JPS5849610A - 一酸化炭素を二酸化炭素に選択的に気相酸化する方法 - Google Patents

一酸化炭素を二酸化炭素に選択的に気相酸化する方法

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JPS5849610A
JPS5849610A JP57124965A JP12496582A JPS5849610A JP S5849610 A JPS5849610 A JP S5849610A JP 57124965 A JP57124965 A JP 57124965A JP 12496582 A JP12496582 A JP 12496582A JP S5849610 A JPS5849610 A JP S5849610A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
    • C07C51/21Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen
    • C07C51/25Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of unsaturated compounds containing no six-membered aromatic ring
    • C07C51/252Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of unsaturated compounds containing no six-membered aromatic ring of propene, butenes, acrolein or methacrolein

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメタクロレインのメタクリル酸への気相酸化に
関する。より詳しくは、そのような酸化工程の実施にお
いて使用される再循環ガスの二酸化炭素含有量を増大さ
せる方法に関する。
適当な触媒の存在下でメタクロレインを分子状酸素でメ
タクリル酸に酸化するだめの方法と触媒に関しては多く
の開示がなされている。本発明に関して特に興味がち不
のけ米国特許第4.271,040号明細書に開示され
ている方法である。本発明と同時出願中の特許明細書に
おいては、メタクロレインのメタクリル酸への酸化に使
用する触媒の性能は供給原料気体中の二酸化炭素含有量
を増大させることによって高めることができるというこ
とが開示されている。なお、該同時出願中特許明細書の
すべての記載事項を本明細書で参照する。
二酸化炭素讐は一回で終る工程では、これを直接添加す
ることによって増大させることができるが、実質的に純
粋な酸素を供給する工程の場合、未転換メタクロレイン
を未反応の酸素とともに反応器に再循環させるのが普通
である。そのような場合、再循環気体の二酸化炭素含有
量は通常かなりのレベル例えば約30〜40容量%に達
する。
−酸化炭素も二酸化炭素とほぼ等蓋生成されるので、−
酸化炭素も再循環気体に大量に存在することになる。供
給原料気体における二酸化炭素含有量増大を効果的に利
用するためには、−酸化炭素を除去するのが望ましい。
−酸化炭素はメタクロレインの酸化に悪影響をおよぼす
からである。−酸化炭素を除去するのに好址しい方法は
再循環気体内の一酸化炭素を酸化して二酸化炭素にする
ことである。−酸化炭素それ自身の酸化は雉かしいこと
ではないが、同時にかなりの鷲が存在するメタクロレイ
ンの酸化は僻けなければならない。本発明は、実質的に
メタクロレインが酸化されないようなやp方で、再循環
気体内の一酸化炭素を二酸化炭素に酸化する方法に関す
る。
選択的酸化法は米国特許第3.13.6,7.13号明
細書に開示されており、該明細書は枝分れ鎖炭化水素の
存在下で一酸化炭素を選択的に酸化することができると
いうことを述べている。そのような工程に関する具体的
な例は示していないが、そのような選択的酸化を実施で
きる触媒の特性を有するのし、該触媒がイソパラフィン
特にイソブタンの存在下でノルマルパラフィン特にノル
マルブタンを酸化できる特性を有するからであるという
ことが示しである。枝分れしたアルデヒドおよび不飽オ
ロアルデヒド例えばメタクロレインの酸化については何
も述べていない。メタクロレインのメタクリル酸への酸
化は高度に選択的な触媒の存在下で行い、メタクロレイ
ンの二酸化炭素と一酸化炭素への酸化を避ける必要があ
る。本明細書で提示する反応では、−酸化炭素全メタク
ロレインの存在下で実施する必要がある。当業者にとっ
ても、メタクロレインの存在下で一酸化炭素を選択的に
酸化することが可能であるかどうか予言するのは現在ま
で不可能であったと思われる。
本反応に有効であると思われる触媒に関しては、米国特
許第3.373.109号および第3,373,110
号明細書に記載がある。これらの明細書では、酸化触媒
を小さな分子しかはいることのできない細孔に酸化触媒
を入れて細孔内部に侵入できる分子のみを酸化すること
ができるように製造される結晶質珪酸アルミニウムが開
示されている。この触媒の外表面には酸化触媒が存在し
ないので、外表面は比較的に不活性である。この型の触
媒を、メタクロレインを含む流れの存在下で一酸化炭素
を二酸化炭素に酸化し、かつメタクロレインの酸化を避
けるために使用することが可能である。
適当な酸化条件下でt、る触媒上を一酸化炭素、二酸化
炭素、酸素およびメタクロレインから成る気体混合物を
通すことによシ該気体混合物内の一酸化炭素がメタクロ
レインに優先して選択的に酸化される。該触媒は直径約
4〜5A以下の細孔を有する結晶質珪酸アルミニウム(
aluminosilic−ate )から成り、実質
的に該細孔内にのみ貴金属群から選択される少くとも一
つの金属もしくはその化合物を含んでいる。該触媒は白
金もしくはその化合物を完成触媒の約1重量%までの量
普通0、005〜0.5重量%の量だけ含んでいるのが
好ましい。貴金属は、メタクロレインが酸化されない条
件下では、−酸化炭素を酸化する能力を有する適当な卑
金属によって補充場合によっては置換することができる
大ざっばに言うと、前記気体混合物は、0より大きく8
0容量%以下の一酸化炭素、0より太きく30容量%以
下の酸素、0より太きく10容量%以下のメタクロレイ
ン、0より太きく20容量%以下の水、不活性ガスおよ
び不純物を含んでいる。通常、この気体混合物はメタク
ロレインをメタクリル酸に酸化する工程の再循環気体で
あって、その組成は約60〜70容量%CO,,11〜
15容量%C0,6〜10容量%酸素、7〜9容量%水
蒸気および3〜5容量%メタクロレインである。
気体混合物は約200〜350°Cの温度範囲、適当々
空間速度通常約1000〜5000GI−ISVで触媒
上を通され、存在する一酸化炭素のうち必要量が二酸化
炭素に酸化されるが、実質的にメタクロレインが燃焼し
て酸化炭素と水になることはない。十分な量の一酸化炭
素を酸化して、−酸化炭素が再循環ガス内に著積するの
を防ぐのが好ましい。
前述の一般的な応用においては、メタクロレインをメタ
クリル酸に酸化する場合にに酸化炭素の一酸化炭素に対
する比が酸化反応で生成される二酸化炭素と一酸化炭素
の比よりも大きければ効果があるということを示した。
実際上これが意味するのは、比CO,/ COを二酸化
炭素の添加、−酸化炭素の除去、もしくは−酸化炭素の
二酸化炭素への転換のいずれかによって変えるというこ
とである。
方7との選択は酸素供給形式によって影響を受ける。メ
タクロレインの酸化に必要な酸素を供給するための基本
的な方法には二連シある。すなわち実質的に純粋な酸素
を供給する方法と空気を供給する方法である。一般にメ
タクロレインの転換率は100%よりも小さいので、多
くの工業規模プラントでは未転換メタクロレインの分離
とその酸化反応器への再循環を行なっている。尚業者に
は明らかなように、そのような選択は本質的に経済的な
ものであり5価値のあるメタクロレインの完全使用と再
循環とを比べてどちらが安くつくかで決定される。
通常、未反応メタクロレインは生成したメタクリル酸か
ら回収されてその他の気体とともに反応器に再循環させ
られる。酸素を空気として供給する場合には、供給され
る窒素量と等量の窒素をパージする必要がある。この場
合窒素の濃度はかなシ高いレベル例えば再循環流の約6
0容量%で平衡する。酸化炭素は若干量のメタクロレイ
ンもしくは酸化反応器内に存在する他の有機物の燃焼に
よって生成され、窒素でパージされる量が生成される酸
化炭素の量に等しく々るまで再循環流内に著積される。
そのような場合、酸化炭素の全量は比較的小さく、例え
ば再循環ガスの4〜6容量%である。
よシ好ましい代替法は、必要な酸素を実質的に純粋な酸
素として供給し、また未転換メタクロレインを再循環さ
せることである。これは、気体を少量しかパージする必
要がないので好捷しい方法である。そのような場合、酸
化炭素はかなり高い濃度例えば再循環気体の約60容量
%まで蓄積されて平衡する。このような作業条件の場合
、供給原料気体に高濃度の9索が含まれている場合に比
べて触媒の寿命と生産性が改善される。本発明の目的は
、二酸化炭素と一酸化炭素の比が自然に発生する場合よ
りも大きな場合に1メタクロレインの酸化を実施するこ
とである。二酸化炭素と一酸化炭素とのモル比は、使用
する触媒と反応器内の作業条件に依存して変化するが、
通常自然に生じる比r1約0.7 / 1から1.5 
/ 1である。この比は一酸化炭素を選択的に酸化して
二酸化炭素にすることによって調節することができる。
こうすれば二重の効果がある。すなわち、−酸化炭素の
濃度が減少する一方で二酸化炭素の量が増大する。その
ような酸化は約200〜350℃の温度で適当な触媒に
拘循壌気体を接触させることKよって実施できる。この
触媒はメタクロレインもしくはその他の存在する炭化水
素をあまル酸化することなく一酸化炭素を酸化すること
ができるようなものである。理想的な場合には、すべて
の−酸化炭素が二酸化炭素に酸化されるはずであるが、
実際にはこれより少量の一酸化炭素が酸化される。一旦
Co、/CO比を選択したら、反応器を通る各パスにお
いて生成される菫に少くとも等しい量の一酸化炭素を酸
化して、−酸化炭素の蓄積を避けなければならない。
本発明の好ましい実施型においては、糊循環気体を約2
00〜350°Cの温度で触媒上を通過させて一酸化炭
素を二酸化炭素に転換し、しかもこのときメタクロレイ
ンが燃焼して酸化炭素と水を生成することが殆んどある
いは全くないようにされる。後述の実施例から明らかな
ように1この工程に適した選択酸化触媒は、約4〜5A
の細孔を有し、との細孔が白金、パラジウム、ロジウム
およびイリジウムから成る貴金属群から選択される少く
とも一つの金属もしくはその化合物の触媒作用的に有効
な童を含む結晶質珪酸アルミニウムである。−酸化炭素
を酸化する能力を有しかつモレキュラーシープの直径4
〜5Aの細孔内に付着させうるその他の金属も前記貴金
属を補充あるいは置換するのに使用できる。そのような
金属の例としては、鍋、銅、ニッケル、鉄、レニウム、
バナジウム、モリブデン、タングステンおよびコバルト
がある。使用量は完成触媒の約1重量%1でとすること
ができる。通常、金属含有量は約0.005から0,5
重せ%とする。
そのような触媒は米国特許第3.373.109号およ
び第3.373.110号明細書に開示されている方歩
で製造することができる。該明細書に記載されている方
法では、触媒金属溶液の存在下で珪酸アルミニウムの結
晶を作るととKよって、該金属を細孔内にとシ込む。外
部表面に付着している金属は洗浄、イオン交換その他に
よって除去する。
完成状態では、この触媒は細孔内でのみ酸化能力を有す
ると考えられ、細孔内にはいり込める分子のみを酸化す
ることができる。しかしながら、実施例かられかるよう
、鐙、この触媒は、メタクロレイン酸化に適した条件下
で使用した場合には、完全には選択的であることはでき
ない。メタクロレイン分子は大きすぎて細孔にはけいれ
ないはずであるという事実にもかかわらず、−酸化炭素
とメタクロレイン双方の酸化が観察された。しかしなが
ら、驚くべきこと妃、−酸化炭素とメタクロレインが一
緒に存在する場合には、目的が達成されることがわかっ
た。すなわち、実質的にメタクロレインの損失なしに一
酸化炭素のみを酸化することができる。
理想的には、触媒は一酸化炭素を二酸化炭素に酸化する
ことができなければならないが、一方メタクロレインを
燃焼させるものであってはならない。メタクロレインを
酸化多りタクリル酸にするのに使用される普通の触媒は
、ごくわずかのメタクロレインにしか燃焼による分解を
起こさせないので、生成される二酸化炭素と一酸化炭素
は少量である。分子状酸素を実質的に純粋な形で供給す
る場合には、未反応メタクロレイン(約60%が反応器
を通る各パスで酸化される)と未反応酸素(化学量論的
に必要な量よシも余分に供給される)とを再循環させる
のが経済的である。そのため、二酸化炭素および一酸化
炭素が通常それぞれ約40容量%まで再循環気体内に蓄
積される。通常の再循環気体流は、約3〜5容量%のメ
タクロレイン、6〜10容童%の酸素、35〜40容量
%の■335〜45容童%のC0,5〜9容量%の水蒸
気およびその他いくつかの不活性ガスおよび酸化副生物
例えばアセトン、酢酸およびホルムアルデヒドを含んで
いる。メタクロレインの燃焼を防ぐ一方で必要量の一酸
化炭素を酸化する必要がある。
本発明で使用する触媒はそのような選択酸化を行うこと
のできるものであるが、しかし驚くべきことにメタクロ
レインと一酸化炭素の双方が一緒に存在するときにのみ
選択酸化を行う。このことは以下に示す実施例から明ら
かである。
実施例1 選択酸化触媒は、1100−の脱イオン水に312fの
アルミン酸ナトリウムを混合し、それから70−の脱イ
オン水に溶かした0、 1504 tのテトラアオン塩
化第一白金を加え、さらに1100mの脱イオン水VC
浴かした452tのメタ珪酸ナトリウA’i加えた。こ
の混合溶液を100”OK加熱し、6時間還流させた。
生成した固体をこしとって、脱イ24ノ水で洗浄し、こ
の洗浄は洗浄した水がPI−1=10を示すようKなる
まで行った。
この固体を直径3.2 ran (1/ 8インチ)の
触媒ペレットに押出し加工して、80℃で3時間オープ
ン内で乾燥させた。
次に述べる各実施例においては、的100艷の触媒を内
径12.7 re (1/ 2インチ)の反応器に装填
し、該触媒に100OGH8Vで空気を通しながら次の
ように温度を上昇させて該触媒を活性化した。
200から250℃まで、2時間 250から300℃まで、1時間 300から350℃まで、1時間 350から450℃まで、1時間 450℃で4時間保持 活性化したあと温度を必要な高さまで下げて、工程を実
施した。完成触媒は約0.02重量%(計算値)の白金
を含んでいた。
実施例2 わずかに3〜4容量%のメタクロレインと7容量%の酸
素(残りiよ窒素)を含む気体を、温度265℃、ケ゛
−ジ圧0.7 h / c−で実施例1で製造した触媒
上に通した。空間速度2000GH8Vで、メタクロレ
インの約5%が酸化された。
実施例3 約3〜4谷甘%のメタクロレイン、7容量%の酸素およ
び2容量%の一酸化炭素(残りは窒素)を含む気体を温
度265°C1デージ圧o、rKy/caで実施例2の
触媒上に通した。空間速度2000GH8Vで、−酸化
炭素の約20 %が酸化されてC02になったが、計測
可能な計のメタクロレインは酸化されていなかった。
実施例2および3の結果は、前記触媒が必要な選択酸化
を行うことができるということを示すばかシでなく、こ
の触媒のメタクロレインに対する不活性を試験しようと
してもこの触媒の有効性は期待できないということをも
示している。一般に観察されたところでは、約350℃
以上の温度では大量のメタクロレインが酸化され、約2
00℃以下ではCOはあまシ酸化されない。したがって
、メタクロレインの存在下でCOのみを酸化できる温度
範囲の存在は期待できない。
次の実施例で示すように、メタクロレインの存在はこの
触媒のCo酸化能力にも影響を与えるようである。
」1(鮪[ 約12容量%のC017容量%の02  残シ窒素から
成る気体を、温度235℃、デージ圧0.7KJi/c
tIで、実施例1によって製造した触媒上に通した。該
COの約11.4%が酸化された。
4容量%のメタクロレインを含むという点を除いて前記
気体と同じ組成の気体を、235℃、デージ圧0.7K
t/cfIで同じ触媒上に通した。COの約5.2%が
酸化されメタクロレインの酸化は検出されなかった。
この例かられかるように、酸化されてαhになるCOの
量はメタクロレインの存在によって減少するようである
。しかしながら、メタクロレインのメタクリル酸への酸
化において各パスあたシに生成される一酸化炭素の1j
kK対応する量だけ酸化されるならば、−酸化炭素のわ
ずか一部だけでも酸化できれば十分である。したがって
、再循壊気体内のCOの絶対量を調節することが可能で
あり、そのことによってメタクロレイン酸化反応器への
供給原料内の一酸化炭素を必要レベルにすることができ
る。
実施例5 触媒を実施例1の一般的な方法に従って製造した。ただ
し、十分な童の卑金属を添加して次の組成になるようK
した。
0.05Pd          − o、oipt         o、1NtO,IPt
、0.IPd       −なし、 >0.IPd 
    O,5Niなし        0.3Cu なし        I At 各々の触媒を実施例4の組成を有する気体流内の一酸化
炭素の酸化に使用した。
以下添付の図面連用いて本発明をさらに詳しく説明する
メタクロレイン酸化反応は反応器10内で実施すること
ができる。この反応器10は管渠である。
触媒はペレットにして、垂直管の内部に装填する。
この垂直管は熱輸送液体例えば当業者によって普通に使
用される溶融塩および特殊な液体で包囲されている。あ
るいは、反応により発生する熱をうまく除去することが
できるならば、他の型の反応器を使用することもできる
。本実施型においては酸素は実質的に純粋なものを使用
する。不活性ガスによる十分なパージは不要である。周
知のように、工業規模装置設計では不活性ガスによるあ
る程度のパージが実施されるようになっていることもあ
るが、図を簡単にするためにこれに関連することは示し
ていない。
新鮮なメタクロレインはライン12によシ反応器10に
送られ、酸素はライン14により送られる。これらの気
体は再循環流16と一緒になシ混じシ合ってから反応器
10にはいる。再循環流16は実質的に二酸化炭素、−
酸化炭素、未反応メタクロレイン、未反応酸素、水蒸気
、少量の不活性ガスおよび軽質反応副生物から成ってい
る。
再循環流16の組成は、約67容量%の二酸化炭素、1
3容量%の一酸化炭素、4容量%のメタクロレイン、8
容量%の酸素および7容量%の水蒸気、および1容量%
の不純物である。水蒸気の量は急冷浴20を操作するこ
とによってWM節することができ、また水蒸気追加が必
要な場合にはライン18により追加される。
酸化反応器10にはいる新鮮なメタクロレイン、酸素お
よび再循環流16が一緒になった供給原料気体の組成は
、7容量%のメタクロレイン、12容量%の酸素、20
容量%の水蒸気、50容量%の二酸化炭素、10容量%
の一酸化炭素および1容量%の不純物である。反応器に
はいるときの温度は約280℃である。当業者には周知
のように放出される熱は反応器10の外殻を〕出る熱輸
送液体(示していない)を循環させることによって除去
される。作業圧力は約1.8 Kg/ crA (絶対
圧)である。
流出気体は予備冷却のために熱交換器19を通ってから
急冷浴20にはいり、そこで再循環液体流と向流接触す
ることによって冷却され凝縮する。
この再循環液体流は実質的にメタクリル酸の水溶液であ
る。凝縮熱はパージコック22を通して該液体を熱交換
器24に循環させ、さらに該液体を急冷浴20に戻すこ
とによって除去される。該液体の一部は流体流26とし
て除去されメタクリル酸回収のために他の装置(示され
ていない)に送られる。温度40 ’Cで凝縮しない気
体は圧縮機29およびライン28を経て一酸化炭素酸化
反応器32に送られる。使用する触媒によっては、熱交
換器30(随意使用)に熱を加え気体温度を必要な高さ
まで上昇させることができる。本実施型においては、モ
レキュラーシーブの細孔内にとり込まれている0、02
重量%の白金の固定ベッドを反応器32内に使用する。
反応器32は急冷浴20柁ムらやって来る未凝縮気体内
の一酸化炭素の約10%を約300℃の温度で二酸化炭
素に転換することができる。連続つシ合い反応系でcノ
、ライン28内の気体は約13容量%の一酸化炭素を含
み、酸化後ライン16内の気体は約11容量%の一酸化
炭素を含んでいる。
二酸化炭素に転換される一酸化炭素の量は、使用触媒の
型と量および作業条件によって制御することができる。
メタクロレインの酸化による損失を避けるためには、使
用触媒メタクロレインの実質的な酸化なしで一酸化炭素
を二酸化炭素に選択酸化することができなければなら々
い。そのような触媒の一つは直径4〜5Aの細孔を有す
るモレキュラーシーブの細孔内にとり込まれる貴金槁酸
化触媒例えば白金を使用するものである。そのようなシ
ープの細孔は小さすぎてメタクロレインは容易に侵入す
ることができずしたがって酸化されにくいが、よシ小さ
な一酸化炭素分子は酸化されて二酸化炭素となることが
できる。十分に低い温度での操作により一酸化炭素の必
要な選択酸化を行うことができる。本発明の原理によれ
ば、反応器32内の反応条件を、ある量の一酸化炭素が
転換されて反応器LOの性能を最適化する効果を与える
ようにしうろことが理解されるであろう。この転換量は
反応器を通る各パスの間に生成される一酸化炭素と同じ
量にするだけでも良く、または二酸化炭素と一酸化炭素
の比を調節する必要がある場合にはよシ多くの一酸化炭
素を転換しても良い0
【図面の簡単な説明】
芽1図 は本発明の方法を英雄するための装置例である
。 図中、10はメタクロレイン酸化反応器、32は一酸化
炭素酸化反応器である。 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名 昭和タ2年?月2−o日 特許庁 (官 殿 1、事件の表示 午キ 願昭ケ2−第1設+/どり号 3、補正をする者 事件との関係 ぬ斥1人 居 所 東京都中央区日本橋兜町12番1号大洋ビル8
、補正の内容 別紙の通りvi9119t=1少イア°
清1(内謬はtV −)昭和夕2年70 月21? 日 特許庁長 官 殿 1、事件の表示 特願昭57−第124’?6;5  号事件との関係 
出願久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)直径約4〜5X以下の細孔を有する結晶質珪酸ア
    ルミニウムから成り実質的に該細孔の内部にのみ貴金属
    群の少くとも一つの金属もしくはその化合物を含む触媒
    上を、酸化条件下で一酸化炭素、二酸化炭素、酸素、メ
    タクロレインおよび不活性ガスの混合物を通過させるこ
    とを特徴とするメタクロレインの存在下で分子状酸素に
    より一酸化炭素を二酸化炭素に選択的に気相酸化する方
    法。 (2)前記貴金属群が白金、パラジウム、ロジウムおよ
    びイリジウムから成る特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 (3)前記貴金属が白金である特許請求の範囲第2項に
    記載の方法。 (4)前記気体混合物がOよシ大きく80容量%以下の
    酸化炭素、0より太きく30容量%以下の酸素、0より
    大きく■O容倉%以下のメタクロレインおよびOより大
    きく20容ソ%以下の水から成る特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 (5)前記気体混合物がメタクロレインのメタクリル酸
    への酸化における再循環ガスであり、十分な倉のCOが
    該Coの蓄積を防ぐためにC02に酸化され、しかも実
    質的にメタクロレインが酸化されない特許請求の範囲第
    4項に記載の方法。 (6)前記酸化が前記触媒に接触する前記気体混合物の
    温度200〜350°Cで実施される特許請求の範囲第
    1項に紀要の方法。 (力 前記貴金属が一酸化炭素を酸化する能力を有する
    卑金属によって補充もしくは置換される特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 (8)前記金属が完成触媒の約1重量%までの蓋だけ存
    在する特許請求の範囲第1および7項に記載の方法。
JP57124965A 1981-07-17 1982-07-17 一酸化炭素を二酸化炭素に選択的に気相酸化する方法 Granted JPS5849610A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/284,155 US4400364A (en) 1981-07-17 1981-07-17 Process for oxidizing carbon monoxide in the presence of methacrolein
US284155 1994-08-01

Publications (2)

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