JP2003225980A - コポリアミド混合物結合剤層を有するポリアミド層をベースにした多層構造物 - Google Patents

コポリアミド混合物結合剤層を有するポリアミド層をベースにした多層構造物

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JP2003225980A JP2003020933A JP2003020933A JP2003225980A JP 2003225980 A JP2003225980 A JP 2003225980A JP 2003020933 A JP2003020933 A JP 2003020933A JP 2003020933 A JP2003020933 A JP 2003020933A JP 2003225980 A JP2003225980 A JP 2003225980A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガソリン輸送管として有用な構造物。 【解決手段】 ポリアミドP1またはポリアミドP1をマ
トリクスとするポリオレフィンPO1とポリアミドP1
の混合物からなる第1層(1)、必要に応じて用いられ
るEVOHからなる層(2a)、一方がPA−12より
PA−6の重量が大きく、他方はPA−6よりPA−1
2の重量が大きい、6/12コポリアミドの混合物から
成る層(2)、および、ポリアミドP3からなる層
(3)を上記の順番で有し、各層は接触領域で互いに接
着しており、P1とP3は互いに同一でも異なっていても
よい、ポリアミドをベースとした多層構造物。層(1)
または(1a)が内側、層(3)が外側にある管状にす
ることができ、共押出しで製造できる。第1層は表面抵
抗率を106オーム以下にする導電性カーボンブラック
を含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コポリアミド混合
物から成る結合層を有するポリアミドをベースとする構
造物に関するものである。本発明構造物はポリアミド層
と、コポリアミド混合物から成る層と、別のポリアミド
層とから成る。ポリアミド層の一方がPA−12で、他
方がPA−6またはPA−6をベースとするものが特に
有用である。本発明構造物は他の層、例えばEVOH
(エチレン/ビニルアルコールコポリマー)の層を含むこ
とができる。
【0002】本発明構造物はタンク、容器、壜、多層フ
ィルムおよび管の製造に有用であり、インフレーション
による共押出しで製造することができる。本発明構造物
の利点は多くの物質に対するバリヤ性にある。特に有用
な用途はガソリンの輸送、特にガソリンを自動車のタン
クからエンジンへ輸送する管である。
【0003】
【従来の技術】安全性および環境保護の観点から、ガソ
リン輸送管に対しては十分な低温衝撃強度(−40℃)お
よび高温衝撃強度(125℃)と、柔軟性等の機械的特性
と、炭化水素、その他の添加剤(特にメタノールおよび
エタノール等のアルコール)に対する耐透過性とが自動
車メーカーによって求められている。ガソリン輸送管は
さらに、燃料およびエンジン潤滑油に対しても十分な耐
久性がなければならない。このガソリン輸送管は熱可塑
性プラスチックの通常の技術で複数の層を共押出しして
製造することができるのが好ましい。ガソリン輸送管に
要求される特性の中で下記の5つの特性を簡単な方法で
同時に達成することは極めて困難である: (1)低温(−40℃)での衝撃強度(管が破損しないこ
と)、(2)燃料に対して耐久性があること、(3)高
温(125℃)強度に優れること、(4)ガソリンに対す
る透過性が極めて低いこと、(5)ガソリン使用時に優
れた寸法安定性があること。
【0004】各種構造の多層管が知られているが、低温
衝撃強度に関する検査規格を実際に行うまでは低温衝撃
強度を予測することはできない。
【特許文献1】 欧州特許第EP 0 781 799号 上記文献に記載の自動車では、燃料噴射ポンプを用いて
ガソリンタンクから管を介してガソリンを高速でエンジ
ンに送る。この場合、ガソリンと管内壁との間の摩擦に
よって静電荷が発生し、それが蓄積して放電し、ガソリ
ンが発火し、破壊的な結果になることがある。従って、
管内壁の表面抵抗率は一般に106オーム/cm2□以下の値
に制限される。
【0005】原料すなわちポリマーの表面抵抗率を下げ
るために伝導性および/または半導電性の材料、例えば
カーボンブラック、スチール繊維、炭素繊維、金、銀ま
たはニッケルで金属化粒子(繊維、小片、ビーズ)を添
加することは公知である。これらの原料の中で、経済的
な理由および加工の容易さの理由から、カーボンブラッ
クが特に使われている。カーボンブラックは電気的特性
以外でも、タルク、チョークまたはカオリンと同様に、
充填材として使われる。充填材の含有量が増加するとポ
リマー/充填材混合物の粘性が増加するということは当
業者には知られている。また、充填材の含有量が増加す
ると充填されたポリマーの可撓性モジュラスが増加する
ということも知られている。これらの現象および予測さ
れる現象は。下記文献の第2章の第II節の充填材一般と
第16章、特にカーボンブラックに関する第VI節に記載さ
れている。
【非特許文献1】 「Handbook of Fillers and Reinfo
rcements for P1astic」(H.S. Katz and J.V. Milewsk
i - Van Nostrand Reinhold Company - ISBN 0-442-253
72-9) カーボンブラックの電気的性質は下記文献に記載されて
いる。
【0006】
【非特許文献2】 Akzo Nobel社の技術リポート「Ketj
enblack EC - BLACK 94/01」 この文献によると、カーボンブラック含有量がある限界
(パーコレーション限界とよばれる)に達すると、調合
物の固有抵抗は突然低下するということが記載されてい
る。カーボンブラック含有量がさらに増加すると固有抵
抗は急速に低下し、最後には安定レベル(プラトー領
域)に達する。従って、調整誤差が化合物の固有抵抗に
ほとんど影響を与えない上記プラトー領域で樹脂を使用
することが好ましい。下記文献にはポリアミドとEVOHと
をベースにしたガソリン輸送管が記載されている。
【0007】
【特許文献2】 欧州特許第EP 0731308号 この管はPA−12の外層と、グラフトされたポリオレ
フィンからなる結合層と、EVOH層と、ガソリンと接触す
るポリアミドをマトリックスにしたポリオレフィンとポ
リアミドとの混合物とから成る内層とから成る4層構造
を有している。下記文献にはPA−12の外層と、グラ
フトされたポリオレフィンからなる結合層と、ガソリン
と接触するEVOHの内層とから成る3層管が記載されてい
る。
【特許文献3】 欧州特許第EP 428833号
【0008】下記文献にはPA−12の外層と、グラフ
トされたポリオレフィン結合層と、PA−6層と、EVOH
層と、ガソリンと接触するPA−6の内層とから成る5
層管が記載さている。
【特許文献4】 欧州特許第EP 428834号
【特許文献5】 欧州特許第EP 477606号 下記文献には、PA−12の外層と、EVOHの層と、ガソ
リンと接触するPA−12の内層とから成る3層管が記
載されている。
【特許文献6】 米国特許第5038833号
【0009】下記文献:
【特許文献7】 欧州特許第EP 1036968号 には、下記の(1)〜(4)の層を放射方向に外側から
内部へ向かってこの順番で有し、且つP1とP3は同一で
も異なっていてもよく、隣接した層がそれぞれの接触領
域で互いに接着していることを特徴とする多層管が記載
されている: (1) ポリアミドP1とポリアミドP1をマトリクスと
するポリアミドP1とポリオレフィンPO1との混合物か
らなる第1層、(2) 必要に応じて用いられるEVOHか
らなる層、(3) コポリアミドからなる層、(4)
ポリアミドからなる層。
【0010】この特許の明細書には、コポリアミド層の
コポリアミドをcoPA−6/12、すなわちカプロラク
タムとラウリルラクタムのコポリマーにするのが有利で
あり、ラウリルラクタムに対するカプロラクタムの重量
比を場合により20/80〜80/20に変えられるこ
とが記載されている。また、このコポリアミド層を6〜
12個の炭素原子を有するジカルボン酸を有するヘキサ
メチレンジアミンの塩にすることができることも記載さ
れている。しかし、「コポリアミド」という用語は正確
ではなく、例としてPA−6,6(ヘキサメチレンアジ
パミド)、PA−6,9、PA−6,10およびPA−
6,12(ヘキサメチレンドデカンアミド)が挙げられ
ている。
【0011】
【特許文献8】 欧州特許第EP 1162061号 上記文献には、下記の(1)〜(4)の層を外側から内
部へ向かってこの順番で有する多層管が記載されてい
る: (1) PA−6からなる層、(2) EVOH層、(3)
55〜88重量%のカプロラクタムを有するPA−6
/12コポリアミド或いはPA−6,10またはPA−
6,12ポリアミド、或いはPA−6とPA−12の混
合物のいずれかからなる層、(4) PA−12層。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】後2者の多層管は有用
な特性を有しているが、本発明者はこのタイプの構造物
で、EVOH層と外層の間にある層を一方が主としてPA−
6で、他方が主としてPA−12であるPA−6/12
コポリアミドの混合物にすることによって優れた特性が
得られるということを発見した。このコポリアミド混合
物は、上記特許文献7の欧州特許第EP 1036968号に記載
の構造物でEVOH層が無い場合にも非常に優れた特性を示
す。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記:ポリア
ミドP1またはポリアミドP1をマトリクスとするポリオ
レフィンPO1とポリアミドP1との混合物からなる第1
層(1)、必要に応じて用いられるEVOHからなる層
(2a)、一方がPA−12よりPA−6の重量が大き
く、他方はPA−6よりPA−12の重量が大きい、6
/12コポリアミドの混合物から成る層(2)、および
ポリアミドP3からなる層(3)を上記の順番で有し、
各層は接触領域で互いに接着しており、P1とP3は互い
に同一でも異なっていてもよいことを特徴とするポリア
ミドをベースとした多層構造物に関するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明構造物の変形例では第1層
(1)を別の層(1a)に代える。この別の層(1a)
はポリアミドP1aまたはポリアミドP1aをマトリクス
とするポリアミドとポリオレフィンPO1aとの混合物
からなり且つ表面抵抗率を106オーム/□以下にする
導電性カーボンブラックを含む。別の変形例では、本発
明構造物は層(1)の側に追加層(1a)を有し、層
(1)と層(1a)は接触領域で互いに接着ししてい
る。この追加層(1a)はポリアミドP1aまたはポリ
アミドP1aをマトリクスとするポリアミドとポリオレ
フィンPO1aとの混合物からなり且つ表面抵抗率を1
6オーム/□以下にする導電性カーボンブラックを含
む。
【0015】上記構造物でポリアミドP1またはP1aは
ポリアミド−6、ポリアミド−6,6およびポリアミド
−12から選択するのが好ましく、好ましくはPA−6
にする。上記構造物でポリオレフィンPO1またはPO1
aは下記から選択するのが好ましい:ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン/α−オレフィンコポリマー、
エチレン/アルキル(メタ)アクリレートコポリマー、
無水マレイン酸がグラフトまたは共重合されたエチレン
/アルキル(メタ)アクリレート/無水マレイン酸コポ
リマー、グリシジルメタクリレートがグラフトまたは共
重合されたエチレン/アルキル(メタ)アクリレート/
グリシジルメタクリレートコポリマー。
【0016】P3はPA−11およびPA−12から選
択し、好ましくはPA−12にする。本発明構造物は、
層(1)または(1a)が内側で、層(3)が外側とな
る管の形にすることができる。この構造物はガソリン輸
送管として有用である。この管は共押出しで製造するこ
とができる。本発明はさらに、ポリアミド混合物、特に
PA−12と、PA−6およびPA−6,6の中から選
択される少なくとも1種のポリアミドとから成る混合物
の相溶剤としての層(2)のコポリアミド混合物の使用
に関するものである。本発明は上記混合物自体にも関す
るものである。
【0017】層1または1aのマトリクスのポリアミド
1またはP1aとしては任意のポリアミドを用いること
ができる。「ポリアミド」という用語は下記を縮合して
得られる生成物を意味する: (a)1種または複数のアミノ酸、例えばアミノカプロ
ン酸、7−アミノヘプタン酸、11−アミノウンデカン
酸および12−アミノ−ドデカン酸或いは単数または複
数のラクタム、例えばカプロラクタム、エナントラクタ
ムおよびラウリルラクタム、
【0018】(b)一種または複数のジアミン、例えば
ヘキサメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、メ
タキシレンジアミン、ビス-p-アミノシクロヘキシルメ
タン、トリメチルヘキサメチレンジアミンの塩または混
合物と、ジ酸、例えばイソフタル酸、テレフタル酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、コルク酸、セバシン酸、ドデ
カンジカルボン酸、または、(c)コポリアミドとなる
上記モノマーの混合物。
【0019】脂肪族ジアミンはアミノ末端基の間に少な
くとも6つの炭素原子、好ましくは6〜10個の炭素原
子を含むα、ω−ジアミンである。炭素鎖は直鎖(ポリ
メチレンジアミン)でも、分岐鎖でも、脂環式鎖でもよ
い。好ましいジアミンはヘキサメチレンジアミン(HMD
A)、ドデカメチレンジアミンおよびデカメチレンジア
ミンである。
【0020】ジカルボン酸は脂肪族、脂環式または芳香
族のものにすることができる。脂肪族ジカルボン酸は直
鎖または分岐した炭素鎖中に少なくとも4つ、好ましく
は少なくとも6つの炭素原子(カルボキシル基の炭素原
子を含まない)を有するα、ω−ジカルボン酸である。
ジ酸はアゼライン酸、セバシン酸、1,12-ドデカン
酸である。このPAの例としては下記を挙げることがで
きる:ポリヘキサメチレンセバカミド(PA−6,1
0)、ポリヘキサメチレンドデカンジアミド(PA−
6,12)、ポリ(ウンデカノアミド)(PA−11)
ポリ(ラウリルラクタム)(2-アザシクロトリデカノ
ン)(PA−12)ポリドデカメチレンドデカンジアミ
ド(PA−12,12)、ポリカプロアミド(PA−
6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(PA−6,
6)。
【0021】ポリアミド(PA)の数平均分子量Mnは
一般に5000以上である。固有粘度(100gのメタ
クレゾール中の0.5gサンプルで20℃で測定)は一
般に0.7以上である。ポリアミド混合物を使用するこ
とができ、好ましくはPA−6、PA−6,6、PA−
11およびPA−12が用いられる。
【0022】層(1)または(1a)のポリオレフィン
は例えば下記単位:エチレン、プロピレン、1−ブテン
およびこれらの上級同族体のオレフィン単位を有するポ
リマーで、例としては下記(a)〜(c)が挙げられ
る: (a)ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとα−
オレフィンとのコポリマー。これらの化合物は無水マレ
イン酸のような不飽和カルボン酸の無水物またはグリシ
ジルメタクリレートのような不飽和エポキシドがグラフ
トされていてもよい。
【0023】(b)エチレンと、(i)不飽和カルボン
酸、その塩およびエステル、(ii)飽和カルボン酸のビニ
ルエステル、(iii)不飽和ジカルボン酸、その塩、エス
テル、半エステルおよび無水物および(iv)不飽和エポキ
シドの中から選択される少なくとも一種とのコポリマ
ー。これらコポリマーに無水マレイン酸のような不飽和
ジカルボン酸無水物またはグリシジルメタクリレートの
ような不飽和エポキシドをグラフトすることもできる。
(c)マレイン酸化されていてもよいスチレン/エチレ
ン−ブチレン/スチレンブロックコポリマー(SEB
S)。
【0024】これらのポリオレフィンの2種以上の混合
物を用いることができる。下記を用いるのが好ましい:
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンとα-オレフ
ィンのコポリマー、エチレン/アルキル(メタ)アクリ
レートコポリマー、無水マレイン酸がグラフトまたは共
重合されたエチレン/アルキル(メタ)アクリレート/
無水マレイン酸コポリマー、グリシジルメタクリレート
がグラフトまたは共重合されたエチレン/アルキル(メ
タ)アクリレート/グリシジルメタクリレートコポリマ
ー。
【0025】ポリアミドマトリクスの形成を促進するた
め、および、ポリオレフィンが相溶化を促進する官能基
をほとんど有していないか、全く有していない場合に
は、相溶化剤を添加することが推奨される。
【0026】相溶化剤とはポリアミドとポリオレフィン
とを相溶化する公知の化合物で、例えば下記が挙げられ
る: (a)無水マレイン酸またはグリシジルメタクリレート
がグラフトされたポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレンコポリマーまたはエチレン−ブチレン
コポリマー、(b)無水マレイン酸がグラフトまたは共
重合されたエチレン/アルキル(メタ)アクリレート/
無水マレイン酸コポリマー、(c)無水マレイン酸はグ
ラフトまたは共重合されたエチレン/ビニル酢酸/無水
マレイン酸コポリマー、
【0027】(d)無水マレイン酸をグリシジルメタク
リレートに代えた上記2つのコポリマー、(e)エチレ
ン/メタクリル酸コポリマーおよびその塩、(f)アミ
ンとの反応座を有する化合物がグラフトされたポリエチ
レン、ポリプロピレンまたはエチレン/プロピレンコポ
リマーで、単一のアミン末端基を有するポリアミドまた
はポリアミドオリゴマーと縮合されたもの。
【0028】これらの化合物はフランス国特許第229122
5号および欧州特許第342066号に記載されており、その
内容は本出願の一部をなす。内層のマトリクスを形成す
るポリアミドの量は、5〜50部のポリオレフィンに対
して、50〜95部にすることができる。相溶化剤の量
は、ポリオレフィンがポリアミドマトリクス中にノジュ
ール(結節)状に分散するのに十分な量であり、ポリオ
レフィンの20重量%以下に相当する。一般的な溶融混
合方法(二軸スクリュー、バス(Buss)、単軸スクリュ
ー押出し機)を用いてポリアミド、ポリオレフィンおよ
び必要に応じて用いられる相溶化剤を混合し、内層のポ
リマーを製造する。
【0029】層1または1aのポリアミド/ポリオレフ
ィン混合物は可塑化されていてもよく、必要な場合に
は、この層を静電性または導電性にするためのカーボン
ブラック等の充填剤を含むことができる。本発明の好ま
しい実施例では、層1または1aのポリアミドの量をポ
リアミド/ポリオレフィン混合物100重量部に対して
50〜75重量部にする。
【0030】
【実施例】以下、ポリアミド/ポリオレフィン混合物の
好ましい実施例を説明するが、この混合物は必要に応じ
て導電性ブラックと一緒に用いることができ、および/
または、導電性ブラックを含む内層との接着性を良くす
るこめに導電性ブラック無しで用いることができる。本
発明の第1の好ましい実施例では、ポリオレフィンが
(i)高密度ポリエチレン(HDPE)と、(ii)ポリエチ
レン(C1)とエラストマー、超低密度ポリエチレンお
よびエチレンコポリマーの中から選択されるポリマー
(C2)との混合物からなり、(C1)+(C2)の混
合物に不飽和カルボン酸が共グラフト化されている。本
発明の第2の好ましい実施例では、ポリオレフィンが
(i)ポリプロピレンと、(ii)ポリアミド(C4)とグラ
フト化または共重合されたプロピレンと不飽和モノマー
Xとのコポリマー(C3)との反応で得られるポリオレ
フィンとからなる。本発明の第3の好ましい実施例で
は、ポリオレフィンが(i)LLDPE,VLDPEまた
はメタロセンタイプのポリエチレンと(ii)エチレンアル
キル(メタ)アクリレート/無水マレイン酸コポリマー
とからなる。
【0031】第1実施例の比率(重量%)は以下である
のが有利である:ポリアミド 60〜70%、(C1)
と(C2)の共グラフト化混合物 5〜15%、残部は
高密度ポリエチレンである。高密度ポリエチレンは密度
が0.940〜0.965で、MFIが0.1〜5g/
10分(190℃、2.16kg)であるのが有利であ
る。
【0032】ポリエチレン(C1)は前記ポリエチレン
の中から選択できる。(C1)は密度が0.940〜
0.965の高密度ポリエチレン(HDPE)であるのが
有利である。(C1)のMFIは0.1〜3g/10分
(190℃、2.16kg)である。コポリマー(C
2)は例えばエチレン/プロピレンエラストマー(EP
R)またはエチレン/プロピレン/ジエンエラストマー
(EPDM)にすることができる。(C2)を超低密度の
ポリエチレン(VLDPE)、例えばエチレンのホモポリ
マーまたはエチレンとα−オレフィンとのコポリマーに
することもできる。(C2)はエチレンと、(i)不飽和
カルボン酸、その塩およびエステル、(ii)飽和カルボン
酸のビニルエステル、(iii)不飽和ジカルボン酸、その
塩、エステル、半エステルおよび無水物の中から選択さ
れる少なくとも一種とのコポリマーでもよい。(C2)
はEPRであるのが有利である。40〜5重量部の(C
2)に対して60〜95重量部の(C1)を用いるのが
有利である。
【0033】(C1)と(C2)の混合物に不飽和カル
ボン酸をグラフトする。すなわち、(C1)と(C2)
に共グラフトする。不飽和カルボン酸の官能性誘導体を
用いても本発明から逸脱するものではない。不飽和カル
ボン酸は2〜20個の炭素原子を含む例えばアクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸またはイタコ
ン酸が挙げられる。これらの酸の官能性誘導体には例え
ば不飽和カルボン酸の無水物、エステル誘導体、アミド
誘導体、イミド誘導体および金属塩(アルカリ金属塩
等)がある。
【0034】特に好ましいグラフトモノマーは4〜10
個の炭素原子を有する不飽和ジカルボン酸とその誘導
体、特にその無水物である。これらのグラフトモノマー
は例えばマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコ
ン酸、アリル琥珀酸、4−シクロヘキシ‐1,2−ジカ
ルボン酸、4−メチル−4−シクロヘキシ‐1,2−ジ
カルボン酸、ビシクロ(2,2,1)へプト‐5−エン‐
2,3−ジカルボン酸、x−メチルビシクロ(2,2,
1)へプト‐5−エン‐2,3−ジカルボン酸、無水マ
レイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、アリル琥珀酸、
4-シクロヘキシン−1,2−ジカルボン酸、4−メチレ
ン−4−シクロヘキシン−1,2−ジカルボン酸、ビシ
クロ(2,2,1)へプト‐5−エン−2,3−ジカルボ
ン酸およびx−メチルビシクロ(2,2,1)へプト‐5
−エン−2,3−ジカルボン酸から成る。無水マレイン
酸を用いるのが有利である。
【0035】(C1)と(C2)の混合物には種々の方
法でグラフトモノマーをグラフトさせることができる。
例えばポリマー(C1)と(C2)を,ラジカル発生剤
を含む(または含まない)溶媒の存在下または不存在下
で約150℃から300℃の高温度に加熱してグラフト
することができる。前記方法で得られるグラフト化され
た(C1)と(C2)との混合物では、グラフトモノマ
ーの量を適当に選択できるが、好ましくはグラフトされ
た(C1)と(C2)の重量に対して0.01〜10
%、好ましくは600ppm〜2%にする。グラフト化モ
ノマーの量は琥珀酸基をFTIR分光分析法で定量して
求めることができる。共グラフトされた(C1)と(C
2)との混合物のMFIは5〜30g/10分(190
℃、2.16kg)、好ましくは13〜20g/10分
である。
【0036】共グラフトされた(C1)と(C2)の混
合物はMFI10/MFI2比が18.5以上であるのが
有利である(MFI10は10kg荷重下、190℃での流
れ指数である、MFI2は2.16kg荷重下での流れ指
数である)。共グラフト化した(C1)と(C2)のポ
リマー混合物のMFI20は24以下であるのが有利であ
る(MFI20は190℃、21.6kg荷重下での流れ指
数である)。
【0037】本発明の2番目の実施例では下記比率(重
量%)が有利である: ポリアミド 60〜70%、ポリプロピレン 60〜7
0%、ポリアミド(C4)と、グラフトまたは共重した
プロピレンと不飽和モノマーXとのコポリマー(C3)
との反応で得られるポリオレフィン 3〜10%。ポリ
プロピレンのMFIは0.5g/10分以下(230℃、
2.16kg)、好ましくは0.1〜0.5g/10分であ
るのが有利である。この化合物は欧州特許第647681号に
記載されている。
【0038】以下、本発明の第2の実施例のグラフト化
物を説明する。先ず(C3)を作る。この(C3)はプ
ロピレンと不飽和モノマーXとのコポリマーまたは不飽
和モノマーXをグラフトしたポリプロピレンにすること
ができる。Xはプロピレンと共重合できるか、ポリプロ
ピレンにグラフトでき、ポリアミドと反応可能な官能基
(この官能基は例えばカルボン酸、ジカルボン酸無水物
またはエポキシド等にすることができる)を有する任意
の不飽和モノマーである。モノマーXの例としては(メ
タ)アクリル酸、無水マレイン酸およびグリシジル(メ
タ)アクリレート等の不飽和エポキシドが挙げられる。
無水マレイン酸を用いるのが有利である。グラフトされ
たポリプロピレンではポリプロピレンのホモポリマーま
たは主成分がプロピレンであるエチレン−プロピレンコ
ポリマー等のコポリマーにXをグラフトすることができ
る。(C3)ではXがグラフトされているのが有利であ
る。グラフト操作自体は公知のものである。
【0039】(C4)はポリアミドまたはポリアミドオリ
ゴマーにすることができる。ポリアミドオリゴマーは欧
州特許第342,066号およびフランス国特許第2,291,225号
に記載されている。ポリアミド(またはオリゴマー)
(C4)は上記モノマーの縮合生成物である。ポリアミ
ド混合物を用いることもできる。PA−6、PA−1
1、PA−12、PA−6単位とPA−12単位とのコ
ポリアミド(PA−6/12)およびカプロラクタム、ヘ
キサメチレンジアミンおよびアジピン酸(PA−6/
6,6)をベースとするコポリアミドを用いるのが有利
である。ポリアミドまたはオリゴマー(C4)は酸、アミ
ンまたはモノアミン末端基を含むことができる。ポリア
ミドがモノアミン末端基を有するようにするには下記の
連鎖制限剤を用いればよい:
【0040】R1−NH−R2 (ここで、R1は水素または20個以下の炭素原子を含む
線形または分岐したアルキル基であり、R2は20個以
下の炭素原子を含む線形または分岐したアルキルまたは
アルケニル基、飽和または不飽和脂環基、芳香基または
これらを組み合わせた基である)。この連鎖制限剤は例
えばラウリルアミンまたはオレイルアミンにすることが
できる。(C4)はPA−6、PA−11またはPA−1
2にするのが好ましい。(C3+C4)の(C4)の重
量比は0.1〜60重量%であるのが好ましい。(C3)
と(C4)との反応は溶融状態で行うのが好ましく、例え
ば(C3)と(C4)を押出し機で一般に230〜250℃
の温度で混合して反応させることができる。溶融材料の
押出し機中の平均滞留時間は10秒〜3分、好ましくは
1〜2分にする。
【0041】第3の実施例では下記比率(重量%)が有
利である:ポリアミド 60〜70%、エチレン/アル
キル(メタ)アクリレート/無水マレイン酸コポリマー
5〜15%、残部はLLDPE、VLDPEまたはメ
タロセンタイプのポリエチレン(ポリエチレンの密度は
0.870〜0.925、MFIは0.1〜5/10分
(190℃、2.16kg)であるのが有利である)。
【0042】エチレン/アルキル(メタ)アクリレート
/無水マレイン酸コポリマーは0.2〜10重量%の無
水マレイン酸と、40重量%以下、好ましくは5〜40
重量%のアルキル(メタ)アクリレートとを含むのが有
利である。MFIは2〜100/10分(190℃、
2.16kg)である。「アルキル(メタ)アクリレー
ト」はC1〜C8のアルキルメタクリレートおよびアクリ
レートを示し、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、n-ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアク
リレート、メチルメタクリレートおよびエチルメタクリ
レートの中から選択することができる。融点は80〜1
20℃である。このコポリマーは市販されている。これ
らのコポリマーは200〜2500バールの圧力でラジ
カル重合で製造される。
【0043】例えば下記混合物(重量%)を用いることが
できる: 1)PA−6 55〜70%、無水マレイン酸がグラフ
トされ、モノアミン化カプロラクタムオリゴマーと縮合
されたプロピレンを主として含むエチレン/プロピレン
コポリマー 5〜15%、残部は100%のポリプロピ
レン。
【0044】2)PA−6 55〜70%、少なくとも
1種のエチレンと(i)不飽和カルボン酸のアルキル(メ
タ)アクリレートまたはビニルエステルおよび(ii)不飽
和無水カルボン酸または不飽和エポキシド(グラフトま
たは共重合されている)のコポリマー 5〜15%、残
部はポリエチレン。
【0045】3)PA−6 55〜70%、無水マレイ
ン酸またはグリシジルメタクリレートがグラフトされた
ポリエチレンまたはエチレンとα−オレフィンとのコポ
リマー 5〜15%、残部は高密度ポリエチレン。
【0046】EVOHコポリマーからなる層(2a)
は、EVOHまたはEVOHをベースとする混合物で構
成できる。EVOHは鹸化エチレン/酢酸ビニルコポリ
マーともよばれる。本発明で使用される鹸化エチレン/
酢酸ビニルコポリマーはエチレン含有量が20〜70モ
ル%、好ましくは25〜70モル%であるコポリマーで
あり、酢酸ビニル成分の鹸化度が95モル%以上のコポ
リマーである。エチレン含有量が20モル%未満では湿
分が高い条件下で所望の高いバリヤ性が得られず、ま
た、エチレン含有量が70モル%を越えてもバリヤ特性
が低下する。鹸化度すなわち加水分解度が95モル%未
満ではバリヤ特性が犠牲にされる。
【0047】「バリヤ特性」とは気体および液体、自動
車用ガソリンの場合には特に酸素に対する不浸透性を意
味する。上記の鹸化コポリマーの溶融流動指数は0.5
〜100 g/10分であるのが好ましい。このMFI
は5〜30 g/10分(230℃/2.16kg)で
あるのが好ましい。「MFI」は「溶融流れ指数」の略
語である。
【0048】上記の鹸化コポリマーは他のコモノマ成分
を少量含むことができる。コモノマ成分としてはα−オ
レフィン、例えばプロピレン、イソブテン、α−オクテ
ン、α−ドデセン、α−オクタデセン等、不飽和カルボ
ン酸またはその塩、部分的アルキルエステル、完全アル
キルエステル、ニトリル、アミド、上記の酸の無水物、
不飽和スルホン酸とその塩を挙げることができる。EV
OHをベースにした混合物はEVOHがマトリクスを構
成するものであり、EVOHが混合物の重量の少なくと
も40%、好ましくは少なくとも50%であるものであ
る。混合物の他の成分はポリオレフィン、ポリアミド、
さらには機能性高分子から選択することができる。
【0049】EVOHをベースにした混合物の最初の例
としては下記組成物(重量組成)を挙げることができ
る: 1) 55〜99.5部のEVOHコポリマー、 2) 0.5〜45部のポリプロピレンおよび相溶化剤
(相溶化剤の量に対するポリプロピレンの量の比率は1
〜5)。
【0050】EVOHのMFIに対するポリプロピレン
のMFIの比は5以上、好ましくは5〜25であるのが
好ましい。ポリプロピレンのMFIは0.5〜3(g/1
0分、230℃、2.16kg)であるのが好ましい。好
ましい実施例では相溶化剤はグラフトされたポリアミド
を担持するポリエチレンであり、これは(i)エチレン
とグラフトまたは共重合された不飽和モノマーXとのコ
ポリマーと(ii)ポリアミドとの反応で得られる。エチ
レンとグラフトまたは共重合された不飽和モノマーXと
のコポリマーはエチレン/無水マレイン酸コポリマーお
よびエチレン/アルキル(メタ)アクリレート/無水マ
レイン酸コポリマーから選択することができる。無水マ
レイン酸は0.2〜10重量%、アルキル(メタ)アク
リレートは0〜40重量%にする。他の有利な実施例で
は、相溶化剤は(i)グラフトまたは共重合された不飽和
のモノマーXを有するプロピレンのホモポリマーまたは
プロピレンのコポリマーと(ii)ポリアミドとの反応で
得られるグラフトしたポリアミドを有するポリプロピレ
ンである。Xはグラフトされるのが好ましい。このモノ
マーXは不飽和カルボン酸の無水物、例えば無水マレイ
ン酸であるのが好ましい。
【0051】EVOHをベースにした混合物の第2の例
としては下記の組成物を挙げることができる: 1) 50〜98重量%のEVOHコポリマー、 2) 1〜50重量%のポリエチレン、 3) 1〜15重量%の相溶化剤(LLDPEまたはメ
タロセンポリエチレンと、エラストマー、超低密度ポリ
エチレンおよびメタロセンポリエチレンの中から選択さ
れるポリマーとの混合物で、この混合物には不飽和カル
ボン酸またはその官能誘導体が共グラフトされている) 相溶化剤はMFI10/MFI2の比が5〜20となるも
のが好ましい。MFI2はASTM D12382従っ
て2.16kgの荷重で、190℃で測定したメルトフ
ローインデックスであり、MFI10はASTM D12
38に従って10kgの荷重で、190℃で測定したメ
ルトフローインデックスである。
【0052】EVOHをベースにした本発明の混合物の
第3の例としては下記の組成物を挙げることができる: 1) 50〜98重量%のEVOHコポリマー、 2) 1〜50重量%のエチレン/アルキル(メタ)ア
クリレートコポリマー、 3) 1〜15重量%の相溶化剤((i)エチレンコポ
リマーと(ii)不飽和のモノマーXがグラフトまたは共
重合されたコポリアミドとの反応で得られる)不飽和の
モノマーXがグラフトまたは共重合されたコポリアミド
は、不飽和モノマーXが共重合されたもの、すなわち、
エチレン/無水マレイン酸コポリマーまたはエチレン/
アルキル(メタ)アクリレート/無水マレイン酸コポリ
マーであるのが好ましい。これらのコポリマーは0.2
〜10重量%の無水マレイン酸と、0〜40重量%のア
ルキル(メタ)アクリレートを含むのが好ましい。
【0053】ポリアミドP3からなる層(3)で、「ポ
リアミド」とは、本発明では脂肪族単位および/または
脂環式単位および/または芳香族単位を含むポリアミド
またはPAを示す。ポリアミド−11またはポリアミド
−12を用いるのが有利である。外層のポリアミドはn
−ブチルべンゼンスルホンアミド(BBSA)およびポ
リアミドブロックとポリエーテルブロックを含むポリマ
ー等の標準的な可塑剤で可塑化するのが有利である。こ
れらのブロックはカルボン酸末端基を有するポリアミド
ブロックとポリエーテルジオールまたはポリエーテルジ
アミン、或いはこれらのポリエーテルの混合物との縮合
で得られる。この外層には抗酸化剤とカーボンブラック
等の一般的充填剤を含むことができる。外層に添加でき
るポリアミドブロックおよびポリエーテルブロックタイ
プの可塑剤はフランス国特許第94/14521号に記載されて
いる。
【0054】PA−6/12コポリアミドの混合物から
なる層(2)では、一方がPA−12よりPA−6の重
量が大きく、もう一方がPA−6よりPA−12の重量
が大きい。PA−6/12コポリアミドはカプロラクタ
ムとラウリルラクタムとの縮合から得られる。「6」が
カプロラクタム由来の単位を示し、「12」がラウリル
ラクタム由来の単位を示すことは理解出きよう。カプロ
ラクタムをアミノカプロン酸と完全に、または部分的に
置換しても本発明の範囲を逸脱するものではないし、同
様にラウリルラクタムをアミノドデカン酸することもで
きる。6対12の比率を保っていれば、これらのコポリ
アミドに他の単位を含むことができる。
【0055】PA−6を多く含むコポリアミドはPA−
6を52〜90重量%、PA−12を48〜10重量%
含むのが有利である。PA−6を多く含むコポリアミド
はPA−6を55〜90重量%、PA−12を45〜1
0重量%含むのが好ましい。さらに、PA−6を多く含
むコポリアミドはPA−6を55〜70重量%、PA−
12を45〜30重量%含むのが好ましい。
【0056】PA−12を多く含むコポリアミドはPA
−12を52〜90重量%、PA−6を48〜10重量
%含むのが有利である。PA−12を多く含むコポリア
ミドはPA−12を55〜90重量%、PA−6を45
〜10重量%含むのが好ましい。さらに、PA−12を
多く含むコポリアミドはPA−12を55〜70重量
%、PA−6を45〜30重量%含むのが好ましい。
【0057】PA−6を多く含むコポリアミドとPA−
12を多く含むコポリアミドの比率は40/60〜60
/40、好ましくは50/50にすることができる。こ
れらのコポリアミド混合物には、PA−6および12を
多く含む100部のコポリアミドに対し30重量部以下
の他のグラフト化ポリオレフィンまたはコポリアミドを
含むことができる。
【0058】これらのコポリアミドは溶融点(DIN
53736B規格)が60〜200℃、比溶融粘度が
1.3〜2.2(DIN 53727;m−クレゾール
溶媒、0.5g/100mlの密度、25℃の温度、ウ
ッベローデ粘度計)である。これらの溶融時のレオロジ
ーは隣接する層の材料と類似しているのが好ましい。こ
れらのコポリアミドは標準的なポリアミドの製造方法で
製造される。これらの方法は下記文献に記載されてい
る:
【0059】
【特許文献9】 米国特許第4,424,864号明細
【特許文献10】 米国特許第4,483,975号明
細書
【特許文献11】 米国特許第4,774,139号明
細書
【特許文献12】 米国特許第5,459,230号明
細書
【特許文献13】 米国特許第5,489,667号明
細書
【特許文献14】 米国特許第5,750,232号明
細書
【特許文献15】 米国特許第5,254,641号明
細書
【0060】本発明はさらに、層(1)または(1a)
が管の内側にある構造の管に関するものである。本発明
の管は共押出しによって製造できる。本発明の管は自動
車のタンクからエンジンまでガソリンを輸送するための
ものであり、外径が6〜12mm、厚さは一般に0.8
mm〜2mmである。層1の厚さは一般に少なくとも5
0μm、好ましくは100〜500μmである。導電性
カーボンブラックが充填された層1aの厚さは一般に2
5〜300μm、好ましくは50〜150μmである。
コポリアミド混合物の層2の厚さは一般に少なくとも1
0μm、好ましくは20〜100μmである。EVOH
層2aの厚さは10〜200μmである。層3の厚さは
一般に少なくとも300μm、好ましくは400〜80
0μmである。この多層管は、直径が一定の円筒形また
は波形することができる。一般に、この多層管にゴム製
の保護シースを付けて管をエンジンの熱から保護するこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 BA14 BA21 BB01 BB08 CA09 CA16 4F100 AA37A AK03A AK04A AK04J AK05 AK07A AK25A AK25J AK46A AK46D AK48C AK62A AK69B AL01A AL05A AL05C AL07A BA04 BA07 BA10A BA10D GB32 JD01 JG01A JL11 YY00A YY00C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記:ポリアミドP1またはポリアミド
    1をマトリクスとするポリオレフィンPO1とポリアミ
    ドP1との混合物からなる第1層(1) 必要に応じて用いられるEVOHからなる層(2a) 一方がPA−12よりPA−6の重量が大きく、他方は
    PA−6よりPA−12の重量が大きい、6/12コポ
    リアミドの混合物から成る層(2)、およびポリアミド
    3からなる層(3)を上記の順番で有し、各層は接触
    領域で互いに接着しており、P1とP3は互いに同一でも
    異なっていてもよいことを特徴とするポリアミドをベー
    スとした多層構造物。
  2. 【請求項2】 第1層(1)を別の層(1a)に代え、
    この別の層(1a)はポリアミドP1aまたはポリアミ
    ドP1aをマトリクスとしたポリオレフィンPO 1aとポ
    リアミドの混合物から成り且つ表面抵抗率を106オー
    ム以下にする導電性カーボンブラックを含む請求項1に
    記載の構造物。
  3. 【請求項3】 第1層(1)の側に表面抵抗率を106
    オーム以下にする導電性カーボンブラックを含む追加層
    (1a)を有し、第1層(1)と補足の層(1a)は接
    触領域で互いに接着し、追加層(1a)はポリアミドP
    1aまたはポリアミドP1aをマトリクスとするポリアミ
    ドP1aとポリオレフィンPO1aとの混合物からなり且
    つ表面抵抗率を106オーム以下にする導電性カーボン
    ブラックを含む請求項1に記載の構造物。
  4. 【請求項4】 ポリアミドP1またはP1aをポリアミド
    −6、ポリアミド−6,6およびポリアミド−12の中
    から選択する請求項1〜3の1項に記載の構造。
  5. 【請求項5】 ポリオレフィンPO1またはPO1aを下
    記の中から選択する請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の構造物:ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/
    α−オレフィンコポリマー、エチレン/アルキル(メ
    タ)アクリレートコポリマー、無水マレイン酸がグラフ
    トまたは共重合されているエチレン/アルキル(メタ)
    アクリレート/無水マレイン酸コポリマー、グリシジル
    メタクリレートがグラフトまたは共重合されているエチ
    レン/アルキル(メタ)アクリレート/グリシジルメタ
    クリレートコポリマー。
  6. 【請求項6】 ポリアミドP3をPA−11およびPA
    −12ポリアミドの中から選択する請求項1〜5のいず
    れか一項に記載の構造物。
  7. 【請求項7】 層(2)のPA−6を多く含むコポリア
    ミドがPA−6を52〜90重量%、PA−12を48
    〜10重量%含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の
    構造物。
  8. 【請求項8】 層(2)のPA−12を多く含むコポリ
    アミドがPA−12を52〜90重量%、PA−6を4
    8〜10重量%含む請求項1〜7のいずれか一項に記載
    の構造物。
  9. 【請求項9】 層(2)のPA−6を多く含むコポリア
    ミドとPA−12を多く含むコポリアミドの比率が40
    /60〜60/40である請求項1〜8のいずれか一項
    に記載の構造物。
  10. 【請求項10】 層(1)または(1a)が内側に、層
    (3)が外側にある請求項1〜9のいずれか一項に記載
    の構造物からなる管。
  11. 【請求項11】 一方がPA−12よりPA−6の重量
    が多く、他方がPA−6よりPA−12の重量が多いP
    A−6/12コポリアミドの混合物から成る相溶化剤と
    してのポリアミド混合物。
  12. 【請求項12】 ポリアミドがPA−12と、PA−6
    およびPA−6,6の中から選択される少なくとも1種
    のポリアミドとである請求項11に記載の混合物。
  13. 【請求項13】 PA−6を多く含むコポリアミドがP
    A−6を52〜90重量%、PA−12を48〜10重
    量%含む請求項11または12に記載の混合物。
  14. 【請求項14】 PA−12を多く含むコポリアミドが
    PA−12を52〜90重量%、PA−6を48〜10
    重量%含む請求項11〜13のいずれか一項に記載の混
    合物。
  15. 【請求項15】 PA−6を多く含むコポリアミドとP
    A−12を多く含むコポリアミドとの比率が40/60
    〜60/40である請求項11〜14のいずれか一項に
    記載の混合物。
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