JP2003224506A - 列車無線通信システム - Google Patents

列車無線通信システム

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JP2003224506A
JP2003224506A JP2002019040A JP2002019040A JP2003224506A JP 2003224506 A JP2003224506 A JP 2003224506A JP 2002019040 A JP2002019040 A JP 2002019040A JP 2002019040 A JP2002019040 A JP 2002019040A JP 2003224506 A JP2003224506 A JP 2003224506A
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JP
Japan
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station
line
line section
base station
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Application number
JP2002019040A
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English (en)
Inventor
Takeshi Urakuchi
剛 浦口
Kenzo Tago
憲三 田子
Katsuhiro Yoshida
勝弘 吉田
Yoshihisa Nishimura
佳久 西村
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Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
East Japan Railway Co
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車6,8の運転士が走行中、標識10を見
落とすなどの人為的な誤りが発生して、送信及び受信周
波数の切替処理を忘れたり、誤った切替処理を実行する
と、中央装置1と車上局7,9間のデータ通信が途絶え
るなどの課題があった。 【解決手段】 基地局12〜12に割り当てられて
いる無線回線を基地局12〜12と時分割で使用し
て、基地局13〜13に割り当てられている無線回
線の周波数f2a,f2bを示す周波数データを車上局
17に通知する線区切替装置20等を線区Aと線区Bの
境界付近に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車が線区境界
を渡る際、車上局が使用する無線回線の周波数を自動的
に切り替える列車無線通信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の列車無線通信システムを示
す構成図であり、1は中央装置、2〜2は線区Aの
列車走行線路に沿って略等間隔に設置され、予め割り当
てられた無線回線f1a,f1bを使用してデータの送
受信を行う基地局、3〜3は線区Bの列車走行線路
に沿って略等間隔に設置され、予め割り当てられた無線
回線f2a,f2bを使用してデータの送受信を行う基
地局、4は中央装置1と基地局2〜2を接続するバ
ス、5は中央装置1と基地局3〜3を接続するバ
ス、6は線区Aから線区Bに向かって走行する列車、7
は列車6に搭載され、線区Aを走行しているときは基地
局2〜2とデータの送受信を実施し、線区Bを走行
しているときは基地局3〜3とデータの送受信を実
施する車上局、8は線区Bから線区Aに向かって走行す
る列車、9は列車8に搭載され、線区Bを走行している
ときは基地局3〜3とデータの送受信を実施し、線
区Aを走行しているときは基地局2〜2とデータの
送受信を実施する車上局、10は線区切替ポイントを示
す標識である。
【0003】次に動作について説明する。中央装置1が
例えば音声データや制御データを車上局7に送信する場
合、バス4,5を介して、その音声データ等を基地局2
〜2,3〜3に送信する。基地局2〜2
は、中央装置1から音声データ等を受けると、周波数
がf1aの下りの無線回線を使用して、その音声データ
等を送信する。また、基地局3〜3は、中央装置1
から音声データ等を受けると、周波数がf2aの下りの
無線回線を使用して、その音声データ等を送信する。
【0004】車上局7は、列車6が線区Aを走行してい
るときは、受信周波数をf1aに設定することにより、
基地局2〜2から送信される音声データ等を受信す
る。一方、列車6が線区Bを走行しているときは、受信
周波数をf2aに設定することにより、基地局3〜3
から送信される音声データ等を受信する。なお、受信
周波数の設定は、列車6の運転士が走行中、標識10を
見つけたとき、手動で切り替えることにより行う。
【0005】次に、車上局7が音声データ等を中央装置
1に送信する場合、列車6が線区Aを走行しているとき
は、周波数がf1bの上りの無線回線を使用して、その
音声データ等を送信する。一方、列車6が線区Bを走行
しているときは、周波数がf2bの上りの無線回線を使
用して、その音声データ等を送信する。なお、送信周波
数の設定は、列車6の運転士が走行中、標識10を見つ
けたとき、手動で切り替えることにより行う。
【0006】基地局2〜2は、車上局7が周波数f
1bの上りの無線回線を使用して音声データ等を送信し
てくると、その音声データ等を受信し、バス4を介し
て、その音声データ等を中央装置1に送信する。また、
基地局3〜3は、車上局7が周波数f2bの上りの
無線回線を使用して音声データ等を送信してくると、そ
の音声データ等を受信し、バス5を介して、その音声デ
ータ等を中央装置1に送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車無線通信シ
ステムは以上のように構成されているので、列車6,8
の運転士が走行中、標識10を見落とすなどの人為的な
誤りが発生して、送信及び受信周波数の切替処理を忘れ
たり、誤った切替処理を実行すると、中央装置1と車上
局7,9間のデータ通信が途絶えるなどの課題があっ
た。なお、線区の切替ポイントに周波数通知局を設置し
て、使用する周波数を車上局7,9に通知するようにす
れば、車上局7,9が周波数を自動的に切り替えること
ができるが、使用する周波数を通知するための無線回線
を新たに割り当てなければならない。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、使用する周波数を通知するための
無線回線を新たに割り当てることなく、車上局が周波数
を自動的に切り替えることができる列車無線通信システ
ムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車無線
通信システムは、第1の基地局に割り当てられている無
線回線を第1の基地局と時分割で使用して、第2の基地
局に割り当てられている無線回線の周波数を示す周波数
データを車上局に通知する周波数通知局を第1の線区と
第2の線区の境界付近に設置するようにしたものであ
る。
【0010】この発明に係る列車無線通信システムは、
第2の基地局に割り当てられている無線回線を第2の基
地局と時分割で使用して、第1の基地局に割り当てられ
ている無線回線の周波数を示す周波数データを車上局に
通知する周波数通知局を第1の線区と第2の線区の境界
付近に設置するようにしたものである。
【0011】この発明に係る列車無線通信システムは、
第1の基地局に割り当てられている無線回線を第1の基
地局と時分割で使用して、第2の基地局に割り当てられ
ている無線回線の周波数を示す周波数データを車上局に
通知する周波数通知局を第1の線区と第2の線区の境界
付近に設置するとともに、第2の基地局に割り当てられ
ている無線回線を第2の基地局と時分割で使用して、第
1の基地局に割り当てられている無線回線の周波数を示
す周波数データを車上局に通知する周波数通知局を第1
の線区と第2の線区の境界付近に設置するようにしたも
のである。
【0012】この発明に係る列車無線通信システムは、
第1の周波数通知局の電波到達範囲と第2の周波数通知
局の電波到達範囲とが重ならない条件の下で、第1の周
波数通知局を線区切替ポイントより第2の線区側に設置
し、かつ、第2の周波数通知局を線区切替ポイントより
第1の線区側に設置するようにしたものである。
【0013】この発明に係る列車無線通信システムは、
車上局が第1又は第2の周波数通知局から周波数データ
の通知を受けると、その周波数データにしたがって使用
する無線回線の周波数を切り替えるようにしたものであ
る。
【0014】この発明に係る列車無線通信システムは、
上空に向かって電波を輻射する地上子が線区切替ポイン
トの線路内部に設置されている場合、その地上子から輻
射された電波を受信した場合に限り、使用する無線回線
の周波数を切り替えるようにしたものである。
【0015】この発明に係る列車無線通信システムは、
第1又は第2の周波数通知局が複数存在し、各周波数通
知局が周波数データの他にユニークなシーケンス番号を
送信する場合、周波数通知局から受信したシーケンス番
号と、そのシーケンス番号の受信順序との整合性が取れ
る場合に限り、使用する無線回線の周波数を切り替える
ようにしたものである。
【0016】この発明に係る列車無線通信システムは、
列車の走行経路情報を参照して、その列車が線区切替ポ
イントを通過することが認められる場合に限り、使用す
る無線回線の周波数を切り替えるようにしたものであ
る。
【0017】この発明に係る列車無線通信システムは、
周波数通知局が指向性アンテナを用いて周波数データを
送信するようにしたものである。
【0018】この発明に係る列車無線通信システムは、
周波数通知局が漏洩同軸ケーブルを用いて周波数データ
を送信するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による列
車無線通信システムを示す構成図であり、図において、
11は中央装置、12〜12は線区A(第1の線
区)の列車走行線路に沿って略等間隔に設置され、予め
割り当てられた無線回線f1a,f1bを使用してデー
タの送受信を行う基地局(第1の基地局)、13〜1
は線区B(第2の線区)の列車走行線路に沿って略
等間隔に設置され、予め割り当てられた無線回線f2
a,f2bを使用してデータの送受信を行う基地局(第
2の基地局)である。
【0020】14は中央装置11と基地局12〜12
及び線区切替装置20を接続するバス、15は中央装
置11と基地局13〜13及び線区切替装置21を
接続するバス、16は線区Aから線区Bに向かって走行
する列車、17は列車16に搭載され、線区Aを走行し
ているときは基地局12〜12とデータの送受信を
実施し、線区Bを走行しているときは基地局13〜1
とデータの送受信を実施する車上局、18は線区B
から線区Aに向かって走行する列車、19は列車18に
搭載され、線区Bを走行しているときは基地局13
13とデータの送受信を実施し、線区Aを走行してい
るときは基地局12〜12とデータの送受信を実施
する車上局である。
【0021】20は線区Aと線区Bの境界付近に設置さ
れ、基地局12〜12に割り当てられている無線回
線を基地局12〜12と時分割で使用して、基地局
13 〜13に割り当てられている無線回線の周波数
f2a,f2bを示す周波数データを車上局17に通知
する線区切替装置(第1の周波数通知局)、21は線区
Aと線区Bの境界付近に設置され、基地局13〜13
に割り当てられている無線回線を基地局13〜13
と時分割で使用して、基地局12〜12に割り当
てられている無線回線の周波数f1a,f1bを示す周
波数データを車上局19に通知する線区切替装置(第2
の周波数通知局)である。
【0022】次に動作について説明する。中央装置11
が例えば音声データや制御データを車上局17に送信す
る場合、バス14,15を介して、その音声データ等を
基地局12〜12,13〜13に送信する。基
地局12〜12は、中央装置11から音声データ等
を受けると、図2に示すように、周波数f1aの下りの
無線回線を線区切替装置20と時分割で使用するように
中央装置11によって設定されているため、使用可能な
タイミングになると、周波数f1aの下りの無線回線を
使用して、その音声データ等を送信する。
【0023】また、基地局13〜13も、中央装置
11から音声データ等を受けると、基地局12〜12
と同様に、周波数f2aの下りの無線回線を線区切替
装置21と時分割で使用するように中央装置11によっ
て設定されているため、使用可能なタイミングになる
と、周波数f2aの下りの無線回線を使用して、その音
声データ等を送信する。
【0024】ただし、基地局12〜12のうち、線
区切替装置20の電波が到来しない位置に設置されてい
る基地局は、回線容量を有効利用するため、線区切替装
置20に割り当てられている時間帯においても、データ
を送信できるようにしてもよい。同様に、基地局13
〜13のうち、線区切替装置21の電波が到来しない
位置に設置されている基地局は、回線容量を有効利用す
るため、線区切替装置21に割り当てられている時間帯
においても、データを送信できるようにしてもよい。
【0025】車上局17は、列車16が線区Aを走行し
ているときは、周波数f1aの下りの無線回線を通じ
て、基地局12〜12から送信される音声データ等
を受信する。一方、列車16が線区Bを走行していると
きは、周波数f2aの下りの無線回線を通じて、基地局
13〜13から送信される音声データ等を受信す
る。なお、列車16が線区Aから線区Bに渡る際に行う
車上局17における受信周波数の切替処理については後
述する。
【0026】次に、車上局17が音声データ等を中央装
置11に送信する場合、列車16が線区Aを走行してい
るときは、周波数がf1bの上りの無線回線を使用し
て、その音声データ等を送信する。一方、列車16が線
区Bを走行しているときは、周波数がf2bの上りの無
線回線を使用して、その音声データ等を送信する。な
お、列車16が線区Aから線区Bに渡る際に行う車上局
17における送信周波数の切替処理については後述す
る。
【0027】基地局12〜12は、車上局17が周
波数f1bの上りの無線回線を使用して音声データ等を
送信してくると、その音声データ等を受信し、バス14
を介して、その音声データ等を中央装置11に送信す
る。また、基地局13〜13は、車上局17が周波
数f2bの上りの無線回線を使用して音声データ等を送
信してくると、その音声データ等を受信し、バス15を
介して、その音声データ等を中央装置11に送信する。
【0028】ここで、列車16が線区Aから線区Bに渡
る際に行う車上局17における周波数の切替処理につい
て説明する。まず、線区切替装置20は、上述したよう
に、周波数f1aの下りの無線回線を基地局12〜1
と時分割で使用し、使用可能なタイミングになる
と、周波数f1aの下りの無線回線を使用して、基地局
13〜13に割り当てられている無線回線の周波数
f2a,f2b、即ち、列車16の車上局17が線区B
において使用する無線回線の周波数f2a,f2bを示
す周波数データを車上局17に通知する。
【0029】車上局17は、列車16が線区Aから線区
Bに向かって走行して、線区境界付近に設置されている
線区切替装置20の電波到達範囲に入ると、線区切替装
置20が送信している無線回線の周波数f2a,f2b
を示す周波数データを受信する。車上局17は、このよ
うにして、線区切替装置20から周波数データを受信す
ると、無線回線の周波数をf1a,f1bからf2a,
f2bに切り替える処理を実行する。これにより、以
降、車上局17は、基地局13〜13とのデータ通
信が可能になる。
【0030】なお、車上局17は、線区切替ポイントを
通過する際、基地局12〜12に割り当てられてい
る無線回線の周波数f1a,f1bを示す周波数データ
を通知する線区切替装置21の電波到達範囲に入るが、
図1に示すように、線区切替装置20の電波到達範囲と
線区切替装置21の電波到達範囲とが重ならない条件の
下で、線区切替装置21が線区切替装置20より手前に
設置されているので、即ち、線区切替装置20を線区切
替ポイントより線区B側に設置し、線区切替装置21を
線区切替ポイントより線区A側に設置しているので、無
線回線の周波数をf1a,f1bからf2a,f2bに
切り替えた後、無線回線の周波数をf2a,f2bから
f1a,f1bに戻してしまう誤動作を防止することが
できる。
【0031】因みに、列車18が線区Bから線区Aに渡
る際においても、車上局19が同様にして、周波数の切
替処理を行うが、この場合、車上局19は、線区切替装
置21から送信された周波数データにしたがって、無線
回線の周波数をf2a,f2bからf1a,f1bに切
り替える処理を実行する。
【0032】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、基地局12〜12に割り当てられている
無線回線を基地局12〜12と時分割で使用して、
基地局13〜13に割り当てられている無線回線の
周波数f2a,f2bを示す周波数データを車上局17
に通知する線区切替装置20を線区Aと線区Bの境界付
近に設置するとともに、基地局13〜13に割り当
てられている無線回線を基地局13〜13と時分割
で使用して、基地局12〜12に割り当てられてい
る無線回線の周波数f1a,f1bを示す周波数データ
を車上局19に通知する線区切替装置21を線区Aと線
区Bの境界付近に設置するように構成したので、使用す
る周波数を通知するための無線回線を新たに割り当てる
ことなく、車上局17,19が周波数を自動的に切り替
えることができる効果を奏する。
【0033】実施の形態2.上記実施の形態1では、特
に言及していないが、図3に示すように、線区Aを走行
している列車16が、線区Aと平行して敷設されている
線区Bに渡る場合がある。ただし、ここでは、説明を簡
単にするため、線区A,Bにおいて基地局が1局ずつ設
置されているが、実際には各線区の列車走行路に沿って
複数局設置されている。
【0034】図3の線路形態では、列車16の走行経路
として、線区を渡らない経路1(線区Aから線区Bに渡
らずに、線区Aをそのまま走行する経路)と、線区Aか
ら線区Bに渡る経路2が存在する。線区切替装置20
は、経路2を走行する列車16に搭載された車上局17
に対して、上記実施の形態1と同様に、周波数f1aの
下りの無線回線を基地局12と時分割で使用して、基地
局13に割り当てられている無線回線の周波数f2a,
f2bを示す周波数データを送信する。
【0035】しかし、上記実施の形態1の場合と異な
り、経路1を走行する列車に搭載された車上局や、その
列車と反対方向に経路1を走行する列車に搭載された車
上局が、線区切替装置20から輻射された電波がオーバ
ーリーチすることにより、不要な周波数の切替処理を実
行するおそれがある。以下、この実施の形態2では、不
要な周波数の切替処理を防止する手段を説明する。
【0036】図4はこの発明の実施の形態2による列車
無線通信システムの一部を示す構成図であり、図におい
て、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説
明を省略する。31は線区切替ポイントの線路内部に設
置され、上空に向かって微弱な電波を輻射する地上子、
32は列車16の内部に設置され、地上子31から輻射
された電波を受信する車上子である。
【0037】次に動作について説明する。列車16に搭
載されている車上局17は、上記実施の形態1と同様
に、線区切替装置20から周波数データを受信したと
き、周波数の切替処理を実行するが、単に、線区切替装
置20から周波数データを受信しただけでは、周波数の
切替処理を実行せず、車上子32が地上子31から輻射
された電波を受信したことを条件にして、使用する無線
回線の周波数を切り替える処理を実行する。これによ
り、経路1を走行する列車に搭載された車上局等が誤っ
て周波数を切り替える不具合の発生を防止することがで
きる。
【0038】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による列車無線通信システムの一部を示す構成図で
あり、図において、図1と同一符号は同一または相当部
分を示すので説明を省略する。33は例えば線区Aを走
行している列車16が線区Bに渡れるようにするために
線路接続を切り替える転轍機、34は転轍機33と線区
切替装置20a,20bを接続するバスである。
【0039】次に動作について説明する。列車16が線
区Aから線区Bに渡る際には、転轍機33が線路接続を
切り替えることにより経路2の走行を可能にする。この
際、転轍機33は、バス34を介して、経路2の走行許
可状態を線区切替装置20a,20bに通知する。
【0040】線区切替装置20a,20bは、経路2の
走行許可状態が継続している間、上記実施の形態1と同
様に、下りの無線回線を線区Aの基地局と時分割で使用
して、線区Bで使用する周波数データf2a,f2bを
送信する。ただし、この実施の形態3における線区切替
装置20a,20bは、単に周波数データを送信するだ
けでなく、さらに、ユニークなシーケンス番号を送信す
る。即ち、線区切替装置20aは、1番目を表す1/2
信号を送信し、線区切替装置20bは、2番目を表す2
/2信号を送信する。ただし、線区切替装置20a,2
0bは、互いの電波到達範囲が重ならないように設置さ
れているものとする。
【0041】列車16に搭載されている車上局17は、
線区切替装置20a,20bから周波数データを受信す
る際、ユニークなシーケンス番号を受信する。そして、
車上局17は、受信したシーケンス番号と、そのシーケ
ンス番号の受信順序との整合性を判断する。例えば、先
に1/2信号を受信してから、2/2信号を受信したと
きは、整合性があるものと判断し、先に2/2信号を受
信してから、1/2信号を受信したときは、整合性がな
いものと判断する。
【0042】車上局17は、単に周波数データを受信し
ただけでは周波数の切替処理を実施せず、上記の整合性
が取れたことを条件にして、周波数の切替処理を実施す
る。これにより、経路1を走行する列車に搭載された車
上局や、その列車と反対方向に走行する列車に搭載され
た車上局が、誤って周波数を切り替える不具合の発生を
防止することができる。また、ここでは、同一周波数を
使用する線区切替装置が2つの場合について説明した
が、複数装置の場合も同様に実現可能である。
【0043】実施の形態4.図6はこの発明の実施の形
態4による列車無線通信システムの一部を示す構成図で
あり、図において、図1と同一符号は同一または相当部
分を示すので説明を省略する。35は列車16の走行経
路情報を保持する経路情報装置である。
【0044】上記実施の形態1では、車上局17が周波
数データを受信すると、その周波数データにしたがって
周波数の切替処理を実施するものについて示したが、こ
の実施の形態4における車上局17は、単に周波数デー
タを受信しただけでは周波数の切替処理を実施せず、経
路情報装置35が保持している列車16の走行経路情報
を参照して、列車16が線区切替ポイントを通過するこ
とが認められる場合、即ち、列車16が経路2を走行す
る場合に限り、使用する無線回線の周波数を切り替える
ようにする。これにより、経路1を走行する列車に搭載
された車上局や、その列車と反対方向に走行する列車に
搭載された車上局が、誤って周波数を切り替える不具合
の発生を防止することができる。
【0045】実施の形態5.上記実施の形態1では、特
に言及していないが、線区切替装置20の送信アンテナ
を指向性アンテナや漏洩同軸ケーブルを用いて構成し
て、周波数データの送信電力を微弱なものとしてもよ
い。これにより、経路1を走行する列車に搭載された車
上局や、その列車と反対方向に走行する列車に搭載され
た車上局が、誤って周波数を切り替える不具合の発生を
防止することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の基地局に割り当てられている無線回線を第1の基地局
と時分割で使用して、第2の基地局に割り当てられてい
る無線回線の周波数を示す周波数データを車上局に通知
する周波数通知局を第1の線区と第2の線区の境界付近
に設置するように構成したので、使用する周波数を通知
するための無線回線を新たに割り当てることなく、第1
の線区から第2の線区に渡る列車に搭載されている車上
局が周波数を自動的に切り替えることができる効果があ
る。
【0047】この発明によれば、第2の基地局に割り当
てられている無線回線を第2の基地局と時分割で使用し
て、第1の基地局に割り当てられている無線回線の周波
数を示す周波数データを車上局に通知する周波数通知局
を第1の線区と第2の線区の境界付近に設置するように
構成したので、使用する周波数を通知するための無線回
線を新たに割り当てることなく、第2の線区から第1の
線区に渡る列車に搭載されている車上局が周波数を自動
的に切り替えることができる効果がある。
【0048】この発明によれば、第1の基地局に割り当
てられている無線回線を第1の基地局と時分割で使用し
て、第2の基地局に割り当てられている無線回線の周波
数を示す周波数データを車上局に通知する周波数通知局
を第1の線区と第2の線区の境界付近に設置するととも
に、第2の基地局に割り当てられている無線回線を第2
の基地局と時分割で使用して、第1の基地局に割り当て
られている無線回線の周波数を示す周波数データを車上
局に通知する周波数通知局を第1の線区と第2の線区の
境界付近に設置するように構成したので、使用する周波
数を通知するための無線回線を新たに割り当てることな
く、車上局が周波数を自動的に切り替えることができる
効果がある。
【0049】この発明によれば、第1の周波数通知局の
電波到達範囲と第2の周波数通知局の電波到達範囲とが
重ならない条件の下で、第1の周波数通知局を線区切替
ポイントより第2の線区側に設置し、かつ、第2の周波
数通知局を線区切替ポイントより第1の線区側に設置す
るように構成したので、無線回線の周波数を正常に切り
替えた後、無線回線の周波数を元に戻してしまう誤動作
を防止することができる効果がある。
【0050】この発明によれば、車上局が第1又は第2
の周波数通知局から周波数データの通知を受けると、そ
の周波数データにしたがって使用する無線回線の周波数
を切り替えるように構成したので、周波数を自動的に切
り替えることができる効果がある。
【0051】この発明によれば、上空に向かって電波を
輻射する地上子が線区切替ポイントの線路内部に設置さ
れている場合、その地上子から輻射された電波を受信し
た場合に限り、使用する無線回線の周波数を切り替える
ように構成したので、周波数の切替処理を行う必要がな
い車上局が、誤って周波数の切替処理を行う不具合の発
生を防止することができる効果がある。
【0052】この発明によれば、第1又は第2の周波数
通知局が複数存在し、各周波数通知局が周波数データの
他にユニークなシーケンス番号を送信する場合、周波数
通知局から受信したシーケンス番号と、そのシーケンス
番号の受信順序との整合性が取れる場合に限り、使用す
る無線回線の周波数を切り替えるように構成したので、
周波数の切替処理を行う必要がない車上局が、誤って周
波数の切替処理を行う不具合の発生を防止することがで
きる効果がある。
【0053】この発明によれば、列車の走行経路情報を
参照して、その列車が線区切替ポイントを通過すること
が認められる場合に限り、使用する無線回線の周波数を
切り替えるように構成したので、周波数の切替処理を行
う必要がない車上局が、誤って周波数の切替処理を行う
不具合の発生を防止することができる効果がある。
【0054】この発明によれば、周波数通知局が指向性
アンテナを用いて周波数データを送信するように構成し
たので、周波数の切替処理を行う必要がない車上局が、
誤って周波数の切替処理を行う不具合の発生を防止する
ことができる効果がある。
【0055】この発明によれば、周波数通知局が漏洩同
軸ケーブルを用いて周波数データを送信するように構成
したので、周波数の切替処理を行う必要がない車上局
が、誤って周波数の切替処理を行う不具合の発生を防止
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による列車無線通信
システムを示す構成図である。
【図2】 下りの無線回線のフレームフォーマットを示
す説明図である。
【図3】 列車が平行して存在する線区境界を渡る際の
問題点を指摘するための説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による列車無線通信
システムの一部を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による列車無線通信
システムの一部を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による列車無線通信
システムの一部を示す構成図である。
【図7】 従来の列車無線通信システムを示す構成図で
ある。
【符号の説明】
11 中央装置、12〜12 基地局(第1の基地
局)、13〜13基地局(第2の基地局)、14
バス、15 バス、16 列車、17 車上局、18
列車、19 車上局、20 線区切替装置(第1の周波
数通知局)、20a,20b 線区切替装置(第1の周
波数通知局)、21 線区切替装置(第2の周波数通知
局)、31 地上子、32 車上子、33 転轍機、3
4 バス、35 経路情報装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田子 憲三 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 吉田 勝弘 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 西村 佳久 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 Fターム(参考) 5H161 AA01 DD21 DD31 DD43 5K067 AA35 BB05 BB21 CC04 DD02 EE02 EE10 EE61 GG01 GG11 KK02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の線区に設置され、予め割り当てら
    れた無線回線を使用してデータの送受信を行う第1の基
    地局と、上記第1の線区に隣接する第2の線区に設置さ
    れ、上記第1の基地局と異なる周波数の無線回線を使用
    してデータの送受信を行う第2の基地局と、上記第1の
    線区を走行しているときは上記第1の基地局とデータの
    送受信を実施し、上記第2の線区を走行しているときは
    上記第2の基地局とデータの送受信を実施する車上局
    と、上記第1の線区と上記第2の線区の境界付近に設置
    され、上記第1の基地局に割り当てられている無線回線
    を上記第1の基地局と時分割で使用して、上記第2の基
    地局に割り当てられている無線回線の周波数を示す周波
    数データを上記車上局に通知する周波数通知局とを備え
    た列車無線通信システム。
  2. 【請求項2】 第1の線区に設置され、予め割り当てら
    れた無線回線を使用してデータの送受信を行う第1の基
    地局と、上記第1の線区に隣接する第2の線区に設置さ
    れ、上記第1の基地局と異なる周波数の無線回線を使用
    してデータの送受信を行う第2の基地局と、上記第1の
    線区を走行しているときは上記第1の基地局とデータの
    送受信を実施し、上記第2の線区を走行しているときは
    上記第2の基地局とデータの送受信を実施する車上局
    と、上記第1の線区と上記第2の線区の境界付近に設置
    され、上記第2の基地局に割り当てられている無線回線
    を上記第2の基地局と時分割で使用して、上記第1の基
    地局に割り当てられている無線回線の周波数を示す周波
    数データを上記車上局に通知する周波数通知局とを備え
    た列車無線通信システム。
  3. 【請求項3】 第1の線区に設置され、予め割り当てら
    れた無線回線を使用してデータの送受信を行う第1の基
    地局と、上記第1の線区に隣接する第2の線区に設置さ
    れ、上記第1の基地局と異なる周波数の無線回線を使用
    してデータの送受信を行う第2の基地局と、上記第1の
    線区を走行しているときは上記第1の基地局とデータの
    送受信を実施し、上記第2の線区を走行しているときは
    上記第2の基地局とデータの送受信を実施する車上局
    と、上記第1の線区と上記第2の線区の境界付近に設置
    され、上記第1の基地局に割り当てられている無線回線
    を上記第1の基地局と時分割で使用して、上記第2の基
    地局に割り当てられている無線回線の周波数を示す周波
    数データを上記車上局に通知する第1の周波数通知局
    と、上記第1の線区と上記第2の線区の境界付近に設置
    され、上記第2の基地局に割り当てられている無線回線
    を上記第2の基地局と時分割で使用して、上記第1の基
    地局に割り当てられている無線回線の周波数を示す周波
    数データを上記車上局に通知する第2の周波数通知局と
    を備えた列車無線通信システム。
  4. 【請求項4】 第1の周波数通知局の電波到達範囲と第
    2の周波数通知局の電波到達範囲とが重ならない条件の
    下で、上記第1の周波数通知局を線区切替ポイントより
    第2の線区側に設置し、かつ、上記第2の周波数通知局
    を線区切替ポイントより第1の線区側に設置することを
    特徴とする請求項3記載の列車無線通信システム。
  5. 【請求項5】 車上局は、第1又は第2の周波数通知局
    から周波数データの通知を受けると、その周波数データ
    にしたがって使用する無線回線の周波数を切り替えるこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4記載の列車無線
    通信システム。
  6. 【請求項6】 車上局は、上空に向かって電波を輻射す
    る地上子が線区切替ポイントの線路内部に設置されてい
    る場合、上記地上子から輻射された電波を受信した場合
    に限り、使用する無線回線の周波数を切り替えることを
    特徴とする請求項5記載の列車無線通信システム。
  7. 【請求項7】 車上局は、第1又は第2の周波数通知局
    が複数存在し、各周波数通知局が周波数データの他にユ
    ニークなシーケンス番号を送信する場合、上記周波数通
    知局から受信したシーケンス番号と、そのシーケンス番
    号の受信順序との整合性が取れる場合に限り、使用する
    無線回線の周波数を切り替えることを特徴とする請求項
    5記載の列車無線通信システム。
  8. 【請求項8】 車上局は、列車の走行経路情報を参照し
    て、その列車が線区切替ポイントを通過することが認め
    られる場合に限り、使用する無線回線の周波数を切り替
    えることを特徴とする請求項5記載の列車無線通信シス
    テム。
  9. 【請求項9】 周波数通知局は、指向性アンテナを用い
    て周波数データを送信することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のうちのいずれか1項記載の列車無線通信シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 周波数通知局は、漏洩同軸ケーブルを
    用いて周波数データを送信することを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちのいずれか1項記載の列車無線通
    信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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