JP2003227473A - 斜板式ポンプの潤滑機構 - Google Patents

斜板式ポンプの潤滑機構

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JP2003227473A
JP2003227473A JP2003004030A JP2003004030A JP2003227473A JP 2003227473 A JP2003227473 A JP 2003227473A JP 2003004030 A JP2003004030 A JP 2003004030A JP 2003004030 A JP2003004030 A JP 2003004030A JP 2003227473 A JP2003227473 A JP 2003227473A
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JP2003004030A
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Inventor
Tsutomu Tominaga
努 富永
Tatsuya Ikegami
達哉 池上
Kazuyoshi Yamamoto
和義 山本
Osamu Matsumoto
修 松本
Kazuyuki Ushio
一幸 牛尾
Kiyouya Igarashi
京矢 五十嵐
Takeo Kume
建夫 久米
Nobuaki Murakami
信明 村上
Hideyuki Oda
英幸 織田
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜板式ポンプの回転する摺動部へ積極的に給
油することにより、ポンプの始動時にも十分な潤滑を確
保し、ドライ状態を防止する。 【解決手段】 斜板23が筐体1内で、回転軸3の中心
軸線に対して傾斜して固定支持される。複数のシリンダ
13を有するシリンダブロック15が回転軸3に軸方向
に摺動可能に且つ一体的に回転するように取り付けられ
る。複数のピストン21が一端をシリンダ13に摺合さ
れ、その他端を斜板23にシュー25を介して当接され
る。吸入ポート33及び吐出ポート35を有するバルブ
プレート31が筐体1内面とシリンダブロック15の底
面に当接するように配置され、筐体1内の吸入通路39
及び吐出通路41を吸入ポート33及び吐出ポート35
を介して各シリンダ13内のポンプ室14に選択的に連
通させる。バルブプレート31とシリンダブロック15
底面との摺動部に、潤滑手段により潤滑油を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、斜板式ポンプ等に
おいて高圧下で高速回転する部材間の摺動面を潤滑する
潤滑機構及びそのような斜板式ポンプで用いられるバル
ブプレート、特に、斜板式ポンプ等において、筐体内に
回転自在に収容されて回転駆動される複数のシリンダ内
へ、筐体に形成された吸入通路から作動油を吸入すると
共に、該シリンダから該筐体に形成された吐出通路へ作
動油を吐出する部位に設けられ、作動油の給排を制御す
るバルブプレートに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、斜板式ポンプとしては、特公平4
ー68472号に示されるようなものが知られている。
図8は、この公報に示される斜板式ポンプの側断面図で
ある。この図において、筐体101内に配置された回転
軸103は、その両端をコロ軸受け105からなる軸受
けとニードルベアリング107からなる軸受けとをそれ
ぞれ介して筐体101に回転自在に支持され、その回転
軸103の一端は図示しない駆動源に連結されている。
回転軸103には、複数のシリンダ109を有するシリ
ンダブロック111が一体的に回転するように、且つ軸
方向に摺動可能にスプライン113嵌合されている。シ
リンダブロック111に形成された複数のシリンダ10
9は、回転軸103の回りに略等間隔に配置され、各シ
リンダ109にはピストン115が往復動可能に摺合さ
れている。また、回転軸103には環状の斜板117が
遊嵌され、この斜板117の一側面には各ピストン11
5の一端がシュー119を介して当接すると共に、他側
面は円筒状に形成されて、筐体101に設けられたホル
ダ121の円筒状の面に当接している。各シュー119
は環状のリテイナ123により斜板117に保持され、
また、各シュー119の球部119aにはピストン11
5の一端が枢着されている。斜板117の外周部は連結
アーム125を介してプランジャ127に連結され、こ
のプランジャ127の操作により、斜板117は回転軸
103の中心軸線に対して一定範囲内で傾動しうるよう
になっている。 【0003】シリンダブロック111の底部と筐体10
1の内面間にはバルブプレート129が介装され、この
バルブプレート129には吸入ポート131と吐出ポー
ト133が形成されている。シリンダブロック111
は、回転軸103の外周面に巻回されたコイルバネ13
5により、図8で左方向に付勢されて、シリンダブロッ
ク111底部がバルブプレート129を介して筐体10
1内面へ押圧されている。シリンダブロック111内の
各シリンダ109内に画成されたポンプ室110は、回
転軸103の回転によるシリンダブロック111の回転
に伴い、バルブプレート129の吸入ポート131ある
いは吐出ポート133を介して、筐体101内に形成さ
れた吸入通路137あるいは吐出通路139に選択的に
連通する。 【0004】以上の構成において、プランジャ127の
操作により回転軸103に対する斜板117の傾斜角度
を適当に調節した後で、図示しない駆動源を作動させて
回転軸103を回転駆動すると、シリンダブロック11
1が回転軸103と共に回転して、シリンダ109内の
ピストン115がシリンダブロック111と共に回転さ
れる。ピストン115の一端はシュー119を介して、
回転軸103に対して傾斜した斜板117に当接してい
るため、ピストン115は回転に伴い、シリンダ109
内で往復運動する。従って、ピストン115が図8で右
方向に移動する吸入行程では、吸入通路137よりバル
ブプレート129の吸入ポート131を介してシリンダ
109内のポンプ室110に吸入され、ピストン115
が図8で左方向に移動する吐出行程では、ポンプ室11
0内の作動油が加圧されてバルブプレート129の吐出
ポート133を介して筐体101内の吐出通路139へ
吐出される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような斜板式ポン
プにおいては、作動時に、シリンダブロック111の底
部がバルブプレート129に対して摺動して回転する
が、これらの摺動部へ潤滑のため作動油を供給する給油
機構は特に設けられておらず、ポンプの作動中に筐体1
01の底部に溜まった作動油がシリンダブロック111
の回転により掻き上げられて前記摺動部へ自然に供給さ
れる程度であった。また、回転軸103の筐体101内
に収容された端部はニードルベアリング107を介して
筐体101に回転自在に支持されているが、このニード
ルベアリング107への給油も積極的には行われておら
ず、筐体101内に溜まった作動油の自然給油に任せて
いた。 【0006】従って、ポンプを高速で動作させると、シ
リンダブロック111底部とバルブプレート129との
摺動面やニードルベアリング107の潤滑が不充分にな
り、これらの部分がドライ状態になって急激に磨耗して
作動不良を起こしたり寿命が大幅に縮まったり、異音を
発生したり、騒音が異常に増大するという問題点があっ
た。 【0007】また、上記斜板式ポンプを燃料噴射式エン
ジンのインジェクタへ燃料を供給するポンプとして使用
した場合には、ポンプの停止時に、ポンプ内部の燃料が
エンジンの熱により蒸発しており、始動時にはドライ運
転になりやすい。 【0008】そこで、本発明は上記従来の問題点を解消
するためになされたもので、高速で回転する摺動部へ積
極的に給油することにより、ポンプの高速回転時やポン
プ停止後の再始動時にも充分な潤滑ができ、ドライ状態
を防止しうる斜板式ポンプの潤滑機構及びバルブプレー
トを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明によれば、筐体
と、その筐体内に配置され、両端部を軸受けを介して該
筐体に回転自在に支持され、駆動源により回転駆動され
うる回転軸と、前記筐体内に配置され、その回転軸の中
心軸線に対して傾斜して固定支持される斜板と、前記回
転軸に軸方向に摺動可能に且つ一体的に回転するように
取り付けられ、内部にポンプ室を画成された複数のシリ
ンダを有するシリンダブロックと、一端を前記シリンダ
に摺合され、他端を前記斜板に当接するシューに連結さ
れた複数のピストンと、前記筐体に設けられ、前記各シ
リンダ内のポンプ室に外部から油を供給するための吸入
通路と、前記筐体に設けられ、前記各シリンダのポンプ
室から外部へ油を吐出する吐出通路と、一端面を前記筐
体内面に当接し、他端面を前記各シリンダブロックの底
面に当接するように配置され、前記回転軸を貫通させ、
前記吸入通路及び吐出通路を前記各シリンダ内のポンプ
室に選択的に連通させるための吸入ポート及び吐出ポー
トを有するバルブプレートとからなる斜板式ポンプにお
いて、前記バルブプレートと前記シリンダブロックの底
面との接触部に潤滑油を供給する潤滑手段を備え、前記
回転軸の前記バルブプレートに近接する側の端部を回転
自在に支持する前記軸受けに、前記筐体内の前記吸入通
路から作動油を供給する軸受け給油通路を前記筐体に設
けたものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。 実施の形態1.図1乃至図3は、本発明による斜板式ポ
ンプの潤滑機構の第一の実施の形態を示しており、図1
はその縦断側面図、図2はバルブプレートの平面図、図
3はバルブプレート周辺の縦断側面図である。 【0011】図1において、筐体1内には回転軸3が収
容され、その回転軸3の一端はボールベアリング5等の
軸受けにより、他端はニードルベアリング7等の軸受け
により筐体1に各々回転自在に支持されている。回転軸
3の一端は、マグネットカップリング9を介して入力軸
11に接続され、入力軸11は図示しない内燃機関等の
駆動源に連結されている。 【0012】回転軸3には、複数のシリンダ13を有す
るシリンダブロック15が一体的に回転するように、且
つ軸方向に摺動可能にスプライン17嵌合されている。
シリンダブロック15に形成された複数のシリンダ13
は、回転軸3の回りに略等間隔に配置され、各シリンダ
13にはピストン21が往復動可能に摺合されている。 【0013】また、回転軸3には環状の斜板23が遊嵌
され、この斜板23はその外周部において回転軸3の中
心軸線に対して傾斜した状態で筐体1に固定保持されて
いる。斜板23の一側面には各ピストン21の一端がシ
ュー25を介して当接し、各シュー25は環状のシュー
ホルダ27により斜板23の一側面に摺動可能に保持さ
れている。 【0014】シリンダブロック15の底部と筐体1の内
面間にはバルブプレート31が介装され、このバルブプ
レート31には吸入ポート33と吐出ポート35が形成
されている。シリンダブロック15は、回転軸3の外周
面に巻回されたコイルバネ37により、図1で左方向に
付勢されて、シリンダブロック15底部がバルブプレー
ト31を介して筐体1内面へ押圧されている。シリンダ
ブロック15内の各シリンダ13内に画成されたポンプ
室14は、回転軸3の回転によるシリンダブロック15
の回転に伴い、バルブプレート31の吸入ポート33あ
るいは吐出ポート35を介して、筐体1内に形成された
吸入通路39あるいは吐出通路41に選択的に連通す
る。 【0015】吸入通路39は、筐体1内に形成した軸受
け給油通路43を介して、ニードルベアリング7により
回転自在に支持された回転軸3の端部側で筐体1内に形
成された油溜45に連通し、吸入通路39より作動油の
一部が軸受け給油通路43を介して油溜45に導かれ
て、ニードルベアリング7を潤滑する。 【0016】図2に示すように、ニードルベアリング7
は、回転軸3と外輪49との間に等間隔で配置された複
数のニードル状ローラ47からなり、外輪49はストッ
プリング51により筐体1に固定されている。 【0017】また、図3に示すように、バルブプレート
31は、回転軸3を回転自在に貫通させる中心孔31a
と吸入ポート33及び吐出ポート35とを有する環状体
よりなる。環状体は、少なくともその一端面において、
外周縁に沿って突設された外周ランド部31bと、中心
孔31aと外周ランド部31bとの間において形成され
たシールランド部31cと、外周ランド部31bとシー
ルランド部31cとの間に形成された環状溝31dとを
備えている。シールランド部31cには、吸入通路39
及び吐出通路41を各シリンダ13内のポンプ室14に
連通させるための前記吸入ポート33及び吐出ポート3
5が、環状体の中心に対して対称的に円弧状に形成され
ており、バルブプレート31とシリンダブロック15底
面との相対摺動時に、吸入ポート33や吐出ポート35
内の作動油の摺合部から漏れがシールランド部31cに
よりシールされる。外周ランド部31bには、少なくも
一つ以上の切り欠き溝31eが形成されている。図示例
では、複数の切り欠き溝31eが円周方向に略等間隔に
形成され、外周ランド部31bと切り欠き溝31eとが
交互に配置されている。また、図示例では、環状体の他
端面も、上述した一端面と同様に形成されている。しか
し、バルブプレート31の他端面は摺動しないので、他
端面に、環状溝31dや外周ランド部31bの切り欠き
溝31e等を必ずしも設ける必要はない。 【0018】また、環状体には、外周ランド部31b、
シールランド部31c及び環状溝31dに潤滑油を供給
する潤滑手段としての給油孔31fが両端面間に貫通し
て設けられている。この実施の形態では、給油孔31f
の一端は環状溝31dに開口すると共に、他端は油路5
3を介して吸入通路39に連通している。 【0019】次に、この実施の形態の作用について説明
する。図示しない駆動源を作動させて回転軸3を回転駆
動すると、シリンダブロック15が回転軸3と共に回転
して、シリンダ13内のピストン21がシリンダブロッ
ク15と共に回転される。ピストン21の一端はシュー
25を介して、回転軸3の中心軸線に対して傾斜した状
態で筐体1に固定支持された斜板23に当接しているた
め、ピストン21は回転軸3の回りを回転するのに伴
い、シリンダ13内で往復運動する。従って、ピストン
21が図1で右方向に移動する吸入行程では、シリンダ
ブロック15の回転に伴ってシリンダ13内のポンプ室
14がバルブプレート31の吸入ポート33に連通し
て、筐体1内の吸入通路39よりバルブプレート31の
吸入ポート33を介してシリンダ13内のポンプ室14
に吸入される。また、ピストン21が図1で左方向に移
動する吐出行程では、ポンプ室14がバルブプレート3
1の吐出ポート35に連通し、ポンプ室14内の作動油
が加圧されてバルブプレート31の吐出ポート35を介
して筐体1内の吐出通路41へ吐出される。 【0020】このようなポンプ室14からの作動油の給
排時には、回転するシリンダブロック15の底面とバル
ブプレート31との摺動部における、吸入ポート33や
吐出ポート35からの作動油の漏れはバルブプレート3
1のシールランド部31cによりシールされる。また、
筐体1内の吸入通路39内の作動油の一部は油路及びバ
ルブプレート31内の給油孔31fを介してバルブプレ
ート31表面の環状溝31dに導かれ、そこから外周ラ
ンド部31b及びシールランド部31cへ供給されて、
これらのランド部31b、31cとシリンダブロック3
1底面とを潤滑する。このため、ポンプを停止後に再始
動する際にも、バルブプレート31とシリンダブロック
15との摺合面は充分に潤滑され、従来のようにドライ
運転状態になることを確実に防止することができる。 【0021】また、吸入通路39内の作動油の一部は軸
受け給油通路43を介して油溜45に導かれ、そこから
ニードルベアリング7へ供給されるので、ニードルベア
リング7も充分に潤滑され、ドライ運転状態になるよう
なことはない。 【0022】以上から、ポンプを停止後に再始動する際
にも、従来のようなドライ運転による異音や大きな騒音
の発生を防止できると共に、摺動部の異常磨耗による耐
久性の低下を回避することができる。 【0023】実施の形態2.図4及び図5は本発明の第
二の実施の形態を表しており、図4はこの実施の形態に
よるバルブプレートの平面図、図5はバルブプレートの
近傍部の縦断側面図である。この実施の形態では、給油
孔31f’が、図2の第一の実施の形態のように、環状
溝に配置されておらず、外周ランド部31bの切り欠き
溝31eに配置された点を除けば、構成及び作用とも第
一の実施の形態と略同様である。この実施の形態では、
外周ランド部31bの切り欠き溝31eへ作動油を給油
することにより、外周ランド部31bの潤滑を充分、且
つ確実に行うことができる。 【0024】実施の形態3.図6及び図7は本発明の第
三の実施の形態を表しており、図6はこの実施の形態に
よるバルブプレートの平面図、図7はバルブプレートの
近傍部の縦断側面図である。この実施の形態では、給油
孔31f”が、図2の第一の実施の形態のように、環状
溝31dに配置されておらず、外周ランド部31bに配
置された点を除けば、構成及び作用とも第一の実施の形
態と略同様である。この実施の形態では、外周ランド部
31bの摺動面へ直接作動油を給油することにより、外
周ランド部31bの潤滑をより一層充分、且つ確実に行
うことができる。 【0025】以上のように本発明によれば、潤滑手段に
よりバルブプレートとシリンダブロックの底面との接触
部に潤滑油を積極的に供給することにより、ポンプの高
速回転時やポンプ停止後の再始動時にも、バルブプレー
トとシリンダブロック底面との摺動面を確実且つ充分に
潤滑することができ、従って、ドライ状態を防止して、
潤滑不足による異音の発生や騒音の増大を抑制すること
ができると共に、異常磨耗を防止して装置の耐久性の低
下を抑えることができる。 【0026】また、回転軸の前記バルブプレートに近接
する側の端部を回転自在に支持する軸受けに、筐体内の
吸入通路から軸受け給油通路を介して作動油を積極的に
供給することにより、該軸受けの潤滑を確実且つ充分に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施の形態による斜板式ポンプの
潤滑機構の縦断側面図である。 【図2】 そのバルブプレートの平面図である。 【図3】 そのバルブプレートの近傍部の縦断側面図で
ある。 【図4】 本発明の他の実施の形態によるバルブプレー
トの平面図である。 【図5】 そのバルブプレートの近傍部の縦断側面図で
ある。 【図6】 本発明のさらに他の実施の形態によるバルブ
プレートの平面図である。 【図7】 そのバルブプレートの近傍部の縦断側面図で
ある。 【図8】 従来の斜板式ポンプの潤滑機構の縦断側面図
である。 【符号の説明】 1 筐体、3 回転軸、5 ボールベアリング(軸受
け)、7 ニードルベアリング(軸受け)、13 シリ
ンダ、14 ポンプ室、15 シリンダブロック、21
ピストン、23 斜板、25 シュー、31 バルブ
プレート、31a中心孔、31b 外周ランド部、31
c シールランド部、31d 環状溝、31e 切り欠
き溝、31f 給油孔、33 吸入ポート、35 吐出
ポート、39 吸入通路、41 吐出通路、43 軸受
け給油通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 達哉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 和義 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松本 修 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 牛尾 一幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 五十嵐 京矢 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 久米 建夫 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 村上 信明 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 織田 英幸 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3H070 AA02 BB06 CC02 CC07 CC27 DD13 DD94 3H071 AA04 BB01 CC22 CC26 CC27 DD06 DD46

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 筐体と、その筐体内に配置され、両端部
    を軸受けを介して該筐体に回転自在に支持され、駆動源
    により回転駆動されうる回転軸と、前記筐体内に配置さ
    れ、その回転軸の中心軸線に対して傾斜して固定支持さ
    れる斜板と、前記回転軸に軸方向に摺動可能に且つ一体
    的に回転するように取り付けられ、内部にポンプ室を画
    成された複数のシリンダを有するシリンダブロックと、
    一端を前記シリンダに摺合され、他端を前記斜板に当接
    するシューに連結された複数のピストンと、前記筐体に
    設けられ、前記各シリンダ内のポンプ室に外部から油を
    供給するための吸入通路と、前記筐体に設けられ、前記
    各シリンダのポンプ室から外部へ油を吐出する吐出通路
    と、一端面を前記筐体内面に当接し、他端面を前記各シ
    リンダブロックの底面に当接するように配置され、前記
    回転軸を貫通させ、前記吸入通路及び吐出通路を前記各
    シリンダ内のポンプ室に選択的に連通させるための吸入
    ポート及び吐出ポートを有するバルブプレートとからな
    る斜板式ポンプにおいて、前記バルブプレートと前記シ
    リンダブロックの底面との接触部に潤滑油を供給する潤
    滑手段を備え、 前記回転軸の前記バルブプレートに近接する側の端部を
    回転自在に支持する前記軸受けに、前記筐体内の前記吸
    入通路から作動油を供給する軸受け給油通路を前記筐体
    に設けたことを特徴とする斜板式ポンプの潤滑機構。
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