JP2003229820A - 電源断通知機能を有するコンバータ - Google Patents

電源断通知機能を有するコンバータ

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JP2003229820A
JP2003229820A JP2002025829A JP2002025829A JP2003229820A JP 2003229820 A JP2003229820 A JP 2003229820A JP 2002025829 A JP2002025829 A JP 2002025829A JP 2002025829 A JP2002025829 A JP 2002025829A JP 2003229820 A JP2003229820 A JP 2003229820A
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Toshihiro Takashima
稔弘 高島
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成の回路を備えるだけで、局側に電源
断を通知することのできるコンバータを実現する。 【解決手段】信号処理回路11と、入力光結合端C2
と、出力光結合端C1と、信号処理回路11から出力さ
れる電気信号を光信号に変換するE/O変換回路14
と、E/O変換回路14と出力光結合端C1との間に挿
入された光スイッチ16とを備える。前記光スイッチ1
6は、コンバータ1bの電源断時に、入力光結合端C2
から入力される光信号を折り返して出力光結合端C1か
ら出力する光路を設定する。コンバータ1bの電源が供
給される時には、前記設定された光路を、E/O変換回
路14の出力光信号を出力光結合端C1から出力する光
路に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号と電気信号
との双方向変換処理を行うコンバータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】家庭内やオフィス内のコンピュータと、
サービス提供業者とを結ぶ通信回線に光ファイバを採用
し、高速通信を可能にする光ファイバ接続システムが検
討されている。同システムにおいて、宅内でコンピュー
タに接続する回線や、サービス提供業者が外部ネットワ
ークと接続する回線は、メタル回線であるので、メタル
回線と光ファイバ回線とを中継する中継装置が必要とな
る。
【0003】この中継装置は「メディアコンバータ」と
いわれる。図5は、光ファイバ接続システムの概略図で
あり、外部ネットワークのルータ2からサービス提供業
者(以下「局」という)3に接続されるメタル回線6、
局内のメディアコンバータ1a、局3から宅5に配線さ
れる光ファイバ回線4、宅内のメディアコンバータ1
b、このメディアコンバータ1bにメタル回線7を通し
て接続されるパーソナルコンピュータ8が図示されてい
る。
【0004】なお、図5では光ファイバ回線を1回線、
メディアコンバータを一組描いているが,実際には、双
方向通信をするので、光ファイバ回線は2回線、メディ
アコンバータは二組必要となる。メタル回線6,7を通
る信号は、10/100Base-TxというIEEE802.3の規格に
従い、光ファイバ回線4を通る信号は100Base-Fxという
IEEE802.3の規格に従っている。メディアコンバー
タ1a,1bは、10/100Base-Txの信号と100Base-Fxの
信号を交互に変換する機器である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】宅内のメディアコンバ
ータ1bで電源断が発生した場合、メディアコンバータ
1bの管理責任者である局3は、直ちにこのことを知る
必要がある。局3では、光信号の受信が途絶えるが、こ
のことだけでは、電源断なのか、光ファイバーが断線し
たのか分からない。現状では、メディアコンバータ1b
の中にバックアップ電源を備え、メディアコンバータ1
bで電源断を検出すれば、このバックアップ電源を使っ
て、局3に向かって電源異常信号を送出している。
【0006】このバックアップ電源のため、メディアコ
ンバータ1bの回路構成が大きくなり、コスト高の要因
となっていた。そこで、本発明は、コンバータの中に簡
単な構成の回路を備えるだけで、局側に電源断を通知す
ることのできるコンバータを実現することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下に使用する番号は、
本発明の実施の形態で使われる図面参照番号に対応して
いる。本発明のコンバータは、信号処理回路11と、入
力光結合端C2と、出力光結合端C1と、信号処理回路
11から出力される電気信号を光信号に変換する電気/
光変換回路14と、電気/光変換回路14と出力光結合
端C1との間に挿入された光スイッチ16とを備える。
前記光スイッチ16は、コンバータの電源断時に、入力
光結合端C2から入力される光信号を折り返して出力光
結合端C1から出力する光路を設定する。コンバータの
電源が供給される時には、前記設定された光路を、電気
/光変換回路14の出力光信号を出力光結合端C1から
出力する光路に切り替える(請求項1)。
【0008】前記の構成によれば、コンバータの電源断
時には、入力光結合端C2から入力される光信号がバイ
パスされて、出力光結合端C1から出力される。したが
って、光ファイバ回線などの光回線でつながった相手方
は、自局から送出した光信号の送信フレームがそのまま
折り返されるので、コンバータ内部で電源断が発生して
いることを知ることができる。コンバータの電源供給時
には、前記設定された光路を、電気/光変換回路14の
出力光信号を出力光結合端C1から出力する光路に切り
替えるので、コンバータ本来の信号中継機能を行うこと
ができる。
【0009】本発明のコンバータは、信号処理回路11
と、電気スイッチ17と、電気信号から光信号への変換
を行う電気/光変換回路14と、入力される光信号から
電気信号への変換を行う光/電気変換回路13と、光/電
気変換回路13によって変換された電気信号の電気エネ
ルギーを蓄積する蓄積回路20と、蓄積回路20に蓄積
された電気エネルギーに基づいて所定のパターンの電気
信号を発生する信号発生回路19とを備えるものでもよ
い。前記電気スイッチ17は、コンバータの電源断時
に、信号発生回路19の出力電気信号を電気/光変換回
路14につなぐ経路を設定し、コンバータの電源供給時
には、前記設定された経路を、信号処理回路11の出力
信号を電気/光変換回路14に出力する経路に切り替え
る(請求項2)。
【0010】この構成であれば、信号発生回路19は、
入力される光信号から変換される電気信号の電気エネル
ギーを使って、所定のパターンの電気信号を発生してい
る。コンバータの電源断時には、この信号発生回路19
の出力する所定のパターンの電気信号を電気/光変換回
路14に供給することにより、光信号として送り出す。
相手方は、所定のパターンの光信号を検出することによ
り、コンバータ内部で電源断が発生していることを知る
ことができる。
【0011】コンバータの電源供給時には、前記設定さ
れた経路を、信号処理回路11の出力信号を電気/光変
換回路14に出力する経路に切り替えるので、コンバー
タ本来の信号中継機能を行うことができる。前記電気/
光変換回路14は、コンバータの電源断時に、蓄積回路
20に蓄積された電気エネルギーに基づいて動作する
(請求項3)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は、電源断時に、光信号を折り
返すようにしたメディアコンバータ1bの回路構成図で
ある。メディアコンバータ1bは、信号処理回路11、
O/E変換回路13、E/O変換回路14、光スイッチ
16,21及び電源回路12を有している。
【0013】O/E変換回路13は、光ファイバ回線4
aを通して受信した100Base-FxというIEEE802.3の
規格の光信号を電気信号に変換するものであり、受光ダ
イオード、及び受光ダイオードへのバイアス供給回路な
どで構成される。信号処理回路11は、前記電気信号
を、メタル回線7aを通るIEEE802.3規格の10/100B
ase-Tx電気信号に変換するとともに、メタル回線7bか
ら入力される同規格の電気信号を、100Base-Fxの電気信
号に変換する回路である。
【0014】E/O変換回路14は、前記100Base-Fxの
電気信号を光信号に変換するための回路であり、レーザ
発光ダイオード及びその駆動回路などで構成される。光
スイッチ21は、光ファイバ回線4aから光結合端C2
を介して入力される光信号を光結合端A2,B2のいず
れかに切り替える回路である。光スイッチ16は、E/
O変換回路14から光結合端B1を介して入力される光
信号又は光スイッチ21から光結合端A1を通って折り
返される光信号のいずれかを切り替えて、光結合端C1
から光ファイバ回線4bに送出する回路である。
【0015】光スイッチ16,21には、例えば、音響
光学結晶を用いた弾性表面波素子、電気光学結晶を用い
た光結合素子など、公知の光学素子を使用することがで
きる。以下、弾性表面波素子であることを前提に説明を
進めるが、本発明はこれに限定されるものではないこと
はもちろんである。電源回路12は、信号処理回路1
1、O/E変換回路13、E/O変換回路14、及び光
スイッチ16,21に電源(電圧源でも電流源でもよ
い)を供給する回路である。
【0016】光スイッチ21は、電源回路12から電源
が供給されていない状態では、光結合端A2−C2間が
通っており、光結合端A2−B2間は遮断されている。
光スイッチ16は、電源回路12から電源が供給されて
いない状態では、光結合端A1−C1間が通っており、
光結合端A1−B1間は遮断されている。ところが、電
源回路12から電源が供給されると、弾性表面波が発生
して、光結合端が変更されてC2−B2間、C1−B1
間が通り、光結合端A2−C2間、A1−C1間が遮断
される。
【0017】したがって、電源回路12が正常なとき
は、光ファイバ回線4aを通して受信された光信号は、
O/E変換回路13に送られ、またE/O変換回路14
から出力される光信号は、光ファイバ回線4bに送出さ
れる。ところが、電源回路12が断になると、光スイッ
チ16,21のA1−C1間、A2−C2間が通り、C
1−B1間、C2−B2間が遮断される。光ファイバ回
線4aを通して受信された光信号は、光スイッチ16,
21で折り返されて、光ファイバ回線4bに送出され
る。
【0018】局側では、メディアコンバータ1bに送っ
た信号が何の処理も加えられることなく、戻されてくる
ので、メディアコンバータ1bの電源断であることが分
かる。前記光スイッチ21に代えて、光分配器を用いて
もよい。図2は、光分配器22と光スイッチ16とを用
いて、電源断時に、光信号を折り返すようにしたメディ
アコンバータ1bの回路構成図である。
【0019】図1との違いは、光スイッチ21に代え
て、光分配器22を用いていることのみである。光分配
器22は、光ファイバ回線4aを通して受信された光信
号を2分配し、光スイッチ16の光結合端A1に供給す
る。電源断時には、光スイッチ16のA1−C1間が導
通することにより、光信号を折り返すことができる。こ
の構成では、通常のコンバータの電源供給時でも、受信
した光が光分配器22で分配されて光強度が半減してし
まう。そこで後段に増幅器を入れなければならないとい
う難点はあるが、光信号の折り返しという本発明の作用
を実現することは可能である。
【0020】<第2の実施形態>図3は、光ファイバ回
線4aを通して受信した光信号のエネルギーを蓄積し、
電源断時に、そのエネルギーを用いて電気信号を発生し
て光信号に変換して送信するようにしたメディアコンバ
ータ1bの回路構成図である。メディアコンバータ1b
は、信号処理回路11、O/E変換回路13、E/O変
換回路14、電気スイッチ17,18、パルス発生回路
19、バックアップ回路20及び電源回路12を有して
いる。
【0021】信号処理回路11、O/E変換回路13、
E/O変換回路14の機能は、第1の実施形態を用いて
説明したのと同様である。電気スイッチ17は、信号処
理回路11から電気接点E1を介して入力される電気信
号、又はパルス発生回路19から電気接点F1を通って
入力される電気パルス信号のいずれかを切り替えて、電
気接点D1からE/O変換回路14に送出する回路であ
る。
【0022】電気スイッチ18は、バックアップ回路2
0から電気接点F2を介して入力される電源、又は電源
回路12から電気接点E2を介して入力される電源のい
ずれかを切り替えて、電気接点D2からE/O変換回路
14に供給する回路である。電気スイッチ17は、電源
が与えられないときは電気接点F1に倒され、電源が与
えられるときは電気接点E1に倒される。電気スイッチ
18は、電源が与えられないときは電気接点F2に倒さ
れ、電源が与えられるときは電気接点E2に倒される。
このような電気スイッチ17,18は例えばリレー接点
を用いて構成することができる。
【0023】電気スイッチ17,18を駆動する電源
は、電源回路12から供給される。バックアップ回路2
0は、O/E変換回路13で光信号から変換される電気
信号を電荷の形でコンデンサCに蓄積してパルス発生回
路19に供給している。また、バックアップ回路20
は、電気スイッチ18が電気接点F2の側に接続された
ときに、E/O変換回路14に電源を供給する。したが
って、バックアップ回路20のコンデンサCの容量とし
ては、パルス発生回路19及びE/O変換回路14を駆
動するだけの容量があればよい。
【0024】しかし、光信号の電力が微弱であるから、
バックアップ回路20は、パルス発生回路19及びE/
O変換回路14を常時駆動するだけの電源を供給するこ
とはできないと考えられる。そこでバックアップ回路2
0で、時間をかけて電気エネルギーを蓄積して、一定量
蓄積すれば、パルス発生回路19及びE/O変換回路1
4を短時間駆動するという、間欠的な動作をさせること
が適切と考えられる。バックアップ回路20の回路構成
例を図6に示す。O/E変換回路13で光信号から変換
された電気信号はコンデンサCに蓄えられ、トランジス
タQを通して負荷で放電される。コンデンサCの電圧
は、3つの抵抗R1,R2,R3で分割されている。R1,
R2,R3はコンデンサCの電流リークを少なくするため
に高抵抗値を持つ。ここではR1=R3<R2とする。抵
抗R3の電圧はトランジスタオフ時のエミッタ−ベース
間の電圧となる。抵抗R2と並列にフォトカプラー20
aが接続されている。フォトカプラー20aは、トラン
ジスタQのコレクタ電流が流れたときに、抵抗R2を短
絡する。
【0025】以上の回路の動作を説明する。コンデンサ
Cの電圧をVcと書く。電源断後、O/E変換回路13
で光信号から変換された電気信号はコンデンサCに蓄え
られていく。電圧Vcが上昇し、トランジスタQのベー
ス電圧も上昇する。この電圧が、トランジスタのエミッ
タ−ベース間のオン電圧(一定0.6V)を超えると、ト
ランジスタQがオンとなり、コンデンサCからトランジ
スタQを通って負荷に電流が流れる。この電流により、
フォトカプラー20aが働いて抵抗R2を短絡するの
で、トランジスタQのベース電圧はさらに上昇し、負荷
電圧よりも高い値を維持する。したがって、トランジス
タQはオン状態を続ける。コンデンサCの放電により、
コンデンサCの電圧が低下していき、トランジスタQの
ベース電圧、すなわち抵抗R3の電圧が、トランジスタ
のエミッタ−ベース間のオン電圧(0.6V)よりも下が
ると、トランジスタQがオフする。
【0026】要するに、コンデンサCは、コンデンサC
に電荷が溜まることにより電圧Vcがある第1のしきい
値(0.6×(R1+R2+R3/R3)よりも高くなれば、放電により
負荷に電力を供給し、コンデンサCが放電して電圧Vc
がそれより低い第2のしきい値(0.6×(R1+R3/R3)より
も低くなれば、電力の供給を停止して充電する。図7に
コンデンサ電圧Vcの時間変化波形図を示す。これによ
りバックアップ回路20は、オンしきい値と、オフしき
い値とが異なる、一種のヒステリシス動作をすることに
なる。
【0027】パルス発生回路19は、電気パルス信号を
発生するものであるが、パルス信号に限定されるもので
なく、相手局が識別できる所定のパターンの電気信号を
発生するものであればよい。例えば、所定の符号で変調
された連続信号(例えば擬似ノイズ符号で変調された周
波数拡散信号)を発生する回路でもよい。以上の回路構
成の動作を説明する。電源回路12が正常なときは、光
ファイバ回線4aを通して受信された光信号は、O/E
変換回路13を通して信号処理回路11に送られ、また
信号処理回路11から出力される電気信号は、電気スイ
ッチ17の電気接点E1を通り、E/O変換回路14で
光信号に変換され、光ファイバ回線4bに送出される。
【0028】一方、光ファイバ回線4aを通して受信さ
れた光信号がO/E変換回路13の受光ダイオードで電
気エネルギーに変換され、バックアップ回路20に蓄え
られる。蓄えられた電気エネルギーがしきい値を超える
と、パルス発生回路19は、電気パルス信号を出力す
る。この結果、電気エネルギーが減少するが、光ファイ
バ回線4aを通して光信号は続いてくるので、また蓄え
られた電気エネルギーがしきい値を超える。すると、パ
ルス発生回路19は、電気パルス信号を出力する。この
ようにして、電気パルス信号が間欠的ないし周期的に出
力される。
【0029】電源回路12が断になると、電気スイッチ
17は、電気接点F1に切り替わる。また、電気スイッ
チ18は、電気接点F2に切り替わる。これにより、バ
ックアップ回路20からE/O変換回路14に電源が供
給される。なお、電源断時にO/E変換回路13には、
バックアップ回路20の電源は供給されないが、これ
は、光ファイバ回線4aを通して受信された光信号を受
光ダイオードで電気エネルギーに変換するとき、受光ダ
イオードに供給するバイアス電源は必ずしもなくてもよ
い、という考えに立っている。ただし、バイアス電源が
ないと受光ダイオードの変換効率が少し落ちるので、変
換効率を最良にしたいのであれば、電源断時にO/E変
換回路13にもバックアップ回路20の電源を供給する
ようにしてもよい。
【0030】パルス発生回路19で出力される電気パル
ス信号は、電気スイッチ17の電気接点F1に送られ、
電気接点D1からE/O変換回路14に送られる。E/
O変換回路14において光パルス信号に変換され、局側
に送られる。局では、宅から間欠的ないし周期的な光パ
ルス信号が送られてくることに基づいて、宅のメディア
コンバータ1bの電源が断となったことを知ることがで
きる。
【0031】以上の説明の中で、電気スイッチ18に代
えて、ダイオードなどの逆流防止素子を用いて、E/O
変換回路14に電源を供給するようにしてもよい。図4
は、ダイオードDを用いたメディアコンバータ1bの回
路構成図である。図3と異なるところは、電気スイッチ
18に代えて、ダイオードDを用いているところであ
る。図4によれば、電源正常時には、電源回路12から
ダイオードDを通してE/O変換回路14に電源が供給
されるが、電源断時には、バックアップ回路20からE
/O変換回路14に電源が供給される。このとき、ダイ
オードDの逆流阻止作用により、バックアップ回路20
から電源回路12に電源が供給されることはない。
【0032】以上で、本発明の実施の形態を説明した
が、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内で種々の変更を施すことが可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、局側にコ
ンバータの電源断を通知するのに、当該コンバータの中
に簡単な構成の回路を備えるだけで速やかに通知するこ
とができるので、局側は電源断対策に入ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの光スイッチ16,21を用いて、電源断
時に、光信号を折り返すようにしたメディアコンバータ
1bの回路構成図である。
【図2】光分配器22と光スイッチ16とを用いて、電
源断時に、光信号を折り返すようにしたメディアコンバ
ータ1bの回路構成図である。
【図3】電源断時に、光ファイバ回線4aを通して受信
した光信号のエネルギーを用いて電気信号を発生して、
光信号に変換して折り返し送信するようにしたメディア
コンバータ1bの回路構成図である。
【図4】電気スイッチ18に代えて、ダイオードDを用
いたメディアコンバータ1bの回路構成図である。
【図5】メディアコンバータを使った光ファイバ接続シ
ステムの概略図である。
【図6】図3におけるバックアップ回路20の回路構成
例を示す図である。
【図7】コンデンサ電圧Vcの時間変化波形を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1b メディアコンバータ 4a,4b 光ファイバ回線 7a,7b メタル回線 11 信号処理回路 12 電源回路 13 O/E変換回路 14 E/O変換回路 16 光スイッチ 17,18 電気スイッチ 19 パルス発生回路 20 バックアップ回路 21 光スイッチ 22 光分配器 C コンデンサ D ダイオード Q トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/28 17/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光信号と電気信号との双方向変換処理を行
    うコンバータにおいて、 信号処理回路と、入力光結合端と、出力光結合端と、信
    号処理回路から出力される電気信号を光信号に変換する
    電気/光変換回路と、電気/光変換回路と出力光結合端と
    の間に挿入された光スイッチとを備え、 前記光スイッチは、コンバータの電源断時に、入力光結
    合端から入力される光信号を折り返して出力光結合端か
    ら出力する光路を設定し、コンバータの電源供給時に
    は、前記設定された光路を、電気/光変換回路の出力光
    信号を出力光結合端から出力する光路に切り替えるもの
    であることを特徴とする、電源断通知機能を有するコン
    バータ。
  2. 【請求項2】光信号と電気信号との双方向変換処理を行
    うコンバータにおいて、 信号処理回路と、電気スイッチと、電気信号から光信号
    への変換を行う電気/光変換回路と、入力される光信号
    から電気信号への変換を行う光/電気変換回路と、光/電
    気変換回路によって光信号から変換された電気信号の電
    気エネルギーを蓄積する蓄積回路と、蓄積回路に蓄積さ
    れた電気エネルギーに基づいて所定のパターンの電気信
    号を発生する信号発生回路とを備え、 前記電気スイッチは、コンバータの電源断時に、信号発
    生回路の出力電気信号を電気/光変換回路につなぐ経路
    を設定し、コンバータの電源供給時には、前記設定され
    た経路を、信号処理回路の出力信号を電気/光変換回路
    に出力する経路に切り替えるものであることを特徴とす
    る、電源断通知機能を有するコンバータ。
  3. 【請求項3】前記電気/光変換回路は、コンバータの電
    源断時に、蓄積回路に蓄積された電気エネルギーに基づ
    いて動作するものである請求項2記載のコンバータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008147849A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Mitsubishi Electric Corp 光伝送システムおよび光伝送システムの電源断通知方法
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