JP2003227461A - インク、塗料等の液剤自動調合装置 - Google Patents

インク、塗料等の液剤自動調合装置

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JP2003227461A
JP2003227461A JP2002029155A JP2002029155A JP2003227461A JP 2003227461 A JP2003227461 A JP 2003227461A JP 2002029155 A JP2002029155 A JP 2002029155A JP 2002029155 A JP2002029155 A JP 2002029155A JP 2003227461 A JP2003227461 A JP 2003227461A
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individual liquid
container
pump
drive mechanism
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Toshimichi Shimizu
利道 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正確に所定量の調合を自動的に行うことがで
き、しかも液剤計量吸入排出に使用する計量送液のため
の装置が液剤の乾燥固化による影響を受けることなく常
に正常な作動が確保でき、しかも、混合容器内以外の個
所で個別液剤が混合されることなく、適正な液剤調合が
なされるインク、塗料等の液剤調合装置の提供。 【解決手段】調合しようとする各種の液剤を個別に収容
する複数の個別液剤容器3,3…を備え、その各個別液
剤容器3内にピストンポンプ式の計量ポンプ4を、個別
液剤容器内に収容された液剤aに浸漬される配置に備
え、調合しようとする個別液剤毎に個別液剤容器内の計
量ポンプ4をポンプ駆動機構5により動作させて自動的
に計量抽出し、これらの計量抽出された個別液剤を混合
容器6内に収容して混合させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車修理
工場において補修個所塗装用塗料、或いは印刷工場にお
けるポップ印刷に使用するカラーインク等の色材の調色
等、主として少量の色材調色に使用するインク、塗料等
の液剤調合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車修理工場における修理個
所の塗装や、印刷工場におけるポップ印刷等に使用する
塗料やカラーインク等の色材による調色に際しての液剤
調合は、所定の配合割合に合わせて各個別液剤をそれぞ
れ計量カップに取り出し、これを重量計にて計量し、混
合容器に入れ、必要に応じて溶剤を添加して攪拌する作
業を全て手作業で行っている。
【0003】このような色材の液剤調合は、全て手作業
で行うため計量誤差が大きく、特に最終調色段階ではマ
イクロリットル単位の色材添加が必要となるため、調合
の失敗がしばしば発生し、その度に調合不良の混合色材
を例外なく廃棄しなければならず、色材が無駄になると
同時に廃棄処理のために経費がかかるという問題があっ
た。
【0004】このような問題を解決する方法として、本
発明者らは、先に計量ポンプ及び切換弁を使用し、各種
の個別色材を共通の吸引排出ポンプによって定量吸引
し、混合容器に注入して混合攪拌する装置を開発した
(特願2001−59389号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の装置では、切換弁に色材が付着して次の色材の吸引排
出時にこれが混じった状態で排出されることが防止でき
ないという問題があり、また、ポンプや切換弁に付着し
た色材を完全に除去できないため、装置不稼動時に乾燥
固結し、場合によっては使用不能となるという問題があ
った。
【0006】本発明はこのような従来の問題に鑑み、少
量の色材による調色等の液剤調合であっても、正確に所
定量の調合を自動的に行うことができ、しかも液剤計量
吸入排出に使用する計量送液のための装置が液剤の乾燥
固化による影響を受けることなく常に正常な作動が確保
でき、しかも、混合容器内以外の個所で個別液剤が混合
されることなく、適正な液剤調合がなされるインク、塗
料等の液剤調合装置の提供を目的としてなされたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明にかかるイ
ンク、塗料等の液剤調合装置の特徴は、調合しようとす
る各種の液剤を個別に収容する複数の個別液剤容器を備
え、その各個別液剤容器内にピストンポンプ式の計量ポ
ンプを、該個別液剤容器内に収容された液剤に浸漬され
る配置に備え、調合しようとする個別液剤毎に前記個別
液剤容器内の前記計量ポンプをポンプ駆動機構により動
作させて自動的に計量抽出し、これらの計量抽出された
個別液剤を混合容器内に収容して混合させるようにした
ことにある。尚、多数の前記個別液剤容器を並べて収容
した個別液剤容器支持装置と、前記ポンプ駆動機構を支
持させたポンプ駆動機構移動装置と、前記個別液剤容器
支持装置及び/又はポンプ駆動機構移動装置を移動させ
て該ポンプ駆動機構を所望の個別液材容器位置に相対移
動させて所望の個別液剤容器を選択してその計量ポンプ
を前記ポンプ駆動機構によって動作させて所望量の個別
液剤を混合容器に抽出させるようにすること、前記計量
ポンプは個別液剤容器内に固定した円筒状のシリンダー
と、該シリンダー内に挿入された加減圧用のピストンと
を有し、前記シリンダーにはその内面に円周方向に位置
を違えて吸引孔と排出孔とを開口させ、前記吸引孔を前
記個別液剤容器の底部内に連通開口させるとともに排出
孔を前記個別液剤容器外に連通開口させ、かつ前記ピス
トンの外周面には、円周方向に旋回させることによって
前記吸引孔及び排出孔に選択的に連通される溝状流路
を、該ピストンの軸方向に向けて備えるとともにその一
端をピストン先端部に開放させ、ポンプ駆動機構は、個
別液剤容器に備えた計量ポンプのピストンを、前記溝状
流路が前記吸引孔又は排出孔を選択して整合する位置に
動作させる旋回動作装置と、該ピストンを必要な長さだ
け軸方向に往復動作させる直線動作装置とを備えるこ
と、前記計量ポンプのシリンダーを各個別液剤容器の底
面に貫通させて設置し、該シリンダーの肉厚部の下端面
に、該シリンダー内面に開口した排出孔の出口側端部を
開口させ、該出口側端部内に、排出孔の出口側開口を開
閉する弁体を備え、該弁体をポンプ駆動機構が所望の個
別液剤容器の計量ポンプ作動位置に整合されることによ
って開き方向に動作されるようにすること、前記個別液
剤容器支持装置は、同軸で上下に多段に配置された複数
の旋回台をもって構成され、その各旋回台を個別に又は
共に必要角度だけ回動させる旋回台回転駆動装置を備
え、前記ポンプ駆動機構移動装置は、前記ポンプ駆動機
構を支持させた支持台を上下に向けて設置したガイド軸
に沿って必要な高さだけ昇降動作させる昇降装置と、該
支持台を前記旋回台の側部から該旋回台上の個別液剤容
器上に水平移動させる水平移動装置とをもって構成さ
れ、前記旋回台を旋回させると共に前記支持台を所定の
高さに上下移動させた後、旋回台上位置に水平移動させ
ることにより、所望の個別液剤容器の計量ポンプにポン
プ駆動機構を整合させるようにすること、及び、前記個
別液剤容器を有底円筒状となし、その中心に計量ポンプ
のシリンダーを固定し、該シリンダーを中心にして回転
自在に液剤攪拌具を備え、該液剤攪拌具の回転軸を前記
個別液剤容器の上部に突出させ、該回転軸に前記旋回台
の旋回によって相対移動する不動部分と係合して該回転
軸を回転駆動させる攪拌具駆動機構を備えることが好ま
しい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。
【0009】図1は本発明装置の一実施例の概略構成を
簡素化して示しており、図において1は個別液剤容器支
持装置であり、2はポンプ駆動機構移動装置である。個
別液剤容器支持装置1には多数の個別液剤容器3,3…
…が載せられており、この各容器3には図1には示され
てないが、図4に示すようにピストンシリンダー型の計
量ポンプ4が設置されている。
【0010】ポンプ駆動機構移動装置2には、計量ポン
プ4を作動させるためのポンプ駆動機構5及び混合容器
6を載置する混合容器台7が支持されている。そして、
これらの支持装置1及び2を動作させて所望の個別液剤
容器3にポンプ駆動機構5及び混合容器6を整合させ、
ポンプ駆動機構5によって計量ポンプ4を動作させ、個
別液剤容器3内の液剤を計量し、混合容器6内に抽出す
るようになっている。
【0011】このようにして所定の配合に従って各種個
別液剤を混合容器6に取り出して混合させることによっ
て色材の調色等の液剤調合が行われるようになってお
り、これらの一連の動作は、図示しないコンピュータを
使用したコントローラーによって、予め入力した設定値
に基づいて自動的になされるようにしている。
【0012】個別液剤容器支持装置1には、上下配置に
複数の旋回台11,11……が、回転中心を同軸配置に
して旋回自在に設置されている。この各旋回台11はそ
れぞれステッピングモーター12によって個別に回転制
御されるようになっている。
【0013】各旋回台11は、周囲に円形リング状の容
器載置部11aがあり、ここに所定数の個別液剤容器
3,3……が定間隔に載置されている。この容器載置部
11aには、筒型受け具13が固定されており、この筒
型受け具13内に、個別液剤容器3の底面に突出した後
述するシリンダーから成る底凸部3aが嵌合させること
によって、該個別容器が取り外し可能に載置されてい
る。
【0014】尚、この筒型受け具13内には、図5に示
すように、回り止め用突起14が突設され、これに底凸
部外周のガイド溝15が嵌り合う事によって個別液剤容
器3が所定の角度で旋回台11上に載置されるようにな
っている。
【0015】個別液剤容器3には、図4に示すように有
底円筒型の中空容器が使用されており、その中心部内に
前述した計量ポンプ4が、該個別液剤容器3内の個別液
剤aに浸漬される状態に設置されている。
【0016】計量ポンプ4には、有底円筒状のシリンダ
ー20とその内部に回転及び軸方向に移動自在に収容し
たピストン21からなるピストンシリンダー型ポンプが
使用されている。この計量ポンプ4のシリンダー20
は、個別液剤容器3の底部中心部分を貫通して下端を下
方に突出させて固定され、前述した底凸部3aとなって
いる。
【0017】計量ポンプ4のシリンダー20には、吸引
孔22と排出孔23とがシリンダー内面の同じ高さ位置
にあって一定角度(図面では一定角度)隔てた位置に開
口されており、吸引孔22はシリンダー20の周壁を水
平方向に貫通して個別液剤容器3の底部内に連通開口さ
せている。排出孔23は、シリンダー20の周壁肉厚内
に軸方向に向けて形成した排液路24を通じて先端がシ
リンダー20の下端面に開口されている。
【0018】ピストン21は、下端部側外周面に軸方向
に向けた溝状流路25が形成されている。この溝状流路
25は先端がピストン先端面に開放されており、ピスト
ン先端面から該ピストンの最大ストローク分の長さより
長く形成されている。この溝状流路25を吸引孔22又
は排出孔23の何れか一方に連通させた状態にあると
き、他方はピストン外周面によって閉鎖された状態とな
るように構成されている。
【0019】そして、ピストン21を押し込んだ状態で
溝状流路25を吸引孔22に整合させ、この状態でピス
トン21を回動させることなく引き上げることによっ
て、溝状流路25が吸引孔22に連通したままの状態で
ピストンが引き上げられることとなり、吸引孔22から
溝状流路25を通して個別液剤容器3内に収容されてい
る個別液剤aがシリンダー20内に吸引される。
【0020】このようにして所望の量だけ吸引させた
後、ピストン21を一定角度回動させて溝状流路25を
排出孔23に整合させ、前述とは逆にピストン21を押
し込むと、溝状流路25は排出孔23と連通した状態で
加圧方向の動作がなされることとなり、シリンダー10
内の個別液剤aは溝状流路25から排出孔23を通して
シリンダー下端より混合容器6内に抽出されるようにな
っている。
【0021】排出孔23に連通している排液路24はシ
リンダー20の肉厚内に軸方向に向けて形成され、その
先端がシリンダー20の下端面に開口されている。この
開口30内には開口を弁座として弁体31が挿入され、
該弁体31が開口30内に挿入されることによって排液
路24が閉鎖され、該引き上げられることによって開放
状態となるように構成されている。
【0022】弁体31は操作軸32の下端に固定され、
該操作軸32の上下動作によって開閉動作がなされるよ
うになっている。操作軸32は、排液路24の上端側を
延長して形成した操作軸孔部33を通してシリンダー上
端上に突出され、コイルスプリング34によって押し込
み方向、即ち弁体31が開口30を閉鎖する方向に常時
付勢されて常閉状態の開閉弁を構成している。
【0023】尚、図において符号35は操作軸32の外
周に嵌めつけられ、操作軸孔部33と排液路24とを遮
蔽するためのパッキンである。
【0024】操作軸32の上端には操作用腕36が直角
配置に設置されており、後述するチャック70の一方の
挟持爪71の下面に固定した弁操作片74によって開閉
操作されるようになっている。
【0025】シリンダー20の上端は個別液剤容器3の
上方に突出され、その先端部外周には後述するチャック
70の挟持爪71,71によって挟持させるための被挟
持用V溝40が形成されている。
【0026】ピストン21の上端には、シリンダー20
の上端より上方に突出した操作軸41が同軸配置に固定
され、その上端に円盤状の操作部材42が固定されてい
る。この操作部材42の下面に回動規制軸43が下向き
に突設されている。
【0027】一方シリンダー20の上端には支柱44が
突設され、その側面にストッパーピン45が水平方向に
向けて突設されている。このストッパーピン45に前述
した回動規制軸43が当接する角度にあるとき、ピスト
ン21の溝状流路25が吸引孔22に整合される角度と
なるように構成されている。
【0028】シリンダー上端の支柱44の上端には板状
のスプリング受け46が固定されている。このスプリン
グ受け46にピストン21の操作軸41が貫通されてい
る。このスプリング受け46とピストン上端面との間
に、コイルスプリングからなる戻しスプリング47が介
在されている。
【0029】戻しスプリング47は、ピストンに他の操
作力が作用されない状態にあるとき、ピストン21を最
下部まで押し込む方向の戻し力と、前述したストッパー
ピン45に回動規制軸43が当接する状態に回動させる
回転方向の戻し力とを作用させている。また、ピストン
21は、戻しスプリング47によって戻し状態にあると
き、シリンダー20の最奥部に押し込まれ、且つ溝状流
路25の上端部が吸引孔22に連通された状態となるよ
うにしている。
【0030】上述のように構成される計量ポンプ4を動
作させるポンプ駆動機構5は、ピストン21を回動させ
る旋回動作装置と、該ピストン21を所望のストローク
分だけ引き上げ動作させる直線動作装置とからなってい
る。
【0031】旋回動作装置にはロータリーアクチュエー
タ又はロータリーソレノイド50が使用されている。こ
のロータリーアクチュエータ50はピストン21を一定
角度旋回動作させるためのものであり、動作軸51にエ
アチャック又は電磁石52が固定され、これによってピ
ストン21の操作軸41上端の操作部材42を吸着さ
せ、この状態で操作用の圧力空気或いは電力を供給する
ことによって旋回動作させるようになっている。
【0032】直線動作装置は、ロータリーアクチュエー
タ50を固定した昇降台53を、ピストン21の所望の
ストローク分だけ上下方向に移動させるようにしている
ものであり、昇降台53及びこれを上下に移動自在に支
持させたガイド軸54、昇降台53に固定した雌ネジ部
材55を螺嵌したネジ軸56、該ネジ軸56をベルト伝
動機構57を介して回転制御させるステッピングモータ
ー58とから構成されている。
【0033】このように構成されるポンプ駆動機構5
は、ポンプ駆動機構移動装置2によって上下及び水平方
向に動作されるようになっている。このポンプ駆動機構
移動装置2は、ポンプ駆動機構5を支持させた支持台6
0を上下及び水平方向に動作させるものであり、上下の
端板61,61間に、スライドガイド軸62を固定する
とともにこのスライドガイド軸62と平行配置にネジ軸
63を回転自在に軸受けさせている。スライドガイド軸
62に対して支持台60を上下にスライド自在に支持さ
せ、ネジ軸63を支持台60に固定した雌ネジ材64に
螺嵌させている。
【0034】ネジ軸63はステッピングモーター65に
よってベルト伝動機構を介して回転されるようになって
おり、モーター65によってネジ軸63を回転させるこ
とによって支持台60が上下に移動されるようになって
いる。
【0035】上下の端板61,61には、同軸配置に支
軸66a,66bが固定されており、これが固定フレー
ム67に対して回転自在に軸受けされている。この一方
の支軸66aがベルト伝動機構を介し、ステッピングモ
ーター68により回転させるようになっており、モータ
ー68の回転によって、上下の端板61、ネジ軸63及
びスライドガイド軸62とともに支持台60が水平方向
に往復動作されるようになっている。
【0036】支持台60には、混合容器台7が支持され
ているともに、前述した計量ポンプ4のシリンダー20
を挟持するチャック70が備えられている。このチャッ
ク70は一対の挟持爪71,71とこれを開閉方向に動
作させる駆動機構72とからなっており、駆動機構72
に圧力空気又は電力の供給によって挟持爪71,71が
挟み付け方向に動作されるようになっている。
【0037】挟持爪71,71は、シリンダー20の水
平方向の位置決めをなすための凹欠部73,73が互い
に対向配置に設けられていると共に、その凹欠部の内縁
部がシリンダー外周のV溝40に嵌り合うテーパ状に形
成され、これがV溝40に挿入されることによってシリ
ンダー20の上下方向の位置決めがなされるようになっ
ている。
【0038】チャック70の挟持爪71の下面には、前
述した計量ポンプ排出孔23の出口開口開閉用の弁体3
1を開き方向に動作させるための弁操作片74が固定さ
れている。この弁操作片74は、先端側を下方に傾斜さ
せた線材の基端側をチャックの挟持爪71底面に固定さ
れている。チャック70がシリンダー20を挟持する位
置に移動される際に、この弁操作片74が、弁体31を
支持している操作軸32上端の操作用腕36の下側に挿
入されることにより、該操作用腕36を押し上げ方向に
動作させ、これによって弁体31が引き上げられ、開口
30が開かれるようになっている。
【0039】各個別液剤容器3には、内部に収容した個
別液剤aを攪拌するための攪拌機構80備えられてい
る。この機構は、計量ポンプ4のシリンダー外周に回転
自在に嵌合させた円筒状の回転軸81の下端外周に放射
状に固定した攪拌羽82からなる液剤攪拌具を有してお
り、回転軸81の上端に歯車83が固定され、個別液剤
容器3が前述した個別液剤容器支持装置1の各旋回台1
1の旋回によって移動する際に、該旋回台11上方に間
隔を隔てて設置された不動のリング状プレート84下に
一定間隔毎に突設した歯車係合ピン85に、前記歯車8
3が係合することによって旋回されるようになってい
る。
【0040】このように構成される液剤自動調合装置
は、例えばインク、塗料等の調色に使用する場合、各個
別液剤容器3内に調色に必要な個別色材を収容してお
き、コントローラー8に入力した配合に従って、個別溶
液容器3を選択し、旋回台11を旋回させると共に、ポ
ンプ駆動機構移動装置2を作動させてポンプ駆動機構5
を選択された個別液剤容器3位置に移動させる。旋回台
11の旋回によって、攪拌機構81の歯車83が歯車係
合ピン85に係合されて回転され、これによって攪拌羽
82が回転し、各個別液剤容器3内を攪拌する。
【0041】そしてポンプ駆動機構5とともにチャック
70が選択された個別溶液容器3のシリンダー20を挟
持する位置に移動されることにより、弁操作片74が弁
体31の操作用腕36下に入り、常閉状態にある弁体3
1が引き上げられて、排出孔23に連通する出口側の開
口30が開かれる。また、選択された個別液剤容器3の
下側に混合容器台7と共に混合容器6が挿入される。
【0042】この状態でチャック70の挟持爪71,7
1を互いに接近する方向に動作させ、シリンダー20の
上端部の被挟持用V溝40内を挟持する。これによって
ポンプ駆動機構5に対するシリンダー20の水平方向及
高さ方向の位置決めがなされる。これと平行してポンプ
駆動機構5のエアチャック又は電磁石52がピストン2
1と固定状態にある操作部材42を吸着する。
【0043】この時の計量ポンプ4は、ピストン21が
戻しスプリング47によって戻し状態、即ち、図13
(a)に示すように、シリンダー20の最奥部に押し込
まれ、且つ溝状流路25の上端部が吸引孔22に連通さ
れ、排出孔23がピストン外周面によって閉鎖された状
態となっている。
【0044】この状態で直線動作装置のステッピングモ
ーター58を昇降台53引き上げ方向に所定の回転数だ
け動作させることにより、昇降台53とともにピストン
21を所定のストローク分だけ引き上げる。これによっ
て図13(b)に示すように、吸引孔22及び溝状流路
25を通じてシリンダー20内に所定量の個別液剤aが
吸引される。
【0045】この吸引動作が完了した後、旋回動作装置
のロータリーアクチュエータ50に圧力空気又は電力が
送り込まれ、ピストン21が一定角度回動される。これ
によって図13(c)に示すように、溝状流路25が排
出孔23に連通され、吸引孔22がピストン外周面によ
って閉鎖される。この状態で、直線動作装置のステッピ
ングモーター58を逆転させて昇降台53を元の降下位
置まで戻す。これによってシリンダー内の個別液剤a
は、図13(d)に示すように、溝状流路25、排出孔
23及び排液路24を通り開口30より混合容器6内に
抽出される。
【0046】このように予めコントローラーに設定され
た1の個別溶液についての所定量の抽出が完了すると、
エアチャック52及びロータリーアクチュエータ50に
対する圧力空気又は電力を抜く。これによってエアチャ
ック52による吸着が解かれ、ロータリーアクチュエー
タ50は動作前の角度に戻る。これと同時にチャック7
0の挟持爪71,71を開いてピストンの挟持を解除す
る。これによってピストン21は戻しスプリング47に
よって元の角度にもどされる。
【0047】このようにして両チャック52,70によ
る挟持及び吸着を解除した後、ポンプ駆動機構移動装置
2により、ポンプ駆動機構5及び混合容器6を個別液剤
容器支持装置1外に退避させ、次の個別液剤容器3の選
択動作に備える。
【0048】このようにして1の個別液剤の抽出動作
を、コントローラー8に予め入力された配合に合わせて
順次に繰り返し、所望の配合及び量の色調が自動的に行
われるようになっている。
【0049】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るインク、塗
料等の液剤自動調合装置は、調合しようとする各種の液
剤を個別に収容する複数の個別液剤容器を備え、その各
個別液剤容器内にピストンポンプ式の計量ポンプを、該
個別液剤容器内に収容された液剤に浸漬される配置に備
え、調合しようとする個別液剤毎に前記個別液剤容器内
の前記計量ポンプをポンプ駆動機構により動作させて自
動的に計量抽出し、これらの計量抽出された個別液剤を
混合容器内に収容して混合させるようにしたことによ
り、ピストンポンプ式の計量ポンプは、これによって抽
出しようとする個別液剤内に浸漬されているため、摺動
部分や液収容部分における乾燥固結(乾固)がなくな
り、常に正常な状態で計量抽出が可能となる。
【0050】また、1の個別液剤容器毎に専用の計量ポ
ンプを備えるため、ポンプ部分における複数液剤の混じ
りあいがなくなり、微量の色材による色調であっても正
確な調合ができる。
【0051】また、本発明では、多数の前記個別液剤容
器を並べて収容した個別液剤容器支持装置と、前記ポン
プ駆動機構を支持させたポンプ駆動機構移動装置と、前
記個別液剤容器支持装置及び/又はポンプ駆動機構移動
装置を移動させて該ポンプ駆動機構を所望の個別液材容
器位置に相対移動させて所望の個別液剤容器を選択して
その計量ポンプを前記ポンプ駆動機構によって動作させ
て所望量の個別液剤を混合容器に抽出させるようにする
ことによって、100種類を超えるような多種類の個別
液剤をそろえておく必要があるような色材の調色であっ
ても、個別液剤選択動作の自動化が簡単な構造の装置に
よってなすことができる。
【0052】更に、本発明では、前記計量ポンプは、個
別液剤容器内に固定した円筒状のシリンダーと、該シリ
ンダー内に挿入された加減圧用のピストンとを有し、前
記シリンダーにはその内面に円周方向に位置を違えて吸
引孔と排出孔とを開口させ、前記吸引孔を前記個別液剤
容器の底部内に連通開口させるとともに排出孔を前記個
別液剤容器外に連通開口させ、かつ前記ピストンの外周
面には、円周方向に旋回させることによって前記吸引孔
及び排出孔に選択的に連通される溝状流路を、該ピスト
ンの軸方向に向けて備えるとともにその一端をピストン
先端部に開放させた構造とすることにより、ピストン自
体がシリンダーの吸引孔及び排出孔を切換操作する弁体
を構成することなり、従来のピストンポンプのように、
一方向の流れを形成するための逆止弁が不要となり、色
材などの調合液剤が付着して機能を低下させることがな
くなるとともに、部品点数が少なくなり廉価に製造でき
る。
【0053】また、上記計量ポンプを動作させるポンプ
駆動機構は、個別液剤容器に備えた計量ポンプのピスト
ンを、前記溝状流路が前記吸引孔又は排出孔を選択して
整合する位置に動作させる旋回動作装置と、該ピストン
を必要な長さだけ軸方向に往復動作させる直線動作装置
とを備えて構成することにより、多数の計量ポンプに対
して共通のポンプ駆動装置を使用することができ、10
0種類を超えるような多数の個別液剤容器を使用する場
合であっても、各個別液剤容器に備える計量ポンプ部品
点数が少なくなり、経済性が高い。
【0054】更に、本発明では、前記計量ポンプのシリ
ンダーを各個別液剤容器の底面に貫通させて設置し、該
シリンダーの肉厚部の下端面に、該シリンダー内面に開
口した排出孔の出口側端部を開口させ、該出口側端部内
に、排出孔の出口側開口を開閉する弁体を備え、該弁体
をポンプ駆動機構が所望の個別液剤容器の計量ポンプ作
動位置に整合されることによって開き方向に動作される
ようにすることにより、個別液剤容器から抽出される液
剤を混合容器に送るための特別の管路が不要となり、し
かも排出孔は液剤抽出時にのみ開かれる構造となり、流
路での液剤の乾固がなくなり、従来のように使用後の流
路の洗浄作業が不要となる。
【0055】更に、前記個別液剤容器支持装置は、同軸
で上下に多段に配置された複数の旋回台をもって構成さ
れ、その各旋回台を個別に又は共に必要角度だけ回動さ
せる旋回台回転駆動装置を備え、前記ポンプ駆動機構移
動装置は、前記ポンプ駆動機構を支持させた支持台を上
下に向けて設置したガイド軸に沿って必要な高さだけ昇
降動作させる昇降装置と、該支持台を前記旋回台の側部
から該旋回台上の個別液剤容器上に水平移動させる水平
移動装置とをもって構成され、前記旋回台を旋回させる
と共に前記支持台を所定の高さに上下移動させた後、旋
回台上位置に水平移動させることにより、所望の個別液
剤容器の計量ポンプにポンプ駆動機構を整合させるよう
にすることによって、個別液剤選択動作の自動化がより
簡単な構造の装置によってなすことができる。
【0056】更に、本発明では、前記個別液剤容器を有
底円筒状となし、その中心に計量ポンプのシリンダーを
固定し、該シリンダーを中心にして回転自在に液剤攪拌
具を備え、該液剤攪拌具の回転軸を前記個別液剤容器の
上部に突出させ、該回転軸に前記旋回台の旋回によって
相対移動する不動部分と係合して該回転軸を回転駆動さ
せる攪拌具駆動機構を備えることにより、個別液剤容器
の選択動作毎にその液剤容器が載せられている旋回台上
の個別液剤容器内が攪拌されることとなり、沈殿物が生
じやすい液剤の調合であっても、常に攪拌直後の液剤を
抽出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインク、塗料等の液剤調合装置の
実施の一例の概略を示す斜視図である。
【図2】同上の動作状態を示す平面図である。
【図3】図1中の個別液剤容器を示す平面図である。
【図4】図3中のA−A線断面図である。
【図5】図3中の底凸部の嵌合状態を示す分解斜視図で
ある。
【図6】図4中の排液路を示す断面図である。
【図7】図3中のB−B線断面図である。
【図8】図3中の計量ポンプの上端部を示す斜視図であ
る。
【図9】図1中のポンプ駆動機構移動装置を示す正面図
である。
【図10】図9中のチャックを示す平面図である。
【図11】ポンプ駆動機構を個別液剤容器と整合させた
状態を示す断面図である。
【図12】同上のポンプ駆動機構の動作状態を示す断面
図である。
【図13】(a)〜(d)は計量ポンプの動作説明をす
るための断面図である。
【符号の説明】
a 個別液剤 1 個別液剤容器支持装置 2 ポンプ駆動機構移動装置 3 個別液剤容器 3a 底凸部 4 計量ポンプ 5 ポンプ駆動機構 6 混合容器 7 混合容器台 11 旋回台 11a 容器載置部 12 ステッピングモーター 13 筒型受け具 14 回り止め用突起 15 ガイド溝 20 シリンダー 21 ピストン 22 吸引孔 23 排出孔 24 排液路 25 溝状流路 30 開口 31 弁体 32 操作軸 33 操作軸孔部 34 コイルスプリング 35 パッキン 36 操作用腕 40 被挟持用V溝 41 操作軸 42 操作部材 43 回動規制軸 44 支柱 45 ストッパーピン 46 スプリング受け 47 戻しスプリング 50 ロータリーアクチュエータ又はロータリーソレノ
イド 51 動作軸 52 エアチャック又は電磁石 53 昇降台 54 ガイド軸 55 雌ネジ部材 56 ネジ軸 57 ベルト伝動機構 58 ステッピングモーター 60 支持台 61 端板 62 スライドガイド軸 63 ネジ軸 64 雌ネジ材 65 ステッピングモーター 66a,66b 支軸 67 固定フレーム 68 ステッピングモーター 70 チャック 71 挟持爪 72 駆動機構 73 凹欠部 74 弁操作片 80 撹拌機構 81 回転軸 82 撹拌羽 83 歯車 84 リング状プレート 85 歯車係合ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 3/14 G01F 3/14 11/14 11/14 13/00 321 13/00 321N 331 331R Fターム(参考) 2F030 CA10 CC01 CE17 CF07 3H075 AA07 AA08 BB03 CC11 DB03 4F042 AA09 AA27 BA02 CA01 CA06 CB27 4G037 BA01 BB02 EA05 4G078 AA02 AB11 BA05 CA13 CA19 DA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調合しようとする各種の液剤を個別に収容
    する複数の個別液剤容器を備え、その各個別液剤容器内
    にピストンポンプ式の計量ポンプを、該個別液剤容器内
    に収容された液剤に浸漬される配置に備え、調合しよう
    とする個別液剤毎に前記個別液剤容器内の前記計量ポン
    プをポンプ駆動機構により動作させて自動的に計量抽出
    し、これらの計量抽出された個別液剤を混合容器内に収
    容して混合させるようにしたことを特徴としてなるイン
    ク、塗料等の液剤自動調合装置。
  2. 【請求項2】多数の前記個別液剤容器を並べて収容した
    個別液剤容器支持装置と、前記ポンプ駆動機構を支持さ
    せたポンプ駆動機構移動装置とを備え、前記個別液剤容
    器支持装置及び/又はポンプ駆動機構移動装置を移動さ
    せて該ポンプ駆動機構を所望の個別液剤容器位置に相対
    移動させて所望の個別液剤容器を選択し、その計量ポン
    プを前記ポンプ駆動機構によって動作させて所望量の個
    別液剤を混合容器に抽出させるようにしてなる請求項1
    に記載のインク、塗料等の液剤自動調合装置。
  3. 【請求項3】前記計量ポンプは個別液剤容器内に固定し
    た円筒状のシリンダーと、該シリンダー内に挿入された
    加減圧用のピストンとを有し、前記シリンダーにはその
    内面に円周方向に位置を違えて吸引孔と排出孔とを開口
    させ、前記吸引孔を前記個別液剤容器の底部内に連通開
    口させるとともに排出孔を前記個別液剤容器外に連通開
    口させ、かつ前記ピストンの外周面には、円周方向に旋
    回させることによって前記吸引孔及び排出孔に選択的に
    連通される溝状流路を、該ピストンの軸方向に向けて備
    えるとともにその一端をピストン先端部に開放させ、ポ
    ンプ駆動機構は、個別液剤容器に備えた計量ポンプのピ
    ストンを、前記溝状流路が前記吸引孔又は排出孔を選択
    して整合する位置に動作させる旋回動作装置と、該ピス
    トンを必要な長さだけ軸方向に往復動作させる直線動作
    装置とを備えてなる請求項1又は2に記載のインク、塗
    料等の液剤調合装置。
  4. 【請求項4】前記計量ポンプのシリンダーを各個別液剤
    容器の底面に貫通させて設置し、該シリンダーの肉厚部
    の下端面に、該シリンダー内面に開口した排出孔の出口
    側端部を開口させ、該出口側端部内に、排出孔の出口側
    開口を開閉する弁体を備え、該弁体をポンプ駆動機構が
    所望の個別液剤容器の計量ポンプ作動位置に整合される
    ことによって開き方向に動作されるようにしてなる請求
    項1、2又は3に記載のインク、塗料等の液剤調合装
    置。
  5. 【請求項5】前記個別液剤容器支持装置は、同軸で上下
    に多段に配置された複数の旋回台をもって構成され、そ
    の各旋回台を個別に又は共に必要角度だけ回動させる旋
    回台回転駆動装置を備え、前記ポンプ駆動機構移動装置
    は、前記ポンプ駆動機構を支持させた支持台を上下に向
    けて設置したガイド軸に沿って必要な高さだけ昇降動作
    させる昇降装置と、該支持台を前記旋回台の側部から該
    旋回台上の個別液剤容器上に水平移動させる水平移動装
    置とをもって構成され、前記旋回台を旋回させると共に
    前記支持台を所定の高さに上下移動させた後、旋回台上
    位置に水平移動させることにより、所望の個別液剤容器
    の計量ポンプにポンプ駆動機構を整合させるようにして
    なる請求項1〜3又は4に記載のインク、塗料等の液剤
    調合装置。
  6. 【請求項6】前記個別液剤容器を有底円筒状となし、そ
    の中心に計量ポンプのシリンダーを固定し、該シリンダ
    ーを中心にして回転自在に液剤攪拌具を備え、該液剤攪
    拌具の回転軸を前記個別液剤容器の上部に突出させ、該
    回転軸に前記旋回台の旋回によって相対移動する不動部
    分と係合して該回転軸を回転駆動させる攪拌具駆動機構
    を備えてなる請求項5に記載のインク、塗料等の液剤調
    合装置。
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