JP2003066239A - 導光板および平面照明装置 - Google Patents

導光板および平面照明装置

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JP2003066239A
JP2003066239A JP2001258046A JP2001258046A JP2003066239A JP 2003066239 A JP2003066239 A JP 2003066239A JP 2001258046 A JP2001258046 A JP 2001258046A JP 2001258046 A JP2001258046 A JP 2001258046A JP 2003066239 A JP2003066239 A JP 2003066239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源からの光線が全て無駄なく取り込み、効
率良く均一で明るい出射光を得る。 【解決手段】 平面照明装置1は、導光板2と光源3を
具備する。導光板2は、表面部4や裏面部5に屈折や反
射を行う微細な凸状または凹状の形状が成形される。導
光板2には、表面部4と裏面部5とに交わる側面部6の
少なくとも一端部に入射部10が設けられる。入射部1
0は、側面部6に対して45°の底部8と、互いに隣り
合う側面部6と平行な面9とを接続する凹形状に形成さ
れる。光源3は、出射角が略90°で出射する。光源3
からの最大出射角の光線と、入射部10の底部8と互い
に隣り合う側面部6と平行な面9とは直角に交わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いる導光板および平面照明装置に関するものであり、
屈折や反射を行う微細な多数の凸形状や凹形状を表面部
や裏面部に有し、側面部に対して45°の底部と互いに
隣り合う側面部と平行な面とを接続する凹形状の入射部
を隅を設けた導光板と、この入射部に出射角が略90°
で出射する光源を備えた平面照明装置により、導光板の
隅々まで明るく均一な光を得ることを目的とする導光板
および平面照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光源としてLED等の点光源を用
いた平面照明装置は、導光板の側面にLEDを複数並
べ、これらLEDに対向する位置の導光板の側面部にプ
リズム等の凸や凹の形状を設け、導光板の表面部または
裏面部に設けた凸や凹の形状のドット等の大きさを部分
的に変化させて輝度を変化させ、導光板の隅部分的まで
光線が達するようにしている。
【0003】また、従来の平面照明装置には、光源とし
てLED等の点光源を少なく用いるため、導光板の端の
近傍にLED等の点光源を備えたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光源としてLE
D等の点光源を用いた平面照明装置は、導光板の側面に
LEDを複数並べ、これらLEDに対向する位置の導光
板の側面部にプリズム等の凸や凹の形状を設け、光源と
して点光源を用い、導光板の表面部または裏面部に設け
た凸や凹の形状のドット等の大きさを部分的に変化させ
て輝度を変化させる構成なので、凸や凹の形状のドット
等の段階的な変化では輝度の変化が段階的になってしま
い、最終的な見栄え等で斑などが現れてしまう課題があ
る。
【0005】また、光源としてLED等の点光源を少な
く用いるため、導光板の端の近傍にLED等の点光源を
備えた平面照明装置では、例えば図5に示すように、導
光板2の隅7の近傍の図示しないLED等の点光源の出
射面と隅7とが45°で対向する位置に点光源を備えた
場合、光源の出射面から導光板2の側面部6に対して入
射角が45°で向かう光線L51は、導光板2の材料が
ポリカーボネート(PC)樹脂のとき、ポリカーボネー
ト樹脂の屈折率nがn=1.59であるので、空気層か
ら導光板2内に屈折して入り、光線L51−1として約
26.4°の出射角で導光板2内に入る。
【0006】同様に光源の出射面から導光板2の側面部
6に対して大きな入射角で入射した場合、例えば入射角
が80°の様な大きな入射角で向かう光線L52は、空
気層から導光板2内に屈折して入り、光線L52−2と
して約38.3°の出射角で導光板2内に入る。
【0007】なお、空気層から導光板2内に入る光線
は、0≦|α|≦sin-1(1/n)の式より(但し、
nは空気層とし屈折率n=1)、導光板2内に入り得る
最大屈折角は略屈折角α=38.9713°である。
【0008】このように、光源から導光板2に入射する
光線は、導光板2の隅7で二つの側面部6を二分するよ
うな隅7を45°に二分した仮想線Cに寄るように導光
板2の中心方向に寄ってしまう。その結果、導光板2の
中心部が明るく、側面部6付近が暗くなり、全体として
均一な出射光が得られない課題がある。
【0009】この発明は、このような課題を解決するた
めなされたもので、その目的は側面部に対して45°の
底部と互いに隣り合う側面部と平行な面とを接続する凹
形状をなす入射部を導光板の少なくとも一端部に設け、
光源から垂直に放射した光線が入射部の底部で直角に交
わり、光源からの最大出射角の光線と入射部の底部と互
いに隣り合う側面部と平行な面とが直角に交わるよう
に、光源の光線をあまり屈折させずに導光板内に導き、
導光板の中心位置でも側面部付近でも光源からの光線が
全て入り込んで効率良く均一で明るい出射光を得るとと
もに、導光板の形状や導光板の表面部や裏面部に設けた
屈折や反射を行う微細な凸状や凹状の形状の特性に合わ
せて入射部の底部を導光板の内側に円弧状のへこみまた
は外側に円弧状の出っ張りを設けることにより、光源か
らの光線を入射時に拡散や集光させることができる導光
板および平面照明装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る導光板は、少なくとも一端部を側面部に
対して45°の底部と互いに隣り合う側面部と平行な面
とを接続する凹形状をなす入射部を設けたことを特徴と
する。
【0011】請求項1に係る導光板は、少なくとも一端
部を側面部に対して45°の底部と互いに隣り合う側面
部と平行な面とを接続する凹形状をなす入射部を設けた
ので、開口部が小さく投射角度の小さい光源からの光線
でも隈無く導光板の内部に取り込むことができる。
【0012】また、請求項2に係る導光板は、入射部の
底部を導光板の内側に円弧状のへこみまたは外側に円弧
状の出っ張りを有することを特徴とする。
【0013】請求項2に係る導光板は、入射部の底部を
導光板の内側に円弧状のへこみまたは外側に円弧状の出
っ張りを有するので、光源からの光を導光板の中央付近
に集めることができたり、導光板の側面方向に広げるこ
とができる。
【0014】さらに、請求項3に係る平面照明装置は、
出射角が略90°で出射する光源と、屈折や反射を行う
微細な凸状または凹状の形状を成形した表面部または/
および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面
部とを有し、少なくとも一端部を側面部に対して45°
の底部と互いに隣り合う側面部と平行な面とを接続する
凹形状をなす入射部を設けた導光板とを具備したことを
特徴とする。
【0015】請求項3に係る平面照明装置は、出射角が
略90°で出射する光源と、屈折や反射を行う微細な凸
状または凹状の形状を成形した表面部または/および裏
面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面部とを有
し、少なくとも一端部を側面部に対して45°の底部と
互いに隣り合う側面部と平行な面とを接続する凹形状を
なす入射部を設けた導光板とを具備したので、光源の出
射角の垂直方向が入射部の底部と直角に交わり、光源の
出射角が最大角度の光線でも入射部の凹形状の底部と互
いに隣り合う側面部と平行な面に対して垂直方向に出射
することができる。
【0016】また、請求項4に係る平面照明装置は、光
源からの最大出射角の光線と入射部の底部と互いに隣り
合う側面部と平行な面とが直角に交わることを特徴とす
る。
【0017】請求項4に係る平面照明装置は、光源から
の最大出射角の光線と入射部の底部と互いに隣り合う側
面部と平行な面とが直角に交わるので、光源からの光線
を全て導光板内に取り込むことができるとともに導光板
の側面部付近まで最大出射角の光線が確実に進むことが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。なお、本発明は、少なくとも導
光板の一端部を入射部として、側面部に対して45°の
傾きを有した底部と、この底部に互いに隣り合う二つの
側面部と平行な二つの面を接続した凹形状を設けて、光
源から垂直に放射した光線では入射部の底部で直角に交
わり、光源からの最大出射角の光線では入射部の底部と
互いに隣り合う二つの側面部と平行な二つの面で直角に
交わるように、光源からの出射光をあまり屈折させずに
略直接的に導光板内に導き、導光板の中心位置や側面部
付近でも光源からの出射光線を凹形状の入射部で効率良
く出射光線を全て取り込み、均一で明るい出射光を得る
ことができる導光板および平面照明装置を提供すること
になる。また、入射部の底部を導光板の内側に円弧状の
へこみや外側に円弧状の出っ張り等に変化させることに
より、光源からの出射光線を入射部に入射したときに拡
散や集光をさせて、導光板の形状や、導光板の表面部や
裏面部に設けた屈折や反射を行う微細な凸状や凹状の形
状の特性に合わせて効率良く明るい出射光を得ることが
できる導光板および平面照明装置を提供することにあ
る。
【0019】図1は本発明に係る平面照明装置の概略構
成を示す斜視図、図2は導光板の平面図、図3は平面照
明装置の光線の軌跡を示す図、図4は導光板の部分拡大
図である。
【0020】図1に示すように、平面照明装置1は、導
光板2と光源3を備えている。図1に示すように、導光
板2は、表面部4、裏面部5、側面部6、隅7および入
射部10とから成り、屈折率が1.4〜1.7程度の透
明なアクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート(P
C)等で形成されている。
【0021】表面部4や裏面部5は、微細な円弧形状、
楕円、多角柱および多角錐等からなる凸形状または凹形
状を成し、表面部4から裏面部5に向かう光線の角度や
輝度分布、裏面部5から表面部4に向かう光線の角度や
輝度分布をコントロールしている。また、表面部4や裏
面部5の凸形状や凹形状にグラデーションを施し、導光
板2から出射する光に対して最適な視野角の分布や輝度
の分布をコントロールすることができる。
【0022】入射部10は、導光板2の四つの側面部6
のうち、二つの側面部6が互いに隣り合い接続する隅7
の少なくとも一つの端部に設けられる。図2に示すよう
に、入射部10は、互いに隣り合う側面部6Aと側面部
6Bとに於いて、側面部6A(又は側面部6B)に対し
てθ=45°の傾きを持つ底部8と、側面部6Aと平行
な面9Bと、側面部6Bと平行な面9Aとを接続する凹
形状に形成される。
【0023】ここで、図6は光源をピンポイントに見立
てて入射部10を45°の傾きの底部81のみとしたと
きの光線の軌跡を示す。また、図7は光源をピンポイン
トに見立てて入射部8を側面部6と平行な面80のみと
したときの光線の軌跡を示す。図6に示すように、傾き
45°の底部81のみの入射部に対し、ピンポイント光
源P1から略90°の広角で光を出射した場合、中心方
向の光線L2の底部81での屈折量は少なく、光線L2
2のような軌跡を描く。この軌跡は徐々に側面部6方向
に向かう光線L3、光線L1さらに光線L4となるに従
い屈折量も徐々に増えて、光線L33、光線L11さら
に光線L44となる。そして、側面部6方向に向かった
光線でも導光板2の内側方向に寄ってしまう。
【0024】また、図7に示すように、二つの側面部6
と平行な二つの面82,82のみの入射部に対し、ピン
ポイント光源P10から略90°の広角で出射した場
合、側面部6方向の光線L4の面82,82での屈折量
は少なく、光線L40のような軌跡を描く。この軌跡は
徐々に中心方向に向かう光線L1、光線L3さらに光線
L2となるに従い屈折量も徐々に増えて、光線L10、
光線30さらに光線L20となる。そして、中心方向に
向かった光線でも導光板2の側面部6方向に寄ってしま
う。なお、図6と図7との光源位置および出射角は同一
としている。
【0025】このように、点光源からの光線には指向性
があり、これに対応した入射部でないと屈折により導光
板2内に均一に入射されにくい。図6および図7でも判
るように、これら一長一短があり、導光板2の中心方向
に対しては図6が理想的であり、導光板2の側面部6方
向に対しては図7が理想的である。そこで、本発明で
は、上記長所を鑑み得た入射部10を有する導光板2の
構造となっている。すなわち、本例の入射部10では、
導光板2の中心方向に対して底部8が作用し、導光板2
の側面部6方向に対しては二つの側面部6A,6Bと平
行な二つの面9Aおよび面9Bが作用し、点光源3から
の出射光を隈無く導光板2に効率良く取り込むとともに
導光板2の隅々にまで光線を導くことができる。
【0026】なお、本例では、底部8の長さを側面部6
Bと平行な面9Aの長さや側面部6Aと平行な面9Bの
長さよりも長くしてあるが、導光板2の形状によっては
底部8の長さよりも側面部6Bと平行な面9Aの長さや
側面部6Aと平行な面9Bの長さの方を長くしても良
い。
【0027】また、入射部10において、互いに隣り合
う側面部6A,6Bに対して45°の傾きを持つ底部8
は、図4(a)に示すように、導光板2の外側に出っ張
るような円弧状の底部8Aと、側面部6Bと平行な面9
Aと、側面部6Aと平行な面9Bとを接続した凹形状と
することができる。これにより、図示しない光源3から
の光を導光板2の中央付近に集めることができ、導光板
2の表面部4や裏面部5に設けた図示しない微細な凸状
や凹状の形状を施して導光板2の中心位置付近を高輝度
や広い視野角を必要な時等に導光板2の特質に合わせて
光の輝度分布をコントロールすることができる。
【0028】同様に、互いに隣り合う側面部6A,6B
に対して45°の傾きを持つ底部8は、図4(b)に示
すように、導光板2の内側に円弧状のへこむような円弧
状の底部8Bと、側面部6Bと平行な面9Aと、側面部
6Aと平行な面9Bとを接続した凹形状とすることがで
きる。これにより、図示しない光源3からの光を導光板
2の側面部6方向に広げることができ、導光板2の側面
部6付近の輝度が低くなるような導光板2の表面部4や
裏面部5に設けた図示しない微細な凸状や凹状の形状を
施した時等導光板2の特質に合わせて光の輝度分布をコ
ントロールすることができる。
【0029】光源3は、半導体発光素子であって、例え
ばLEDやレーザ等からなる。また、光源3としては、
単色光やRGB(赤色、緑色、青色)からなる白色や蛍
光材料を用いて波長変換することによって白色光にした
ものも用いられる。なお、導光板2の二つの側面部6の
交差する隅7を例えば対象位置の端部に複数の入射部1
0を持つ場合には、各入射部10に異なる発光色の光源
3を用いて導光板2全体から白色の光を出射しても良
い。
【0030】また、光源3は、出射角が略90°で出射
するように図示しないケース等の開口部または半導体発
光素子の表面部の露出部分を調整することにより略90
°で出射するよう出射角を限定さることもできる。
【0031】なお、光源3として、ケース等で開口部を
調整して出射角を略90°にする場合には、ケースで遮
光させる部分を反射性を持たせるようにして、最終的に
開口部から出射するように損失の無いようにしてある。
【0032】本例の平面照明装置1は、図3に示すよう
に、光源3からの出射する光線L0の出射角が図示しな
い開口部等により略90°で出射するように限定する構
成とすることができる。これにより、光源3からの光線
31の最大出射角γがγ=90°となる。その際に採用
される導光板2は、隣り合う二つの側面部6A,6Bが
略直角に交わっている。また、入射部10の底部8と互
いに隣り合う面9Aと面9Bとは、面9Aが側面部6B
と平行であり、面9Bが側面部6Aと平行である。そし
て、面9Aと側面部6Aとが略直角に交わり、面9Bと
側面部6Bとが略直角に交わっており、光源3と面9
A,9Bとが直角(β=90°)に交わっている。
【0033】故に、光源3からの光線は最大出射角γを
γ=90°の範囲で導光板2の側面部6A,6B方向に
はγ=90°の光線L0が面9A,9Bに対して直角に
入射する。そして、面9A,9Bに対して直角に入射し
た光線L0は、図7で説明したように、導光板2の側面
部6A,6B方向に進む。これに対し、光源3からの垂
直方向の光線L0’は、底部8に対して直角に入射す
る。そして、底部8に対して直角に入射した光線L0’
は、図6で説明したように、導光板2の中心方向に進
む。これにより、光源3からの出射光を全て導光板2内
に取り込み、導光板2の中心部分はもちろん側面部6部
分付近まで光線を確実に進ませて隅々まで明るい出射光
を得ることができる。
【0034】このように、本発明の導光板および平面照
明装置は、側面部に対して45°の傾きを有した底部
と、この底部に互いに隣り合う二つの側面部と平行な二
つの面を接続した凹形状の入射部を少なくとも導光板の
一端部に設け、光源から垂直に放射した光線が入射部の
底部で直角に交わり、光源からの最大出射角の光線が入
射部の底部と互いに隣り合う二つの側面部と平行な二つ
の面で直角に交わるように、光源からの出射光をあまり
屈折させずに導光板内に導き、導光板の中心位置や側面
部付近でも光源からの出射光線を凹形状の入射部で効率
良く出射光線を全て取り込み、均一で明るい出射光を得
ることができる。加えて、入射部の底部を導光板の内側
に円弧状のへこみまたは外側に円弧状の出っ張り等に変
化させることにより、光源からの出射光線を入射部に入
射した時に拡散や集光させて、導光板の形状や、導光板
の表面部や裏面部に設けた屈折や反射を行う微細な凸状
や凹状の形状の特性に合わせて効率良く明るい出射光を
得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る導光板
は、少なくとも一端部を側面部に対して45°の底部と
互いに隣り合う側面部と平行な面とを接続する凹形状を
なす入射部を設けたので、開口部が小さく投射角度の小
さい光源からの光線でも隈無く導光板の内部に取り込む
ことができる。これにより、効率良く明るい出射光を得
ることができる。
【0036】また、請求項2に係る導光板は、入射部の
底部を導光板の内側に円弧状のへこみまたは外側に円弧
状の出っ張りを有するので、光源からの光を導光板の中
央付近に集めることができたり、導光板の側面方向に広
げることができる。これにより、導光板の表面部や裏面
部に設けた微細な凸状や凹状の形状の特質に合わせて光
の輝度分布をコントロールすることができる。具体的に
は、導光板の中心位置付近を高輝度や広い視野角を必要
な時に入射部の底部を外側に円弧状の出っ張らせて光を
中央付近に集めたり、微細な凸状や凹状の形状を有した
導光板の側面部付近の輝度が低くなるような時に入射部
の底部を内側に円弧状のへこみをもたせて光を側面方向
に広げることができる。
【0037】さらに、請求項3に係る平面照明装置は、
出射角が略90°で出射する光源と、屈折や反射を行う
微細な凸状または凹状の形状を成形した表面部または/
および裏面部と、これら表面部と裏面部とに交わる側面
部とを有し、少なくとも一端部を側面部に対して45°
の底部と互いに隣り合う側面部と平行な面とを接続する
凹形状をなす入射部を設けた導光板とを具備したので、
光源の出射角の垂直方向が入射部の底部と直角に交わ
り、光源の出射角が最大角度の光線でも入射部の凹形状
の底部と互いに隣り合う側面部と平行な面に対して垂直
方向に出射することができる。これにより、隈無く導光
板の内部に光線を取り込み、効率良く明るい出射光を得
ることができる。
【0038】また、請求項4に係る平面照明装置は、光
源からの最大出射角の光線と入射部の底部と互いに隣り
合う側面部と平行な面とが直角に交わるので、光源から
の光線を全て導光板内に取り込むことができる。しか
も、導光板の側面部付近まで最大出射角の光線が確実に
進むことができるので、隅々まで明るい出射光を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面照明装置の略斜視構成図
【図2】本発明に係る導光板の平面図
【図3】本発明に係る平面照明装置の光線の軌跡図
【図4】本発明に係る導光板の部分拡大図
【図5】従来の導光板の光線の軌跡図
【図6】光源をピンポイントに見立てて入射部を45°
の傾きの底部のみとしたときの光線の軌跡図
【図7】光源をピンポイントに見立てて入射部を側面部
と平行な面のみとしたときの光線の軌跡図
【符号の説明】
1…平面照明装置、2…導光板、3…光源、P1,P1
0…ピンポイント光源、4…表面部、5…裏面部、6,
6A,6B…側面部、7…隅、8,8A,8B…底部、
9,9A,9B,82…側面部6と平行な面、81…側
面部6に対して45°傾斜した面、10…入射部、L
0,L0’、L1,L2,L3,L4,L10,L1
1,L20,L22,L30,L33,L40,L4
4,L51,L52,L51−1,L52−2…光線、
C…仮想線、n…屈折率、α…屈折角、β…光源と面と
の角度、γ…最大出射角、θ…側面部に対する傾き。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13357 G02F 1/13357 // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈折や反射を行う微細な凸状または凹状
    の形状を成形した表面部または/および裏面部と、これ
    ら表面部と裏面部とに交わる側面部とを有する導光板に
    おいて、少なくとも一端部を前記側面部に対して45°
    の底部と互いに隣り合う前記側面部と平行な面とを接続
    する凹形状をなす入射部を設けたことを特徴とする導光
    板。
  2. 【請求項2】 前記底部は、前記導光板の内側に円弧状
    のへこみまたは外側に円弧状の出っ張りを有することを
    特徴とする請求項1記載の導光板。
  3. 【請求項3】 出射角が略90°で出射する光源と、屈
    折や反射を行う微細な凸状または凹状の形状を成形した
    表面部または/および裏面部と、これら表面部と裏面部
    とに交わる側面部とを有し、少なくとも一端部を前記側
    面部に対して45°の底部と互いに隣り合う前記側面部
    と平行な面とを接続する凹形状をなす入射部を設けた導
    光板とを具備したことを特徴とする平面照明装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の平面照明装置において、
    前記光源からの最大出射角の光線と前記入射部の底部と
    互いに隣り合う前記側面部と平行な面とが直角に交わる
    ことを特徴とする平面照明装置。
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