搬送ロー
ラ24の周面によって搬送された後、キャリッジ28
を走査しつつ印刷ヘッド36の領域b〜eのβノズル群
によって、H領域に構成パターンを印刷してH領域のパ
ターンを形成され、紙搬送ローラ24が一回転し、全仮
想分割周面〜をそれぞれ{(1/8)+(−4×1
/1440)}インチだけ搬送した際の8つのパターン
でなる第1パターン群(図6)が形成される。
【0079】紙搬送ローラ24が一回転すると、補正量
更新カウンタYが確認され(S112)、補正量更新カ
ウンタYが「9」より小さい場合には、補正量更新カウ
ンタYをカウントアップする(S113)。さらに、搬
送ローラ24の各仮想分割周面〜の搬送量が、
{(1/8)+(−3×1/1440)}インチとなる
ように、紙搬送モータ31を駆動する副走査駆動回路6
2に入力する信号を設定するとともに(S102)、エ
ンコーダ35の信号に基づいて、印刷シートを所定の印
刷位置に搬送して(S103)、補正量を含む紙搬送に
よって生じた搬送誤差を取り除く。その後、前記第1パ
ターン群と同様に、全仮想分割周面〜により搬送し
た後に、構成パターンを印刷してパターンを形成し、
{(1/8)+(−3×1/1440)}インチインチ
だけ搬送した際の8つのパターンでなる第2パターン群
(図6)が形成する。
【0080】以降、補正量更新カウンタYが「9」にな
ったことが確認されるまで、補正量の設定変更と、パタ
ーン群の形成とが繰り返されて9個のパターン群が形成
されることにより、搬送量補正用パターンが印刷され
る。
【0081】本実施形態では、キャリッジ28の左右方
向の走査時にいずれも印刷する例を示したが、一方向の
走査時のみに印刷してもよい。また、走査距離を短くす
るために、キャリッジ28を各走査における印刷終了時
の位置から、次の走査における印刷開始位置に移動させ
ると、搬送量補正用パターンを印刷するために要する時
間を短縮することが可能となる。
【0082】本実施形態では、印刷シートの搬送前後に
印刷する構成パターンを重ねるように印刷してパターン
を形成する例を示したが、搬送前に印刷する構成パター
ンの各ドット列間を均等に分割する位置を、搬送後に印
刷する構成パターンの各ドット列の理想印刷位置として
もよい。この場合には、印刷ヘッドとして、例えば、副
走査方向に配置され等ピッチでノズルが設けられたブラ
ックノズル列を有し、一方のノズルの位置が、他方のノ
ズルの位置に対して、ノズルピッチの半分だけ副走査方
向にずれた位置に設けられている印刷ヘッドを用いるこ
とが望ましい。そして、搬送前に印刷する構成パターン
と、搬送後に印刷する構成パターンとを、異なるノズル
列を用いて印刷することにより実現することが可能とな
る。このときには、所定の仮想分割周面によって搬送さ
れた搬送量が正確であれば、パターンの濃度は高くな
り、搬送量に誤差が生じていれば、パターンの濃度が低
くなる。
【0083】===その他の実施の形態=== 以上、一実施の形態に基づき本発明に係る印刷装置等を
説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明
の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定す
るものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することな
く、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物
が含まれることはもちろんである。
【0084】前述の実施形態に係るプリンタ本体と該プ
リンタ本体に取り外し可能に装着された被印刷体ユニッ
トを有するプリンタ、コンピュータ本体、CRT等の表
示装置、マウスやキーボード等の入力装置、フレキシブ
ルドライブ装置、及び、CD−ROMドライブ装置を備
えたコンピュータシステムも実現可能であり、このよう
にして実現されたコンピュータシステムは、システム全
体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
【0085】前述の実施形態に係るプリンタ本体と該プ
リンタ本体に取り外し可能に装着された被印刷体ユニッ
トを有するプリンタに、コンピュータ本体、表示装置、
入力装置、フレキシブルディスクドライブ装置、及び、
CD−ROMドライブ装置がそれぞれ有する機能又は機
構の一部を持たせてもよい。例えば、プリンタが、画像
処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及
び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記
録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱
部を有する構成としてもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明によれば、分割された所定区間毎
に、印刷シートの搬送量の補正量を決定するための搬送
量補正用パターンを印刷できる印刷装置、この印刷装置
によって印刷される搬送量補正用パターン、この印刷装
置に搬送量補正用パターンを印刷させる機能を実現させ
るためのコンピュータプログラム、この印刷装置を有す
るコンピュータシステム、及び、この印刷装置を用いて
搬送量補正用パターンを印刷する印刷方法を実現するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例としての印刷システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】カラーインクジェットプリンタ20の主要な構
成の一例を示す概略斜視図である。
【図3】反射型光学センサ29の一例を説明するための
模式図である。
【図4】カラーインクジェットプリンタ20の電気的構
成の一例を示すブロック図である。
【図5】印刷ヘッド36の下面におけるノズル配列を示
す説明図である。
【図6】搬送量補正パターンの一例を示す説明図であ
る。
【図7】紙搬送ローラ24の仮想分割例を示す説明図で
ある。
【図8】本実施形態の搬送量補正用パターンの印刷動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】搬送量補正用パターンの印刷方法の概要を示す
説明図である。
【符号の説明】
20 カラーインクジェットプリンタ 21 CRT 22 用紙スタッカ 24 紙搬送ロ
ーラ 26 プラテン 28 キャリッ
ジ 29 反射型光学センサ 30 キャリッ
ジモータ 31 紙搬送モータ 32 牽引ベル
ト 34 ガイドレール 35 エンコー
ダ 36 印刷ヘッド 38 発光部 40 受光部 50 バッファ
メモリ 52 イメージバッファ 54 システム
コントローラ 56 メインメモリ 58 EEPR
OM 61 主走査駆動回路 62 副走査駆
動回路 63 ヘッド駆動回路 65 反射型光
学センサ制御回路 66 電気信号測定部 90 コンピュ
ータ 91 ビデオドライバ 92 ハードデ
ィスク 95 アプリケーションプログラム 96 プリンタ
ドライバ 97 解像度変換モジュール 98 色変換モ
ジュール 99 ハーフトーンモジュール 100 ラスタラ
イザ 101 ユーザインターフェース表示モジュール 102 UIプリンタインターフェースモジュール

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周面
    を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分割
    した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定さ
    れる印刷装置において、 前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複数種類の補正量
    を有し、該仮想分割周面毎に、各補正量に対応させたパ
    ターンを印刷することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置において、 前記搬送ローラの所定の仮想分割周面により印刷シート
    が搬送される前後に所定の構成パターンを印刷して、当
    該仮想分割周面の補正量を決定するためのパターンを形
    成することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置
    において、 前記それぞれの仮想分割周面の各補正量に対応したパタ
    ーンは、仮想分割周面毎に印刷シートの搬送方向に列状
    をなし、それら各パターン列を前記搬送方向と直交する
    方向に並べて1枚の印刷シートに印刷することを特徴と
    する印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の印刷装置
    において、 前記仮想分割周面毎に一の補正量に対応させた複数のパ
    ターンは、先に形成されるパターンから順に印刷シート
    の先端側に形成することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の印刷装置において、 前記仮想分割周面毎に一の補正量に対応させたパターン
    を、前記搬送ローラが1回転する間に、該搬送ローラの
    回転に対応させて順次形成してパターン群となし、前記
    補正量を変更して、変更した補正量に対応させた仮想分
    割周面毎に対応するパターン群を順次形成することを特
    徴とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の印刷装置において、 前記印刷シートの搬送方向と直交する方向に走査しつつ
    印刷する印刷ヘッドを有し、 前記パターン群の一つを構成し隣接する2つのパターン
    は、一方のパターンにおける搬送前に印刷される構成パ
    ターンと、他方のパターンにおける搬送後に印刷される
    構成パターンとを、印刷ヘッドの同一走査時に印刷する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の印刷装置において、 前記印刷ヘッドは、前記印刷シートの搬送方向に並べら
    れてインクを吐出する複数のノズルを有し、前記パター
    ンは前記ノズルの一部を使用して形成され、前記所定の
    仮想分割周面により印刷シートが搬送された後の印刷
    は、搬送される前の印刷より、印刷シートの先端側に位
    置するノズルを使用することを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の印刷装置において、 前記各パターンの前記搬送方向の長さは、該搬送量と、
    前記搬送ローラの仮想分割数との積より短いことを特徴
    とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載
    の印刷装置において、 前記構成パターンは、印刷シートの搬送方向に等間隔を
    隔てられた複数のライン又は前記搬送方向と直交する方
    向に並ぶドット列でなり、前記印刷シートが搬送される
    前に印刷される構成パターンの前記各ライン又は前記各
    ドット列の間を均等に分割する位置を、搬送された後に
    印刷される構成パターンの理想印刷位置とすることを特
    徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至請求項8のいずれかに記
    載の印刷装置において、 前記構成パターンは、印刷シートの搬送方向に等間隔を
    隔てられた複数のライン又は前記搬送方向と直交する方
    向に並ぶドット列でなり、前記印刷シートが搬送される
    前に印刷される構成パターンの前記各ライン又は前記各
    ドット列上に重なる位置を、搬送された後に印刷される
    構成パターンの理想印刷位置とすることを特徴とする印
    刷装置。
  11. 【請求項11】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周
    面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分
    割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定
    され、印刷シートの搬送方向に並べられインクを吐出す
    る複数のノズルを有する印刷ヘッドが前記印刷シートの
    搬送方向と直交する方向に走査しつつ印刷する印刷装置
    において、 前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複数種類の補正量
    を有し、前記搬送ローラの所定の仮想分割周面により印
    刷シートが搬送される前後に所定の構成パターンを印刷
    して形成される前記仮想分割周面毎に一の補正量に対応
    させたパターンを、隣接する2つのパターンの一方にお
    ける搬送前に印刷される構成パターンと、他方における
    搬送後に印刷される構成パターンとを、印刷ヘッドの同
    一走査時に印刷し、前記搬送ローラが1回転する間に、
    該搬送ローラの回転に対応させて順次形成してパターン
    群となし、前記補正量を変更して、変更した補正量に対
    応させた仮想分割周面毎に対応するパターン群を順次形
    成することにより、仮想分割周面毎に印刷シートの搬送
    方向に列状をなし、それら各パターン列を前記搬送方向
    と直交する方向に並べて1枚の印刷シートに印刷した搬
    送量補正用パターンを印刷することを特徴とする印刷装
    置。
  12. 【請求項12】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周
    面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分
    割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定
    される印刷装置により印刷される搬送量補正用パターン
    において、 前記印刷装置が、前記各仮想分割周面に対し、それぞれ
    複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面毎に、各補正
    量に対応させたパターンが印刷されていることを特徴と
    する搬送量補正用パターン。
  13. 【請求項13】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周
    面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分
    割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する複数種類の補
    正量をそれぞれ有し、該仮想分割周面毎に一の補正量が
    設定される印刷装置に、前記仮想分割周面毎に、各補正
    量に対応させたパターンを印刷させる機能を実現させる
    ためのコンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータ本体と、このコンピュー
    タ本体に接続される表示装置と、印刷シートを搬送する
    搬送ローラの周面を回転方向に沿って複数の周面に仮想
    分割し、仮想分割した仮想分割周面毎に搬送量を補正す
    る補正量が設定され、前記各仮想分割周面に対し、それ
    ぞれ複数種類の補正量を有し、該仮想分割周面毎に、各
    補正量に対応させたパターンを印刷する印刷装置と、を
    有することを特徴とするコンピュータシステム。
  15. 【請求項15】 印刷シートを搬送する搬送ローラの周
    面を回転方向に沿って複数の周面に仮想分割し、仮想分
    割した仮想分割周面毎に搬送量を補正する補正量が設定
    される印刷装置を用いて印刷する印刷方法おいて、 前記印刷装置が前記各仮想分割周面に対し、それぞれ複
    数種類の補正量を有しており、仮想分割周面毎に、各補
    正量に対応させるステップと、対応させた仮想分割周面
    毎の各補正量に基づくパターンを印刷するステップとを
    有することを特徴とする印刷方法。
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