JP2003232933A - 導光板および平面照明装置 - Google Patents

導光板および平面照明装置

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JP2003232933A
JP2003232933A JP2002031039A JP2002031039A JP2003232933A JP 2003232933 A JP2003232933 A JP 2003232933A JP 2002031039 A JP2002031039 A JP 2002031039A JP 2002031039 A JP2002031039 A JP 2002031039A JP 2003232933 A JP2003232933 A JP 2003232933A
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guide plate
light source
light guide
optical element
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JP2002031039A
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Kariru Karantaru
カリル カランタル
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Nippon Leiz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出射面側に同等な輝度やエネルギを出射し、
導光板のあらゆる位置でも出射光量と出射角度との積が
等しく出射する。 【解決手段】 平面照明装置1は、光源3、導光板2、
補正シート13、反射体15を具備する。導光板2は、
光源3からの光を導く入射部5と、光源3の輝度分布ま
たは光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有した光
源3からの光線束に対応した傾斜面を有し、光源3から
の距離に比例して関数的に増加する密度分布に施すとと
もに傾斜面の傾きを変化できる光学素子20が表面部8
または/および裏面部9に有する。補正シート13は、
導光板2からの出射光の微細な輝度斑を補正する。反射
体15は、導光板2の入射部5および出射面以外を覆い
導光板2からの漏れ光を再び導光板2内に反射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いられる導光板および平面照明装置に関し、どの様な
光源に対しても、その光源の輝度分布または光エネルギ
分布に対応した位置に連続性を有した光源からの光線束
に対応した傾斜面を有する光学素子を光源からの距離に
比例して関数的に増加する密度分布を有する様にし、指
向性のある点光源の様な少ない光源でも明るく、また線
状等の形状を持つ指向性分布のある光源でも明るい出射
光が得られる導光板および平面照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の導光板および平面照明装置は、導
光板の裏面部に散乱を利用する方法を用いるものであ
る。この方法では、酸化チタン等の白色材料を混入させ
たインクを用いて円形状や矩形状を光源から離れるほど
多くのドット印刷を行い、光源から離れるほど散乱光を
得るようにして導光板からの出射光の均一性を得ようと
している。さらに、射出成形法を用いるもので、導光板
の表面部や裏面部に散乱を利用し、ランダムに微細な凸
凹形状を成形するものが知られている。
【0003】また同様に、射出成形法を用いた導光板お
よび平面照明装置として、導光板の表面部や裏面部に屈
折や反射を利用する方法を用いたものが知られている。
この方法では、凸形状や凹形状を単に光源から離れるほ
ど多く分布(グラデーション)する様に成形し、光源か
ら離れるほど屈折や反射等の確率を高くし、導光板から
の出射光を均一にしている。
【0004】さらに、射出成形法を用いた導光板および
平面照明装置として、導光板の表面部や裏面部に屈折や
反射を利用する方法を用いるものも知られている。この
方法では、光源と平行にプリズム形状を成形し、光源か
らの光線をプリズムの辺で屈折させたり反射させて出射
面に偏向させたり出射面から出射している。また同様
に、光源と平行にプリズム形状を導光板の表面部や裏面
部に設ける方法が知られている。この方法では、光源か
ら離れるほどプリズムの高さや深さを高くまたは深く設
けて、光源から離れるほど光源からの光線を多く受け
て、反射光や屈性光を多く利用して、光源からの距離に
関係なく出射光を均一化させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の導光板および平
面照明装置は、導光板の裏面部に散乱を利用する方法を
用いるもので、酸化チタン等の白色材料を混入させたイ
ンクを用いて円形状や矩形状を光源から離れるほど多く
のドット印刷を行い、光源から離れるほど散乱光を得る
ようにして導光板からの出射光の均一性を得ようとして
いたが、白色材料やインク等によって光を吸収してしま
うとともに光が散乱してしまい出射面のみに光線が到達
せず、絶対出射光量が低いため輝度に課題がある。
【0006】また、射出成形によって導光板の表面部や
裏面部にランダムに微細な凸凹形状を成形し、光源から
の光線を散乱する方法では光の吸収による損失はない
が、上記の印刷法と同様に光が散乱してしまい出射面の
みに光線が到達せず、出射光の輝度が低いとともに凸凹
形状の分布がランダムなため輝度斑等に課題がある。
【0007】また同様に凸形状や凹形状を単に光源から
離れるほど多く分布(グラデーション)する場合には、
インク等の印刷や微細な凸凹形状のランダム成形等と比
べると改善されているが、単に光源から離れるほど屈折
や反射等の確率を高くさせているだけで、光線の指向性
(輝度分布)や光源の形状等に対応されていないため光
源の持つ光量と指向性やエネルギを十分引き出して利用
されていない課題がある。
【0008】さらに、導光板の表面部や裏面部に光源と
平行にプリズム形状を成形し、光源からの光線をプリズ
ムの辺で屈折させたり反射させて出射面に偏向させたり
出射面から出射する方法は、プリズムの稜長に対して全
て同条件である場合(単純理想状態の場合)には成立す
るが、実際には光源の指向性(輝度分布)や光源の形状
等に対応されていないため光源の持つ光量と指向性やエ
ネルギを十分引き出して利用されていない課題がある。
【0009】また同様に、導光板の表面部や裏面部に光
源と平行にプリズム形状を設け、光源から離れるほどプ
リズムの高さや深さを高くまたは深く設けて、光源から
離れるほど光源からの光線を多く受けて、反射光や屈折
光を多く利用して、光源からの距離に関係なく出射光を
均一化させる方法では、光源から離れる位置での方法と
しては良いが、プリズム自身が実際には光源の指向性
(輝度分布)や光源の形状等に対応されていないため光
源の持つ光量と指向性やエネルギを十分引き出して利用
されていない課題がある。
【0010】何れにせよ、これら従来の方法では、光源
の光量の指向性やエネルギ分布および光源の形状等に対
応されていなく、これら従来の方法では限界であった。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するた
めなされたもので、従来と比較して、常に光源からの光
量の指向性やエネルギ分布に対応した位置に光源からの
光線束に対応した連続性の傾斜面を有する光学素子を設
けることによって、常に光源からの輝度やエネルギが等
しい位置に連続性に同等な光学素子の傾斜面によって全
反射や屈折等を行い出射面側に同等な輝度やエネルギを
出射することができるとともに光源からの輝度やエネル
ギの減衰に伴って光学素子密度分布を光源からの距離に
比例して増加するようにして導光板のあらゆる位置でも
出射光量と出射角度との積が等しく出射することができ
る導光板と平面照明装置を提供することにある。
【0012】また、常に光源からの光量の指向性やエネ
ルギ分布に対応した位置に光源からの光線束に対応した
傾斜面を有する光学素子を連続的に設けることによっ
て、常に光源からの光量の指向性やエネルギが等しい位
置に連続的に同等な光学素子の傾斜面によって全反射や
屈折等を行い出射面側に同等な輝度やエネルギを出射す
ることができるとともに光源からの輝度やエネルギの減
衰に伴って光学素子密度分布を光源からの距離に比例し
て増加するようにして導光板のあらゆる位置でも出射す
る光量とその立体角との積が等しく出射することができ
る導光板と平面照明装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
導光板は、表面部または/および裏面部には光源の輝度
分布または光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有
して光源からの光線束に対応した傾斜面を有する光学素
子が設けられ、光学素子は光源からの距離に比例して関
数的に増加する密度分布を有することを特徴とする。
【0014】請求項1に係る導光板は、表面部または/
および裏面部には光源の輝度分布または光エネルギ分布
に対応した位置に連続性を有して光源からの光線束に対
応した傾斜面を有する光学素子が設けられ、光学素子は
光源からの距離に比例して関数的に増加する密度分布を
有するので、常に光源からの輝度やエネルギが等しい位
置に連続性な光学素子の傾斜面によって全反射や屈折等
を行い、出射面側に連続性に同等な輝度やエネルギを出
射することができる。しかも、光源からの輝度やエネル
ギの減衰に伴って光学素子密度分布を光源からの距離に
比例して増加するようにして導光板のあらゆる位置でも
出射する光量とその立体角との積が等しく出射すること
ができる。
【0015】また、請求項2に係る導光板は、表面部ま
たは/および裏面部には光源の輝度分布または光エネル
ギ分布に対応した位置に連続的に光源からの光線束に対
応した傾斜面を有する光学素子が設けられ、光学素子は
光源からの距離に比例して関数的に増加する密度分布を
有することを特徴とする。
【0016】請求項2に係る導光板は、表面部または/
および裏面部には光源の輝度分布または光エネルギ分布
に対応した位置に連続的に光源からの光線束に対応した
傾斜面を有する光学素子が設けられ、光学素子は光源か
らの距離に比例して関数的に増加する密度分布を有する
ので、常に光源からの輝度やエネルギが等しい位置に連
続的に同等な光学素子の傾斜面によって全反射や屈折等
を行い、出射面側に連続的に同等な輝度やエネルギを出
射することができる。しかも、光源からの輝度やエネル
ギの減衰に伴って光学素子密度分布を光源からの距離に
比例して増加するようにして導光板のあらゆる位置でも
出射する光量とその立体角との積が等しく出射すること
ができる。加えて、連続的であるが光学素子の長さや隣
り合う光学素子の間隔をコントロールすることにより、
光学素子からの出射する所の光量とその立体角との積が
等しいが、光学素子を欠損させた所には光学素子の有る
所より低い光エネルギを得ることができる。
【0017】さらに、請求項3に係る導光板は、光学素
子の断面が三角形状、台形形状、円弧形状であるととも
に連続または非連続であることを特徴とする。
【0018】請求項3に係る導光板は、光学素子の断面
が三角形状、台形形状、円弧形状であるとともに連続ま
たは非連続であるので、導光板の入射部から導光板内に
進入した光線が三角形状、台形形状および円弧形状の傾
斜面が光源からの光線束に対応した位置に存在すること
ができる。そして、これらが連続の場合にはどの位置で
も同等な輝度やエネルギを出射することができ、非連続
であってもどの位置でも同等な輝度やエネルギを連続的
に出射することができる。
【0019】また、請求項4に係る導光板は、光学素子
を光源から遠ざかるほど光学素子の高さを高くまたは/
および部分的に高低をつけることを特徴とする。
【0020】請求項4に係る導光板は、光学素子を光源
から遠ざかるほど光学素子の高さを高くまたは/および
部分的に高低をつけるので、光源から遠い光学素子にお
いても光源から光線を受けて全反射をすることができた
り、部分的に高低をつけることによって導光板からの出
射量や出射角度を変化させることができる。
【0021】さらに、請求項5に係る導光板は、傾斜面
を表面部および裏面部と成す角度がπ/2−2・臨界角
から臨界角の範囲であることを特徴とする。
【0022】請求項5に係る導光板は、傾斜面を表面部
および裏面部と成す角度がπ/2−2・臨界角から臨界
角の範囲であるので、導光板内に導かれる光線の最大入
射角度から臨界角を破る最小角度までの範囲を用いるこ
とにより、全反射光が全て臨界角を破ることができる。
【0023】また、請求項6に係る導光板は、傾斜面を
光源からの距離に比例して表面部および裏面部と成す角
度が臨界角に近づくことを特徴とする。
【0024】請求項6に係る導光板は、傾斜面を光源か
らの距離に比例して表面部および裏面部と成す角度が臨
界角に近づくので、光源からの輝度やエネルギの減衰に
伴っても、光源からの距離に比例して全反射した反射光
が小さな出射角で出射する。このため、導光板の出射面
のあらゆる位置でも出射する光量とその立体角との積が
等しく出射することができる。
【0025】さらに、請求項7に係る導光板は、傾斜面
を傾斜面の中央部を中心にして内側または外側に円弧
を、あるいは傾斜面の部分的に内側と外側とに円弧を成
していることを特徴とする。
【0026】請求項7に係る導光板は、傾斜面を傾斜面
の中央部を中心にして内側または外側に円弧を、あるい
は傾斜面の部分的に内側と外側とに円弧を成しているの
で、同じ大きさの導光板内での出射位置を傾斜面の内側
を円弧にした場合には光源側に近づけることができる。
また、光源が近い場合には全反射した光が平行光にな
り、光源が遠い場合には全反射した光が集光することが
できる。また、同じ大きさの導光板内での出射位置を傾
斜面の外側を円弧にした場合には光源側から遠ざけるこ
とができる。また、光源が近い場合には全反射した光が
平行光になり、光源が遠い場合には全反射した光を拡散
することができる。さらに、一つの傾斜面に部分的に内
側および外側に円弧にすることにより一つの斜面で集光
や拡散等の異なる作用を得ることができる。
【0027】また、請求項8に係る平面照明装置は、光
源と、光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布ま
たは光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有した光
源からの光線束に対応した傾斜面を有し、光源からの距
離に比例して関数的に増加する密度分布に施すとともに
傾斜面の傾きを変化できる光学素子を表面部または/お
よび裏面部を有する導光板と、導光板からの出射光の微
細な輝度斑を補正する補正シートと、導光板の入射部お
よび出射面以外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板
内に反射する反射体とを具備することを特徴とする。
【0028】請求項8に係る平面照明装置は、光源と、
光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布または光
エネルギ分布に対応した位置に連続性を有した光源から
の光線束に対応した傾斜面を有し、光源からの距離に比
例して関数的に増加する密度分布に施すとともに傾斜面
の傾きを変化できる光学素子を表面部または/および裏
面部を有する導光板と、導光板からの出射光の微細な輝
度斑を補正する補正シートと、導光板の入射部および出
射面以外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板内に反
射する反射体とを具備するので、常に光源からの輝度や
エネルギが等しい位置に連続性な光学素子の傾斜面によ
って全反射や屈折等を行い、出射面側に連続性に同等な
輝度やエネルギを出射することができる。しかも、光源
からの輝度やエネルギの減衰に伴って光学素子の密度分
布を光源からの距離に比例して関数的に増加するように
して導光板のあらゆる位置でも出射する光量とその立体
角との積が等しく出射したり、傾斜面の角度の設定によ
って出射面からの出射角度を自由にコントロールするこ
とができる。
【0029】さらに、請求項9に係る平面照明装置は、
光源と、光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布
または光エネルギ分布に対応した位置に連続的に光源か
らの光線束に対応した傾斜面を有し、光源からの距離に
比例して関数的に増加する密度分布に施すとともに傾斜
面の傾きを変化できる光学素子を表面部または/および
裏面部を有する導光板と、導光板からの出射光の微細な
輝度斑を補正する補正シートと、導光板の入射部および
出射面以外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板内に
反射する反射体とを具備することを特徴とする。
【0030】請求項9に係る平面照明装置は、光源と、
光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布または光
エネルギ分布に対応した位置に連続的に光源からの光線
束に対応した傾斜面を有し、光源からの距離に比例して
関数的に増加する密度分布に施すとともに傾斜面の傾き
を変化できる光学素子を表面部または/および裏面部を
有する導光板と、導光板からの出射光の微細な輝度斑を
補正する補正シートと、導光板の入射部および出射面以
外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板内に反射する
反射体とを具備するので、常に光源からの輝度やエネル
ギが等しい位置に連続的に同等な光学素子の傾斜面によ
って全反射や屈折等を行い、出射面側に連続的に同等な
輝度やエネルギを出射することができる。しかも、光源
からの輝度やエネルギの減衰に伴って光学素子の密度分
布を光源からの距離に比例して増加するようにして導光
板のあらゆる位置でも出射する光量とその立体角との積
が等しく出射したり、傾斜面の角度の設定によって出射
面からの出射角度や光学素子自身を連続的に変化するこ
とができる。
【0031】またさらに、請求項10に係る平面照明装
置は、光源が指向性または/および指向性分布を有する
ことを特徴とする。
【0032】請求項10に係る平面照明装置は、光源が
指向性または/および指向性分布を有するので、導光板
の入射部からの距離が等しくない場合に入射部から遠い
方向に指向性を一致させることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、本発明は、光源の輝度
分布または光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有
して光源からの光線束に対応した傾斜面を有する光学素
子を表面部や裏面部に光源からの距離に比例して関数的
に増加する密度分布を有する様にした導光板と指向性や
指向性分布を有する光源を備えた平面照明装置を提供す
るものである。
【0034】図1は本発明に係る平面照明装置の略分解
組立図、図2乃至図13は本発明に係る導光板の略図、
図14は図10の導光板の部分拡大図、図15は本発明
に係る導光板の光線の略軌跡図である。図1に示すよう
に、平面照明装置1は、導光板2、光源3、リフレクタ
14、補正フィルム13および反射ケース15から概略
構成される。
【0035】導光板2は、屈折率が1.4〜1.7程度
の透明なアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート
(PC)等で形成される。この導光板2は、側面部11
と、光の出射目的である表面部8と、その反対側に位置
する裏面部9および光源3からの光を導く入射部7とか
らなる。
【0036】導光板2は、図2乃至図9に示す様に、光
源3,3b,4,4bの輝度分布または光エネルギ分布
に対応した位置に連続性を有した光学素子20を表面部
8または/および裏面部9に施す構成とすることができ
る。また、導光板2は、図10乃至図13に示す様に、
光源3,3b,4の輝度分布または光エネルギ分布に対
応した位置に連続的に光学素子20’を表面部8または
/および裏面部9に施す構成とすることもできる。
【0037】ここで、図14は図10に示す連続的に導
光板2の表面部8や裏面部9に設ける光学素子20’の
部分拡大図である。図14に示すように、光学素子2
0’の長さを、例えば20’aの様に短くして傾斜面で
の全反射量を少なくしたり、20’bの様に長くして傾
斜面での全反射量を多くする。これにより、光学素子2
0’からの全反射量をコントロールすることができる。
また、隣り合う光学素子20’の間隔をコントロールす
る。例えば間隔を21aの様に長くしたり、間隔を21
bの様に短くする。これにより、光学素子20’からの
出射する所の光量とその立体角との積が等しいが、光学
素子20’を欠損させた所(間隔21aや20b)には
光学素子20’の有る所より低い光エネルギを得る。こ
れにより、導光板2に希望する輝度分布を表現すること
ができる。
【0038】さらに、導光板2は、光源3から離れるほ
ど光源3からの輝度やエネルギが減衰する。このため、
入射部7から離れるほど光学素子20を多くなる様す
る。そして、表面部8または/および裏面部9に施した
光学素子20を光源3からの距離に比例して指数関数的
に増加する密度分布を有する様にする。これにより、入
射部7の近傍の光学素子20の単位面積と強い光強度と
の積と、入射部7から離れた反射端面部10近傍の光学
素子20の単位面積と弱い光強度との積とが等しくな
る。
【0039】また、導光板2は、光学素子20を光源3
からの光線束に対応した傾斜面を有する様に断面が三角
形状や台形形状および円弧形状にして、光源3からの光
線を損失無く効率良く傾斜面で全反射させる。
【0040】さらに、導光板2は、図示しないが光学素
子20を光源3から遠ざかるほど光学素子20の高さを
高くする。これにより、傾斜面部の高さを高くすること
ができ、傾斜面部の面積を大きくすることができる。そ
の結果、光源3から遠い光学素子20においても光源3
からの光線を多く受けることができる。そして、受けた
光線を傾斜面で全反射をして出射面方向に光線を偏向さ
せて、光源3から遠い位置でも出射光を多く出射するこ
とができ、光源3の遠近に関係無く均一な導光板2から
の出射輝度を得ることができる。
【0041】また、導光板2は、図示しないが光学素子
20を部分的に高低をつけることにより、傾斜面部の高
さを高くまたは低くすることができる。これにより、傾
斜面部の面積を大きくまたは小さくすることができる。
その結果、導光板2の任意の位置からの出射量を多くし
たり少なくすることができたり、導光板の任意の位置か
らの出射角度を変化することができる。これにより、必
要とする導光板2の任意位置の輝度のコントロールや視
野角のコントロールをすることができる。
【0042】なお、光学素子20を部分的に高低をつけ
ることにより、例えば断面積が三角形状の光学素子20
である場合には、一つの連続する三角形の稜の高さを連
続的に変化させることができ、出射光の変化を連続性の
有るものにできる。
【0043】また、光学素子20の傾斜面を表面部8や
裏面部9と成す角度がπ/2−2・臨界角γから臨界角
γの範囲としている。すなわち、傾斜面を光源3からの
距離に比例して光源3から離れるほど表面部8および裏
面部9と成す角度が臨界角γに近づく様にする。ここ
で、光源3からの光を入射部7から導光板2の内部に導
いた時、例えば導光板2の材料がポリカーボネート(P
C)樹脂の場合、ポリカーボネート樹脂の屈折率n=
1.59であるので、空気層から導光板2内に入って導
光板2内に存在する光線L0は、0≦|α|≦sin-1
(1/n)の式により(但し、式中のnは空気層とし、
屈折率n=1)略屈折角α=±38.9713°の範囲
内にある。
【0044】また、屈折角α=±38.9713°の範
囲内で導光板2内に入射した光は、導光板2と空気層
(屈折率n=1)との境界面では、sinγ=(1/
n)の式により臨界角を表わすことができる。例えば一
般の導光板2に使用されている樹脂材料であるポリカー
ボネート樹脂の屈折率はn=1.59程度であるので、
臨界角γはγ=38.97°程度になる。また、アクリ
ル樹脂(PMMA)材料を用いた導光板の場合には、ア
クリル樹脂の屈折率nがn=1.49程度であり、屈折
角αはα=±42.38°程度となるので、臨界角γも
γ=42.38°程度となる。
【0045】例えばアクリル樹脂から成る導光板2の屈
折率nはn=1.49程度であり、図15の例におい
て、導光板2に入った光線の屈折角αがα=42.38
°ほどになる。従って、導光板2の裏面部9に設けた光
学素子20は、裏面部9と成す角度θが(π/2−2・
42.38°より)5.24°から42.38°の範囲
の内、入射部7の近傍に最小値である角度θ1=5.2
4°の傾斜面21が設けられ、入射部7から離れた位置
に最大値である角度θ2=42.38°の傾斜面22が
設けられる。
【0046】上記構成の導光板2内に導かれる光線の中
で入射部7の近傍に多い入射角β=42°程度の光線L
1は光学素子20の傾斜面21(傾斜度θ1=5.24
°)で全反射する。この全反射した光線L11は導光板
2の表面部8方向に進み、ここで(入射角36°程度)
光線L11は臨界角γを破り表面部8の外に(出射角6
1°程度)出射光L12として出射する。
【0047】このように、導光板2の中に進入した光線
の中で屈折角の小さい光線は導光板2の延長方向(入射
部7の反対方向である反射端面部10)に進んだ光線以
外の入射角の大きい光線として入射部の近傍にも多く存
在する。そのため、入射部近傍の位置に設ける光学素子
20の傾斜面21は、裏面部9と成す角が90°から臨
界角γを2倍した値を減じた程度にして、入射角の大き
い光線でも傾斜面21で全反射をして、表面部8方向に
進み導光板2の臨界角γを破り、表面部8から出射する
ことができる。
【0048】また、導光板2内に導かれる光線の中で入
射部7から離れる方向に多く進む光線の入射角β=2°
程度の光線L2は光学素子20の傾斜面22(傾斜度θ
1=42.38°)で全反射する。この全反射した光線
L21は導光板2の表面部8方向に進み、ここで(入射
角1.5°程度)光線L21は臨界角γを破り表面部8
の外に(出射角2.24°程度)出射光L22として出
射する。
【0049】このように、導光板2の中に進入した光線
の中で屈折角の小さい光線は導光板2の入射部の反対方
向(延長方向である反射端面部10)に進み、入射部7
付近に設けた光学素子20に衝突する確率が少ない。こ
のため、入射部7から離れた位置に設ける光学素子20
の傾斜面22は、裏面部9と成す角が臨界角γに等しい
程度にして、入射角の小さい光線でも傾斜面22で全反
射をして、表面部8方向に進み導光板2の臨界角γを破
り、表面部8から出射することができる。
【0050】ゆえに、上記の様に両極端な場合について
の説明でも解るように、本例の導光板では、入射部7か
らの光線に対して、入射部7から離れるに従って光学素
子20の傾斜面の傾斜角が徐々に傾斜面21から傾斜面
22に成る様に、光源3からの距離に比例して裏面部9
と成す角度が臨界角γに近づく様にした。その結果、光
源3からの輝度やエネルギの減衰に伴っても光源3から
の距離に対応した光学素子20によって導光板2の出射
面のあらゆる位置でも出射する光量とその立体角との積
が等しく出射することができる。また、ここでは凹形状
の光学素子20を例にとって説明したが、凸形状の場合
には、凹形状の傾斜面21や傾斜面22の対向側の位置
になる傾斜面が光源側に対向するので、上記の説明と同
様の作用および効果を得ることができる。
【0051】なお、ここでは裏面部9に傾斜面を設けた
光学素子20について説明したが、前に説明したよう
に、入射部から入射した光線は、例えばアクリル樹脂の
場合に屈折角αはα=±42.38°、ポリカーボネー
ト樹脂の場合には屈折角αはα=±38.9713°と
表面部8方向と裏面部9方向に進むので、表面部8に光
学素子20を設けて上記の説明と同じ構成にした時に
は、フロントライトに用いる様な導光板2を得ることが
できる。また、一度表面部で全反射させた光線を再度裏
面部9で全反射する様に光学素子20の傾斜面の角度を
選択することによって自由に出射光をコントロールする
ことができる。
【0052】さらに、光学素子20の傾斜面21や傾斜
面22の中央部を中心にして内側または外側に円弧にす
ることにより、同じ大きさの導光板2内での出射位置を
傾斜面21や傾斜面22の内側を円弧にした場合には光
源側に近づけることができ、傾斜面21や傾斜面22の
外側を円弧にした場合には光源側から遠ざけることがで
きる。
【0053】また、傾斜面21や傾斜面22の外側を円
弧にした場合に、光源3や光源4等が近い時には全反射
した光が平行光になり、光源3や光源4等が遠い場合に
は全反射した光を拡散することができる。さらに、傾斜
面21や傾斜面22の内側を円弧にした場合に、光源3
や光源4等が近い時には全反射した光が平行光になり、
光源3や光源4等が遠い場合には全反射した光を集光す
ることができる。
【0054】また、光学素子20の傾斜面21や傾斜面
22に内側と外側との異なる二つの円弧を一つの傾斜面
に設けて、例えば傾斜面21や傾斜面22の表面部8や
裏面部9に近い所に内側方向の円弧と、表面部8や裏面
部9から遠い所に外側方向の円弧にすることにより、一
つの傾斜面で部分的に二つの異なる集光と拡散との作用
を得ることができる。
【0055】なお、ここでの図15の説明は図1に基づ
いているが、例えば図5等に示す点光源においても同様
であり、図5の符号5が入射部であり、反射端面部10
が光源4からの光の輝度や光エネルギの低い位置であ
る。
【0056】光学素子20は、図2(図1と同様)に示
す様に、光源3がCCFL(冷陰管)等の線状の場合に
は、CCFL(冷陰管)の電極付近の輝度は他よりも低
いために輝度分布が両端以外は均一で両端が減衰してい
るので、これに対応した分布となっている。すなわち、
両端部の光学素子20は極めて入射部7に寄り、入射部
7に対向する反射端面部10に近づくほど光学素子20
のピッチを細かくなるように設けて、両端の側面部11
では特に密に分布してある。なお、図10は図2の連続
した光学素子20が非連続に分離した光学素子20’が
連続的に分布しているものである。
【0057】光学素子20は、図3に示す様に、光源3
bがCCFL(冷陰管)等のエル(L)字状の場合に
は、CCFL(冷陰管)の電極付近の輝度は他よりも低
く減衰し、導光板2の2つの側面11が交わる端部60
付近が一番輝度分布が高く、この端部60との対角6a
を結ぶ対角線付近が両側面付近よりも輝度分布を高くし
ているので、これに対応した分布となっている。すなわ
ち、光源3bの両端部付近の光学素子20は極めて入射
部7に寄り、導光板2の2つの側面11が交わる端部6
0付近から対角6aを結ぶ対角線付近の光学素子20の
ピッチは荒くなるように設けて、入射部に対向する端部
6付近では特に密に分布してある。なお、図13は図3
の連続した光学素子20が非連続に分離した光学素子2
0’が連続的に分布しているものである。
【0058】光学素子20は、図4に示す様に、光源4
が半導体発光素子(LED)等の点光源の場合には、半
導体発光素子の中心が特に輝度が高く、中心以外は減衰
しているので、これらに対応した分布となっている。す
なわち、輝度分布の強い方向を導光板2の入射部5の対
角6a方向とし、対角6aに近づくにつれて光学素子2
0のピッチを細かく設け、端部6は対角よりもピッチお
よび分布が細かく設けてある。なお、図11は図4の連
続した光学素子20が非連続に分離した光学素子20’
が連続的に分布しているものである。
【0059】光学素子20は、図5に示す様に、光源4
が半導体発光素子(LED)等の点光源の場合には、光
源4が半導体発光素子であるために半導体発光素子の中
心が特に輝度が高く、中心以外は減衰しているので、こ
れらに対応した分布となっている。すなわち、導光板2
の1側面に(放射状の)入射部5を設け、輝度分布の強
い方向を導光板2の対向する側面方向とし、光学素子2
0は光源4の両端方向(2つの光源4の間も含む)に細
かくピッチを設け、端部6に近づくにつれてピッチおよ
び分布が細かく設けてある。なお、図12は図5の連続
した光学素子20が非連続に分離した光学素子20’が
連続的に分布しているものである。
【0060】光学素子20は、図6に示す様に、光源4
bが半導体発光素子(LED)等の点状の物を複数並べ
たアレー形状の場合には、光源4bが半導体発光素子で
あるために半導体発光素子の中心が特に輝度が高く、中
心以外は減衰しているので、これらに対応した分布とな
っている。すなわち、導光板2の1側面側に入射部5を
設け、輝度分布の強い方向を導光板2の入射部5の反対
方向の反射端面部10とし、光学素子20は互いに隣り
合う光源4bの間の位置を入射部5に近づけた波形状と
し、反射端面部10に近づくにつれてピッチおよび分布
が細かく設けるとともに互いに隣り合う光源4bの間の
中心に近づく程ピッチおよび分布が細かく設けてある。
【0061】光学素子20は、図7に示す様に、光源4
が半導体発光素子(LED)等の点光源の場合には、光
源4bが半導体発光素子であるために半導体発光素子の
中心が特に輝度が高く、中心以外は減衰しているので、
これらに対応した分布となっている。すなわち、導光板
2の4つの隅に入射部5を設け、輝度分布の強い方向を
導光板2の中心方向とし、光学素子20は互いに隣り合
う光源4bの間や中心方向に近づくにつれてピッチおよ
び分布が細かく設けてある。
【0062】光学素子20は、図8に示す様に、光源4
が半導体発光素子(LED)等の点光源の場合には、光
源4が半導体発光素子であるために半導体発光素子の中
心が特に輝度が高く、中心以外は減衰しているので、こ
れらに対応した分布となっている。すなわち、導光板2
の中央に円形状(や多角形状)の入射部5を設け、輝度
分布の強い方向を導光板2の4つの端部6方向とし、輝
度の低い部分が入射部5に近づき、輝度等が等しい位置
が完全に連続した周となり、導光板2の外周方向に近づ
くにつれてピッチおよび分布が細かくなるように光学素
子20が設けてある。
【0063】光学素子20は、図9に示す様に、光源4
が半導体発光素子(LED)等の点光源の場合には、光
源4が半導体発光素子であるために半導体発光素子の中
心が特に輝度が高く、中心以外は減衰しているので、こ
れらに対応した分布となっている。すなわち、導光板2
の中央下方向に略楕円形状の入射部5を設け、輝度分布
の強い方向を導光板2の2つの上方端部6方向および1
つの中心下部とし、輝度の低い部分が入射部5に近づ
き、輝度等が等しい位置が完全に連続した周となり、お
よび下方向両端部6b方向および導光板2の外周方向に
近づくにつれてピッチおよび分布が細かくなるように光
学素子20が設けてある。
【0064】また、ここでは図示しないが、光源3がC
CFL(冷陰管)等のユウ(U)字状の場合でも同様に
光源3付近の輝度が低く、光源3が無い導光板2の側面
部11の1つのみのところが一番輝度が低いので、これ
らに対応した分布として光源3の電極付近から対向する
電極との中間に近づくほど光学素子20を密にするとと
もにユウ(U)字状の底部の対向する位置に光学素子2
0を密に設ける。
【0065】なお、図10乃至図12に示した表面部8
または/および裏面部9に光源3や光源4および光源4
bの輝度分布または光エネルギ分布に対応した位置に連
続的に光学素子20’を光源3,4,4b等からの距離
に比例して関数的に増加する密度分布とするが、連続的
に設ける光学素子20の長さは、光源3や光源4等の光
量によって、増減や加減することにより表面部8や裏面
部9での全反射量をコントロールして、出射面からの出
射光量をコントロールすることができる。
【0066】また、光学素子20は、三角形状や台形形
状および円弧形状の断面を有し、例えば5μm〜100
μm程度の底辺幅を有した導光板2の端で終わる連続な
凹形状または凸形状を成して構成することができる。同
様に、光学素子20は、三角形状や台形形状および円弧
形状の断面を有し、例えば5μm〜100μm程度の底
辺幅を有した凹形状または凸形状を成し、導光板2の表
面部8や裏面部9上に光源3や光源4等の輝度や光エネ
ルギ分布に対応した位置に連続的に設ける構成とするこ
とができる。
【0067】この様に、連続または非連続の光学素子2
0,20’を導光板2の表面部8や裏面部9に設けるこ
とによって、光学素子20,20’の傾斜面によって光
源3,3b,4,4bから導光板2内に進入した光線を
全反射し、どの位置でも同等な光量の指向性やエネルギ
を連続または非連続的に出射することができる。また、
目的とする輝度バランス等によって図10乃至図13に
示す連続的な光学素子20’の隣り合う間隔をコントロ
ールしても良い。
【0068】光源3は、CCFL(冷陰管)等の線状を
なし、直接光は導光板2の入射部7から導光板2内に入
射し、他の光はリフレクタ14で反射されながら光源3
とリフレクタ14との空間を通って導光板2内に入射す
る。なお、光源としては、線状のCCFLの他、図4乃
至図9に示すように、半導体発光素子や半導体発光素子
を並べたアレー状のものでも良い。
【0069】例えば図4や図5等の光源4は、半導体発
光素子であって、LEDやレーザ等からなり、単色光や
RGB(赤色、緑色、青色)からなる白色や蛍光材料を
用いて波長変換することによって白色光にしたものも用
いられる。また、導光板2の二つの側面部11が交差す
る隅6に、あるいは複数の入射部5を持つ場合には各入
射部に異なる発光色の光源4を用いて導光板2全体から
白色の光を出射しても良い。
【0070】さらに、図6に示す光源4bのように、半
導体発光素子を等間隔または両端部方向が密になる様に
並べたアレー状にし樹脂等で一体化したものを用いるこ
とができる。
【0071】リフレクタ14は、白色の絶縁性材料やア
ルミニウム等の金属を蒸着したシート状または金属等か
らなり、導光板2の入射部7および光源3を囲するよう
にし、光源3からの光を反射し、反射光を導光板2の入
射部7に再び入射させる。また、図示しないが、光源4
や光源4bに対しても同様な材料により導光板2の入射
部5および光源4や光源4bを囲するようにし、光源4
や光源4bからの光を反射し、反射光を導光板2の入射
部5に再び入射させる。
【0072】補正シート13は、透過性のある樹脂等か
らなり、表面に光を偏向するための凹凸が設けてある。
この補正シート13は、導光板2からの出射光を補正す
るため、強い輝度の出射光を拡散したり、輝度が弱い出
射光を集光したり、また全体を拡散させたり、部分的に
拡散と集光とを行ったり、目的に合わせて補正すべき拡
散シート、集光シート、散乱シート、拡散集光シート等
を選択し、加工してある面を上方に向けた順方向使用や
逆方向使用等にして使用する。尚、光学素子20の分布
や形状等によって、指向性の有る出射光を必要とする時
には、本補正シート13を用いないでも良い。
【0073】反射体15は、熱可塑性樹脂に例えば酸化
チタンのような白色材料を混入したシートや熱可塑性樹
脂のシートにアルミニウム等の金属蒸着を施したり、金
属箔を積層した物やシート状金属からなる。この反射体
15は、入射部7や入射部と表面部8以外の部分を覆い
光源3や光源4および光源4bからの光が導光板2によ
って表面部8に出射した以外の光を反射または乱反射
し、再び導光板2に入射させて光源3や光源4および光
源4bからの光を全て表面部8から出射するようにす
る。
【0074】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る導光板
は、表面部または/および裏面部には光源の輝度分布ま
たは光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有して光
源からの光線束に対応した傾斜面を有する光学素子が設
けられ、光学素子は光源からの距離に比例して関数的に
増加する密度分布を有するので、常に光源からの輝度や
エネルギが等しい位置に連続性な光学素子の傾斜面によ
って全反射や屈折等を行い、出射面側に連続性に同等な
輝度やエネルギを出射することができる。しかも、光源
からの輝度やエネルギの減衰に伴って光学素子密度分布
を光源からの距離に比例して関数的に増加するようにし
て導光板のあらゆる位置でも出射する光量とその立体角
との積が等しく出射することができるので、均一な輝度
や視野角の出射光を得ることができる。
【0075】また、請求項2に係る導光板は、表面部ま
たは/および裏面部には光源の輝度分布または光エネル
ギ分布に対応した位置に連続的に光源からの光線束に対
応した傾斜面を有する光学素子が設けられ、光学素子は
光源からの距離に比例して関数的に増加する密度分布を
有するので、常に光源からの輝度やエネルギが等しい位
置に連続的に同等な光学素子の傾斜面によって全反射や
屈折等を行い、出射面側に連続的に同等な輝度やエネル
ギを出射することができる。しかも、光源からの輝度や
エネルギの減衰に伴って光学素子密度分布を光源からの
距離に比例して関数的に増加するようにして導光板のあ
らゆる位置でも出射する光量とその立体角との積が等し
く出射することができるので、均一な輝度や視野角の出
射光を得ることができる。加えて、連続的であるが光学
素子の長さや隣り合う光学素子の間隔をコントロールす
ることにより光学素子からの出射する所の光量とその立
体角との積が等しいが、光学素子を欠損させた所には光
学素子の有る所より低い光エネルギを得ることができ、
導光板に希望する輝度分布を表現することができる。
【0076】さらに、請求項3に係る導光板は、光学素
子の断面が三角形状、台形形状、円弧形状であるととも
に連続または非連続であるので、導光板の入射部から導
光板内に進入した光線が三角形状、台形形状および円弧
形状の傾斜面が光源からの光線束に対応した位置に存在
することができる。そして、これらが連続の場合にはど
の位置でも同等な輝度やエネルギを出射することがで
き、非連続であっても、あらゆる位置で同等な輝度やエ
ネルギを連続的に出射することができる。
【0077】また、請求項4に係る導光板は、光学素子
を光源から遠ざかるほど光学素子の高さを高くまたは/
および部分的に高低をつけるので、光源から遠い光学素
子においても光源から光線を受けて全反射をすることが
できる。このため、光源から遠い位置でも出射光を多く
出射して光源の遠近に関係無く均一な導光板からの出射
輝度を得る事ができたり、部分的に高低をつけることに
よって導光板の任意の位置からの出射量を多くしたり少
なくしたり、導光板の任意の位置からの出射角度を変化
することができる。その結果、必要とする導光板の任意
の位置での輝度のコントロールや視野角のコントロール
をすることができる。
【0078】さらに、請求項5に係る導光板は、傾斜面
を表面部および裏面部と成す角度がπ/2−2・臨界角
から臨界角の範囲であるので、導光板内に導かれる光線
の最大入射角度から臨界角を破る最小角度までの範囲を
用いるので、全反射光が全て臨界角を破ることができ
る。これにより、導光板の出射面からの出射角度範囲が
大きく取れるため、必要とする出射角を自由に選択する
ことができて目的に合わせることができる。
【0079】また、請求項6に係る導光板は、傾斜面を
光源からの距離に比例して表面部および裏面部と成す角
度が臨界角に近づくので、光源からの輝度やエネルギの
減衰に伴っても、光源からの距離に比例して全反射した
反射光が小さな出射角で出射する。このため、導光板の
出射面のあらゆる位置でも出射する光量とその立体角と
の積が等しく出射することができ、均一な出射量および
均一な視野角を得ることができる。
【0080】さらに、請求項7に係る導光板は、傾斜面
を傾斜面の中央部を中心にして内側または外側に円弧
を、あるいは傾斜面の部分的に内側と外側とに円弧を成
しているので、同じ大きさの導光板内での出射位置を傾
斜面の内側を円弧にした場合には光源側に近づけること
ができる。また、光源が近い場合には全反射した光が平
行光になり、光源が遠い場合には全反射した光が集光す
ることができる。さらに、同じ大きさの導光板内での出
射位置を傾斜面の外側を円弧にした場合には光源側から
遠ざけることができる。また、光源が近い場合には全反
射した光が平行光になり、光源が遠い場合には全反射し
た光が拡散することができ、これら内側と外側に円弧を
一つの傾斜面で部分的に二つの異なる円弧によって、集
光や拡散等の作用および効果を一つの傾斜面で得ること
ができる。これにより、導光板の大きさや必要な出射光
量や視野角等を自由にコントロールすることができる。
【0081】また、請求項8に係る平面照明装置は、光
源と、光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布ま
たは光エネルギ分布に対応した位置に連続性を有した光
源からの光線束に対応した傾斜面を有し、光源からの距
離に比例して関数的に増加する密度分布に施すとともに
傾斜面の傾きを変化できる光学素子を表面部または/お
よび裏面部を有する導光板と、導光板からの出射光の微
細な輝度斑を補正する補正シートと、導光板の入射部お
よび出射面以外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板
内に反射する反射体とを具備するので、常に光源からの
輝度やエネルギが等しい位置に連続性に同等な光学素子
の傾斜面によって全反射や屈折等を行い、出射面側に連
続性に同等な輝度やエネルギを出射することができる。
しかも、光源からの輝度やエネルギの減衰に伴って光学
素子の密度分布を光源からの距離に比例して関数的に増
加するようにして導光板のあらゆる位置でも出射する光
量とその立体角との積が等しく出射したり、傾斜面の角
度の設定によって出射面からの出射角度を自由にコント
ロールすることができる。その結果、平面照明装置の必
要目的によって、輝度重視や視野角重視あるいは均一性
を重視するなど自由度の広い設計および平面照明装置を
可能とすることができる。
【0082】さらに、請求項9に係る平面照明装置は、
光源と、光源からの光を導く入射部と、光源の輝度分布
または光エネルギ分布に対応した位置に連続的に光源か
らの光線束に対応した傾斜面を有し、光源からの距離に
比例して関数的に増加する密度分布に施すとともに傾斜
面の傾きを変化できる光学素子を表面部または/および
裏面部を有する導光板と、導光板からの出射光の微細な
輝度斑を補正する補正シートと、導光板の入射部および
出射面以外を覆い導光板からの漏れ光を再び導光板内に
反射する反射体とを具備するので、常に光源からの輝度
やエネルギが等しい位置に連続的に同等な光学素子の傾
斜面によって全反射や屈折等を行い、出射面側に連続的
に同等な輝度やエネルギを出射することができる。しか
も、光源からの輝度やエネルギの減衰に伴って光学素子
の密度分布を光源からの距離に比例して関数的に増加す
るようにして導光板のあらゆる位置でも出射する光量と
その立体角との積が等しく出射したり、傾斜面の角度の
設定によって出射面からの出射角度や光学素子自身の連
続的変化をコントロールすることができる。その結果、
平面照明装置の必要目的によって、輝度重視や視野角重
視あるいは均一性を重視するなど自由度の広い設計およ
び平面照明装置を可能とすることができる。
【0083】またさらに、請求項10に係る平面照明装
置は、光源が指向性または/および指向性分布を有する
ので、導光板の入射部からの距離が等しくない場合に入
射部から遠い方向に指向性を一致させることができる。
これにより、光源の光を効率良く利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面照明装置の略構成図
【図2】本発明に係る導光板の略図
【図3】本発明に係る導光板の略図
【図4】本発明に係る導光板の略図
【図5】本発明に係る導光板の略図
【図6】本発明に係る導光板の略図
【図7】本発明に係る導光板の略図
【図8】本発明に係る導光板の略図
【図9】本発明に係る導光板の略図
【図10】本発明に係る導光板の略図
【図11】本発明に係る導光板の略図
【図12】本発明に係る導光板の略図
【図13】本発明に係る導光板の略図
【図14】図10の導光板の部分拡大図
【図15】本発明に係る導光板の光線の略軌跡図
【符号の説明】
1…平面照明装置、2…導光板、3,4,4b…光源、
5,7…入射部、6,6a,6b…端部、8…表面部、
9…裏面部、10…反射端面部、11…側面部、13…
補正シート、14…リフレクタ、15…反射体、16…
端子電極、20,20’…光学素子、21,22…傾斜
面、21a,21b…間隔、β…入射角、α…屈折角、
γ…臨界角、n…屈折率、θ…表面部および裏面部と傾
斜面とが成す角度、L1,L11,L12,L2,L2
1,L22…光線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21Y 103:00 F21Y 103:00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を導く入射部と、該光を出
    射する表面部と、当該表面部の反対側に位置する裏面部
    を有する導光板において、前記表面部または/および前
    記裏面部には前記光源の輝度分布または光エネルギ分布
    に対応した位置に連続性を有して前記光源からの光線束
    に対応した傾斜面を有する光学素子が設けられ、該光学
    素子は前記光源からの距離に比例して関数的に増加する
    密度分布を有することを特徴とする導光板。
  2. 【請求項2】 光源からの光を導く入射部と、該光を出
    射する表面部と、当該表面部の反対側に位置する裏面部
    を有する導光板において、前記表面部または/および前
    記裏面部には前記光源の輝度分布または光エネルギ分布
    に対応した位置に連続的に前記光源からの光線束に対応
    した傾斜面を有する光学素子が設けられ、該光学素子は
    前記光源からの距離に比例して関数的に増加する密度分
    布を有することを特徴とする導光板。
  3. 【請求項3】 前記光学素子は、断面が三角形状、台形
    形状、円弧形状であるとともに連続または非連続である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の導光板。
  4. 【請求項4】 前記光学素子は、前記光源から遠ざかる
    ほど前記光学素子の高さを高くまたは/および部分的に
    高低をつけることを特徴とする請求項1または2記載の
    導光板。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面は、前記表面部および前記裏
    面部と成す角度がπ/2−2・臨界角から臨界角の範囲
    であることを特徴とする請求項1または2記載の導光
    板。
  6. 【請求項6】 前記傾斜面は、前記光源からの距離に比
    例して前記表面部および前記裏面部と成す角度が臨界角
    に近づくことを特徴とする請求項1または2記載の導光
    板。
  7. 【請求項7】 前記傾斜面は、前記傾斜面の中央部を中
    心にして内側または外側に円弧を、あるいは前記傾斜面
    の部分的に内側と外側とに円弧を成していることを特徴
    とする請求項1または2記載の導光板。
  8. 【請求項8】 光源と、前記光源からの光を導く入射部
    と、前記光源の輝度分布または光エネルギ分布に対応し
    た位置に連続性を有した前記光源からの光線束に対応し
    た傾斜面を有し、前記光源からの距離に比例して関数的
    に増加する密度分布に施すとともに前記傾斜面の傾きを
    変化できる光学素子を表面部または/および裏面部を有
    する導光板と、前記導光板からの出射光の微細な輝度斑
    を補正する補正シートと、前記導光板の前記入射部およ
    び出射面以外を覆い前記導光板からの漏れ光を再び前記
    導光板内に反射する反射体とを具備することを特徴とす
    る平面照明装置。
  9. 【請求項9】 光源と、前記光源からの光を導く入射部
    と、前記光源の輝度分布または光エネルギ分布に対応し
    た位置に連続的に前記光源からの光線束に対応した傾斜
    面を有し、前記光源からの距離に比例して関数的に増加
    する密度分布に施すとともに前記傾斜面の傾きを変化で
    きる光学素子を表面部または/および裏面部を有する導
    光板と、前記導光板からの出射光の微細な輝度斑を補正
    する補正シートと、前記導光板の前記入射部および出射
    面以外を覆い前記導光板からの漏れ光を再び前記導光板
    内に反射する反射体とを具備することを特徴とする平面
    照明装置。
  10. 【請求項10】 前記光源は、指向性または/および指
    向性分布を有することを特徴とする請求項8または9記
    載の平面照明装置。
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JP2009251682A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Glory Ltd 自動販売機の商品見本保持装置
JP2011028997A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Tateyama Advanec Kk 面発光装置
WO2012077360A1 (ja) * 2010-12-06 2012-06-14 オムロン株式会社 面光源装置及び立体表示装置

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