JP2003227253A - タンブラー錠 - Google Patents

タンブラー錠

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JP2003227253A JP2002028058A JP2002028058A JP2003227253A JP 2003227253 A JP2003227253 A JP 2003227253A JP 2002028058 A JP2002028058 A JP 2002028058A JP 2002028058 A JP2002028058 A JP 2002028058A JP 2003227253 A JP2003227253 A JP 2003227253A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、タンブラー錠に係り、不
正な解錠操作に対する防衛策として、不正操作による解
錠が行われたことを確実に検知して、再度の不正操作を
阻止することが課題である。 【解決手段】 タンブラーピンに対する不正な解錠操作
がされたことを、前記不正操作されたタンブラーピンと
ドライバーピンとの間に不正操作検知部材を介在させて
検知できるようにした不正操作検知機構が、タンブラー
機構の近傍に設けられていること、を特徴とするタンブ
ラー錠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、タンブラ
ー錠に係り、不正な解錠操作に対する防衛策として、不
正介解錠を阻止するとともに、不正操作による解錠が行
われたことを確実に検知して、再度の不正操作を阻止す
るようにしたタンブラー錠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タンブラー錠としては、図12に
示すように、外筒21と、該外筒21に回転自在に内包
された内筒22と、前記外筒21において軸心に向けて
前後方向に併設された複数の孔23に備えられたドライ
バーピン24と弾性部材25と、前記内筒22において
前記孔23に対応した位置に設けられた孔26に備えら
れたタンブラーピン27と、前記内筒22の前後方向に
穿設された鍵孔28とから概略構成されているものが知
られている。
【0003】前記鍵孔28に鍵29を差し込むことで、
前記タンブラーピン27が各々高さが内筒外周面に揃え
られて、内筒22を軸心周りに回転させることが可能と
なる。例えば、内筒22を解錠方向に略90゜回転させ
ることで、当該内筒後端部22aのカム(図示せず)が
係止解除されて、タンブラー錠を解錠するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示すように、前記タンブラー錠の鍵孔28に工具30
を差込み、タンブラーピン27を押し上げて内筒外周面
に揃うように操作して、不正な解錠を行うピッキングが
横行している。特に、このタンブラー錠を不正操作して
金銭等を強奪した後に、タンブラー錠が解錠状態のまま
に放置してあれば、ピッキングにあったことが直ぐに露
見するが、内筒を元の施錠位置に戻しておいて、ドアや
ロッカー等の使用者・管理者がピッキングにあったこと
に気づかないようにして、ピッキングを繰り返し行うこ
とがある。こうなると、利用者・管理者等が知らないう
ちに何度もピッキングに会い、被害額が拡大するという
課題がある。本発明に係るタンブラー錠は、このような
課題を解消するために提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタンブラー
錠の上記課題を解決するための要旨は、タンブラーピン
に対する不正な解錠操作がされたことを、前記不正操作
されたタンブラーピンとドライバーピンとの間に不正操
作検知部材を介在させて検知できるようにした不正操作
検知機構が、タンブラー機構の近傍に設けられているこ
とである。また、本発明の要旨は、タンブラーピンに対
する不正な解錠操作がされた時に、外筒から内筒に向か
って付勢手段によって落ち込む解錠阻止部材と、該解錠
阻止部材が係合する孔であって内筒において前記タンブ
ラーピン用の孔以外の箇所に設けられた係合孔とによっ
て内筒の回転を阻止する不正解錠阻止手段を設けたこと
である。
【0006】前記不正操作検知機構は、外筒に設けられ
内筒に連通して穿孔された検知孔と、該検知孔に内包さ
れた弾性手段と、該弾性手段により内筒のタンブラーピ
ン用の孔に落とし込まれることでタンブラーピンに対す
る解錠操作を阻止する一個又は複数個の不正操作検知手
段とでなること、;また、前記不正操作検知手段は、球
体,矩形状体,柱体,楕円体,円板体,棒状体、不整形
体のいずれか、又はこれらの組合せであること、;更
に、検知孔の孔径は、タンブラーピンの孔径よりも小径
であること、;そして、タンブラーピン又はドライバー
ピンの一部によって、不正操作検知手段がタンブラーピ
ン用の孔の外周部に向けて偏倚されることを含むもので
ある。
【0007】本発明に係るタンブラー錠によれば、不正
操作検知機構があることで、正常な鍵を鍵孔に差し込も
うとしても、タンブラーピンとドライバーピンとの間に
不正操作検知部材が介在していて正常に差し込むことが
できない。よって、ドア・ロッカー等の利用者・所有者
や管理者は、必ずピッキングされたことを知ることがで
きるようになり、同一のタンブラー錠に対するピッキン
グの再発を防止できるようになる。また、不正操作が行
われると、解錠阻止部材が内筒側の係合孔に係合し、当
該内筒の回転を阻止することで、不正解錠が阻止される
とともに、係合孔がタンブラーピン用の孔以外の箇所に
設けられていることから、ピッキング用工具が解錠阻止
部材に接触させることができず、該解錠阻止部材に対し
ては一切の不正操作ができなくなって確実な不正解錠阻
止対策となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、ピッキングの阻止及び再発
防止に係るタンブラー錠について図面を参照して説明す
る。なお、発明の理解の容易のため従来例に対応する部
分には従来例と同一符号を付けて説明する。
【0009】タンブラー錠1において、図1に示すよう
に、ある箇所のタンブラーの施錠・解錠機構を断面にし
て概略的に説明すると、外筒21側の孔23には、ドラ
イバーピン24aと、該ドライバーピン24aを内筒側
に付勢する弾性手段であるコイルバネ25が備えられ、
内筒22側の孔26aには、タンブラーピン27aが半
径方向に摺動自在に備えられている。
【0010】前記ドライバーピン24aは、前記コイル
バネ25用の収納孔が中央部に設けられていて、その孔
の底部がバネ用の受け座となっている。そして、該ドラ
イバーピン24aの外側端面24bは、前記ドライバー
ピン24aとタンブラーピン27aとの間に異物が介在
すると、正常な鍵を差し込んでもバネ用の蓋部材2に当
接して、天井を突く状態となって、タンブラーピン27
aの端面が内筒外周面22aと揃わず、解錠操作できな
いようになっている。
【0011】前記ドライバーピン用の孔23の解錠方向
側の近傍に、外筒内周壁面に連通して穿孔された検知孔
3が設けられている。そして、該検知孔3には、弾性手
段であるコイルバネ25aが内包され、該コイルバネ2
5aにより内筒22の孔26aに落とし込まれ不正操作
が検知できるようにした不正操作検知手段である検知部
材4と、内筒22側に付勢され不正操作時における内筒
22の回転を阻止する解錠阻止部材であるストッパーピ
ン5とが設けられている。更に、検知孔3の外側には、
前記コイルバネ25a用の蓋部材2aが設けられてい
る。
【0012】前記検知部材4は、例えば、鋼製の円柱体
であって、内筒側の孔26aに落とし込まれる大きさで
ある。また、前記ストッパーピン5の先端部には係止用
の凸部5aが設けられ、内筒22側には、前記凸部5a
に対応した大きさと深さの係合孔である凹部22bが設
けられている。この凹部22bは、前記タンブラーピン
用の孔26a以外の箇所に設けられる。よって、鍵孔か
ら特殊な工具を差し込んでも、前記ストッパーピン5に
接触させることができない。即ち、このストッパーピン
5に対する不正操作は外部から一切不可能である。
【0013】このような不正解錠阻止機構・不正操作検
知機構を有するタンブラー錠において、不正な操作であ
るピッキングが行われると、まず、従来例において図1
3示したような工具30でタンブラーピン27aが持ち
上げられて、内筒22が解錠方向に回転される。そし
て、図2に示すように、タンブラーピン27aは正常な
鍵によって持ち上げられていないので、孔26aの上部
に空間ができる。この孔26aが検知孔3の位置に回転
してくると、検知部材4がコイルバネ25aの付勢力に
よりストッパーピン5を介して前記孔26aに落とし込
まれる。ストッパーピン5の凸部5aは、前記検知部材
4が孔26aに落ち込んで凸部5aが入り込む余地がな
いので、この孔26aに落ち込むことはない。
【0014】また、同時に、内筒22に設けられた凹部
22bが解除方向に回転して、孔23の部分を通過する
が、当該凹部22bの大きさが孔23及びドライバーピ
ン24aの大きさよりも小さいので、凹部22bにドラ
イバーピン24aが落ち込むことはない。
【0015】更に、内筒22が解除方向に回転される
と、図3に示すように、前記凹部22bが孔3の位置に
達して、ストッパーピン5がコイルバネ25aにより付
勢されて内筒の半径方向の中心部に向かって押し込ま
れ、その凸部5aが前記凹部22bに嵌合する。これに
より、内筒22を解錠方向に回転させることができない
ようになる。
【0016】この状態で、不正解錠を行った者がピッキ
ングを諦めてタンブラー錠1を放置すれば、内筒22を
解除方向または施錠方向のいずれにも回転させることが
できず、鍵も検知部材4が入り込んでいて、タンブラー
ピン27aが半径方向に移動できないので、鍵孔に差し
込めない。よって、不正解錠操作が阻止されるととも
に、ピッキングが行われたことが確実に判るのである。
【0017】しかし、図3に示す状態であっても、ドラ
イバー等で力任せに解錠方向に内筒22を回転させて、
前記凸部5aの根付け部を切断して回転させてしまうこ
とがある。この場合には、内筒22が解錠方向に回転さ
れロッカー等が解錠されてしまうが、不正操作者がピッ
キングの痕跡を消そうとして前記内筒22を施錠位置に
逆回転させて戻しておいても、検知部材4がタンブラー
ピン27aとドライバーピン24aとの間に介在したま
まとなる。よって、利用者等が、正常な鍵を鍵孔に差し
込もうとしても、コイルバネ25の付勢力に抗して押し
上げられるドライバーピン24aの外側端面24bが蓋
部材2に当接し天井突きとなって、差し込むことができ
ないので、ピッキングされたことが判るものである。
【0018】次に、他の実施形態に係るタンブラー錠1
aは、図4乃至図5に示すように、例えば、前後方向の
鍵が差し込まれる側から1番目若しくは2番目までに、
不正操作検知機構を設けるようにする。該不正操作検知
機構において、ドライバーピン用の孔23の解錠方向に
おける近傍に、検知孔3aが設けられ、該検知孔3aに
は、コイルバネ25aによって内筒22の軸心に向かっ
て付勢されるストッパーピン5と、該ストッパーピン5
の凸部5a側に収納されている不正操作検知手段4とが
内包されている。この不正操作検知手段4としては、例
えば、球体のボール4aである。
【0019】前記不正操作検知手段4は、前記球体のボ
ール4aに限らず、例えば、矩形状体,柱体,楕円体,
円板体,棒状体、不整形体(不規則形状体)のいずれ
か、又はこれらの組合せである。更に、その数は、一個
又は複数個である。要は、タンブラーピン27aとドラ
イバーピン24aとの間に介在して、前記タンブラーピ
ン27aが正常な鍵によっても解錠操作できないように
するものであればよい。
【0020】更に、前記検知孔3aは、タンブラーピン
27aの孔26aの直径の寸法よりも小径にして形成さ
れている。そして、タンブラーピン27aのドライバー
ピン側における先端部27bは、前記不正操作検知手段
4をタンブラーピンの孔26aの外周部に向けて偏倚さ
せるために、例えば、円弧状、円錐状、多角錐状、尖塔
状、その他にピン周囲縁部よりも中央部が盛り上がった
形状等に形成されている。
【0021】前記不正操作検知手段4をタンブラーピン
の孔26aの外周部に向けて偏倚させるには、前記スト
ッパーピン5の凸部5aが孔26a内に入り込んで振り
分けさせるようにすることでも達成することができる。
この実施形態では、前記先端部27bと、前記凸部5a
との協同作用により、不正操作検知手段4を孔26aの
外周部に偏倚させるようにしている。
【0022】これにより、図6に示すように、不正操作
検知手段としてのボール4aが、前記孔26aに落とし
込まれると、該孔26aの外周部に偏倚され、タンブラ
ーピン27aで押し上げられても、外筒21の内周壁面
21aに前記ボール4aが衝突することになる。よっ
て、タンブラーピン27aを内筒外周面まで押し上げる
ことが不可能となり、ピッキングによる解錠操作若しく
は鍵による解錠操作が共に阻止される。こうして、タン
ブラー錠1aに対してピッキングが行われたことが検知
されるものである。
【0023】この実施形態のタンブラー錠1aの使用例
を説明すると、図7に示すように、タンブラー錠1aに
対してピッキングが行われ、内筒22が解錠方向に回転
されているところである。更に内筒22が解錠方向に回
転されて、図8(A)に示すように、孔26aが検知孔
3aに達すると、まず、コイルバネ25aの付勢力でス
トッパー5を介してボール4aが孔26aに落ち込む。
更に、回転すると、図8(B)に示すように、コイルバ
ネ25aの付勢力でストッパーピン5の凸部5aが孔2
6a内に落ち込むようになり、タンブラーピン27aの
先端部27b上において、ボール4aが孔26aの中心
部から外周部に偏倚される。
【0024】前記図8(B)に示す状態では、タンブラ
ーピン27aを押し上げようとしても、ボール4aが外
筒21の内周壁面21aに衝突するので、正常に押し上
げることができず、ピッキング若しくは鍵による解錠が
不可能となる。
【0025】更に、不正操作者が、図9乃至図10に示
すように、ドライバー等で無理矢理に内筒22を解錠方
向に強制回転させることがある。すると、前記ストッパ
ーピン5の凸部5aがその根元から破断され、タンブラ
ー錠1aが解錠される。このままタンブラー錠1aが放
置された場合は、解錠されているので、ピッキングが確
認される。
【0026】その後、ピッキングの痕跡を消すために、
ドライバー等で内筒22を施錠方向に回転させ、図11
(A)に示すように、施錠状態にする。すると、前記破
断された凸部5a及びボール4aも、孔26aの内部に
収納されたまま回転・移動する。
【0027】そして、図11(B)に示すように、タン
ブラー錠1aがピッキングされたことを知らない利用者
等が、正常な鍵を鍵孔に差し込んでも、タンブラーピン
27aとドラバーピン24aとの間に、前記凸部5aと
ボール4aとが介在しているので、ドライバーピン24
aが蓋部材2に天井突きとなって、当該鍵を差し込むこ
とができない。これによって、タンブラー錠1aがピッ
キングされたことが前記利用者等に明らかとなり、タン
ブラー錠を交換するなどの対策を施すことで、再度のピ
ッキングを防止するものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタン
ブラーピンに対する不正な解錠操作がされたことを、前
記不正操作されたタンブラーピンとドライバーピンとの
間に不正操作検知部材を介在させて検知できるようにし
た不正操作検知機構が、タンブラー機構の近傍に設けら
れているので、タンブラー錠の使用者等がピッキングさ
れたことを容易に知ることができるようになり、繰り返
してピッキングされることによる被害の拡大を防止でき
ると言う優れた効果を奏するものである。
【0029】前記不正操作検知機構は、外筒に設けられ
内筒に連通して穿孔された検知孔と、該検知孔に内包さ
れた弾性手段と、該弾性手段により内筒のピン孔に落と
し込まれることでタンブラーピンに対する解錠操作を阻
止する一個又は複数個の不正操作検知手段とでなるの
で、簡易に設けることができると言う優れた効果を奏す
るものである。
【0030】不正操作検知手段は、球体,矩形状体,柱
体,楕円体,円板体,棒状体、不整形体のいずれか、又
はこれらの組合せであるので、容易に不正操作検知機構
を組み立てることができる。また、前記検知孔の孔径
は、タンブラーピンの孔径よりも小径であるので、一
旦、タンブラーピン用の孔に落とされた不正検知手段が
外筒の内周壁面に衝突するようになり、ピッキングや鍵
の解錠が阻止され、何事も無いように戻されるおそれが
ない。更に、前記タンブラーピン又はドライバーピンの
一部によって、不正操作検知手段がタンブラーピン用の
孔の外周部に向けて偏倚されるので、前記検知孔の小径
とも相俟って、不正操作検知手段が元の検知孔に戻され
ることが無く、ピッキングが行われたことが確実に知る
ことができるものである。
【0031】本発明に係るタンブラー錠は、タンブラー
ピンに対する不正な解錠操作がされた時に、外筒から内
筒に向かって付勢手段によって落ち込む解錠阻止部材
と、該解錠阻止部材が係合する孔であって内筒において
前記タンブラーピン用の孔以外の箇所に設けられた係合
孔とによって内筒の回転を阻止する不正解錠阻止手段を
設けたので、内筒の回転を阻止することで不正な解錠が
阻止され、この解錠阻止部材であるストッパーピンに対
して外部から接触させることができないので、ストッパ
ーピンを外筒側に押し戻すことが不可能であり、確実に
不正解錠を阻止するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタンブラー錠1の一部断面図であ
る。
【図2】同タンブラー錠1が、ピッキングにより解錠方
向に回転されている様子を示す説明図である。
【図3】同タンブラー錠1が、ピッキングにより解錠方
向に回転されている様子を示す説明図である。
【図4】同タンブラー錠1aの不正操作検知機構の構造
を示す説明用の断面図である。
【図5】同タンブラー錠1aの不正操作検知機構の構造
を示す横断面図(A)と、ストッパーピン5の一部断面
にした正面図(B)である。
【図6】同タンブラー錠1aにおける、不正操作検知機
構の作用を示す説明図である。
【図7】同タンブラー錠1aがピッキングされた状態の
説明図である。
【図8】同タンブラー錠1aがピッキングされて、ボー
ル4aが孔26aに落ち込んだ様子を示す説明図(A)
と、凸部5aとボール4aとが孔26aに落ち込んだ状
態の説明図(B)である。
【図9】同タンブラー錠1aがピッキングされて、凸部
5aとボール4aとが孔26aに落ち込んだ状態から強
制回転させようとする状態の説明図である。
【図10】同タンブラー錠1aがピッキングされて、図
9に示す状態から強制回転されて解錠させられた状態の
説明図である。
【図11】同タンブラー錠1aのピッキングの痕跡を消
そうとして、施錠状態に戻した様子を示す説明図
(A)、鍵を差し込んでも解錠できない様子を示す説明
図(B)である。
【図12】従来例に係るタンブラー錠の縦断面図であ
る。
【図13】タンブラー錠に対するピッキングの様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,1a タンブラー錠、 2,2a
蓋部材、 3,3a 検知孔、 4 不正操作検知手段である検知部材、 4a ボール、 5 解錠阻止部材であるストッパーピン、 5a 凸部、 21 外筒、 22
内筒、 22b 凹部、 23
孔、 24,24a ドライバーピン、 24b
外側端面、 25,25a コイルバネ、 26a
孔、 27a タンブラーピン、 27b
先端部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンブラーピンに対する不正な解錠操作が
    されたことを、前記不正操作されたタンブラーピンとド
    ライバーピンとの間に不正操作検知部材を介在させて検
    知できるようにした不正操作検知機構が、タンブラー機
    構の近傍に設けられていること、 を特徴とするタンブラー錠。
  2. 【請求項2】不正操作検知機構は、外筒に設けられ内筒
    に連通して穿孔された検知孔と、該検知孔に内包された
    弾性手段と、該弾性手段により内筒のタンブラーピン用
    の孔に落とし込まれることでタンブラーピンに対する解
    錠操作を阻止する一個又は複数個の不正操作検知手段と
    でなること、 を特徴とする請求項1に記載のタンブラー錠。
  3. 【請求項3】不正操作検知手段は、球体,矩形状体,柱
    体,楕円体,円板体,棒状体、不整形体のいずれか、又
    はこれらの組合せであること、 を特徴とする請求項2に記載のタンブラー錠。
  4. 【請求項4】検知孔の孔径は、タンブラーピンの孔径よ
    りも小径であること、 を特徴とする請求項2または3に記載のタンブラー錠。
  5. 【請求項5】タンブラーピン又はドライバーピンの一部
    によって、不正操作検知手段がタンブラーピン用の孔の
    外周部に向けて偏倚されること、 を特徴とする請求項2乃至4に記載のタンブラー錠。
  6. 【請求項6】タンブラーピンに対する不正な解錠操作が
    された時に、外筒から内筒に向かって付勢手段によって
    落ち込む解錠阻止部材と、該解錠阻止部材が係合する孔
    であって内筒において前記タンブラーピン用の孔以外の
    箇所に設けられた係合孔とによって内筒の回転を阻止す
    る不正解錠阻止手段を設けたこと、 を特徴とするタンブラー錠。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008050464A1 (fr) * 2006-10-25 2008-05-02 Advanced Securities International Inc. Barillet à clef anti-bosse
JP2017061783A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 タキゲン製造株式会社 錠装置

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