JP2003228587A

JP2003228587A - 画像検索装置および画像検索方法

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Publication number: JP2003228587A
Application number: JP2002024930A
Authority: JP
Inventors: Yosuke Kusaka; 洋介日下
Original assignee: Nikon Corp
Current assignee: Nikon Corp
Priority date: 2002-02-01
Filing date: 2002-02-01
Publication date: 2003-08-15
Anticipated expiration: 2022-02-01
Also published as: JP4679030B2

Abstract

(57)【要約】【課題】時間データが付加された複数の画像データの
中から、所望する画像データを効率的に検索することが
可能な画像検索画面を備えた画像検索装置および画像検
索方法を提供する。【解決手段】画像検索画面内に複数の異なるタイムス
ケールの時間軸とサムネイル画像列を表示する。ユーザ
は複数の時間軸の中から１つの時間軸を選択するととも
に、該時間軸を過去および未来の方向にシフトすること
により、時間軸のシフトに連動して更新されるサムネイ
ル画像列の中から所望の画像データを検索する。また選
択された時間軸のシフトに連動して他の時間軸もシフト
させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、多数の画像データ
を取り扱う装置ににおいて、画像データに付加された時
間情報や位置情報等に基づいて所望の画像データを検索
するための画像送信装置および画像検索方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、多数の画像データを簡便にかつ直
感的に検索する画像検索装置として、画像データに付加
された時間情報に基づいて画像データを検索する画像検
索装置が知られている。例えば特開平１１−３２８２０
９には、時間情報が付加された画像データを検索するた
めに画面上に時間軸を表示し、該時間軸上において前記
時間情報に対応する位置に画像データが存在する旨を示
すマークを表示することにより画像データを検索する画
像検索装置が開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】特開平１１−３２８２
０９に開示されている画像検索装置においては、所望の
時間スケールで画像データを検索するために画面上に表
示された時間軸を必要に応じてその都度拡大／縮小を行
う必要があった。例えば年単位のスケールで時間軸を表
示している場合、月単位のスケールの時間軸上で画像デ
ータを検索したい場合には時間軸を拡大した画面に更新
する必要があった。また更に日単位のスケール、時間単
位のスケールで画像データを検索したい場合には、日単
位のスケール、時間単位のスケールに時間軸を拡大して
表示する必要があった。逆に時間単位のスケール、日単
位のスケールで画像データを検索した後に、月単位のス
ケール、年単位のスケールで画像データを検索する場合
には、時間軸を縮小して検索画面を表示する必要があっ
た。

【０００４】このように従来の画像検索装置では、時間
軸のスケールを階層的に辿りながら変更して所望の画像
データを検索しなければならないとともに、一画面に一
つのスケールでしか時間軸が表示されないので、画像デ
ータの全体的な時間スケール上での位置付けと、微視的
な時間スケール上での位置付けが同時に閲覧することが
できず、画像データの総合的な時間軸上での位置関係の
把握が困難であり、画像データの検索の手間を増加させ
ていた。

【０００５】そこで本発明は、画像データの検索が直感
的で容易にかつ簡便にできる画像検索装置および画像検
索方法を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による画像検索装置および画像検索方法にお
いては、画像データを検索するための検索画面上で、複
数の時間軸を異なる時間スケールで表示するとともに、
該複数の時間軸を連動させて表示することにより、複数
の時間スケール上での画像データの位置を一度で包括的
に把握可能とする。

【０００７】また本発明による画像検索装置および画像
検索方法においては、画像データを検索するための検索
画面上で、時間軸とサムネイル画像を同時に表示すると
ともに、該時間軸とサムネイル画像を連動させて表示す
ることにより、時間スケール上での画像データの位置と
該画像データの概要を一度で包括的に把握可能とする。

【０００８】また本発明による画像検索装置および画像
検索方法においては、画像データを検索するための検索
画面上で、複数の地図を異なる縮尺スケールで表示する
とともに、該複数の縮尺スケールで表示された地図を連
動させて表示することにより、複数の縮尺スケールの地
図上での画像データの位置を一度で包括的に把握可能と
する。

【０００９】また本発明による画像検索装置および画像
検索方法においては、画像データを検索するための検索
画面上で、時間軸と地図を同時に表示するとともに、時
間軸と地図を連動させることにより、画像データの時間
軸上の位置と空間的な位置を一度で包括的に把握可能と
する。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図１および図２は、本発明を
適用した画像検索装置である電子カメラ１００の一実施
形態の外観図（正面視および背面視）である。図１に示
すように電子カメラ１００の前面には被写体像を形成す
るための撮影レンズ１０、撮影画面を確認するためのフ
ァインダ１１、撮影時に被写体を照明するためのストロ
ボ１２、被写体の明るさを検知するための測光回路１
３、電子カメラ１００をユーザが手でホールドしやすく
するためにカメラ本体から出っ張ったグリップ部１４が
備えられ、上面には撮影を指示するためのレリーズボタ
ン１６、電子カメラ１００の電源のＯＮ／ＯＦＦ制御を
行うための電源スイッチ１７が備えられる。

【００１１】図２に示すように、電子カメラ１００の背
面にはファインダ１１の接眼部、テキストおよび画像表
示用の略四角形の画面を備えた左ＬＣＤ（左画面）２１
とテキスト表示用および画像表示用の略四角形の画面を
備えた右ＬＣＤ（右画面）２２が配置され、右ＬＣＤ２
２の下側には画像検索に用いられる上方向ボタン２３、
下方向ボタン２４、左方向ボタン２５、右方向ボタン２
６、決定ボタン２７が配置され、左ＬＣＤ２１の下側に
は電子カメラ１００を撮影モードに設定するための撮影
モードボタン２８、電子カメラ１００を再生モードに設
定するための再生モードボタン２９、再生モードにおい
て画像データを検索する検索画面を表示させるための検
索ボタン３１が配置されている。側面には画像データ保
存用のメモリカード７７を装着するためのメモリカード
スロット３０が備えられる。

【００１２】なおレリーズボタン１６、上方向ボタン２
３、下方向ボタン２４、左方向ボタン２５、右方向ボタ
ン２６、決定ボタン２７、撮影モードボタン２８、再生
モードボタン２９、検索ボタン３１は全てユーザーによ
って操作される操作キーである。

【００１３】なお左ＬＣＤ２１および右ＬＣＤ２２の表
面上には、指の接触操作により指示された位置に対応す
る接触位置データを出力する機能を備えたいわゆるタッ
チスクリーン６６が配置され、画面上に表示された選択
項目や画像データの選択に用いることができる。このタ
ッチスクリーン６６はガラス・樹脂等の透明材料によっ
て構成され、ユーザはタッチスクリーン６６の内側に形
成される画像やテキストを、タッチスクリーン６６を通
して観察することができる。

【００１４】図３は、図１および図２に示した電子カメ
ラ１００の内部の電気構成例を示すブロック図であっ
て、各構成要素は各種情報データおよび制御データを伝
送するためのデータ／制御バス５１を介して互いに接続
されている。各構成要素はおおまかに、画像データの撮
影動作を実行する撮影制御回路６０を中心とするブロッ
ク、画像ファイルを記憶・保存するメモリカード７７の
ブロック、画像データおよびその関連情報の表示を実行
する画面制御回路９２を中心とするブロック、操作キー
６５等のユーザーインターフェースと各制御回路に対す
る統括制御を行うＣＰＵ５０を中心とするブロックに分
けることができる。

【００１５】ＣＰＵ５０（中央処理ユニット）は電子カ
メラ１００全体の制御を行う手段であって、操作キー６
５、タッチスクリーン６６、電源スイッチ１７、タイマ
７４、測光回路１３からの入力情報に応じて撮影制御回
路６０、画面制御回路９２、電源制御回路６４への各種
指示を行う。測光回路１３は被写体の輝度を測定し、そ
の測定結果である測光データをＣＰＵ５０に出力する。
ＣＰＵ５０は測光データに応じて、ＣＣＤ５５の露光時
間、感度をＣＣＤ駆動回路５６により設定するととも
に、該設定データに応じて撮影制御回路６０を介し絞り
５３の絞り値を絞り制御回路５４により制御する。

【００１６】ＣＰＵ５０は撮影モードではレリーズボタ
ン１６の操作に応じて撮影制御回路６０を介し撮影動作
を制御する。またＣＰＵ５０は測光データに基づき被写
体が暗い場合には、撮影時にストロボ駆動回路７３を介
しストロボ１２を発光させる。タイマ７４は時計回路を
内蔵し、現在の日時に対応する日時情報を検出し、撮影
時に撮影日時情報をＣＰＵ５０に供給する。ＣＰＵ５０
は該撮影日時情報を画像データに付加してメモリカード
７７に格納する。ＣＰＵ５０は、ＲＯＭ６７（リードオ
ンリメモリ）に記憶されている制御プログラムに従い各
部を制御する。ＥＥＰＲＯＭ６８（電気的消去書き込み
可能ＲＯＭ）は不揮発性のメモリであって、電子カメラ
１００の動作に必要な設定情報等を記憶している。ＲＡ
Ｍ７０は揮発性のメモリであって、ＣＰＵ５０の一時的
作業領域として用いられる。ＣＰＵ５０は、電源スイッ
チ１７の操作状態を検知して、電源制御回路６４を介し
て電源６３の制御を行う。

【００１７】撮影制御回路６０は、レンズ駆動回路５２
により撮影レンズ１０のフォーカシング、ズーミングを
行い、絞り制御回路５４により絞り５３を制御してＣＣ
Ｄ５５の露光量をコントロールし、ＣＣＤ駆動回路５６
によりＣＣＤ５５の動作を制御する。被写体からの光束
は撮影レンズ１０により光量調節のための絞り５３を介
し、ＣＣＤ５５上に被写体像として形成され、この被写
体像はＣＣＤ５５により撮像される。複数の画素を備え
たＣＣＤ５５（チャージカップルドデバイス）は被写体
像を撮像するための電荷蓄積型イメージセンサーであ
り、ＣＣＤ５５上に形成された被写体像の強度に応じた
電気的な画像信号をＣＣＤ駆動回路５６により供給され
る駆動パルスに応じてアナログ処理部５７に出力する。

【００１８】アナログ処理部５７はＣＣＤ５５が光電変
換した画像信号を所定のタイミングでサンプリングし、
そのサンプリングした信号を所定のレベルに増幅する。
Ａ／Ｄ変換回路５８（アナログデジタル変換回路）はア
ナログ処理部５７でサンプリングした画像信号をデジタ
ル化することによりデジタルデータに変換し、撮影バッ
ファメモリ５９は該デジタルデータを一旦格納する。

【００１９】撮影制御回路６０は撮影モード中上述の動
作を繰り返すとともに、画面制御回路９２はデータ／制
御バス５１を介して撮影バッファメモリ５９に順次格納
されるデジタルデータを読み出してフレームメモリ６９
に一旦格納し、該デジタルデータを表示用画像データに
変換してフレームメモリ６９に再格納し、該表示用画像
データを左画面２１に表示させるというスルー画像表示
動作を繰り返す。また画面制御回路９２は必要に応じて
テキスト表示情報をＣＰＵ５０から入手し、表示用テキ
ストデータに変換してフレームメモリ６９に格納し、該
表示用テキストデータを左画面２１、右画面２２に表示
させる。このようにして撮影モードにおいては、左画面
２１にＣＣＤ５０により撮像されている画像がリアルタ
イムに表示されるので、このスルー画像をモニター画面
として使用して撮影のための構図設定を行うことが可能
になる。撮影制御回路６０は撮影バッファメモリ５９に
格納したデジタルデータの高周波成分の度合い解析して
撮影レンズ１０の焦点調節状態を検出し、検出結果に応
じてレンズ駆動回路５２により撮影レンズ１０の焦点調
節を行う。

【００２０】レリーズ時に撮影制御回路６０はＣＰＵ５
０から撮影指示を受けると、ＣＣＤ駆動回路５６を介し
てＣＣＤ５５により被写体像を撮像させ、撮像により生
成した画像信号をアナログ処理部５７、Ａ／Ｄ変換回路
５８を介して撮影バッファメモリ５９にデジタルデータ
（生データ）として一旦格納する。撮影制御回路６０は
撮影バッファメモリ５９に一旦格納したデジタルデータ
を所定の記録フォーマット（ＪＰＥＧなど）に変換また
は圧縮して画像データを形成し、該画像データをメモリ
カード７７に記録保存する。

【００２１】ＧＰＳ回路６１（グローバルポジショニン
グシステム回路）は、地球の周りを周回している複数の
衛星からの情報を用いて電子カメラ１００の位置情報
（経度データ、緯度データ）を検出し、画像撮影時に撮
影位置情報をＣＰＵ５０に供給する。ＣＰＵ５０は該撮
影位置情報を画像データに付加してメモリカードに格納
する。

【００２２】なおＣＰＵ５０は必要に応じて、メモリカ
ード７７に格納した画像データを無線電話回路７２およ
びアンテナ７６を介して外部に送信したり、逆に無線電
話回路７２およびアンテナ７６を介して外部から受信し
た画像データをメモリカード７７に格納することができ
る。、再生モードにおいては、画面制御回路９２はメモ
リカード７７からＣＰＵ５０に指示された画像データを
読み出してフレームメモリ６９に一旦格納し、該画像デ
ータを左画面２１に表示するとともに、ＣＰＵ５０の指
示に従い、再生モードの説明等のテキストデータをフレ
ームメモリ６９に格納し、該テキストデータを右画面２
２に表示する。

【００２３】また再生モードにおいて検索ボタンが操作
されると、ＣＰＵ５０は画面制御回路９２を制御して、
右画面２２に検索画面を表示するとともに、メモリカー
ドに格納されている画像データのサムネイル画像を右画
面２２に表示する。ユーザは操作キー６５を用いて検索
画面を操作することにより所望の画像データを検索し、
最終的に左画面２１に表示させることができる。

【００２４】図４はメモリカード７７内に格納される画
像ファイルのデータ構成を示す。図４に示すようにメモ
リカード７７には複数の画像ファイルが保存される。各
画像ファイルは画像データと付加情報データから構成さ
れる。付加情報データは、図５に示すように撮影時の各
種設定を示す撮影データと撮影日時データと撮影位置デ
ータから構成される。

【００２５】図６は本発明による電子カメラの実施形態
の状態遷移図である。電源ＯＮ時には撮影モードとな
り、レリーズボタン１６の操作により撮影動作と撮影後
の画像ファイル作成および画像ファイルのメモリカード
７７への格納が行われる。再生モードにおいてはメモリ
カード７７に格納した画像データの再生表示動作が行わ
れる。再生モードにおいて検索ボタン３１が操作される
と、画像データの検索動作が行われる。また撮影モード
ボタン２８を操作すると、再生モードから撮影モードに
移行し、再生モードボタン２９を操作すると、撮影モー
ドから再生モードに移行する。

【００２６】図７は上記実施形態における電子カメラ１
００（ＣＰＵ５０）の動作のメインフローチャートであ
る。まずＳ１０で電源スイッチ１７を操作すると電源が
ＯＮとなり、Ｓ２０で撮影モードのサブルーチンを実行
し撮影可能状態になる。撮影モード中にレリーズボタン
１６を操作すると、Ｓ３０のレリーズ割込み処理サブル
ーチンが実行され、撮影動作が行われる。撮影モード中
に再生モードボタン２９を操作すると、Ｓ４０のモード
切換割込み処理サブルーチンが実行され、Ｓ５０の再生
モードサブルーチンが実行され、メモリカード７７に格
納されている画像データが左画面２１に再生表示され
る。逆に再生モード中に撮影モードボタン２８を操作す
ると、Ｓ４０のモード切換割込み処理サブルーチンが実
行され、Ｓ２０の撮影モードサブルーチンに移行する。
再生モード中に検索ボタン３１を操作すると、Ｓ６０の
検索割込み処理サブルーチンが実行され、画像データの
検索が行われる。

【００２７】図８は撮影モードサブルーチンの詳細フロ
ーチャートであって、Ｓ２０で起動すると、Ｓ２０１の
処理を繰り返す。Ｓ２０１ではユーザが設定したカメラ
設定条件で順次ＣＣＤ５５により生成される画像データ
を図９に示すように左画面２１に表示し、そのときのカ
メラ設定条件と日時情報データ（時間データ）と撮影位
置データ（位置データ）を右画面２２にテキスト表示す
る。

【００２８】図１０はレリーズ割込み処理サブルーチン
の詳細フローチャートであって、Ｓ３０で起動すると、
Ｓ３０１で撮影モードであるかチェックし、撮影モード
でない場合はＳ３０４でリターンする。撮影モードの場
合は、Ｓ３０２でユーザまたはカメラにより設定されて
いる撮影条件で撮像動作を実行し、Ｓ３０３で得られた
画像データに時間データと位置データを付加してメモリ
カード７７に格納し、Ｓ３０４でリターンする。

【００２９】図１１はモード切換割込み処理サブルーチ
ンの詳細フローチャートであって、Ｓ４０で撮影モード
ボタン２８または再生モードボタン２９の操作により起
動すると、Ｓ４０１で操作されたボタンが撮影モードボ
タン２８であるかチェックし、撮影モードボタン２８で
ある場合は再生モードを終了し、Ｓ２０の撮影モードサ
ブルーチンに移行する。操作されたボタンが撮影モード
ボタン２８でない場合は撮影モードを終了し、Ｓ５０の
再生モードサブルーチンに移行する。

【００３０】図１２は再生モードサブルーチンの詳細フ
ローチャートであって、Ｓ５０で起動すると、Ｓ５０１
の処理を繰り返す。Ｓ５０１では左方向ボタン２５、右
方向ボタン２６の操作に応じてメモリカード７７に格納
された画像データを選択して読み出し、図１３に示すよ
うに左画面２１に再生表示するとともに、右画面２２に
操作方法の説明を表示する。なお電源ＯＮ直後は最新の
画像データを表示し、以後は左方向ボタン２５の操作に
応じて順次時間データの古い画像データを表示するとと
もに、右方向ボタン２６の操作に応じて順次時間データ
の新しい画像データを表示する。

【００３１】図１４は検索ボタン３１の操作により起動
する検索割込み処理サブルーチンの詳細フローチャート
であって、Ｓ６０で起動すると、Ｓ６０１で再生モード
であるかチェックし、再生モードでない場合はＳ６０２
でリターンする。再生モードの場合は、Ｓ６０３で画像
データの検索用の画面を右画面２２に表示し、これ以降
ユーザが上方向ボタン２３、下方向ボタン２４、左方向
ボタン２５、右方向ボタン２６を用いて、左画面２１に
表示する画像データを検索する。

【００３２】図１５は右画面２２に表示される検索画面
の表示例であって、画面には異なるタイムスケール
（年、月、日、時間）の４本のタイムライン（時間軸）
と複数のサムネイル画像とが画面の垂直方向に分離され
て表示される。また画面の左右方向に各時間軸の時間帯
データが５個とサムネイル画像が５個、おのおの時間順
（左方向に時間が古く、右方向に時間が新しい）に表示
される。また画面中央の太枠で囲った中央列は現在ユー
ザにより選択された時間帯を示している。なお画像デー
タがない時間帯については表示を省略し、次の画像デー
タを含む時間帯を表示する。例えば図１５においては日
付の時間軸において２３日〜２７日が省略されている。

【００３３】Ｓ６０６およびＳ６０７においてユーザは
上方向ボタン２３と下方向ボタン２４を用いて４本のタ
イムラインおよびサムネイル画像列のいずれかを選択す
ることができる。図１５は日付の時間軸をユーザが選択
した例であって、選択された日付の時間軸の２８日
（土）を示す枠が太枠で他の枠より大きく表示される。
この状態では２０００年７月２８日に１５時〜１６時に
撮影された画像データが中央の列（太枠でくくった列）
にサムネイル画像として表示される。なおこの時間帯に
撮影された画像データが複数ある場合には、この時間帯
に撮影された画像データのうち一番古い画像データのサ
ムネイル画像がこの太枠の中に表示され、後の画像デー
タのサムネイル画像はこの枠より右側に表示される。図
１５の状態で上方向ボタン２３を操作すると、図１６に
示すように月の時間軸が選択され、選択された月の時間
軸の７月を示す枠が太枠で他の枠より大きく表示され
る。

【００３４】Ｓ６０４およびＳ６０５において、ユーザ
は選択した時間軸またはサムネイル画像列を左方向ボタ
ン２５と右方向ボタン２６を用いて順次古い時間または
新しい時間の方向に送ることができる。たとえば図１５
において右方向ボタン２６を操作すると図１７に示すよ
うに日付の時間軸が左方向にシフトし、中央太枠には２
９日が送られて表示され、時間軸の右側から新しい日付
が新たに入れられる。右方向ボタン２６の操作を継続し
て、次の月の日付が中央太枠に入る場合は、これに連動
して月の時間軸も７月から８月に変わるようにする。同
様にして選択した時間軸の左右方向の操作の結果、選択
した時間軸以外の時間帯の内容を変更する必要が生じた
場合は、選択した時間軸の左右方向の操作に連動して選
択した時間軸以外の時間帯も順次シフトされる。なお上
位の時間軸の操作（例えば時間、日に対して、月、年は
上位）に対して下位の時間軸は連動しても、連動しなく
てもよい。例えば月の時間軸を操作して次の月に移った
場合、日付の時間軸は月の最初の画像データが存在する
日付（例えば１日）に変更してもいいし、そのままの日
付または近傍の日付（例えば現在の日付が３１日で、変
更した月に３１日がない場合は３０日にする）でもよ
い。

【００３５】またサムネイル画像列を左右方向に操作し
た場合は、サムネイル画像のシフトに連動して４つの時
間軸のデータも順次シフトされる。即ち中央の太枠内に
表示されるサムネイル画像に付加されている時間データ
に中央の太枠内に表示される各時間軸のデータが一致す
るように、各時間軸がシフトされる。

【００３６】Ｓ６０８において決定ボタン２７が操作さ
れた場合は、その時点で中央太枠に表示されているサム
ネイル画像に対応する画像データを左画面２１に表示し
て、Ｓ６０９で検索割込み処理を終了し、再生モードに
リターンする。上記実施形態（図１〜図１７）において
は、画像データを検索する場合に複数の異なるスケール
の時間軸（タイムライン）を同時に表示し、該複数の時
間軸のひとつを選択して時間軸方向にシフトさせるとと
もに、該シフトに連動して他の時間軸もシフトさせて所
望の画像データを検索することができるので、ユーザの
好みの速度または単位で時間軸を辿って画像データを検
索することができ、迅速に画像検索を行うことができ
る。また常時複数の時間軸が表示されているので、巨視
的な時間スケールと微視的な時間スケールの両方から画
像データの時間的位置付けを包括的に把握することがで
きる。またサムネイル画像を時間軸と同時に時間順に表
示しているので、サムネイル画素画像を閲覧しながら所
望の画像データの近傍まで時間軸で絞り込んだ後は、サ
ムネイル画像を順送りすることにより所望の画像データ
まで迅速に辿りつくことができる。

【００３７】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、画像データを検索する場合に時間軸とサムネイル画
像列を同時に表示し、一方のシフトに連動して他方もシ
フトさせているので、撮影時間の記憶に基づく画像検索
と画像イメージに基づく画像検索が併用でき画像検索の
効率を向上させることができる。

【００３８】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、画像データを検索する場合に時間軸を表示するとと
もに、画像データに付加されている時間データを含んで
いない時間帯については時間軸上での表示を省略してい
るので、時間軸のシフトが迅速にでき、画像検索の効率
を向上させることができる。（変形形態の説明）本発明
は以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の
変形や変更が可能である。

【００３９】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、時間軸を用いて画像データの検索を行っているが、
時間以外の情報を用いてもよい。例えばＧＰＳ回路６１
により撮影時の位置データ（経度データ、緯度データ）
が記録されている場合には、位置データを用いて画像検
索を行うことができる。図２８はこのような画像検索に
おける検索画面の表示例であって、右画面２２の右上に
は世界地図が表示され、この世界地図に重畳して範囲マ
ーク（□）が表示される。この範囲マークに含まれた世
界地図の地域（図１８の場合は日本）が右画面２２の左
上に表示される。この国レベルの縮尺の地図にも重畳し
て範囲マーク（□）が地図の中心に表示される。この範
囲マーク含まれた地域（図１８の場合は県レベルの地
図）が右画面２２の左下に表示される。この県レベルの
縮尺の地図にも重畳して範囲マーク（□）が地図の中心
に表示される。この範囲マーク含まれた地域（図１８の
場合は市町村レベルの地図）が右画面２２の右下に表示
される。この右下の地図（即ち一番拡大された地図＝一
番縮尺の大きな地図）の中に含まれる位置データが付加
された画像データに対応するサムネイル画像データが時
間順に右画面２２の下部に表示される。なお右下の地図
内に含まれる位置データが付加された画像データがない
場合には、サムネイル画像データを表示しないようにし
てもいいし、右下の地図の次に縮尺が大きな左下の地図
内に含まれる位置データが付加された画像データのサム
ネイル画像データを表示するようにしてもよい。

【００４０】ユーザはタッチスクリーン６６を用いて、
４つの縮尺の異なる地図の中から１つの地図を選択する
ことができる。またタッチスクリーン６６を用いて、サ
ムネイル画像列を選択することもできる。世界地図（右
上）を選択した場合は地図中の範囲マークをタッチスク
リーン６６または４つの方向ボタンを用いて移動するこ
とができる。世界地図上での範囲マークの移動に伴い、
該範囲マーク内の地図を表示する国レベルの地図が変更
され、該国レベルの地図の変更に伴い、該国レベルの地
図の中心に配置された範囲マーク内を表示する県レベル
の地図が変更され、該県レベルの地図の変更に伴い、該
県レベルの地図の中心に配置された範囲マーク内を表示
する市町村レベルの地図も変更される。

【００４１】国レベルあるいは県レベルあるいは市町村
レベルの地図を選択した場合には、４つの方向ボタンを
用いて選択した地図を２次元的に移動することができ
る。これに連動して選択されていない地図も移動する。
即ち選択された地図上での移動に伴い、右上の世界地図
での範囲マーク内の地図が左上の国レベルの地図とが一
致し、該国レベルの地図での範囲マーク内の地図が左下
の県レベルの地図と一致し、該県レベルの地図での範囲
マーク内の地図が左下の市町村レベルの地図と一致する
ように変更される。なおこの場合右上の世界地図では地
図の移動は行われず、その代わりに範囲マークが移動す
る。

【００４２】サムネイル画像列も上記範囲マークの変更
に伴って変更される。サムネイル画像列には一番縮尺が
大きい市町村レベルの地図上に位置データを有する画像
データに対応するサムネイル画像を時間順に表示する。
なお市町村レベルの地図内に位置データを有する画像デ
ータがない場合は、サムネイル画像を表示しないように
する。

【００４３】一方サムネイル画像列をタッチスクリーン
６６で選択した場合には、左方向ボタン２５、右方向ボ
タン２６によりサムネイル画像が左右にシフトされる。
中央の太枠で囲ったサムネイル画像が選択されたサムネ
イル画像を示す。決定ボタン２７を操作すると、その時
点で太枠内にあるサムネイル画像に対応した画像データ
が左画面２１に表示される。

【００４４】このようにすれば、画像を検索する場合に
複数の異なる縮尺の地図を同時に表示し、該複数の地図
のひとつを選択して地図をシフトさせるとともに、該シ
フトに連動して他の地図もシフトさせて、所望の画像デ
ータを検索することができるので、ユーザの好みの縮尺
の地図を変更して画像データを検索することができる。
また常時複数の地図が表示されているので、巨視的な縮
尺スケールと微視的な縮尺スケールの両方から画像デー
タの空間的位置付けを包括的に把握することができる。
またサムネイル画像を地図と同時に時間順に表示してい
るので、サムネイル画像を閲覧しながら所望の画像デー
タの近傍まで地図上で絞り込んだ後は、サムネイル画像
を順送りすることにより所望の画像データまで迅速に辿
りつくことができる。なお地図データは電子カメラに内
蔵したメモリや装着したメモリカードに記憶しておいて
もよいし、無線電話回線によりネットワーク上の地図情
報サーバからダウンロードするようにしてもよい。

【００４５】上記実施形態（図１８）においては、一番
縮尺が大きい市町村レベルの地図に位置データを有する
画像データに対応するサムネイル画像を時間順に表示
し、該地図内に位置データを有する画像データがない場
合は、サムネイル画像を表示せずに、地図内には画像デ
ータがない旨を表示しているが、市町村レベルの地図内
に位置データを有する画像データがない場合は、次に縮
尺が大きい県レベルの地図上内に位置データを有する画
像データに対応するサムネイル画像を時間順に表示して
もよい。県レベルの地図上にも画像データがない場合
は、更に国レベル、世界レベルへと順次繰り下げてサム
ネイル画像を表示する。このようにすれば選択した市町
村レベルの地図内に位置データを有する画像データがな
い場合でも、その近傍の地域の位置データを有する画像
データに対応するサムネイル画像を表示することができ
る。

【００４６】上記実施形態（図１８）においては、地図
の移動は連続的に行っているが、画像データに付加され
た位置データを含まない地域を移動させる場合は移動速
度を高速にしたり、該地域をスキップしたりするように
してもよい。例えば世界地図において画像データに付加
された位置データを含まない地図上の位置をタッチスク
リーン６６により指定した場合は、その位置にもっとも
近い画像データに付加された位置データを含む位置に変
更して、該位置に範囲マークを移動する。あるいは４つ
の方向ボタンを用いて地図を移動させる場合には選択さ
れた方向において、画像データに付加された位置データ
を含まない地図上の位置を省略し、画像データに付加さ
れた位置データを含む位置までスキップし、該位置に地
図を移動する。このようにすれば、地図の移動の手間が
減少し、迅速に所望の画像データを検索することが可能
になる。

【００４７】上記実施形態（図１８）においては、地図
上に画像データの存在位置を表示していないが、画像デ
ータに付加された位置データに応じて地図上の該当位置
に画像データの存在を示すマークを表示してもよい。こ
のようにすれば該マークを手がかりにして地図の移動方
向を決定することができる。また該マークを直接タッチ
スクリーン６６で指定することにより、該マークに対応
した画像データを左画面２１に表示するようにしてもよ
い。このようにすれば、撮影場所の記憶に基づいて迅速
に画像データを閲覧することができる。

【００４８】上記実施形態（図１〜図１８）において
は、時間軸上または地図上（空間座標上）での情報に基
づいて画像データを検索しているが、時間データと位置
データを組み合わせて画像データを検索するようにして
もよい。図１９はこのような画像検索における検索画面
の表示例であって、右画面２２の右上には世界地図が表
示され、左上には国レベルの地図が表示される。また右
画面２２の中段には年の時間軸と月の時間軸が表示され
る。時間軸上で太枠で囲った時間帯が選択されている時
間帯である。また左上に表示された国レベルの地図上内
に位置データがあり、かつ２０００年７月の時間データ
を持つ画像データのサムネイル画像が右画面２２の下部
に時間順に表示される。サムネイル画像列の中で太枠で
囲ったサムネイル画像が選択されているサムネイル画像
である。右上の世界地図上の範囲マーク内の地図が左上
の国レベルの地図に一致するように互いに連動してい
る。また年の時間軸と月の時間軸も互いに連動して変更
される。

【００４９】世界地図、国地図、年の時間軸、月の時間
軸、サムネイル画像列はタッチスクリーン６６により選
択される。選択された世界地図、国地図、年の時間軸、
月の時間軸、サムネイル画像列は画面上でのテキスト表
示または枠の表示形態などにより識別することができ
る。また世界地図上での範囲マークの移動はタッチスク
リーン６６または４つの方向ボタンの操作により行われ
る。また時間軸上での時間帯のシフトまたは選択は左方
向ボタン２５と右方向ボタン２６の操作により行われ
る。またサムネイル画像列上でのサムネイル画像のシフ
トまたは選択は左方向ボタン２５と右方向ボタン２６の
操作により行われる。

【００５０】このようにすれば、画像を検索する場合に
位置データと時間データの両方から画像データを多角的
に検索することができ、サムネイル画素画像を閲覧しな
がら所望の画像データの近傍まで地図上で絞り込んだ後
は、サムネイル画像を順送りすることにより所望の画像
データまで迅速に辿りつくことができる。

【００５１】また時間データと位置データのほかに他の
情報を１画面に同時表示して使用すれば更に多角的に画
像データを検索することが可能になる。例えば撮影デー
タ（撮影時の焦点距離、絞り値、レンズ種類等）を使用
すれば、撮影時の撮影データの記憶かも画像データを検
索することができる。またカメラに方位センサを内蔵
し、撮影時の方位データを画像データに付加しておくこ
とにより、撮影時の方位の記憶からも画像データを検索
することができる。また画像データに撮影者や被写体の
識別データを付加しておけば、該識別データの記憶から
も画像データを検索することができる。

【００５２】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、時間軸を用いて画像データの検索を行っているが、
時間軸の表示において、画像データの密度（単位時間あ
たりの画像データの数量）の情報を合わせて表示するよ
うにしてもよい。図２０はある時間帯毎に画像データの
密度を表示濃度により示した表示例であって、濃度が濃
い時間帯ほど画像データの密度が高いことを示してい
る。画像データの密度は色の違いなどによって表示して
もよい。また密度は高密度、中密度、低密度の３段階程
度で表示するのが閲覧がしやすい。また密度は相対的な
密度であっても、絶対的な密度であってもよい。同様に
図１８において地図上で画像データの密度を色や濃度な
どで表示するようにしてもよい。このようにすれば、時
間軸に沿った画像データの密度情報（数量情報）や地図
上での画像データの密度情報（数量情報）も同時に閲覧
できるので、撮影当時の撮影頻度の記憶と結びつけるこ
とにより、所望の画像をより迅速に検索することが可能
になる。

【００５３】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、時間軸を表示する際、画像データの付加された時間
データを含んでいない時間帯については表示を省略して
いるが、画像データの付加された時間データを含んでい
ない時間帯については表示を簡略化（縮小など）した
り、シフト移動速度を高速にするようにしてもよい。

【００５４】上記実施形態（図１〜図１７）において
は、画像データに付加される時間データとして撮影日時
データを使用しているが、時間データとしては画像デー
タを加工した時の加工日時データや、画像データを外部
から受信した受信日時データを使用するようにしてもよ
い。

【００５５】上記実施形態（図１〜図２０）において
は、画像データを検索に対象としているが、検索の対象
は画像データに限定されるものではない。例えばテキス
トデータを作成日時データに応じて検索する場合にも適
用することができる。また音声データの検索を録音日時
データに応じて検索するような場合にも適用することが
できる。

【００５６】上記実施形態（図１〜図２０）において
は、複数の時間軸や複数の地図やサムネイル画像列を一
画面（右画面２２）に同時に表示しているが、検索時に
使用していない左画面２１を利用するようにしてもよ
い。例えば右画面２２に時間軸または地図を表示し、サ
ムネイル画像は左画面２１に一覧表示するようにしても
よい。

【００５７】上記実施形態（図１〜図２０）において
は、画像データはメモリカードに格納されているが、無
線電話回線を用いてインターネットワーク上に設置され
た画像サーバに接続し、該画像サーバに格納されている
画像データを閲覧・検索する際にも適用することができ
る。

【００５８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
検索装置および画像検索方法においては、複数の時間軸
または複数の地図に基づき、あるいは時間軸と地図を組
み合わせたものに基づき所望の画像データを検索するの
で、画像検索を直感的で容易にかつ簡便に行うことがで
きる

【図面の簡単な説明】

【図１】電子カメラの外観図（正面視）である。

【図２】電子カメラの外観図（背面視）である。

【図３】電子カメラの電気構成を示すブロック図であ
る。

【図４】メモリカードのデータの構成図である。

【図５】付加情報データの構成図である。

【図６】電子カメラの状態遷移図である。

【図７】ＣＰＵのメインフローチャートである。

【図８】サブルーチンのフローチャートである。

【図９】画面の表示例である。

【図１０】サブルーチンのフローチャートである。

【図１１】サブルーチンのフローチャートである。

【図１２】サブルーチンのフローチャートである。

【図１３】画面の表示例である。

【図１４】サブルーチンのフローチャートである。

【図１５】画面の表示例である。

【図１６】画面の表示例である。

【図１７】画面の表示例である。

【図１８】画面の表示例である。

【図１９】画面の表示例である。

【図２０】画面の表示例である。

【符号の説明】

１０撮影レンズ１６レリーズボタン２１左ＬＣＤ（左画面）２２右ＬＣＤ（右画面）２３上方向ボタン２４下方向ボタン２５左方向ボタン２６右方向ボタン２７決定ボタン２８撮影モードボタン２９再生モードボタン３１検索ボタン５０ＣＰＵ５１データ／制御バス５５ＣＣＤ６０撮影制御回路６１ＧＰＳ回路６３電源６５操作キー６６タッチスクリーン６７ＲＯＭ６８ＥＥＰＲＯＭ７０ＲＡＭ７２無線電話回路７４タイマ７７メモリカード１００電子カメラ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】時間データが付加された複数の画像デー
タの中から所望の画像データを検索するための画像検索
装置であって、異なる時間スケールの複数の時間軸を画
面上に同時に表示する時間軸表示手段と、該複数の時間
軸のひとつを選択する選択手段と、選択された時間軸を
時間軸の方向に前記画面上でシフトするシフト手段と、
前記選択された時間軸のシフトに連動して、選択されて
いない時間軸を前記画面上でシフトさせる連動手段と、
前記画面上に表示されている部分の複数の時間軸に対応
する時間データが付加された画像データを表示する画像
表示手段とを備えることを特徴とする画像検索装置。
【請求項２】請求項１に記載の画像検索装置におい
て、前記画像表示手段は前記画像データをサムネイル画
像で前記画面上に表示することを特徴とする画像検索装
置。
【請求項３】時間データが付加された複数の画像デー
タの中から所望の画像データを検索するための画像検索
装置であって、画面上に時間軸を表示する時間軸表示手
段と、前記時間軸を前記画面上で時間軸の方向にシフト
する第１シフト手段と、前記複数の画像データのサムネ
イル画像を時間順に画像列として前記画面上に前記時間
軸と同時に表示する画像表示手段と、前記サムネイル画
像を前記画面上で画像列の方向にシフトする第２シフト
手段と、前記第１シフト手段による時間軸のシフトに連
動して、前記画面上に表示されている部分の時間軸に対
応する時間データが付加された画像データが前記画面上
に表示されるように前記画像列を前記画面上で画像列の
方向にシフトするとともに、前記第２シフト手段による
画像列のシフトに連動して、前記画面上に表示されてい
る部分の画像列の画像データに付加された時間データに
対応する時間軸が前記画面上に表示されるように前記時
間軸を前記画面上で時間軸の方向にシフトする連動手段
とを備えることを特徴とする画像検索装置。
【請求項４】請求項１から請求項３に記載の画像検索
装置において、前記時間軸表示手段は、前記時間軸を前
記画面上に表示する際、前記画像データに付加された時
間データを含まない時間軸上の部分を簡略的に表示する
ことを特徴とする画像検索装置。
【請求項５】位置データが付加された複数の画像デー
タの中から所望の画像データを検索するための画像検索
装置であって、共通の場所を包含する異なる縮尺の複数
の地図を画面上に同時に表示する地図表示手段と、該複
数の地図のひとつを選択する選択手段と、選択された地
図を前記画面上で２次元的にシフトするシフト手段と、
前記選択された地図のシフトに連動して、選択されてい
ない地図を前記画面上で２次元的にシフトさせる連動手
段と、前記画面上に表示されている部分の複数の地図に
対応する位置データが付加された画像データを表示する
画像表示手段とを備えることを特徴とする画像検索装
置。
【請求項６】請求項５に記載の画像検索装置におい
て、前記画像表示手段は前記画像データをサムネイル画
像で表示することを特徴とする画像検索装置。
【請求項７】時間データと位置データが付加された複
数の画像データの中から所望の画像データを検索するた
めの画像検索装置であって、画面上に時間軸を表示する
時間軸表示手段と、前記時間軸を前記画面上で時間軸の
方向にシフトする第１シフト手段と、前記画面上に前記
時間軸と同時に地図を表示する地図表示手段と、前記地
図を前記画面上で２次元的にシフトする第２シフト手段
と、前記画面上に表示されている部分の時間軸に含まれ
る時間データが付加されているとともに、前記画面上に
表示されている部分の地図に含まれる位置データが付加
された画像データを表示する画像表示手段とを備えるこ
とを特徴とする画像検索装置。
【請求項８】請求項１〜請求項４および請求項７に記
載の画像検索装置において、前記時間軸表示手段は、前
記画像データに付加された時間データの前記時間軸上で
の密度に応じて前記時間軸の表示形態を変更することを
特徴とする画像検索装置。
【請求項９】請求項５〜請求項７に記載の画像検索装
置において、前記時地図表示手段は、前記画像データに
付加された位置データの前記地図上での密度に応じて前
記地図の表示形態を変更することを特徴とする画像検索
装置。
【請求項１０】時間データが付加された複数の画像デ
ータの中から所望の画像データを検索するための画像検
索方法であって、異なる時間スケールの複数の時間軸を
画面上に同時に表示する時間軸表示工程と、該複数の時
間軸のひとつを選択する選択工程と、選択された時間軸
を時間軸の方向に前記画面上でシフトするシフト工程
と、前記選択された時間軸のシフトに連動して、選択さ
れていない時間軸を前記画面上でシフトさせる連動工程
と、前記画面上に表示されている部分の複数の時間軸に
対応する時間データが付加された画像データを表示する
画像表示工程とからなることを特徴とする画像検索方
法。
【請求項１１】時間データが付加された複数の画像デ
ータの中から所望の画像データを検索するための画像検
索方法であって、画面上に時間軸を表示する時間軸表示
工程と、前記時間軸を前記画面上で時間軸の方向にシフ
トする第１シフト工程と、前記複数の画像データのサム
ネイル画像を時間順に画像列として前記画面上に前記時
間軸と同時に表示する画像表示工程と、前記サムネイル
画像を前記画面上で画像列の方向にシフトする第２シフ
ト工程と、前記第１シフト工程による時間軸のシフトに
連動して、前記画面上に表示されている部分の時間軸に
対応する時間データが付加された画像データが前記画面
上に表示されるように前記画像列を前記画面上で画像列
の方向にシフトするとともに、前記第２シフト工程によ
る画像列のシフトに連動して、前記画面上に表示されて
いる部分の画像列の画像データに付加された時間データ
に対応する時間軸が前記画面上に表示されるように前記
時間軸を前記画面上で時間軸の方向にシフトする連動工
程とを備えることを特徴とする画像検索方法。
【請求項１２】位置データが付加された複数の画像デ
ータの中から所望の画像データを検索するための画像検
索方法であって、共通の場所を包含する異なる縮尺の複
数の地図を画面上に同時に表示する地図表示工程と、該
複数の地図のひとつを選択する選択工程と、選択された
地図を前記画面上で２次元的にシフトするシフト工程
と、前記選択された地図のシフトに連動して、選択され
ていない地図を前記画面上で２次元的にシフトさせる連
動工程と、前記画面上に表示されている部分の複数の地
図に対応する位置データが付加された画像データを表示
する画像表示工程とからなることを特徴とする画像検索
方法。
【請求項１３】時間データと位置データが付加された
複数の画像データの中から所望の画像データを検索する
ための画像検索方法であって、画面上に時間軸を表示す
る時間軸表示工程と、前記時間軸を前記画面上で時間軸
の方向にシフトする第１シフト工程と、前記画面上に前
記時間軸と同時に地図を表示する地図表示工程と、前記
地図を前記画面上で２次元的にシフトする第２シフト工
程と、前記画面上に表示されている部分の時間軸に含ま
れる時間データが付加されているとともに、前記画面上
に表示されている部分の地図に含まれる位置データが付
加された画像データを表示する画像表示工程とを備える
ことを特徴とする画像検索方法。