JP2003232960A - 光コネクタにおけるプラスチック製光ファイバの切断装置及び切断方法 - Google Patents

光コネクタにおけるプラスチック製光ファイバの切断装置及び切断方法

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JP2003232960A JP2002033618A JP2002033618A JP2003232960A JP 2003232960 A JP2003232960 A JP 2003232960A JP 2002033618 A JP2002033618 A JP 2002033618A JP 2002033618 A JP2002033618 A JP 2002033618A JP 2003232960 A JP2003232960 A JP 2003232960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェルールの先端面から露出しているプラス
チック製光ファイバの露出部分をばらつきなく、しかも
フェルールの先端面を傷付けることなく切断する。 【解決手段】 切断装置1は、フェルール7の先端面7
aから露出しているプラスチック製光ファイバ6を先端
面7aを基準として切断する。ベース2と、フェルール
7及びプラスチック製光ファイバ6が定位置に着脱自在
に取り付けられて固定されるホルダ3と、ベース2に着
脱自在に取り付けられたカッター4とを備える。ホルダ
3が直線的に相対移動するようにベース2に取り付けら
れ、直線的な相対移動によってプラスチック製光ファイ
バ6の露出部分6aがカッター4の刃先4aと接触しな
がら相対的にカッター4の長手方向に沿って摺動して切
断されるようにカッター4がベース2に取り付けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェルールの先端
面から露出しているプラスチック製光ファイバの露出部
分を、フェルールの先端面を基準として切断する切断装
置及び切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光コネクタは、他の光コネクタと連結さ
れることにより光の伝送を行うように使用される。この
ような光コネクタの製作にあっては、光ファイバ(プラ
スチック製光ファイバ)がフェルールを挿通しており、
フェルールの先端面から露出している光ファイバの露出
部分をフェルールの先端面を基準として切断する端面処
理を行う必要がある。
【0003】従来、このような端面処理の方法として
は、鋭利な刃物をフェルールの先端面にあてがい、この
あてがい状態で刃物を押すことによって、フェルールの
先端面から露出しているプラスチック製光ファイバの露
出部分を押し切るコールド・カット法が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コールド・カット法では、プラスチック製光ファイバを
刃物によって押し切るため、光ファイバを垂直に切断す
ることが難しく、切断面にバラツキが生じる問題があ
る。また、切断の際の位置ずれによってフェルールの先
端面を刃物で傷つける問題も有している。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、プラスチック製光ファイバの露
出部分をフェルールの先端面に沿って正確に切断するこ
とができ、切断面にバラツキが生じることがないと共
に、フェルールの先端面を傷付けることのない切断装置
及び切断方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の光コネクタにおけるプラスチ
ック製光ファイバの切断装置は、フェルールの先端面か
ら露出しているプラスチック製光ファイバを前記先端面
を基準として切断する装置であって、ベースと、フェル
ール及び光ファイバが定位置に着脱自在に取り付けられ
て固定されるホルダと、ベースに取り付けられたカッタ
ーとを備え、前記ホルダが直線的に相対移動するように
ベースに取り付けられており、前記直線的な相対移動に
よって光ファイバの露出部分がカッターの刃先と接触し
ながら相対的にカッターの長手方向に沿って摺動して切
断されるようにカッターがベースに取り付けられている
ことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明では、ホルダとベースとの
直線的な相対移動だけによってプラスチック製光ファイ
バの露出部分を切断することができるため、光ファイバ
の切断を簡単に行うことができる。この切断に際して
は、カッターの刃先と光ファイバの露出部分とが接触し
た状態で、これらがカッターの長手方向に沿って相対的
に摺動するため、すり切りによる切断となる。このた
め、光ファイバの切断面にバラツキが生じることがな
く、きれいに仕上げることができる。また、フェルール
の先端面を傷付けることもなくなる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の光コネ
クタにおけるプラスチック製光ファイバの切断装置であ
って、前記プラスチック製光ファイバが相対移動する移
行路がベースに形成されていると共に、この移行路と前
記カッターの刃先とが水平面内で相対的に斜めとなるよ
うに設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項2では、プラスチック製光ファイバ
の移行路とカッターの刃先とが斜めとなっているため、
ベース及びホルダの相対移動によって、カッターの刃先
が光ファイバの露出部分に徐々に食い込みながら摺動す
る。このため、光ファイバのすり切りを確実に行うこと
ができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の光コネクタにおけるプラスチック製光ファイバの切断
装置であって、前記プラスチック製光ファイバの相対移
動方向に対し、カッターの刃先が垂直面内の斜め方向か
ら光ファイバの露出部分に接触することを特徴とする。
【0011】このように、カッターの刃先が垂直面内の
斜め方向から光ファイバの露出部分に接触する構造で
は、髭剃り用刃を用いることができる。髭剃り用刃は刃
先の両側が斜めにカットされていることから、切断を円
滑に行うことが可能で、光ファイバの露出部分を確実に
切り落とすことができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
に記載の光コネクタにおけるプラスチック製ファイバの
切断装置であって、前記カッターがベースに対して脱着
自在に取り付けられていることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明では、カッターの刃先が損
傷したような場合、新しいカッターと交換することがで
きる。
【0014】請求項4の発明の光コネクタにおけるプラ
スチック製光ファイバの切断方法は、フェルールの先端
面から露出しているプラスチック製光ファイバを前記先
端面を基準としてカッターにより切断する方法であっ
て、前記フェルール及び光ファイバをホルダの定位置に
取り付けて固定すると共に、カッターをベースに取り付
けた後、光ファイバの露出部分にカッターの刃先を接触
させた状態で、ホルダ及びベースの直線的な相対移動を
行うことにより光ファイバ及びカッターをカッターの長
手方向に沿って相対的に移動させて切断することを特徴
とする。
【0015】請求項4の発明では、ホルダとベースとを
直線的に相対移動してプラスチック製光ファイバの露出
部分を切断するため、光ファイバの切断を簡単に行うこ
とができる。また、請求項1の発明と同様に、すり切り
による切断を行うことができるため、光ファイバの切断
面にバラツキが生じることがなく、きれいに仕上げるこ
とができる。しかも、フェルールの先端面を傷付けるこ
とがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図7は、本発明の一
実施の形態における切断装置を示し、図1は正面図、図
2は平面図、図3は底面図、図4は側面図、図5は図2
におけるA−A線矢視断面図である。
【0017】この切断装置1は、光コネクタ(光ケーブ
ル)5におけるプラスチック製光ファイバ6を切断する
ために用いられるものであり、ベース2と、ホルダ3
と、カッター4とを備え、図1及び図4に示すように、
全体として逆T字形となっている。
【0018】光ケーブル5はその先端側に2つのフェル
ール7を分岐状に備えており、それぞのフェルール7の
先端面からはプラスチック製光ファイバ6が露出してい
る。カッター4は図6に示すように、フェルール7の先
端面7aから露出しているプラスチック製光ファイバ6
の露出部分6aをフェルール7の先端面7aを基準とし
て切断するものである。
【0019】ホルダ3はプラスチックによって成形され
ると共に、ベース2の上面から起立しており、その一側
の面には光ケーブル5が上方から下方に向かって挿入さ
れるガイド凹部8が垂直方向に形成されている。このガ
イド凹部8における下部には、2つのフェルール7がそ
れぞれ嵌め込まれることにより、フェルール7及びプラ
スチック製光ファイバ6を定位置に固定するための位置
決め凹部9が上下方向に亘って形成されている(図示例
では左右に二列)。
【0020】ホルダ3の下面には、金属板からなるスラ
イド板10が一体的に取り付けられており、後述するよ
うにホルダ3の直線的な移動と共に同方向に一体的に移
動するようになっている。スライド板10はホルダ3の
幅よりも広幅な板材からなり、上述したホルダ3の位置
決め凹部9と連通するように差し込み孔11が形成され
ている。このような構造では、フェルール7をホルダ3
の位置決め凹部9に嵌め込むことにより、フェルール7
の先端面7aから延びているプラスチック製光ファイバ
6の露出部分6aは、スライド板10の差し込み孔11
に差し込まれて固定される。この固定状態において、プ
ラスチック製光ファイバ6の露出部分6aは、スライド
板10から垂れ下がっており、これにより後述するよう
にベース2に形成されている移行路14内に侵入するよ
うになっている。
【0021】ベース2はプラスチックによって平面から
見て矩形板状に成形されている。このベース2には、ガ
イド溝12が長手方向と交差する斜め方向に沿って形成
されている。ホルダ3はこのガイド溝12の長手方向に
沿って直線的に移動可能となっている。すなわち、ベー
ス2には、平面から見て矩形枠状となってガイド溝12
を覆うフレーム13が設けられていると共に、スライド
板10は幅方向両側がこのフレーム13とベース2との
間にスライド可能に挿入されており、これにより、ホル
ダ3がガイド溝12の長手方向に沿って直線的に移動可
能となるものである。
【0022】ベース2には図2に示すように、ガイド溝
12と並行する移行路14が形成されている。ホルダ3
に固定状態で取り付けられたプラスチック製光ファイバ
6の露出部分6aはこの移行路14の内部に侵入した状
態で移行路14の長手方向に沿って走行する。なお、こ
の走行はホルダ3の移動に伴って行われるものである。
【0023】カッター4はベース2の裏側から、ベース
2に着脱自在に取り付けられる。このため、図5に示す
ようにベース2の裏面には、垂直面に対して斜め方向に
立ち上がる取付面15が形成され、この取付面15に取
付板16が挿入されるようになっている。そして、カッ
ター4は取付板16と取付面15とに挟まれた状態で、
ねじ17を取付板16側から取付面15に螺合させるこ
とによりベース2の裏側に取り付けられる。このような
取付状態では、カッター4はその刃先4aが垂直面内の
斜め方向からプラスチック製光ファイバ6の露出部分6
aと接触するようになっている。
【0024】ベース2への取付状態において、カッター
4は図2に示すように、その刃先4aが移行路14内に
侵入した状態となっている。従って、カッター4の刃先
4aは移行路14内を走行するプラスチック製光ファイ
バ6の露出部分6aと接触して食い込むことができる。
また、この実施の形態において、その長手方向が移行路
14に沿って延びるようにカッター4がベース2に取り
付けられるものである。さらに、プラスチック製光ファ
イバ6が垂直面内で固定されるのに対し、カッター4は
プラスチック製光ファイバ6と交差する水平面内に位置
するようにベース2に取り付けられている。しかも、上
流側から下流側に向かって移行路14への刃先4aの侵
入度合いが徐々に大きくなるようにカッター4がベース
2に取り付けられている。これにより、水平面内では移
行路14に対して斜めとなるようにカッター4が配置さ
れる。
【0025】さらに、図5に示すように、ベース2への
取付状態において、カッター4はその刃先4aがスライ
ド板10の下面と接触するか、或いは接近した状態とな
っている。このような状態では、カッター4の刃先4a
は、スライド板10の差し込み孔11から垂れ下がって
いるプラスチック製光ファイバ6の露出部分6aに臨
み、且つ図6に示すように、フェルール7の先端面7a
と接触可能となっている。これにより、フェルール7の
先端面7aを基準としてプラスチック製光ファイバ6の
露出部分6aを切断することができる。
【0026】次に、この実施の形態によるプラスチック
製光ファイバ6の切断の際の作動を図6及び図7によっ
て説明する。
【0027】この実施の形態において、カッター4とし
ては、髭剃り用刃を用いるものである。髭剃り用刃は、
その刃先の両側が斜めにカットされており、上述したよ
うに、カッター4を垂直面内の斜め方向に沿って配置す
ることにより、上側の刃先がプラスチック製光ファイバ
6の露出部分6aに対して直交するように接触すること
ができる。
【0028】図1に示すように、光ケーブル5をホルダ
3のガイド凹部8に上方から差し入れ、フェルール7を
位置決め凹部9に嵌め込むことにより、フェルール7及
びプラスチック製光ファイバ6をホルダ3の定位置に固
定する。この固定によりフェルール7の先端面7aから
露出しているプラスチック製光ファイバ6の露出部分6
aは、ベースの移送路14内に垂れ下がった状態で侵入
する。このとき、図6(A)に示すようにカッター4の
刃先4aは、フェルール7の先端面7aに当接した状態
でプラスチック製光ファイバ6の露出部分6aと接触す
る(図7(A)参照)。
【0029】次に、ホルダ3を図2の矢印B方向に押す
ことにより、ホルダ3をガイド溝12に沿って直線的に
移動させる。この移動に伴って、プラスチック製光ファ
イバ6の露出部分6aは移送路14内を同方向に移動す
る。この移動によって、カッター4の刃先4aは図6
(B)及び図7(B)に示すように、プラスチック製光
ファイバ6の露出部分6aにおけるフェルール7の先端
面7aからの抜き出し部分に接触しながら食い込む。
【0030】さらに、ホルダ3を矢印B方向に移動させ
ると、プラスチック製光ファイバ6の露出部分6aはカ
ッター4の長手方向に沿って移動する。このとき、カッ
ター4の刃先4aは、上流側から下流側に向かって移行
路14内への侵入度合いが徐々に大きくなっているた
め、露出部分6aへの刃先4aの食い込み量が徐々に増
大する。そして、ホルダ3が移動終端に達した時点で
は、図6(C)及び図7(C)に示すように、プラスチ
ック製光ファイバ6の露出部分6aが切断され、プラス
チック製光ファイバ6はフェルール7の先端面7aと同
一面となる。
【0031】このような実施の形態では、ホルダ3を移
動させるだけで、プラスチック製光ファイバ6の露出部
分6aを切断することができるため、その切断を簡単に
行うことができる。また、切断に際しては、プラスチッ
ク製光ファイバ6の露出部分6aとカッター4の刃先4
aとが接触した状態のままで、これらがカッター4の長
手方向に沿って相対的に摺動するため、すり切りによる
切断を行うことができる。すり切りによる切断では、押
し切りと異なり、プラスチック製光ファイバ6の切断面
にバラツキが生じることなく切断面をきれいに仕上げる
ことができる。さらに、プラスチック製光ファイバ6を
ホルダ3の定位置に固定すると共にカッター4をベース
2に固定しているため、切断時にプラスチック製光ファ
イバ6及びカッター4が変位することがない。このた
め、フェルール7の先端面7aを傷付けることなく切断
することができる。
【0032】以上の実施の形態では、ホルダ3をベース
2に対して移動させることにより、カッター4に対して
プラスチック製光ファイバ6を移動させて切断を行って
いるが、ホルダ3とベース2とは直線的に相対移動する
ものであれば良く、従って、ベース2をホルダ3に対し
て移動させることも可能である。この場合には、プラス
チック製光ファイバ6が固定側となり、このプラスチッ
ク製光ファイバ6に対してカッター4が移動して切断を
行うことができる。
【0033】また、ベース2に対して移行路14を斜め
方向に設けているが、移行路14とカッター4の刃先4
aはガイド3の移動方向に沿って斜めになっていれば良
く、このためベース2に対してカッター4の刃先4aを
斜め方向に設けても良い。
【0034】さらに、その刃先4aが片側だけ斜めにカ
ットされているカッター4を用いて切断することもでき
る。この場合には、カットされていない刃先をスライド
板10の底面と接触するようにカッターをベースに水平
に取り付けることにより、上述と同様にフェルール7の
先端面7aを基準とした切断が可能となる。
【0035】さらに、また切断するプラスチック製光フ
ァイバ6の本数は一本でも、三本以上であっても良いも
のである。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上のとおり構成されるもの
であるから、以下に述べる効果を有する。請求項1の発
明によれば、ホルダとベースとの直線的な相対移動だけ
によってプラスチック製光ファイバの露出部分を切断す
ることができるため、切断を簡単に行うことができ、し
かも、すり切りによる切断ができるためため、プラスチ
ック製光ファイバの切断面にバラツキが生じることがな
く、きれいに仕上げることができ、フェルールの先端面
を傷付けることもない。
【0037】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、すり切りによるプラスチック製光ファ
イバの切断を確実に行うことができる。
【0038】請求項3の発明によれば、請求項1及び2
の発明の効果に加えて、プラスチック製光ファイバの切
断に際して髭剃り用刃を用いることができるため、ロー
コストで、切断を円滑に行うことが可能で、プラスチッ
ク製光ファイバの露出部分を確実に切り落とすことがで
きる。
【0039】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
発明の効果に加えて、カッターをベースに対して脱着で
きるため、カッターの刃先が損傷した場合、新しいカッ
ターに交換することができる。
【0040】請求項5の発明によれば、プラスチック製
光ファイバの切断を簡単に行うことができ、しかも、す
り切りによる切断を行うことができるため、プラスチッ
ク製光ファイバの切断面にバラツキが生じることがな
く、きれいに仕上げることができ、フェルールの先端面
を傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の切断装置の正面図であ
る。
【図2】同上切断装置の平面図である。
【図3】同上切断装置の底面図である。
【図4】同上切断装置の側面図である。
【図5】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【図6】(A)〜(C)は、プラスチック製光ファイバ
の切断工程を示す側面図である。
【図7】(A)〜(C)は、プラスチック製光ファイバ
の切断工程を示す底面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 2 ベース 3 ホルダ 4 カッター 4a カッターの刃先 6 プラスチック製光ファイバ 6a 光ファイバの露出部分 7 フェルール 7a フェルールの先端面 14 移行路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェルールの先端面から露出しているプ
    ラスチック製光ファイバを前記先端面を基準として切断
    する装置であって、 ベースと、フェルール及び光ファイバが定位置に着脱自
    在に取り付けられて固定されるホルダと、ベースに取り
    付けられたカッターとを備え、前記ホルダが直線的に相
    対移動するようにベースに取り付けられており、前記直
    線的な相対移動によって光ファイバの露出部分がカッタ
    ーの刃先と接触しながら相対的にカッターの長手方向に
    沿って摺動して切断されるようにカッターがベースに取
    り付けられていることを特徴とする光コネクタにおける
    プラスチック製光ファイバの切断装置。
  2. 【請求項2】 前記光ファイバが相対移動する移行路が
    ベースに形成されていると共に、この移行路と前記カッ
    ターの刃先とが水平面内で相対的に斜めとなるように設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の光コネク
    タにおけるプラスチック製光ファイバの切断装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバの相対移動方向に対し、
    カッターの刃先が垂直面内の斜め方向から光ファイバの
    露出部分に接触することを特徴とする請求項1または2
    記載の光コネクタにおけるプラスチック製光ファイバの
    切断装置。
  4. 【請求項4】 前記カッターがベースに対して脱着自在
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載の光コネクタにおけるプラスチック製光フ
    ァイバの切断装置。
  5. 【請求項5】 フェルールの先端面から露出しているプ
    ラスチック製光ファイバを前記先端面を基準としてカッ
    ターにより切断する方法であって、 前記フェルール及び光ファイバをホルダの定位置に取り
    付けて固定すると共に、カッターをベースに取り付けた
    後、光ファイバの露出部分にカッターの刃先を接触させ
    た状態で、ホルダ及びベースの直線的な相対移動を行う
    ことにより光ファイバ及びカッターをカッターの長手方
    向に沿って相対的に移動させて切断することを特徴とす
    る光コネクタにおけるプラスチック製光ファイバの切断
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350130A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタ端面加工方法、光ファイバ切断装置及び光コネクタ端面加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350130A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタ端面加工方法、光ファイバ切断装置及び光コネクタ端面加工装置

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