JP2003228818A - 磁気ハードディスクなどの媒体の表面を動的電気テスト中などの動作中に処理する方法及び装置 - Google Patents

磁気ハードディスクなどの媒体の表面を動的電気テスト中などの動作中に処理する方法及び装置

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JP2003228818A
JP2003228818A JP2002333605A JP2002333605A JP2003228818A JP 2003228818 A JP2003228818 A JP 2003228818A JP 2002333605 A JP2002333605 A JP 2002333605A JP 2002333605 A JP2002333605 A JP 2002333605A JP 2003228818 A JP2003228818 A JP 2003228818A
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グオキアン チェン
Jia Bing Shen
ジアビン シェン
Yu Li
ユウ リ
Hong Tian
ホン ティアン
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 磁気ハードディスクなどの媒体の表面を
動的電気テスト中などの動作中に、処理(例えば、欠陥
を除去するために研磨)するシステム及び方法である。
媒体の表面を処理するためのヘッドの製造方法も開示さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ハードディス
クドライブの製造に関する。より特定的には、本発明
は、磁気ハードディスクなどの媒体の表面を電気テスト
中などの動作中に、処理(例えば、欠陥を除去するため
に研磨)するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ハードディスクドライブの特性、効
率及び信頼性を向上させるために、品質制御を向上する
種々の方法が従来より用いられている。その1つの方法
は、薄膜層をデポジットした後に、その表面からごみや
凹凸を除去するべくハードディスクをクリーニング及び
研磨(バーニッシュ、burnish)することを含ん
でいる。増大していく面積密度に対応するため、浮上
量、ディスク粗さ及びカーボン厚などのパラメータは、
絶え間なく低減化されている。このようなパラメータに
適合するディスクを製造可能とするには、ハードディス
クの下準備(preparation)を改良する必要
がある。
【0003】従来技術においては、ヘッドジンバルアセ
ンブリ(HGA)などのハードドライブサスペンション
のスライダに置き換わる研磨ヘッド(burnishi
nghead)が、磁気ヘッドのダイナミック電気テス
ト(DET)の間にディスク表面をオンラインでふき取
りする(swab)のに用いられる。このような研磨ヘ
ッドは、通常、ダイアモンド研磨手段によって構成され
ており、これは、研磨された表面に欠けを発生し易く、
また、望ましくないヘッド粒子の分散を招く可能性があ
る。さらに、一般的な研磨ヘッドの形状は、急激な浮上
や高いダイナミックピッチ角を招き、最適な研磨に必要
とされている媒体(ハードディスク)表面と研磨面とを
ほぼ平行にすることが不可能となる。
【0004】媒体の製造には、数種の異なるデザインの
研磨ヘッドが現在のところ用いられている(例えば特許
文献1、2、3)。いくつかのヘッドは、ヘッド面の横
方向全体に渡って拡がる研磨エッジを提供する研磨用隆
起を備えている。他のデザインのヘッドは、研磨面の種
々の位置に研磨パッドを有しており、2つの部材間に長
さ方向の溝を有している。
【0005】
【特許文献1】米国特許第6267645号明細書
【特許文献2】米国特許第6249945号明細書
【特許文献3】米国特許第5782680号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】低能力の研磨ヘッドに
よると低い研磨生産量となり、また過度に強力な研磨ヘ
ッドはディスク面のスクラッチや損傷をもたらし、これ
はディスクの腐食につながる。最も一般的に使用されて
いる研磨ヘッドは、砥石車カットによる「ワッフル」パ
ターンを備えた矩形や三角形などの多角形形状を有して
いる。
【0007】図1は、従来の一般的な研磨ヘッドを示し
ている。このような「ワッフル」研磨ヘッドの製造は、
ダイアモンド砥石車でヘッド基板にスロットをつけるこ
と(図2参照)及びテーパラップ仕上げによって行われ
る。しかしながら、(この形状を得るために)このよう
な製造方法を用いると、セラミック内に微小の割れがお
き易く、さらに、微粒子が発生し易くなる。この形状の
鋭角のコーナー102(一般的なもの)は、ストレスが
集中する領域であり容易に壊れ落ちてディスク内に埋め
込まれてしまう。さらに、前述したように、研磨ヘッド
は、通常、テーパ104を前縁108及び/又は後縁1
06に備えている。
【0008】図2は、従来用いられていた「ワッフルヘ
ッド」パターンを作成するための研削工程を示してい
る。まず、研磨部材に砥石車によって、数個の平行な溝
を対角線方向202に彫る(研削工程1)。次いで、砥
石車によって、数個の平行な溝を他の(垂直な)対角線
方向204に彫る(研削工程2)。次いで、研磨部材を
その長さと垂直な方向206に完全に切断して個々の
(「ワッフルヘッド」)研磨パッド208を作成する。
【0009】このようなヘッドは、媒体を製造する際に
粗い表面を研磨するために設計されており、磁気ヘッド
のDETにおいて、媒体のテスト表面をふき取りするの
に使用するにはあまりにも強力過ぎる。このため、上述
したような問題を起すことなく、磁気ハードディスクな
どの媒体の表面をオンライン中に、処理(例えば、欠陥
を除去するために研磨)するためのシステムが要望され
る。
【0010】従って本発明の目的は、媒体の表面に影響
を与えるシステムを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、媒体の表面に影響を
与える方法を提供することにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、研磨ヘッドを
製造する方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
長円形パッドを有する構成要素を備えており、構成要素
は、媒体及び構成要素が相互に動く際に複数の長円形パ
ッドと媒体の表面との間の物理的な干渉によって媒体の
表面に影響を与えるように構成されているシステムが提
供される。
【0014】本発明によれば、さらに、媒体及び複数の
長円形パッドを有する構成要素が相互に動く際に該構成
要素の複数の長円形パッドと媒体の表面との間に物理的
な干渉を与える、媒体の表面に影響を与える方法が提供
される。
【0015】長円形パッドが、構成要素の軸に関して実
質的に対称な分布で構成要素上に位置しており、この軸
が構成要素の動きベクトルにほぼ平行であり、パッド分
布が複数の長円形パッド間に複数の空気流通過路を提供
することが好ましい。
【0016】長円形パッドは、構成要素が媒体の表面を
通過する際に物理的な干渉が実質的に連続する、構成要
素の幅とほぼ等しい領域を提供するような大きさ及び分
布で構成要素上に位置していることが好ましい。
【0017】構成要素が媒体の表面を研磨するものであ
り、複数の長円形パッドが研磨面を形成していることが
好ましい。
【0018】研磨面が平面の全方向に実質的に平坦であ
り、パッドがこれらパッド間の空気流により複数の通過
路内に少なくとも1つの低圧領域を生成するような形状
及び分布を有していることが好ましい。
【0019】構成要素が、廃棄ウエハ材料によるセラミ
ックダミースライダであることが好ましい。
【0020】構成要素が研磨ヘッドであり、媒体が磁気
ハードディスクであることが好ましい。
【0021】研磨ヘッドは磁気ハードディスクが回転す
る際に磁気ハードディスクの内径部から外径部へ移動す
ることによって磁気ハードディスクを研磨するものであ
り、スライダが磁気ハードディスクのほぼ全表面をカバ
ーするらせん状の経路を形成するように、磁気ハードデ
ィスクが角速度の値を有しておりかつスライダが半径方
向速度の値を有していることが好ましい。
【0022】研磨ヘッドが、磁気ハードディスクの表面
上をわずかに浮上する際に磁気ハードディスクの表面を
研磨するものであることが好ましい。
【0023】研磨ヘッドが、磁気ハードディスクの表面
上を実質的に平坦に浮上する際に磁気ハードディスクの
表面を研磨するものであることが好ましい。
【0024】各長円形パッドが、磁気ハードディスクの
表面に垂直な軸を有する第1のアークである前縁と、磁
気ハードディスクの表面に垂直な軸を有しかつ第1のア
ークより大きな径を有する第2のアークである後縁とを
備えていることが好ましい。
【0025】各長円形パッドが、滴形に形成されている
ことが好ましい。
【0026】複数の長円形パッドが、イオンエッチング
及び潤滑材の被覆によって研磨ヘッドに形成されている
ことが好ましい。
【0027】各長円形パッドが丸いパッド表面によって
磁気ハードディスクの表面に接触するものであり、潤滑
材の被覆がシリコン及びダイアモンドライクカーボン
(DLC)を適用することを含んでいることが好まし
い。
【0028】研磨ヘッドが前縁から後縁まで、3つのパ
ッドを有する前縁列、4つのパッドを有する第2列、3
つのパッドを有する第3列、4つのパッドを有する第4
列及び2つのパッドを有する後縁列なる配列のパッド列
を備えた16個の長円形パッドのほぼ均一な分布を含ん
でおり、分布が長円形パッドのほぼ十文字のパターンを
与えていることが好ましい。
【0029】本発明によれば、さらにまた、ローバーを
フォトリアクティブ膜で被覆し、被覆した膜にマスクを
介して特定の波長範囲の光を印加し、被覆した膜の露光
されていない領域を現像液により除去することにより、
被覆した膜の露光された領域を前記ローバーのフォトレ
ジスト表面として残し、ローバーをイオンミリングによ
ってエッチングすることによって研磨面を作成する研磨
ヘッドの製造方法が提供される。
【0030】ローバーがリサイクルされたウエハ材料に
よって形成されており、マスクがクロムマスクであり、
光が紫外光であり、現像液が0.75% NaCO
であることが好ましい。
【0031】研磨面にカーボン薄膜を被覆することが好
ましい。
【0032】スパッタリング法によって研磨面がシリコ
ン及びDLCで被覆され、研磨面が複数の凸状の長円形
パッドを含んでおり、研磨ヘッドの製造方法が真空に近
い環境下で行われることが好ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】図3は本発明の思想に基づく(H
GAに取り付けられた)研磨ヘッドを示す図である。1
つの実施形態において、研磨ヘッド(スライダ)302
は、一般的には、研磨ヘッドの対称軸306に関して対
称に配置された複数の長円パッド304を含んでいる。
1つの実施形態において、パッド304は、ヘッド粒子
の生成や欠けの発生を低減するために、ダイアモンド研
削に代えてイオンエッチングで作成される。さらに、1
つの実施形態において、研磨ヘッド302はその前縁3
08又は後縁310にテーパを有しない構造に作成され
る。これは、早急な(急激な)浮上や高いダイナミック
ピッチ角を避けるためである。以下に説明するように、
研磨ヘッド(スライダ)のパッド304の形状及び分
布、さらには浮上面(ABS)の短い長さ及び平坦さに
よって、この研磨ヘッドを媒体表面とほぼ平行に浮上さ
せることができる。1つの実施形態において、研磨ヘッ
ドの底面は、ヘッド/ディスクインターフェース(HD
I)を最適化するためにシリコン及びダイアモンドライ
クカーボン(DLC)によって被覆されている。後に図
11に関連して述べるように、グジクテクニカルエンタ
プライズ(Guzik Technical Ente
rprises(登録商号))などによるDET装置に
組み付けて動作させた場合、研磨ヘッド302は、内径
部IDにロードされ、ディスクが回転するにつれ徐々に
IDから外径部(OD)へ摺動し、ODにおいてアンロ
ードされる(図11参照)。この動作によって、テスト
中のトラック上の汚れ及び微小な凹凸を除去することが
でき、歩留まりの向上及び媒体の消耗低減が可能とな
る。
【0034】本発明の1つの実施形態において、研磨ヘ
ッド302は、リサイクルされた廃棄ウエハなどのダミ
ーの磁気ウエハ即ち従来のセラミックから形成されてい
る。イオンエッチング工程を取り入れることにより、研
磨ヘッドの形状の可能性が拡がる。イオンエッチング
は、フォトリソグラフィと組み合わせることによって、
ばく大な数の放物面幾何学形状を作成することができ
る。さらに、前述したように、イオンエッチングによっ
て作成することができる放物面形状は、通常の研削方法
に比して、特性の向上、欠けの低減化及びディスク損傷
の低減化を図ることができる。
【0035】1つの実施形態において、研磨ヘッド30
2は、ダミーの磁気ウエハ(ローバー)即ちセラミック
材料(リサイクルされた材料)による矩形ボディから形
成されている。パッド304はイオンミリング(IM)
によって彫られている。アルミナ層に対して反応性イオ
ンエッチング(RIE)を行うことに伴う危険性から、
例えばコアメタルが露出する危険性から、RIEの代わ
りにIMが用いられている。IM工程は、RIE工程に
比べ、全ての材料に対してほぼ同じエッチングレートで
実施することができる。
【0036】前述したように、1つの実施形態におい
て、研磨ヘッド302は、早急な浮上や高いダイナミッ
クピッチ角を避けるため、ABSの前縁308又は後縁
310にテーパを有していない。平坦なABSにパッド
304を配置することにより、研磨すべき媒体上をほぼ
平行に浮上させることができる。これは、媒体との軽い
(穏やかな)接触もたらし、表面に欠陥が生じることを
防止する。さらに、研磨にABS全体を用いることによ
り、ストレス集中を避けることができる。ディスク上に
研磨ヘッドが激しく接触すると、ヘッドが振動しカーボ
ン被覆層に損傷を与えるかもしれない。さらに、「ロー
ド・アンロード」(LUL)中に研磨ヘッド302に生
じるいかなるダイナミックピッチ及びロールも、研磨ヘ
ッド302のエッジが媒体に溝状の傷を発生させる原因
となる。さらにまた、前述したように、1つの実施形態
において、HDIを改善するために、ヘッド302の研
磨面が潤滑のため及び耐久性を高めるためにシリコン及
びDLCで被覆されている。シリコン/DLC被覆は、
再デポジットにより遊離した粒子を落ち着かせるために
IMの後に行われる。
【0037】1つの実施形態において、研磨ヘッド30
2の大きさは現行のスライダとほぼ同じ(1.235×
1.0×0.3mm)であり、HGAアセンブル工程の
ものを利用する。即ち、研磨ヘッド302は、そのDE
Tの間、固定冶具の制限なしにオンラインで利用できる
ように関連するサスペンション312上に装着される。
【0038】図4は、本発明の思想に基づく、研磨ヘッ
ドの断面及び長円形研磨パッドの形状を示す図である。
1つの実施形態において、パッド402は、研磨ヘッド
404の幅にわたって均一に分布配置されている。1つ
の実施形態において、各パッド402は、研磨エッジ4
06がヘッド404の前縁に対向しこれにより汚れを集
めかつディスクの凹凸をスムースにするように配向して
いる。1つの実施形態において、パッド402が長円形
(滴形)の形状を有しているため、研磨ヘッド404
は、シーク動作(図12参照)を行う際に空気流のスキ
ュー角に影響されにくい。また、ヘッド404のこの形
状は、媒体との接触ストレスを最小にすることができ
る。1つの実施形態において、ヘッド404の表面は、
全ての研磨ヘッド404が媒体の表面と平行となりかつ
研磨を行うことができるように、平坦なクラウン、キャ
ンバー及びツイスト形状(図7参照)を含む平坦なAB
Sを有している。
【0039】図5は、本発明の思想に基づく研磨ヘッド
の底面及び側断面を示す図である。1つの実施形態にお
いて、パッドは、3つの均一に分布配置された前パッド
504と、これに続く第2列の4つの均一に分布配置さ
れたパッド506と、これに続く第3列の3つの均一に
分布配置されたパッド508と、これに続く第4列の4
つの均一に分布配置されたパッド510と、2つの後パ
ッド512とを含んだ構成となっている。このような典
型的な配置のパッドは、ほぼ対角線方向のパターンを提
供する。
【0040】1つの実施形態において、パッド形状が長
円形であることにより、パッド間の領域は、媒体表面上
を移動する間、その周囲の空気圧に対して部分的に真空
状態となる。この真空は、(通常の空気流表面速度に比
べて)空気流の表面速度が増大することによって形成さ
れる。1つの実施形態において、発生した真空は、研磨
ヘッドを媒体表面に軽く保持させる均一に分布された吸
引力(図9参照)を提供する。この特性は、浮上安定性
を維持すると共に、汚れの吸収及び除去を助ける。
【0041】1つの実施形態において、ヘッドが特定の
トラックをシークする際に大きなスキュー角(図12参
照)の原因となる研磨ギャップを避けるために、典型的
な空気溝(通路)502の角度θは25°より大きい。
また、1つの実施形態において、研磨ヘッドの下の空気
圧をバランスさせるため及び理想的な浮上姿勢を得るた
めに、後パッド512は中心のパッドを含んでいない。
【0042】図6は、本発明の思想に基づく研磨ヘッド
602の後縁の断面を示す図である。
【0043】図7は、目的に応じたクラウン(長さ方向
の放物面変形)、キャンバー(幅方向の放物面変形)及
びツイスト(対角線コーナーの等しい変位をたらす放物
面変形)などのABS用の放物面形状の斜視図である。
【0044】より詳しく説明すると、クラウンは、スラ
イダの長さ方向の放物面変形(歪み)である。正のクラ
ウンは凸状の歪み(スライダの中央における間隔が小さ
くなる)を示し、負のクラウンは凹状の歪み(スライダ
の中央における間隔が大きくなる)を示す。クラウン
は、 (x,y)における変位=4R(x/L−(x/
L)) によって計算される。ここで、Lはスライダの長さ、R
はクラウンである。
【0045】キャンバーは、スライダの幅方向の放物面
変形(歪み)である。正のキャンバーは凸状の歪み(ス
ライダの中央における間隔が小さくなる)を示し、負の
キャンバーは凹状の歪み(スライダの中央における間隔
が大きくなる)を示す。キャンバーは、 (x,y)における変位=4A(y/W−(y/
W)) によって計算される。ここで、Wはスライダの幅、Aは
キャンバーである。
【0046】ツイストは、スライダの対角線コーナーの
等しい変位をたらす放物面変形(歪み)である。正のツ
イストは内前縁及び外後縁が凹むこと(間隔が大きくな
る)を示し、負のツイストは外前縁及び内後縁がレール
状となること(小さくなる)を示す。ツイストは、 (x,y)における変位=4T(x/L−0.5)(y
/W−0.5) によって計算される。ここで、Lはスライダの長さ、W
はスライダの幅、Tはツイストである。
【0047】図8は、目的に応じた、媒体表面に対する
スライダ(研磨ヘッド)802の種々の向きを示す図で
ある。
【0048】図9は、本発明の思想に基づく研磨ヘッド
の空気圧の分布(等圧線)を示す図である。前述したよ
うに、1つの実施形態において、パッド902の典型的
な分布配置及び形状によって、研磨ヘッドに対して均衡
した吸引力を提供する典型的な低い空気圧(真空)領域
904が得られる。
【0049】1つの実施形態において、パッド902が
長円形の形状を有していることによって、媒体表面上を
移動している際にパッド間の領域904がその周りの空
気圧に対して部分的に低圧の真空状態となる。この真空
は、(通常の空気流表面速度に比べて)空気流の表面速
度が増大することによって形成される。1つの実施形態
において、発生した真空は、研磨ヘッドを媒体表面に軽
く保持させる均一に分布された吸引力を提供する。この
特性は、浮上安定性を維持すると共に、汚れの吸収及び
除去を助ける。
【0050】図10は、本発明の思想に基づく研磨ヘッ
ドを製造する際のイオンエッチング工程及びスパッタリ
ング工程を説明する図である。前述したように、イオン
エッチングは、複雑な幾何学形状のばく大な数の配列を
形成可能である。ほとんど全ての2次元形状をセラミッ
クによるスライダ部材表面にイオンエッチングすること
ができ、エッチングされた表面には実質的にストレスが
残らず、かつ微小の割れを防止することができるのでヘ
ッド微粒子発生の低減化及び欠けの低減化を図ることが
できる。また、1つの実施形態において、前述したよう
に、研磨ヘッドは、コア材料を含むダミーウエハで形成
されている。パッドは、化学的RIEではなく、アルミ
ニウム層上でRIEを用いる危険(例えばコアメタルの
露出)を避けるために物理的IMによって彫られてい
る。
【0051】1つの実施形態において、ローバー100
2、即ちセラミック材料によるストリップは、その全体
がフォト膜1004によって被覆されている。1つの実
施形態において、パッド形状を規定するためにクロムマ
スク1006が使用される。被覆フォト膜1004は、
このマスク1006を通過する紫外線光によって露光さ
れる。1つの実施形態において、現像液(0.75%
NaCO)により露光されていない領域が除去さ
れ、露光された領域が残ってローバー1002の表面に
取着された膜パターンを形成する。この膜パターンは、
その領域をイオンエッチング1010から保護するフォ
トレジスト1008を構成する。通常、空気溝の深さ
(パッドの高さ)は、イオンエッチング1010が行わ
れる時間によって制御される。
【0052】次いで、1つの実施形態において、研磨面
全体(空気溝を含む)にわたってカーボン薄膜を被覆す
る。スパッタリング1012の技術を用いることによ
り、研磨ヘッドの表面は、シリコン及びDLCによって
被覆される。前述したように、この被覆は、再デポジッ
トにより遊離した粒子を落ち着かせるため、並びに境界
面の潤滑のため及びヘッドの耐久性を高めるために、イ
オンミリング(IM)の後でなされる。1つの実施形態
において、これらの全ての工程は真空に近い環境下で行
われる。
【0053】次いで、1つの実施形態において、個々の
研磨ヘッドに分離され、クリーニングされ、ABSの平
坦性を判断するために(光学干渉装置、例えばベッコ
(Vecco、登録商標)装置、などの装置によって)
検査される。
【0054】図11は、本発明の思想に基づく、付随す
るサスペンション1104を備え磁気ハードディスク1
110に接触している上面及び下面研磨ヘッド1102
の断面を示す図である。前述したように、研磨ヘッド1
102は、内径部(ID)1106にロードされ、媒体
(ディスク)1110が回転するにつれ徐々にIDから
外径部(OD)1108へ摺動し、OD1108におい
てアンロードされる。この動作によって、テスト中のト
ラック上の汚れ及び微小な凹凸を除去することができ、
歩留まりの向上及び媒体の消耗低減が可能となる。
【0055】図12は、本発明の思想に基づく、付随す
るサスペンション1204を備え磁気ハードディスク1
206に接触している研磨ヘッド1202の頂面を示す
図である。同図には、さらに、空気流のスキュー角12
08が示されている。このスキュー角は、スライダの方
向1212と空気流の方向1210との差によって定義
される。
【0056】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的な研磨ヘッドを示す図である。
【図2】従来用いられていた「ワッフルヘッド」パター
ンを作成するための研削工程を示す図である。
【図3】本発明の思想に基づく研磨ヘッドを示す図であ
る。
【図4】本発明の思想に基づく、研磨ヘッドの断面及び
長円形研磨パッドの形状を示す図である。
【図5】本発明の思想に基づく研磨ヘッドの底面及び側
断面を示す図である。
【図6】本発明の思想に基づく研磨ヘッドの後縁の断面
を示す図である。
【図7】目的に応じたクラウン、キャンバー及びツイス
トなどのABS用の放物面形状の斜視図である。
【図8】目的に応じた、媒体表面に対する研磨ヘッドの
種々の向きを示す図である。
【図9】本発明の思想に基づく研磨ヘッドの圧力の分布
(等圧線)を示す図である。
【図10】本発明の思想に基づく研磨ヘッドを製造する
際のイオンエッチング工程及びスパッタリング工程を説
明する図である。
【図11】本発明の思想に基づく、付随するサスペンシ
ョンを備え磁気ハードディスクに接触している上面及び
下面研磨ヘッドの断面を示す図である。
【図12】本発明の思想に基づく、付随するサスペンシ
ョンを備え磁気ハードディスクに接触している研磨ヘッ
ドの頂面を示す図である。
【符号の説明】
102 コーナー 104 テーパ 106、310 後縁 108、308 前縁 202、204 対角線方向 206 垂直な方向 208 研磨パッド 302、404、602、802、1102、1202
研磨ヘッド(スライダ) 304、402、504、506、508、510、5
12、902 パッド 306 対称軸 312、1104、1204 サスペンション 406 研磨エッジ 502 空気溝(通路) 904 低い空気圧(真空)領域 1002 ローバー 1004 フォト膜 1006 クロムマスク 1008 フォトレジスト 1010 イオンエッチング 1012 スパッタリング 1106 内径部(ID) 1108 外径部(OD) 1110、1206 磁気ハードディスク 1208 スキュー角 1210 空気流の方向 1212 スライダの方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェン ジアビン 中華人民共和国, グアンドン プロヴィ ンス, ドンガンシティ, ナンチェン, ウィナーウェイ インダストリアル エ リア (72)発明者 リ ユウ 中華人民共和国, グアンドン プロヴィ ンス, ドンガンシティ, ナンチェン, ウィナーウェイ インダストリアル エ リア (72)発明者 ティアン ホン 香港新界葵涌葵豊街38−42號 新科工業中 心 新科實業有限公司内 Fターム(参考) 3C049 AA01 AA09 CA01 CB01 5D112 GA12

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の長円形パッドを有する構成要素を
    備えており、該構成要素は、媒体及び該構成要素が相互
    に動く際に前記複数の長円形パッドと該媒体の表面との
    間の物理的な干渉によって該媒体の表面に影響を与える
    ように構成されていることを特徴とする媒体の表面に影
    響を与えるシステム。
  2. 【請求項2】 前記長円形パッドが、前記構成要素の軸
    に関して実質的に対称な分布で該構成要素上に位置して
    おり、該軸が前記構成要素の動きベクトルにほぼ平行で
    あり、前記パッド分布が前記複数の長円形パッド間に複
    数の空気流通過路を提供していることを特徴とする請求
    項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記長円形パッドは、前記構成要素が前
    記媒体の表面を通過する際に物理的な干渉が実質的に連
    続する、該構成要素の幅とほぼ等しい領域を提供するよ
    うな大きさ及び分布で前記構成要素上に位置しているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記構成要素が前記媒体の表面を研磨す
    るものであり、前記複数の長円形パッドが研磨面を形成
    していることを特徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記研磨面が平面の全方向に実質的に平
    坦であり、前記パッドが該パッド間の空気流により複数
    の通過路内に少なくとも1つの低圧領域を生成するよう
    な形状及び分布を有していることを特徴とする請求項4
    に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記構成要素が、廃棄ウエハ材料による
    セラミックダミースライダであることを特徴とする請求
    項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記構成要素が研磨ヘッドであり、前記
    媒体が磁気ハードディスクであることを特徴とする請求
    項5に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記研磨ヘッドは前記磁気ハードディス
    クが回転する際に該磁気ハードディスクの内径部から外
    径部へ移動することによって該磁気ハードディスクを研
    磨するものであり、前記スライダが前記磁気ハードディ
    スクのほぼ全表面をカバーするらせん状の経路を形成す
    るように、該磁気ハードディスクが角速度の値を有して
    おりかつ該スライダが半径方向速度の値を有しているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記研磨ヘッドが、前記磁気ハードディ
    スクの表面上をわずかに浮上する際に該磁気ハードディ
    スクの表面を研磨するものであることを特徴とする請求
    項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記研磨ヘッドが、前記磁気ハードデ
    ィスクの表面上を実質的に平坦に浮上する際に該磁気ハ
    ードディスクの表面を研磨するものであることを特徴と
    する請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 各長円形パッドが、前記磁気ハードデ
    ィスクの表面に垂直な軸を有する第1のアークである前
    縁と、前記磁気ハードディスクの表面に垂直な軸を有し
    かつ前記第1のアークより大きな径を有する第2のアー
    クである後縁とを備えていることを特徴とする請求項8
    に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 各長円形パッドが、滴形に形成されて
    いることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記複数の長円形パッドが、イオンエ
    ッチング及び潤滑材の被覆によって研磨ヘッドに形成さ
    れていることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 各長円形パッドが丸いパッド表面によ
    って前記磁気ハードディスクの表面に接触するものであ
    り、前記潤滑材の被覆がシリコン及びダイアモンドライ
    クカーボン(DLC)を適用することを含んでいること
    を特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記研磨ヘッドが前縁から後縁まで、 3つのパッドを有する前縁列、 4つのパッドを有する第2列、 3つのパッドを有する第3列、 4つのパッドを有する第4列、及び 2つのパッドを有する後縁列 なる配列のパッド列を備えた16個の長円形パッドのほ
    ぼ均一な分布を含んでおり、前記分布が長円形パッドの
    ほぼ十文字のパターンを与えていることを特徴とする請
    求項13に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 媒体及び複数の長円形パッドを有する
    構成要素が相互に動く際に該構成要素の前記複数の長円
    形パッドと前記媒体の表面との間に物理的な干渉を与え
    ることを特徴とする媒体の表面に影響を与える方法。
  17. 【請求項17】 前記長円形パッドが、前記構成要素の
    軸に関して実質的に対称な分布で該構成要素上に位置し
    ており、該軸が前記構成要素の動きベクトルにほぼ平行
    であり、前記パッド分布が前記複数の長円形パッド間に
    複数の空気流通過路を提供していることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記長円形パッドは、前記構成要素が
    前記媒体の表面を通過する際に物理的な干渉が実質的に
    連続する、該構成要素の幅とほぼ等しい領域を提供する
    ような大きさ及び分布で前記構成要素上に位置している
    ことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記構成要素が前記媒体の表面を研磨
    するために用いられ、前記複数の長円形パッドが研磨面
    を形成していることを特徴とする請求項18に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記研磨面が平面の全方向に実質的に
    平坦であり、前記パッドが該パッド間の空気流により複
    数の通過路内に少なくとも1つの低圧領域を生成するよ
    うな形状及び分布を有していることを特徴とする請求項
    19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記構成要素が、廃棄ウエハ材料によ
    るセラミックダミースライダであることを特徴とする請
    求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記構成要素が研磨ヘッドであり、前
    記媒体が磁気ハードディスクであることを特徴とする請
    求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記研磨ヘッドは前記磁気ハードディ
    スクが回転する際に該磁気ハードディスクの内径部から
    外径部へ移動することによって該磁気ハードディスクを
    研磨するものであり、前記スライダが前記磁気ハードデ
    ィスクのほぼ全表面をカバーするらせん状の経路を形成
    するように、該磁気ハードディスクが角速度の値を有し
    ておりかつ該スライダが半径方向速度の値を有している
    ことを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記研磨ヘッドが、前記磁気ハードデ
    ィスクの表面上をわずかに浮上する際に該磁気ハードデ
    ィスクの表面を研磨するものであることを特徴とする請
    求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記研磨ヘッドが、前記磁気ハードデ
    ィスクの表面上を実質的に平坦に浮上する際に該磁気ハ
    ードディスクの表面を研磨するものであることを特徴と
    する請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 各長円形パッドが、前記磁気ハードデ
    ィスクの表面に垂直な軸を有する第1のアークである前
    縁と、前記磁気ハードディスクの表面に垂直な軸を有し
    かつ前記第1のアークより大きな径を有する第2のアー
    クである後縁とを備えていることを特徴とする請求項2
    3に記載の方法。
  27. 【請求項27】 各長円形パッドが、滴形に形成されて
    いることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記複数の長円形パッドが、イオンエ
    ッチング及び潤滑材の被覆によって研磨ヘッドに形成さ
    れることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  29. 【請求項29】 各長円形パッドが丸いパッド表面によ
    って前記磁気ハードディスクの表面に接触するものであ
    り、前記潤滑材の被覆がシリコン及びダイアモンドライ
    クカーボン(DLC)を適用することを含んでいること
    を特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記研磨ヘッドが前縁から後縁まで、 3つのパッドを有する前縁列、 4つのパッドを有する第2列、 3つのパッドを有する第3列、 4つのパッドを有する第4列、及び 2つのパッドを有する後縁列 なる配列のパッド列を備えた16個の長円形パッドのほ
    ぼ均一な分布を含んでおり、前記分布が長円形パッドの
    ほぼ十文字のパターンを与えていることを特徴とする請
    求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 ローバーをフォトリアクティブ膜で被
    覆し、 前記被覆した膜にマスクを介して特定の波長範囲の光を
    印加し、 前記被覆した膜の露光されていない領域を現像液により
    除去することにより、該被覆した膜の露光された領域を
    前記ローバーのフォトレジスト表面として残し、 前記ローバーをイオンミリングによってエッチングする
    ことによって研磨面を作成することを特徴とする研磨ヘ
    ッドの製造方法。
  32. 【請求項32】 前記ローバーがリサイクルされたウエ
    ハ材料によって形成されており、前記マスクがクロムマ
    スクであり、前記光が紫外光であり、前記現像液が0.
    75% NaCOであることを特徴とする請求項3
    1に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記研磨面にカーボン薄膜を被覆する
    ことを特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 スパッタリング法によって前記研磨面
    がシリコン及びダイアモンドライクカーボン(DLC)
    で被覆され、該研磨面が複数の凸状の長円形パッドを含
    んでおり、前記研磨ヘッドの製造方法が真空に近い環境
    下で行われることを特徴とする請求項31に記載の方
    法。
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