JP2003232056A - 配管構造 - Google Patents

配管構造

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JP2003232056A
JP2003232056A JP2002028824A JP2002028824A JP2003232056A JP 2003232056 A JP2003232056 A JP 2003232056A JP 2002028824 A JP2002028824 A JP 2002028824A JP 2002028824 A JP2002028824 A JP 2002028824A JP 2003232056 A JP2003232056 A JP 2003232056A
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pipe
socket
waterproof pan
piping structure
cylindrical
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JP2002028824A
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English (en)
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Junichi Yamada
順一 山田
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 劣化が少なく、確実な止水性を確保できる配
管構造の提供を目的とする。 【解決手段】 防水パン1に形成した貫通口1aに、外
周に雄ネジ2bを有する筒状ソケット2をロックリング
6で水密状に固設し、この筒状ソケット2内に配管7を
通すとともに、筒状ソケット2の雄ネジ2bに、室内側
でパッキン9を介装させて袋ナット11を締め付けて配
管7を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防水パンを貫通して
室内に配管を通す配管構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、例えば特開2001
−241078号公報に開示されているような配管構造
では、防水パンを貫通させて配管を立ち上げた部分に、
シリコンを充填して止水しているが、このような構造で
は止水性に不安があった。また、従来、図5に示したよ
うに、防水パン51に形成した貫通口51aの回りに枠
台52を設け、この枠台52上にビス53でゴムパッキ
ン54を取り付けて、このゴムパッキン54内を通して
配管56を防水パン51上に立ち上げ、ゴムパッキン5
4の外周をバンド55で締め付けるような構造が、特開
平8−209761号公報に開示されているが、このよ
うな構造では、配管56にウォーターハンマー等による
振動が加わると、ゴムパッキン54が劣化して亀裂が生
じる虞れがあるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、止水性を確保すること
ができ、しかも配管の劣化をも防ぐことのできる配管構
造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、防水
パンを貫通して室内に給水管,給湯管等の配管を立ち上
げる配管構造において、前記防水パンに形成した貫通口
に、外周にネジを有する筒状ソケットを水密状に固設
し、該筒状ソケット内に前記配管を通すとともに、前記
筒状ソケットのネジに室内側で袋ナットを締め付けて前
記配管を固定することである。また、第2の要旨は、前
記筒状ソケットの内周と前記配管の外周間に、筒状の緩
衝材を介装させたことである。また、第3の要旨は、前
記筒状ソケットと前記袋ナット間にパッキンを介装させ
たことである。また、第4の要旨は、前記筒状ソケット
に、前記緩衝材の落下を防ぐために内側へ突出する鍔部
を設けたことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、第1実施例の配管構造の断面構成図であ
り、その構成部材の分解図を図2に示し、また図3で
は、一部を破断した斜視図で示す。
【0005】図において、防水パン1には、上下に貫通
して貫通口1aが形成されており、この貫通口1a内
に、給水管,給湯管等の配管7が室内側に向かって立ち
上げられるものであり、この配管7は、例えば、ポリブ
デン管とか架橋ポリエチレン管で構成されたものであ
る。
【0006】防水パン1を立てた状態で、防水パン1の
裏側より筒状ソケット2を貫通口1a内に挿通させるこ
とができる。即ち、筒状ソケット2は、筒状に形成した
筒体部2aの外周に、全周に亘って雄ネジ2bが形成さ
れており、下端側には、外側へ突出してフランジ部2c
が一体形成され、このフランジ部2cの内周側には、内
側へ突出して鍔部2dが一体形成されており、鍔部2d
の内周に通し孔2eが形成されて、この通し孔2eは配
管7の外径よりも僅かに大径に形成されたものである。
【0007】この筒状ソケット2を、防水パン1の裏側
から貫通口1a内に通す際に、裏側にはパッキン3を介
装させておき、室内側ではパッキン4を筒体部2aの外
周に嵌め込み、さらにスリップワッシャ5を嵌め込ん
で、室内側より、内周に雌ネジ6aを有するロックリン
グ6を、筒状ソケット2の雄ネジ2bに締め付けること
により、防水パン1の貫通口1aに水密状に筒状ソケッ
ト2を固設することができる。
【0008】この状態で、通し孔2e内から筒体部2a
内を通して、配管7を筒状ソケット2内に通すことがで
き、この際に、配管7の外周と筒体部2aの内周間に、
筒状のゴムで形成した緩衝材8を介装させておき、さら
に緩衝材8及び筒体部2aの上面に、三角パッキン9及
びスリップワッシャ10を配置させて、袋ナット11
を、筒体部2aの雄ネジ2bに室内側より締め付けるこ
とにより、配管7を良好に固定することができるものと
なる。
【0009】即ち、袋ナット11を締め付けることによ
り、三角パッキン9が締め付けられて良好な止水性が確
保されるものとなり、また、緩衝材8が設けられている
ため、配管7が振動等で動いて傷付くことが良好に防が
れ、しかも配管7の振動に対する保持力を高めることが
でき、配管7自体の劣化をも防げるものとなる。なお、
筒状ソケット2には、鍔部2dが内周側へ突出形成され
ているため、この鍔部2dが緩衝材8の下端に当接し
て、緩衝材8の下方側への落下を確実に防ぐことができ
るものとなる。
【0010】このように、止水性を確保して配管7を防
水パン1の室内側へ立ち上げることができ、防水パン1
の貫通部分で配管7を繋げる必要がないため、作業が容
易なものとなる。なお、更に、ゴムまたはビニール等で
形成したスカート状のカバー12を、袋ナット11及び
筒状ソケット2の外周に被せ、カバー12の上端をバン
ド13で配管7に固定することにより、配管7を伝って
水が袋ナット11から中へ入るのを防ぐことができ、よ
り確実な止水性を確保することができるものとなる。
【0011】次に、図4は変更例を示すものであり、図
4では、三角パッキン9に代えてオーリング15を用い
たものであり、オーリング15を、筒状ソケット2の筒
体部2aの上端内側に嵌め込み、このオーリング15を
配管7の外周に密着させて、止水性を確保したものであ
り、その他の構成は図1の場合と同様なものである。な
お、オーリング15を筒体部2aの外周側に設ける構成
としても、良好な止水性が確保されるものである。図4
の構造においても、配管7の作業性が向上し、確実な止
水性が得られるものとなり、緩衝材8により配管7の振
動が防がれて、劣化の少ない良好な止水構造が確保され
るものとなる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、防水パンを貫通して室内に配
管を立ち上げる配管構造において、防水パンに形成した
貫通口に、外周にネジを有する筒状ソケットを水密状に
固設し、筒状ソケット内に配管を通すとともに、筒状ソ
ケットのネジに室内側で袋ナットを締め付けて配管を固
定することとしたため、防水パンの貫通部分で配管を繋
げる必要がなく、作業が容易なものとなり、確実な止水
性が確保されるものとなる。
【0013】また、筒状ソケットの内周と配管の外周間
に、筒状の緩衝材を介装させたことにより、配管の振動
を緩衝材で防いで配管を強固に保持することができ、配
管自体の劣化をも良好に防ぐことができるものとなる。
【0014】また、筒状ソケットと袋ナット間にパッキ
ンを介装させたことにより、袋ナット内への水の侵入を
確実に防げるものとなる。
【0015】また、筒状ソケットに、緩衝材の落下を防
ぐために内側へ突出する鍔部を設けたことにより、緩衝
材が落下することがなく、配管の保持機能を良好に維持
できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の配管構造を示す縦断面構成図であ
る。
【図2】図1の構成部材の分解斜視図である。
【図3】図1の組付状態の一部破断斜視構成図である。
【図4】配管構造の変更例の縦断面構成図である。
【図5】従来の配管構造の縦断面構成図である。
【符号の説明】
1 防水パン 1a 貫通口 2 筒状ソケット 2a 筒体部 2b 雄ネジ 2c フランジ部 2d 鍔部 2e 通し孔 3,4 パッキン 5,10 スリップワッシャ 6 ロックリング 7 配管 8 緩衝材 9 三角パッキン 11 袋ナット 12 カバー 13 バンド 15 オーリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水パンを貫通して室内に給水管,給湯
    管等の配管を立ち上げる配管構造において、前記防水パ
    ンに形成した貫通口に、外周にネジを有する筒状ソケッ
    トを水密状に固設し、該筒状ソケット内に前記配管を通
    すとともに、前記筒状ソケットのネジに室内側で袋ナッ
    トを締め付けて前記配管を固定することを特徴とする配
    管構造。
  2. 【請求項2】 前記筒状ソケットの内周と前記配管の外
    周間に、筒状の緩衝材を介装させたことを特徴とする請
    求項1に記載の配管構造。
  3. 【請求項3】 前記筒状ソケットと前記袋ナット間にパ
    ッキンを介装させたことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の配管構造。
  4. 【請求項4】 前記筒状ソケットに、前記緩衝材の落下
    を防ぐために内側へ突出する鍔部を設けたことを特徴と
    する請求項2に記載の配管構造。
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