JP2003234831A - 通報処理装置 - Google Patents

通報処理装置

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JP2003234831A
JP2003234831A JP2002031064A JP2002031064A JP2003234831A JP 2003234831 A JP2003234831 A JP 2003234831A JP 2002031064 A JP2002031064 A JP 2002031064A JP 2002031064 A JP2002031064 A JP 2002031064A JP 2003234831 A JP2003234831 A JP 2003234831A
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JP2002031064A
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Inventor
Atsuhiro Hashimoto
淳広 橋本
Takashi Kadoma
敬 門間
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数処理を相互干渉すること無く実施する通
話処理装置を提供する。 【解決手段】 互いに独立した演算処理を行うことがで
きる第1演算処理部および第2演算処理部を備え、第1
演算処理部が、外部の電話回線から電話通報の着信があ
ることを表示部の表示画面の一部に割り当てられた第1
表示領域に表示して通知する着信通知処理、および第1
表示領域に表示された第1入力項目に対して行われる入
力に従って顧客との間で電話回線の接続を確立する回線
接続処理とを実行し、第2演算処理部が、表示部の表示
画面の一部に割り当てられた第2表示領域に表示された
第2入力項目に対して行われる、電話通報の内容に基づ
く顧客情報の入力の受付処理を実行し、第1表示領域お
よび第2表示領域が互いに重畳せずに表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客からの通報を
受信して電話通報を受け付ける通報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、顧客からの電話に応対するために
複数台の受付端末が設けられたサービスセンタが構築さ
れている。サービスセンタの内部においては、実際に顧
客と電話で会話を行う受付者がおり、その受付者が電話
回線に接続された上記受付端末を使用して、顧客と会話
を行うと共に、通報内容を受付端末に入力して保存す
る。複数の顧客がサービスセンタへ電話を掛けた場合で
あっても、顧客からの電話は複数の受付端末の内の何れ
かの内部回線と接続されるため、顧客と受付者との間の
通話を確実に行うことができる。
【0003】また、受付者が使用する受付端末は、上述
したような通話機能だけでなく、その通話内容に基づく
顧客情報の入力を受け付ける情報処理端末としての機能
を共に兼ね備えている。従って、受付端末を使用中に顧
客情報の入力受付の処理要求と、通話に関する処理要求
とが同時に発生することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の受
付端末では、受付端末が備える1つの演算処理装置を使
用して上述の2つの処理要求に応じる必要があるため、
例えば、入力受付処理を実行中に電話の着信があった場
合には、電話の着信を受付者に通知するための表示処理
に関する演算処理の負荷が上昇し、入力受付処理の処理
能力が一時的に低下するという問題、またはその入力受
付処理自体が強制的に中断されるという問題があった。
また、表示画面に表示されているウィンドウ(電話着信
が通知されるウィンドウおよび顧客情報の入力受付が行
われるウィンドウ)の内の1つのウィンドウだけがアク
ティブ(受付者による入力処理が可能な状態)になるた
め、1つのウィンドウに対して入力処理を行っている途
中に、他方のウィンドウに対するイベントが発生した場
合には、アクティブなウィンドウの切り換えが、受付端
末の使用者の意志と関係なく行われるという問題もあ
る。
【0005】ここで、上記サービスセンタが、ガス事業
者、電気事業者、水道事業者などに設置されている場
合、顧客からの通報が安全性に関する通報である可能性
があるため、顧客からの通報を迅速に受け付けて、且つ
通報内容に基づく顧客情報を迅速に、且つ正確に入力処
理することが要求される。しかし、上述したように従来
の受付端末では、演算処理能力の低下や、演算処理が中
断されるといった問題が発生するため、上述した迅速性
が達成できないという問題が存在する。また、演算処理
自体が強制的に中断された場合、顧客からの通報内容に
基づく顧客情報を正確に入力処理できず、その顧客情報
に応じた顧客へのアフターサービスの実施に不都合が生
じる可能性もある。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、複数の演算処理が互いに干渉さ
れること無しに実施される通話処理装置を提供する点に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る通報処理装置の第一の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、互いに独立し
た演算処理を行うことができる第1演算処理部および第
2演算処理部と、表示部とを備えてなり、前記第1演算
処理部が、外部の電話回線から電話通報の着信があるこ
とを、前記表示部の表示画面の一部に割り当てられた第
1表示領域に表示して通知する着信通知処理、および前
記第1表示領域に表示された第1入力項目に対して行わ
れる入力に従って、顧客との間で電話回線の接続を確立
する回線接続処理を実行し、前記第2演算処理部が、前
記表示部の表示画面の一部に割り当てられた第2表示領
域に表示された第2入力項目に対して行われる、前記電
話通報の内容に基づく顧客情報の入力の受付処理を実行
し、前記第1表示領域および前記第2表示領域が互いに
重畳せずに表示される点にある。
【0008】上記課題を解決するための本発明に係る通
報処理装置の第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構成に加えて、
顧客からの電話通報を受信した電話交換機から前記第1
演算処理部へ前記電話通報に関する属性情報が通知され
る場合、前記第1演算処理部が、前記属性情報の少なく
とも一部を前記第1表示領域に表示する点にある。
【0009】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る通報処理装置の第一の特徴構成によれば、第1演
算処理部と第2演算処理部とが互いに独立した演算処理
を行うことができるので、第1演算処理部によって実行
される着信通知処理および回線接続処理、並びに第2演
算処理部によって実行される受付処理が、互いに干渉す
ることなしに達成される。また、表示部に対する表示制
御についても第1演算処理部と第2演算処理部とでそれ
ぞれ独立して行うことができ、且つ第1表示領域と第2
表示領域とが互いに重畳せずに表示されるので、どちら
の表示領域がアクティブかという問題を意識すること無
しに、第1表示領域および第2表示領域のそれぞれに表
示された項目に対して確実な入力操作を行うことができ
る。
【0010】本発明に係る通報処理装置の第二の特徴構
成によれば、顧客からの電話通報を受信した通報受信装
置において取得された属性情報が第1表示領域に表示さ
れるので、通報受付者は、第1表示領域に表示された属
性情報を考慮しながら第2表示領域に対して入力の受付
処理を独立して行うことができる通報処理装置が提供さ
れる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明に係
る通報処理装置について説明する。例として、ガス事業
者側に設置され、一般消費者、消防署、警察署などの顧
客から、ガス漏れの通報、ガス機器の故障や事故に関す
る通報、その他の連絡や苦情などの電話通報を受け付け
るサービスセンタ(保安指令センタ)内に設けられた通
報処理装置に関して説明するが、電気事業者、水道事業
者などの他の組織に設置されたサービスセンタであって
も同様である。
【0012】図1および図2に例示する通報処理装置1
0は、第1演算処理部1と、第2演算処理部3と、表示
部6とを備え、更に、第1演算処理部1で取り扱われる
情報を格納する第1記憶部2と、入力手段5を介して入
力された情報や第1演算処理部1から伝達された情報等
の第2演算処理部3で取り扱われる情報を格納する第2
記憶部4とを備える。また、通報処理装置10が、図2
に示すように複数の通報処理装置10が通信ネットワー
ク16に接続されたコンピュータネットワークに属する
場合には、他の通報処理装置10、地図データベースサ
ーバ14、および顧客情報データベースサーバ15から
入力された情報が第2記憶部4に格納されることもあ
る。
【0013】図2に示すのは、一般的なコンピュータ装
置を用いて構成された通報処理装置10の例である。図
示するように、通報処理装置10はコンピュータ本体7
と、表示部6と、キーボード5a、マウス5b、ペンタ
ブレット5cなどの入力手段5と、ハンズフリー型の電
話送受話器9とを備えて構成される。従って、顧客との
間の電話回線の接続が確立された場合、通報受付者は電
話送受話器9を使用して顧客と会話を行って通報内容を
聞き取り、その通報内容に基づく通報案件情報を、図3
に例示する表示部6の受付案件入力画面(第2表示領域
21)(必要な入力項目が空欄になっているもので、従
来の紙の受付票に代わるもの)に上記入力手段5を使用
して入力することができる。受け付けた通報案件情報は
第2記憶部4に格納することができる。また、通報処理
装置10は、上記表示部6とは別に、図面データの表示
用である地図表示部(モニタ)8を備え、後述する住宅
地図やガス導管配管図等の地図データが表示されるよう
に構成することもできる。
【0014】また、サービスセンタに設置された複数の
通報処理装置10は通信ネットワーク16で接続され、
それぞれの通報処理装置10が互いにアクセス可能に構
成することもできる。同時に、通信ネットワーク16に
は顧客情報を格納し、管理する顧客情報データベースサ
ーバ15と、行政区画等を表す広域図、住宅地図、配管
地図などの様々な地図データを格納し、管理する地図デ
ータベースサーバ14とが各通信処理装置10から通信
ネットワーク16を介してアクセス可能であるように接
続されている。
【0015】通報処理装置10の第1演算処理部1は、
コンピュータ本体7に装着されたモデムなどを有する電
話ボードで構成される。また、第1記憶部2は、その電
話ボード上に設けられたメモリによって実現可能であ
る。第1演算処理部1の役割は、電話交換機11を介し
て顧客からの電話通報があった場合、表示部6に電話通
報が存在することを通報受付者が認識可能であるように
表示して通知する着信通知処理と、外部の顧客との間で
電話回線の接続を確立する回線接続処理とを実行する点
にある。第2演算処理部3の役割は、顧客からの電話通
報の内容に基づいてキーボード5a、マウス5b、ペン
タブレット5cなどの入力手段5を使用して入力された
通報案件情報の入力受付処理を実行する点にある。
【0016】また、通報処理装置10の第2演算処理部
3は、後述するように、通信ネットワーク16を介して
接続された顧客情報データベースサーバ15にアクセス
し、第1演算処理部1を介して電話交換機11から通知
された顧客の発信者電話番号(通報に関する属性情報)
を顧客情報データベースサーバ15において検索するこ
とで、通報を行った顧客の住所、電話番号などの顧客情
報を検索することもでき、更に、それらの情報を第2記
憶部4に格納することもできる。
【0017】従って、第2記憶部4は、通報に関する属
性情報、顧客からの通報内容に基づいて入力された通報
案件情報、上記属性情報に基づいて顧客情報データベー
ス15から取得された顧客情報などを記録することがで
きる。また、通報内容に基づいて何らかの対応策がとら
れた場合には、その対応情報についても記録される。そ
の結果、第2記憶部4は、受け付けた電話通報に関する
あらゆる情報を検索可能に格納したデータベースを構成
することができる。
【0018】地図データベースサーバ14は、サービス
センタの担当地区をカバーする行政区画等を表す広域図
と住宅地図の各地図データを格納し、管理するものであ
る。また、ガス漏洩やガス供給不良通報の受け付け時に
必要な配管図(高圧管、中圧管、ねずみ鋳鉄管、ガバナ
等)や、他の埋設物等のデータを検索可能に格納してい
る。尚、住宅地図と配管図は同じ絶対座標等の位置情報
同士が重ね合わされた2層構造をしており、2層同時に
検索したり、何れか一方だけを検索することも可能であ
る。各地図データを別々に管理する2層構造を採用した
ことにより、住宅地図と配管図のデータメンテナンス
(地図データの更新など)を独立して行うことができ
る。特に、住宅地図については、外部の住宅地図業者が
作製した最新データに逐次更新することで、情報確度を
維持することができる。
【0019】次に、顧客から公衆電話回線12を介して
電話通報があった場合に行われる処理手順について図面
を参照して説明する。図1に例示する通報処理装置10
では、顧客からの電話通報が公衆電話回線12を介して
電話交換機11において受信される。サービスセンタ
が、公衆電話回線12を受信するための複数の異なる電
話番号を持っている場合には、顧客毎または電話通報の
案件毎に別々の電話番号を指定しておくことで、受信さ
れた電話通報の種別を容易に識別することができる。
【0020】例えば、サービスセンタが4つの電話番号
を持っている場合、第1の電話番号を一般消費者に対す
るガス漏れ通報用に割り当て、第2の電話番号を一般消
費者用に対するガス機器の故障通報用に割り当て、第3
の電話番号を消防署からの通報用に割り当て、第4の電
話番号を警察署からの通報用に割り当て、各顧客に対し
てはそれぞれの電話番号を通知しておくことで、サービ
スセンタに電話通報の着信があった時点で、着信があっ
た電話番号を識別してその電話通報の種別(電話通報の
属性情報)を判定することができる。尚、サービスセン
タが複数の電話番号を持っている場合には、それぞれの
電話番号毎に電話交換機11が設置される。
【0021】また、電話交換機11或いは通報処理装置
10の第1演算処理部1は、CTI(Computer
Telephony Integration)技術
を利用して、通報者の発信者電話番号を認識可能な発信
者番号認識機能を備えて構成される。具体的には、公衆
電話回線12から電話着信があった際に送信されてくる
発信者電話番号を受信するための専用ハードウェアとア
プリケーションソフトウェアを備えて構成される。
【0022】従って、電話交換機11において顧客から
の電話通報が受信された場合、電話交換機11は自身に
割り当てられた電話番号の種別と、電話交換機11が発
信者番号認識機能を有している場合には電話交換機11
が電話通報を受信した際に取得可能である顧客の発信者
電話番号と、を電話通報の属性情報として各通報処理装
置10の第1演算処理部1に送信し、外部の顧客から電
話通報があることを通知する。また、通報処理装置10
の第1演算処理部1が発信者番号認識機能を有している
場合には、顧客の発信者電話番号は上記第1演算処理部
1において取得される。以上のように、外部の顧客から
の電話通報の存在が属性情報として通知された場合、そ
の属性情報の少なくとも一部が表示部6の第1表示領域
20に表示されることで、通報受付者に対して電話通報
の存在が知らされる。同時に、その属性情報が第1記憶
部2に格納される。
【0023】図3に例示するのは表示部6の表示画面例
である。表示部6の表示画面領域においては、通知処理
と回線接続処理とを実行するために必要な項目(第1入
力項目)が表示される第1表示領域20と、入力受付処
理を実行するために必要な項目(第2入力項目)が表示
される第2表示領域21とがそれぞれ割り当てられ、第
1表示領域20と第2表示領域21とが同一の表示画面
上に互いに重畳せずに表示される。
【0024】第1表示領域20には、図示するように
「ガス漏A」、「ガス漏B」、「C県警」、「D消
防」、「着信あり」などボタン(第1入力項目)が表示
されている。顧客から電話通報があった場合、上述した
ように電話通報の属性情報として顧客がどの電話回線に
電話を掛けてきたのかは、対応する何れかのボタンを反
転表示させることで通報受付者に通知される。例えば、
ガス漏れ通報用の電話番号に顧客から電話が掛かってき
た場合は、「ガス漏A」または「ガス漏B」のボタンが
反転表示される。また、所轄の警察(C県警)に対して
伝達されている電話番号に電話通報があった場合は、
「C県警」のボタンが反転表示される。そして、通報処
理装置10の操作者が反転表示されているボタンを選択
入力した場合、顧客との間で電話回線の接続が確立され
る。
【0025】従って、電話回線の接続が確立された場
合、第1演算処理部1を介して電話交換機11から通知
された顧客の発信者電話番号(通報に関する属性情報)
を取得した第2演算処理部3は、電話交換機11に対す
る外線電話着信時に取得された通報者の発信者電話番号
に基づいて顧客情報データベースサーバ15において顧
客検索を実行し、検索された顧客情報(通報を行った顧
客の住所、電話番号など)を読み出し、第2記憶部4に
格納すると共に表示部6に表示する自動顧客検索機能を
備えている。その結果、第2表示領域に表示された入力
項目の内の幾つかが自動的に入力済みとなる。
【0026】尚、自動顧客検索機能は手動で起動するこ
とも可能であり、その場合には、図3に例示した第2表
示領域21に表示された「顧客検索」ボタン22が通報
受付者によって選択入力された場合に、顧客検索が実行
されるように構成することもできる。その場合には、電
話回線の接続が確立されると同時に自動的に第2演算処
理部3が作動する(顧客検索が実行される)のではない
ため、第2演算処理部3の演算処理の振り分けが自在に
行われ、現時点では不要な複数の演算処理が並行して行
われるようなこともない。
【0027】電話回線の接続が確立された場合、電話通
報に関するその他の属性情報が第2記憶部4に格納され
る。電話通報に関するその他の属性情報としては、上述
した他に、電話回線の接続が確立された時の日時や、電
話回線の接続が確立された端末(通信処理装置)を識別
するための自内線番号などがある。従って、受信した発
信者電話番号、どの電話回線(ガス漏れ用、警察用、消
防用など)に着信があったのか、応対日時(電話回線の
接続が確立された日時)、応対端末(電話回線の接続が
確立された端末)などの属性情報を第2記憶部4に格納
しておけば、「どの時期(時間帯)にどのような故障・
事故がどれくらい発生するのか」といった統計をとる際
に利用することもできる。
【0028】尚、電話通報が着信した電話回線が表示領
域20中に具体的にボタン表示されていない電話回線で
ある場合には、「着信あり」ボタン26が表示される。
この「着信あり」ボタン26が選択入力された場合に
は、図4に例示するサブ画面が新たに表示される(「サ
ブ画面」ボタン25を選択入力することでも表示させる
ことができる)。サブ画面には、第1表示領域20に表
示されていたボタンに加えて、その他の「ガス漏C」、
「G消防」などの第1表示領域には表示されていなかっ
たボタンも表示されているので、サブ画面を表示させ、
反転表示された所定のボタンを選択入力することで、外
部電話回線との接続を確立することもできる。また、
「切断」ボタン27を選択入力することで、電話回線の
接続を切断することができる。
【0029】通報処理装置10の第2演算処理部3は、
通報者の顧客情報を認識した後に、地図データベースサ
ーバ14に対して、その顧客情報又は検索された受付情
報に含まれる顧客座標を中心とする、或いは、包含する
所定範囲の住宅地図データと配管図の転送を要求し、そ
の住宅地図データと配管図データを受信し、指定された
縮尺の顧客所在地周辺の地図を図面系データの表示用の
地図表示部8に表示する自動地図表示機能を備えてい
る。
【0030】また、地図データベースサーバ14は、通
報処理装置10からの地図データ転送要求に対して、顧
客座標を中心とする住宅地図データに同じ範囲の配管図
を重ね合わせた2層の地図データを転送するように構成
されており、地図表示部8には、顧客所在地周辺の住宅
地図とともに高圧管、中圧管、ねずみ鋳鉄管、ガバナの
所在が表示される。尚、自動地図表示機能は手動で起動
することも可能で、この場合、図3に例示する第2表示
領域21の「地図検索」ボタン23を選択入力すること
で、地図検索が実行される。
【0031】顧客から聞き取った電話通報の内容に関す
る通報案件情報は表示部6の第2表示領域21に設けら
れた各入力項目に入力されるのだが、上述したように、
顧客情報データベースサーバ15に基づいて第2表示領
域21の入力項目(第2入力項目)の幾つかを自動的に
検索して入力済みにしておくこともできる。例えば、発
信者電話番号から顧客の住所、氏名等を検索し、表示部
6の第2表示領域21に表示されているそれらの入力項
目に自動的に入力させるように構成することもできる。
【0032】従って、入力済みでない入力項目につい
て、つまり、顧客との間での電話通報によって取得され
る通報案件情報だけを操作者は入力手段5を使用して入
力すればよく、例えば、事故内容の入力項目については
「屋内臭気」を選択入力し、臭気程度の入力項目につい
ては「臭い気がした」を選択入力し、臭気発生時期の入
力項目については「その他(不明)」を選択入力するな
どの入力受付処理が行われる。自動的または通報受付者
により入力された通報の属性情報、顧客情報、および通
報案件情報は「保存」ボタン24が選択入力されること
で第2記憶部4に保存される。或いは、通信ネットワー
ク16に接続された別のデータベース(図示せず)に送
信して格納することで、他者が自由に利用できるような
事故・故障情報データベースを構成することもできる。
【0033】以上のように、本発明に係る通報処理装置
10では、互いに独立した第1演算処理部1と第2演算
処理部3とが、互いの動作状態を意識することなしに作
動することができる。また、電話回線の接続が確立され
た場合に第1演算処理部1から第2演算処理部3へ情報
の転送が行われるように構成されているため、第1演算
処理部1と第2演算処理部3との間のデータ転送の頻度
を低くする、つまり、転送されるデータ量を最小限にす
ることができる。その結果、第1演算処理部1による演
算処理(第1表示領域20を用いて処理される内容)と
第2演算処理部3による演算処理(第2表示領域21を
用いて処理される内容)とが互いに干渉することなしに
達成される。
【0034】上述の実施形態では顧客からの電話通報を
受信する場合について説明したが、本発明に係る通報処
理装置10は電話発信機能も備えている。図3に例示し
た第1表示領域20の「サブ画面」ボタン25が選択入
力された場合、図4に例示するようなサブ画面が表示部
6の表示画面上に新たに表示される。逆に、図4に例示
した「閉じる」ボタンを選択入力することでサブ画面は
閉じられる。尚、以下に説明するように電話発信を行う
方法は3通り用意されており、電話帳による方法と、短
縮ダイヤルによる方法と、手入力による方法である。
【0035】電話帳による電話発信を行う場合、プルダ
ウンメニュー30に登録されている相手先の名前を選択
すればよい。選択された相手先の電話番号は電話番号欄
29に表示されるので、番号を確認することもできる。
図4の画面例では、電話帳のプルダウンメニューの欄を
3つ設けており、その結果、多数の顧客を所属に応じて
分類した上で、電話番号を登録することができる。従っ
て、実際に電話を掛ける場合には、所望の電話番号が電
話番号欄29に表示された状態で「発信」ボタン28を
選択入力すればよい。
【0036】短縮ダイヤルによる電話発信を行う場合、
短縮1〜短縮15と表示されたボタンを選択入力し、電
話番号欄29に電話番号を表示させた状態で「発信」ボ
タン28を選択入力すればよい。
【0037】手入力による電話発信を行う場合、サブ画
面の右下部に表示されたテンキーを選択入力することで
所望の電話番号を入力し、電話番号欄29にその電話番
号が表示された状態で「発信」ボタン28を選択入力す
ればよい。また、何れの電話発信の場合も「切断」ボタ
ン27を選択入力することで、電話回線の切断が行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】通報処理装置の構成例を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】通報処理装置の具体例を示す図である。
【図3】表示部における表示画面例を示す図である。
【図4】表示部における表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
1 第1演算処理部 2 第1記憶部 3 第2演算処理部 4 第2記憶部 5 入力手段 6 表示部 7 コンピュータ本体 8 地図表示部 9 電話送受話器 10 通報処理装置 11 電話交換機 12 公衆電話回線 13 内部電話回線 14 地図データベースサーバ 15 顧客情報データベースサーバ 20 第1表示領域 21 第2表示領域 22 「顧客検索」ボタン 23 「地図検索」ボタン 24 「保存」ボタン 25 「サブ画面」ボタン 26 「着信あり」ボタン 27 「切断」ボタン 28 「発信」ボタン 29 電話番号表示欄 30 プルダウンメニュー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立した演算処理を行うことがで
    きる第1演算処理部および第2演算処理部と、表示部と
    を備えてなり、 前記第1演算処理部が、外部の電話回線から電話通報の
    着信があることを、前記表示部の表示画面の一部に割り
    当てられた第1表示領域に表示して通知する着信通知処
    理、および前記第1表示領域に表示された第1入力項目
    に対して行われる入力に従って、顧客との間で電話回線
    の接続を確立する回線接続処理を実行し、 前記第2演算処理部が、前記表示部の表示画面の一部に
    割り当てられた第2表示領域に表示された第2入力項目
    に対して行われる、前記電話通報の内容に基づく顧客情
    報の入力の受付処理を実行し、 前記第1表示領域および前記第2表示領域が互いに重畳
    せずに表示される通報処理装置。
  2. 【請求項2】 顧客からの電話通報を受信した電話交換
    機から前記第1演算処理部へ前記電話通報に関する属性
    情報が通知される場合、前記第1演算処理部が、前記属
    性情報の少なくとも一部を前記第1表示領域に表示する
    請求項1に記載の通報処理装置。
JP2002031064A 2002-02-07 2002-02-07 通報処理装置 Pending JP2003234831A (ja)

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