JP2003225557A - 面取り加工が施されたパットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置 - Google Patents
面取り加工が施されたパットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧力計、液面計の計器類等の接続のために易
重合性化合物等の取扱装置の本体壁に取付けられたパッ
トフランジの取扱装置内側の端面に、易重合性のガスの
滞留及び重合の発生を防止して、計器類の誤指示を無く
して長期に亘って安定運転が可能ととした易重合性化合
物等の取扱装置を提供する。 【解決手段】 取扱装置の本体壁にパットフランジを取
付けた易重合性化合物の取扱装置において、当該パット
フランジに設けられた貫通孔の本体壁内側の端面に面取
り加工が施こされたパットフランジを使用した易重合性
化合物の取扱装置。
重合性化合物等の取扱装置の本体壁に取付けられたパッ
トフランジの取扱装置内側の端面に、易重合性のガスの
滞留及び重合の発生を防止して、計器類の誤指示を無く
して長期に亘って安定運転が可能ととした易重合性化合
物等の取扱装置を提供する。 【解決手段】 取扱装置の本体壁にパットフランジを取
付けた易重合性化合物の取扱装置において、当該パット
フランジに設けられた貫通孔の本体壁内側の端面に面取
り加工が施こされたパットフランジを使用した易重合性
化合物の取扱装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、易重合性化合物等
を製造するための反応塔、蒸留塔又はこれらによって得
られた溶液を貯蔵する貯蔵槽等の取扱装置の本体壁に取
付けられたパットフランジの構造に係り、特に易重合性
化合物等より発生するガスが当該パットフランジに設け
られている貫通孔に滞留するのを防止し、この部分にポ
リマーの生成を抑制した易重合性化合物の取扱装置に関
する。
を製造するための反応塔、蒸留塔又はこれらによって得
られた溶液を貯蔵する貯蔵槽等の取扱装置の本体壁に取
付けられたパットフランジの構造に係り、特に易重合性
化合物等より発生するガスが当該パットフランジに設け
られている貫通孔に滞留するのを防止し、この部分にポ
リマーの生成を抑制した易重合性化合物の取扱装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、易重合性化合物等
の取扱装置の本体壁に取付けられているパットフランジ
は例えば図2に断面図で示す構造のものが一般的であっ
た。即ち、図2において、2はパットフランジであっ
て、当該パットフランジ2は中心部に貫通孔21を有し
ている。このパットフランジ2は易重合性化合物等の取
扱装置の本体壁3に取付けられており、本体壁3の内面
31とパットフランジ2の内端面とは面一であると共
に、当該パットフランジ2に設けた貫通孔21の内周面
とパットフランジ内端面とのなす角度βが略直角で穿孔
されたものが使用されている。
の取扱装置の本体壁に取付けられているパットフランジ
は例えば図2に断面図で示す構造のものが一般的であっ
た。即ち、図2において、2はパットフランジであっ
て、当該パットフランジ2は中心部に貫通孔21を有し
ている。このパットフランジ2は易重合性化合物等の取
扱装置の本体壁3に取付けられており、本体壁3の内面
31とパットフランジ2の内端面とは面一であると共
に、当該パットフランジ2に設けた貫通孔21の内周面
とパットフランジ内端面とのなす角度βが略直角で穿孔
されたものが使用されている。
【0003】図2に示した従来のパットフランジ2を使
用して、当該パットフランジ2の外端面に液面計、圧力
計等を取付けた構造とした場合は、経時とともに、貫通
孔21の部分22にガスが徐々に滞留してこれによって
ポリマーが生成し、その結果当該貫通孔21が閉塞され
て液面や内圧等の計測をすることが続行出来ないと云う
事態が発生することがあった。
用して、当該パットフランジ2の外端面に液面計、圧力
計等を取付けた構造とした場合は、経時とともに、貫通
孔21の部分22にガスが徐々に滞留してこれによって
ポリマーが生成し、その結果当該貫通孔21が閉塞され
て液面や内圧等の計測をすることが続行出来ないと云う
事態が発生することがあった。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は、上記問題を解決した
易重合性化合物の取扱装置を提供するものであって、そ
の要旨は、 (1)取扱装置の本体壁にパットフランジを取付けた易
重合性化合物の取扱装置において、当該パットフランジ
に設けられた貫通孔の本体壁内側の端面に面取り加工が
施こされたパットフランジを使用した易重合性化合物の
取扱装置である。 (2)パットフランジの面取り角度αが5〜80°であ
る上記(1)の面取り加工が施こされたパットフランジ
を使用した易重合性化合物の取扱装置である。 (3)パットフランジの面取り加工幅tは、パットフラ
ンジの全厚さTの25%以上である上記(1)〜(2)
の面取り加工が施こされたパットフランジを使用した易
重合性化合物の取扱装置である。 (4)パットフランジの外端面に取付けられる機器が、
液面計、圧力計、覗き窓またはマンホールである上記
(1)〜(3)の面取り加工が施こされたパットフラン
ジを使用した易重合性化合物の取扱装置である。
易重合性化合物の取扱装置を提供するものであって、そ
の要旨は、 (1)取扱装置の本体壁にパットフランジを取付けた易
重合性化合物の取扱装置において、当該パットフランジ
に設けられた貫通孔の本体壁内側の端面に面取り加工が
施こされたパットフランジを使用した易重合性化合物の
取扱装置である。 (2)パットフランジの面取り角度αが5〜80°であ
る上記(1)の面取り加工が施こされたパットフランジ
を使用した易重合性化合物の取扱装置である。 (3)パットフランジの面取り加工幅tは、パットフラ
ンジの全厚さTの25%以上である上記(1)〜(2)
の面取り加工が施こされたパットフランジを使用した易
重合性化合物の取扱装置である。 (4)パットフランジの外端面に取付けられる機器が、
液面計、圧力計、覗き窓またはマンホールである上記
(1)〜(3)の面取り加工が施こされたパットフラン
ジを使用した易重合性化合物の取扱装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の、面取り加工が施された
パットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置を
添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の易重合性
化合物等の取扱装置の本体壁に取付けられているパット
フランジの断面図の一例である。
パットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置を
添付図面に基づいて説明する。図1は本発明の易重合性
化合物等の取扱装置の本体壁に取付けられているパット
フランジの断面図の一例である。
【0006】図1において、1はパットフランジであっ
て、当該パットフランジ1は中心部に貫通孔11を有し
ている。このパットフランジ1は易重合性化合物等の取
扱装置の本体壁3に取付けられており、本体壁3の内面
31とパットフランジ1の内端面とは面一であると共
に、当該パットフランジ1に設けた貫通孔11の内周面
とパットフランジ内端面とは角度αで面取りが施されて
いる。この面取り角度αは5〜80°、中でも30〜6
0°とするのが好ましい。また、面取り加工幅tとして
は、パットフランジ1の全厚さTの25%以上に面取り
加工するのが好適である。
て、当該パットフランジ1は中心部に貫通孔11を有し
ている。このパットフランジ1は易重合性化合物等の取
扱装置の本体壁3に取付けられており、本体壁3の内面
31とパットフランジ1の内端面とは面一であると共
に、当該パットフランジ1に設けた貫通孔11の内周面
とパットフランジ内端面とは角度αで面取りが施されて
いる。この面取り角度αは5〜80°、中でも30〜6
0°とするのが好ましい。また、面取り加工幅tとして
は、パットフランジ1の全厚さTの25%以上に面取り
加工するのが好適である。
【0007】上述の通り、本発明のパットフランジ1の
貫通孔11は、その本体壁3の内面31側が面取りされ
た傾斜面で構成されているので、例えば易重合性化合物
等を含んだ溶液が内面31を伝って流れ落ちても、この
溶液は貫通孔11の上部面取り傾斜面から側部面取り傾
斜面を伝って下部面取り傾斜面からスムースに本体壁3
の内面31の下方に流下する。したがって、パットフラ
ンジ1の貫通孔11内に易重合性化合物の滞留が生じな
い。よって、パットフランジ1の外端面に、隔膜式等の
液面計、圧力計、または覗き窓、マンホール等の機器を
を取付けて、これによって取扱装置内の計測或いは取扱
装置内の監視操作を長期に連続的に行うことが出来る。
貫通孔11は、その本体壁3の内面31側が面取りされ
た傾斜面で構成されているので、例えば易重合性化合物
等を含んだ溶液が内面31を伝って流れ落ちても、この
溶液は貫通孔11の上部面取り傾斜面から側部面取り傾
斜面を伝って下部面取り傾斜面からスムースに本体壁3
の内面31の下方に流下する。したがって、パットフラ
ンジ1の貫通孔11内に易重合性化合物の滞留が生じな
い。よって、パットフランジ1の外端面に、隔膜式等の
液面計、圧力計、または覗き窓、マンホール等の機器を
を取付けて、これによって取扱装置内の計測或いは取扱
装置内の監視操作を長期に連続的に行うことが出来る。
【0008】本発明において、易重合性化合物の取扱装
置とは、反応、蒸留、抽出、吸収、貯蔵、熱交換など易
重合性化合物を製造する装置であって、具体的には反応
器、蒸留塔、およびこれらに付属する熱交換器、槽など
である。また、本発明で 易重合性化合物とは、反応又
は蒸留などの取扱に際して重合物を形成する化合物を意
味し、その代表例としては(メタ)アクリル酸、及び
(メタ)アクリル酸エステル類等を挙げることができ
る。
置とは、反応、蒸留、抽出、吸収、貯蔵、熱交換など易
重合性化合物を製造する装置であって、具体的には反応
器、蒸留塔、およびこれらに付属する熱交換器、槽など
である。また、本発明で 易重合性化合物とは、反応又
は蒸留などの取扱に際して重合物を形成する化合物を意
味し、その代表例としては(メタ)アクリル酸、及び
(メタ)アクリル酸エステル類等を挙げることができ
る。
【0009】
【実施例】実施例1
図1に示すような面取加工が施されたパットフランジ
で、当該パットフランジの面取り角度α=45°及び面
取り加工幅t/パットフランジの全厚さT=70%に面
取り加工したパットフランジを準備した。ステンレス鋼
製(SUS316)のアクリル酸精製塔の本体壁の中段
及び下段の位置に隔膜式の圧力計接続用として、当該パ
ットフランジを取り付けると共に、液面計接続用として
同じく当該パットフランジを取り付けて、アクリル酸の
精製を行った。フィード組成はアクリル酸99重量%、
アクリル酸ダイマー等の重質物1重量%で、塔頂圧力
2.5kPa及び温度52℃、塔底圧力5kPa及び温
度73℃、還流比1.0の条件で6ヶ月間連続運転し
た。運転停止後、内部点検したところ、全てのパットフ
ランジに重合物の付着は認めれれなかった。
で、当該パットフランジの面取り角度α=45°及び面
取り加工幅t/パットフランジの全厚さT=70%に面
取り加工したパットフランジを準備した。ステンレス鋼
製(SUS316)のアクリル酸精製塔の本体壁の中段
及び下段の位置に隔膜式の圧力計接続用として、当該パ
ットフランジを取り付けると共に、液面計接続用として
同じく当該パットフランジを取り付けて、アクリル酸の
精製を行った。フィード組成はアクリル酸99重量%、
アクリル酸ダイマー等の重質物1重量%で、塔頂圧力
2.5kPa及び温度52℃、塔底圧力5kPa及び温
度73℃、還流比1.0の条件で6ヶ月間連続運転し
た。運転停止後、内部点検したところ、全てのパットフ
ランジに重合物の付着は認めれれなかった。
【0010】比較例1
図2に示す面取り加工が施されないβ=90°のパット
フランジを使用し、実施例1と同一条件でアクリル酸の
精製を行った。3.5ヶ月後に塔の下部に設置した圧力
計が誤指示となり、5ヶ月間連続運転した後で、内部点
検をしたところ下部に設置した圧力計接続用のパットフ
ランジと圧力計の隔膜に重合物の付着が認められた。
フランジを使用し、実施例1と同一条件でアクリル酸の
精製を行った。3.5ヶ月後に塔の下部に設置した圧力
計が誤指示となり、5ヶ月間連続運転した後で、内部点
検をしたところ下部に設置した圧力計接続用のパットフ
ランジと圧力計の隔膜に重合物の付着が認められた。
【0011】実施例2
図1に示す面取り加工が施されたパットフランジで、当
該パットフランジの面取り角度α=35°及び面取り加
工幅t/パットフランジの全厚さT=50%に面取り加
工したパットフランジを準備した。ステンレス鋼製(S
US304)のアクリル酸精製塔の下部から1段目と3
段目の本体壁に覗き窓接続用として、当該パットフラン
ジを取り付けて、アクリル酸の蒸留をを行った。フィー
ド組成はアクリル酸95重量%、酢酸等の軽質物重合物
5重量%で、塔頂圧力10kPa及び温度50℃、塔底
圧力18kPa及び温度83℃の条件で6ヶ月間連続運
転した。この間、覗き窓には重合物の付着もなく、塔内
部の状態がよく観察できた。内部点検したところ全ての
パットフランジに重合物の付着は認めれれなかった。
該パットフランジの面取り角度α=35°及び面取り加
工幅t/パットフランジの全厚さT=50%に面取り加
工したパットフランジを準備した。ステンレス鋼製(S
US304)のアクリル酸精製塔の下部から1段目と3
段目の本体壁に覗き窓接続用として、当該パットフラン
ジを取り付けて、アクリル酸の蒸留をを行った。フィー
ド組成はアクリル酸95重量%、酢酸等の軽質物重合物
5重量%で、塔頂圧力10kPa及び温度50℃、塔底
圧力18kPa及び温度83℃の条件で6ヶ月間連続運
転した。この間、覗き窓には重合物の付着もなく、塔内
部の状態がよく観察できた。内部点検したところ全ての
パットフランジに重合物の付着は認めれれなかった。
【0012】
【発明の効果】本発明は、易重合性化合物等の取扱装置
内の圧力、液面或いは内部状態の監視用の計器類の接続
の為に、当該装置の本体壁に取付けられたパットフラン
ジは、そのパットフランジの装置内側の端面を面取り加
工した傾斜形状に構成することにより、当該パットフラ
ンジの端面には易重合性のガスが滞留することが無く、
計器類の誤指示が防止でき長期に亘って安定運転が可能
となった。また、当該部分からの重合をも防止し、重合
トラブルによる生産性の悪化防止、更に重合物を取り除
く為の清掃作業費の削減、液抜き、洗浄時の被液等の危
険性や特異な臭気等の公害問題を無くすことが出来た。
内の圧力、液面或いは内部状態の監視用の計器類の接続
の為に、当該装置の本体壁に取付けられたパットフラン
ジは、そのパットフランジの装置内側の端面を面取り加
工した傾斜形状に構成することにより、当該パットフラ
ンジの端面には易重合性のガスが滞留することが無く、
計器類の誤指示が防止でき長期に亘って安定運転が可能
となった。また、当該部分からの重合をも防止し、重合
トラブルによる生産性の悪化防止、更に重合物を取り除
く為の清掃作業費の削減、液抜き、洗浄時の被液等の危
険性や特異な臭気等の公害問題を無くすことが出来た。
【図1】易重合性化合物等の取扱装置の本体壁に取付け
られた本発明のパットフランジの断面図。
られた本発明のパットフランジの断面図。
【図2】易重合性化合物等の取扱装置の本体壁に取付け
られた従来例のパットフランジの断面図。
られた従来例のパットフランジの断面図。
1及び2…パットフランジ、11及び22…貫通孔、3
…易重合性化合物等の取扱装置の本体壁、31…本体壁
内面、α…面取り角度、 T…パットフランジの全厚さ、 t…面取り加工幅、
…易重合性化合物等の取扱装置の本体壁、31…本体壁
内面、α…面取り角度、 T…パットフランジの全厚さ、 t…面取り加工幅、
フロントページの続き
(72)発明者 高橋 順一
三重県四日市市東邦町1番地 三菱化学株
式会社内
Fターム(参考) 4D076 AA07 AA16 AA22 BB03 CA01
CA08 CB13 EA50 FA12 HA11
JA02
4G075 AA13 AA52 AA65 BA10 BD16
EC14 EE01 FA01
Claims (4)
- 【請求項1】 取扱装置の本体壁にパットフランジを取
付けた易重合性化合物の取扱装置において、当該パット
フランジに設けられた貫通孔の本体壁内側の端面に面取
り加工が施こされたパットフランジを使用した易重合性
化合物の取扱装置。 - 【請求項2】 パットフランジの面取り角度αが5〜8
0°である請求項1に記載の面取り加工が施こされたパ
ットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置。 - 【請求項3】 パットフランジの面取り加工幅tは、パ
ットフランジの全厚さTの25%以上である請求項1〜
2に記載の面取り加工が施こされたパットフランジを使
用した易重合性化合物の取扱装置。 - 【請求項4】 パットフランジの外端面に取付けられる
機器が、液面計、圧力計、覗き窓またはマンホールであ
る請求項1〜3に記載の面取り加工が施こされたパット
フランジを使用した易重合性化合物の取扱装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028912A JP2003225557A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 面取り加工が施されたパットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置 |
AU2003207271A AU2003207271A1 (en) | 2002-02-06 | 2003-01-23 | Lase-of-polymerization handling device using chamfered pat flange |
PCT/JP2003/000595 WO2003066211A1 (fr) | 2002-02-06 | 2003-01-23 | Dispositif de manutention pour cuve de polymerisation laser, equipe d'une bride chanfreinee |
CNB038007487A CN1320954C (zh) | 2002-02-06 | 2003-01-23 | 使用倒角加工的对接法兰的易聚合性化合物处理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028912A JP2003225557A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 面取り加工が施されたパットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003225557A true JP2003225557A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27677872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002028912A Pending JP2003225557A (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 面取り加工が施されたパットフランジを使用した易重合性化合物の取扱装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003225557A (ja) |
CN (1) | CN1320954C (ja) |
AU (1) | AU2003207271A1 (ja) |
WO (1) | WO2003066211A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009120535A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 易重合性物質取扱装置 |
JP2009149587A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 易重合性物質取扱装置 |
WO2017012853A1 (de) * | 2015-07-17 | 2017-01-26 | Basf Se | Kolonne zur thermischen behandlung von fluiden gemischen, insbesondere solchen, die (meth)acrylmonomere enthalten |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015213493A1 (de) * | 2015-07-17 | 2016-09-15 | Basf Se | Kolonne zur thermischen Behandlung von fluiden Gemischen, insbesondere solchen, die (Meth)acrylmonomere enthalten |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51103036U (ja) * | 1975-02-14 | 1976-08-18 | ||
JPH0735409B2 (ja) * | 1986-02-03 | 1995-04-19 | 三井東圧化学株式会社 | 揮発性物質の除去方法 |
JP2001081050A (ja) * | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Nippon Shokubai Co Ltd | 易重合性化合物の取り扱い装置および取り扱い方法 |
CN2442733Y (zh) * | 2000-09-21 | 2001-08-15 | 锡山市定昌过滤机有限公司 | 圆筒形过滤介质快速装拆机构 |
-
2002
- 2002-02-06 JP JP2002028912A patent/JP2003225557A/ja active Pending
-
2003
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