JP2003233486A - プリンタ管理方法及び情報処理装置及びプログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

プリンタ管理方法及び情報処理装置及びプログラム並びに記憶媒体

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JP2003233486A
JP2003233486A JP2002314313A JP2002314313A JP2003233486A JP 2003233486 A JP2003233486 A JP 2003233486A JP 2002314313 A JP2002314313 A JP 2002314313A JP 2002314313 A JP2002314313 A JP 2002314313A JP 2003233486 A JP2003233486 A JP 2003233486A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリンタを利用するような印刷システ
ムについて、仮想プリンタと実プリンタとの管理情報を
解り易いように管理する仕組みを課題とする。 【解決手段】 複数の仮想プリンタの中から選択指示さ
れた仮想プリンタを認識する認識ステップを備え、前記
認識ステップにて認識された仮想プリンタに対応するメ
ンバプリンタを特定する特定ステップと、該特定ステッ
プにて特定された前記仮想プリンタに対応するメンバプ
リンタに係る情報を表示させる表示制御ステップとを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置に係るス
テータス等の各種情報を管理する情報処理装置、及び、
該情報処理装置による印刷装置管理方法、及び、記憶媒
体、並びに、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク機器が一般に利用さ
れ、ネットワーク上に多数のパソコン(以下、PC)や
プリンターが接続されるようになった。このようなネッ
トワーク環境において、印刷を行う際、ページ数の多い
ドキュメントあるいは部数の多いドキュメントについて
は、印刷時間の短縮を図るために、いったん印刷ジョブ
をスプールし、複数のプリンタに頁ごとあるいは部数ご
とに分散して出力するシステム(分散印刷システム)が
知られている。例えば、特開2001−290623号
公報には、所定時間毎に分散印刷の割り振り先である各
プリンタの最新の稼働状況をプリンタ毎に設けられた各
実プリンタドライバから検出する処理を行い、この検出
された各プリンタの最新の稼働状況によってステータス
ウィンドの更新を行う技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2001−290623号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によれば、例えば、分散印刷システムに係る複数の
プリンタ等のデバイス情報をまとめて監視するような形
態はとられていなかった。その為、ユーザは、分散印刷
システムに関する情報を管理する場合には予め分散印刷
システムを構成するデバイスを覚えておき、各々のデバ
イスを順次選択し選択したデバイスの情報を得る操作を
する等、煩雑な作業を強いられていた。
【0005】さらには、仮想プリンタの形態として一種
類の形態しか想定されておらず、様々な種別の仮想プリ
ンタが混在するような印刷環境におけるデバイス/ジョ
ブの管理をどのようにして行うかについては改善の余地
があった。
【0006】本願発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、例えば分散印刷システムなどの、複数のプリ
ンタを利用するような印刷システムに関して、容易にプ
リンタを管理することができるデバイス管理の仕組みを
提供することを目的とする。
【0007】さらには、様々な種別の仮想プリンタが混
在するような印刷環境におけるデバイス/ジョブの管理
を効率よくできる仕組みを提供することを更なる目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明におけるプリンタ管理の仕組みは、複数の
印刷装置の状態を管理する仕組みにおいて、選択された
仮想プリンタを認識する認識ステップと、前記認識ステ
ップにて認識された仮想プリンタに対応するメンバプリ
ンタを特定する特定ステップと、前記特定ステップにて
特定された前記仮想プリンタに対応するメンバプリンタ
に係る情報を表示させる表示制御ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0009】更に好ましくは、複数の仮想プリンタから
選択された仮想プリンタ及び該仮想プリンタの種別を特
定する特定ステップと、前記特定ステップにて特定され
た仮想プリンタの種別に対応するメンバプリンタの情報
を抽出する抽出ステップとを更に備え、前記表示制御ス
テップは前記抽出ステップにおいて抽出されたメンバプ
リンタの情報を表示させることを特徴とする。
【0010】更に好ましくは、前記複数の仮想プリンタ
の種類には、少なくとも、分散印刷用仮想プリンタ、或
は、代行印刷用仮想プリンタ、同報印刷用仮想プリンタ
を含むことを特徴とする。
【0011】更に好ましくは、仮想プリンタとメンバプ
リンタを指示する為のプリンタリストを管理し表示させ
るプリンタリスト管理ステップと、前記表示されたプリ
ンタリストより仮想プリンタが指示されたかメンバプリ
ンタが選択されたかを判定する判定ステップと、前記判
定ステップの判定に応じて仮想プリンタに対応の情報と
メンバプリンタに対応の情報の表示を切り替える切換ス
テップとを備えることを特徴とする。
【0012】更に好ましくは、選択された仮想プリンタ
に係るジョブ情報を表示させるモードにモードを切り替
えるモード切替ステップを備え、前記仮想プリンタに係
るジョブ情報には前記仮想プリンタに対応するメンバプ
リンタにおけるジョブ情報が含まれることを特徴とす
る。
【0013】更に好ましくは、前記仮想プリンタの種別
に対応して夫々の仮想プリンタを構成するメンバプリン
タを登録する登録ステップを有し、前記抽出ステップは
前記特定ステップにて特定された種別に対応した仮想プ
リンタを構築するメンバプリンタの情報を抽出すること
を特徴とする。
【0014】更に好ましくは、仮想プリンタを構成する
メンバプリンタを登録させる一次登録ステップと、前記
一次登録ステップより登録された前記メンバプリンタを
一時的に追加或は削除する二次登録ステップとを備え、
前記表示制御ステップは前記所定の仮想プリンタの前記
二次登録に対応したメンバプリンタの情報を表示させる
ことを特徴とする。
【0015】更に好ましくは、前記メンバプリンタの情
報はメンバプリンタの状態情報であり、該状態情報には
少なくともエラー/警告情報が含まれることを特徴とす
る。
【0016】更に好ましくは、前記メンバプリンタの状
態に応じて前記仮想プリンタの状態を決定し、該決定さ
れた状態に対応する状態アイコンを表示させるステップ
を更に備えることを特徴とする。
【0017】更に好ましくは、前記メンバプリンタに係
る情報はメンバプリンタに対応するデバイスへのイベン
ト登録に従う前記バイスからの通知に基づくものであ
り、選択された仮想プリンタに関連した複数のメンバプ
リンタと変更前の仮想プリンタに関連した複数メンバプ
リンタとの比較に基づき、イベント解除を行う対象とな
るメンバプリンタを特定し、該特定されたメンバプリン
タに対応するデバイスに対してイベント解除指示を行う
イベント解除指示ステップを有する。
【0018】更に好ましくは、選択された仮想プリンタ
に関連した複数のメンバプリンタと変更前の仮想プリン
タに関連した複数メンバプリンタとの比較に基づき特定
される新規メンバプリンタに対してイベント登録を行う
イベント登録手段を備えることを特徴とする。
【0019】更に好ましくは、選択された仮想プリンタ
に関連した複数のメンバプリンタと変更前の仮想プリン
タに関連した複数メンバプリンタとの比較に基づき、イ
ベント登録を省略する対象となるメンバプリンタを特定
し、該特定されたメンバプリンタ対応するデバイスに対
してイベント登録を省略する省略ステップを有すること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用するのに好適
である実施形態について説明を行う。
【0021】図1は、本発明を適用可能な情報処理シス
テムの構成を説明するブロック図である。なお、本シス
テムにおけるクライアントコンピュータは、1台、また
は複数台接続されていることを仮定している。
【0022】図1において、102、103、104は
クライアントコンピュータ(クライアント)としての情
報処理装置であり、イーサネット(登録商標)などのネ
ットワークケーブルによって、ネットワーク106に接
続され、アプリケーションプログラム等の各種のプログ
ラムを実行可能であり、印刷データをプリンタに対応す
るプリンタ言語に変換する機能を有するプリンタドライ
バを搭載している。なお、プリンタドライバは複数のプ
リンタドライバをサポートするものとする。また、プリ
ンタとしては印刷装置であるところの、電子写真方式を
最小したレーザービームプリンタやインクジェット方式
を採用したインクジェットプリンタや熱転写方式を利用
したプリンタ等様々な方式のものに適応できることも無
論想定される。
【0023】101は本実施形態のサーバ(以下、プリ
ントサーバと呼ぶ)としての情報処理装置であり、ネッ
トワークケーブルによって、ネットワーク106に接続
され、ネットワークで使用されるファイルを蓄積した
り、ネットワーク106の使用状態を監視したりする。
プリントサーバ101は、ネットワーク106に接続さ
れている複数のプリンタを管理している。
【0024】構成としては、クライアント102〜10
4とプリントサーバ101は、一般的な情報処理装置で
あり、クライアントとプリントサーバには、それぞれ異
なる制御を行う印刷制御プログラムが実行可能に格納さ
れている。
【0025】また、プリントサーバ101は、一般的な
情報処理装置であり、クライアント102〜104の機
能を同時に持つこともできる。
【0026】本実施形態におけるプリントサーバ101
は、さらにクライアントコンピュータ102、103、
104から印刷要求が出された印字データを含む印刷ジ
ョブを格納して印刷したり、または、クライアントコン
ピュータ102、103、104から印字データを含ま
ないジョブ情報のみ受け取り、クライアントコンピュー
タ102、103、104の印刷順序を管理し、印刷順
序になったクライアントに対して印字データを含む印刷
ジョブの送信許可を通知したり、ネットワークプリンタ
105のステータスや印刷ジョブの各種情報を取得し、
クライアントコンピュータ102、103、104に通
知したりする機能を揃えている。
【0027】105は印刷制御装置であるネットワーク
プリンタであり、図示省略したネットワークインタフェ
ースを介してネットワーク106と接続されており、ク
ライアントコンピュータから送信される印字データを含
む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに
変換して、1ページ毎に印刷する。106はネットワー
クであり、クライントコンピュータ102、103、1
04、サーバ101、ネットワークプリンタ105等と
接続している。
【0028】図2は、本実施の形態における情報処理装
置の構成を説明するブロック図であり、情報処理装置で
あるクライントコンピュータ102、103、104も
同じ構成であり、さらにサーバ101も同様あるいは同
等のハードウエア構成とする。よって、クライアントと
サーバの構成を説明するブロック図として説明する。
【0029】図2において、200は情報処理装置の制
御手段であるCPUであり、ハードディスク(HD)2
05に格納されているアプリケーションプログラム、プ
リンタドライバプログラム、OSや本発明のネットワー
クプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202に
プログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に
格納する制御を行う。
【0030】201は記憶手段であるROMであり、内
部には、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処
理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用デー
タ等の各種データを記憶する。202は一時記憶手段で
あるRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエ
リア等として機能する。
【0031】203は記憶媒体読み込み手段としてのフ
ロッピー(R)ディスク(FD)ドライブであり、後述
する図5に示すようにFDドライブ203を通じて記憶
媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等を本
コンピュータシステムにロードすることができる。な
お、記憶媒体は、FDに限らず、CD−ROM、CD−
R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカー
ド、MO、メモリスティック等、任意である。
【0032】204は記憶媒体であるフロッピー(R)
ディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能
なプログラムが格納された記憶媒体である。
【0033】205は外部記憶手段の一つであり、大容
量メモリとして機能するハードディスク(HD)であ
り、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプ
ログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラ
ム、関連プログラム等を格納している。さらにスプール
手段であるスプーラはここに確保される。スプール手段
は、クライアントではクライアントスプーラのことであ
り、プリントサーバではサーバスプーラのことである。
また、プリントサーバでは、クライアントから受けたジ
ョブ情報を格納し、順序制御を行うためのテーブルもこ
の外部記憶手段に生成されて格納される。
【0034】206は指示入力手段であるキーボードで
あり、ユーザがクライアントコンピュータに対して、ま
た、オペレータや管理者がプリントサーバに対して、デ
バイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものであ
る。
【0035】207は表示手段であるディスプレイであ
り、キーボード206から入力したコマンドや、プリン
タの状態等を表示したりするものである。
【0036】208はシステムバスであり、クライアン
トやプリントサーバであるコンピュータ内のデータの流
れを司るものである。
【0037】209は入出力手段であるインタフェース
であり、該インタフェース209を介して情報処理装置
は外部装置とのデータのやり取りを行う。
【0038】図3は、図2に示したRAM202のメモ
リマップの一例を示す図であり、FD204からロード
される上記ネットワークプリンタ制御プログラムが、R
AM202にロードされ実行可能となった状態のメモリ
マップである。
【0039】本実施形態では、FD204からネットワ
ークプリンタ制御プログラムおよび関連データを直接R
AM202にロードして実行させる例を示すが、これ以
外にも、FD204からネットワークプリンタ制御プロ
グラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制
御プログラムがインストールされているHD205から
RAM202にロードするようにしてもよい。
【0040】また、本ネットワークプリンタ制御プログ
ラムを記憶する媒体は、FD以外にCD−ROM、CD
−R、PCカード、DVD、ICメモリカードであって
もよい。さらに、本ネットワークプリンタ制御プログラ
ムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップ
の一部となすように構成し、直接CPU200で実行す
ることも可能である。
【0041】また、以上の各装置と同等の機能を実現す
るソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替とし
て構成することもできる。
【0042】また、本ネットワークプリンタ制御プログ
ラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶことも
ある。印刷制御プログラムは、クライアントにおいて印
刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更
する指示をするための制御を行うプログラムを含み、ま
た、プリントサーバにおいて、印刷ジョブの順序制御を
行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求など
を通知するためのプログラムを含んでいる。また、この
ような制御を行う本発明の印刷制御プログラムは、クラ
イアントにインストールされるモジュールと、プリント
サーバにインストールされるモジュールを別々に分けて
もよいし、ひとつの印刷制御プログラムが、実行される
環境によりクライアント用として機能したり、またはプ
リントサーバ用として機能するようにしてもよい。ある
いは一台のコンピュータに、クライアント用の機能を持
つモジュールと、プリントサーバ用として機能するモジ
ュールをともにインストールし、同時に、あるいは時分
割で擬似的に平行動作させる構成も可能である。
【0043】301は基本I/Oプログラムであり、本
制御装置の電源がONされたときに、HD205からO
SがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させ
るIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能な
どを有しているプログラムが入っている領域である。
【0044】302はオペレーティングシステム(O
S)であり、303はネットワークプリンタ制御プログ
ラムで、RAM202上に確保される領域に記憶され
る。304は関連データで、RAM202上に確保され
る領域に記憶される。305はワークエリアで、CPU
200が本プリンタ制御プログラムを実行する領域が確
保されている。
【0045】図4は、図2に示したFD204のメモリ
マップの一例を示す図である。図4において、400は
前記FD204のデータ内容であり、401はデータの
情報を示すボリューム情報であり、402はディレクト
リ情報、403は本実施形態で説明する印刷制御プログ
ラムであるネットワークプリンタ制御プログラム、40
4はその関連データである。403のネットワークプリ
ンタ制御プログラムは、実施形態で説明するフローチャ
ートに基づいてプログラム化したものであり、本実施例
では、クライアント、サーバ共、同様の構成をとってい
る。
【0046】図5は、図2に示したFDドライブ203
に対して挿入されるFD204との関係を示す図であ
り、図2と同一のものには同一の符号を付してある。
【0047】図5において、FD204には、本実施形
態で説明するネットワークプリンタ制御プログラムおよ
び関連データを格納している。
【0048】次に本実施の形態における、プリンタを複
数台使用して、前述の分散、同報、代行といった印刷処
理を行う、印刷ジョブ制御システムについて説明する。
【0049】なお、本実施の形態では、複数のプリンタ
を1台のプリンタとして仮想的に束ねるプリンタをグル
ーププリンタ、束ねられるプリンタをメンバプリンタと
呼ぶ。また、それに対応するプリンタドライバをそれぞ
れグループプリンタドライバ、メンバプリンタドライバ
と呼ぶ。
【0050】図6は本システムのクライアントサーバモ
デルにおいてMicroSoftWordなどの一般的
なアプリケーションから発行された印刷ジョブが、印刷
ジョブ制御システムにおいてどのように処理されるかを
示した図である。図6において、600はクライアント
マシンで、印刷ジョブ制御システムのクライアントモジ
ュールが動作するマシンを指す。
【0051】通常、印刷の指示がされるとアプリケーシ
ョンプログラムは一連の描画命令を生成し、プリンタド
ライバを経てWindows(R)Spoolerに渡
される。Windows(R)Spoolerは、ユー
ザが選択したポートモニタにプリントジョブデータを渡
してプリンタデバイスに送信させる手順をとる。
【0052】本実施の形態では、ユーザはあらかじめ印
刷ジョブ制御システム用のポートモニタ621(以降、
本実施例ではジョブ制御ポートモニタと略記)を指定し
て印刷を指示する。アプリケーションプログラム601
は一連の描画命令を生成する。描画命令を受け取ったグ
ループプリンタドライバ603では、汎用印刷ファイル
を生成し、プリンタデバイスへプリントジョブデータを
送信するポートモニタではなく、ジョブ制御ポートモニ
タ621にプリントジョブデータとして送信する。ジョ
ブ制御ポートモニタ621はプリントジョブデータをプ
リンタデバイス650に送信するのではなく、印刷ジョ
ブ制御システム用プリントサービス622(以降、本実
施例ではジョブ制御プリントサービスと略記)に送信す
る。ジョブ制御プリントサービス622は、ジョブ制御
サーバ630の管理するジョブ/デバイスの状態を管理
する機能を備える。更に、デバイスとクライアントPC
がピアツーピア接続環境で互いに動作するような場合に
は、ジョブ制御プリントサービス622はデバイスから
通知されるデバイス状態やジョブの状態などの情報を管
理したり、また、デバイスに対して所定の命令をする機
能も備える。これは、複数のプリンタデバイス650の
デバイス情報やジョブ情報を管理する機能に相当する。
【0053】印刷ジョブ制御システム用プリントマネー
ジャ623(以降、本実施例ではジョブ制御プリントマ
ネージャと略記)は、ユーザがジョブ制御プリントサー
ビス622内部でプリントジョブがどのような状態にあ
るかを調べたり、プリントジョブを操作しりするための
ユーザインタフェース(UI)を提供するプログラムで
ある。
【0054】ジョブ制御プリントマネージャ623はジ
ョブ制御プリントサービス622のソフトウェアのイン
タフェース(API)を介して、ジョブ制御プリントサ
ービス622と情報の送受信を実行し、主に、ジョブ制
御プリントサービス622が管理する外部のプリンタデ
バイスの状態情報をイベントとして取得する機能を備え
る。イベントの通知の種別としては、トナー残量が少な
くなった警告、クライアントとデバイスとの通信障害、
メモリ不足、排紙トレー満載などのエラー/警告情報の
通知や、エラー状態から正常状態に復帰した正常情報の
通知などが想定される。
【0055】印刷ジョブ制御システム用サーバ630
(以降、本実施例ではジョブ制御サーバと略記)は、個
々のクライアント600上のジョブ制御プリントサービ
ス622がプリンタデバイス650にプリントジョブデ
ータを送信するタイミングを集中制御(スケジューリン
グ)している。また、印刷ジョブ制御システム用サーバ
630はネットワークを介して通信可能な各デバイス
(印刷装置)の印刷実行中、電力制御状態、障害情報
(紙ジャム)等のステータスを監視し、ジョブ制御プリ
ントサービス622にイベントを通知する機能を備え
る。ここで、プリンタステータスの状態変化の監視につ
いて、ジョブ制御プリントサービス622は直接的に状
態の変化の通知(イベント)をプリンタデバイスから取
得することもできる。
【0056】印刷ジョブ制御システム用マネージメント
コンソール633(以降、本実施例ではジョブ制御マネ
ージメントコンソールと略記)は、ジョブ制御サーバ6
30が持つソフトウェアがアクセスするためのAPIを
介してジョブ制御サーバ630と情報・指示をやり取り
することで、印刷ジョブ制御システム全体を監視するこ
とができる。
【0057】また、ジョブ制御サーバ630はデバイス
情報コントロールモジュール631を用いて各プリンタ
デバイス650と通信を行い、各プリンタ内の印刷ジョ
ブや動作状態に関する情報を入手したり、操作を行った
りする。入手した情報はクライアント600側のジョブ
制御プリントサービス622に渡すことができる。
【0058】次に本実施の形態におけるグループプリン
タドライバ603からの印刷について説明する。
【0059】グループプリンタドライバ603はアプリ
ケーションプログラムが生成した一連の描画コマンド
を、プリンタデバイスの種類に依存しない中間フォーマ
ットのファイルである汎用印刷ファイルに変換する。こ
の汎用印刷ファイルの構成については後述する。
【0060】この汎用印刷ファイルは前述したようにW
indowS(R)スプーラ604からジョブ制御ポー
トモニタ621を経て(a)、ジョブ制御プリントサー
ビス622に導かれる(b)。ジョブ制御プリントサー
ビス622はこのプリントジョブに対して行うジョブ制
御の種類に応じて、汎用印刷ファイルをもとに描画コマ
ンドを生成し(c)、続いてPDLドライバ602がそ
の描画コマンドをプリンタデバイス650が解釈可能な
PDLファイルにする。図6では、ジョブ制御プリント
サービス622で、このプリントジョブに対してプリン
トジョブをふたつに分けるジョブ制御が行われる例で、
2つのメンバジョブが生成された例を2つの矢印(c)
で示している。PDLドライバ602で生成されたPD
LファイルはWindows(R)スプーラ604、ジ
ョブ制御ポートモニタ621を経て(d)、再びジョブ
制御プリントサービス622に渡される(e)。ジョブ
制御プリントサービス622は、ジョブ制御サーバ63
0の指示に従ってPDLのプリントジョブデータをプリ
ンタデバイス650に送信する(f)。
【0061】ジョブ制御プリントサービス622は、汎
用印刷ファイル中の印刷指示書の指示にしたがって、一
つの汎用印刷ファイルを複数のプリントジョブに論理的
に分割してそれぞれ別のプリンタデバイスに送信した
り、一度送信したプリントジョブデータを別のプリンタ
デバイスに送信し直したりする。図A中の(c)(d)
(e)(f)はそのような場合のプリントジョブデータ
の経路を示している。
【0062】一方、汎用印刷ファイルをアプリケーショ
ンソフトウェアが作成し、そのアプリケーションソフト
ウェアが直接汎用印刷ファイルを印刷ジョブとして投入
する場合、一般のアプリケーションとはグループプリン
タドライバ603への情報の渡し方や、グループプリン
タドライバ603での処理内容が異なる。前述のよう
に、一般のアプリケーションの場合、アプリケーション
はグループプリンタドライバ603に描画情報を渡す
際、通常のプリンタドライバと同じようにWindow
S(R)のGDI関数を呼び出し、グループプリンタド
ライバ603がそれに応じて汎用印刷ファイルを生成す
る。これに対して汎用印刷ファイルを直接作成するアプ
リケーションの場合は、アプリケーションが汎用印刷フ
ァイルをすでに持ち、それをグループプリンタドライバ
603に供給する。グループプリンタドライバ603は
必要に応じてあらかじめ設定された印刷方法にもとづい
て汎用印刷ファイル内部の印刷指示書を書き換えてWi
ndowS(R)Spooler604に送る。
【0063】図8は、汎用印刷ファイルの構成の一例を
示した図である。
【0064】本実施の形態で使用される汎用印刷ファイ
ルは、印刷指示部8−aと、ドキュメントデータ部8−
bからなる。印刷指示部は、ドキュメントの情報と印刷
指示を記述した部分である。また、ドキュメントデータ
は、アプリケーションのデータを汎用的な形式のデータ
に変換したものであり、プリンタ言語に依存しないデー
タフォーマットとなっている。
【0065】印刷指示部はヘッダ部、ページ情報部、印
刷体裁指示部、出力方法指定部、グループプリンタドラ
イバ設定情報部、メンバプリンタ数、メンバプリンタド
ライバ名、メンバプリンタドライバ設定情報部などから
構成されている。
【0066】ヘッダ部は本ファイルのバージョン識別や
ファイル情報などの情報を格納する部分である。
【0067】ページ情報部は、ドキュメントデータ部8
−bのドキュメントデータのページ数、各ページのサイ
ズなどの情報を格納する部分である。
【0068】印刷体裁指示部は、印刷ページ範囲、印刷
部数、ドキュメントデータの面付け情報(N−UPや製
本印刷など)、ステイプル指示やパンチ指示など、出力
体裁に関する情報を格納する部分である。
【0069】出力方法指定部は、出力方法として、分散
印刷、カラーモノクロ分散印刷、代行印刷、同報印刷な
どの情報を格納する部分である。
【0070】グループプリンタドライバ設定情報部は、
後述するグループプリンタドライバのUIの設定情報を
格納する部分である。
【0071】メンバプリンタ数はグループプリンタドラ
イバが関連付けているメンバプリンタの数を格納する部
分である。
【0072】メンバプリンタドライバ名は、メンバプリ
ンタのプリンタドライバ名を格納する部分である。
【0073】メンバプリンタドライバ設定情報部はメン
バプリンタのドライバUIの設定情報として例えばDE
VMODE情報を格納する部分である。
【0074】このメンバプリンタドライバ名とメンバプ
リンタドライバ設定情報部は、前述のメンバプリンタ数
に格納された数だけの格納エリアを持っている。
【0075】前述の図6で説明したグループプリンタド
ライバ603では、汎用印刷ファイルを生成する際、グ
ループプリンタドライバGUI上の設定を印刷指示部8
−aへ記録する。さらに、グループプリンタドライバ6
03はGDIで受け取ったデータを汎用的なデータに変
換しhキュメントデータとして、本汎用印刷ファイルの
ドキュメントデータ部に記録することとなる。
【0076】次に図7でWindowS(R)が提供す
るPrintSyStemと印刷ジョブ制御システムに
おける印刷ジョブの関係と処理概要をさらに詳しく述べ
る。
【0077】図7中で印刷ジョブ制御システム700
は、サーバとクライアントの制御プログラムが動作する
物理的なマシンをまたいだ、印刷ジョブ制御システムの
範囲を示している。また、サーバが管理している出力ポ
ート(Output Port)711は、クライアン
トのジョブ制御プリントサービス622のプロキシ出力
ポート(Proxy Output Port)712
と関連付けられ、ひとつのポートに関連づけられた各ク
ライアント上のプロキシ出力ポート全てを統一的に管理
している。本実施例では、実際のプリントジョブデータ
はおのおののクライアントのプロキシ出力ポート712
に保持される。ジョブ制御サーバ630は、プリントジ
ョブデータ自体の送信処理は行わず、ジョブ制御プリン
トサービス622に対して印刷ジョブの送信指示のみを
行う。その指示に応じてクライアントのジョブ制御プリ
ントサービス622はプリントジョブデータをデバイス
650に送信する。
【0078】次に、印刷ジョブ制御システム700が、
代行印刷、分散印刷、同報印刷などの付加価値的な印刷
を行う場合の処理を説明する。
【0079】印刷ジョブ制御システム700が、代行印
刷、分散印刷、同報印刷などの付加価値的な印刷を行う
場合には、前述のようにユーザまたはアプリケーション
601はグループプリンタドライバ603が割り当てら
れたプリンタに印刷ジョブを発行しなければならない。
ジョブ制御プリントサービス622は、グループプリン
タドライバ603によって処理されたジョブデータをジ
ョブ制御ポートモニタ621を介して汎用印刷ファイル
として受け取る。尚、汎用印刷ファイルの生成(構築)
はグループプリンタドライバ603に汎用印刷ファイル
の元となる汎用印刷データを生成され、ジョブ制御プリ
ントサービス622によって汎用印刷データを統合して
汎用印刷ファイルを構築するようにしてもよい。
【0080】ジョブ制御プリントサービス622はこの
ジョブを受け取り、DeSpooler701を介して
PDLドライバが割り当てられた別のプリンタにジョブ
(メンバジョブ)を発行して印刷を行わせるよう指示す
る。
【0081】この時、DeSpooler701は前述
の図8で説明した汎用印刷ファイルの印刷指示部8−a
を解釈し、ドキュメントデータ部8−bのドキュメント
データを加工して、Windows(R)のGDIに変
換し、各プリンタドライバに対して印刷指示を行い印刷
ジョブを発行する。例えば印刷体裁指定部に、2−UP
の指示が記録されていた場合、用紙1枚に2ページ分の
ドキュメントデータを縮小レイアウトする。また分散印
刷あるいは同報印刷の場合には、それらの設定に応じて
印刷指示部8−aに記述されている複数のメンバプリン
タにジョブを発行する。代行印刷の場合は、代行する条
件が満たされた時に、自動代行では事前の設定、手動代
行ではユーザの操作に応じてメンバジョブを発行する。
【0082】また、DeSpooler701は各メン
バプリンタにジョブを発行する際、メンバプリンタドラ
イバに対応する印刷指示として、各メンバプリンタのD
EVMODEを作成する必要があるが、このDEVMO
DEは印刷指示部8−aに記載された内容を適宜各メン
バプリンタのDEVMODEに反映させて生成する。
【0083】クライアント側のジョブ制御プリントサー
ビス622は、PDLドライバ602によってレンダリ
ングされた、それぞれのメンバジョブのPDLデータを
ジョブ制御ポートモニタ621を介して受け取り、受け
取ったジョブに関する情報をサーバ側に知らせ、ジョブ
データは自身のプロキシ出力キュー(Proxy Ou
tput Port)712で一時保持する。その後、
ジョブ制御サーバ630からの送信指示を受けた後にプ
リントデバイス650に送信する。
【0084】次に図9の説明を行う。図9は後述する図
10、12等の印刷設定を行う為のグループプリンタド
ライバのインターフェースを構築する為のメンバプリン
タドライバの登録処理に相当する。
【0085】まずステップS901でセットアップを準
備を行いセットアップを開始する。
【0086】ステップS902でメンバープリンタに登
録するプリンタドライバをマウス等のポインティングデ
バイスを介して選択し、インストール対象とする。
【0087】次にステップS903で、前記選択したプ
リンタドライバをインストールし、メンバプリンタドラ
イバとして登録設定を行う。
【0088】次にステップS904でインストールされ
たプリンタドライバに対応したプリンタ情報を取得す
る。プリンタ情報(デバイス情報)としては、例えば、
サポート用紙サイズがA3,A4,B5であるといった
情報や、両面可能かどうか、ステイプル可能かどうか、
その他、フィニシングの機能として、パンチ穴が可能
か、Z折りが可能かなどを入力する。ここで、プリンタ
情報の取得方法には、インストールされたプリンタドラ
イバが、対応するプリンタデバイスに所定のネットワー
クを介して問い合わせ取得したプリンタ情報を本制御プ
ログラムが取得するような形態や、キーボード等から入
力された設定値をプリンタ情報として登録させるような
処理の形態が想定される。
【0089】次にステップS905で対象となるメンバ
プリンタドライバのインストールを完了させるか否か判
断し、完了でなければ前記ステップS902に戻り、再
び選択指示に応じて選択されたプリンタドライバをメン
バプリンタドライバとして登録させる処理を繰り返す。
一方、完了であればステップS906に進む。
【0090】ステップS906では、ステップS904
で取得されたデバイスの属性情報の設定値を、例えばシ
ステムのレジストリなどにプリンタドライバの名称とと
もに記憶し保持する。このような図9のフローチャート
の処理を経て、後述する図10、図12に示すようなユ
ーザインターフェースが構築され、例えば、図10の1
006に示されたデバイス情報は、前記ステップS90
6で保存した情報を該当するメンバプリンタごとに表示
したものに相当する。
【0091】次に、先に例に取り上げた図10を用いて
本実施の形態のユーザインターフェイス(グループプリ
ンタドライバUI)を具体的に示して説明する。
【0092】図10において、1001は出力方法を選
択し、指定する為のコンボボックスである。この100
1のコンボボックスをマウス等のポインティングデバイ
スを介して指示すると、複数の出力方法のリストが表示
され、該表示されたリストより所定の出力方法の指定が
為される。
【0093】1002は所定の種別のグループプリンド
ライバに対してメンバプリンタドライバの登録を行うた
めのUIを開くボタンである。ここで開かれるUIにつ
いては後述する。ここで、所定の種別としては、例え
ば、図10に示されるように割合分散のグループプリン
タドライバ、或は、後述するカラー/白黒分散処理のグ
ループプリンタドライバや、その他、自動代行、同報印
刷に係るグループプリンタドライバなどが想定される。
【0094】図10の1003はメンバプリンタを登録
した後に、登録されたメンバプリンタドライバの一覧を
表示するリストボックスである。
【0095】このUIの例では、メンバプリンタドライ
バの名称とともにそのメンバプリンタに関する各種情報
も表示している。また、この一覧表示の内容は1001
のプルダウンメニューの中から指定した出力方法に従っ
て、その表示内容も変更される。即ち複数種類の出力方
法毎に夫々メンバープリンタドライバの構成を有してい
る。これによって、ユーザは出力方法毎に適したメンバ
プリンタドライバを容易に呼び出すことができ、わざわ
ざ出力方法を変更する度に新たなメンバプリンタドライ
バを登録する必要がなくなる。
【0096】また、1007は例えば、図11のような
UIを介して登録したメンバプリンタドライバを出力対
象のプリンタドライバとして、一時的に構成に含まれな
いようにしたり、或は、含まれないような状態からメン
バプリンタドライバの構成に追加したりするチェックボ
ックスである。このチェックボックスのチェックが有り
の時は、そのメンバプリンタを対象プリンタドライバと
みなし、チェックが無しの時にはそのメンバプリンタド
ライバを一時的に対象プリンタドライバから外す処理が
施される。言い換えれば、1007の選択肢に含まれる
メンバプリンタドライバが一次登録処理によって登録さ
れたものに相当し、また、チェックボックスをチェック
することによりメンバプリンタドライバを実際の印刷処
理の対象プリンタドライバとすることは二次登録処理に
相当する。
【0097】このようにメンバプリンタドライバの登録
において、一次登録と二次登録の二段階の設定の仕組み
が本発明により可能になり、例えば、通常の分散印刷で
は、印刷処理の対象としているような所定のメンバプリ
ンタドライバに対して、一次的に該所定のメンバプリン
タドライバを対象から外すことができたり、また逆に故
障していた印刷装置が復帰したような場合には、チェッ
クボックスの操作により再び実際の印刷処理の際に起動
されるメンバプリンタドライバとすることができる。こ
れは、出力方法毎に登録(一次登録)されたメンバプリ
ンタの情報と、チェックボックスのチェックにより利用
されるメンバプリンタドライバとされているか否かの情
報とを、夫々別々に所定の記憶部に保持させる構成によ
り実現される。
【0098】更に、本発明においては、上に説明した一
次登録、二次登録が、複数の出力方法毎に設定可能であ
り、割合分散印刷を始め、後述する同報印刷、カラー/
白黒分散印刷、代行印刷の夫々に独立して一次登録、二
次登録が処理されるようになっている。
【0099】また、1006は各デバイスの属性情報の
表示欄である。グループプリンタドライバに設定されて
いる各メンバプリンタドライに対応するデバイスの属性
情報を、メンバプリンタドライバの名称と共に、制御プ
ログラムの表示制御に応じて表示されたものに相当す
る。
【0100】次に、メンバプリンタドライバの登録/削
除について、図11を参照しつつ説明する。
【0101】図11は先に説明した図10における10
02の「デバイスの追加/削除」ボタンの押下信号を本
制御プログラムが認識した際に表示されるUIである。
【0102】図11において、1101は選択可能なメ
ンバプリンタドライバの一覧を表示するリストボックス
である。選択可能なメンバプリンタドライバとは、本シ
ステムがハンドリング可能なポートを割り付けてインス
トールしてあるプリンタドライバであり、本制御プログ
ラムが存在を認識することができるプリンタドライバと
なる。
【0103】1102は選択したメンバプリンタドライ
バの一覧を表示するリストボックスである。1103、
1104、1105、1106の夫々のボタンにより、
選択可能なメンバプリンタ一覧よりメンバプリンタに追
加、削除を行うことが可能となっている。
【0104】1103の押下信号を認識した際には、1
101にて押下時に選択されているプリンタドライバを
メンバプリンタドライバの一構成として追加する処理を
行う。
【0105】また、1104の押下信号を認識した際に
は、1101のリストに示される全てのプリンタドライ
バを対象として1102に表示されるメンバプリンタド
ライバを構成するものとするよう制御する。
【0106】また、1105は、1103、1104と
は逆でメンバプリンタドライバから外すためのボタンを
示し、1103、1105の押下信号が認識されると1
102のメンバプリンタドライバの構成から外されるよ
う、対象となるメンバプリンタドライバは制御される。
また、図11のようなユーザインターフェースを介して
の設定は各出力方法毎(分散印刷、代行印刷等)に起動
可能であり、図9に加えて図11を介しも出力方法毎の
メンバプリンタドライバの構成が変更可能となる。
【0107】図12は図1001の選択リストより自動
代行印刷が選択され出力方法として設定された場合のU
Iの表示様子の例を示したものであり、登録されたメン
バプリンタドライバの構成が出力方法の指定に応じて切
り替え表示された様子を示している。
【0108】自動代行印刷では、メンバプリンタドライ
バの夫々に優先順位が設けられており、設定された優先
順位の1番高いメンバプリンタドライバによりまず優先
的に印刷が行われ、現在印刷処理を行わせようとしてい
るプリンタデバイスにトナー無し等のエラーが発生し印
刷不可能になった場合、自動的に次の優先順位のメンバ
プリンタドライバに印刷処理をさせるように制御が行わ
れる処理が行われる。
【0109】この場合メンバプリンタドライバの構成と
しては、割合分散(分散印刷)の場合と同様、複数登録
可能であり、本制御プログラムは夫々のメンバプリンタ
ドライバに対して優先順位を設定する機能を有してい
る。
【0110】図12の1201、1202は、メンバプ
リンタドライバの優先順位を変更する為のボタンであ
る。このUIの例ではメンバプリンタの優先順位は、メ
ンバプリンタ一覧1203にリスティングされている順
番と一致している。
【0111】従って、1203のリストの一覧よりメン
バプリンタドライバを選択し、1201のボタンによ
り、メンバプリンタリスト上の順番を1つ上げる(上の
ほうに移動表示)と共に、優先順位も上げることが可能
である。
【0112】また1202のボタンにより、メンバプリ
ンタリスト上の順番を1つ下げる(下のほうに移動表
示)するとともに、優先順位も下げることが可能であ
る。
【0113】また、先に説明したメンバプリンタドライ
バの登録(追加/削除)についても、第2の実施の形態
において説明した通りであり、図11に示されるものと
同様なUIが表示されるような制御が行われ、メンバプ
リンタの登録削除処理が行われる。
【0114】次に、上に説明してきたような複数のプリ
ンタを対象とするような印刷システムにおける複数のプ
リンタの管理の仕組みについて以下説明することとす
る。
【0115】図14は図6にて説明したプリントマネー
ジャー623の制御処理を示すものであり、情報処理装
置に設けられたCPU(中央演算処理装置)がROM、
HD等の不揮発性記憶手段に記憶されたプログラムコー
ドを読み込み実行することに応じて実現されるものとす
る。
【0116】まず、ユーザからのマウス、キーボード等
のポインティングデバイスを介した起動指示に応じて、
タスクトレイ起動処理が実行される。
【0117】そして、ステップS1401では、タスク
トレイ起動処理における起動初期化処理が実行される。
【0118】そして、ステップS1402では、デバイ
ス・ジョブ監視サービスインターフェースの構築が行わ
れる。ここでの、デバイス・ジョブ監視サービスインタ
ーフェースとは、図6のジョブ制御プリントサービス6
22とのインターフェースに相当し、ジョブ制御プリン
トサービスモジュールが管理するデバイスステータスや
プリントキュー情報などをプリントマネージャーが取得
する際のインターフェースに相当する。
【0119】そして、ステップS1403では、監視対
象プリンタの列挙処理が行われる。ここでの列挙処理と
は、プリントマネージャー633がジョブ制御プリント
サービス622から取得した単数或は複数のプリンタの
管理情報を取得し把握する処理に相当し、ジョブ制御プ
リントサービス622から取得し管理する情報の管理様
子としては例えば、図18、図19が挙げられる。
【0120】ここで、プリントマネージャー623がジ
ョブ制御プリントサービス622から取得するプリント
情報にグループプリンタ(仮想プリンタ)とメンバプリ
ンタ(実際に稼動する実プリンタ)とが含まれる。
【0121】そして、ステップS1404では、不明ジ
ョブ探索・復帰モジュールのエラー/トラブル回復処理
が実行される。例えば、強制終了時に残存していたジョ
ブの再印刷処理などがこれに相当する。
【0122】ステップS1405では、プリンタ情報変
化に伴うイベント要求登録処理がプリントマネージャー
623からジョブ制御プリントサービス622に対して
登録される。実際には、ジョブ制御プリントサービス6
22がネットワーク上に通信可能にされた複数の画像形
成デバイスの状態を管理しており、このジョブ制御プリ
ントサービス622によって管理される画像形成デバイ
ス状態の変化がプリントマネージャー623に対して通
知される。ステップS1405はこのジョブ制御プリン
トサービス622にて管理される画像形成デバイスの状
態変化の通知の依頼に相当するものであり、無論、プリ
ントマネージャー623からジョブ制御サーバ630、
或は、プリントデバイス650に直接イベント通知を依
頼するような形態も想定される。
【0123】そして、ステップS1406では、詳細モ
ニタ表示要求が成されたか否かの判定が実行される。例
えば、ステップS1401で生成された詳細モニタ起動
ボタンに対するポインティングデバイスを介した起動指
示がなされたか否かの判定処理がこのステップS140
6に相当する。
【0124】そして、ステップS1406でYesと判
定されれば処理をステップS1408に移行し、Noと
判定されれば処理をステップS1409に移行する。
【0125】ステップS1408では詳細モニタUIモ
ジュールによる処理が実行されるが、この詳細は後述す
る図15にて詳しく説明する。
【0126】そして、ステップS1409、1410で
は、ジョブを実行中のデバイス及びジョブに関する監視
処理が実行され、ステップS1411ではジョブ終了通
知監視処理が実行される。
【0127】そして、ステップS1412では起動され
たプログラムの終了指示がなされたか否かの判定が行わ
れ、Yesと判定されればプログラム処理を終了し、N
oと判定されればステップS1407にて監視対象プリ
ンタの更新チェック処理が実行され、ステップS140
6の処理に戻る。ステップS1407の監視対象プリン
タの更新チェック処理とは、例えば、図11のようなユ
ーザインターフェースを介して行われたメンバプリンタ
の追加/削除を管理することに相当する。
【0128】次に図15の説明を行う、図15は先の図
14のフローチャートのステップS1408の詳細な処
理に相当する。
【0129】まず、ステップS1501では、起動初期
化処理が実行される。これは後述する、例えば、図20
に示されるような表示を実現する為に必要な種初期化処
理に相当する。
【0130】次にステップS1502では、監視対象プ
リンタの列挙処理が実行される。ここでの列挙処理は、
監視対象となる複数のプリンタ(グループプリンタ(仮
想プリンタ)、メンバプリンタ(実プリンタ)の双方を
含む)情報のジョブ制御プリントサービス622からの
取得処理、及び、取得されたプリンタリストの表示処理
を含むものとする。例えば、図20の「プリンタ一覧」
の枠内に示されるプリンタリスト2001がステップS
1502の処理に対応して表示されたものに相当する。
また、図21、22、23、24の「プリンタ一覧」の
プリンタリストもこれに相当する。また、該プリンタリ
ストに仮想プリンタと実プリタンとを含むことに特徴を
有する。また、のリスト中の仮想プリンタ及び実プリン
タには、夫々のプリンタ(仮想プリンタ/実プリンタ)
の状態を示す状態アイコンが付されており、実プリンタ
に関する状態アイコンを図13(a)に仮想プリンタに
対応する状態アイコンを図13(b)に示す。ここで、
プリンタ(仮想プリンタ/実プリンタ)の状態が変更さ
れることに応じて、状態アイコンも変化されるよう制御
が行われる。例えば、仮想プリンタに対応するメンバプ
リンタの状態を「or」処理することによって仮想プリ
ンタの状態を決定し、該決定された状態に対応したアイ
コンを決定することができる。複数のメンバプリンタの
うち1つでも状態が「スプーラ停止」ならば、該複数の
メンバプリンタに対応する仮想プリンタの状態及び該状
態に対応するアイコンを「スプーラ停止」停止にした
り、複数のメンバプリンタのうち1つでも状態が「エラ
ー」ならば、対応する仮想プリンタの状態及び該状態に
対応する状態アイコンも「エラー」とするような制御が
想定される。
【0131】そして、ステップS1503では、起動時
表示メニュー指定表示処理が実行される。これは、プロ
グラム起動時にメニュー項目に割り当てられるメニュー
の表示を変更指定可能な形態で表示させる処理に相当す
る。
【0132】そして、ステップS1504では、モード
選択指示が成されたか否かの判定が実行され、”マイメ
ニュー”に対応する指示が成されたと判定された場合に
は、処理をステップS1505に移行させ、”プリンタ
一覧メニュー”に対応する指示がなされたと判定された
場合には処理をステップS1506に移行させる。尚こ
こでのモード選択指示とは所定のメニューを選択指示す
る処理を指すものとする。
【0133】ステップS1506では、ステップS15
02の処理に伴に列挙された複数のプリンタから、どの
プリンタが選択指示されたか否かを判定すると共に、選
択されたプリンタを認識する処理を実行する。また、認
識されたプリンタが仮想プリンタである場合には、指示
選択に応じて特定される仮想プリンタ名(仮想プリンタ
を特定する為の情報)から図18に示されるような管理
情報が読込まれ、後述する図16の各ステップの処理で
利用される、例えば、ステップS1606によって取得
される情報は図18の1802の情報より特定された
り、また、図18の管理情報の1803、1804の仮
想プリンタに対応するメンバプリンタを特定する為の情
報はステップS1609で、また、1805、1806
のなどのメンバプリンタのジョブ/プリンタの状態や付
属情報などのメンバプリンタに関する詳細情報はS16
11の処理に利用される。
【0134】一方、図19に示される管理情報は図16
のステップS1613からS1615のメンバプリンタ
(実プリンタ)の詳細情報の特定に利用される。例え
ば、1903には実プリンタの詳細な状態情報が格納さ
れている。
【0135】そして、ステップS1507では、さらに
現在どの種別のモード選択がなされているか否かの判定
が行われ、そのモードの種別に応じて、ステップS15
06にて現在選択されていると認識されているプリンタ
に係る情報の表示の形態を異なるように制御する。尚、
ここでのモード選択とは、例えば、図20中の2002
の選択欄を介して指示されたモード指示を指すものとす
る。
【0136】ステップS1507で、モードとして”プ
リンタ情報”が選択されていると判定されれば、処理を
ステップS1508に移行させ、”ジョブリスト”が選
択されていると判定されれば、処理をステップS150
9に移行させ、”出力設定”が選択されていると判定さ
れれば、処理をステップS1510に移行させる。ステ
ップS1510においては、ステップS1506におい
て選択されたプリンタの設定情報(用紙サイズ、デフォ
ルト解像度等)を表示させる。尚、ステップS1508
に対応した詳細な説明は後述の図16にて行うこととす
る。
【0137】このように、図15のフローチャートの処
理が実行されることにより、ステップS1502で列挙
された単数或は複数の監視対象プリンタの中から選択さ
れた所定のプリンタ(仮想プリンタ/実プリンタを含
む)に対して、プリンタ情報やジョブリストや出力設定
などモード選択に応じた各種情報を切換え表示させるこ
とが可能となる。
【0138】さらには、ステップS1506ではグルー
ププリンタ(仮想プリンタ)と実プリンタ(メンバプリ
ンタ)とを混在させリスティングさせているにも係ら
ず、ユーザはその中から仮想プリンタ/実プリンタの何
れかを意識することなく同様の要領で選択でき、該選択
指示に応じて最適なプリンタ情報やジョブリスト情報や
出力設定情報を知ることができるようになる。
【0139】次に図16の説明を行う。図16は上に説
明した図15のステップS1508の詳細な説明に対応
したフローチャートに相当する。
【0140】まず、ステップS1601では、選択プリ
ンタの状態イベント登録が実行される。これは図15の
ステップS1506で選択されたプリンタに係る状態の
変化をイベントとして要求する処理に相当する。実際に
は、図6のプリントマネージャー623がジョブ制御プ
リントサービス622にイベントの通知を依頼する形態
が想定される。
【0141】そして、ステップS1602ではステップ
S1601にて認識されたプリンタの種別がグループプ
リンタ(仮想プリンタ)/メンバプリンタ(実プリン
タ)なのか、或は、インクジェットプリンタ/レーザー
ビームプリンタ/ネットワーク対応デジタル複合機なの
かに応じて、異なる情報取得処理を行う為の初期化処理
を実行する。
【0142】そして、ステップS1603、S1604
ではステップ1606で選択されたプリンタに対応する
キュー情報、ポート情報のジョブ制御プリントサービス
622から取得する処理を実行する。ここで、ジョブ制
御プリントサービス622では、グループプリンタ(仮
想プリンタ)、メンバププリンタ(実プリンタ)の夫々
に対応して仮想プリンタ用のキュー(図7中のlogi
cal Queueに相当)、メンバプリンタキュー
(図7中の各Printer Queueに相当)、仮
想プリンタ論理ポート(図7中のLogical Po
rtに相当)、メンバプリンタ論理ポート(図7中の各
Output Portに相当)を管理しており、指定
されたプリンタに応じて管理する情報をプリントマネー
ジャー623に通知するような処理が実行される。
【0143】そして、ステップS1605では、ステッ
プS1601〜1604までの処理の対象となるプリン
タがグループプリンタ(仮想プリンタ)なのかメンバプ
リンタ(実プリンタ)なのかの判定が行われる。仮想プ
リンタと判定されれば、処理をステップS1606に移
行させ、そうでないならば処理をステップS1613に
移行させる。このように表示された仮想プリンタとメン
バプリンタ(実プリンタ)とを指示する為のプリンタリ
ストを管理し表示させ、表示されたプリンタリストより
仮想プリンタが指示されたかメンバプリンタが選択され
たかを判定し、該判定に応じて仮想プリンタ対応情報と
メンバプリンタ対応情報の表示を切り替えることが可能
となる。これにより、ユーザは仮想プリンタと実プリン
タとをあたかも同様に扱えることが実現される。
【0144】ステップS1606では、仮想プリンタの
種別(図18中の仮想プリンタモードタイプに相当)が
判別される。すなわち、仮想プリンタの出力方法が割合
分散印刷なのかカラー/白黒分散印刷なのか自動代行印
刷なのか同報印刷なのかの判別が行われる。
【0145】そして、ステップS1607、S1608
ではステップS1606において判別された出力方法の
種別に応じたUIの表示(例えば、割合分散の場合は後
述する図20が例として挙げられる。)がなされる。こ
のUIの表示は、出力方法の種別の情報を、選択された
プリンタの識別情報をもとに本システム内の印刷ジョブ
制御システムに問い合わせることにより取得する。即
ち、プリンタ名の問い合わせに応じて図18の1801
や図19の1901が参照され該当するプリンタ名に対
応する仮想プリンタモードタイプ1802やプリンタド
ライバ名(モデル名)1902が応答される。なお出力
方法の種別は仮想プリンタモードタイプ(分散印刷/同
報印刷/カラーモノクロ分散印刷/同報印刷)に対応す
る。そして、取得された出力方法の種別に対応したUI
を表示させる為の情報が保持部から読み出され、読み出
された情報に基づく表示がされる。
【0146】そして、ステップS1609では、仮想プ
リンタに対応したメンバプリンタの列挙処理が実行され
る。該列挙処理は例えば、図20の出力先の欄に示され
るメンバプリンタの特定及び表示処理に相当する。ここ
で、仮想プリンタ(グループプリンタ)に対応して特定
されるメンバプリンタ(実プリンタ)としては、図9、
或は、図11のユーザインターフェイスを介して登録さ
れたメンバプリンタが相当し、図9、或は、図11を介
して登録された仮想プリンタの種別毎のメンバプリンタ
を特定することができる。
【0147】また、更なる好適な形態として、図10の
ユーザインターフェイスの1007のチェックボックス
を介して二次登録されたメンバプリンタを所定の種別の
仮想プリンタの選択指示に対応するメンバプリンタとす
るようにすれば、ユーザが現在対象としているメンバプ
リンタに対してより的確な情報を得ることが可能とな
る。
【0148】そして、ステップS1610では、ステッ
プS1609にて列挙されたメンバプリンタに対応し
て、そのイベント登録がジョブ制御プリントサービス6
22に対して行われ、メンバプリンタの状態変化が随時
監視するようにする。
【0149】このステップS1610の詳細な動作を図
26のフローチャートに示す。図6にて説明した仕組み
により、イベント登録がなされたジョブ制御プリントサ
ービス622は、各ステータスを収集するデバイスに対
してステータスの通知を要求するようにイベントの登録
を行う。尚、デバイスへのイベント登録とは、デバイス
に対して所定のステータス変化があったような場合に、
デイバスにて検知されたステータスを通知するようにク
ライアントから要求する処理を指す。デバイスへのイベ
ントの通知の要求には、IPアドレス、オーナー名、コ
ンピュータ名等の通知先の情報、ジャムなどのエラー等
の通知して欲しい状態の種別を示す情報などが含まれる
ことがある。また、定期的なステータス通知の要求をデ
バイスに対して行うような場合は前記と同様のステータ
スが通知されてくる場合もある。
【0150】ここで、ジョブ制御プリントサービス62
2は、既にイベントの登録を行っているようなデバイス
に対しては重複してイベントを登録しないようにする。
【0151】そして、デバイスに対してのイベント登録
に基づいてデバイスから通知されてくるステータスをジ
ョブ制御プリントサービス622はプリントマネージャ
ー623に通知するようにする。これらの処理により大
量の分散先や代行先や同報先に対して効率よくイベント
の登録を行うことができ、余分なイベント登録に対応す
るステータス監視の無駄な処理を省くことができる。
【0152】先ず所定のプリンタの選択がなされたと判
断された場合にステップS2601の処理が実行され
る。ステップS2601では、仮想プリンタの選択/変
更があったか否かが監視される。そして、仮想プリンタ
の選択/変更があった場合には、ステップS2602で
選択/変更前の仮想プリンタと選択/変更後の仮想プリ
ンタとで、重複するメンバプリンタの調査及び特定が行
われる。また、ステップS2603では、変更前仮想プ
リンタの対象外となるメンバプリンタで、変更後の対象
となっている新規メンバプリンタの調査及び特定が行わ
れる。そして、ステップS2604では特定された新規
メンバプリンタに対応するデバイスへのイベント登録が
行われる。更に、ステップS2605では変更前仮想プ
リンタの対象となるメンバプリンタで変更後仮想プリン
タの対象となっていない削除候補のメンバプリンタ調査
及び特定が行われ、ステップS2606では削除候補と
なったメンバプリンタに対応するデバイスへのイベント
登録が解除されるようにデバイスに対してイベント解除
指示がなされる。
【0153】一方、ステップS2601でNOと判断さ
れた場合には、メンバプリンタの選択/変更があったか
否かが判断される。尚、ここでのメンバプリンタとは、
単体のデバイスに一対一で設定された通常のプリンタと
定義することもできる。ステップS2607でYESと
判断された場合には、既にイベントの登録がなされてい
るか否かがステップS2608で判断される。ステップ
S2608でNOと判断される場合としては、所定の仮
想プリンタに関連したメンバプリンタのイベント登録に
より既にイベント登録がなされている等がある。
【0154】例えば、図20のようなクライアントの表
示部に対して表示されたユーザインターフェイスを介し
て分散印刷の出力方法に対応した仮想プリンタ(図中で
は、「割合分散」)が選択された場合(S2601−Y
ES)には、ステップS1609でプリンタAと、プリ
ンタCが特定され、プリンタAとプリンタCとのデバイ
スへイベント登録を行うように、プリントマネージャ6
23からジョブ制御プリントサービス622に対して要
求がなされる。
【0155】そしてジョブ制御プリントサービス622
はジョブ制御サーバ630を介してデバイスに状態/状
態の変化の通知を要求する(S2604)。ここでは、
初めて仮想プリンタが選択されたこととし、ステップS
2605、S2606は省略されるものとする。
【0156】そして、さらに図20のユーザインターフ
ェイスを介してカラーモノクロ分散の仮想プリンタが選
択(S2601)されると、プリントマネージャ623
はジョブ制御プリントサービス622にプリンタBとプ
リンタCとのデバイスに対してイベント登録を行うよう
に要求する。
【0157】ここで、ジョブ制御プリントサービス62
2はプリンタBに対してはイベントの登録を行うことに
より状態/状態の変化の通知を要求するが(S260
4)、プリンタAに対しては既に状態/状態の変化の通
知を要求(イベント登録)していると判断されるので
(S2602)、プリンタAに対しては状態の変化の通
知を要求(イベント登録)しない。即ち、指定/変更の
あった仮想プリンタから特定されるメンバプリンタのう
ち変更前の仮想プリンタに対応するメンバプリンタと重
複するメンバプリンタと、新規メンバプリンタとが夫々
特定され、重複するメンバプリンタに対してはジョブ制
御プリントサービス622からデバイスへのイベント登
録は省略され、新たなメンバプリンタに対して効率よく
イベント登録が行われる。また、ステップS2605
で、変更前の仮想プリンタに対応するメンバプリンタ
で、変更後の仮想プリンタに対応しないメンバプリンタ
の調査及び特定がされ、該特定されたメンバプリンタに
対応するデバイスへのイベントを解除するようにする
(S2606)。
【0158】このように図26のフローチャートが実行
されることにより、選択された仮想プリンタに関連した
複数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連し
た複数メンバプリンタとの比較に基づき、イベント登録
を省略する対象となるメンバプリンタを特定し、該特定
されたメンバプリンタ対応するデバイスに対してイベン
ト登録を省略することが可能となる。デバイス側の負荷
を軽減することができるという効果を得ることができ
る。
【0159】また、変更後の仮想プリンタに対応する複
数のメンバプリンタのうち、変更前の仮想プリンタとは
新規なメンバプリンタを抽出し、抽出されたメンバプリ
ンタに対してのみイベント登録を行うようにするので、
従来の個々のプリンタに対してイベント登録/解除を行
うような仕組みを利用して変更後の仮想プリンタに関連
したメンバプリンタのイベント登録を全て行う場合と比
べてクライアント側の処理も軽減することができる。
【0160】さらに、選択された仮想プリンタに関連し
た複数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連
した複数メンバプリンタとの比較に基づき、イベント解
除を行う対象となるメンバプリンタを特定し、該特定さ
れたメンバプリンタに対応するデバイスに対してイベン
ト解除指示を行うことが可能となったので、クライアン
ト側の無駄なデバイス状態監視処理を防止しすることが
できると共に、デバイスへのイベント登録を効率よく削
除するので、デバイス側の処理負荷も軽減することがで
きるという格別の効果を奏する。
【0161】尚、仮想プリンタとして同報印刷/代行印
刷の種別のもが選ばれた場合や、メンバプリンタそのも
の(プリンタA、B、Cなど)がユーザインターフェー
ス(図20乃至24)を介して選択された場合も同様の
ものとする。また、変形例として図26のフローチャー
トにおける説明では、イベントの登録について説明して
きが、ジョブ制御プリントサービス622がポーリング
を行うことによりデバイスの各種状態を監視するような
形態を取る場合には、ステップS2604で新規メンバ
プリンタに対応するデバイスへのポーリングによる状態
の監視を登録し、ステップS2606では削除候補とな
ったメンバプリンタに対応するデバイスへのポーリング
による状態の監視を解除(停止)するような形態も想定
される。また、そのような場合にはステップS2608
の処理は、既にポーリングによるデバイスの状態監視は
登録されているか否かの判断処理が適用される。
【0162】図16の説明に戻ると、ステップS161
1では、出力先プリンタ付属情報取得処理が実行され
る。ここで、付属情報としては、例えば、図20に示さ
れる”設置場所”、”割合”の情報が相当し、対応する
プリンタの付属情報をプリントマネージャー622がジ
ョブ制御プリントサービス623から取得することに応
じて実現される処理に相当する。
【0163】このように上に説明してきたステップS1
606〜1609の処理により、何れかの種別(少なく
とも、分散印刷用仮想プリンタ、或は、代行印刷用仮想
プリンタ、同報印刷用仮想プリンタを含む)の仮想プリ
ンタが選択されたような場合に、その種別に対応したメ
ンバプリンタが特定され、該特定されたメンバプリンタ
に対応したプリンタの状態情報が抽出され更に表示され
るので、ユーザは所定の種別の仮想プリンタを指示する
だけで、該指示した仮想プリンタに関するメンバプリン
タの詳細な情報を容易に知ることができる。図22には
カラーモノクロ分散仮想プリンタが選択された場合のメ
ンバプリンタ(2201)の表示の例が、また、図23
には代行仮想プリンタが選択された場合の分散先プリン
タ(メンバプリンタ)の表示の例が夫々示されている。
【0164】一方、ステップS1605でNoと判定さ
れた場合には、選択プリンタ(メンバプリンタ)に対応
する構成情報及び状態の取得が行われ(ステップS16
13、S1614)、該取得された情報に基づく表示が
ステップS1615にて表示される。例えば、図21が
ステップS1615にて表示されるユーザインターフェ
ースの1例として挙げられる。
【0165】このように図14〜図16のフローチャー
トにより仮想プリンタに対応するメンバプリンタを特定
する特定し、特定されたメンバプリンタに係る情報を表
示させる制御が実行されることにより、図20、22、
23のようなユーザインターフェースが実現され、ユー
ザは仮想プリンタに対応して登録されたメンバプリンタ
の状況を容易に把握することが可能となる。例えば、上
に説明したメンバプリンタドライの二次登録(一次登録
されたメンバプリンタのチェックボックスによる一時的
追加/削除)に有用に役立てることができる。
【0166】そして、前のステップの処理で取得された
情報を元に実際の表示が実現される。
【0167】次に図17の処理についての説明を行う、
図17は、上に説明した図14のステップS1405や
図16の1601のイベント登録に対応するイベントの
監視処理に相当し、図6のプリントマネージャー623
によって実行される(情報処理装置に設けられたCPU
(中央演算処理装置)がROM、HD等の不揮発性記憶
手段に記憶されたプログラムコードを読み込み実行する
ことに応じて実現されるものとする。)。
【0168】まずステップS1701では、イベント登
録の対象となるプリンタの管理処理が実行される。
【0169】そして、ステップS1702では、状態更
新イベントの受信をしたか否かの判定がなされる。Ye
sと判定されれば、処理をステップS1703に移行さ
せ、Noと判定されれば、処理をステップS1705に
移行させる。
【0170】そして、ステップS1703では、イベン
ト対象プリンタの状態更新処理を実行し、ステップS1
704ではステップ1703の状態更新処理に対応させ
て、対象となるプリンタの状態表示を更新させる。
【0171】ステップS1705ではイベント解除処理
が実行されたか否かの判定がなされる。ここで、ステッ
プS1705でNoと判定されるような場合には例え
ば、管理するプリンタの印刷出力処理が終了したような
場合が想定され、そのような場合には、監視外となるプ
リンタのイベント監視を解除する。このように図17の
フローチャートが実現されることにより、図20〜24
に示されるような各メンバプリンタに対応するジョブ情
報が随時更新されることになり、更には、各メンバプリ
ンタで実行されるジョブの情報に基づくオリジナルジョ
ブ(親ジョブ)の最新の情報を表示させることが可能と
なる。
【0172】次に図24、25を用いて更なるプリント
マネージャー622の処理について説明を行う。上の説
明では、「プリンタ情報」がモードとして選択された場
合を説明してきたが、図25ではモードに「ジョブリス
ト」が選択されている場合(S1507でモード選択が
ジョブリストが選択されていると判断される場合に相
当)を説明する。
【0173】まず図24に示されるように、モードが図
20のような「プリンタ情報」から「ジョブリスト」に
変更されたとしても、プリンタ一覧メニューには仮想プ
リンタと実プリンタとを混在させた選択可能なプリンタ
リストが表示される。
【0174】そして、ステップS2501では、プリン
タリスト(プリンタ一覧)から仮想プリンタが選択が入
力指示されたかメンバプリンタの選択が入力指示された
かの判断する。
【0175】Yesと判断されれば処理をステップS2
502に移行させ、Noと判断されれば、処理をステッ
プS2507に移行させる。
【0176】ステップS2502ではステップS250
1で選択された仮想プリンタの種別を認識し(図24の
場合は代行印刷仮想プリンタ)、該ステップS2502
の認識に応じて特定された種別の仮想プリンタを構築す
るメンバプリンタを特定する。
【0177】また、ステップS2503での処理はメン
バプリンタの特定と共に、該メンバプリンタ情報の取得
処理も含むものとする。ここで、メンバプリンタ情報と
は、メンバプリンタに対応したデバイス及び該デバイス
でのジョブの状態及びジョブ名などを含むものとする。
【0178】そして、ステップS2504ではステップ
S2503で取得された情報を表示させ、ステップS2
505では他のメニュー指示がなされたか判断し、なさ
れていないと判断されれば、ステップS2502からの
処理を繰り返し実行する。
【0179】一方ステップS2501で仮想プリンタで
ないプリンタが選択されている場合、言い換えれば実プ
リンタ(実際の個別のメンバプリンタ)が選択されてい
る場合には指示されたメンバプリンタに関するデバイス
及び該デバイスでのジョブの状態及びジョブ名などの情
報が取得され(S2507)、該取得された情報が表示
される(S2508)。そして、ステップS2509で
他のメニュ指示がなされていないと判断されれば、処理
をステップS2509に移行させる。尚、ステップS2
505及びステップS2509の判断処理でNoと判断
された場合には処理をステップS2501に戻すように
すれば、仮想プリンタ/実プリンタの選択指示の切り替
わりに対応することができるようになる。
【0180】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、例えば、分散印刷システムに係る複数のプリンタ等
のデバイス情報をまとめて監視することが可能となっ
た。その為、ユーザは、分散印刷システムに関する情報
を管理する場合には予め分散印刷システムを構成するデ
バイスを覚えておき、各々のデバイスを順次選択し選択
したデバイスの情報を得る操作をする必要がなくなっ
た。
【0181】また、従来の技術によれば、あくまで出力
先のプリンタの各々を監視するというものであり、仮想
ジョブを1つのジョブとして監視するという形態は実現
されてはいなかったが、本発明によりそれが実現され
た。
【0182】(その他の実施例)なお、本発明の目的
は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても、達成される。
【0183】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0184】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROMなどを用いることができる。
【0185】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0186】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれる。
【0187】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、例えば分散印刷システムなどの、複数のプリンタを
利用するような印刷システムに関して、容易にプリンタ
を管理することができるデバイス管理の仕組みを提供す
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な情報処理システムの構成を
説明するブロック図。
【図2】本発明の情報処理装置の構成を説明するブロッ
ク図。
【図3】図2に示したRAM202のメモリマップの一
例。
【図4】図2に示したFD204のメモリマップの一
例。
【図5】図2に示したFDドライブ203に対して挿入
されるFD204との関係を示す図。
【図6】本発明の情報処理装置のプリント制御モジュー
ル構成を説明するブロック図。
【図7】プリントサーバで管理されるジョブ情報のデー
タ構造の一例。
【図8】汎用印刷ファイルの構造を示す図。
【図9】本印刷用制御プログラムをセットアップする際
の、メンバプリンタドライバの登録及びプリンタ属性情
報の設定を示すフローチャート。
【図10】出力方法に割合分散印刷が指定された際のU
Iの表示様子例。
【図11】メンバプリンタドライバの追加/削除(登
録)機能を有するUIの表示様子例。
【図12】出力方法に自動代行が指定された際のUIの
表示様子例。
【図13】aは、実プリンタの状態アイコン。bは、仮
想プリンタの状態アイコン。
【図14】印刷制御用プログラムのデバイス監視に基づ
いたプリントマネージャのステータス管理制御のタスク
トレイフローチャート。
【図15】詳細モニタの制御フローチャート。
【図16】仮想プリンタ(グループプリンタ)選択、或
は、実プリンタ(メンバプリンタ)選択時のプリンタマ
ネージャー制御プログラムによるフローチャート。
【図17】イベント通知管理によるプリンタ情報更新フ
ローチャート。
【図18】仮想プリンタ(グループプリンタ)における
メンバプリンタの管理様子を示す図。
【図19】実プリンタ(メンバプリンタ)における各種
情報の管理様子を示す図。
【図20】仮想プリンタ(グループプリンタ)が選択さ
れた際のプリントマネージャーによるUIの表示様子。
【図21】実プリンタ(メンバプリンタ)が選択された
際のプリントマネージャーによるUIの表示様子例。
【図22】仮想プリンタ(グループプリンタ)が選択さ
れた際のプリントマネージャーによるUIの表示様子。
【図23】仮想プリンタ(グループプリンタ)が選択さ
れた際のプリントマネージャーによるUIの表示様子。
【図24】管理モードをジョブリストに切り換えた場合
のプリンタマネージャーによるUIの表示様子。
【図25】ジョブリスト表示が指示された場合の管理制
御フローチャート。
【図26】ジョブ制御プリントサービス622によるデ
バイスに対するイベント登録の処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
101 サーバ 102 クライアント 103 クライアント 104 クライアント 105 ネットワークプリンタ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の印刷装置の状態を管理するプリン
    タ管理方法において、 選択された仮想プリンタを認識する認識ステップと、 前記認識ステップにて認識された仮想プリンタに対応す
    るメンバプリンタを特定する特定ステップと、 前記特定ステップにて特定された前記仮想プリンタに対
    応するメンバプリンタに係る情報を表示させる表示制御
    ステップとを備えることを特徴とするプリンタ管理方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の仮想プリンタから選択された仮想
    プリンタ及び該仮想プリンタの種別を特定する特定ステ
    ップと、 前記特定ステップにて特定された仮想プリンタの種別に
    対応するメンバプリンタの情報を抽出する抽出ステップ
    とを更に備え、前記表示制御ステップは前記抽出ステッ
    プにおいて抽出されたメンバプリンタの情報を表示させ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ管理方
    法。
  3. 【請求項3】 前記複数の仮想プリンタの種類には、少
    なくとも、分散印刷用仮想プリンタ、或は、代行印刷用
    仮想プリンタ、同報印刷用仮想プリンタを含むことを特
    徴とする請求項2に記載のプリンタ管理方法。
  4. 【請求項4】 更に、仮想プリンタとメンバプリンタを
    指示する為のプリンタリストを管理し表示させるプリン
    タリスト管理ステップと、 前記表示されたプリンタリストより仮想プリンタが指示
    されたかメンバプリンタが選択されたかを判定する判定
    ステップと、 前記判定ステップの判定に応じて仮想プリンタに対応の
    情報とメンバプリンタに対応の情報の表示を切り替える
    切換ステップとを備えることを特徴とする請求項1から
    3の何れかに記載のプリンタ管理方法。
  5. 【請求項5】 更に、選択された仮想プリンタに係るジ
    ョブ情報を表示させるモードにモードを切り替えるモー
    ド切替ステップを備え、前記仮想プリンタに係るジョブ
    情報には前記仮想プリンタに対応するメンバプリンタに
    おけるジョブ情報が含まれることを特徴とする請求項1
    から4の何れかに記載のプリンタ管理方法。
  6. 【請求項6】 更に前記仮想プリンタの種別に対応して
    夫々の仮想プリンタを構成するメンバプリンタを登録す
    る登録ステップを有し、前記抽出ステップは前記特定ス
    テップにて特定された種別に対応した仮想プリンタを構
    築するメンバプリンタの情報を抽出することを特徴とす
    る請求項2から5の何れかに記載のプリンタ管理方法。
  7. 【請求項7】 更に、仮想プリンタを構成するメンバプ
    リンタを登録させる一次登録ステップと、 前記一次登録ステップより登録された前記メンバプリン
    タを一時的に追加或は削除する二次登録ステップとを備
    え、前記表示制御ステップは前記所定の仮想プリンタの
    前記二次登録に対応したメンバプリンタの情報を表示さ
    せることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の
    プリンタ管理方法。
  8. 【請求項8】 前記メンバプリンタの情報はメンバプリ
    ンタの状態情報であり、該状態情報には少なくともエラ
    ー/警告情報が含まれることを特徴とする請求項1から
    7の何れかに記載のプリンタ管理方法。
  9. 【請求項9】 前記メンバプリンタの状態に応じて前記
    仮想プリンタの状態を決定し、該決定された状態に対応
    する状態アイコンを表示させるステップを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のプリン
    タ管理方法。
  10. 【請求項10】 前記メンバプリンタに係る情報はメン
    バプリンタに対応するデバイスへのイベント登録に従う
    前記バイスからの通知に基づくものであり、選択された
    仮想プリンタに関連した複数のメンバプリンタと変更前
    の仮想プリンタに関連した複数メンバプリンタとの比較
    に基づき、イベント解除を行う対象となるメンバプリン
    タを特定し、該特定されたメンバプリンタに対応するデ
    バイスに対してイベント解除指示を行うイベント解除指
    示ステップを有することを特徴とする請求項1から9の
    何れかに記載のプリンタ管理方法。
  11. 【請求項11】 選択された仮想プリンタに関連した複
    数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連した
    複数メンバプリンタとの比較に基づき特定される新規メ
    ンバプリンタに対してイベント登録を行うイベント登録
    手段を備えることを特徴とする請求項10に記載のプリ
    ンタ管理方法。
  12. 【請求項12】 選択された仮想プリンタに関連した複
    数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連した
    複数メンバプリンタとの比較に基づき、イベント登録を
    省略する対象となるメンバプリンタを特定し、該特定さ
    れたメンバプリンタ対応するデバイスに対してイベント
    登録を省略する省略ステップを有することを特徴とする
    請求項10又は11に記載のプリンタ管理方法。
  13. 【請求項13】 複数の印刷装置の状態を管理する情報
    処理装置において、 選択された仮想プリンタを認識する認識手段と、 前記認識手段にて認識された仮想プリンタに対応するメ
    ンバプリンタを特定する特定手段と、 前記特定手段によって特定された前記仮想プリンタに対
    応するメンバプリンタに係る情報を表示させる表示制御
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 複数の仮想プリンタから選択された仮
    想プリンタ及び該仮想プリンタの種別を特定する特定手
    段と、 前記特定手段によって特定された仮想プリンタの種別に
    対応するメンバプリンタの情報を抽出する抽出手段とを
    更に備え、前記表示制御手段は前記抽出手段によって抽
    出されたメンバプリンタの情報を表示させることを特徴
    とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の仮想プリンタの種類には、
    少なくとも、分散印刷用仮想プリンタ、或は、代行印刷
    用仮想プリンタ、同報印刷用仮想プリンタを含むことを
    特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 更に、仮想プリンタとメンバプリンタ
    を指示する為のプリンタリストを管理し表示させるプリ
    ンタリスト管理手段と、 前記表示されたプリンタリストより仮想プリンタが指示
    されたかメンバプリンタが選択されたかを判定する判定
    手段と、 前記判定手段による判定に応じて仮想プリンタに対応の
    情報とメンバプリンタに対応の情報の表示を切り替える
    切換手段とを備えることを特徴とする請求項13から1
    5の何れかに記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 更に、選択された仮想プリンタに係る
    ジョブ情報を表示させるモードにモードを切り替えるモ
    ード切替手段を備え、前記仮想プリンタに係るジョブ情
    報には前記仮想プリンタに対応するメンバプリンタにお
    けるジョブ情報が含まれることを特徴とする請求項13
    から16の何れかに記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 更に前記仮想プリンタの種別に対応し
    て夫々の仮想プリンタを構成するメンバプリンタを登録
    する登録手段を有し、前記抽出手段は前記特定手段にて
    特定された種別に対応した仮想プリンタを構築するメン
    バプリンタの情報を抽出することを特徴とする請求項1
    4から17の何れかに記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 更に、仮想プリンタを構成するメンバ
    プリンタを登録させる一次登録手段と、 前記一次登録手段によって登録された前記メンバプリン
    タを一時的に追加或は削除する二次登録手段とを備え、
    前記表示制御手段は前記所定の仮想プリンタの前記二次
    登録に対応したメンバプリンタの情報を表示させること
    を特徴とする請求項13から18の何れかに記載の情報
    処理装置。
  20. 【請求項20】 前記メンバプリンタの情報はメンバプ
    リンタの状態情報であり、該状態情報には少なくともエ
    ラー/警告情報が含まれることを特徴とする請求項13
    から19の何れかに記載の情報処理装置。
  21. 【請求項21】 前記メンバプリンタの状態に応じて前
    記仮想プリンタの状態を決定し、該決定された状態に対
    応する状態アイコンを表示させる手段を更に備えること
    を特徴とする請求項13から20の何れかに記載の情報
    処理装置。
  22. 【請求項22】 前記メンバプリンタに係る情報はメン
    バプリンタに対応するデバイスへのイベント登録に従う
    前記バイスからの通知に基づくものであり、選択された
    仮想プリンタに関連した複数のメンバプリンタと変更前
    の仮想プリンタに関連した複数メンバプリンタとの比較
    に基づき、イベント解除を行う対象となるメンバプリン
    タを特定し、該特定されたメンバプリンタに対応するデ
    バイスに対してイベント解除指示を行うイベント解除指
    示手段を有することを特徴とする請求項13から20の
    何れかに記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 選択された仮想プリンタに関連した複
    数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連した
    複数メンバプリンタとの比較に基づき特定される新規メ
    ンバプリンタに対してイベント登録を行うイベント登録
    手段を備えることを特徴とする請求項21に記載の情報
    処理装置。
  24. 【請求項24】 選択された仮想プリンタに関連した複
    数のメンバプリンタと変更前の仮想プリンタに関連した
    複数メンバプリンタとの比較に基づき、イベント登録を
    省略する対象となるメンバプリンタを特定し、該特定さ
    れたメンバプリンタ対応するデバイスに対してイベント
    登録を省略する省略ス手段を有することを特徴とする請
    求項21又は22に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 情報処理装置により実行される複数の
    印刷装置の状態を管理するプログラムであって、 選択された仮想プリンタを認識する認識ステップと、 前記認識ステップにて認識された仮想プリンタに対応す
    るメンバプリンタを特定する特定ステップと、 前記特定ステップにて特定された前記仮想プリンタに対
    応するメンバプリンタに係る情報を表示させる表示制御
    ステップとを備えることを特徴とするプログラム。
  26. 【請求項26】 複数の印刷装置の状態を管理するプリ
    ンタ管理処理を情報処理装置に実行させる為のプログラ
    ムコードを記憶した記憶媒体であって、 選択された仮想プリンタを認識する認識ステップと、 前記認識ステップにて認識された仮想プリンタに対応す
    るメンバプリンタを特定する特定ステップと、 前記特定ステップにて特定された前記仮想プリンタに対
    応するメンバプリンタに係る情報を表示させる表示制御
    ステップとを含むプログラムコードをコンピュータ可読
    の形態で記憶した記憶媒体。
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