JP2003230890A - 水系プラントの溶存酸素除去方法 - Google Patents
水系プラントの溶存酸素除去方法Info
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Abstract
酸素を移行させないように、給水に対してタンニン類を
添加すること。 【解決手段】 蒸気発生設備であるボイラ3を備える水
系プラントの給水中の溶存酸素をタンニン類によって除
去する方法とし、前記ボイラ3に供給される給水2中の
溶存酸素濃度に基づいて、前記給水2に添加されるタン
ニン類10の濃度を決定する。また、前記ボイラ3から
発生する蒸気W(W3)から得られる蒸気凝縮水6中の
溶存酸素濃度に基づいて、前記ボイラ3に供給される給
水2に添加されるタンニン類10の濃度を決定する。
Description
える水系プラントに対して供給される給水中の溶存酸素
除去方法に関する。
ラントに対して供給される給水中に含まれている溶存酸
素は、ボイラ缶体や蒸気復水経路その他の水系プラント
設備の腐食原因となる。このため、現在では、蒸気発生
設備に供給される給水に対して溶存酸素除去作用のある
薬剤、即ち溶存酸素と反応するヒドラジンや亜硫酸ナト
リウムを主剤とする薬剤を注入することによって、給水
中の溶存酸素を除去する技術が一般的に普及している。
全性の点で問題がある。また、亜硫酸ナトリウムを使用
する場合は、酸素との反応過程でボイラ水の電気伝導率
の上昇をもたらす要因となるSO4 2−が発生すること
から、電気伝導率の上昇を抑制するためにブロー量を多
くする必要が生じるので、経済性の点で問題がある。ま
た、SO4 2−は、腐食性のアニオンであることから、
添加量が不足して溶存酸素を除去しきれなかった場合、
かえって腐食を加速するおそれがある。
酸及びそのアルカリ還元化合物(没食子酸等の還元性フ
ェノール)を包含する「タンニン類」は、安全性、経済
性の点で有利であるとともに、酸素除去作用に加えて金
属表面に対する防食皮膜形成能を有する。このため、近
年、ボイラ等の高温水系、蒸気発生プラント系において
はタンニン類が腐食抑制剤として利用されることが多く
なっている。
系プラントの腐食抑制剤として使用する場合において
は、特許第3116042号報にも開示されているよう
に、タンニンを含む腐食抑制剤(脱酸素剤)が添加され
る箇所は、給水を貯留する給水槽又は該給水槽に連結さ
れる補給水経路が知られている。
来技術では、次の技術的課題があった。
経路に添加する技術では、給水槽に貯留された給水は空
気と接触し、添加されたタンニン類が空気中の酸素とも
反応してしまうことから、後続のボイラ缶等の蒸気発生
設備では期待された酸素除去作用が発揮されなくなって
しまうという技術的課題があった。
る給水の温度が低いため充分な酸素除去反応が得られな
い場合、給水の溶存酸素が高濃度である場合、ボイラ缶
等の蒸気発生設備内の濃縮度合が高い場合等では、例え
ばボイラ缶水中のタンニン濃度が一定になるようにタン
ニン類の添加量を定めても、溶存酸素がボイラから発生
する蒸気に移行してしまう場合があり、この場合、蒸気
復水配管において腐食トラブルが発生してしまうという
技術的課題があった。
生している場合の事後対策として、揮発性アミンを該配
管中に添加し、蒸気凝縮水のpHを上昇させ、以後の腐
食を防止するという方法が採用される場合があるが、こ
の方法の効果は蒸気中に酸素が存在すると著しく低下し
てしまうという技術的課題があった。
設備から生じる蒸気中に酸素を移行させないように、給
水に対してタンニン類を添加することを特徴とする水系
プラントの溶存酸素除去方法を提供することを主な目的
とする。
技術的課題を解決するために、本発明では、次の手段を
採用する。
水系プラントの給水中の溶存酸素をタンニン類によって
除去する方法に関し、前記蒸気発生設備に供給される給
水中の溶存酸素濃度に基づいて、給水に添加するタンニ
ン類の濃度を決定するように工夫した水系プラントの溶
存酸素除去方法を提供する。本発明において「タンニン
類」とは、タンニンまたは/及びタンニンの加水分解物
(没食子酸等の還元性フェノール)を少なくとも含む、
腐食抑制を発揮する添加物質と定義する。
ン酸の残留濃度を測定して溶存酸素除去を確認する構成
ではなく、給水中の溶存酸素濃度を直接測定するか、又
は給水温度から間接的に予測することで、タンニン類の
添加量を決定することを基本的な特徴としている。この
ため、給水中の溶存酸素量を除去するために必要な適量
のタンニン類を確実に添加することが可能となる。
の溶存酸素濃度、温度や反応時間等の諸条件とタンニン
類の腐食抑制作用の関係を予め検証しておくことによっ
て、当該水系プラントに導入される給水中へのタンニン
類の最も適切かつ効果的な添加量を予め把握しておき、
これに基づいて給水中へタンニン類を適切量添加するこ
とが可能となる。
水系プラントの給水中の溶存酸素をタンニン類によって
除去する方法に関し、前記蒸気発生設備からの蒸気から
得られる蒸気凝縮水中の溶存酸素濃度に基づいて、給水
に添加するタンニン類の濃度を決定することを特徴とす
る水系プラントの溶存酸素除去方法を提供する。
気復水配管の腐食抑制を確実に行うことができるように
なる。より詳細には、ボイラ等の蒸気発生設備から発生
する主蒸気を冷却して得られる蒸気凝縮水中の溶存酸素
濃度を直接測定し、この濃度と給水に添加されるタンニ
ン類の添加濃度の相関関係を予め把握しておき、この相
関関係に基づき給水中への添加されるタンニン類の濃度
を決定する構成とすることによって、蒸気復水配管の腐
食抑制を確実に行い、蒸気に移行する酸素濃度を1mg
/L以下、好ましくは0.5mg/L以下、更には好ま
しくは0.1mg/L以下とすることができる。
を用いて前記溶存酸素濃度を直接測定し、該溶存酸素計
から出力される測定信号によって、給水中に添加される
タンニン類の濃度を自動制御するように工夫できる。具
体的には、蒸気復水経路に付設された溶存酸素計の測定
信号が入力される制御装置を介して薬注ポンプからのタ
ンニン類の吐出量を自動制御する。更には、給水槽と前
記蒸気発生設備との間の給水経路に対して前記タンニン
類を添加する。
を自動で行うことができるので、省力化を達成すること
ができる。また、タンニン類を、給水が空気と接触する
給水槽や該給水槽に連結する補給水経路に対して添加す
るのではなくて、給水経路に対して添加する構成を採用
することによって、後続のボイラ缶等の蒸気発生設備や
蒸気復水経路でも酸素除去効果を有効に発揮させること
ができるようになる。
ニンは、五倍子タンニン、没食子タンニン、スマックタ
ンニン、タラタンニン、バロニアタンニン、チェストナ
ットタンニンその他の加水分解型タンニン、またはケブ
ラチョタンニン、ミモザタンニン、ガンビアタンニン、
マングローブタンニンその他の縮合型タンニンのいずれ
でも。さらに、植物から抽出、濃縮した粗生成品を用い
ても、高純度品を用いてもよい。
用してもよいが、通常タンニンは酸性であることが多い
ため、その場合はタンニン水溶液にアルカリ金属水酸化
物等のアルカリ剤を混合して添加し、中性又はアルカリ
性にしてもよい。アルカリ剤を添加してアルカリ条件に
すると、加水分解型タンニンの場合は分解して没食子
酸、ピロガロールその他の還元性フェノールとアルコー
ルに分解するが、これらをそのまま用いてもよい。更に
は、タンニンに前記還元性フェノールを別添加したもの
を用いてもよく、必要に応じてアルカリ剤、脱酸素剤、
スケール分散剤、防食剤、揮発性アミンその他の給復水
系処理剤を併用してもよい。
素濃度を直接又は間接的に測定してタンニン類の適切な
添加量を決定するとともに、蒸気復水配管の腐食抑制を
確実に行うことができるようになるという技術的意義を
有している。
な実施形態について説明する。図1は、ボイラ水系の一
般的なプラント設備の例の構成を示す概略図である。
槽を簡略に示している。このボイラ給水槽1からは、給
水経路X1に付設されたポンプP1を介してボイラ給水
2が取水され、蒸気発生設備であるボイラ3へ供給され
る。
蒸気配管Hに吐出され、一旦、蒸気溜め4に滞留した後
に蒸気タービンTに導入され、運動エネルギーに変換さ
れるのに役立てられる。蒸気タービンTから排出される
廃蒸気W2は、蒸気復水経路X2を通過して該蒸気復水
経路X2に付設された復水器11に導入され、該復水器
11によって水に戻され、再びボイラ給水槽1に戻され
る。
る。この補給水槽12からは、ポンプP2によって補給
水が取水され、図示しない軟水装置を経て、符号X3で
示された補給水経路を通じて前記ボイラ給水槽1に供給
される構成となっている。
溶存酸素除去方法の構成を説明すると、まず、ボイラ3
に連結された主蒸気配管Hに吐出された蒸気の一部(符
号W 3で示す。)を採取し、符号5で示す冷却器に導入
する。
Hに限定するものではなく、例えば、図示しない蒸気ヘ
ッダーやボイラ本体エア抜き部から採取してもよい。
6を得て、該蒸気凝縮水6を溶存酸素計7等の測定計器
に導入し、蒸気凝縮水6に溶存する酸素の濃度に対応す
る電気信号Sを得る。この電気信号Sは、CPU等を備
える制御装置8に送られる。この制御装置8は、後続の
薬注ポンプP3の吸引圧力を制御する役割を果たすよう
に構成される。
り、この貯留槽9からは薬注ポンプP 3によってタンニ
ン類10が吸引されて、前述した給水経路X1を流れる
ボイラ給水2に添加(注入)される。
溶存酸素除去方法は、図1に示された構成のプラント設
備に限定して適用されるものではない。以下、本発明の
有利な効果を検証すべく実験を行ったので、その内容に
ついて説明する。
に、25℃で空気中の酸素で飽和させた厚木市水道の軟
化水(Mアルカリ度:45mg CaCO3/L)を給
水し、圧力1MPa、蒸気発生量5L/hr、ブロー率
7%の条件で運転して、蒸気を発生させた。発生させた
蒸気を冷却器で冷却して蒸気凝縮水とし、45℃に調整
してからテストピースカラムに通水した。このカラムの
内部とボイラの内部に、あらかじめ炭素鋼(SS40
0)製のテストピース(50×15×1mm)を設置し
ておき、これらテストピースの96時間の腐食量を測定
して「腐食速度」を算出した。前記蒸気凝縮水中の「溶
存酸素濃度」は、蒸気凝縮水を20℃に冷却して測定し
た。これらを、腐食抑制処理を行わない場合の腐食速度
並び溶存酸素濃度ととし、比較例1とした。
とする)、粗成品のケブラチョタンニン(薬品種番号
とする)、粗成品の五倍子タンニン(薬品種番号と
する)を用いて、ボイラ水中における添加濃度が、後掲
する表1に示した値となるように、ボイラ給水中に添加
して同様な運転を行い、上記同様の方法で腐食速度と溶
存酸素濃度を測定して、比較例2〜6とした。なお、比
較例6では、給復水系処理剤である揮発性アミン(2−
アミノ−2−メチル1−プロパノール)をボイラ給水に
対して20mg/L添加した。
掲する表1に示した値になるように、ボイラ給水中に添
加して上記同様の運転を行い、同じように腐食速度と溶
存酸素濃度を測定して、本発明の実施例1〜9とした。
なお、実施例7〜9では、比較例6と同じ揮発性アミン
をボイラ給水に対して20mg/L添加した。
条件並びに実験結果を次の表1にまとめた。
例1〜9では、比較例1及び比較例2〜6に比べて、蒸
気凝縮水系(蒸気復水経路)の腐食速度が大幅に低下
し、蒸気凝縮水の溶存酸素濃度は大きく低減されてい
る。このことから、本発明は、蒸気復水経路の腐食防止
に顕著な効果を発揮することが明らかである。
おいて、五倍子タンニン15重量%、水酸化ナトリウム
15重量%を含む水溶液を薬液(「薬液A」と称す
る。)として使用した。ボイラの圧力は1MPa、給水
温度は25℃、ブロー率は8%、給水のMアルカリ度は
35mgCaCO3/Lであった。
を運転し、発生した蒸気を冷却器で冷却して蒸気凝縮水
を得、40℃に調整してからテストピースカラムに通水
した。このカラムの内部に、予め炭素綱(SS400)
製のテストピース(50×15×1mm)を設置してお
き、これらのテストピースの96時間後における腐食量
を測定して腐食速度を算出した。その際に、給水及び蒸
気凝縮水中の溶存酸素濃度を溶存酸素計(オービスフェ
ア社製、製品番号MOCA3600)を用いて測定し
た。蒸気凝縮水中の溶存酸素濃度は、蒸気凝縮水を20
℃に冷却して測定した。その結果を比較例7として後掲
する表2にまとめた。
例7と同様の条件で運転し、同様に蒸気凝縮水中の腐食
速度と溶存酸素濃度を測定した。その結果を実施例10
として、以下の表2にまとめた。
例10では、比較例7に比べて、蒸気凝縮水系(蒸気復
水経路)の腐食速度が大幅に低下し、蒸気凝縮水の溶存
酸素濃度は大きく低減されている。このことから、本発
明は、蒸気復水経路の腐食防止に顕著な効果を発揮する
ことが明らかである。
いて、上記薬液Aを使用した。ボイラの圧力は1MP
a、給水温度は45℃、ブロー率は1%、給水のMアル
カリ度は40mgCaCO3/Lであった。
ラを運転し、発生した蒸気を冷却器で冷却して蒸気凝縮
水を得、40℃に調整してからテストピースカラムに通
水した。このカラムの内部に、予め炭素綱(SS40
0)製のテストピース(50×15×1mm)を設置し
ておき、これらのテストピースの96時間後における腐
食量を測定して腐食速度を算出した。その際に、給水及
び蒸気凝縮水中の溶存酸素濃度を溶存酸素計(オービス
フェア社製、製品番号MOCA3600)を用いて測定
した。蒸気凝縮水中の溶存酸素濃度は、蒸気凝縮水を2
0℃に冷却して測定した。その結果を比較例8として後
掲する表3にまとめた。
存酸素濃度を上記溶存酸素計を用いて測定したところ、
2.2mg/Lであった。そこで、蒸気凝縮水中の溶存
酸素濃度を測定しながら薬液の添加濃度を後掲する表3
に示したとおり、120mg/Lから140mg/L
(実施例11とする。)、150mg/L(実施例12
とする。)、160mg/L(実施例13とする。)と
段階的に増加させていったところ、160mg/Lの添
加濃度で蒸気凝縮水中の溶存酸素濃度が0.1mg/L
まで低下した。そのまま、160mg/Lの添加濃度
で、比較例8同様の方法でテストピースの腐食量から腐
食速度を算出した。これらの結果を次の表3に示す。
例11〜13では、比較例7に比べて、蒸気気凝縮水の
溶存酸素濃度は大きく低減され、半減以下となってい
る。また、比較例8と実施例13の腐食速度を比較する
と、実施例13の方が圧倒的に腐食速度が遅くなってい
ることがわかる。このことから、本発明は、蒸気復水経
路の腐食防止に顕著な効果を発揮することが明らかであ
る。
去方法によれば、給水中の溶存酸素量を除去するために
必要な適量のタンニン類を確実に添加することが可能と
なるとともに、ボイラ缶等の蒸気発生設備にとどまら
ず、蒸気復水経路の腐食抑制を有効に行うことができ
る。
ことができるので、省力化を達成することができる。ま
た、給水が空気と接触する給水槽や該給水槽に連結する
補給水経路ではなくて、タンニン類を給水経路に添加す
る構成を採用しているので、後続のボイラ缶等の蒸気発
生設備や蒸気復水経路において酸素除去作用を有効に発
揮させることができる。
を示す概略図
4)
Claims (4)
- 【請求項1】 蒸気発生設備を備える水系プラントの給
水中の溶存酸素をタンニン類によって除去する方法であ
って、 前記蒸気発生設備に供給される給水中の溶存酸素濃度に
基づいて、前記給水に添加されるタンニン類の濃度が決
定されることを特徴とする水系プラントの溶存酸素除去
方法。 - 【請求項2】 蒸気発生設備を備える水系プラントの給
水中の溶存酸素をタンニン類によって除去する方法であ
って、 前記蒸気発生設備から発生する蒸気から得られる蒸気凝
縮水中の溶存酸素濃度に基づいて、前記蒸気発生設備に
供給される給水に添加されるタンニン類の濃度が決定さ
れることを特徴とする水系プラントの溶存酸素除去方
法。 - 【請求項3】 溶存酸素計を用いて前記溶存酸素濃度を
測定し、該溶存酸素計から出力される測定信号によっ
て、前記給水中に添加されるタンニン類の濃度を自動制
御することを特徴とする請求項2記載の水系プラントの
溶存酸素除去方法。 - 【請求項4】 給水槽と前記蒸気発生設備との間の給水
経路に対して前記タンニン類が添加されることを特徴と
する請求項1から3のいずれかに記載の水系プラントの
溶存酸素除去方法。
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