JP2002054328A - ディスクタンブラ錠 - Google Patents

ディスクタンブラ錠

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JP2002054328A
JP2002054328A JP2000239116A JP2000239116A JP2002054328A JP 2002054328 A JP2002054328 A JP 2002054328A JP 2000239116 A JP2000239116 A JP 2000239116A JP 2000239116 A JP2000239116 A JP 2000239116A JP 2002054328 A JP2002054328 A JP 2002054328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tumbler
key
rotor
disk
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000239116A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yamada
健一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 針金等のピッキング手段による不正解錠に対
して強く、セキュリティが向上したディスクタンブラ錠
を提供する。 【解決手段】 固定外筒1にロータ2を軸方向に移動不
能に収容し、ロータの軸方向のキーウェイに交差するよ
うにタンブラ格納孔4をロータの直径方向に設け、固定
外筒の内周面にタンブラ係脱溝6を設け、タンブラ格納
孔に移動可能に格納したディスクタンブラ5を、タンブ
ラ係脱溝に先端部が係合するようにバネ7によって移動
付勢し、キーの側部に凹凸形成したキーコード部を、デ
ィスクタンブラのキー通し孔10の縁面10aに接触さ
せて、ディスクタンブラの先端部をタンブラ係脱溝から
脱出させるようにしたディスクタンブラ錠において、キ
ーのキーコード部が接触するディスクタンブラのキー通
し孔の縁面に、キーコード部9が入り込まない形状と寸
法の攪乱用凹部11を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は、針金等の正規の
キー以外のピッキング手段による不正解錠に対して強い
ディスクタンブラ錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のディスクタンブラ錠装置は、固
定外筒にロータを軸方向に移動不能に収容し、ロータの
軸方向のキーウェイに交差するようにタンブラ格納孔を
ロータの直径方向に設け、タンブラ格納孔に移動可能に
格納したディスクタンブラを、固定外筒の内周面のタン
ブラ係脱溝に先端部が係合するようにバネによって移動
付勢し、キーの側部の凹凸形成したキーコード部を、デ
ィスクタンブラのキー通し孔の縁面に接触させて、ディ
スクタンブラの先端部をタンブラ係脱溝から脱出させて
ディスクタンブラの全体をタンブラ格納孔に退没させる
ようになっている。
【0003】このように構成されたディスクタンブラ錠
では、針金等の正規のキー以外のピッキング手段をロー
タのキーウエィに差し入れ、該ピッキング手段でキー通
し孔の前記縁面の位置を探り、感触によってディスクタ
ンブラの全体がタンブラ格納孔に退没したことを確かめ
られるまで、ピッキング手段によって前記縁面を押す作
業を繰り返すことによって、正規のキーによらずに不正
解錠されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、針金等のピッキング手段による不正解錠に対し
て強く、セキュリティが向上したディスクタンブラ錠を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するた
めに請求項1の発明では、固定外筒1にロータ2を軸方
向に移動不能に収容し、ロータ2の軸方向のキーウェイ
3に交差するようにタンブラ格納孔4をロータ2の直径
方向に設け、固定外筒1の内周面にタンブラ係脱溝6を
設け、タンブラ格納孔4に移動可能に格納したディスク
タンブラ5を、タンブラ係脱溝6に先端部が係合するよ
うにバネ7によって移動付勢し、キー8の側部に凹凸形
成したキーコード部9を、ディスクタンブラ5のキー通
し孔10の縁面10aに接触させて、ディスクタンブラ
5の先端部をタンブラ係脱溝6から脱出させるようにし
たディスクタンブラ錠において、キーコード部9が入り
込まない形状と寸法の撹乱用凹部11をキー通し孔10
の縁面10aに形成する。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の前記構成
に加えて、複数枚のディスクタンブラ5について、撹乱
用凹部11の形成位置を異ならせる。
【0007】
【発明の作用】 解錠位置においてキー8をロータ2の
キーウェイ3に挿入すると、キーコード部9がキー通し
孔10の縁面10aに接触して押すため、各ディスクタ
ンブラ5がロータ2の直径方向に往復動し、先端部が固
定外筒1の解錠位置用タンブラ係脱溝12に出入りを繰
り返し、キー8のキー機能部分の全長さがロータ2に挿
入されたとき、全てのディスクタンブラ5の先端部が対
応するタンブラ係脱溝12から脱出して、ディスクタン
ブラ5の全体がロータ2のタンブラ格納孔4内に退没す
る。
【0008】これによって固定外筒1に対するロータ2
の回転拘束が解除されたので、キー8によってロータ2
を施錠位置へと所定角度だけ回転させると、ロータ2の
タンブラ格納孔4が固定外筒1の施錠位置用タンブラ係
脱溝6に対面する。この段階でロータ2のキーウェイ3
からキー8を引き抜くと、キーコード部9がディスクタ
ンブラ6のキー通し孔10を通過するにしたがって、各
ディスクタンブラ5がロータ2の直径方向に往復動して
先端部が固定外筒1のタンブラ係脱溝6に出入りを繰り
返し、キー8のキー機能部分の全長さがロータ2からに
抜き取れらとき、全てのディスクタンブラ5の先端部が
バネ14の付勢によってタンブラ係脱溝6に係合してお
り、ロータ2は当該施錠位置において固定外筒1に対し
て回転不能に錠止される。
【0009】施錠位置において、針金状のピッキング手
段13をロータ2のキーウエィ3に差し入れ、ピッキン
グ手段13でキー通し孔10の縁面10aの位置を探ろ
うとするとき、ピッキング手段13が該縁面10aに形
成してある撹乱用凹部11に落ち込むことによって、縁
面10aの主体部分の正確な位置を知ることができな
い。そのため、ピッキング手段13によって必要十分な
距離だけディスクタンブラ5を正確に移動させることが
できない。
【0010】不正解錠をしようと企図している者は、撹
乱用凹部11の存在を知らないため、ピッキング手段1
3が縁面10aの主体部分に接触した状態と、ピッキン
グ手段13が撹乱用凹部11に接触した状態とにおける
感触の違いに惑わされ、不正解錠に失敗する。複数枚の
ディスクタンブラ5について、撹乱用凹部11の形成位
置を異ならせたときには、不正解錠の企図者に対する撹
乱作用が増倍する。
【0011】
【発明の実施の形態】 図示した実施例では、ディスク
タンブラ錠は、施錠位置と解錠位置の両者においてキー
8をロータ2から抜き差しできる2箇所抜きタイプのも
のであり、固定外筒1の内周面には施錠位置用タンブラ
係脱溝6から90度離れた位置に、解錠位置用タンブラ
係脱溝12を設けてある。
【0012】撹乱用凹部11は、図5に示したディスク
タンブラ5では、キー通し孔10の縁面10aの右端部
に半円形状に形成され、図6に示したディスクタンブラ
5では、縁面10aの左端部に半円形状に形成され、図
7に示したディスクタンブラ5では、縁面10aの中央
部に半円形状に形成されている。いずれも、正規のキー
9のキーコード部9は入り込まないが、針金などの通常
予想されるピッキング手段13の全部または一部が入り
込む形状と大きさに形成されている。
【0013】ロータ2の後端角軸部2aには止め金板1
4が嵌められ、ボルト15によって締め付け固着されて
いる。ロータ2が施錠位置まで回転させられると、止め
金板14は固定枠体側の受金(図示していない)に係合
する。ロータ2の後端部の半径方向の受溝16には、ス
トッパー17が格納されており、バネ19によって突出
方向に移動付勢されている。固定外筒1の内周面に形成
されたストッパー溝18にストッパー17の先端部が係
合することによって、ロータ2は固定外筒1からの抜き
取りを阻止されている。
【0014】
【発明の効果】 以上のように本発明のディスクタンブ
ラ錠では、キー8のキーコード部9が接触するディスク
タンブラ5のキー通し孔10の縁面10aに撹乱用凹部
11を形成し、撹乱用凹部11の形状と大きさを針金等
の通常のピッキング手段11は入り込むが、正規のキー
8のキーコード部9は入り込まないような設定したの
で、前記縁面10aの位置を正確に探りとってディスク
タンブラ5を必要十分な距離だけ移動させることができ
ないことになり、不正解錠に対して強化され、セキュリ
ティが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るディスクタンブラ錠
の正面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図であり、錠装置は施錠
成立状態にある。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 図1のディスクタンブラ錠に使用されるキー
の右側面図である。
【図5】 図2のC−C線断面図である。
【図6】 図2のD−D線断面図である。
【図7】 図2のE−E線断面図である。
【図8】 図5と同じ箇所の断面図であり、キーを挿入
した状態を示している。
【図9】 図5と同じ箇所の断面図であり、ピッキング
手段を挿入した状態を示している。
【符号の説明】
1 固定外筒 2 ロータ 3 キーウェイ 4 タンブラ格納孔 5 ディスクタンブラ 6 施錠位置用タンブラ係脱溝 7 タンブラ付勢用バネ 8 キー 9 キーコード部 10 キー通し孔 11 撹乱用凹部 12 解錠位置用タンブラ係脱溝 13 ピッキング手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定外筒1にロータ2を軸方向に移動不
    能に収容し、ロータ2の軸方向のキーウェイ3に交差す
    るようにタンブラ格納孔4をロータ2の直径方向に設
    け、固定外筒1の内周面にタンブラ係脱溝6を設け、タ
    ンブラ格納孔4に移動可能に格納したディスクタンブラ
    5を、タンブラ係脱溝6に先端部が係合するようにバネ
    7によって移動付勢し、キー8の側部に凹凸形成したキ
    ーコード部9を、ディスクタンブラ5のキー通し孔10
    の縁面10aに接触させて、ディスクタンブラ5の先端
    部をタンブラ係脱溝6から脱出させるようにしたディス
    クタンブラ錠において、 キーコード部9が入り込まない形状と寸法の撹乱用凹部
    11をキー通し孔10の縁面10aに形成したことを特
    徴とするディスクタンブラ錠。
  2. 【請求項2】 複数枚のディスクタンブラ5について、
    撹乱用凹部11の形成位置を異ならせたことを特徴とす
    る請求項1に記載のディスクタンブラ錠。
JP2000239116A 2000-08-07 2000-08-07 ディスクタンブラ錠 Pending JP2002054328A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104831997A (zh) * 2015-05-27 2015-08-12 曹云周 防读齿锁具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104831997A (zh) * 2015-05-27 2015-08-12 曹云周 防读齿锁具

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