JP2003232304A - ミキサ車 - Google Patents

ミキサ車

Info

Publication number
JP2003232304A
JP2003232304A JP2002029207A JP2002029207A JP2003232304A JP 2003232304 A JP2003232304 A JP 2003232304A JP 2002029207 A JP2002029207 A JP 2002029207A JP 2002029207 A JP2002029207 A JP 2002029207A JP 2003232304 A JP2003232304 A JP 2003232304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic pump
hydraulic
driven
drum
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002029207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3822826B2 (ja
Inventor
Nobuo Noguchi
信雄 野口
Naotoshi Mori
直利 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP2002029207A priority Critical patent/JP3822826B2/ja
Publication of JP2003232304A publication Critical patent/JP2003232304A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3822826B2 publication Critical patent/JP3822826B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンを停止している時にもドラムを回転
することができるミキサ車を提供する。 【解決手段】 エンジン1によって駆動される発電機3
と、発電機3の出力を蓄積する蓄電池6と、前記蓄電池
6に蓄積された電力によって駆動される電動機8Aと、
前記電動機8Aによって回転駆動される油圧ポンプ9A
及びその圧油の供給を受ける油圧モータ13を備え、ド
ラム16に前記油圧モータ13を直結して前記油圧ポン
プ9Aの作動油によってドラム16を回転駆動させるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミキサ車に関し、
特に低騒音、燃料節約、排出ガス削減を可能とする電動
ミキサ車のミキサドラム駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の生コンクリートミキサ車は、図3
に示すように、ミキサドラム(以下ドラムと呼ぶ)を油
圧モータで回転駆動しており、この油圧モータはエンジ
ン出力軸に接続された油圧ポンプから吐出される作動油
によって回転するようになっている。ドラムの駆動は、
一般的には、生コンクリートプラントにおける生コンク
リート投入時、建設現場への搬送時、建設現場での生コ
ンクリート排出待ち時、排出直前の混練り時、排出時、
ドラム内洗浄時、プラントへの帰路走行時、洗車時、に
大きく分類できるが、そのいずれもがエンジンが運転さ
れていることを前提としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の生
コンクリートミキサ車は、ドラムを駆動するときは必ず
エンジンが運転されていなければならず、このため建設
現場が住宅地近辺にあるときのエンジンの騒音、トンネ
ル内工事での排気ガス、また、信号待ちや渋滞によるア
イドリング運転時の排気ガスや騒音等、環境面での問題
が大きく指摘されるようになってきた。さらに、エンジ
ンアイドリングや、混練、洗浄、洗車等各作業でのエン
ジン回転数増大によるエンジン効率低下に伴う無駄な燃
料消費についても、資源の有効利用の面で問題が大き
い。
【0004】さらに、ドラム回転を充分に低くして生コ
ンクリートを排出する場合(例えば、ネコ車に少量の生
コンクリートを取り出して運ぶような場合の排出方
法)、油圧ポンプの斜板傾転角度による吐出量制御は、
安定限界に極めて近い領域あるいはその領域外を逸脱し
た領域のため、従来の方法ではドラムの安定した回転を
得ることが難しかった。
【0005】本発明は、このような問題を解決すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
によって駆動される発電装置と、前記発電装置の出力を
蓄積する蓄電装置と、前記蓄電装置に蓄積された電力に
よって駆動される電動機と、前記電動機によって回転駆
動される油圧ポンプ及びその圧油を受ける油圧モータと
を備え、ドラムに前記油圧モータを直結して前記油圧モ
ータの作動油によって前記ドラムを回転駆動させること
を特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、前記
油圧ポンプは吐出量可変型油圧ポンプであとことを特徴
とする。
【0008】第3の発明は、エンジンによって駆動され
る発電装置と、前記発電装置の出力を蓄積する蓄電装置
と、前記蓄電装置に蓄積された電力によって駆動される
電動機と、前記電動機によって回転駆動される油圧ポン
プ及びその圧油の供給を受ける油圧モータと、前記ドラ
ムに前記油圧モータを直結すると共に、前記吐出量可変
型油圧ポンプと共に駆動される第2の補助油圧ポンプ
と、前記吐出量可変型油圧ポンプと第2の補助油圧ポン
プのうち、何れかのポンプからの作動油を前記油圧モー
タに供給可能に切り換える切換弁と、ドラムを低速度で
回転する場合、前記第2の補助油圧ポンプからの作動油
を前記油圧モータに供給するよう切り換えるように前記
切換弁を制御する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】第4の発明は、第3の発明において、前記
第2の油圧ポンプが、吐出量可変型ポンプの吐出量制御
機構の油圧源を兼ねていることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用と効果】第1の発明によると、エンジンに
よって駆動される発電装置と、前記発電装置の出力を蓄
積する蓄電装置と、前記蓄電装置に蓄積された電力によ
って駆動される電動機と、前期電動機によって回転駆動
される油圧ポンプ及びその圧油を受ける油圧モータとを
備えたので、エンジンを停止した状態でドラムの回転が
可能となる。
【0011】第2の発明によると、第1の発明におい
て、前記油圧ポンプは吐出量可変型油圧ポンプであとこ
とを特徴としているので、ドラムの回転数を自由に制御
することが可能となる。
【0012】第3の発明によると、エンジンによって駆
動される発電装置と、前記発電装置の出力を蓄積する蓄
電装置と、前記蓄電装置に蓄積された電力によって駆動
される電動機と、前記電動機によって回転駆動される吐
出量可変型油圧ポンプ及びその圧油の供給を受ける油圧
モータと、前記ドラムに前記油圧モータを直結すると共
に、前記吐出量可変型油圧ポンプと共に駆動される第2
の補助油圧ポンプと、前記吐出量可変型油圧ポンプと第
2の補助油圧ポンプのうち、何れかのポンプからの作動
油を前記油圧モータに供給可能に切り換える切換弁と、
ドラムを低速度で回転する場合、前記第2の補助油圧ポ
ンプからの作動油を前記油圧モータに供給するよう切り
換えるように前記切換弁を制御する手段とを備えたの
で、エンジンを停止して状態でドラムの回転が可能とな
り、低速度でドラムを回転する場合においても、極めて
安定したドラムの駆動が可能となる。
【0013】第4の発明によると、第3の発明におい
て、前記第2の油圧ポンプが、吐出量可変型ポンプの吐
出量制御機構の油圧源を兼ねているので、油圧ポンプの
数を減らすことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の電動ミキサ車の構成を示す回路図である。
【0015】本発明の第1の実施の形態の電動ミキサ車
は、エンジン1と、エンジン1によって駆動される発電
機3と、発電機3の出力又はプラント施設におかれた充
電器17からの電力を蓄積する蓄電池6と、蓄電池6の
出力によって駆動される電動機8Aと、電動機8Aの駆
動力によって駆動される主油圧ポンプ9Aと、主油圧ポ
ンプ9Aの吐出する作動油によって駆動する油圧モータ
13と、油圧モータ13によって回転されるドラム16
と、を備えている。
【0016】エンジン1は、電動ミキサ車の主動力とな
る自動車エンジンであり、ガソリンエンジンもしくはデ
ィーゼルエンジン等が用いられる。
【0017】エンジン1の駆動力は、動力取出軸2を介
して取り出され、発電機3を駆動する。発電機3が発生
する電力は、自動電圧調整器4及びスイッチ5を介して
蓄電池6に蓄えられる。自動電圧調整器4には一定以上
の電力を後段に出力しないようにするための適切な保護
機能が設けられる。また、自動電圧調整器4には、発電
機3が交流式であれば交流を直流に変換する整流器も付
加され、発電機3が直流式であれば整流器は不要であ
る。
【0018】スイッチ5は、発電機3からの電力又は生
コンクリートのプラントに設備された充電器17からの
電力の、いずれかを蓄電池6及び可変速ドライバ7に送
るか選択する手段である。電動機ドライバ20は、電動
機8Aを駆動させる電力変換器である。油圧ポンプ9A
は、動力伝達軸8Bを介して電動機8Aの駆動力によっ
て駆動され、油圧ポンプ9Aの吐出する作動油によって
油圧モータ13が駆動される。油圧モータ13の駆動力
は、動力伝達軸14、減速機15を介してドラム16を
駆動し回転させる。減速機15は、電動機8Aの回転数
を適切な回転数に減速し、ドラム16を回転させる。ド
ラム16は、収納した生コンクリートを混練し、運搬排
出するもので、油圧モータ13によって回転駆動され
る。主油圧ポンプ9Aは、ポンプ制御機構9Cによって
作動油吐出方向及び吐出量を可変でき、ポンプ制御機構
9Cは、電動機8Aによって駆動される補助油圧ポンプ
9Bからの作動油が供給されて、手動操作レバーあるい
は操作箱(図示省略)からの指令で動作する。
【0019】チェックバルブ10A、10Bは、主油圧
回路30の2本の油路を繋ぐように設けられ、電動機8
Aによって駆動される補助油圧ポンプ9Bから吐出され
る作動油を、リリーフバルブ11の設定圧力範囲内の圧
力にて主油圧回路30に供給することで常に作動油を充
満させる。リリーフバルブ12A、12Bは、主油圧回
路30の2本の油路を繋ぐように設けられ、主油圧回路
30の圧力の異常な上昇を防止する。
【0020】次に、本発明の第1の実施の形態の動作を
説明する。
【0021】エンジン1の運転中、エンジン1の駆動力
は、動力取出軸2を介して発電機3に伝わり、発電機3
を駆動する。発電機3の発生する電力は、自動電圧調整
器4、スイッチ5を介して、蓄電池6及び電動機ドライ
バ20に送られる。電動機ドライバ20は、作業者の操
作によって制御され、自動電圧調整器4又は蓄電池6か
ら電力を受け、電動機8Aを適切な回転方向及び回転速
度で駆動するよう電力を出力する。
【0022】電動機8Aの駆動力は、動力伝達軸8Bを
介して主油圧ポンプ9Aを駆動させる。主油圧ポンプ9
Aの吐出する作動油によって油圧モータ13が駆動さ
れ、油圧モータ13の駆動力は、動力伝達軸14、減速
機15を介してドラム16を駆動し回転させる。
【0023】発電機3から出力された電力が電動機8A
の駆動に必要な電力より大きい時は、発電機3は蓄電池
6の充電と電動機8Aの駆動を同時に行い、逆に発電機
3から出力する電力が電動機8Aの駆動に必要な電力よ
りも小さい時は、不足分の電力を蓄電池6から供給す
る。
【0024】エンジン1の停止中は、蓄電池6に蓄えら
れた電力が電動機ドライバ20を介して電動機8Aに送
られ、電動機8Aを駆動させる。電動機8Aの駆動力
は、動力伝達軸8Bを介して主油圧ポンプ9Aを駆動さ
せる。主油圧ポンプ9Aの吐出する作動油によって、油
圧モータ13が駆動され、動力伝達軸14、減速機15
を介してドラム16を駆動し回転させる。
【0025】エンジン1が再び起動したときは、発電機
3が発生する電力が、自動電圧調整器4、スイッチ5を
介して、蓄電池6及び電動機ドライバ20に送られ、電
動機8Aを駆動する。電動機8Aの駆動力は、動力伝達
軸8Bを介して主油圧ポンプ9Aを駆動させる。主油圧
ポンプ9Aの吐出する作動油によって、油圧モータ13
が駆動され、動力伝達軸14、減速機15を介してドラ
ム16を駆動し回転させる。
【0026】エンジン1停止中のドラム16の駆動に必
要な動力や電力量は、ミキサ車の作業形態や生コンクリ
ートの形状、量等によって変化するが、それに対応でき
る動力や電力量を満たすように蓄電池6の容量を選択
し、車両走行中等のエンジン1運転中に行う蓄電池充電
量には、エンジン1停止中に行われるドラム16の駆動
に伴う蓄電池放電量を補充できる値になるように発電機
容量を設定する。実際のミキサ車の運行状態は建設現場
と生コンクリートプラントの距離等で大きく異なるた
め、特に蓄電池充電必要量を算出することは難しく、場
合によっては充電が不足する場合も考えられる。そのよ
うな場合には、生コンクリートのプラントに設置される
充電器17とから、スイッチ5を介して蓄電池6を充電
できるようにする。
【0027】このように本発明の第1の実施の形態で
は、建設現場に到着し生コンクリートを排出する状態に
なるまで現場待機する間のドラム内生コンクリートの攪
拌運転において、エンジン1を停止しても蓄電池6に蓄
えられた電力を使って電動機8Aを駆動し、油圧ポンプ
9A、油圧モータ13を駆動することでドラム16を回
転駆動できるようにしたので、従来のミキサ車のように
ドラム駆動時は常にエンジンを運転する必要がなくな
り、エンジンを停止できない従来のミキサ車において発
生するエンジン騒音や排気ガスの低減、燃料の節約が可
能となる。また、走行中の渋滞や信号待ち時にもドラム
16の回転を維持しながらエンジンのアイドリングスト
ップを行うことが可能となり、ドラム16を停止するこ
となくエンジン1を停止することが可能となる。さら
に、電動機8Aによって可変容量式の油圧ポンプである
主油圧ポンプ9Aを駆動し、主油圧ポンプ9Aの吐出す
る作動油によって油圧モータ13を駆動しドラム16を
回転させるようにしたため、主油圧ポンプ9Aの吐出量
を変化させることでドラム16の回転数を自由に制御す
ることが可能となる。
【0028】図2に示す第2の実施の形態は、第1の実
施の形態と比較し、ドラム16を極低速回転させる時
に、主油圧ポンプ9Aの吐出量をゼロにしておき、小容
量固定式油圧ポンプである補助油圧ポンプ9Bを電動機
8Aによって駆動し、油圧モータ13を駆動させ、ドラ
ム16を回転させる点で特徴を有する。
【0029】なお、第1の実施の形態と同一の動作をす
る構成には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略
する。
【0030】可変速ドライバ7は、電動機8Aを正逆両
方向に速度可変で駆動するための電力変換器である。油
圧ポンプ9Aは、動力伝達軸8Bを介して電動機8Aの
駆動力によって駆動され、油圧ポンプ9Aの吐出する作
動油によって油圧モータ13が駆動される。油圧モータ
13の駆動力は、動力伝達軸14、減速機15を介して
ドラム16を駆動し回転させる。前記主油圧ポンプ9A
は、ポンプ制御機構9Cによって作動油吐出方向及び吐
出量を可変でき、ポンプ制御機構9Cは、電動機8Aに
よって駆動される補助油圧ポンプ9Bからの作動油が供
給されて、手動操作レバーあるいは操作箱(図示省略)
からの指令で動作する。
【0031】切換バルブ18は、補助油圧ポンプ9Bか
ら吐出される作動油を、ポンプ制御機構9Cに送るか補
助油圧回路31に送るかを切り換えるよう制御される。
切換バルブ19は、切換バルブ18と連動し、作動油を
オイルタンク21に戻すか否かを切り換えるよう制御さ
れる。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態の動作を
説明する。
【0033】エンジン1運転時には、発電機3の発生す
る電力又は、蓄電池6に蓄えられた電力が、可変速ドラ
イバ7を介して電動機8Aを駆動させる。電動機8Aの
駆動力は、動力伝達軸8Bを介して主油圧ポンプ9Aを
駆動させる。主油圧ポンプ9Aの吐出する作動油によっ
て油圧モータ13が駆動され、油圧モータ13の駆動力
は、動力伝達軸14、減速機15を介してドラム16を
駆動し回転させる。
【0034】また、ドラム16を極遅い速度領域で回転
させる場合において、主油圧ポンプ9Aの吐出量がゼロ
になるようにポンプ制御機構9Cで制御しておき、すな
わち、主油圧ポンプ9Aを無負荷状態にしておき、電動
機8Aを可変速ドライバ7によって可変速で駆動するこ
とで小容量固定式油圧ポンプである補助油圧ポンプ9B
を駆動させる。このため、補助油圧ポンプ9Bの吐出す
る作動油のみによって油圧ポンプ13を駆動させ、ドラ
ム16を回転させる。この時、切換バルブ18をポート
aからポートbに、切換バルブ19をポートcに切り換
え、補助油圧ポンプ9Bの吐出する作動油を主油圧ポン
プ9Aと油圧モータ13の間の補助油圧回路31に供給
する。
【0035】エンジン1の停止中は、蓄電池6に蓄えら
れた電力が可変速ドライバ7を介して電動機8Aに送ら
れ、電動機8Aを駆動させる。電動機8Aの駆動力は、
動力伝達軸8Bを介して主油圧ポンプ9Aを駆動させ
る。主油圧ポンプ9Aの吐出する作動油によって、油圧
モータ13が駆動され、動力伝達軸14、減速機15を
介してドラム16を駆動し回転させる。
【0036】なお、エンジンの停止時にも、上記と同様
に補助油圧ポンプ9Bの吐出する作動油のみによって油
圧モータ13を駆動し、ドラム16を極遅い速度で回転
させることもできる。
【0037】エンジン1が再び起動したときは、発電機
3が発生する電力は、自動電圧調整器4、スイッチ5を
介して、蓄電池6及び可変速ドライバ7に送られ、電動
機8Aを駆動する。電動機8Aの駆動力は、動力伝達軸
8Bを介して主油圧ポンプ9Aを駆動させる。主油圧ポ
ンプ9Aの吐出する作動油によって、油圧モータ13が
駆動され、動力伝達軸14、減速機15を介してドラム
16を駆動し回転させる。
【0038】このように、第2の実施の形態において、
前述した第1の実施の形態の効果に加え、電動機8Aを
可変速で駆動することで小容量固定式油圧ポンプである
補助油圧ポンプ9Bを駆動させ、補助油圧ポンプ9Bの
吐出する作動油によって油圧モータ13を駆動しドラム
16を回転できるようにしたので、極遅い速度領域でド
ラム16を回転させる場合においても、従来不可能であ
った極めて安定したドラム駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電動ミキサ車の構
成を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の電動ミキサ車の構
成を示す回路図である。
【図3】従来のミキサ車の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 動力取出軸 3 発電機 4 自動電圧調整器 5 スイッチ 6 蓄電池 7 可変速ドライバ 8A 電動機 8B 動力伝達軸 9A 主油圧ポンプ 9B 補助油圧ポンプ 9C ポンプ制御機構 10A、10B チェックバルブ 11、12A、12B リリーフバルブ 13 油圧モータ 14 動力伝達軸 15 減速機 16 ドラム 17 充電器 18、19 切換バルブ 20 電動機ドライバ 21 オイルタンク 30 主油圧回路 31 補助油圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H089 AA86 BB01 BB26 CC08 DA02 DA03 DA08 DA14 GG02 JJ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を走行駆動する動力を供給するエンジ
    ンと、回転駆動されるドラムとを備えるミキサ車におい
    て、 前記エンジンによって駆動される発電装置と、 前記発電装置の出力を蓄積する蓄電装置と、 前記蓄電装置に蓄積された電力によって駆動される電動
    機と、 前記電動機によって回転駆動される油圧ポンプ及びその
    圧油の供給を受ける油圧モータとを備え、 前記ドラムに前記油圧モータを直結して前記油圧ポンプ
    の作動油によって前記ドラムを回転駆動させることを特
    徴とするミキサ車。
  2. 【請求項2】前記油圧ポンプは、吐出量可変型油圧ポン
    プであることを特徴とする、請求項1に記載のミキサ
    車。
  3. 【請求項3】車両を走行駆動する動力を供給するエンジ
    ンと、回転駆動されるドラムとを備えるミキサ車におい
    て、 前記エンジンによって駆動される発電装置と、 前記発電装置の出力を蓄積する蓄電装置と、 前記蓄電装置に蓄積された電力によって駆動される電動
    機と、 前記電動機によって回転駆動される吐出量可変型油圧ポ
    ンプ及びその圧油の供給を受ける油圧モータと、 前記ドラムに前記油圧モータを直結すると共に、前記吐
    出量可変型油圧ポンプと共に駆動される第2の補助油圧
    ポンプと、 前記吐出量可変型油圧ポンプと前記第2の補助油圧ポン
    プのうち、何れかのポンプからの作動油を前記油圧モー
    タに供給可能に切り換える切換弁と、 ドラムを低速度で回転する場合、前記第2の補助油圧ポ
    ンプからの作動油を前記油圧モータに供給するよう切り
    換えるように前記切換弁を制御する手段と、を備えたこ
    とを特徴とするミキサ車。
  4. 【請求項4】前記第2の補助油圧ポンプが、吐出量可変
    型ポンプの吐出量制御機構の油圧源を兼ねていることを
    特徴とする請求項3に記載のミキサ車。
JP2002029207A 2002-02-06 2002-02-06 ミキサ車 Expired - Fee Related JP3822826B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029207A JP3822826B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ミキサ車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029207A JP3822826B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ミキサ車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003232304A true JP2003232304A (ja) 2003-08-22
JP3822826B2 JP3822826B2 (ja) 2006-09-20

Family

ID=27773598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029207A Expired - Fee Related JP3822826B2 (ja) 2002-02-06 2002-02-06 ミキサ車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3822826B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149638A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Shinmaywa Industries Ltd 電動式特装車の充電制御方法
JP2012200923A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Kyb Co Ltd ミキサドラム駆動装置
JP2013028316A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Sinfonia Technology Co Ltd 車載油圧機器用補助動力装置および油圧機器搭載車
WO2013140960A1 (ja) * 2012-03-22 2013-09-26 カヤバ工業株式会社 ミキサドラム駆動装置
JP2014196094A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 カヤバ工業株式会社 ミキサ車
RU2561411C2 (ru) * 2009-01-28 2015-08-27 Либхерр-Миштехник Гмбх Автомобиль-бетоносмеситель
JP2016164068A (ja) * 2016-04-15 2016-09-08 Kyb株式会社 ミキサドラム駆動装置
EP2807007B1 (en) 2012-01-26 2018-05-02 Cifa S.P.A. Truck mixer with a device to make the drum of the concrete mixer rotate and corresponding method
EP2772339B1 (en) 2013-02-28 2018-05-16 Cifa S.P.A. Concrete mixer truck with safety device
EP2719510B1 (en) 2012-10-11 2019-05-08 Mulder Europe B.V. Method for operating a mixer vehicle.

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149638A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Shinmaywa Industries Ltd 電動式特装車の充電制御方法
RU2561411C2 (ru) * 2009-01-28 2015-08-27 Либхерр-Миштехник Гмбх Автомобиль-бетоносмеситель
JP2012200923A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Kyb Co Ltd ミキサドラム駆動装置
CN103429462A (zh) * 2011-03-24 2013-12-04 萱场工业株式会社 搅拌筒驱动装置
CN103429462B (zh) * 2011-03-24 2018-10-12 Kyb株式会社 搅拌筒驱动装置
US9694683B2 (en) 2011-03-24 2017-07-04 Kyb Corporation Mixer drum driving apparatus
JP2013028316A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Sinfonia Technology Co Ltd 車載油圧機器用補助動力装置および油圧機器搭載車
EP2807007B1 (en) 2012-01-26 2018-05-02 Cifa S.P.A. Truck mixer with a device to make the drum of the concrete mixer rotate and corresponding method
WO2013140960A1 (ja) * 2012-03-22 2013-09-26 カヤバ工業株式会社 ミキサドラム駆動装置
CN104203644A (zh) * 2012-03-22 2014-12-10 萱场工业株式会社 搅拌筒驱动装置
US9726276B2 (en) 2012-03-22 2017-08-08 Kyb Corporation Mixer drum driving apparatus including a plurality of motors configured to drive an auxiliary fluid pressure pump to rotate
EP2719510B1 (en) 2012-10-11 2019-05-08 Mulder Europe B.V. Method for operating a mixer vehicle.
EP2772339B1 (en) 2013-02-28 2018-05-16 Cifa S.P.A. Concrete mixer truck with safety device
EP2772339B2 (en) 2013-02-28 2022-12-14 Cifa S.P.A. Concrete mixer truck with safety device
JP2014196094A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 カヤバ工業株式会社 ミキサ車
JP2016164068A (ja) * 2016-04-15 2016-09-08 Kyb株式会社 ミキサドラム駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3822826B2 (ja) 2006-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003301802A (ja) ミキサ車
AU2012232344B2 (en) Mixer drum driving device
JP2003226192A (ja) ミキサ車
US6065565A (en) Hybrid power system for a vehicle
US7086226B2 (en) Construction machine
EP2719510B1 (en) Method for operating a mixer vehicle.
US7143859B2 (en) Construction machinery
CN102275223B (zh) 一种新型的混凝土搅拌运输车搅拌筒转动驱动系统
CN102171061A (zh) 具有混合驱动装置的工具
CN103180520B (zh) 动力传动装置
JP2007071197A (ja) ハイブリッド型油圧作業機
JP2001304001A (ja) 動力装置およびその制御方法
JP2003232304A (ja) ミキサ車
JP2001173024A (ja) 建設機械におけるハイブリッドシステム
CN110670882A (zh) 移动式操作机的驱动设备和包括驱动设备的移动式操作机
JP2001012274A (ja) 作業機械の駆動装置
CA3107348A1 (en) Mixer drum drive with additional pump
JPH10141108A (ja) トラックミキサー車両用油圧駆動装置
JP2003239902A (ja) 建設機械の動力装置
JP4798149B2 (ja) ハイブリッド型油圧装置
CN113173155B (zh) 车辆和车辆的控制方法
JP2014198482A (ja) ミキサ車
CN111114300A (zh) 工程机械
NZ605815B (en) Mixer drum driving device
CN111114301A (zh) 工程机械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060623

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees