JP2003232705A - 寿命診断システム及び寿命診断方法 - Google Patents

寿命診断システム及び寿命診断方法

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JP2003232705A
JP2003232705A JP2002032945A JP2002032945A JP2003232705A JP 2003232705 A JP2003232705 A JP 2003232705A JP 2002032945 A JP2002032945 A JP 2002032945A JP 2002032945 A JP2002032945 A JP 2002032945A JP 2003232705 A JP2003232705 A JP 2003232705A
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Takeo Furuhata
武夫 古畑
Shuichi Samata
秀一 佐俣
Yukihiro Ushiku
幸広 牛久
Takashi Nakao
隆 中尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度で安定した回転機の寿命診断システム
及び寿命診断方法を提供する。 【解決手段】 回転機3と、回転機の振動を測定する加
速度計36と、周波数解析装置37と解析周波数決定手
段4とで構成される解析周波数データ抽出回路(37、
4)と、加速度の時間変化量を求めこの時間変化量と閾
値とを比較することにより寿命を判断する寿命判定手段
6とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転機の寿命を診断
する寿命診断システム、及び回転機の寿命を診断する寿
命診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスを効率よく製造す
るためには半導体製造装置の故障診断技術が重要になっ
てきている。又、システムLSIでは特に少量多品種生
産の傾向が強まり、これに対応した小回りの利く効率的
な半導体デバイスの製造方法が必要になって来ている。
【0003】効率的な半導体デバイスの生産には小規模
の生産ラインを複数用いる方法がある。しかし、大規模
生産ラインを単に小さくしただけでは半導体製造装置の
稼働率が低下する。更には、そのために投資効率が低下
する問題も生じる。対策としては複数の製造工程を一つ
の半導体製造装置で行う方法がある。減圧CVD(LP
CVD)装置では成膜の対象となる材料によりLPCV
Dチャンバに導入する反応ガス(原料ガス)やLPCV
Dチャンバで生成された反応生成物が異なる。LPCV
Dチャンバを排気する排気ポンプ内には、これらの原料
ガスや反応生成物が導入される。従って対象とする成膜
物質が異なれば、排気ポンプ内部での反応生成物の発生
状況が異なり、排気ポンプの寿命が変動する。LPCV
D成長中に排気ポンプが停止すると製造中のロットが不
良になってしまう。更に、LPCVDチャンバの内部等
に微小ダストが発生するため製造装置に余分なメンテナ
ンスが必要になる。余分なメンテナンスを実施すれば、
半導体デバイスの製造効率が大幅に低下してしまう。一
方、LPCVD成長中の突然の停止を防止するために、
排気ポンプのメンテナンス時間に余裕をみると、排気ポ
ンプのメンテナンス頻度が膨大になる。これにより、メ
ンテナンスコストの増加だけでなくポンプ交換によるL
PCVD装置の稼働率低下が顕著となる。この結果、半
導体デバイスの製造効率が大幅に低下してしまう欠点が
あった。
【0004】多くのLPCVD装置の排気ポンプとし
て、ドライポンプが使用されている。クリーンで大容量
の排気速度が実現できるからである。ドライポンプの寿
命診断方法は現在までにいくつかの方法が提案されてい
る。基本的にはドライポンプの状態をモータ電流、振
動、温度で把握し、これらの状態量の変化から寿命を予
測するという方法がとられてきた。特に、ドライポンプ
の寿命診断方法として、ポンプの状態をロータ回転に起
因する振動で把握する方法が主にとられてきた。その理
由として振動で診断するには加速度計をポンプ側面に取
り付けるだけで測定できるため、簡便な寿命診断方法と
して注目されているからである。又、測定した振動デー
タから寿命を予測する方法としては300kHz付近の
高周波数成分の基準値からのずれをニューラルネットワ
ークを用いて解析する方法が提案されている(特開20
00−64964号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−649
64号公報に記載された技術の場合、対象周波数が高い
ためポンプの稼働に伴う変化(通常は反応生成物の詰ま
り)がブロードになり感度が低いことが問題であった。
【0006】前述したように、効率よい小規模生産ライ
ンに必要な装置の共有化を実現するためには、ドライポ
ンプの寿命を的確に診断し、寿命ぎりぎりまでポンプを
使用することが必要である。そのために精度の高い寿命
診断が必須である。しかし、従来の加速度計をドライポ
ンプに取り付ける場合、その取り付け位置や取り付け方
法により感度が変化し、好感度で安定的な振動データを
取得することが困難であった。これらの問題はドライポ
ンプ以外のターボ分子ポンプ、メカニカルブースターポ
ンプや油回転ポンプ等の真空ポンプ、或いは液体用の軸
流ポンプ、更には回転機一般にも通じるところである。
【0007】これらの課題に鑑み、本発明は、回転機の
振動を測定する加速度計と、加速度計が出力するデータ
のうちから特定の解析周波数のデータを抽出する解析周
波数データ抽出回路と、解析周波数のデータの時間変化
量を求め、該時間変化量と閾値とを比較することにより
寿命を判断する寿命判定手段を含むことにより高感度で
安定した寿命診断が可能な回転機の寿命を診断する寿命
診断システム、及び回転機の寿命診断方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
(イ)回転機;(ロ)この回転機の振動を測定する加速
度計;(ハ)この加速度計が出力するデータのうちから
特定の解析周波数のデータを抽出する解析周波数データ
抽出回路;(ニ)抽出した解析周波数のデータの時間変
化量を求め、時間変化量と閾値とを比較することにより
寿命を判断する寿命判定手段とを含むことを要旨とす
る。ここで、回転機は回転により振動を発生させるもの
すべてを含む。回転機には、モータ、真空ポンプ、コン
プレッサ、タービン等がある。特に本発明は、反応性の
ガスを真空排気するLPCVD装置やドライエッチング
装置、イオン注入装置等の半導体製造装置に用いられる
真空ポンプに好適である。データの時間変化量は、加速
度の時間変化を示すデータにおいて、任意の2点間を直
線で結びその傾きを用いてもよいし、時間微分によりそ
の微分係数を用いてもよい。
【0009】第1の特徴によれば、回転機の歪み、損傷
等に起因する加速度の時間変化量を観察することによ
り、高感度で安定した回転機の寿命診断が可能となる。
【0010】本発明の第2の特徴は、(イ)回転機の振
動に対応した加速度のデータを取得するステップ;
(ロ)このデータから特定の解析周波数のデータを抽出
するステップ;(ハ)このデータの時間変化量を求め、
時間変化量と閾値を比較することにより寿命を判断する
ステップとを含むことを要旨とする。ここで、周波数解
析は、単一の解析周波数を解析してもよいし、フーリエ
変換等を用いて複数の解析周波数を同時に解析してもよ
い。
【0011】第2の特徴によれば、回転機の歪み、損傷
等に起因する加速度の時間変化量を観察することによ
り、高感度で安定した回転機の寿命診断が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して、本発明の
第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載
において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号
を付している。但し、図面は模式的なものであることに
留意すべきである。
【0013】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の
形態に係る回転機寿命診断システムは、図1に示すよう
なとLPCVD装置に適用されている。図1に示すよう
に、このLPCVD装置は、真空排気可能な密閉構造を
したチャンバ1を有し、LPCVDチャンバ1の排気側に
は真空配管32が接続され、真空配管32の排気側にゲ
ートバルブ2が接続されている。そして、このゲートバ
ルブ2の排気側に真空配管33が接続され、真空配管3
3の排気側にLPCVDチャンバ1の内部を排気するた
めのルーツ型のドライポンプ(回転機)3が接続されて
いる。ゲートバルブ2は必要に応じてLPCVDチャン
バ1とドライポンプ3を分離し、コンダクタンスを調整
する。一方、LPCVDチャンバ1には、複数のガス配
管51,52,53,・・・・・が接続され、このガス配管
51,52,53,・・・・・は、それぞれマスフローコン
トローラ41,42,43に接続されている。LPCV
Dチャンバ1に導入される種々の原料ガス(ソースガ
ス)及びキャリアガスはマスフローコントローラ41,
42,43によって、その流量が制御される。制御され
た原料ガス等はガス配管51,52,53,・・・・・を通
って一定の減圧化のLPCVDチャンバ1に導入され
る。そして、ドライポンプ3はLPCVDチャンバ1に
導入された未反応の原料ガス及び反応生成物を排気す
る。図1に示すLPCVD装置を用いて、例えば、シリ
コン窒化膜(Si膜)の成膜する場合は、ドライ
ポンプ3により減圧状態にされたLPCVDチャンバ1
に、ジクロロシラン(SiHCl)ガスをマスフロ
ーコントローラ41を介して導入し、アンモニア(NH
)ガスをマスフローコントローラ42を介して導入す
る。そして、LPCVDチャンバ1の内部でシリコン
(Si)基板を約800℃程度にまで加熱し、SiH
ClガスとNHガスとの化学反応により、シリコン
基板上にシリコン窒化膜を生成する。この化学反応は、
シリコン窒化膜を生成するとともに、反応副生成物とし
て塩化アンモニウム(NHCl)ガス及び水素
(H)ガスを発生する。水素は気体であるので、ドラ
イポンプ3によって排気される。一方、塩化アンモニウ
ムは、生成時においては、反応炉内が800℃程度の高
温下及び数100Pa以下の減圧下であるために、気体状
である。図示を省略しているが、通常、LPCVD装置
には、固体の反応副生成物を捕集するトラップがLPC
VDチャンバ1とドライポンプ3との間に設置されてい
る。トラップは、圧力が低いため、反応副生成物の完全
な捕集は不可能である。このため、捕集しきれない反応
副生成物は、ドライポンプ3まで到達する。ドライポン
プ3では、気体の圧縮によって0.1Pa程度から大気圧
まで圧力が増加する。反応副生成物は、低圧では気体と
して存在するが、より高圧下では固化を始める。ドライ
ポンプ3の内部では、ガスの圧縮が繰り返され、数10
0Paの圧力から大気圧まで圧力が変化していくために、
排気ガス中のガス状反応副生成物は、圧力上昇とともに
ドライポンプ3の内部で固化し始める。ドライポンプ3
の配管内で固化し始めると、わずかであるが堆積物が回
転軸を弾性変形させる。そして、このような堆積物が蓄
積された結果として急激な摩擦力の増大等が発生し、最
終的にはドライポンプが故障(停止)することとなる。
【0014】ドライポンプ3は、図1に示すように、ギ
ヤボックス35を有し、このギヤボックス35付近に振
動を検知する加速度計36が備え付けられている。加速
度計36は、ドライポンプ3のギヤボックス35の上
面、このギヤボックス35の側面、又はギヤボックス3
5の底面の何れかに配置すればよい。或いは、このギヤ
ボックス35から20cm以内のケーシング(図示省
略)の上面、このケーシングの側面、又はケーシングの
底面の何れかに配置すればよい。但し、加速度計36の
配置は、加速度の時間変化量を感度よく検出できる場所
であればよい。加速度計36を取り付ける方法としては
磁力、接着剤、ねじ止め、埋め込みでよい。特にねじ止
めや埋め込みのように固定が強固になると共振周波数が
高くなり、より高い周波数まで測定可能になる。しか
し、本発明では対象周波数を回転機の基準振動周波数の
整数倍とし、1kHz以下で寿命診断可能にしたため磁
石や接着剤での固定でも用いることができ、簡便な取り
付けが可能である。尚、非接触の加速度計を用いること
もできる。
【0015】加速度計36の出力側には、周波数解析装
置37が接続されている。例えば、周波数解析装置37
は、プレアンプ371、サンプリング回路372、A/
Dコンバータ373、フーリエ変換分析装置374を備
えている。サンプリング回路372により、加速度計3
6で測定したドライポンプ3の振動(加速度)を表すア
ナログ信号を所定のサンプリング周波数で時系列データ
(デジタル信号)へ変換し、更にA/D変換した後フー
リエ変換分析装置374によりフーリエ変換し周波数成
分に分解する。加速度計36が増幅器を備えていれば、
プレアンプ371は省略してもよい。このため、周波数
解析装置37に加速度計36で測定されたデータを電送
するために配線38aが設けられている。周波数解析装
置(フーリエ変換分析装置)37によって振動(加速
度)の時系列データが周波数領域のデータに変換され
る。この周波数スペクトルのデータは、配線38bを介
して、CPU39に電送される。
【0016】CPU39には解析周波数決定手段4、加
速度推移記録手段5、寿命判定手段6が内蔵されてい
る。解析周波数決定手段4は、CPU39に電送された
周波数スペクトルのデータを分析し、複数のピークの位
置として示されるそれぞれの周波数から特定の解析周波
数を決定する。そして、解析周波数データ抽出回路によ
り解析周波数を抽出する。解析周波数データ抽出回路
は、周波数解析装置37と解析周波数決定手段4とで構
成される。加速度推移記録手段5は、抽出された解析周
波数の加速度の推移を示すデータを加速度データ記憶装
置7に記録する。加速度データ記憶装置7はCPU39
の主記憶装置若しくは図示を省略した外部記憶装置を用
いればよい。寿命判定手段6では、加速度推移記録手段
5が加速度データ記憶装置7に記録した加速度の推移を
示すデータ群を読み出し、演算することにより、ドライ
ポンプ3の寿命判定を行う。
【0017】具体的には、第1の実施の形態に係る寿命
診断システムの寿命判定手段6は、時間変化量算出手段
61、閾値比較手段62及び警告/警報駆動手段63を
内蔵している。時間変化量算出手段61は、LPCVD
成長中(成膜ステップ)での解析周波数のデータの時間
変化量を算出するモジュールである。時間変化量の算出
は、図7に示すように成膜ステップ開始点Sから一定時
間経過後、データが10〜50%変化した点P1におけ
る加速度の値を始点データとする。更に、ばらつき補正
により求めた時間変化量が0となる直前の点Pにおけ
る加速度の値を終点データとする。そして、始点データ
と終点データの差を始点と終点の時刻の差で除した値、
即ち、傾きを時間変化量とする。又、図8に示すように
区間(P 1、P)においてばらつき補正をし、ばらつ
き補正後の曲線によって加速度αを時間tで微分し、そ
の微分係数dα/dtを時間変化量としてもよい。尚、
ばらつき補正には例えば最小二乗法を用いればよい。
【0018】閾値比較手段62は、算出したデータの時
間変化量と閾値とを比較することによりドライポンプ3
の寿命を判定するモジュールである。警告/警報駆動手
段63は、算出したデータの時間変化量が閾値を超える
と、ポンプ停止直前(寿命)を警告するために警告/警
報装置17を駆動するモジュールである。警告/警報装
置17には、例えば警告パネル、警告ランプ等の視覚的
表示装置、或いは警報ブザー等の音響的表示装置があ
る。
【0019】図2に示すように、第1の実施の形態に係
るドライポンプ3は、3枚の羽根がついた2つのロータ
10a、10bがそれぞれ回転軸11a、11bで回転す
る構造である。ドライポンプ3はボディ13とボディ1
3の吸気側に設けられた吸気フランジ14、ボディ13
の排気側に設けられた排気フランジ15を有している。
図1に示したギヤボックス35は図2ではその図示を省
略しているが、2つのロータ10a、10bを駆動する
モータの出力を変換し、2つのロータ10a、10bの
回転を制御する。図1に示す加速度計36は、例えば、
ギヤボックス35の上部の平面部分に磁石で取り付けて
いる。図1においてギヤボックス35に接着剤等の化学
的手段、或いは、ねじ止め、埋め込み等の機械的手段で
固定してもよい。図1に示すLPCVDチャンバ1からゲ
ートバルブ2を通ってきたガス流は、吸気フランジ14
よりドライポンプ3内に入る。ドライポンプ3内に入っ
たガスは2つのロータ10a、10bが回転軸11a、1
1bで回転することにより圧縮される。圧縮されたガス
は排気フランジ15より排気される。
【0020】排気ガス中のガス状反応副生成物が圧力上
昇とともにドライポンプ3の内部で固化し始めると、ロ
ータ10a、10bの表面に固化した反応副生成物が原
因となってロータ10aとロータ10bの接触部12aに
おいて摩擦係数が増大する。この結果、ロータ10aと
ロータ10bの摩擦により生じる振動周波数の加速度に
影響を与えることになる。又、わずかであっても堆積物
が回転軸11a、11bを弾性変形させると、回転軸1
1a、11bにより生じる振動周波数の加速度に影響を
与えることになる。更に、反応副生成物の固化、若しく
は回転軸11a、11bの弾性変形が原因となってロー
タ10a、10bとボディ13の接触部12bにおいて
摩擦係数が増大する。この結果、ロータ10a、10b
とボディ13の摩擦により生じる振動周波数の加速度に
影響を与えることになる。
【0021】図2に示したドライポンプ3の 回転軸1
1a、11bは基準振動周波数50Hzで回転するた
め、図4に示すように50Hzの整数倍の振動周波数が
現れる。ここで、基準振動周波数とは回転軸に起因する
振動、即ち回転軸の回転周波数をいう。例えばドライポ
ンプ3では50Hzとなる。特にドライポンプ3ではロ
ータ10a、10bの羽根が3枚あるので、回転軸11
a、11bが1回転につき羽根が6回通過する。このた
め、図4に示すように、基準振動周波数の6倍に当たる
300Hz付近にピークが顕著に現れる。これはロータ
10aとロータ10bの摩擦により生じる振動周波数の
加速度であるため、300Hz付近の加速度の変化を観
察すればロータ10a、10bの寿命を予測できる。
【0022】図5に示すようにドライポンプ3の交換直
後では、成膜ステップにおいて加速度はおよそ一定の値
で推移している。一方、図6に示すようにチャンバに反
応ガスを相当回数導入しドライポンプを相当回数使用し
た後では成膜ステップにおいて加速度に顕著な変化がみ
られる。よって、成膜ステップにおいて加速度の変化を
観察すればドライポンプ3の寿命を予測できる。
【0023】次に、第1の実施の形態に係る寿命診断方
法を図1を参照しながら図3に示すフローチャートを用
いて説明する。ここで回転機として、Si薄膜を
形成するLPCVD装置に用いられるドライポンプ3に
注目し、その寿命を予測する。
【0024】(イ)加速度計36をギヤボックスに配置
し、ステップS201において、加速度計36でドライ
ポンプ3の加速度を測定する。更に、サンプリング回路
372を用いてドライポンプ3の振動に対応した加速度
のデータを得る。サンプリング回路372で、例えば0.
5msec間隔でサンプリングし合計2秒行う。但し、
ノイズを除去できる程度に測定間隔、測定時間、各測定
点のサンプリング間隔は適宜定めればよい。第1の実施
の形態に係る寿命診断方法では、加速度のサンプリング
間隔を最大の解析周波数の1/2周期以下、サンプリン
グ数を最大の解析周波数の4倍以上とすることが好まし
い。例えば、最大の解析周波数を450Hzとすれば、
サンプリング数は、4×450=1800個以上にする
ことが好ましい。各測定点の間隔はプロセス条件に従っ
てって適宜決めればよいが、半導体デバイス製造に係る
通常のLPCVDプロセスでは4〜60秒間隔での測定
間隔が適切である。
【0025】(ロ)ステップS202において、サンプ
リング回路372が出力するドライポンプ3の加速度
(時系列データ)をA/Dコンバータ373によりアナ
ログ信号からデジタル信号へ変換した後、更にデジタル
信号をフーリエ変換分析装置374によりフーリエ変換
し、周波数解析を行う。
【0026】(ハ)ステップS203において、解析周
波数決定手段4により、周波数分布のうち特定の周波数
成分を解析対象とし、この解析周波数のデータを抽出す
る。第1の実施の形態に係る寿命診断方法では、図4を
考慮して、ピークが顕著に現れる300Hz付近の加速
度を解析周波数として用いる。
【0027】(ニ)ステップS204において、抽出さ
れた解析周波数のデータを加速度データ記憶装置7に記
録する。LPCVDによる成長プロセスには減圧、昇
温、成膜、パージ、常圧復帰、スタンバイ等、種々のス
テップがあるが、第1の実施の形態ではドライポンプの
故障に最も影響する成膜ステップでの推移を測定する。
【0028】(ホ)ステップS205において、加速度
データ記憶装置7から加速度の推移を読み出し、加速度
の時間変化量を時間変化量算出手段61により算出す
る。時間変化量の算出は、図7に示すように成膜ステッ
プ開始点Sから一定時間経過後、データが10〜50%
変化した点P1における加速度の値を始点データとす
る。更に、ばらつき補正により求めた時間変化量が0と
なる直前の点Pにおける加速度の値を終点データとす
る。そして、始点データと終点データの差を始点と終点
の時刻の差で除した値、即ち、傾きを時間変化量とす
る。又、図8に示すように区間(P1、P)において
ばらつき補正をし、ばらつき補正後の曲線によって加速
度αを時間tで微分し、その微分係数dα/dtを時間
変化量としてもよい。尚、ばらつき補正には例えば最小
二乗法を用いればよい。
【0029】(ヘ)ステップS206において、データ
の時間変化量と閾値を閾値比較手段62により比較す
る。図9は、累積膜厚の増加とともに成膜ステップにお
ける加速度の時間変化量の絶対値が増加し、相関関係が
あることを示す。そして、経験則から加速度の時間変化
量の絶対値がどの程度の値になるとドライポンプが停止
するかを決定し、それを閾値とすればよい。図9の場合
は0.72G/minを閾値とする。従って、予め閾値を
定めておけば特定の周波数の加速度の時間変化量によ
り、故障の予兆を捕らえられることがわかる。閾値は、
導入するガスの種類、濃度、故障個所及び特定周波数等
を考慮して適宜設定すればよい。
【0030】(ト)データの時間変化量の絶対値が閾値
に到達した場合に、ステップS207において警告/警
報駆動手段63により警告/警報装置17を駆動させ、
警告パネル、警告ランプ、ブザー等によりポンプ停止直
前(寿命)を警告/警報する。
【0031】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
説明では、図1に示すように、時系列データをフーリエ
変換した周波数スペクトルのピークの位置の周波数から
解析周波数を決定する解析周波数決定手段4を用いた
が、第2の実施の形態では、図10に示すように、所定
の振動周波数を抽出する解析周波数データ抽出回路9を
備えている。解析周波数データ抽出回路9は、プレアン
プ371、バンドパスフィルタ94、狭帯域増幅器9
5、波形成形回路96、A/Dコンバータ97等を備
え、加速度計36が測定した評価用アナログデータの特
定の振動周波数成分を解析周波数データとして抽出し、
その後A/D変換する。バンドパスフィルタは、例えば
ローパスフィルタ(LPF)92及びハイパスフィルタ
(HPF)93から構成すればよい。この抽出された解
析周波数データをA/D変換した後、加速度推移記録手
段5により加速度データ記憶装置8に記録する。更に、
寿命判定手段6は加速度データ記憶装置8から記録した
加速度の推移を示すデータ群を読み出し演算すること
で、ドライポンプ3の寿命判定を行う。この第2の実施
の形態において、他の構成は上記した第1の実施の形態
に係る寿命診断システムとほぼ同様である。
【0032】次に、第2の実施の形態に係る寿命診断方
法を図10を参照しながら図11に示すフローチャート
を用いて説明する: (イ)加速度計36をギヤボックスに配置し、ステップ
S301においてドライポンプ3の加速度(振動)を測
定する。
【0033】(ロ)ステップS302において、解析周
波数データ抽出回路9でプレアンプ91、バンドパスフ
ィルタ94、狭帯域増幅器95等によりドライポンプ3
の加速度アナログ信号のデータのうちから解析周波数デ
ータとして特定の振動周波数成分を解析周波数とし、こ
の解析周波数のデータを抽出する。そして、A/Dコン
バータ97によりこのデータをデジタル信号に変換す
る。
【0034】(ハ)ステップS303において、固定し
た振動の加速度の推移を示すデジタルデータ(加速度推
移)を加速度推移記録手段5により加速度データ記憶装
置8に記録する。
【0035】(ニ)ステップS304において、加速度
推移を加速度データ記憶装置8から読み出し、加速度の
時間変化量を時間変化量算出手段61により算出する。
【0036】(ホ)ステップS305において、加速度
の時間変化量の絶対値と閾値を閾値比較手段62により
比較する。
【0037】(ヘ)加速度の時間変化量の絶対値が閾値
に到達した場合に、ステップS306において警告/警
報駆動手段63により警告/警報装置17を駆動させ、
警告パネル、警告ランプ、ブザー等によりポンプ停止直
前(寿命)を警告/警報する。
【0038】(その他の実施の形態)本発明は上記の実
施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論
述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0039】第1の実施の形態の説明においては、LP
CVDプロセスの成膜ステップにおける例を示したが、
ドライポンプの内部に反応生成物が堆積しドライポンプ
が停止する場合には同様の効果が確認されている。従っ
て、本発明はLPCVDプロセス全般、ドライエッチン
グプロセス等のガス導入プロセスにおいて適用できる。
更には、イオン注入装置等の他の半導体製造装置でもか
まわない。更に、既に述べた実施の形態の説明において
は、ルーツ型のドライポンプを対象としたが、スクリュ
ー型のドライポンプ、メカニカルブースタポンプ、油回
転ポンプ等の真空ポンプでもよい。本発明は振動周波数
の加速度の時間変化量を製造装置の寿命診断に用いるた
め、振動を発生させる回転機であれば本発明を適用する
ことができるからである。
【0040】上記の実施の形態の説明において、SiH
ClガスとNHガスとの反応で、Si膜を
成膜する場合を例示したが、原料ガスは、SiHCl
ガスやNHガスに限定されないことは勿論である。
更に、Si膜のLPCVDの例に限られず、他の
材料の薄膜を成長するLPCVDでも同様に適用でき
る。又、単一の種類の薄膜を成長する場合の例を示した
が、Si膜、TEOS酸化膜、多結晶シリコン等
の複数種類の薄膜を同一のLPCVD装置で形成する場
合でも同様の効果が得られる。
【0041】第1及び第2の実施の形態の説明では、3
00Hzにおける加速度を用いたが、基準振動周波数の
整数倍の振動周波数における加速度を用いることもでき
る。図4には250Hz、300Hzのサブピークが2
50Hz、300Hzのピークの高周波数側、低周波数
側にそれぞれ10Hzシフトした位置にみられる。これ
らのサブピークを解析周波数として使用しても寿命の判
断はできる。更に、300Hzは、ロータ10a、10
bの接触により発生する振動周波数であるため、300
Hz付近の加速度を用いれば、特にロータの故障の予兆
を捕らえられることができる。他の振動周波数の加速度
を用いれば、他の部分(例えばベアリング部)の故障の
予兆を捕らえることができる。同時に複数のデータ測定
を行えば、同時に複数の部分の故障の予兆を捕らえるこ
とができる。この場合のデータ測定条件は最大周波数に
あわせる必要がある。
【0042】第1の実施の形態の説明ではステップS2
05において加速度の時間変化量を算出する区間
(P1、P)を定め、第2の実施の形態でも同様にス
テップS304において加速度の時間変化量を算出する
区間を定めるが、図12に示すように成膜ステップの途
中でピークQが現れることがある。しかし、このピーク
はドライポンプ(回転機)の個体差が影響を及ぼすピー
クである。よって、この場合は、ピークQが現れる直前
を終点データとする。ばらつき補正により求めた加
速度の時間変化量が0となる直前の点をPとすればよ
い。又、振動周波数によっては図13のように加速度が
成膜ステップt間で増加する場合もあるが、加速
度の時間変化量と閾値の比較では加速度の時間変化量の
絶対値を用いるため、ステップS205又はステップS
305と同様に加速度の時間変化量を算出すればよい。
【0043】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の実施の形態に係る技術的範囲は上記の説明
から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によって
のみ定められるものである。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、回転機の歪み、損傷等
に起因する加速度の時間変化量を観察することにより、
高感度で安定した回転機の寿命診断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る寿命診断シス
テムの概略を示す図である。
【図2】図1のシステムに用いるドライポンプ(回転
機)の内部構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る寿命診断方法
を説明するためのフローチャートである。
【図4】測定された加速度の周波数スペクトルである。
【図5】ドライポンプ交換直後の300Hzにおける加
速度の時間変化を示すデータである。
【図6】チャンバに反応ガスを相当回数導入しドライポ
ンプを相当回数使用した後の300Hzにおける加速度
の時間変化を示すデータである。
【図7】始点データと終点データの差を始点と終点の時
刻の差で除した値を時間変化量とする図である。
【図8】時間変化量の算出において、ばらつき補正をし
た後、加速度を時間微分し、その微分係数を時間変化量
とする図である。
【図9】加速度の時間変化量の絶対値と累積膜厚の関係
を示した図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る寿命診断シ
ステムの概略を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る寿命診断方
法を説明するためのフローチャートである。
【図12】成膜ステップの途中でドライポンプ(回転
機)の個体差が影響を及ぼすピークQが現れることを示
す加速度の時系列データである。
【図13】加速度が成膜ステップで増加することを示す
図である。
【符号の説明】 1 LPCVDチャンバ 2 ゲートバルブ 3 ドライポンプ(回転機) 4 解析周波数決定手段 5 加速度推移記録手段 6 寿命判定手段 7、8 加速度データ記憶装置 9 解析周波数データ抽出回路 10a、10b ロータ 11a、11b 回転軸 12a、12b ロータ接触部 13 ボディ 14 吸気フランジ 15 排気フランジ 17 警告/警報装置 32,33 真空配管 35 ギヤボックス 36 加速度計 37 周波数解析装置 38a,38b 配線 39 CPU 41,42,43 マスフローコントローラ 51,52,53 ガス配管 61 時間変化量算出手段 62 閾値比較手段 63 警告/警報駆動手段 91,371 プレアンプ 92 ローパスフィルタ(LPF) 93 ハイパスフィルタ(HPF) 94 バンドパスフィルタ 95 狭帯域増幅器 96 波形成形回路 97,373 A/Dコンバータ 372 サンプリング回路 374 フーリエ変換分析装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛久 幸広 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 中尾 隆 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 2G024 AD18 BA12 CA13 DA09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転機と、 前記回転機の振動を測定する加速度計と、 前記加速度計が出力するデータのうちから特定の解析周
    波数のデータを抽出する解析周波数データ抽出回路と、 前記解析周波数のデータの時間変化量を求め、該時間変
    化量と閾値とを比較することにより寿命を判断する寿命
    判定手段とを含むことを特徴とする寿命診断システム。
  2. 【請求項2】 前記寿命判定手段は、 前記時間変化量を算出する時間変化量算出手段と、 前記時間変化量と前記閾値とを比較する閾値比較手段
    と、 前記時間変化量の絶対値が前記閾値を超える場合に警告
    /警報駆動信号を出力する警告/警報駆動手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の寿命診断システム。
  3. 【請求項3】 前記時間変化量算出手段は、第1時刻に
    おける前記データを始点データ、第2時刻における前記
    データを終点データと定めて前記始点データと終点デー
    タの差を前記第1時刻と第2時刻の差で除した値を前記
    時間変化量とすることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の寿命診断システム。
  4. 【請求項4】 前記回転機は、チャンバ内の圧力制御を
    行う真空ポンプであり、前記時間変化量算出手段は、前
    記チャンバ内への反応ガス導入開始の前記データが10
    〜50%変化した値を前記始点データとし、ばらつき補
    正により求めた前記時間変化量が0となる直前の値を前
    記終点データとすることを特徴とする請求項3に記載の
    寿命診断システム。
  5. 【請求項5】 前記時間変化量算出手段は、前記データ
    のばらつき補正をした後、前記データを時間微分し、そ
    の微分係数を前記時間変化量とすることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の寿命診断システム。
  6. 【請求項6】 前記解析周波数データ抽出回路は、前記
    回転機の回転周波数の整数倍の周波数を前記解析周波数
    とすることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記
    載の寿命診断システム。
  7. 【請求項7】 前記解析周波数データ抽出回路は、前記
    回転周波数の整数倍の振動周波数の前後10Hz以内に
    現れるサブピークの振動周波数を前記解析周波数とする
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の寿
    命診断システム。
  8. 【請求項8】 回転機の振動に対応した加速度のデータ
    を取得するステップと、 前記データから特定の解析周波数のデータを抽出するス
    テップと、 前記データの時間変化量を求め、該時間変化量と閾値を
    比較することにより寿命を判断するステップとを含むこ
    とを特徴とする寿命診断方法。
  9. 【請求項9】 前記回転機はチャンバ内の圧力制御を行
    う真空ポンプであり、前記寿命を判断するステップは前
    記チャンバ内への反応ガス導入プロセスで前記時間変化
    量と前記閾値を比較することにより寿命を判断すること
    を特徴とする請求項8に記載の寿命診断方法。
  10. 【請求項10】 前記時間変化量は、第1時刻における
    前記データを始点データ、第2時刻における前記データ
    を終点データと定めて前記始点データと終点データの差
    を前記第1時刻と第2時刻の差で除した値であることを
    特長とする請求項8又は9に記載の寿命診断方法。
  11. 【請求項11】 前記回転機はチャンバ内の圧力制御を
    行う真空ポンプであり、前記チャンバ内への反応ガス導
    入開始後、前記データの値が10〜50%変化した点を
    前記始点データとし、前記反応ガス導入ステップにおい
    て、ばらつき補正により求めた前記時間変化量が0とな
    る直前を前記終点データとすることを特徴とする請求項
    10に記載の寿命診断方法。
  12. 【請求項12】 前記時間変化量は、前記データのばら
    つき補正をした後、前記データを時間微分し、その微分
    係数を用いることを特徴とする請求項8又は9に記載の
    寿命診断方法。
  13. 【請求項13】 前記解析周波数は、前記回転機の回転
    周波数の整数倍の周波数であることを特徴とする請求項
    8〜12の何れか1項に記載の寿命診断方法。
  14. 【請求項14】 前記解析周波数は、前記回転周波数の
    整数倍の周波数の前後10Hz以内に現れるサブピーク
    の周波数とすることを特徴とする請求項8〜12の何れ
    か1項に記載の寿命診断方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009089836A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sammy Corp 可動部材を備える遊技装置及びその耐久寿命診断方法
US10808865B2 (en) 2018-04-27 2020-10-20 V-Tex Corporation Controlling method of driving a vacuum valve
US11527987B2 (en) 2018-12-27 2022-12-13 Mitsubishi Electric Corporation Abnormality diagnosis device and abnormality diagnosis method

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