JP2003231661A - 酸化反応器及び(メタ)アクリル酸類の製造方法 - Google Patents

酸化反応器及び(メタ)アクリル酸類の製造方法

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JP2003231661A
JP2003231661A JP2002355468A JP2002355468A JP2003231661A JP 2003231661 A JP2003231661 A JP 2003231661A JP 2002355468 A JP2002355468 A JP 2002355468A JP 2002355468 A JP2002355468 A JP 2002355468A JP 2003231661 A JP2003231661 A JP 2003231661A
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Shuhei Yada
修平 矢田
Hirochika Hosaka
浩親 保坂
Yasuyuki Ogawa
寧之 小川
Yoshiro Suzuki
芳郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応器本体内での酸化反応が安定して進行す
る酸化反応器と、この酸化反応器を用いた(メタ)アク
リル酸類の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 反応器本体10Aと、該反応器本体から
突設されたゲージ取付用ノズル42と、マンホールノズ
ル50とを有する酸化反応器において、該ノズル42及
びマンホールノズル50内に導入用ポート43,53か
ら不活性ガスを導入する。この酸化反応器を用いて(メ
タ)アクリル酸類を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化反応器と、こ
の酸化反応器を用いた(メタ)アクリル酸類の製造方法
に関する。なお、本発明において、(メタ)アクリル酸
類とは(メタ)アクロレイン又は(メタ)アクリル酸で
あり、(メタ)アクロレインとはアクロレイン又はメタ
アクロレインであり、(メタ)アクリル酸とはアクリル
酸又はメタクリル酸である。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、アクリル酸を生成させる反
応として、プロパン又はプロピレンの気相酸化法があ
る。このプロパン又はプロピレンを酸化してアクリル酸
を得る方法には、アクロレインまでの酸化と次の段階の
アクリル酸までの酸化の条件が異なるため、それぞれを
別の触媒又は別の反応器で行う二段酸化プロセスと、一
つの反応器に複数種類の触媒を充填して単一の反応器で
酸化反応を行うプロセスとがある。
【0003】図1は二段酸化によりアクリル酸を生成さ
せる工程図の一例であり、プロピレン、水蒸気及び空気
がモリブデン系触媒等が充填された第一反応器及び第二
反応器を経て二段酸化されてアクリル酸含有ガスとな
る。このアクリル酸含有ガスを凝縮塔(クエンチ塔)に
て水と接触させてアクリル酸水溶液とし、これに適当な
抽出溶剤を加えて抽出塔にて抽出し、溶剤分離塔にて該
抽出溶剤を分離する。次いで、酢酸分離塔にて酢酸を分
離して粗アクリル酸とし、この粗アクリル酸から精留塔
にて副生物を分離することによりアクリル酸精製物が得
られる。
【0004】なお、近年では、上記のアクリル酸水溶液
からのアクリル酸の回収を、抽出溶剤を用いて行う溶剤
抽出法の代りに、水と共沸溶剤を用いて蒸留し、共沸分
離塔の塔頂からは水と共沸溶剤との共沸混合物を留出さ
せ、塔底からアクリル酸を回収する共沸分離法も行われ
ている。
【0005】メタクリル酸を気相酸化法により製造する
場合には、イソブチレンを気相酸化させる。二段酸化法
の場合であれば、イソブチレンはメタアクロレインを経
由してメタクリル酸まで酸化される。
【0006】このプロピレン又はイソブチレンの気相酸
化反応は、酸化触媒が充填された酸化反応器内で行われ
る。この酸化反応器は、容器形状の反応器本体と、該反
応器本体から突設されたマンホールノズル等のノズルと
を有する。マンホールノズルは、通常時はリッドによっ
てその先端部が閉鎖されており、反応器内の点検や触媒
の交換時等に該リッドが開放される。
【0007】また、図示はしないが、各種センサやゲー
ジ等を反応器に取り付けるために反応器本体にノズル
(計装機器設置用ノズル)が設けられ、該ノズルにセン
サやゲージ等が取り付けられることが多い。更に、反応
器内の点検用窓開口を設けるため、その他の目的で同様
にノズルを設けることも多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】マンホールノズル等の
ノズルは、反応器本体から突設されているため、ノズル
内部は反応器本体内から見ると反応器本体内面から部分
的に凹陥した凹所となっている。このような凹所では反
応ガスが滞留し易い。そのため、(メタ)アクロレイン
のように酸化され易い物質のガスが該ノズル内部に滞留
して自動酸化を引き起こし、酸化反応が不安定になり易
い。
【0009】また、該ノズルが反応器本体から突設され
ているため、外気等により冷却されやすく、(メタ)ア
クロレインや(メタ)アクリル酸のような易重合性物質
が液化、滞留して重合物を形成し、これらのノズルを閉
塞させてしまい、運転停止時等におけるノズルやマンホ
ールの開放を極めて困難にすることもある。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決し、反
応器本体内面から凹陥する凹所でのガス滞留を解消し、
反応器本体内での酸化反応が安定して進行する酸化反応
器と、この酸化反応器を用いた(メタ)アクリル酸類の
製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の酸化反応器は、
反応器本体と、該反応器本体から突設されたノズルとを
有する酸化反応器において、該ノズル内に不活性ガスを
供給する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】かかる本発明の酸化反応器にあっては、ノ
ズル内に不活性ガスを供給して該ノズル内を不活性ガス
でパージしているため、反応器本体内からみて凹陥した
該ノズル内での反応ガスの滞留が防止され、(メタ)ア
クロレインの自動酸化や、(メタ)アクロレイン、(メ
タ)アクリル酸の重合物生成も防止される。
【0013】本発明の(メタ)アクリル酸類の製造方法
は、かかる本発明の酸化反応器を用い、プロパン、プロ
ピレン又はイソブチレンから(メタ)アクロレイン又は
(メタ)アクリル酸を製造することを特徴とするもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図を用いて説明する。図2は本発明の実施の形態に
係る酸化反応器を用いたアクリル酸製造工程図、図3は
酸化反応器のノズル部分の断面図、図4はマンホールノ
ズル部分の断面図である。なお、本発明はその要旨を越
えない限りこれらの具体例に限定されるものではない。
【0015】図2の通り、第1反応器10に対し空気が
ブロワ1、ライン2を介して供給され、燃焼廃ガスがラ
イン13を介して供給され、プロピレンがライン3を介
して供給される。
【0016】第1反応器10内にはモリブデン系等の酸
化触媒が充填されており、酸化反応によりアクロレイン
が生成する。第1反応器10から流出したライン6内の
アクロレイン含有ガスに対しライン5からスチーム及び
空気が添加され、第2反応器20内に導入される。な
お、ライン5からのスチーム及び空気は、第1反応器1
0に供給されるガス組成によっては不要の場合がある。
【0017】第2反応器20内にもモリブデン系等の酸
化触媒が充填されており、アクロレインが酸化されてア
クリル酸となる。アクリル酸ガスは、ライン7からクエ
ンチ塔(捕集塔)30に導入され、水と接触してアクリ
ル酸水溶液となる。クエンチ塔30の塔頂からライン1
1を介して取り出される未反応プロピレン等を含んだガ
ス成分は、ライン14から空気が添加され、廃ガス燃焼
装置40にて燃焼し、燃焼ガスはブロワ12及びライン
13を介して第1反応器10に導入される。この廃ガス
燃焼装置40としては、燃焼用オイルを用いた焼却方式
のものや、貴金属触媒を用いた接触酸化燃焼方式のもの
など各種のものを用いることができる。
【0018】また、図3の通り、センサや安全弁、圧力
ゲージ等のゲージ類など41を反応器に取り付けるため
に、或いはその他の目的で反応器本体10A又は20A
から計装機器設置用ノズル等のノズル42を突設し、こ
のノズル42にセンサやゲージ等41を取り付けてい
る。このノズル42に不活性ガスの導入用ポート43が
設けられている。
【0019】また、図4の通り、各反応器10,20に
は、内部点検や触媒の交換のためにマンホールノズル5
0が設けられている。マンホールノズル50は略円筒状
であり、反応器10,20の反応器本体10A又は20
Aの外方に突設されている。突出方向の先端にはフラン
ジ51が設けられ、リッド52がボルト等により取り付
けられている。このマンホールノズル50に不活性ガス
の導入用ポート53が設けられている。
【0020】このノズル42及びマンホールノズル50
に供給される不活性ガスとしては窒素ガス、炭酸ガス等
が好適であるが、廃ガス燃焼装置40の燃焼廃ガスを用
いてもよい。廃ガス燃焼装置40の燃焼廃ガスを用いる
場合、廃ガス燃焼装置40としては貴金属触媒を用いた
接触酸化燃焼方式のものが好ましい。この接触酸化燃焼
方式の廃ガス燃焼装置からは酸素濃度が安定した燃焼廃
ガスが得られ、ノズル42及びマンホールノズル50内
の雰囲気を確実に爆発限界外組成にすることができる。
【0021】このように構成された酸化反応器10,2
0にあっては、酸化反応器本体10A,20Aの内面か
らみて凹陥するノズル42及びマンホールノズル50内
に不活性ガスが導入されるため、反応ガスがノズル42
及びマンホールノズル50内に滞留することがなく、ア
クロレインの自動酸化や重合物の堆積も防止される。
【0022】なお、ノズル42やマンホールノズル50
でのガスの凝縮を防止するために、ノズル42、マンホ
ールノズルを例えば200℃程度のスチーム等を用いて
加温する加温手段及び/又は保温手段を設けてもよい。
【0023】図2のプロセスは、第1段反応器にプロピ
レンと空気、スチームを混合して供給し、主としてアク
ロレインとアクリル酸に酸化させ、次いで第2段反応器
でアクリル酸を主成分とする反応生成ガスを得て、これ
をクエンチ塔に導いてアクリル酸を水溶液として捕集
し、クエンチ塔からの廃ガスは全量燃焼装置で焼却し、
この廃ガスを第1反応器の入口に供給する燃焼廃ガスの
リサイクル方式となっているが、この他にワンパス方
式、未反応プロピレンリサイクル方式等の方式を用いる
こともできる。
【0024】ワンパス方式は、第2反応器出口ガスをリ
サイクルしない方法であり、第1反応器にプロピレンと
空気、スチームを混合して供給し、主としてアクロレイ
ンとアクリル酸に転化させ、この出口ガスを生成物と分
離することなく第2反応器へ供給する方法である。この
とき、第2反応器で反応させるのに必要な空気およびス
チームを第1反応器出口ガスに加えて第2反応器へ供給
する方法も一般的である。
【0025】未反応プロピレンリサイクル方式は、第2
反応器出口で得られたアクリル酸を含有する反応生成ガ
スをアクリル酸捕集装置に導き、アクリル酸溶液として
捕集し、該捕集装置よりの未反応プロピレンを含有する
廃ガスの一部を第1反応器入口ガスに供給することによ
り、未反応プロピレンの一部をリサイクルする方法であ
る。
【0026】以上の説明では、酸化反応器の反応器本体
から突設されたノズルとしてマンホールノズルと計装機
器設置用ノズルを例示したが、本発明において、不活性
ガスを供給する手段を設けるノズルとしては、反応器本
体から突設されているものであれば良く、マンホールノ
ズルや計装機器設置用ノズルに何ら限定されるものでは
ない。
【0027】このような酸化反応器の反応器本体から突
設されたノズルとしては、マンホールノズル、計装機器
(各種センサや安全弁、圧力ゲージ等のゲージ類など)
設置用ノズルの他に、サンプリングノズル、破裂板用ノ
ズル等が挙げられる。これらのノズルにあっても、マン
ホールノズルや計装機器設置用ノズルと同様、ノズル内
部は反応器本体内から見ると反応器本体内面から部分的
に凹陥した凹所となっているため、反応ガスが滞留し易
く、(メタ)アクロレインや、(メタ)アクロレイン及
び(メタ)アクリル酸の重合物生成の問題があるが、本
発明に従って、ノズル内を不活性ガスでパージすること
により、このような問題を解決することができる。更
に、ノズルを加温手段及び/又は保温手段で加温するこ
とにより、ノズルでのガスの凝縮を防止することもでき
る。
【0028】また、図2では、プロピレンからアクリル
酸を製造する方法を示したが、本発明は、プロパンから
アクロレイン又はアクリル酸、或いは、イソブチレンか
らメタアクロレイン又はメタクリル酸を製造する方法に
も適用することができることは言うまでもない。
【0029】
【実施例】実施例1 図2において、内径が4mの酸化反応器でシェル側に熱
媒体の流路を変更するための邪魔板を設置した多管式熱
交換型反応器を第1反応器10として用いてプロピレン
の酸化反応を行った。その際、図3の通り、反応器に温
度計及び圧力計設置用ノズル42(サイズ:3/4B)
及びマンホールノズル50(サイズ:24B)を設け、
窒素ガスを各ノズル42に0.6Nm/h及び、マン
ホールノズル50に70Nm/hの割合で供給した。
【0030】この反応器で得られたガスは、主に窒素6
7wt%、アクロレイン13wt%からなる混合ガスで
あった。
【0031】反応を3ヶ月継続したが、反応器出口での
アクロレインの自動酸化はおこらず、安定して運転を継
続することができた。
【0032】実施例2 窒素ガスの代りに、図2のライン13からの廃ガス燃焼
装置の廃ガスを用いたこと以外は、実施例1と同じ方法
でプロピレンの酸化反応を行った。
【0033】反応を3ヶ月間継続したが、反応器出口で
のアクロレインの自動酸化はおこらず、安定して運転を
継続することができた。
【0034】実施例3 実施例1と同様の反応器にアクロレイン酸化用の触媒を
充填したものを第2反応器20として用いて、アクロレ
インの酸化反応を行った。
【0035】また、この反応器の各ノズル42とマンホ
ールノズル50は二重管構造として、外管側に200℃
のスチームを供給して加温を行った。これらのノズルへ
の窒素パージは実施例1と同様にして実施し、反応を行
ったところ、主に窒素67wt%、アクリル酸13wt
%からなる混合ガスが得られた。反応を3ヶ月間継続し
たが、反応器の各ノズル42,50の閉塞は見られず、
安定して運転を継続することができた。
【0036】比較例1 各ノズル42,50に窒素ガスを供給せず、加温を行な
わなかったこと以外は実施例3と同様に運転を行った。
3ヶ月後に反応器内を点検したところ、いずれのノズル
42,50にも重合物が多量に付着していることが認め
られた。
【0037】比較例2 各ノズル42及びマンホールノズル50に窒素ガスを供
給しなかったこと以外は実施例1と同じ運転をおこなっ
た。10日後、反応器の出口温度がアクロレインの自動
酸化により急に上昇しプラントを停止しなければならな
かった。
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、酸化反応
器のノズル部分での反応ガスの局部的な滞留を防止で
き、安定して反応を長期にわたり継続することができ
る。本発明方法によると、(メタ)アクロレインの自動
酸化や、(メタ)アクロレイン及び(メタ)アクリル酸
の重合物によるノズル、マンホールの閉塞を防止して安
定して(メタ)アクリル酸を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクリル酸の製造工程図である。
【図2】アクリル酸の製造工程図である。
【図3】反応器のノズル付近の断面図である。
【図4】反応器のマンホールノズル付近の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 第1反応器 20 第2反応器 30 クエンチ塔 40 廃ガス燃焼装置 41 ゲージ等 42 ノズル 43 不活性ガス導入用ポート 50 マンホールノズル 53 不活性ガス導入用ポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 寧之 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社内 (72)発明者 鈴木 芳郎 三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株 式会社内 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC45 AC46 BD81 BD84 BE30 BS10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応器本体と、該反応器本体から突設さ
    れたノズルとを有する酸化反応器において、該ノズル内
    に不活性ガスを供給する手段を備えたことを特徴とする
    酸化反応器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該ノズルがマンホー
    ルノズル、計装機器設置用ノズル、サンプリングノズル
    及び破裂板用ノズルのうちのいずれかであることを特徴
    とする酸化反応器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該ノズルが加
    温手段及び/又は保温手段を有することを特徴とする酸
    化反応器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、該反応器本体内に酸化触媒が存在することを特徴と
    する酸化反応器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記不活性ガスは窒素ガスであることを特徴とする
    酸化反応器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記不活性ガスは廃ガスであることを特徴とする酸
    化反応器。
  7. 【請求項7】 請求項6において、該廃ガスが該反応器
    本体から取り出される可燃性ガスの燃焼廃ガスであるこ
    とを特徴とする酸化反応器。
  8. 【請求項8】 プロパン、プロピレン又はイソブチレン
    を酸化反応器内において接触気相酸化反応させて(メ
    タ)アクロレイン又は(メタ)アクリル酸を製造する
    (メタ)アクリル酸類の製造方法において、該酸化反応
    器が請求項1ないし7のいずれか1項に記載の酸化反応
    器であることを特徴とする(メタ)アクリル酸類の製造
    方法。
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