JP2003228776A - 侵入物体監視装置 - Google Patents
侵入物体監視装置Info
- Publication number
- JP2003228776A JP2003228776A JP2002027556A JP2002027556A JP2003228776A JP 2003228776 A JP2003228776 A JP 2003228776A JP 2002027556 A JP2002027556 A JP 2002027556A JP 2002027556 A JP2002027556 A JP 2002027556A JP 2003228776 A JP2003228776 A JP 2003228776A
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- Pending
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非検知エリアをダイナミックに変化させて、
可動物体の動きに左右されない検知エリアを最適に設定
する。 【解決手段】 画像メモリ11に記録された画像データ
は、非検知エリアマスク処理部12と、マッチング処理
部13に供給される。マッチング処理部13では、可動
物体の動作軌跡を記憶した可動物体動作軌跡メモリ14
からの動作軌跡データと画像データとを処理して、可動
物体の位置を確定し、その位置を非検知エリア決定部1
5で決定する。決定した非検知エリアに基づいて画像メ
モリ11からの画像データを選択的に取り出すマスク処
理を非検知エリアマスク処理部12で行なう。ここで得
られた画像データは、侵入物体検知マッチング処理部1
6に供給されて、侵入物体が検知される。
可動物体の動きに左右されない検知エリアを最適に設定
する。 【解決手段】 画像メモリ11に記録された画像データ
は、非検知エリアマスク処理部12と、マッチング処理
部13に供給される。マッチング処理部13では、可動
物体の動作軌跡を記憶した可動物体動作軌跡メモリ14
からの動作軌跡データと画像データとを処理して、可動
物体の位置を確定し、その位置を非検知エリア決定部1
5で決定する。決定した非検知エリアに基づいて画像メ
モリ11からの画像データを選択的に取り出すマスク処
理を非検知エリアマスク処理部12で行なう。ここで得
られた画像データは、侵入物体検知マッチング処理部1
6に供給されて、侵入物体が検知される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理方式に
よる処理画像から侵入物体を検知監視する装置におい
て、非検知エリアで可動する侵入物体以外の物体の移動
に合わせて非検知エリアを可変するようにした侵入物体
監視装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、室内への侵入物体を表示装置に
映出される画像により検知監視する侵入物体監視装置
は、画像のフレーム間の明暗差異から侵入物体(例え
ば、人間)の大きさ、方向、変化速度を演算装置で演算
し、演算結果で演算値が、ある閾値を越えた場合、それ
が侵入物体であると判断して検知する装置である。 【0003】このような監視装置では、画像処理を行な
うにあたって、検知エリア内に、例えば、扉のような可
動物体がある場合、扉が動くたびに、侵入物体があった
と検知判定してしまう恐れがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このため、扉のような
可動物体がある場合には、その可動物体が存在する場所
に非検知エリアを設定し、その非検知エリアの画像処理
は行なわないようにして誤検知を防止する手段をとって
いる。ところが、この非検知エリアは、現在、固定した
領域しか設定できない。 【0005】この結果、図3に示すような開き扉DRの
ような可動物体がある場所では、非検知エリア(図示斜
線以外のエリア、図示斜線部分は検知エリア)が大きく
なってしまう恐れがある。 【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、可動物体の動きに左右されず検知エリアを最適に
設定できるとともに、侵入物体の検知監視の有効範囲を
狭めなくすることができる侵入物体監視装置を提供する
ことを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、監視カメラで撮影した映像を画像デ
ータとして記録する画像メモリと、この画像メモリに記
録された画像データが表示される表示装置と、前記画像
データが供給される非検知エリアマスク処理部およびマ
ッチング処理部と、前記表示装置の画面内にある可動物
体の動作軌跡を記憶した可動物体動作軌跡メモリと、こ
の動作軌跡メモリからの動作軌跡データを前記マッチン
グ処理部に供給し、マッチング処理部で両データを処理
して、可動物体の位置を確定する非検知エリア決定部
と、この非検知エリア決定部で決定された位置確定結果
に基づいて、非検知エリアの範囲を変化させ、この変化
に応じて前記画像メモリからの画像データを選択的に取
り出す非検知エリアマスク処理部と、この非検知エリア
マスク処理部で選択された画像データから、侵入物体を
検知する侵入物体検知マッチング処理部とを備えたこと
を特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示
すブロック構成図で、図1において、11は図示しない
監視カメラで撮影した映像を画像データとして記録する
画像メモリである。この画像メモリ11に記録された画
像データは、図示しない表示装置の画面に表示させると
ともに、非検知エリアマスク処理部12と、マッチング
処理部13に供給される。 【0009】マッチング処理部13には、表示装置の画
面内にある可動物体の動作軌跡を記憶した可動物体動作
軌跡メモリ14からの動作軌跡データが供給される。マ
ッチング処理部13では、両データを処理して、可動物
体の位置を確定し、その確定結果を非検知エリア決定部
15に入力する。 【0010】非検知エリア決定部15では、位置確定結
果に基づいて、図2(a)に示す非検知エリアNDE
を、図2(b)に示すように縮小する決定を行う。この
ように、決定した非検知エリアNDEに基づいて画像メ
モリ11からの画像データを選択的に取り出すマスク処
理を非検知エリアマスク処理部12で行なう。 【0011】非検知エリアマスク処理部12で得られた
選択された画像データは、侵入物体検知マッチング処理
部16に供給され、ここで、正常な画像データとマッチ
ング処理されて、侵入物体を検知する。この侵入物体画
像は、図示しない表示装置に表示される。 【0012】上記のように非検知エリアの範囲を可動物
体の動作軌跡に対応して変化させるように非検知エリア
決定部15で決定するようにしたので、検知エリア内に
可動物体が存在する場合でも、可動物体の動きにかかわ
らず検知エリアを最適に設定できる。このため、侵入物
体の検知監視の有効範囲が小さくなるようなことを防止
できるようになる。 【0013】 【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
検知エリア内に可動物体がある場合にも、可動物体の動
きにかかわらず、検知エリアを最適に設定できる。ま
た、従来のように、検知エリア内の可動物体があって
も、非検知エリアの範囲を可動物体の動作軌跡に対応し
て順次変化させるようにしたので、侵入物体の検知監視
の範囲を狭めるような不具合が生じなくすることがで
き、検知監視の有効範囲を広くすることができるように
なる。
よる処理画像から侵入物体を検知監視する装置におい
て、非検知エリアで可動する侵入物体以外の物体の移動
に合わせて非検知エリアを可変するようにした侵入物体
監視装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、室内への侵入物体を表示装置に
映出される画像により検知監視する侵入物体監視装置
は、画像のフレーム間の明暗差異から侵入物体(例え
ば、人間)の大きさ、方向、変化速度を演算装置で演算
し、演算結果で演算値が、ある閾値を越えた場合、それ
が侵入物体であると判断して検知する装置である。 【0003】このような監視装置では、画像処理を行な
うにあたって、検知エリア内に、例えば、扉のような可
動物体がある場合、扉が動くたびに、侵入物体があった
と検知判定してしまう恐れがある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】このため、扉のような
可動物体がある場合には、その可動物体が存在する場所
に非検知エリアを設定し、その非検知エリアの画像処理
は行なわないようにして誤検知を防止する手段をとって
いる。ところが、この非検知エリアは、現在、固定した
領域しか設定できない。 【0005】この結果、図3に示すような開き扉DRの
ような可動物体がある場所では、非検知エリア(図示斜
線以外のエリア、図示斜線部分は検知エリア)が大きく
なってしまう恐れがある。 【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、可動物体の動きに左右されず検知エリアを最適に
設定できるとともに、侵入物体の検知監視の有効範囲を
狭めなくすることができる侵入物体監視装置を提供する
ことを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、監視カメラで撮影した映像を画像デ
ータとして記録する画像メモリと、この画像メモリに記
録された画像データが表示される表示装置と、前記画像
データが供給される非検知エリアマスク処理部およびマ
ッチング処理部と、前記表示装置の画面内にある可動物
体の動作軌跡を記憶した可動物体動作軌跡メモリと、こ
の動作軌跡メモリからの動作軌跡データを前記マッチン
グ処理部に供給し、マッチング処理部で両データを処理
して、可動物体の位置を確定する非検知エリア決定部
と、この非検知エリア決定部で決定された位置確定結果
に基づいて、非検知エリアの範囲を変化させ、この変化
に応じて前記画像メモリからの画像データを選択的に取
り出す非検知エリアマスク処理部と、この非検知エリア
マスク処理部で選択された画像データから、侵入物体を
検知する侵入物体検知マッチング処理部とを備えたこと
を特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態を示
すブロック構成図で、図1において、11は図示しない
監視カメラで撮影した映像を画像データとして記録する
画像メモリである。この画像メモリ11に記録された画
像データは、図示しない表示装置の画面に表示させると
ともに、非検知エリアマスク処理部12と、マッチング
処理部13に供給される。 【0009】マッチング処理部13には、表示装置の画
面内にある可動物体の動作軌跡を記憶した可動物体動作
軌跡メモリ14からの動作軌跡データが供給される。マ
ッチング処理部13では、両データを処理して、可動物
体の位置を確定し、その確定結果を非検知エリア決定部
15に入力する。 【0010】非検知エリア決定部15では、位置確定結
果に基づいて、図2(a)に示す非検知エリアNDE
を、図2(b)に示すように縮小する決定を行う。この
ように、決定した非検知エリアNDEに基づいて画像メ
モリ11からの画像データを選択的に取り出すマスク処
理を非検知エリアマスク処理部12で行なう。 【0011】非検知エリアマスク処理部12で得られた
選択された画像データは、侵入物体検知マッチング処理
部16に供給され、ここで、正常な画像データとマッチ
ング処理されて、侵入物体を検知する。この侵入物体画
像は、図示しない表示装置に表示される。 【0012】上記のように非検知エリアの範囲を可動物
体の動作軌跡に対応して変化させるように非検知エリア
決定部15で決定するようにしたので、検知エリア内に
可動物体が存在する場合でも、可動物体の動きにかかわ
らず検知エリアを最適に設定できる。このため、侵入物
体の検知監視の有効範囲が小さくなるようなことを防止
できるようになる。 【0013】 【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
検知エリア内に可動物体がある場合にも、可動物体の動
きにかかわらず、検知エリアを最適に設定できる。ま
た、従来のように、検知エリア内の可動物体があって
も、非検知エリアの範囲を可動物体の動作軌跡に対応し
て順次変化させるようにしたので、侵入物体の検知監視
の範囲を狭めるような不具合が生じなくすることがで
き、検知監視の有効範囲を広くすることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック構成図。
【図2】非検知エリアをダイナミックに変化処理させる
説明図。 【図3】開き扉DRのような可動物体がある場所におけ
る非検知エリア(図示斜線以外のエリア、図示斜線部分
は検知エリア)の説明図。 【符号の説明】 11…画像メモリ 12…非検知エリアマスク処理部 13…マッチング処理部 14…可動物体動作軌跡メモリ 15…非検知エリア決定部 16…侵入物体検知マッチング処理部
説明図。 【図3】開き扉DRのような可動物体がある場所におけ
る非検知エリア(図示斜線以外のエリア、図示斜線部分
は検知エリア)の説明図。 【符号の説明】 11…画像メモリ 12…非検知エリアマスク処理部 13…マッチング処理部 14…可動物体動作軌跡メモリ 15…非検知エリア決定部 16…侵入物体検知マッチング処理部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 監視カメラで撮影した映像を画像データ
として記録する画像メモリと、 この画像メモリに記録された画像データが表示される表
示装置と、 前記画像データが供給される非検知エリアマスク処理部
およびマッチング処理部と、 前記表示装置の画面内にある可動物体の動作軌跡を記憶
した可動物体動作軌跡メモリと、 この動作軌跡メモリからの動作軌跡データを前記マッチ
ング処理部に供給し、マッチング処理部で両データを処
理して、可動物体の位置を確定する非検知エリア決定部
と、 この非検知エリア決定部で決定された位置確定結果に基
づいて、非検知エリアの範囲を変化させ、この変化に応
じて前記画像メモリからの画像データを選択的に取り出
す非検知エリアマスク処理部と、 この非検知エリアマスク処理部で選択された画像データ
から、侵入物体を検知する侵入物体検知マッチング処理
部と、 を備えたことを特徴とする侵入物体監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027556A JP2003228776A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 侵入物体監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002027556A JP2003228776A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 侵入物体監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228776A true JP2003228776A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27749026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002027556A Pending JP2003228776A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 侵入物体監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003228776A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176518A (ja) * | 2019-07-03 | 2019-10-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 撮像装置 |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002027556A patent/JP2003228776A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176518A (ja) * | 2019-07-03 | 2019-10-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060425 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060905 |