JP2003229643A - 偏波制御面型半導体レーザ及びその駆動方法 - Google Patents

偏波制御面型半導体レーザ及びその駆動方法

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JP2003229643A JP2002026517A JP2002026517A JP2003229643A JP 2003229643 A JP2003229643 A JP 2003229643A JP 2002026517 A JP2002026517 A JP 2002026517A JP 2002026517 A JP2002026517 A JP 2002026517A JP 2003229643 A JP2003229643 A JP 2003229643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏波制御面型半導体レーザ及びその駆動方法
に関し、面発光の光源としての特性を維持したまま所望
の偏波モードで発振させる。 【解決手段】 活性層6の上下に反射鏡4を有する垂直
共振器を持つ面型半導体レーザの少なくとも一部を、少
なくともMn,Cd,Co,V,Cr,Ni,Feのい
ずれかを構成元素として含む磁性半導体層2で構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏波制御面型半導体
レーザ及びその駆動方法に関するものであり、特に、光
情報処理技術分野において光源として用いる面型半導体
レーザから出射されるレーザ光の偏波モードを制御する
ための材料構成及び磁場印加方法に特徴のある偏波制御
面型半導体レーザ及びその駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、光コンピューティングや光インタ
ーコネクション等の光情報処理技術分野への用途に期待
される光源として面型半導体レーザが開発されているの
で、図4を参照してこの面型半導体レーザの一例を説明
する。
【0003】図4参照図4は、従来の面型半導体レーザ
の概略的斜視図であり、(001)面を主面とするn型
GaAs基板31上に、n型AlAs層32とn型Ga
As層33をλ/4n(λは発振波長、nは屈折率)相
当の厚さで、例えば、25ペア堆積させて下側分布反射
鏡34を構成する。
【0004】次いで、Al組成比が0.2のi型AlG
aAs層35を介して4層のi型GaAsバリア層36
及びIn組成比が0.2の3層のi型InGaAsウエ
ル層37を交互に堆積させてMQW活性層を形成したの
ち、再び、Al組成比が0.2のi型AlGaAs層3
8を堆積させて共振器39を構成する。
【0005】次いで、p型AlAs層40とp型GaA
s層41をλ/4n相当の厚さで、例えば、23ペア堆
積させて上側分布反射鏡42を構成したのち、p型Ga
Asコンタクト層(図示を省略)を堆積させ、次いで、
例えば、直径が5〜10μmの円筒状になるようにエッ
チングするとともに、p型GaAsコンタクト層を円環
状にエッチングし、最後に、n型GaAs基板31及び
p型GaAsコンタクト層に夫々オーミック電極(図示
を省略)を形成することによって、円型半導体レーザの
基本構造が完成する。
【0006】この様な面型半導体レーザは光の出射方向
が基板に垂直方向であるために2次元アレイ化が可能で
あるという特徴があり、また、光ファイバとの結合効率
が大きいとともに、共振器体積が小さいために消費電力
が小さい等さまざまな特徴を有する光源である。
【0007】しかし、この面型半導体レーザでは、出射
断面形状の対称性から、それぞれ直交した偏波ベクトル
を持つ2つの偏波(ここではpol1 、pol2 と呼
ぶ)が等確率で発振する可能性がある。
【0008】しかし、現実問題としては、通常、面型半
導体レーザを作製すると、作製プロセス時にかかる応力
や微妙な形状の非対称性から、どちらか一方が優先的に
発振することになるが、この場合の発振する偏波モード
は最初から予期できるものではなく、また、注入電流を
上げていくと発振モードが他の発振モードにスイッチし
てしまう現象が起きるので、図5を参照して、この事情
を説明する。
【0009】図5参照図5は、従来の面型半導体レーザ
の光出力−電流特性図であり、発振直後はpol1 のモ
ードであったものが注入電流を上げていくと、ある電流
値でpol2にスイッチしてしまう。
【0010】このスイッチングを起こす電流値もまた予
期できないため、注入電流の変化とともに、突然、偏波
モードが変化するという問題が発生するとともに、この
スイッチングの起こるところでは多大な雑音を発生し、
応用上問題となる。
【0011】そこで、この偏波モードを制御する手段と
して、面型半導体レーザの作製に使用する基板を通常の
(001)面と異なる面方位のものにする方法が提案さ
れた(必要ならば、Japanese Journal
of Applied Physics,vol.3
7,pp.L640−L642,1998参照)。
【0012】即ち、通常、化合物半導体光デバイスや電
子デバイスは(001)面を主面とする基板上に作製さ
れているが、上記の提案においては(311)B面とい
ういわゆる高指数面を持つ基板を用いており、このよう
な高指数面基板を用いると、この基板上に作製された活
性層は光学利得に異方性を持つようになり、一方の偏波
モードが直交する偏波モードよりも大きな光学利得を得
ることができ、発振する偏波モードを確定することがで
きる。
【0013】また、他の手段として上側反射鏡上部に金
属グレーティングを備える方法も提案されており(必要
ならば、特開平8−56049号公報参照)、この方法
では、金属グレーティングに平行な偏波を持つ電界は大
きな損失を受け、垂直な偏波のものはほとんど損失を受
けないことを利用し、片方の偏波モードのみ発振させる
ことを狙っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の高指数
面を持つ基板を用いる方法では、従来の基板面方位と異
なるため、成長条件が従来のものよりも厳しくなってし
まうという問題があり、また、特殊な基板のためコスト
も上昇することが避けられないという問題がある。
【0015】また、発振可能な偏波モードは一方に決定
されるものの、自由に偏波モードを制御することはでき
ないという問題もある。
【0016】また、上述の金属グレーティングを設ける
方法の場合にも、偏波方向は予め決まってしまい、さら
に、金属グレーティングの周期は発振させようとしてい
る光の波長と同じオーダーにする必要があるため、作製
が非常に困難になるという問題がある。
【0017】したがって、本発明は、面発光の光源とし
ての特性を維持したまま所望の偏波モードで発振させる
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成図であり、この図1を参照して本発明における課題を
解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 上記目的を達成するため、本発明は、活性層6の上下に
反射鏡4を有する垂直共振器を持つ偏波制御面型半導体
レーザにおいて、少なくとも一部を少なくともMn,C
d,Co,V,Cr,Ni,Feのいずれかを構成元素
として含む磁性半導体層2で構成したことを特徴とす
る。
【0019】この様に、少なくとも一部を少なくともM
n,Cd,Co,V,Cr,Ni,Feのいずれかを構
成元素として含む磁性半導体層2で構成することによっ
て、磁場印加時に磁性半導体の磁気光学効果によって複
屈折率性が現れ、印加磁場に沿った方向の偏波モードに
対する屈折率と、それに垂直な方向の偏波モード屈折率
が異なるため、偏波モードの選択性が得られる。
【0020】この場合、磁性半導体層2が、少なくとも
一方の分布反射鏡4を構成していることが望ましい。
【0021】即ち、図1(a)に示すように、磁場Bが
印加されない状態においては、二つの偏波モードpol
1 及びpol2 に対する磁性半導体層2の屈折率n1
2は等しいものの、図1(b)に示すように、磁場B
を印加した状態においては、磁場Bの方向に沿った偏波
モードpol2 に対する屈折率が変化してn1 ≠n2
なる。
【0022】その結果、元々λ/4nの膜厚にあった磁
性半導体層2は、この厚さからズレることになり、分布
反射鏡4の反射スペクトルの中心波長が設計値と異なる
波長になり、pol2 の損失が大きくなり屈折率が変化
しないpol1 の偏波モードが優勢となって発振を開始
することになる。実際、|n1 −n2 |〜0.01で偏
波モード間の閾値利得差は5cm-1以上となり、単一偏
波動作が可能となる。
【0023】しかも、分布反射鏡4を構成する通常の半
導体層3と磁性半導体層2との2つの材料の膜厚のデュ
ーティ比も、磁性半導体層2の屈折率は変化することに
よって1:1からズレるために最大反射率が低下し、損
失が大きくなるのでこの事情を図2を参照して説明す
る。
【0024】図2参照 図2は、磁場印加による反射スペクトルの変化を示す図
であり、磁場の印加によって、磁場の印加方向に沿った
偏波モードであるpol2 に対する屈折率が変化して、
pol2 に対する反射率がpol1 に対する反射率より
低下することになる。
【0025】また、本発明は、少なくとも一部が磁性半
導体層2で構成される偏波制御面型半導体レーザの駆動
方法において、基板1に平行な方向に磁場を印加するこ
とによって偏波モードを選択することを特徴とする。
【0026】この様に、磁場を印加する方向を制御する
ことによって、所望する偏波モードでレーザ発振させる
ことができ、注入電流を変化させても偏波モードが変化
することがなく、したがって、途中で多大な雑音が発生
することもない。
【0027】
【発明の実施の形態】ここで、図3を参照して、本発明
の実施の形態の面型半導体レーザを説明するが、ここで
は、0.98μm帯で発振する面型半導体レーザとして
説明する。 図3参照 図3は、本発明の実施の形態の面型半導体レーザの概略
的斜視図であり、(001)面を主面とするn型GaA
s基板11上に、MOCVD法(有機金属気相成長法)
を用いて、(In0.47Al0.530.97Mn0.03P組成の
n型InAlMnP層12とn型GaAs層12をλ/
4n(λ=0.98μm、nは屈折率)相当の厚さで、
例えば、25ペア堆積させて下側分布反射鏡14を構成
する。
【0028】次いで、Al組成比が0.3で、厚さが、
例えば、112.8nmのi型AlGaAs層15を介
して厚さが、例えば、10nmの4層のi型GaAsバ
リア層16及びIn組成比が0.2で、厚さが、例え
ば、8nmの3層のi型InGaAsウエル層17を交
互に堆積させてMQW活性層を形成したのち、再び、A
l組成比が0.3で、厚さが、例えば、112.8nm
のi型AlGaAs層18を堆積させて共振器19を構
成する。
【0029】次いで、(In0.47Al0.530.97Mn
0.03P組成のp型InAlMnP層20とp型GaAs
層21をλ/4n相当の厚さで、下側分布反射鏡のペア
数より少なく、例えば、23ペア堆積させて上側分布反
射鏡22を構成する。この様に、上下の分布反射鏡を非
対称にし上側の反射率を低減することによって、上側か
ら優先的にレーザ光を出力することができる。
【0030】次いで、厚さが、例えば、200nmのp
型GaAsコンタクト層23を堆積させ、次いで、p型
GaAsコンタクト層23を円環状にエッチングすると
ともに、全体を直径が5〜10μm、例えば、10μm
の円筒状になるようにエッチングする。
【0031】最後に、n型GaAs基板11及びp型G
aAsコンタクト層23に夫々オーミック性のn側電極
25及びp側電極24を形成したのち、上側分布反射鏡
22の露出面に単層膜からなる反射防止膜(図示を省
略)を設けることによって、円型半導体レーザの基本構
造が完成する。
【0032】この様に作製した面型半導体レーザの活性
層の主面と平行な方向に、上記の図1(b)に示すよう
に磁場Bを印加することによって、レーザ光の偏波モー
ドを一方のモードに制御することができる。
【0033】この本発明の実施の形態においては、基板
に特殊な面方位のものを使う必要がなく、且つ、構造も
特殊では無いため、プロセスの難易度が従来を上回るこ
ともなく、偏波モードを任意に制御することが可能にな
る。
【0034】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は実施の形態に記載した構成及び条件に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記
の実施の形態においては磁性半導体の例としてInAl
MnPをを挙げたが、これに限らずGaAs基板に格子
整合する結晶構造であれば、任意の磁性半導体材料が可
能であり、InGaMnP、InAlMnAs、InG
aMnAs等の、InAlMnPにおけるMn以外のII
I 族元素或いはV族元素を他のIII 族元素或いはV族元
素に置き換えた磁性半導体を用いても良いものである。
【0035】また、上記の磁性半導体は閃亜鉛鉱型結晶
構造の半導体であるが、下記のカルコパイライト構造を
有する磁性半導体を用いても良いものである。例えば、 (T0.5 IV0.5 x III1-xV型半導体 (Mn0.5 Si0.5 x In1-x P;x=0.68±
0.1 (Mn0.5 Ge0.5 x In1-x P;x=0.82±
0.1 (Mn0.5 Sn0.5 x Ga1-x P;x=0.54±
0.1 T0.5 (IVx IV'1-x0.5 V型半導体 Mn0.5 (Six Sn1-x 0.5 P;x=0.59±
0.1 Mn0.5 (Gex Sn1-x 0.5 P;x=0.76±
0.1 T0.5 IV0.5 x V'1-x型半導体 Mn0.5 Si0.5 x As1-x ;x=0.41±0.1 Mn0.5 Si0.5 x Sb1-x ;x=0.82±0.1 Mn0.5 Ge0.5 x As1-x ;x=0.73±0.1 Mn0.5 Ge0.5 x Sb1-x ;x=0.92±0.1 (IIx 1-x 0.5 IV0.5 V型半導体 (Znx Mn1-x 0.5 Si0.5 As;x=0.62±
0.1 (Cdx Mn1-x 0.5 Ge0.5 P;x=0.69±
0.1 等の四元混晶、或いは、これらの四元混晶を基にした五
元混晶を用いても良いものである。なお、上記各混晶の
おける組成比xについての各数値は、GaAs基板と構
成整合する組成比xの値である。
【0036】また、上述の磁性半導体としては、Mnを
必須の構成元素としているが、Mnは必ずしも必須では
なく、Mnを含まない場合には、Mnの代わりに、C
d,Co,V,Cr,Ni,Feのいずれかを含んでい
れば良い。
【0037】また、上記の実施の形態においては、磁性
半導体を分布反射鏡の構成部材として用いているが、分
布反射鏡に限られるものではなく、共振器内を伝搬する
光電界の全体若しくは一部分との重なりを有する場所で
あれば良く、それによって、所定の効果が得られるもの
である。
【0038】また、上記の実施の形態においては、活性
層を3層のウエル層からなるMQW活性層としている
が、ウエル層は3層に限られるものではなく、バルク活
性層を含めてどの様な構成でも良いが、所定の出力を得
るためには3層以上が好適であり、また、ウエル層を光
電界分布の腹の近傍に位置させるためには5層以下が好
適である。
【0039】また、上記の実施の形態の形態において
は、分布反射鏡を構成するInAlMnPや共振器を構
成するAlGaAsのAlが酸化して円筒状共振器の周
側面には電流が流れないようになっているが、酸素イオ
ン等を注入して積極的に電流狭窄機構を設けても良いも
のである。
【0040】また、上記の実施の形態においては、発振
波長λを0.98μm帯としているが、1.55μm帯
等の他の発振波長の場合にも適用されるものであり、そ
の場合には、基板としてInP基板を用いるとともに、
活性層としてInGaAsP等を用いれば良く、分布反
射鏡としてはInP基板に格子整合する組成比の磁性半
導体を用いれば良い。
【0041】また、上記の実施の形態においては、全体
の形状を円筒状にしているが、円筒状である必要は必ず
しもなく、例えば、四角柱状等の多角形柱状の形状を採
用しても良いものである。
【0042】また、上記の実施の形態においては、単体
の面型半導体レーザとして説明しているが、モノリシッ
クにアレイ状に配置しても良いものである。
【0043】また、上記の実施の形態においては、磁場
印加手段は一つであるが、2つの磁場印加手段を互いの
磁場印加方向が直交するように配置し、磁場印加手段を
選択することによって、偏波モードを選択するようにし
ても良いものである。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、面型半導体レーザにお
いて、磁性半導体層を導入することにより、任意の方向
に偏波を制御することが可能になり、これによって、偏
波のスイッチングに伴う雑音のない安定した偏波を持つ
面型半導体レーザを容易に作製することができ、ひいて
は、光情報処理技術分野の発展に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】磁場印加による反射スペクトル変化の説明図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の面型半導体レーザの概略
的斜視図である。
【図4】従来の面型半導体レーザの概略的斜視図であ
る。
【図5】従来の面型半導体レーザの光出力−電流特性図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 磁性半導体層 3 半導体層 4 分布反射鏡 5 分布反射鏡 6 活性層 11 n型GaAs基板 12 n型InAlMnP層 13 n型GaAs層 14 下側分布反射鏡 15 i型AlGaAs層 16 i型GaAsバリア層 17 i型InGaAsウエル層 18 i型AlGaAs層 19 共振器 20 p型InAlMnP層 21 p型GaAs層 22 上側分布反射鏡 23 p型GaAsコンタクト層 24 p側電極 25 n側電極 31 n型GaAs基板 32 n型AlAs層 33 n型GaAs層 34 下側分布反射鏡 35 i型AlGaAs層 36 i型GaAsバリア層 37 i型InGaAsウエル層 38 i型AlGaAs層 39 共振器 40 p型AlAs層 41 p型GaAs層 42 上側分布反射鏡

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性層の上下に反射鏡を有する垂直共振
    器を持つ面型半導体レーザにおいて、少なくとも一部を
    少なくともMn,Cd,Co,V,Cr,Ni,Feの
    いずれかを構成元素として含む磁性半導体層で構成した
    ことを特徴とする偏波制御面型半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 上記磁性半導体層が、少なくとも一方の
    分布反射鏡を構成していることを特徴とする請求項1記
    載の偏波制御面型半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 上記活性層の近傍に、前記活性層の主面
    の平行な方向に磁場を印加する手段を、互いに直交する
    ように2つ設けたことを特徴とする請求項2記載の面型
    半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    偏波制御面型半導体レーザの駆動方法において、基板に
    平行な方向に磁場を印加することによって偏波モードを
    選択することを特徴とする偏波制御面型半導体レーザの
    駆動方法。
  5. 【請求項5】 上記磁場を、上記磁性半導体層と面型半
    導体レーザを構成する前記磁性半導体層2以外の半導体
    層との屈折率変化の差の絶対値が0.01以上になるよ
    うに印加することを特徴とする請求項4記載の面型半導
    体レーザの駆動方法。
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