JP2003233994A - 不揮発性半導体メモリチップ制御方式 - Google Patents

不揮発性半導体メモリチップ制御方式

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JP2003233994A
JP2003233994A JP2002351932A JP2002351932A JP2003233994A JP 2003233994 A JP2003233994 A JP 2003233994A JP 2002351932 A JP2002351932 A JP 2002351932A JP 2002351932 A JP2002351932 A JP 2002351932A JP 2003233994 A JP2003233994 A JP 2003233994A
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semiconductor memory
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memory chip
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Toru Matsushita
亨 松下
Hideaki Kurata
英明 倉田
Naoki Kobayashi
小林  直樹
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 不揮発性半導体メモリチップの、書き込み時
間、消去時間、読み出し時間のセクタ毎のばらつきを吸
収し、かつ、高いシーケンシャルアクセス性能を持つ、
制御方式を実現する。 【解決手段】 第1のステップで複数個のメモリに対し
書き込みコマンドを同時に入力し、第2のステップで複
数個のメモリに対し番地を指定するアドレスを同時に入
力し、第3のステップで複数のメモリの内、1つのメモ
リを選択し、選択したメモリチップに対して1つのデー
タブロックの入力と書き込み開始コマンドの入力を行
い、第3のステップを選択するチップを順次切り換えて
行う。第4のステップで、書き込み開始コマンドが終了
したことの判定とコマンドの実行結果の判定を各メモリ
に対し個別的行う。 【効果】書き込み時間、メモリセルの消去時間、チップ
内のバッファにメモリセルを読み出す時間のセクタ毎の
ばらつきを吸収し、かつ、高いシーケンシャルなアクセ
ス性能を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の不揮発性半導
体メモリチップを有する半導体記憶装置における書き込
み、消去、読み出し制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型パーソナルコンピュータや
携帯電話をはじめとした携帯機器が広く普及してきてい
る。携帯機器における情報蓄積メディアとして、フラッ
シュメモリをはじめとした不揮発性半導体メモリが注目
されている。
【0003】フラッシュメモリには、アクセス単位によ
って大きく2種類のタイプに分けられる。一方は、NOR
型のフラッシュメモリに代表され、チップ容量は数メガ
バイトと小容量であるが、バイト単位でのランダムアク
セスが可能なフラッシュメモリである。もう一方は、AN
D型やNAND型に代表され、チップ容量は数十メガバイト
以上であるが、数百バイトから数千バイトの大きさのセ
クタと呼ばれる単位でアクセスするフラッシュメモリで
ある。バイト単位でのランダムアクセス性能よりも低ビ
ットコストとシーケンシャルアクセス性能が重要である
ストレージ用途には、後者の大容量フラッシュメモリが
適している。現在、大容量フラッシュメモリを用いたカ
ードタイプの半導体記憶装置が各社から製品化されてい
る。これらでは、装置容量をより大容量にするために、
通常、複数個のフラッシュメモリチップを搭載する。図
1に半導体記憶装置を用いたシステムの一例を示す。ホ
ストシステム1は、パーソナルコンピュータやデジタル
カメラである。半導体記憶装置2は、ホストシステム1
に接続され、ホストシステム1からの指示に従って、情
報の書き込み及び読み出しを行う。半導体記憶装置2
は、半導体記憶装置を制御するためのコントローラ3、
ホストシステム1とコントローラ3の間でコマンド及び
データの授受を行うための入出力インターフェース4、
バッファメモリ5、情報を記憶するためのフラッシュメ
モリチップ6から成る。コントローラ3はホストシステ
ム1からのコマンドを解析し、その解析結果に基づいて
フラッシュメモリチップ6を制御し、情報の書き込み及
び読み出しを行う。この時、必要に応じてフラッシュメ
モリチップ6の消去も行う。
【0004】ここで、フラッシュメモリチップ6の入出
力インターフェースについて説明する。大容量フラッシ
ュメモリチップは、他のメモリと異なり、通常、アドレ
ス端子は無い。コマンド入力、アドレス入力、データ入
出力を共通のI/O端子を用いて、チップ毎に決められ
た手順で時分割に行うことにより、セクタへのアクセス
を行う。一般的に、大容量フラッシュメモリチップは8
ビットI/Oであり、製品の多くは20MHzのI/O
クロックで動作する。大容量フラッシュメモリチップに
は、プロトコル制御用の複数の入力端子があり、これら
のHigh/Lowレベルの組み合わせを変えることに
より、コマンド入力、アドレス入力、データ入出力の切
り換えを行う。
【0005】図54から図59を用い大容量フラッシュ
メモリチップへのアクセス手順について具体的に説明す
る。ただし、簡単のため、プロトコル制御用信号は省略
し、アクセス手順の概念のみ示す。以下、I/Oバス幅
が8ビット、I/Oクロックが20MHz、コマンド入
力サイクルが1サイクル、セクタアドレス入力サイクル
が2サイクル、セクタサイズが2112Byteのフラ
ッシュメモリチップを例に説明する。
【0006】はじめに図54を用い書き込みの手順につ
いて説明する。書き込みは、書き込みコマンド入力CMD
(W)、書き込みを行うセクタアドレス入力ADR、書き込み
を行う1セクタ分のデータ入力TR、書き込み開始コマン
ド入力CMD(SW)、書き込み終了待ちBUSY、ステータス
読み出しSTの手順で行う。1セクタ分のデータ入力が終
了した時点では、入力したデータは、フラッシュメモリ
チップ内のバッファに格納されただけでメモリセルへは
書き込まれない。書き込み開始コマンド入力により、は
じめて指定セクタ内の各メモリセルへの書き込みが始ま
る。フラッシュメモリチップは、同時に2つのコマンド
を処理できないので、次のコマンドを続けて入力する場
合には、書き込みコマンドが終了するのを待つ必要があ
る。また、フラッシュメモリは、使用を重ねるにつれメ
モリセルが劣化し、書き込みが正しくできないセクタが
出現してくる。従って、通常、メモリセルへの書き込み
や消去終了後に、フラッシュメモリチップのステータス
を読み出し、コマンドが正常に終了したか失敗したかを
確認する。失敗の場合、データを別のセクタへ記録しな
おす等の交替処理を行う。各処理時間は概ね、CMD(W)が
50ns、ADRが100ns、TRが110μs、CMD(WS)
が50ns、BUSYが2ms、STが50nsである。
【0007】次に図55を用い消去の手順について説明
する。消去は、消去コマンド入力CMD(E)、消去を行うセ
クタアドレス入力ADR、消去開始コマンド入力CMD(S
E)、消去終了待ちBUSY、ステータス読み出しSTの手順
で行う。消去開始コマンド入力により、はじめて指定セ
クタ内の各メモリセルの消去が始まる。書き込みの場合
と同様に、フラッシュメモリチップに対し次のコマンド
を続けて入力する場合には、消去が終了するのを待つ必
要がある。書き込みと同様に、通常、メモリセルの消去
終了後に、フラッシュメモリチップのステータスを読み
出し、コマンドが正常終了であるか失敗であるかを確認
する。失敗の場合は、そのセクタを欠陥登録等の交替処
理を行う。各処理時間は概ね、CMD(E)が50ns、ADR
が100ns、CMD(ES)が50ns、BUSYが1ms、ST
が50nsである。
【0008】次に図56を用い読み出しの手順について
説明する。読み出しは、読み出しコマンド入力CMD(R)、
読み出しを行うセクタアドレス入力ADR、読み出し準備
待ちBUSY、データ読み出し(出力)TRの手順で行う。セ
クタアドレス入力後、フラッシュメモリチップは指定セ
クタの各メモリセルから、フラッシュメモリチップ内の
バッファへのデータ読み出しを開始する。フラッシュメ
モリチップ内のバッファへの読み出しが終了するのを待
って、フラッシュメモリチップからのデータ読み出しを
行う。各処理時間は概ね、CMD(R)が50ns、ADRが1
00ns、TRが110μs、BUSYが50μsである。
【0009】フラッシュメモリチップを用いた半導体記
憶装置では、シーケンシャルアクセス性能を改善するた
め、データを複数のデータブロックに分割し、これらを
複数のフラッシュメモリチップに分散して記憶してい
る。すなわち、複数のフラッシュメモリチップに並列処
理させることにより実効的なシーケンシャルアクセス性
能を上げている。
【0010】以下、フラッシュメモリチップ数が4の時
を例に、図を用いて従来の書き込み方式について説明す
る。
【0011】図57にデータの大きさがセクタサイズ×
4の場合を例に従来の書き込み方式を時間軸上で示す。
データDをセクタサイズと等しい大きさのデータブロッ
クD0からD3に分割し、各データブロックを異なるフ
ラッシュメモリチップに書き込む。ここでは、データブ
ロックD0をフラッシュメモリチップ0に、データブロ
ックD1をフラッシュメモリチップ1に、データブロッ
クD2をフラッシュメモリチップ2に、データブロック
D3をフラッシュメモリチップ3に格納する。CMD
(W)は書き込みコマンドの入力、ADRnは各フラッ
シュメモリチップ内に割り当てられているアドレスAD
Rnの入力、TR(Dn)はデータブロックDnの入
力、CMD(WS)は書き込み開始コマンドの入力、T
C-BUSYはフラッシュメモリチップに入力されたデ
ータがメモリセルに書き込まれるのに要する時間であ
る。フラッシュメモリチップ0に対して、書き込みコマ
ンド、アドレス、データブロック、書き込み開始コマン
ドを入力する。以下、順次、各フラッシュメモリチップ
に対し、書き込みコマンド、アドレス、データブロッ
ク、書き込み開始コマンドを入力する。
【0012】フラッシュメモリチップが共通のバスに接
続されていることを利用して、ADR0からADR3を
同一のアドレスADRとし、書き込みコマンドの入力、
アドレスADRの入力、書き込み開始コマンドの入力
を、全チップ同時に行う方式が、特開平11−2733
70で開示されている。
【0013】図58にフラッシュメモリチップ0からフ
ラッシュメモリチップ3の各フラッシュメモリチップ内
のアドレスADR0からADR3を消去する場合の従来
の消去方式を時間軸で示す。CMD(E)は消去コマン
ドの入力、ADRnは各フラッシュメモリチップ内に割
り当てられているアドレスADRnの入力、CMD(E
S)は消去開始コマンドの入力、TC-BUSYはAD
Rで指定したアドレスに対応するメモリセルの内容が消
去されるのに要する時間である。フラッシュメモリチッ
プチップ0に対して、消去コマンド、アドレス、消去開
始コマンドを入力する。以下、順次、各フラッシュメモ
リチップに対し、消去コマンド、アドレス、消去開始コ
マンドを入力する。
【0014】フラッシュメモリチップが共通のバスに接
続されていることを利用して、ADR0からADR3を
同一のアドレスADRとし、消去コマンドの入力、アド
レスの入力、消去開始コマンドの入力を、全チップ同時
に行う消去方式が、特開平11−273370で開示さ
れている。
【0015】図59にデータの大きさがセクタサイズ×
4の場合を例に従来の読み出し方式を時間軸上で示す。
データDはセクタサイズと等しい大きさのデータブロッ
クD0からD3に分割され、各データブロックは異なる
フラッシュメモリチップに書き込まれている。ここで
は、データブロックD0はフラッシュメモリチップ0
に、データブロックD1はフラッシュメモリチップ1
に、データブロックD2はフラッシュメモリチップ2
に、データブロックD3はフラッシュメモリチップ3に
書き込まれている。CMD(R)は読み出しコマンドの
入力、ADRnはデータブロックDnが書き込まれてい
る各フラッシュメモリチップ内のアドレスADRnの入
力、TR(Dn)はデータブロックDnの読み出し、T
C-BUSYは入力された読み出しコマンドに応答して
各フラッシュメモリチップがデータブロックの読み出し
の準備に要する時間である。フラッシュメモリチップチ
ップ0に対して、読み出しコマンド、アドレスを入力す
る。以下、順次、各フラッシュメモリチップに対し、読
み出しコマンド、アドレスを入力する。全てのチップの
読み出し準備が完了してから、順次、各フラッシュメモ
リチップからデータブロックを読み出す。
【0016】フラッシュメモリチップが共通のバスに接
続されていることを利用して、ADR0からADR3が
同一の場合には、読み出しコマンドの入力、アドレスの
入力を、全チップ同時に行う読み出す方式が、特開平9
−204355と特開平11−273370で開示され
ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュメモリチッ
プでは、メモリセルへの書き込み時間、メモリセルの消
去時間、メモリセルからチップ内のバッファにデータを
読み出す時間は、セクタ毎にばらつく。従来の制御方式
では、これらの時間を吸収することができない。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、書き込みに対しては、第1のステップで複
数個の不揮発性半導体メモリに対し書き込みコマンドを
同時に入力し、第2のステップで複数個の不揮発性半導
体メモリに対し番地を指定するアドレスを同時に入力
し、第3のステップで複数の不揮発性半導体メモリの
内、1つの不揮発性半導体メモリを選択し、選択した不
揮発性半導体メモリチップに対して1つのデータブロッ
クの入力と書き込み開始コマンドの入力を行い、第3の
ステップを選択するチップを順次切り換えて行う。第4
のステップで、書き込み開始コマンドが全不揮発性半導
体メモリチップにおいて終了したことを判定し、第6の
ステップで選択するチップを順次切り換えてコマンドの
実行結果を判定する。複数アドレスに書き込みを行う場
合には、上記書き込み方式を異なるアドレスに対し繰り
返す。
【0019】または、第1のステップで複数個の不揮発
性半導体メモリに対し書き込みコマンドを同時に入力
し、第2のステップで複数個の不揮発性半導体メモリに
対し番地を指定するアドレスを同時に入力し、第3のス
テップで複数の不揮発性半導体メモリの内、1つの不揮
発性半導体メモリを選択し、選択した不揮発性半導体メ
モリチップに対して1つのデータブロックの入力と書き
込み開始コマンドの入力を行い、第3のステップを選択
するチップを順次切り換えて行う。第4のステップで、
書き込み開始コマンドが終了したことの判定とコマンド
の実行結果の判定を各不揮発性半導体メモリに対し個別
的行う。複数アドレスに書き込みを行う場合、2巡目以
降は、書き込みコマンドの入力、アドレスの入力を個別
的に行う。
【0020】消去に対しては、第1のステップで複数個
の不揮発性半導体メモリに対し消去コマンドを同時に入
力し、第2のステップで複数個の不揮発性半導体メモリ
に対し番地を指定するアドレスを同時に入力し、第3の
ステップで複数個の不揮発性半導体メモリに対し消去開
始コマンドを同時に入力し、第4のステップで消去開始
コマンドが全不揮発性半導体メモリチップにおいて終了
したことを判定し、第5のステップで選択するチップを
順次切り換えてコマンドの実行結果を判定する。複数ア
ドレスの消去を行う場合には、上記消去方式を異なるア
ドレスに対し繰り返す。
【0021】または、第1のステップで複数個の不揮発
性半導体メモリに対し消去コマンドを同時に入力し、第
2のステップで複数個の不揮発性半導体メモリに対し番
地を指定するアドレスを同時に入力し、第3のステップ
で複数個の不揮発性半導体メモリに対し消去開始コマン
ドを同時に入力し、第4のステップで書き込み開始コマ
ンドが終了したことの判定とコマンドの実行結果の判定
を各不揮発性半導体メモリに対し個別的行う。複数アド
レスに書き込みを行う場合、2巡目以降は、消去コマン
ドの入力、アドレスの入力、消去開始コマンドの入力を
コマンドの実行結果の判定に続けて個別的に行う。
【0022】読み出しに対しては、第1のステップで複
数個の不揮発性半導体メモリに対し読み出しコマンドを
同時に入力し、第2のステップで複数個の不揮発性半導
体メモリに対し番地を指定するアドレスを同時に入力
し、第3のステップで、全不揮発性半導体メモリチップ
において読み出し準備が終了したことを判定し、第4の
ステップで複数の不揮発性半導体メモリの内、1つの不
揮発性半導体メモリを選択し、選択した不揮発性半導体
メモリチップから1つのデータブロックの読み出しを行
い、第4のステップを選択するチップを順次切り換えて
行う。複数アドレスから読み出しを行う場合には、上記
読み出し方式を異なるアドレスに対し繰り返す。
【0023】または、第1のステップで複数個の不揮発
性半導体メモリに対し読み出しコマンドを同時に入力
し、第2のステップで複数個の不揮発性半導体メモリに
対し番地を指定するアドレスを同時に入力し、第3のス
テップで、読み出し準備が終了したことの判定を不揮発
性半導体メモリチップに対し個別的に行い、読み出し準
備ができた不揮発性半導体メモリチップから1つのデー
タブロックの読み出しを行い、第3のステップを選択す
るチップを順次切り換えて行う。複数アドレスから読み
出しを行う場合には、上記読み出し方式において、第3
のステップのデータブロックの読み出しを行った直後
に、読み出しコマンドの入力とアドレスの入力を個別的
に行う。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0025】図1に大容量フラッシュメモリを用いた半
導体記憶装置のブロック図を示す。半導体記憶装置2は
ホストシステム1に接続して用いられ、ホストシステム
1からのコマンドに従い、情報の書き込み及び読み出し
を行う。半導体記憶装置2は、コントローラ3、入出力
インタフェース4、バッファメモリ5、複数枚のフラッ
シュメモリチップ6から成る。コントローラ3はホスト
システムからのコマンドを解析し、その解析結果に基づ
いてフラッシュメモリチップ6を制御し、情報の書き込
み、読み出し及び消去を行う。ホストシステム1とコン
トローラ2の間のコマンド及びデータの授受は、入出力
インタフェース4を介して行う。半導体記憶装置2へデ
ータを書き込む場合、ホストシステム1から受信した書
き込みデータを一度バッファメモリで受け、所定のフォ
ーマットに変換した後にフラッシュメモリチップ6への
書き込みを行う。一方、半導体記憶装置2からデータを
読み出す場合、フラッシュメモリチップ6から読み出し
た所定のフォーマットに変換されたデータを元のデータ
に戻して、バッファメモリ、入出力インターフェースを
介して、ホストシステムに出力する。フラッシュメモリ
チップ選択信号7は、アクセスするフラッシュメモリチ
ップを選択するための信号であり、任意のフラッシュメ
モリチップを複数個、同時に選択可能である。
【0026】次にフラッシュメモリチップの動作状態の
判定方式(Ready/Busy判定方式)について説
明する。各フラッシュメモリチップは、チップの動作状
態を示すReady/Busy端子を備えている。ま
た、各フラッシュメモリチップは、チップの動作状態
(Ready/Busy)、コマンドの実行結果(Fa
il/Pass)を示すステータスレジスタを備えてい
る。本システムは、次に述べる4つのReady/Bu
sy判定方式の内、少なくとも1つ以上の判定方式を用
いることが可能である。
【0027】第1のReady/Busy判定方式は全
フラッシュメモリチップのReady/Busy信号の
論理積をとった信号を用いて、フラッシュメモリチップ
のReady/Busy判定を行う方式である。本方式
では、一つ以上のフラッシュメモリチップが動作中の時
にBusyと判定され、動作中のフラッシュメモリチッ
プを特定することはできない。
【0028】第2のReady/Busy判定方式は、
各フラッシュメモリチップのReady/Busy信号
を、コントローラ3から読み出し可能なレジスタのそれ
ぞれ独立したビットに割り当て、本レジスタを読み出す
ことにより各フラッシュメモリチップのReady/B
usy判定を行う方式である。本方式は、第1のRea
dy/Busy判定方式に比べ回路規模は大きいが、動
作中のフラッシュメモリチップを特定可能である。
【0029】第3のReady/Busy判定方式は、
第1のReady/Busy判定方式及び第2のRea
dy/Busy判定方式を組み合わせたものである。フ
ラッシュメモリチップを複数枚のフラッシュメモリチッ
プから成るグループに分ける。各グループ内のフラッシ
ュメモリチップのReady/Busy信号の論理積を
とる。グループ毎に論理積をとった信号をコントローラ
3から読み出し可能なレジスタのそれぞれ独立したビッ
トに割り当てる。本レジスタを読み出すことによりフラ
ッシュメモリチップのReady/Busy判定を行
う。本方式は、第1のReady/Busy判定方式に
比べ、回路規模は大きいが、第1のReady/Bus
y判定方式は動作中のフラッシュメモリチップを全く特
定できないのに対し、本方式は、動作中のフラッシュメ
モリチップを含むグループを特定することができる。ま
た、本方式は、第2のReady/Busy判定方式に
比べ回路規模は小さいが、第2のReady/Busy
判定方式が動作中のフラッシュメモリチップを特定でき
るのに対し、本方式は動作中のフラッシュメモリチップ
を含むグループを特定できるが、動作中のフラッシュメ
モリチップを特定することはできない。
【0030】第4のReady/Busy判定方式は、
フラッシュメモリチップ内のステータスレジスタを読み
出すことによりReady/Busy判定を行う方式で
ある。本方式は、第1から第3のReady/Busy
判定方式のような論理積回路やレジスタ等、新たな回路
を追加する必要は無い。しかしながら、ステータスレジ
スタを読み出すためには、フラッシュメモリチップへの
ステータスレジスタ読み出しコマンドの送信、フラッシ
ュメモリチップ制御信号のステータスレジスタ読み出し
モードへの切り替え等、他の方式に比べ制御オーバーヘ
ッドが大きい。
【0031】フラッシュメモリチップへのデータ書き込
み制御方式について、複数のフラッシュメモリチップの
一つのアドレスに書き込む場合と、複数のアドレスに跨
って書き込む場合に分けて説明する。ただし、データを
セクタサイズの整数倍の大きさの複数のデータブロック
に分割して、これらを複数枚のフラッシュメモリチップ
に分散して書き込む。
【0032】はじめにデータを複数のフラッシュメモリ
チップの一つのアドレスに書き込む場合の書き込み制御
方式について、図2から図10を用いて説明する。
【0033】図2から図5に、第1から第4のRead
y/Busy判定方式に対応した書き込み制御フローを
示す。図2は、第1のReady/Busy判定方式を
用いる場合の書き込み制御フローである。STEP1で
は、書き込みアドレスが同じである全フラッシュメモリ
チップに、同時に書き込みコマンドを入力する。STE
P2では、STEP1で書き込みコマンドを入力した全
フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレスを入力
する。STEP3では、1つのフラッシュメモリチップ
を選択し、データブロックを入力し、続けて書き込み開
始コマンドを入力する。STEP3は、データブロック
を書き込む順番で、選択するフラッシュメモリチップを
順次切り替えながら、全データブロックの入力と書き込
み開始コマンドの入力が終了するまで繰り返し行う。S
TEP4では、フラッシュメモリチップのReady/
Busy判定結果がReadyになるまで、フラッシュ
メモリチップのReady/Busy判定を実施する。
STEP5では、選択するフラッシュメモリチップを切
り替えながら、各フラッシュメモリチップのステータス
レジスタを順次読み出し、書き込み開始コマンドの実行
結果を確認する。
【0034】図3に第2のReady/Busy判定方
式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STEP
1では書き込みアドレスが同じである全フラッシュメモ
リチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。ST
EP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力した
全フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレスを入
力する。STEP3では、1つのフラッシュメモリチッ
プを選択し、データブロックを入力し、続けて書き込み
開始コマンドを入力する。STEP3は、データブロッ
クを書き込む順番で、選択するフラッシュメモリチップ
を順次切り替えながら、全データブロックの入力と書き
込み開始コマンドの入力が終了するまで、繰り返し行
う。STEP4では、Readyを検出するまでフラッ
シュメモリチップのReady/Busy判定を行う。
STEP5では、STEP4でReadyを検出したフ
ラッシュメモリチップのステータスレジスタを読み出す
ことにより、書き込み開始コマンドの実行結果の確認を
行う。STEP4とSTEP5は、書き込み開始コマン
ドを入力した全フラッシュメモリチップに対し、書き込
み開始コマンドの実行結果を確認するまで繰り返す。な
お、STEP4及びSTEP5は、データブロックを入
力したフラッシュメモリチップから順番に処理を行って
も、早くReadyになったフラッシュメモリチップか
ら順に処理をしても良い。
【0035】図4に第3のReady/Busy判定方
式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STEP
1では、書き込みアドレスが同じである全フラッシュメ
モリチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。S
TEP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力し
た全フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレスを
入力する。STEP3では、1つのフラッシュメモリチ
ップを選択し、データブロックを入力し、続けて書き込
み開始コマンドを入力する。STEP3は、データブロ
ックを書き込む順番で、選択するフラッシュメモリチッ
プを順次切り替えながら、全データブロックの入力と書
き込み開始コマンドの入力が終了するまで、繰り返し行
う。STEP4では、Readyを検出するまでRea
dy/Busy判定を行う。STEP5では、Read
yを検出したグループを構成する各フラッシュメモリチ
ップからステータスレジスタを読み出し、コマンド実行
結果の確認を行う。STEP4とSTEP5は、書き込
み開始コマンドを入力した全フラッシュメモリチップに
対し、その実行結果を確認するまで繰り返す。なお、S
TEP4及びSTEP5は、データブロックを入力した
グループから順番に処理を行っても、早くReadyに
なったグループから順に処理を行っても良い。
【0036】図5に第4のReady/Busy判定方
式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STEP
1では、書き込みアドレスが同じである全てのフラッシ
ュメモリチップに、同時に書き込みコマンドを入力す
る。STEP2では、STEP1で書き込みコマンドを
入力した全フラッシュメモリチップに、同時に同一アド
レスを入力する。STEP3では、1つのフラッシュメ
モリチップを選択し、データブロックを入力し、続けて
書き込み開始コマンドを入力する。STEP3は、デー
タブロックを書き込む順番で、選択するフラッシュメモ
リチップを順次切り替えながら、全データブロックの入
力と書き込み開始コマンドの入力が終了するまで、繰り
返し行う。STEP4では、Readyを検出するまで
ステータスレジスタ読み出しによるReady/Bus
y判定を行う。STEP5では、STEP4でRead
yを検出した時のステータスレジスタの値を用いてコマ
ンド実行結果の確認を行う。STEP4とSTEP5
は、書き込み開始コマンドを入力した全フラッシュメモ
リチップに対し、その実行結果を確認するまで繰り返
す。
【0037】次に図2から図5で説明した書き込み制御
フローについて、図6から図10を用いて具体的に説明
する。
【0038】図6にデータの物理的な書き込み位置を示
す。書き込むデータDを、セクタサイズの整数倍の大き
さのデータブロックD0からD3に分割する。ここで
は、一例としてデータブロックの大きさがセクタサイズ
と等しい場合について説明する。データブロックD0か
らD3をそれぞれ異なるフラッシュメモリチップに書き
込む。データブロックD0からD3は各チップの同一セ
クタアドレスADR0に書き込む。
【0039】図7に、図2の書き込み制御フローを時間
軸上で示す。初めにフラッシュメモリチップ選択信号C
E0からCE3をアクティブにし、フラッシュメモリチ
ップ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に書き込
みコマンドを入力する。図には書き込みコマンド入力を
CMD(W)と記した。続けてフラッシュメモリチップ
0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セクタ
アドレスADR0を入力する。図にはアドレスADR0
の入力をADR(ADR0)と記した。次にチップ選択
信号CE0だけをアクティブにし、データブロックD0
をフラッシュメモリチップ0に入力する。これによりフ
ラッシュメモリチップ0内部のバッファにデータブロッ
クD0が格納される。ただし、メモリセルへの書き込み
は行われない。図にはデータブロックD0の入力をTR
(D0)と記した。データブロックD0入力後、続けて
フラッシュメモリチップ0に書き込み開始コマンドを入
力する。これによりフラシュメモリチップ内のバッファ
に格納したデータブロックD0のメモリセルへの書き込
みが開始される。図には書き込みコマンド入力をCMD
(SW)と記した。TC_BUSYは、フラシュメモリチップ
内のバッファの内容をメモリセルへ書き込むのに要する
時間であり、この間、フラッシュメモリチップのRea
dy/Busy端子の出力はBusyを示す。次にフラ
ッシュメモリチップ選択信号CE1をアクティブにし、
データブロックD1をフラッシュメモリチップ1に入力
(TR(D1))、続けて書き込み開始コマンドを入力
(CMD(SW))する。以下、順次フラッシュメモリ
チップ選択信号を切り換えながら、各フラッシュメモリ
チップへのデータブロック入力(TR(D2)、TR
(D3))と書き込み開始コマンド入力(CMD(S
W))を行う。TT_BUSYは、Ready/Busy判定
でBusyと判定される期間である。ここでは、第1の
Ready/Busy判定方式を用いているので、1つ
でもBusyのフラッシュメモリチップがある間はBu
syと判定される。Ready/Busy判定の結果が
Readyと判定されてから、各フラッシュメモリチッ
プのステータスレジスタを順次読み出し、各コマンドの
実行結果を確認する。図にはステータスレジスタの読み
出しをSTと記した。
【0040】図8に図3の書き込み制御フローを時間軸
上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をア
クティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを入力す
る(CMD(W))。続けてフラッシュメモリチップ0
からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セクタア
ドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次に
チップ選択信号CE0だけをアクティブにし、データブ
ロックD0をフラッシュメモリチップ0に入力する(T
R(D0))。データブロックD0入力後、続けてフラ
ッシュメモリチップ0に書き込み開始コマンドを入力す
る(CMD(SW))。次にチップ選択信号CE1だけ
をアクティブにし、データブロックD1をフラッシュメ
モリチップ1に入力(TR(D1))、続けて書き込み
コマンドを入力する(CMD(SW))。以下、順次フ
ラッシュメモリチップ選択信号を切り換えながら、各フ
ラッシュメモリチップへのデータブロック入力(TR
(D2)、TR(D3))と書き込みコマンド入力(C
MD(SW))を行う。ここでは、第2のReady/
Busy判定方式を用いており、フラッシュメモリチッ
プのReady/Busy判定を個別に行うことができ
る。従って、早くReadyになったフラッシュメモリ
チップから順にコマンドの実行結果の確認を行う方式
も、データブロックを入力した順にReady/Bus
y判定で着目するフラッシュメモリチップを切り替え、
着目するフラッシュメモリチップのコマンド実行結果を
確認してからReady/Busy判定で着目するフラ
ッシュメモリチップを次のチップに切り替える方式も可
能である。図には、後者のデータブロックの繋がりの順
にReady/Busy判定で着目するフラッシュメモ
リチップを切り替える方式を示した。
【0041】図9に図4の書き込み制御フローを時間軸
上で示す。ただし、フラッシュメモリチップ0とフラッ
シュメモリチップ1でReady/Busy判定のグル
ープ0を、フラッシュメモリチップ2とフラッシュメモ
リチップ3で同じくグロープ1を構成するものとする。
初めにフラッシュメモリチップ選択信号CE0からCE
3をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフ
ラッシュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを
入力する(CMD(W))。続けてフラッシュメモリチ
ップ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セ
クタアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にフラッシュメモリチップ選択信号CE0だ
けをアクティブにし、データブロックD0をフラッシュ
メモリチップ0に入力する(TR(D0))。データブ
ロックD0入力後、続けてフラッシュメモリチップ0に
書き込み開始コマンドを入力する(CMD(SW))。
次にフラッシュメモリチップ選択信号CE1だけをアク
ティブにし、フラッシュメモリチップ1に対しデータブ
ロックD1の入力(TR(D1))、書き込み開始コマ
ンドの入力(CMD(SW))を連続して行う。以下、
順次フラッシュメモリチップ選択信号を切り換えなが
ら、各フラッシュメモリチップへのデータブロックの入
力(TR(D2)、TR(D3))と書き込み開始コマ
ンドの入力(CMD(SW))を行う。全データブロッ
クと書き込み開始コマンド入力後、Ready/Bus
y判定とステータスレジスタ読み出しによるコマンド実
行結果の確認を行う。ここでは、グループ毎にRead
y/Busy判定を行うことができる。従って、早くR
eadyを検出したグループから順にコマンド実行結果
を確認しても、データブロックを入力したグループから
順番、即ち、グループ0から順に、Ready/Bus
y判定とステータスレジスタ読み出しによるコマンド実
行結果の確認を行っても良い。図には後者のデータブロ
ックを入力した順にReady/Busy判定を行う方
式を示した。なお、各グループがBusyと判定される
期間をTG_BUSYと記した。
【0042】図10に図5の書き込み制御フローを時間
軸上で示す。初めにフラッシュメモリチップ選択信号C
E0からCE3をアクティブにし、フラッシュメモリチ
ップ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に書き込
みコマンドを入力する(CMD(W))。続けてフラッ
シュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3に、
同時に同一セクタアドレスADR0を入力する(ADR
(ADR0))。次にフラッシュメモリチップ選択信号
CE0だけをアクティブにし、データブロックD0をフ
ラッシュメモリチップ0に入力する(TR(D0))。
データブロックD0入力後、続けてフラッシュメモリチ
ップ0に書き込み開始コマンドを入力する(CMD(S
W))。次にチップ選択信号CE1だけをアクティブに
し、データブロックD1をチップ1に入力(TR(D
1))、続けて書き込みコマンドを入力(CMD(S
W))する。以下、順次チップ選択信号を切り換えなが
ら、各チップへのデータブロック入力(TR(D2)、
TR(D3))と書き込みコマンド入力(CMD(S
W))を行う。次にReady/Busy判定とステー
タスレジスタ読み出しによるコマンド実行結果の確認を
行う。Ready/Busy判定とステータスレジスタ
読み出しによるコマンド実行結果の確認の手順には、2
つの方法がある。1つは、フラッシュメモリチップを順
次切り替えながらステータスレジスタ読み出しによるR
eady/Busy判定を行い、Readyを検出した
場合には、その時のステータスレジスタの値を用いて、
コマンド実行結果の確認を行う方式である。この方式
は、早くReadyになった順にコマンド実行結果を確
認することになる。もう1つの方法は、1つのフラッシ
ュメモリに着目し、そのフラッシュメモリチップがRe
adyになるまで、そのフラッシュメモリチップに関し
ステータスレジスタ読み出しによるReady/Bus
y判定を行い、その後、着目するフラッシュメモリチッ
プを切り替える方法である。コマンド実行結果の確認に
は、前者の方法と同様、Readyを検出した時のステ
ータスレジスタの値を用いる。図には後者の方法を示
し、データブロックを入力した順で着目するフラッシュ
メモリチップを切り替えている。
【0043】次にデータを複数のフラッシュメモリチッ
プの複数のアドレスに跨って書き込む場合の書き込み制
御方式について図11から図18を用いて説明する。デ
ータをセクタサイズの整数倍の大きさの複数のデータブ
ロックに分割して、これらを複数のフラッシュメモリチ
ップの複数のアドレスに分散して書き込む。
【0044】図11から図14に、第1から第4のRe
ady/Busy判定方式に対応した書き込み制御フロ
ーを示す。図11は、第1のReady/Busy判定
方式を用いる場合の書き込み制御フローである。STE
P1では、書き込むアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタア
ドレスを入力する。STEP3では、一枚のチップを選
択し、データブロックの入力と書き込み開始コマンドの
入力を行う。STEP3は、STEP1で書き込みコマ
ンドを入力、STEP2でセクタアドレスを入力した全
フラッシュメモリチップに対し順次行う。STEP4で
は、Readyを検出するまでReady/Busy判
定を行う。STEP5では、各フラッシュメモリチップ
のステータスレジスタを順次読み出すことにより、ST
EP3で入力した書き込み開始コマンドの実行結果を確
認する。上記、STEP1からSTEP5の処理を、書
き込みを行うセクタアドレスを変えながら、全データブ
ロックの書き込みが終了するまで行う。
【0045】図12に第2のReady/Busy判定
方式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STE
P1では、書き込むアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタア
ドレスを入力する。STEP3では、一枚のフラッシュ
メミリチップを選択し、データブロックの入力と書き込
み開始コマンドの入力を続けて行う。STEP3は、デ
ータブロックを書き込む順番で、選択するフラッシュメ
モリチップを順次切り替えながら、同一アドレスに対す
るデータブロックの入力と書き込み開始コマンドの入力
が終了するまで、繰り返し行う。STEP4では、Re
adyを検出するまでReady/Busy判定を行
う。STEP5では、STEP4でReadyを検出し
たフラッシュメモリチップのステータスレジスタを読み
出すことにより、書き込み開始コマンドの実行結果の確
認を行う。ここでは、フラッシュメモリチップ毎にRe
ady/Busy判定ができる。従って、データブロッ
クを入力したフラッシュメモリチップから順番に、Re
ady/Busy判定と書き込み開始コマンドの実行結
果の確認を行うことも可能であるが、早くReadyに
なったフラッシュメモリチップから順に、ステータスレ
ジスタ読み出しによるコマンド実行結果の確認を行うこ
ともできる。STEP6では、STEP5でコマンド実
行結果を確認したフラッシュメモリチップに対し、次の
書き込みコマンドとセクタアドレスとデータブロックと
書き込み開始コマンドの入力を行う。STEP4からS
TEP6は、全データブロックの書き込み開始コマンド
の入力が終了するまで繰り返し行う。STEP7では、
STEP6において各フラッシュメモリチップに最後に
入力した書き込み開始コマンドに対して、Ready/
Busy判定を行い、STEP7では、ステータスレジ
スタ読み出しによるコマンド実行結果の確認を行う。
【0046】図13に第3のReady/Busy判定
方式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STE
P1では、書き込むアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタア
ドレスを入力する。STEP3では、一枚のフラッシュ
メミリチップを選択し、データブロックの入力と書き込
み開始コマンドの入力を続けて行う。STEP3は、デ
ータブロックを書き込む順番で、選択するフラッシュメ
モリチップを順次切り替えながら、同一アドレスに対す
るデータブロックの入力と書き込み開始コマンドの入力
が終了するまで、繰り返し行う。STEP4では、Re
adyを検出するまでReady/Busy判定を行
う。STEP5では、Readyを検出したグループを
構成する一枚のフラッシュメモリチップを選択し、書き
込み開始コマンドの実行結果を確認し、続けて、次の書
き込みコマンドとセクタアドレスとデータブロックと書
き込み開始コマンドの入力を行う。STEP5は、ST
EP4でReadyを検出したグループ内で書き込み開
始コマンド実行結果の確認が終わっていない全フラッシ
ュメモリチップに対し行う。STEP4とSTEP5
は、全データブロックの書き込み開始コマンドの入力が
終了するまで繰り返し行う。STEP6では、STEP
5において各フラッシュメモリチップに最後に入力した
書き込み開始コマンドに対して、Ready/Busy
判定を行い、STEP7ではステータスレジスタ読み出
しによるコマンド実行結果の確認を行う。
【0047】図14に第4のReady/Busy判定
方式を用いる場合の書き込み制御フローを示す。STE
P1では、書き込むアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に書き込みコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で書き込みコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタア
ドレスを入力する。STEP3では、1つのチップを選
択し、データブロックの入力と書き込み開始コマンドの
入力を続けて行う。STEP3は、データブロックを書
き込む順番で、選択するフラッシュメモリチップを順次
切り替えながら、同一アドレスへの全データブロックの
入力が終了するまで、繰り返し行う。STEP4では、
Readyを検出するまでReady/Busy判定を
行う。STEP5では、ステータスレジスタ読み出しに
よる書き込み開始コマンド実行結果の確認を行う。ST
EP6では、STEP5でコマンドの実行結果を確認し
たフラッシュメモリチップに対し、次の書き込みコマン
ドとセクタアドレスとデータブロックと書き込み開始コ
マンドの入力を行う。STEP4からSTEP6は、全
データブロックの書き込み開始コマンドの入力が終了す
るまで繰り返し行う。また、STEP4とSTEP5の
処理は、データブロックを入力した順番で処理を行う方
式と、Readyになったフラッシュメモリチップから
順次処理を行う方式がある。STEP7は、STEP6
で各フラッシュメモリチップに最後に入力した書き込み
開始コマンドに対するReady/Busy判定であ
り、STEP8ではステータスレジスタ読み出しによる
書き込み開始コマンドの実行結果の確認を行う。
【0048】次に図11から図14で説明した書き込み
制御フローについて、図15から図19を用いて具体的
に説明する。図15にデータの物理的な書き込み位置を
示す。書き込むデータDをセクタサイズの整数倍の大き
さのデータブロックD0からD6に分割する。ここで
は、一例としてデータブロックの大きさがセクタサイズ
と等しい場合について説明する。連続するデータブロッ
クを可能な限り異なるフラッシュメモリチップに分散さ
せ、かつ、可能な限り同一セクタアドレスに書き込む。
ここでは、一例としてデータブロックD0からD3をフ
ラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
の同一セクタアドレスADR0に、D4からD6をフラ
ッシュメモリチップ0からチップ2の同一セクタアドレ
スADR1に格納する。
【0049】図16に図11の書き込み制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを入
力する(CMD(W))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セク
タアドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。
次にチップ選択信号CE0だけをアクティブにし、デー
タブロックD0をフラッシュメモリチップ0に入力する
(TR(D0))。データブロックD0入力後、続けて
フラッシュメモリチップ0に書き込み開始コマンドを入
力する(CMD(SW))。次にチップ選択信号CE1
だけをアクティブにし、データブロックD1をチップ1
に入力(TR(D1))、続けて書き込みコマンドを入
力する(CMD(SW))。以下、順次チップ選択信号
を切り換えながら、D3までのデータブロック入力(T
R(D2)、TR(D3))と書き込み開始コマンド入
力(CMD(SW))を行う。TT_BUSYは、Ready
/Busy判定でBusyと判定される期間である。こ
こでは、第1のReady/Busy判定方式を用いて
いるので、1つでもBusyのフラッシュメモリチップ
がある間はBusyと判定される。Readyを検出し
てから、各フラッシュメモリチップのステータスレジス
タを読み出し(ST)、各コマンドの実行結果を確認す
る。各コマンドの実行結果確認後、チップ選択信号CE
0からCE2をアクティブにし、データブロック0から
データブロック3の書き込みと同様の手順で、フラッシ
ュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ2に、同
時に書き込みコマンドを入力(CMD(W))、同時に
同一セクタアドレスADR1を入力(ADR(ADR
1))、フラッシュメモリチップ選択信号を切り替えな
がらのデータブロックの入力(TR(D4)、TR(D
5)、TR(D6))、書き込み開始コマンドの入力
(CMD(SW))、Readyの検出及びコマンド実
行結果の確認(ST)を行う。
【0050】図17に図12の書き込み制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを入
力する(CMD(W))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セク
タアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にチップ選択信号CE0だけをアクティブに
し、データブロックD0をフラッシュメモリチップ0に
入力する(TR(D0))。データブロックD0入力
後、続けてフラッシュメモリチップ0に書き込み開始コ
マンドを入力する(CMD(SW))。次にチップ選択
信号CE1だけをアクティブにし、データブロックD1
をチップ1に入力(TR(D1))、続けて書き込みコ
マンドを入力する(CMD(SW))。以下、順次チッ
プ選択信号を切り換えながら、D3までのデータブロッ
ク入力(TR(D2)、TR(D3))と書き込み開始
コマンド入力(CMD(SW))を行う。データブロッ
クD0からD3の書き込み開始コマンド入力後、Rea
dy/Busy判定を行う。ここでは、フラッシュメモ
リチップのReady/Busy判定を個別に行うこと
ができる。従って、早くReadyになったフラッシュ
メモリチップから順に次の処理を行うこともできるが、
ここでは、Ready/Busy判定で着目するフラッ
シュメモリチップを順次切り替える方法を示す。フラッ
シュメモリチップ0がReadyになるまでReady
/Busy判定を行い、次に書き込み開始コマンドの実
行結果の確認を行う。続けてフラッシュメモリチップ0
に対し、次の書き込みコマンドの入力、セクタアドレス
ADR1の入力、データブロックD4の入力、書き込み
開始コマンドの入力を行う。以下、着目するフラッシュ
メモリチップを切替ながら、各フラッシュメモリチップ
に対し、Readyの確認、前回発行した書き込み開始
コマンドの実行結果の確認、データブロックの入力、書
き込み開始コマンドの入力を行う。全データブロックに
対する書き込み開始コマンドの入力が終了した後は、全
書き込み開始コマンドの実行結果を確認するまで、Re
ady/Busy判定とコマンド実行結果の確認を行
う。
【0051】図18に図13の書き込み制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを入
力する(CMD(W))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セク
タアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にチップ選択信号CE0だけをアクティブに
し、データブロックD0をフラッシュメモリチップ0に
入力する(TR(D0))。データブロックD0入力
後、続けてフラッシュメモリチップ0に書き込み開始コ
マンドを入力する(CMD(SW))。次にチップ選択
信号CE1だけをアクティブにし、データブロックD1
をチップ1に入力(TR(D1))、続けて書き込みコ
マンドを入力する(CMD(SW))。以下、順次チッ
プ選択信号を切り換えながら、D3までのデータブロッ
ク入力(TR(D2)、TR(D3))と書き込み開始
コマンド入力(CMD(SW))を行う。データブロッ
クD0からD3の書き込み開始コマンド入力後、Rea
dy/Busy判定を行う。ここでは、早くReady
になったグループから順に次の処理を行うことも可能で
あるが、データブロックを入力した順で着目するグルー
プを切り替える方法を示す。グループ0がReadyに
なるまでReady/Busy判定を行う。Ready
検出後、フラッシュメモリチップ0のセクタアドレスA
DR0に対する書き込み開始コマンドの実行結果の確認
を行う。続けてフラッシュメモリチップ0に対し、次の
書き込みコマンドの入力、セクタアドレスADR1の入
力、データブロックD4の入力、書き込み開始コマンド
の入力を行う。次に、フラッシュメモリチップ1のセク
タアドレスADR0に対する書き込み開始コマンドの実
行結果の確認を行う。続けてフラッシュメモリチップ1
に対し、次の書き込みコマンドの入力、セクタアドレス
ADR1の入力、データブロックD5の入力、書き込み
開始コマンドの入力を行う。次に、着目するグループを
グループ0からグループ1に切り替えて、以下、Rea
dy検出待ち、グループ内のフラッシュメモリチップに
対しデータブロックの繋がりの順番で、前回発行した書
き込み開始コマンドの実行結果の確認、データブロック
の入力、書き込み開始コマンドの入力を行う。全データ
ブロックに対する書き込み開始コマンドの入力が終了し
た後は、全書き込み開始コマンドの実行結果を確認する
まで、Ready/Busy判定とコマンド実行結果の
確認を行う。
【0052】図19に図14の書き込み制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に書き込みコマンドを入
力する(CMD(W))。次にフラッシュメモリチップ
0からフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタアド
レスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次に
フラッシュメモリチップ選択信号CE0だけをアクティ
ブにし、データブロックD0をフラッシュメモリチップ
0に入力する(TR(D0))。データブロックD0入
力後、続けてフラッシュメモリチップ0に書き込み開始
コマンドを入力する(CMD(SW))。次にフラッシ
ュメモリチップ選択信号CE1だけをアクティブにし、
データブロックD1の入力(TR(D1))と書き込み
コマンドの入力(CMD(SW))を続けて行う。以
下、順次フラッシュメモリチップ選択信号を切り換えな
がら、D3までのデータブロック入力(TR(D2)、
TR(D3))と書き込み開始コマンド入力(CMD
(SW))を行う。データブロックD0からD3の書き
込み開始コマンド入力後、ステータスレジスタ読み出し
によるReady/Busy判定を行う。フラッシュメ
モリチップを順次切り替えながらステータスレジスタを
読み出し、早くReadyを検出したフラッシュメモリ
チップから順に次の処理を行うこともできるが、ここで
は、1つのフラッシュメモリチップに着目してRead
y/Busy判定を行い、着目するフラッシュメモリの
コマンド実行結果を確認してから、着目するフラッシュ
メモリチップを次のフラッシュメモリチップに切り替え
る方法を示す。フラッシュメモリチップ0がReady
になるまでステータスレジスタ読み出しによるRead
y/Busy判定を行い(ST)、Readyを検出し
た時のステータスレジスタの値により書き込み開始コマ
ンドの実行結果の確認を行う。続けて次の書き込みコマ
ンドの入力(CMD(W))、セクタアドレスADR1
の入力(ADR(ADR1))、データブロックD4の
入力(TR(D4))、書き込み開始コマンドの入力
(CMD(SW))を行う。次に着目するフラッシュメ
モリチップをフラッシュメモリチップ1に切り替える。
以下、Ready/Busy判定と前回発行した書き込
み開始コマンドの実行結果の確認(ST)、次の書き込
みコマンドの入力(CMD(W))、データブロックの
入力(TR(D5),TR(D6))、書き込み開始コ
マンドの入力(CMD(SW))を行う。最後にデータ
ブロックD4からD6の書き込み開始コマンドに対する
Ready/Busy判定と書き込み開始コマンドの実
行結果の確認を行う。
【0053】次にフラッシュメモリチップの消去制御方
式について、複数のフラッシュメモリチップの一つのア
ドレスを消去する場合と複数のアドレスを消去する場合
に分けて説明する。
【0054】はじめに、一つのアドレスを消去する場合
の消去制御方式について図20から図28を用いて説明
する。
【0055】図20から図23に、第1から第4のRe
ady/Busy判定方式に対応した消去制御フローを
示す。図20は、第1のReady/Busy判定方式
を用いる場合の消去制御フローである。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一アドレスを入力する。ST
EP3では、STEP1で消去コマンドを、STEP2
でアドレスを入力した全フラッシュメモリチップに、同
時に消去開始コマンドを入力する。STEP4では、フ
ラッシュメモリチップのReady/Busy判定結果
がReadyになるまで、Ready/Busy判定を
行う。STEP5では、各フラッシュメモリチップのス
テータスレジスタを順次読み出し、消去開始コマンドの
実行結果を確認する。
【0056】図21に第2のReady/Busy判定
方式を用いる場合の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一アドレスを入力する。ST
EP3では、STEP1で消去コマンドを、STEP2
でアドレスを入力した全フラッシュメモリチップに、同
時に消去開始コマンドを入力する。STEP4では、R
eadyを検出するまでReady/Busy判定を行
い。STEP5では、消去開始コマンドの実行結果の確
認を行う。ここでは、フラッシュメモリチップ毎にRe
ady/Busy判定ができる。従って、Ready/
Busy判定を行うフラッシュメモリチップの順番を予
め決めておき、その順番通りに、Ready/Busy
判定とステータスレジスタ読み出しによるコマンド実行
結果の確認を行うことも可能であるが、早くReady
になったフラッシュメモリチップから順に、ステータス
レジスタ読み出しによるコマンド実行結果の確認を行う
こともできる。STEP4とSTEP5は、消去開始コ
マンドを入力した全フラッシュメモリチップについて、
消去開始コマンドの実行結果を確認するまで繰り返す。
【0057】図22に第3のReady/Busy判定
方式を用いる場合の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一アドレスを入力する。ST
EP3では、STEP1で消去コマンドを、STEP2
でアドレスを入力した全フラッシュメモリチップに、同
時に消去開始コマンドを入力する。STEP4では、R
eadyを検出するまでReady/Busy判定を行
う。STEP5では、STEP4でReadyを検出し
たグループを構成する各フラッシュメモリチップのステ
ータスレジスタを読み出すことにより消去開始コマンド
の実行結果を確認する。STEP4とSTEP5は、全
消去開始コマンドの実行結果を確認するまで繰り返し行
う。また、STEP4とSTEP5は、予めReady
/Busy判定を行うグループの順番を決めておき、そ
の順番通りにReady/Busy判定を行うこともで
きるが、早くReadyを検出したグループから順にコ
マンド実行結果の確認を行うこともできる。
【0058】図23に第4のReady/Busy判定
方式を用いる場合の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全てのフラッシュメモリ
チップに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2
では、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシ
ュメモリチップに、同時に同一アドレスを入力する。S
TEP3では、STEP1で消去コマンドを、STEP
2でアドレスを入力したフラッシュメモリチップに、同
時に消去開始コマンドを入力する。STEP4では、各
フラッシュメモリチップのステータスレジスタ読み出し
によるReady/Busy判定を行い、STEP5で
はコマンド実行結果の確認を行う。STEP4とSTE
P5は、全消去開始コマンドの実行結果を確認するまで
繰り返し行う。また、STEP4とSTEP5は、1つ
のフラッシュメモリチップに着目し、そのフラッシュメ
モリチップのReadyを検出するまでは、そのステー
タスレジスタ読み出しとコマンド実行結果確認を行い、
その後、着目するフラッシュメモリチップを次のフラッ
シュメモリチップに切り替える方式も、フラッシュメモ
リチップ順次を切り替えながらステータスレジスタを読
み出し、Readyを検出したフラッシュメモリチップ
から順にコマンド実行結果確認を行う方式も可能であ
る。
【0059】次に図20から図23で説明した消去制御
フローについて、図24から図27を用いて、具体的に
説明する。
【0060】図24に物理的な消去位置を示す。フラッ
シュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3のセ
クタアドレスADR0を消去する。
【0061】図25に図20の制御フローを時間軸上で
示す。初めにフラッシュメモリチップ選択信号CE0か
らCE3をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0
からフラッシュメモリチップ3に、同時に消去コマンド
を入力する(CMD(E))。続けてフラッシュメモリ
チップ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一
セクタアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。続けてフラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に消去開始コマンドを入力す
る(CMD(SE))。消去開始コマンドの入力によ
り、メモリセル内のデータ消去が開始される。メモリセ
ル内のデータ消去が開始されてから、データ消去が終了
するまでの間、各フラッシュメモリチップのReady
/Busy端子の出力は、Busyを示す。T
C_BUSYは、各フラッシュメモリチップのReady/B
usy端子の出力が、Busyとなる期間である。ま
た、TT_BUSYは、Ready/Busy判定でBusy
と判定される期間である。ここでは、第1の全フラッシ
ュメモリチップのReady/Busy信号の論理積で
フラッシュメモリチップのReady/Busy判定を
行う。従って、1つでもBusyのフラッシュメモリチ
ップがある場合は、その間はBusyと判定される。フ
ラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
のメモリセルの消去が終了し、Ready/Busy判
定の結果がReadyと判定されてから、各フラッシュ
メモリチップのステータスレジスタを読み出し、各コマ
ンドの実行結果を確認する(ST)。
【0062】図26に図21の制御フローを時間軸上で
示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をアクテ
ィブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシュメ
モリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する。図に
は消去コマンド入力をCMD(E)と記した。次にフラ
ッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
に、同時に同一セクタアドレスADR0を入力する(AD
R(ADR0))。続けてフラッシュメモリチップ0か
らフラッシュメモリチップ3に、同時に消去開始コマン
ドを入力する(CMD(SE))。次に各フラッシュメ
モリチップのReady/Busy判定とステータスレ
ジスタ読み出しによるコマンド実行結果の確認を行う。
ここでは、各フラッシュメモリチップのReady/B
usy判定を個別的に行うことができる。従って、フラ
ッシュメモリチップ0から順に、Readyの検出とコ
マンド実行結果の確認を行うこともできるが、早くRe
adyを検出したフラッシュメモリチップから順にコマ
ンド実行結果の確認を行うこともできる。図には早くR
eadyを検出したフラッシュメモリチップから順に、
コマンド実行結果の確認を行う場合を示した。
【0063】図27に図22の制御フローを時間軸上で
示す。フラッシュメモリチップ0とフラッシュメモリチ
ップ1でReady/Busy判定のグループ0を、フ
ラッシュメモリチップ2とフラッシュメモリチップ3で
Ready/Busy判定のグロープ1を構成する。初
めにフラッシュメモリチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に消去コマンドを入力す
る(CMD(E))。続けてフラッシュメモリチップ0
からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セクタア
ドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次
にフラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチッ
プ3に、同時に消去開始コマンドを入力する(CMD
(SE))。次にReady/Busy判定を行い、R
eadyのグループを構成する各フラッシュメモリチッ
プのステータスレジスタを読み出すことにより、コマン
ドの実行結果を確認する。図の例ではグループ1がグル
ープ0より先に消去が終了しているので、グループ1に
対する処理をグループ0より先に行っている。グループ
0とグループ1でReady/Busy判定の優先順位
を決め、優先順位の高いほうから順にReadyを検出
するまでReady/Busy判定を行っても良い。
【0064】図28に図23の制御フローを時間軸上で
示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をアクテ
ィブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシュメ
モリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する(CM
D(E))。続けてフラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に同一セクタアドレスA
DR0を入力する(ADR(ADR0))。次にフラッ
シュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3に、
同時に消去開始コマンドを入力する(CMD(S
E))。次に全コマンド実行結果を確認できるまで、フ
ラッシュメモリチップを切替ながら、各フラッシュメモ
リチップのステータスレジスタを読み出し、コマンドの
実行結果を確認する。
【0065】次に複数のフラッシュメモリチップの複数
のアドレスを消去する場合の消去制御方式について図2
9から図37を用いて説明する。
【0066】図29から図32に、第1から第4のRe
ady/Busy判定方式に対応した消去制御フローを
示す。図29は、第1のReady/Busy判定方式
を用いた時の消去制御フローである。STEP1では、
消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチップ
に、同時に消去コマンドを入力する。STEP2では、
STEP1で消去コマンドを入力したフラッシュメモリ
チップに、同時に同一アドレスを入力する。STEP3
では、STEP1で消去コマンドを、STEP2でアド
レスを入力した全フラッシュメモリチップに、同時に消
去開始コマンドを入力する。STEP4では、Read
yを検出するまでReady/Busy判定を行う。S
TEP5では、消去開始コマンドを入力した各フラッシ
ュメモリチップのステータスレジスタを、順次読み出す
ことによりコマンドの実行結果を確認する。上記、ST
EP1からSTEP5の処理を、消去するアドレスを変
えながら、所望のアドレスの消去が終了するまで繰り返
し行う。
【0067】図30に第2のReady/Busy判定
方式を用いた時の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一セクタアドレスを入力す
る。STEP3では、STEP1で消去コマンドを、S
TEP2でセクタアドレスを入力した全フラッシュメモ
リチップに、同時に消去開始コマンドを入力する。ST
EP4では、Readyを検出するまでReady/B
usy判定を行う。STEP5では、STEP4でRe
adyを検出したフラッシュメモリチップのステータス
レジスタを読み出すことによりコマンドの実行結果を確
認する。STEP6では、STEP5でコマンドの実行
結果を確認したフラッシュメモリチップの別のアドレス
を消去する必要がある場合には、そのフラッシュメモリ
チップに消去コマンドとアドレスと消去開始コマンドの
入力を行う。STEP4からSTEP6は、所望のフラ
ッシュメモリチップの所望のアドレスの消去が全て終了
するまで繰り返し行う。
【0068】図31に第3のReady/Busy判定
方式を用いた時の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一セクタアドレスを入力す
る。STEP3では、STEP1で消去コマンドを、S
TEP2でセクタアドレスを入力した全フラッシュメモ
リチップに、同時に消去開始コマンドを入力する。ST
EP4では、Readyを検出するまでReady/B
usy判定を行う。STEP5では、STEP4でRe
adyを検出したグループを構成するフラッシュメモリ
チップのステータスレジスタを読み出すことによりコマ
ンドの実行結果を確認する。STEP6では、STEP
4でReadyを検出したグループ内のフラッシュメモ
リチップの別のアドレスを消去する必要がある場合に
は、そのフラッシュメモリチップに消去コマンドとアド
レスと消去開始コマンドの入力を行う。STEP4から
STEP6は、所望のフラッシュメモリチップの所望の
アドレスの消去が全て終了するまで繰り返し行う。
【0069】図32に第4のReady/Busy判定
方式を用いた時の消去制御フロー示す。STEP1で
は、消去アドレスが同じである全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去コマンドを入力する。STEP2で
は、STEP1で消去コマンドを入力した全フラッシュ
メモリチップに、同時に同一セクタアドレスを入力す
る。STEP3では、STEP1で消去コマンドを、S
TEP2でアドレスを入力した全フラッシュメモリチッ
プに、同時に消去開始コマンドを入力する。STEP4
では、Readyを検出するまでステータスレジスタを
読み出すことによりReady/Busy判定を行う。
STEP5では、STEP4でReadyを検出したフ
ラッシュメモリチップのコマンド実行結果を確認する。
STEP6では、STEP5でコマンド実行結果を確認
したフラッシュメモリチップの別のアドレスを消去する
必要がある場合、消去コマンドの入力とアドレスの入力
と消去開始コマンドの入力を行う。STEP4からST
EP6は、所望のフラッシュメモリチップの所望のアド
レスの消去が終了するまで繰り返し行う。
【0070】次に図29から図32で説明した消去制御
フローについて、図33から図37を用いて具体的に説
明する。
【0071】図33に物理的な消去位置を示す。フラッ
シュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3のセ
クタアドレスADR0と、フラッシュメモリチップ0と
フラッシュメモリチップ1のセクタアドレスADR1を
消去する。
【0072】図34に図29の消去制御フローを時間軸
上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をア
クティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する
(CMD(E))。続けてフラッシュメモリチップ0か
らフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタアドレス
ADR0を入力する(ADR(ADR0))。次にフラ
ッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
に、同時に消去開始コマンドを入力する(CMD(E
S))。次にReady/Busy判定を行う。ここで
は、第1のReady/Busy判定方式を用いてい
る。TT_BUSYは、Ready/Busy判定の結果がB
usyと判定される期間である。Readyを検出して
から、各フラッシュメモリチップのステータスレジスタ
を読み出し、各コマンドの実行結果を確認する。以下、
フラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ
3のセクタアドレスADR0の消去と同様の手順で、フ
ラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ2
のセクタアドレスADR1の消去を行う。
【0073】図35に図30の消去制御フローを時間軸
上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をア
クティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する
(CMD(E))。続けてフラッシュメモリチップ0か
らフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタアドレス
ADR0を入力する(ADR(ADR0))。次にフラ
ッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
に、同時に消去開始コマンドを入力する(CMD(S
E))。以下、Ready/Busy判定を行い、早く
Readyを検出したフラッシュメモリチップから順
に、ステータスレジスタを読み出し、コマンドの実行結
果を確認する。コマンド実行結果を確認後、そのフラッ
シュメモリチップのセクタアドレスADR1を消去する
必要がある場合には、コマンド実行結果の確認に続け
て、消去コマンドの入力(CMD(E))、セクタアド
レスADR1の入力(ADR(ADR1))、消去開始
コマンドの入力(CMD(SE))を行う。
【0074】図36に図31の消去制御フローを時間軸
上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をア
クティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する
(CMD(E))。続けてフラッシュメモリチップ0か
らフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタアドレス
ADR0を入力する(ADR(ADR0))。次にフラ
ッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
に、同時に消去開始コマンドを入力する(CMD(S
E))。以下、Ready/Busy判定を行い、早く
Readyを検出したグループを構成するフラッシュメ
モリチップから順に、ステータスレジスタを読み出し、
コマンドの実行結果を確認する。コマンド実行結果を確
認後、そのフラッシュメモリチップのセクタアドレスA
DR1を消去する必要がある場合には、コマンド実行結
果の確認に続けて、消去コマンドの入力(CMD
(E))、セクタアドレスADR1の入力(ADR(A
DR1))、消去開始コマンドの入力(CMD(S
E))を行う。
【0075】図37に図32の消去制御フローを時間軸
上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3をア
クティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラッシ
ュメモリチップ3に、同時に消去コマンドを入力する
(CMD(E))。続けてフラッシュメモリチップ0か
らフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタアドレス
ADR0を入力する(ADR(ADR0))。次にフラ
ッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
に、同時に消去開始コマンドを入力する(CMD(S
E))。以下、各フラッシュメモリチップのステータス
レジスタを読み出すことによりReady/Busy判
定を行い、Readyを検出したフラッシュメモリチッ
プのコマンド実行結果を確認する。コマンド実行結果確
認後、そのフラッシュメモリチップのセクタアドレスA
DR1を消去する必要がある場合には、コマンド実行結
果確認に続けて、消去コマンドの入力(CMD
(E))、セクタアドレスADR1の入力(ADR(A
DR1))、消去開始コマンドの入力(CMD(S
E))を行う。
【0076】次にフラッシュメモリチップからのデータ
読み出し制御方式について、読み出すデータが複数のフ
ラッシュメモリチップの1つのアドレスに書き込まれて
いる場合と複数のアドレスに跨って書き込まれている場
合に分けて説明する。
【0077】はじめに、読み出すデータが複数のフラッ
シュメモリチップの1つのアドレスに書き込まれている
場合の読み出し制御方式について説明する。
【0078】図38から図41に第1から第4のRea
dy/Busy判定方式に対応した読み出し制御フロー
を示す。図38は、第1のReady/Busy判定方
式を用いる場合の読み出し制御フローである。STEP
1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュメ
モリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。S
TEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力し
た全フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレスを
入力する。STEP3では、Readyを検出するまで
Ready/Busy判定を行う。STEP4では、全
データブロックの読み出しが終了するまで、フラッシュ
メモリチップを順次切替ながらデータブロックを読み出
す。
【0079】図39に第2のReady/Busy判定
方式を用いる場合の読み出し制御フローを示す。STE
P1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタア
ドレスを入力する。STEP3では、Readyを検出
するまでReady/Busy判定を行う。STEP4
では、データブロックを読み出す。STEP3とSTE
P4は同一フラッシュメモリチップに対する処理であ
り、データブロックの繋がりの順で行う。
【0080】図40に第3のReady/Busy判定
方式を用いる場合の読み出し制御フローを示す。STE
P1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時にアドレスを入
力する。STEP3では、Readyを検出するまでR
eady/Busy判定を行う。STEP4では、Re
adyを検出したグループを構成するフラッシュメモリ
チップから順次データブロックを読み出す。STEP3
とSTEP4は、データブロックの繋がりの順で行う。
【0081】図41に第4のReady/Busy判定
方式を用いる場合の読み出し制御フローを示す。STE
P1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュ
メモリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。
STEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力
した全フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレス
を入力する。STEP3では、Readyを検出するま
でステータスレジスタ読み出しによりReady/Bu
sy判定を行う。STEP4では、STEP3でRea
dyを検出したフラッシュメモリチップからデータブロ
ックを読み出す。STEP3とSTEP4は、データブ
ロックの繋がりの順で行う。
【0082】次に図38から図41で説明した読み出し
制御フローについて、図42から図45を用いて具体的
に説明する。図6に説明したように、読み出したいデー
タDは複数のデータブロックD0からD3に分割され、
フラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ
3に分散して書き込まれている。
【0083】図42に図38の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する(CMD(R))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セク
タアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にReady/Busy判定を行い、Rea
dyを検出してから、選択するチップを切替ながらデー
タブロックD0からD3を順次各フラッシュメモリチッ
プから読み出す(TR(D0)、TR(D1)、TR
(D2)、TR(D3))。
【0084】図43に図39の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する(CMD(R))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタア
ドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次に
フラッシュメモリチップ0のReady/Busy判定
を行い、Readyを検出してからデータブロックD0
を読み出す(TR(D0))。以下、データブロックの
繋がりの順で、各フラッシュメモリチップのReady
の検出とデータブロックの読み出しを行う(TR(D
1)、TR(D2)、TR(D3))。
【0085】図44に図40の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。ただし、フラッシュメモリチップ0とフ
ラッシュメモリチップ1でReady/Busy判定の
グループ0を、フラッシュメモリチップ2とフラッシュ
メモリチップ3でReady/Busy判定のグループ
1を構成するものとする。初めにチップ選択信号CE0
からCE3をアクティブにし、フラッシュメモリチップ
0からフラッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコ
マンドを入力する(CMD(R))。続けてフラッシュ
メモリチップ0からフラッシュメモリチップ3に、同時
にセクタアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にグループ0のReady/Busy判定を
行い、Readyを検出してから、フラッシュメモリチ
ップ0からデータブロック0を、フラッシュメモリチッ
プ1からデータブロック1を順次読み出す。次にグルー
プ1のReady/Busy判定を行い、Readyを
検出してから、フラッシュメモリチップ2からデータブ
ロック2を、フラッシュメモリチップ3からデータブロ
ック3を順次読み出す。
【0086】図45に図41の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する(CMD(R))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタア
ドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次
にReadyを検出するまでフラッシュメモリチップ0
のステータスレジスタ読み出しによるReady/Bu
sy判定を行い、フラッシュメモリチップからデータブ
ロックD0を読み出す(TR(D0))。以下、フラッ
シュメモリチップ1からフラッシュメモリチップ3ま
で、ステータスレジスタ読み出しによるReady/B
usy判定及び検出と、フラッシュメモリチップからの
データブロックの読み出しを、チップを切替ながら順次
行う(TR(D1)、TR(D2)、TR(D3))。
【0087】次に読み出すデータが複数のフラッシュメ
モリチップの複数のアドレスに跨って書き込まれている
場合の読み出し制御方式について図46から図53を用
いて説明する。
【0088】図46から図49に第1から第4のRea
dy/Busy判定方式に対応した読み出し制御フロー
を示す。図46は、第1のReady/Busy判定方
式を用いた時の読み出し制御フローである。STEP1
では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュメモ
リチップに、同時に読み出しコマンド入力する。STE
P2では、STEP1で読み出しコマンドを入力した全
フラッシュメモリチップに、同時に同一アドレスを入力
する。STEP3では、Readyを検出するまでRe
ady/Busy判定を行う。STEP4では、STE
P1で読み出しコマンドを、STEP2でアドレスを入
力したフラッシュメモリから、データブロックの繋がり
の順で、順次データブロックを読み出す。所望のデータ
ブロックの読み出しが完了するまで、STEP1からS
TEP4を繰り返す。
【0089】図47に第2のReady/Busy判定
方式を用いた時の読み出し制御フローを示す。STEP
1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュメ
モリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。S
TEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力し
たフラッシュメモリチップに、同時に同一セクタアドレ
スを入力する。STEP3では、Readyを検出する
までReady/Busy判定を行う。STEP4で
は、STEP3でReadyを検出したフラッシュメモ
リチップからデータブロックを読み出す。STEP5で
は、STEP4でデータブロックを読み出したフラッシ
ュメモリについて続きのデータブロックを読み出す必要
がある場合は、読み出しコマンドとアドレスの入力を行
う。全データブロックの読み出しが完了するまで、ST
EP3からSTEP5を繰り返す。
【0090】図48に第3のReady/Busy判定
方式を用いた時の読み出し制御フローを示す。STEP
1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュメ
モリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。S
TEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力し
たフラッシュメモリチップに、同時に同一セクタアドレ
スを入力する。STEP3では、Readyを検出する
までReady/Busy判定を行う。STEP4で
は、STEP3でReadyを検出したグループを構成
するフラッシュメモリチップからデータブロックを順次
読み出す。STEP5では、STEP4でデータブロッ
クを読み出したグループに続きのデータブロックがある
場合は、読み出しコマンドとアドレスの入力を行う。全
データブロックの読み出しが完了するまで、STEP3
からSTEP5を繰り返す。
【0091】図49に第4のReady/Busy判定
方式を用いた時の読み出し制御フローを示す。STEP
1では、読み出しアドレスが同じである全フラッシュメ
モリチップに、同時に読み出しコマンドを入力する。S
TEP2では、STEP1で読み出しコマンドを入力し
た全フラッシュメモリチップに、同時に同一セクタアド
レスを入力する。STEP3では、Readyを検出す
るまで、ステータスレジスタ読み出しによるReady
/Busy判定を行う。STEP4では、STEP3で
Readyを検出したフラッシュメモリチップからデー
タブロックを読み出す。STEP5では、STEP4で
データブロックを読み出したフラッシュメモリチップに
続きのデータブロックがある場合は、次の読み出しコマ
ンドとアドレスを入力する。全データブロックの読み出
しが完了するまで、STEP3からSTEP5を繰り返
す。
【0092】次に図46から図49で説明した読み出し
制御フローについて、図50から図53を用いて具体的
に説明する。図15で説明したように、読み出すデータ
Dは複数のデータブロックD0からD6に分割され、フ
ラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチップ3
のセクタアドレスADR0とADR1に分散して書き込
まれている。
【0093】図50に図46の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する(CMD(R))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時に同一セク
タアドレスADR0を入力する(ADR(ADR
0))。次にReadyを検出するまでReady/B
usy判定を行い、Ready検出後、データブロック
D0からD3を順次各フラッシュメモリチップから読み
出す。次にチップ選択信号CE0とCE2をアクティブ
にし、フラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリ
チップ2に、同時に読み出しコマンドを入力する。続け
てフラッシュメモリチップ0からフラッシュメモリチッ
プ2に、同時に同一セクタアドレスADR1を入力する
(ADR(ADR1))。次にReadyを検出するま
でReady/Busy判定を行い、Ready検出
後、データブロックD4からD6を順次各フラッシュメ
モリチップから読み出す。
【0094】図51に図47の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する。次にフラッシュメモリチップ0からフラッシュ
メモリチップ3に、同時にセクタアドレスADR0を入
力する(ADR(ADR0))。次にReadyを検出
するまでフラッシュメモリチップ0のReady/Bu
sy判定を行う。次にフラッシュメモリチップ0からデ
ータブロック0を読み出し(TR(D0))、続けてフ
ラッシュメモリチップ0に読み出しコマンドの入力(C
MD(R))とアドレスの入力(ADR(ADR1))
を行う。以下、同様に、データブロックの繋がりの順番
で、Ready検出の後、データブロックの読み出しを
行う。読み出しを行ったフラッシュメモリチップに、続
きのデータブロックがある場合には、データブロックの
読み出しに続けて読み出しコマンドの入力(CMD
(R))、セクタアドレスの入力(ADR(ADR
1))を行う。
【0095】図52に図48の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する。次にフラッシュメモリチップ0からフラッシュ
メモリチップ3に、同時にセクタアドレスADR0を入
力する(ADR(ADR0))。次にReadyを検出
するまでグループ0のReady/Busy判定を行
う。次にフラッシュメモリチップ0とフラッシュメモリ
チップ1から、データブロック0とデータブロック1を
順次読み出す(TR(D0)、TR(D1))。続けて
フラッシュメモリチップ0とフラッシュメモリチップ1
に同時に、読み出しコマンドの入力(CMD(R))と
アドレスの入力(ADR(ADR1))を行う。以下、
同様に、データブロックの繋がりの順番でReady/
Busy判定で着目するグループを切り替え、Read
y検出、グループ内の各フラッシュメモリチップからの
データブロック順次読み出しを行う。グループ内に、続
きのデータブロックがある場合には、データブロックの
読み出しに続けて読み出しコマンドの入力(CMD
(R))、セクタアドレスの入力(ADR(ADR
1))を行う。
【0096】図53に図49の読み出し制御フローを時
間軸上で示す。初めにチップ選択信号CE0からCE3
をアクティブにし、フラッシュメモリチップ0からフラ
ッシュメモリチップ3に、同時に読み出しコマンドを入
力する(CMD(R))。続けてフラッシュメモリチッ
プ0からフラッシュメモリチップ3に、同時にセクタア
ドレスADR0を入力する(ADR(ADR0))。次
にReadyを検出するまでフラッシュメモリチップ0
のステータスレジスタを読み出しReady/Busy
判定を行う。Ready検出後、データブロックD0を
フラッシュメモリチップ0から読み出す。フラッシュメ
モリチップ0からはデータブロックD4を読み出す必要
があるので、続けて、読み出しコマンド及びセクタアド
レスADR1をフラッシュメモリチップ0に入力する。
以下、順次データブロックの繋がりの順番で、Read
y/Busy判定及びReady検出、データブロック
の読み出しを行う。ただし、続きのデータブロックが存
在するフラッシュメモリチップに対しては、データブロ
ックの読み出しに続けて、読み出しコマンドとセクタア
ドレスの入力を行う。
【0097】
【発明の効果】本発明の制御方式を用いることにより、
コマンド入力、アドレス入力のオーバーヘッドの短縮を
可能にすると共に、フラッシュメモリチップの書き込
み、消去、読み出しの各処理時間の隠蔽と各処理時間ば
らつきの吸収を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】不揮発性半導体記憶装置の構成例を示した図で
ある。
【図2】第1のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説明し
た図である。
【図3】第2のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説明し
た図である。
【図4】第3のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説明し
た図である。
【図5】第4のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説明し
た図である。
【図6】複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレ
スにデータを書き込む場合の書き込み位置を説明した図
である。
【図7】第1のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で説明
した図である。
【図8】第2のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で説明
した図である。
【図9】第3のReady/Busy判定方式を用い、
複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスにデー
タを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で説明
した図である。
【図10】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で
説明した図である。
【図11】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説
明した図である。
【図12】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説
明した図である。
【図13】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説
明した図である。
【図14】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式のフローを説
明した図である。
【図15】複数のフラッシュメモリチップの複数のアド
レスにデータを書き込む場合の書き込み位置を説明した
図である。
【図16】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で
説明した図である。
【図17】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で
説明した図である。
【図18】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で
説明した図である。
【図19】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスに
データを書き込む場合の書き込み制御方式を時間軸上で
説明した図である。
【図20】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図21】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図22】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図23】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図24】複数のフラッシュメモリチップの1つのアド
レスを消去する場合の消去位置を説明した図である。
【図25】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図26】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図27】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図28】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図29】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図30】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図31】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図32】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式のフローを説明した図であ
る。
【図33】複数のフラッシュメモリチップの複数のアド
レスを消去する場合の消去位置を説明した図である。
【図34】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図35】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図36】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図37】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスを
消去する場合の消去制御方式を時間軸上で説明した図で
ある。
【図38】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図39】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図40】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図41】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図42】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図43】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図44】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図45】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの1つのアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図46】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図47】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図48】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図49】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式のフローを
説明した図である。
【図50】第1のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図51】第2のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図52】第3のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図53】第4のReady/Busy判定方式を用
い、複数のフラッシュメモリチップの複数のアドレスか
らデータを読み出す場合の読み出し制御方式を時間軸上
で説明した図である。
【図54】従来の書込みの手順を説明した図である。
【図55】従来の消去の手順を説明した図である。
【図56】従来の読出しの手順を説明した図である。
【図57】書込みデータの大きさがセクタサイズ×4の
場合の従来の書込み方式を時間軸上で説明した図であ
る。
【図58】消去データの大きさがセクタサイズ×4の場
合の従来の消去方式を時間軸上で説明した図である。
【図59】読出しデータの大きさがセクタサイズ×4の
場合の従来の読出し方式を時間軸上で説明した図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ホストシステム、2・・・半導体記憶装置、3・・・コ
ントローラ、4・・・入出力インタフェース、5・・・バッフ
ァメモリ、6・・・フラッシュメモリチップ、7・・・フラッ
シュメモリチップ選択信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 直樹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Fターム(参考) 5B025 AD04 AD05 AD08 AE05 AE08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ制御手段が、データを複数のデータ
    ブロックに分割し、前記データブロックを共通のバスに
    接続された複数個の不揮発性半導体メモリチップに、分
    散して書き込みを行う書き込み制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、書き込みコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、選択す
    る前記不揮発性半導体メモリを順次切り換えて、前記選
    択した不揮発性半導体メモリチップに対して1つのデー
    タブロックの入力と書き込み開始コマンドの入力を行う
    第3のステップとを有することを特徴とする不揮発性半
    導体メモリ書き込み制御方式。
  2. 【請求項2】複数個の前記不揮発性半導体メモリに対し
    入力した書き込み開始コマンドが、全不揮発性半導体メ
    モリチップにおいて終了したことを判定する第3のステ
    ップと、 前記書き込み開始コマンドの実行結果を個別的に判定す
    る第4のステップを有することを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性半導体メモリ書き込み制御方式。
  3. 【請求項3】複数個の前記不揮発性半導体メモリに対し
    入力した書き込み開始コマンドが終了したことを、前記
    複数個の不揮発性半導体メモリチップに対し個別的に判
    定する第3のステップと、 前記書き込み開始コマンドの実行結果を個別的に判定す
    る第4のステップを有することを特徴とする請求項1記
    載の不揮発性半導体メモリ書き込み制御方式。
  4. 【請求項4】メモリ制御手段が、共通のバスに接続され
    た複数個の不揮発性半導体メモリチップの消去を行う消
    去制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマン
    ドを同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、消去開始コマンド
    を同時に入力する第3のステップと、 前記消去コマンドを入力した複数の不揮発性半導体メモ
    リチップの全てが消去開始コマンドを終了したことを判
    定する第4のステップと、 前記消去コマンドの実行結果を個別的に判定する第5の
    ステップを有することを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ消去制御方式。
  5. 【請求項5】メモリ制御手段が、共通のバスに接続され
    た複数個の不揮発性半導体メモリチップの消去を行う消
    去制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマン
    ドを同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、消去開始コマンド
    を同時に入力する第3のステップと、 複数個の前記不揮発性半導体メモリに対し入力した消去
    開始コマンドが終了したことを、複数個の前記不揮発性
    半導体メモリチップに対し個別的に判定する第4のステ
    ップと、 前記消去コマンドの実行結果を個別的に判定する第5の
    ステップを有することを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ消去制御方式。
  6. 【請求項6】共通のバスに接続された複数個の不揮発性
    半導体メモリチップに、複数のデータブロックに分割し
    て書き込まれたデータを、メモリ制御手段が、読み出し
    を行う読み出し制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、読み出しコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記読み出しコマンドを入力した複数個の前記不揮発性
    半導体メモリチップの、全てが読み出しの準備が完了し
    たことを判定する第4のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数の
    前記不揮発性半導体メモリの内、1つの不揮発性半導体
    メモリを選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリチ
    ップから1つのデータブロックの読み出しを行う第5の
    ステップと、 第5のステップを選択するチップを順次切り換えて行う
    第6のステップとを有することを特徴とする不揮発性半
    導体メモリ読み出し制御方式。
  7. 【請求項7】共通のバスに接続された複数個の不揮発性
    半導体メモリチップの同一番地に、複数のデータブロッ
    クに分割して書き込まれたデータを、メモリ制御手段
    が、読み出しを行う読み出し制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、読み出しコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記読み出しコマンドを入力した前記不揮発性半導体メ
    モリチップの読み出しの準備が完了したことを個別的に
    判定する第4のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、前記読
    み出しの準備が完了した前記不揮発性半導体メモリチッ
    プを選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリチップ
    から1つのデータブロックの読み出しを行う第5のステ
    ップと、 第4のステップと第5のステップを繰り返し行う第6の
    ステップとを有することを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ読み出し制御方式。
  8. 【請求項8】メモリ制御手段が、データを複数のデータ
    ブロックに分割し、前記データブロックを共通のバスに
    接続された複数個の不揮発性半導体メモリチップに、分
    散して書き込みを行う書き込み制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、書き込みコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数の
    前記不揮発性半導体メモリの内、1つの不揮発性半導体
    メモリを選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリチ
    ップに対して1つのデータブロックの入力と書き込み開
    始コマンドの入力を行う第3のステップと、 第3のステップを選択するチップを順次切り換えて行う
    第4のステップと、 第4のステップで入力した全ての書き込み開始コマンド
    が終了したことを判定する第5のステップと、 第4のステップで入力した書き込み開始コマンドの実行
    結果を個別的に判定する第6のステップと第1から第6
    のステップを異なるアドレスに対して繰り返し行う第7
    のステップを有することを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ書き込み制御方式。
  9. 【請求項9】メモリ制御手段が、データを複数のデータ
    ブロックに分割し、前記データブロックを共通のバスに
    接続された複数個の不揮発性半導体メモリチップに、分
    散して書き込みを行う書き込み制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、書き込みコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリの内、1つの不揮発性半導
    体メモリを選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリ
    チップに対して1つのデータブロックの入力と書き込み
    開始コマンドの入力を行う第3のステップと、 第3のステップを選択するチップを順次切り換えて行う
    第4のステップと、 第4のステップで入力した書き込み開始コマンドが終了
    したことを個別的に判定する第5のステップと、 第4のステップで入力した書き込み開始コマンドの実行
    結果を個別的に判定する第6のステップと前記不揮発性
    半導体メモリに対し、書き込みコマンドを個別的に入力
    する第7のステップと、 前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するアド
    レスを個別的に入力する第8のステップと、 第5のステップから第8のステップを繰り返し行う第9
    のステップを有することを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ書き込み制御方式。
  10. 【請求項10】メモリ制御手段が、共通のバスに接続さ
    れた複数個の不揮発性半導体メモリチップの消去を行う
    消去制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマン
    ドを同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、消去開始コマンド
    を同時に入力する第3のステップと、 前記消去コマンドを入力した複数個の不揮発性半導体メ
    モリチップの、全てが消去開始コマンドを終了したこと
    を判定する第4のステップと、 前記消去コマンドの実行結果を個別的に判定する第5の
    ステップと、 第1のステップから第5のステップを繰り返す第6のス
    テップを有することを特徴とする不揮発性半導体メモリ
    消去制御方式。
  11. 【請求項11】メモリ制御手段が、共通のバスに接続さ
    れた複数個の不揮発性半導体メモリチップの消去を行う
    消去制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマン
    ドを同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、消去開始コマンド
    を同時に入力する第3のステップと、 前記不揮発性半導体メモリに対し入力した消去開始コマ
    ンドが終了したことを、前記不揮発性半導体メモリチッ
    プに対し個別的に判定する第4のステップと、前記消去
    コマンドの実行結果を個別的に判定する第5のステップ
    と、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマン
    ドを同時に入力する第6のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、番地を指定
    するアドレスを同時に入力する第7のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去開始コ
    マンドを同時に入力する第8のステップと、 前記不揮発性半導体メモリチップに対し入力した消去開
    始コマンドが終了したことを、前記不揮発性半導体メモ
    リチップに対し個別的に判定する第9のステップと、 前記消去コマンドの実行結果を個別的に判定する第10
    のステップと、 前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去コマンド
    を個別的に入力する第11のステップと、 前記不揮発性半導体メモリチップに対し、番地を指定す
    るアドレスを個別的に入力する第12のステップと、 前記不揮発性半導体メモリチップに対し、消去開始コマ
    ンドを個別的に入力する第13のステップと、 第4のステップから第13のステップを繰り返し行う第
    14のステップを有することを特徴とする不揮発性半導
    体メモリ消去制御方式。
  12. 【請求項12】共通のバスに接続された複数個の不揮発
    性半導体メモリチップに、複数のデータブロックに分割
    して書き込まれたデータを、メモリ制御手段が、読み出
    しを行う読み出し制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、読み出しコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記読み出しコマンドを入力した複数個の不揮発性半導
    体メモリチップの、全てが読み出しの準備が完了したこ
    とを判定する第4のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリの内、1つの不揮発性半導
    体メモリを選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリ
    チップから1つのデータブロックの読み出しを行う第5
    のステップと、 第5のステップを選択するチップを順次切り換えて行う
    第6のステップと、 第1のステップから第6のステップを繰り返し行う第7
    のステップを有することを特徴とする不揮発性半導体メ
    モリ読み出し制御方式。
  13. 【請求項13】共通のバスに接続された複数個の不揮発
    性半導体メモリチップの同一番地に、複数のデータブロ
    ックに分割して書き込まれたデータを、メモリ制御手段
    が、読み出しを行う読み出し制御方式において、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、読み出しコマンド
    を同時に入力する第1のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、複数個
    の前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指定するア
    ドレスを同時に入力する第2のステップと、 前記読み出しコマンドを入力した不揮発性半導体メモリ
    チップの読み出しの準備が完了したことを個別的に判定
    する第4のステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、前記読
    み出しの準備が完了した不揮発性半導体メモリチップを
    選択し、選択した前記不揮発性半導体メモリチップから
    1つのデータブロックの読み出しを行う第5のステップ
    と、 前記不揮発性半導体メモリに対し続きのデータブロック
    がある場合には、前記メモリ制御手段が前記共通のバス
    を介して、前記不揮発性半導体メモリに対し、読み出し
    コマンドを個別的に入力する第6のステップと、 前記不揮発性半導体メモリに対し続きのデータブロック
    がある場合には、前記メモリ制御手段が前記共通のバス
    を介して、前記不揮発性半導体メモリに対し、番地を指
    定するアドレスを個別的に入力する第7のステップと、 第4のステップから第7のステップを繰り返し行う第8
    のステップと、 第8のステップで入力した読み出しコマンドに対し、読
    み出しの準備が完了したことを個別的に判定する第9の
    ステップと、 前記メモリ制御手段が前記共通のバスを介して、前記読
    み出しの準備が完了した不揮発性半導体メモリチップを
    選択し、前記選択した不揮発性半導体メモリチップから
    1つのデータブロックの読み出しを行う第10のステッ
    プと、 第8のステップから第10のステップを繰り返し行う第
    11のステップを有することを特徴とする不揮発性半導
    体メモリ読み出し制御方式。
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