JP2003224502A - 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ - Google Patents

無線通信システムおよびアダプティブアンテナ

Info

Publication number
JP2003224502A
JP2003224502A JP2002024003A JP2002024003A JP2003224502A JP 2003224502 A JP2003224502 A JP 2003224502A JP 2002024003 A JP2002024003 A JP 2002024003A JP 2002024003 A JP2002024003 A JP 2002024003A JP 2003224502 A JP2003224502 A JP 2003224502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
antenna
packet
base station
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002024003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3828018B2 (ja
Inventor
Kuniaki Ito
藤 晋 朗 伊
Hideo Kasami
見 英 男 笠
Shuichi Obayashi
林 秀 一 尾
Osamu Shibata
田 治 柴
Tsuguhide Aoki
木 亜 秀 青
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002024003A priority Critical patent/JP3828018B2/ja
Publication of JP2003224502A publication Critical patent/JP2003224502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3828018B2 publication Critical patent/JP3828018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線信号の干渉を抑制可能な無線通信システ
ムを提供する。 【解決手段】 本発明は、第1の無線基地局2と、スマ
ートアンテナ3と、制御用装置4と、第2の無線基地局
5とを備えている。スマートアンテナ3は、アレイアン
テナ6と、スマートアンテナ部7とを有する。スマート
アンテナ部7は、ウェイト記憶部11と、ビームフォー
ミング部12と、RSSI検出部13と、入出力部14と、
スマートアンテナ制御部15とを有する。制御用装置4
は、パケット受信電力測定部21と、ウェイト制御部2
2と、パケット送信指示部23とを有する。本発明で
は、同一チャネルや隣接チャネル等の干渉を与えるチャ
ネルを使用している他の無線基地局からの無線信号に基
づいてウェイト情報の更新を行うため、他の無線基地局
との干渉を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナの指向性
制御を行う無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】2.4GHz周波数帯を利用した無線LANシス
テムは、直接拡散方式(DS/SS方式)を用いたIEEE802.1
1bや周波数ホッピング(FH/SS方式)Bluetoothなど複数
存在し、互いのシステムはそれぞれ干渉源となると考え
られ、電子レンジもこの周波数帯に干渉を与えている。
また今後、無線LANシステムに対する需要が高まり、無
線基地局が増加すると、個々の無線LANシステム同士
が互いに干渉を与える機会も増えることが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】IEEE802.11のようなCS
MA/CA方式では、各無線端末は無線基地局との間で通信
できるが、無線端末同士は互いの送信信号を受信できな
い。このような場合、キャリアセンスにより無線端末が
送信しているかどうかを知ることができない隠れ端末問
題が存在する。
【0004】このような問題を解決するために、IEEE80
2.11はRTS機能を有する。RTS機能とは、データパケット
を送信する前にRTSパケットと呼ばれるパケットを送信
することにより、無線基地局がその応答としてCTSパケ
ットを送信する。CTSパケットは各無線端末が受信で
き、CTSパケットの情報により、所望の無線端末に対し
てある一定期間パケットの送信を停止することが可能と
なる。このため、所望の無線端末のみがパケットを送信
できるようになり、パケットの衝突を防止できる。
【0005】一方、複数のアンテナを用いてそれぞれの
素子から入射される信号に対して適切なウェイトを乗算
し、その後にウェイトを合成してアンテナのビームパタ
ーンを制御するアダプティブアレイがある。このような
アダプティブアレイを使用することにより特定の方向か
らの受信電力を低減させ、所望の方向の受信電力を高め
ることができる。
【0006】今後、無線LANシステムが普及するにつ
れ、限られた無線帯域の中で、無線LANシステムのトラ
フィックが増加することが予想される。また、無線LAN
システムが複数存在する状況では、各無線LANシステム
は互いに干渉を与える。また、IEEE802.11bなどでは、
実際に干渉しないで同時使用可能なチャネル数は4chと
少ない。
【0007】また、IEEE802.11bが使用する2.4GHz帯に
は、Bluetoothやコードレス電話、干渉源としての電子
レンジが存在する。このような状況で今後、無線帯域の
有効利用が必要となる。
【0008】CSMA/CA方式は、干渉が存在すると、パケ
ット送信前にキャリアセンスをしてしまい、パケットが
大きく遅延するという問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、無線信号の干渉を抑制可能な
無線通信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、複数のアンテナ素子を有するアレイ
アンテナと、前記アレイアンテナの指向性を制御するス
マートアンテナ部と、前記スマートアンテナ部に接続さ
れる第1の無線基地局と、前記スマートアンテナ部に着
脱可能に接続される制御装置と、を備え、前記制御装置
は前記複数のアンテナ素子の指向性を制御するためのウ
ェイト情報を生成するウェイト情報制御部を有し、前記
スマートアンテナ部は、前記ウェイト情報を記憶するウ
ェイト情報記憶部と、前記ウェイト情報に基づいて、前
記複数のアンテナ素子の指向性パターンを形成するビー
ムフォーミング部と、を有する。
【0011】本発明では、着脱可能な制御装置により、
スマートアンテナ部での受信電力に基づいて、複数のア
ンテナ素子のウェイト情報を生成する。このため、無線
基地局同士の干渉を抑制できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る無線通信シス
テムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0013】(第1の実施形態)図1は本発明に係る無
線通信システムの第1の実施形態である無線LANシス
テムの概略構成を示すブロック図である。図1の無線L
ANシステムは、通信ネットワーク1に接続される第1
の無線基地局2と、第1の無線基地局2に接続されるス
マートアンテナ3と、通信ネットワーク1およびスマー
トアンテナ3に着脱可能に接続される制御用装置4と、
通信ネットワーク1に接続され第1の無線基地局2に対
して干渉を与える第2の無線基地局5とを備えている。
【0014】スマートアンテナ3は、複数のアンテナ素
子からなるアレイアンテナ6と、アレイアンテナ6を制
御するスマートアンテナ部7とを有する。スマートアン
テナ部7は、ウェイト情報を記憶するウェイト記憶部1
1と、ウェイト情報に基づいてアレイアンテナ6の指向
性パターンを形成するビームフォーミング部12と、ビ
ームフォーミング部12から出力された受信信号の受信
強度を表すRSSI(Received Signal Strength Indicator)
情報を検出するRSSI検出部13と、制御用装置4から送
られたウェイト情報を受信する入出力部14と、スマー
トアンテナ部7内の制御を行うスマートアンテナ制御部
15とを有する。
【0015】制御用装置4は、スマートアンテナ部7で
受信されたパケットを解読してパケットごとの電力を測
定するパケット受信電力測定部21と、アレイアンテナ
6のウェイト情報を生成するウェイト制御部22と、第
2の無線基地局5に対してパケットの送信を指示するパ
ケット送信指示部23とを有する。
【0016】第2の無線基地局5は、無線基地局として
の必要最小限の機能を持っていればよく、スマートアン
テナが接続されていてもよいし、接続されていなくても
よい。ただし、第2の無線基地局5は、第1の無線基地
局2の使用周波数チャネルと干渉するチャネルを使用し
ているものとする。
【0017】パケット送信指示部23が無線パケットの
送信を指示すると、第2の無線基地局5は無線パケット
を送信する。この無線パケットは第1の無線基地局2の
アレイアンテナ6で受信される。第1の無線基地局2内
のビームフォーミング部12は、受信信号をRSSI検出部
13に送信してRSSIを検出するとともに、第1の無線基
地局2と制御用装置4に送信する。
【0018】RSSI検出部13で検出されたRSSI情報は、
入出力部14から制御用装置4内のウェイト制御部22
に送信される。
【0019】ウェイト制御部22は、RSSI情報に基づい
てウェイト情報を生成し、生成したウェイト情報を入出
力部14を介してスマートアンテナ制御部15に送信す
る。スマートアンテナ制御部15は、ウェイト制御部2
2で生成されたウェイト情報をビームフォーミング部1
2に送信する。
【0020】以降、更新されたウェイト情報に基づいて
ウェイト制御部22は新たなウェイト情報を生成する処
理を繰り返す。
【0021】図2は第1の実施形態におけるウェイト情
報の更新処理を示すフローチャートであり、スマートア
ンテナ制御部15が行う処理手順を示している。
【0022】まず、スマートアンテナ制御部15は、電
源投入時に、制御用装置4から入出力部14を介して開
始信号が入力されたか否かを判定する(ステップS
1)。開始信号が入力されると、RSSI検出部13で検出
されたRSSI情報を取り込む(ステップS2)。
【0023】続いて、取り込んだRSSI情報を入出力部1
4を介して制御用装置4に送信する(ステップS3)。
このRSSI情報に基づいて制御用装置4内のウェイト制御
部22でウェイト情報が生成される。生成されたウェイ
ト情報が制御用装置4から入出力部14を介して入力さ
れると、そのウェイト情報をビームフォーミング部12
に送る(ステップS4)。
【0024】続いて、制御用装置4から入出力部14を
介して終了信号が入力されたか否かを判定する(ステッ
プS5)。終了信号が入力されるまで、ステップS2〜
S5の処理を繰り返す。終了信号が入力されると、その
時点でのウェイト情報をウェイト記憶部に保存する(ス
テップS6)。
【0025】ステップS1で開始信号が入力されなけれ
ば、スマートアンテナ制御部15にウェイト情報が読み
込まれているか否かを判定する(ステップS7)。ウェ
イト情報が読み込まれていなければ、ウェイト記憶部1
1よりウェイト情報を読み出してビームフォーミング部
12に送る(ステップS8)。
【0026】このように、第1の実施形態では、複数の
無線基地局を有する無線LANシステムにおいて、同一
チャネルや隣接チャネル等の干渉を与えるチャネルを使
用している他の無線基地局からの無線信号に基づいてウ
ェイト情報の更新を行うため、他の無線基地局との干渉
を低減することができる。
【0027】図3は、図1の無線LANシステムの変形
例であり、アレイアンテナ6を共用する複数のスマート
アンテナ部7と、複数のスマートアンテナ部7のそれぞ
れに対応して設けられる複数の第1の無線基地局2とを
有する。通信ネットワーク1と各スマートアンテナ部7
に着脱可能に接続される制御用装置4は、各スマートア
ンテナ部7との間でデータの送受信を行う。スマートア
ンテナ部7と第1の無線基地局2の内部構成は、図1と
同様である。
【0028】第1の無線基地局2はそれぞれ、互いに干
渉しないチャネル(例えば、Ch1,Ch5,Ch9,Ch13)を使用
し、対応するスマートアンテナ部7の制御により無線信
号の送受信を行う。
【0029】図3の無線LANシステムでは、各スマー
トアンテナ部7ごとに別々にウェイト情報を設定するた
め、各無線基地局がそれぞれ別々の周波数チャネルを同
時に使用することができる。
【0030】また、各スマートアンテナ部7で干渉を低
減できるため、通常は互いに干渉し合う複数の無線基地
局を同時に使用することができる。さらに、同様の機能
をもつ無線LANシステムの各無線基地局が使用する周
波数チャネルを互いにずらす(インターリーブする)こ
とにより、より干渉を低減することができる。
【0031】(第2の実施形態)第2の実施形態は、受
信信号の受信電力が低い場合には、受信信号を無線基地
局に送信しないようにするものである。
【0032】図4は本発明に係る無線通信システムの第
2の実施形態である無線LANシステムの概略構成を示
すブロック図である。図4の無線LANシステムは、ス
マートアンテナ部7の内部構成が図1と異なる他は、図
1と同様に構成されている。
【0033】図4のスマートアンテナ部7は、ウェイト
記憶部11、ビームフォーミング部12、RSSI検出部1
3、入出力部14およびスマートアンテナ制御部15の
他に、受信電力が閾値以上か否かを判定するRSSI判定部
16と、ビームフォーミング部12の出力を無線基地局
装置に送信するか否かを切り替えるスイッチ17と、閾
値を保存する閾値保存部18とを有する。
【0034】図5は図4の無線LANシステムの処理動
作を示すフローチャートである。まず、制御用装置4か
らの指示により、第2の無線基地局5は無線パケットを
送信する(ステップS11)。この無線パケットを第1
の無線基地局2内のアレイアンテナ6が受信すると、第
1の無線基地局2内のRSSI検出部13は、受信信号のRS
SI情報を検出し、検出したRSSI情報を制御用装置4に送
信する(ステップS12)。
【0035】続いて、制御用装置4は、第1の無線基地
局2のサービスエリア内の各無線端末からの平均受信電
力を計算し(ステップS13)、その結果に基づいて、
サービスエリア内の無線端末の最低受信電力を検出し
(ステップS14)、検出された最低受信電力を閾値に
設定し、この閾値を閾値保存部に保存する(ステップS
15)。
【0036】その後、ビームフォーミング部12から出
力された受信信号のうち、受信電力が閾値以上の信号の
み、スイッチ17をオンして第1の無線基地局2に送信
する(ステップS16)。
【0037】このように、第2の実施形態では、通信品
質のよい無線端末のみ通信が行えるので、スループット
の向上が図れる。
【0038】(第3の実施形態)第3の実施形態は、一
方のスマートアンテナ3から送信された無線信号に基づ
いて、他方のスマートアンテナ3のウェイト情報を設定
するものである。
【0039】図6は本発明に係る無線通信システムの第
3の実施形態である無線LANシステムの概略構成を示
すブロック図である。図6の無線LANシステムは、第
1の無線基地局2に接続される第1のスマートアンテナ
3aと、第2の無線基地局5に接続される第2のスマー
トアンテナ3bと、通信ネットワーク1および第1のス
マートアンテナ部3aに着脱可能に接続される第1の制
御用装置4aと、通信ネットワーク1および第2のスマ
ートアンテナ部3bに着脱可能に接続される第2の制御
用装置4bとを備えている。
【0040】第1および第2のスマートアンテナ3a,
3bはいずれも図1と同様に構成されている。ただし、
図6では、一部の構成要素を省略して図示している。
【0041】図7は図6の無線LANシステムの処理動
作を示すフローチャートである。まず、第2の制御用装
置4は、ネットワーク部19と通信ネットワーク1を介
して第1の無線基地局2に無線パケットの送信を指示す
る(ステップS21)。この指示を受けて、第1の無線
基地局2は、無線パケットを第1のスマートアンテナ3
aのアレイアンテナ6から送信する(ステップS2
2)。
【0042】この無線パケットを第2のスマートアンテ
ナ3bが受信すると、ビームフォーミング部12は受信
信号を出力する(ステップS23)。ビームフォーミン
グ部12から出力された受信信号は、第2の無線基地局
5に送信されるとともに、第2のスマートアンテナ3b
内のRSSI検出部13にも入力される(ステップS2
4)。RSSI検出部13は、受信信号のRSSI情報を検出
し、検出したRSSI情報を、入出力部14を介して第2の
制御用装置4内のウェイト制御部22に送信する(ステ
ップS25)。
【0043】第2の制御用装置4は、RSSI情報を、通信
ネットワーク1を介して第1の制御用装置4に送信する
(ステップS26)。第1の制御用装置4内のウェイト
制御部22は、第2の制御用装置4からのRSSI情報に基
づいて第1のスマートアンテナ3a用のウェイト情報を
生成する(ステップS27)。
【0044】生成されたウェイト情報は、第1のスマー
トアンテナ3a内のウェイト記憶部に記憶される(ステ
ップS28)。
【0045】このように、第3の実施形態では、第2の
スマートアンテナ3bからの受信電力情報に基づいて、
第1のスマートアンテナ3aの送信ビームパターンを形
成するため、第1および第2の無線基地局5間での干渉
を低減することができる。このとき、第1の無線基地局
2の機能により、第1の無線基地局2と通信している無
線端末での受信電力を第1の制御用装置4に送信してビ
ームパターンの形成の条件としてもよい。
【0046】また、第3の実施形態では、第1の無線基
地局2は干渉を受けた情報を使用せずにビームパターン
を形成できるため、ビームパターンを形成するビームフ
ォーミング部12が送信時と受信時で異なる場合に有効
である。
【0047】(第4の実施形態)第4の実施形態は、U
DPパケット送受信用のUDPアンテナが接続された無
線基地局において、パケット遅延の小さいUDPパケッ
トを受信するものである。
【0048】図8は本発明に係る無線通信システムの第
4の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図8
の無線通信システムは、無線基地局2に接続されたUD
Pアンテナ30を備えている。UDPアンテナ30は、
UDP用アンテナ31とUDPアンテナ部32とを有す
る。
【0049】UDPアンテナ部32は、アンテナ30に
対する送受信信号を分離するサーキュレータ33と、受
信したパケットがRTSパケットか否かを判定するRT
S判定部34と、受信信号を無線基地局2に送信するか
否かを切り替えるスイッチ35と、無線基地局2から送
信されたパケットがUDPパケットであることを検知す
るUDPパケット検知部36と、ACK(アクノリッ
ジ)パケットを生成する確認応答パケット生成部37
と、UDPパケット部32内の制御を行う制御部38と
を有する。
【0050】無線基地局2から送信された信号は、UD
Pパケット検知部36に入力される。UDPパケット検
知部36は、送信信号がUDPパケットか否か示す信号
を制御部38に送信する。制御部38は、送信信号がU
DPパケットの場合には、スイッチ35をオフするとと
もに、確認応答パケット生成部37にACKパケットの
生成を指示する。確認応答パケット生成部37で生成さ
れたACKパケットは、所定のタイミングで無線基地局
2に送信される。
【0051】無線基地局2からの送信信号がUDPパケ
ットでなければ、制御部38はスイッチ35をオンし、
送信信号はサーキュレータ33を介してUDP用アンテ
ナ31から無線端末39に無線パケット信号として送信
される。
【0052】一方、無線端末39が送信した無線パケッ
ト信号は、UDP用アンテナ31で受信された後、サー
キュレータ33を介して、RTS判定部34に入力され
る。RTS判定部34にて、受信パケットがRTSパケ
ットであると判定されると、制御部38はスイッチ35
をオンする。これにより、RTSパケットは、スイッチ
35を介して無線基地局2に送信される。
【0053】図9は図8の無線通信システムの処理手順
を示すフローチャートである。まず、通信途中に、無線
基地局2からの送信パケットがUDPパケットであるか
否かを判定する(ステップS31)。送信パケットがU
DPパケットの場合には、スイッチ35をオフして無線
端末39からの受信パケットを無線基地局2に送信しな
いようにする(ステップS32)。また、送信パケット
がUDPパケットでない場合には、スイッチ35をオン
して(ステップS33)、ステップS21の処理に戻
る。
【0054】ステップS32の処理後に、制御部38
は、無線基地局2が送信したパケットの送信終了時刻を
検出する(ステップS34)。
【0055】続いて、UDPパケットの送信が終了した
か否かを判定し(ステップS35)、終了するまでステ
ップS35に留まり、送信パケットの送信終了時刻から
所定時間が経過した後にACKパケットを無線基地局2
に送信する(ステップS36)。
【0056】続いて、RTS判定部34にて、無線端末
39からの受信パケットがRTSパケットか否かを判定
し(ステップS37)、RTSパケットであれば、ステ
ップS33に戻る。
【0057】一方、受信パケットが存在しなかったり、
RTSパケット以外のときは、無線基地局2からの送信
パケットがUDPパケット以外か否かを判定し(ステッ
プS38)、UDPパケット以外であれば、ステップS
33に戻る。
【0058】このように、第4の実施形態では、無線基
地局2が送信する無線パケットがUDPパケットの場合
は、アンテナ31からの受信信号を無線基地局2に送信
せずに、UDPパケットに対応するACKパケットを無
線基地局2に送信するため、無線基地局2は少ないキャ
リアセンスでパケットを送信し続けることができ、無線
端末39はパケット遅延の小さいUDPパケットを受信
することができる。
【0059】ただし、無線端末39から無線基地局2へ
のパケット送信要求が生じた場合には、無線端末39が
RTS信号を送信することにより、アンテナ31での受
信信号を無線基地局2に送信してACKパケットを生成
しないようにするため、通常の受信動作を行うことがで
きる。
【0060】これにより、ストリーミング放送などが一
般化し、無線基地局2からのブロードキャストによる放
送型の通信が多くなって、干渉が多く存在するような場
所でも、パケット遅延の小さいストリーミング伝送が可
能になる。
【0061】また、UDPパケットの宛先をマルチキャ
ストアドレスやブロードキャストアドレスにすることに
より、複数の無線端末39がパケットを受信でき、複数
の無線端末39がACKパケットを送信して衝突を起こ
しても、衝突して誤ったパケットが無線基地局2に受信
されないために、パケット遅延を低減し、なおかつ複数
の端末に対するストリーミング伝送を効率的に行うこと
ができる。
【0062】上述した図8および図9では、UDPパケ
ット判定とRTSパケット判定とを行う例を示したが、
いずれか一方の判定だけを行ってもよい。
【0063】(第5の実施形態)第5の実施形態は、着
脱可能なコンピュータ(以下、PC)にて複数のアダプ
ティブアレイの位相設定を行うものである。
【0064】図10は本発明に係る無線通信システムの
第5の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図
10の無線通信システムは、複数のアンテナ素子41a
〜41cを共用する複数のアダプティブアレイ42a〜
42cと、複数のアダプティブアレイ42a〜42cの
位相設定を行う制御部43と、制御部43に着脱可能に
接続されるPC44とを備えている。
【0065】複数のアダプティブアレイ42a〜42c
はそれぞれ、各アンテナ素子41a〜41cに対応して
設けられる複数の移相器45a〜45cと、合成器46
と、受信機47と、移相器番号判別部48と、出力ポー
ト選択部49とを有する。移相器番号判別部48は、位
相設定を行うべき移相器45a〜45cを判別する。出
力ポート選択部49は、判別された移相器45a〜45
cに対する設定情報を制御部43に要求する。
【0066】制御部43は、PCインタフェース部51
とアダプティブアレイ・インタフェース部52とを有す
る。PCインタフェース部51は、不揮発性のステータ
ス保持メモリ53と、不揮発性のデータ保持メモリ54
と、アドレス出力部55と、データ出力部56と、PC
接続判定部57とを有する。アダプティブアレイ・イン
タフェース部52は、制御対象判別部58と、制御対象
選択信号出力部59と、設定シーケンス出力部60とを
有する。
【0067】ステータス保持メモリ53は、PC44が
制御部43に接続されたか否かを示すステータス情報を
記憶する。データ保持メモリ54は、PC44がアダプ
ティブアレイ42a〜42c内の移相器45a〜45c
を制御するのに必要なアドレスとデータを記憶する。ア
ドレス出力部55は、PC44が出力したアドレスまた
はデータ保持メモリ54に記憶されているアドレスを出
力する。データ出力部56は、PC44が出力したデー
タまたはデータ保持メモリ54に記憶されているデータ
を出力する。PC接続判定部57は、ステータス保持メ
モリ53に記憶されているステータス情報に基づいて、
アドレス出力部55から出力されるアドレスとデータ出
力部56から出力されるデータを選択する。
【0068】例えば、ステータス保持メモリ53に記憶
されているステータス情報によりPC44が接続されて
いることがわかると、アドレス出力部55とデータ出力
部56はそれぞれ、PC44が出力したアドレスとデー
タを出力する。また、ステータス情報によりPC44が
接続されていないことがわかると、アドレス出力部55
とデータ出力部56はそれぞれ、データ保持メモリ54
に記憶されているアドレスとデータを順に出力する。
【0069】アダプティブアレイ・インタフェース部5
2は、PCインタフェース部51から出力されたアドレ
ス値に基づいて制御対象となる移相器45a〜45cを
判別し、PCインタフェース部51から出力されるデー
タ値を移相器45a〜45cへの設定シーケンスとして
アダプティブアレイ42a〜42cに出力する。
【0070】制御対象判別部58は、アドレス出力部5
5から出力されるアドレス値に対応するアダプティブア
レイの移相器を判別する。制御対象選択信号出力部59
は、制御対象である移相器45a〜45cをもつアダプ
ティブアレイ42a〜42cが制御信号を受け取れるよ
うに移相器IDを出力する。設定シーケンス出力部60
は、データ出力部56から出力されるデータ値を制御対
象の移相器45a〜45cに設定するための制御信号を
移相器45a〜45cの種類に応じたシーケンスで出力
する。
【0071】本実施形態では、設定対象は移相器45a
〜45cのみであるが、設定シーケンス出力部60の機
能により、ゲインの制御等の異なる設定シーケンスであ
っても対応することができる。
【0072】制御部43から出力される移相器IDと設
定シーケンスは、各アダプティブアレイに共通に入力さ
れる。本明細書では、アダプティブアレイ42aについ
て説明するが、アダプティブアレイ42b,42cも同
様に構成されて同様に動作する。
【0073】移相器番号判別部48は、制御対象選択信
号出力部59から出力される移相器IDがアダプティブ
アレイ42aに対応するか否かを判別し、対応する場合
には、設定シーケンス出力部60から出力される設定シ
ーケンスを出力ポート選択部49から移相器IDに対応
する移相器45a〜45cに出力する。移相器45a〜
45cは、出力ポート選択部49からの設定シーケンス
に従って位相設定を行う。
【0074】このように、第5の実施形態では、制御部
43に対して着脱可能なPC44により各アダプティブ
アレイ42a〜42cの位相設定を行うことができる。
また、各アダプティブアレイ42a〜42cで制御部4
3を共用するため、各アダプティブアレイ42a〜42
cの構成を簡略化できる。
【0075】また、PC44の設定情報は制御部43内
の不揮発性のデータ保持メモリ54に記憶されるため、
PC44を取り外してもこのメモリからデータを読み出
して各アダプティブアレイ42a〜42cの位相設定を
行うことができる。したがって、各アダプティブアレイ
42a〜42cに移相量保持用のメモリを設ける必要が
なくなり、各アダプティブアレイ42a〜42cの構成
をさらに簡略化できる。
【0076】また、不揮発性のデータ保持メモリ54に
設定情報を記憶しているので、PC44を取り外した後
に電源を切っても、再び電源を入れたときに位相設定を
再現できる。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、着脱可能な制御装置により複数のアンテナ素子の
ウェイト情報を生成するため、無線基地局同士の干渉を
低減させることができる。また、制御装置を着脱可能に
したことで、無線基地局2の構成を簡略化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの第1の実施形
態である無線LANシステムの概略構成を示すブロック
図。
【図2】第1の実施形態におけるウェイト情報の更新処
理を示すフローチャート
【図3】図1の無線LANシステムの変形例を示すブロ
ック図。
【図4】本発明に係る無線通信システムの第2の実施形
態である無線LANシステムの概略構成を示すブロック
図。
【図5】図4の無線LANシステムの処理動作を示すフ
ローチャート。
【図6】本発明に係る無線通信システムの第3の実施形
態である無線LANシステムの概略構成を示すブロック
図。
【図7】図6の無線LANシステムの処理動作を示すフ
ローチャート。
【図8】本発明に係る無線通信システムの第4の実施形
態の概略構成を示すブロック図。
【図9】図8の無線通信システムの処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図10】本発明に係る無線通信システムの第5の実施
形態の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 通信ネットワーク 2 第1の無線基地局 3 スマートアンテナ 4 制御用装置 5 第2の無線基地局 6 アレイアンテナ 7 スマートアンテナ部 11 ウェイト記憶部 12 ビームフォーミング部 13 RSSI検出部 14 入出力部 15 スマートアンテナ部 21 パケット受信電力測定部 22 ウェイト制御部 23 パケット送信指示部 30 UDPアンテナ 31 UDP用アンテナ 32 UDPアンテナ部 33 サーキュレータ 34 RTS判定部 35 スイッチ 36 UDPパケット検知部 37 確認応答パケット生成部 38 制御部 39 無線端末 41a〜41c アンテナ素子 42a〜42c アダプティブアレイ 51 制御部 52 アダプティブインタフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾 林 秀 一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 柴 田 治 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 青 木 亜 秀 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K059 CC03 CC04 DD32 5K067 AA03 AA42 CC24 DD42 DD44 DD57 EE10 EE16 HH22 KK02 KK03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアンテナ素子を有するアレイアンテ
    ナと、 前記アレイアンテナの指向性を制御するスマートアンテ
    ナ部と、 前記スマートアンテナ部に接続される第1の無線基地局
    と、 前記スマートアンテナ部に着脱可能に接続される制御装
    置と、を備え、 前記制御装置は、前記複数のアンテナ素子の指向性を制
    御するためのウェイト情報を生成するウェイト情報制御
    部を有し、 前記スマートアンテナ部は、 前記ウェイト情報を記憶するウェイト情報記憶部と、 前記ウェイト情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子
    の指向性パターンを形成するビームフォーミング部と、
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記ウェイト情報は、前記スマートアンテ
    ナ部から送られてきた受信電力に基づいて生成されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】前記第1の無線基地局に無線信号の干渉を
    与える第2の無線基地局と、 前記第1および第2の無線基地局がともに接続される通
    信ネットワークと、 前記アレイアンテナで受信されて前記ビームフォーミン
    グ部から出力された信号の受信強度を表すRSSI情報を検
    出するRSSI検出部を備え、 前記制御装置は、前記第2の無線基地局から無線パケッ
    トを送信させ、 前記RSSI検出部は、前記第2の無線基地局が無線パケッ
    トを送信している間に、前記ビームフォーミング部から
    出力される電力を検出し、 前記ウェイト情報制御部は、前記RSSI検出部で検出され
    た電力に基づいて前記ウェイト情報を生成することを特
    徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】前記アレイアンテナを共用する複数の前記
    スマートアンテナ部と、 前記複数のスマートアンテナ部のそれぞれに対応して設
    けられ、対応する前記スマートアンテナ部に接続される
    複数の前記第1の無線基地局と、を備え、 前記制御装置内の前記ウェイト情報制御部は、前記複数
    のスマートアンテナ部のそれぞれに対応する前記ウェイ
    ト情報を生成することを特徴とする請求項1または2に
    記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記RSSI検出部で検出されたRSSI情報が所
    定の閾値以上であるか否かを判定するRSSI判定部と、 RSSI情報が前記閾値以上と判定された場合のみ、前記ビ
    ームフォーミング部の出力信号を前記第1の無線基地局
    に送信する切替手段と、を備えることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】複数のアンテナ素子を有する第1のアレイ
    アンテナと、 前記第1のアレイアンテナの指向性を制御する第1のスマ
    ートアンテナ部と、 前記第1のスマートアンテナ部に接続される第1の無線
    基地局と、 前記第1のスマートアンテナ部に着脱可能に接続される
    第1の制御装置と、 複数のアンテナ素子を有する第2のアレイアンテナと、 前記第2のアレイアンテナの指向性を制御する第2のス
    マートアンテナ部と、 前記第2のスマートアンテナ部に接続される第2の無線
    基地局と、 前記第2のスマートアンテナ部に着脱可能に接続される
    第2の制御装置と、 前記第1および第2の制御装置が接続される通信ネット
    ワークと、を備え、 前記第1の制御装置は、前記第2のアレイアンテナから
    送信されて前記第1のアレイアンテナで受信された信号
    の受信電力情報を前記通信ネットワークを介して前記第
    2の制御装置に送信し、 前記第2の制御装置は、前記第1のアレイアンテナから
    送信されて前記第2のアレイアンテナで受信された信号
    の受信電力情報を前記通信ネットワークを介して前記第
    1の制御装置に送信することを特徴とする無線通信シス
    テム。
  7. 【請求項7】前記第1のスマートアンテナ部は、 前記ウェイト情報を記憶するウェイト情報記憶部と、 前記ウェイト情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子
    の指向性パターンを形成するビームフォーミング部と、 前記第1のアレイアンテナで受信されて前記ビームフォ
    ーミング部から出力された信号の受信強度を表すRSSI情
    報を検出する第1のRSSI検出部と、を有し、 前記第2のスマートアンテナ部は、 前記ウェイト情報を記憶するウェイト情報記憶部と、 前記ウェイト情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子
    の指向性パターンを形成するビームフォーミング部と、 前記第2のアレイアンテナで受信されて前記ビームフォ
    ーミング部から出力された信号の受信強度を表すRSSI情
    報を検出する第2のRSSI検出部と、を有し、 前記第1の制御装置は、前記第2のRSSI検出部で検出さ
    れたRSSI情報に基づいて、前記第1のアレイアンテナの
    指向性を制御するためのウェイト情報を生成し、 前記第2の制御装置は、前記第1のRSSI検出部で検出さ
    れたRSSI情報に基づいて、前記第2のアレイアンテナの
    指向性を制御するためのウェイト情報を生成することを
    特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  8. 【請求項8】アンテナと、 前記アンテナを制御するアンテナ制御部と、 前記アンテナ制御部に接続される無線基地局と、を備
    え、 前記アンテナ制御部は、 前記アンテナで受信されたパケットがRTSパケットか
    否かを判定するRTS判定部と、 前記アンテナで受信されたパケットを前記無線基地局に
    送信するか否かを切り替える切替部と、 前記アンテナで受信されたパケットが前記RTSパケッ
    トであると判定されると、前記切替部をオンして前記パ
    ケットを前記無線基地局に送信し、前記RTSパケット
    でないと判定されると、前記切替部をオフして前記パケ
    ットを前記無線基地局に送信しないようにする切替制御
    部と、を有することを特徴とする無線通信システム。
  9. 【請求項9】アンテナと、 前記アンテナを制御するアンテナ制御部と、 前記アンテナ制御部に接続される無線基地局と、を備
    え、 前記アンテナ制御部は、 前記無線基地局から送信されたパケットがUDPパケッ
    トか否かを判定するUDP判定部と、 確認応答パケットを生成するACKパケット生成部と、 前記無線基地局から送信されたパケットを前記アンテナ
    に送信するか否かを切り替える切替部と、 前記無線基地局から送信されたパケットが前記UDPパ
    ケットであると判定されると、前記切替部をオフして前
    記パケットを前記アンテナに送信しないようにし、かつ
    前記UDPパケットの送信終了後に前記確認応答パケッ
    トを前記無線基地局に送信し、前記無線基地局から送信
    されたパケットが前記UDPパケットでないと判定され
    ると、前記切替部をオンして前記パケットを前記アンテ
    ナに送信する切替制御部と、を有することを特徴とする
    無線通信システム。
  10. 【請求項10】複数のアンテナ素子と、 前記複数のアンテナ素子に接続される少なくとも一つの
    ビーム形成回路と、 前記ビーム形成回路の各々にウェイト設定を行う制御部
    と、 前記制御部に着脱可能に接続されウェイトを算出するウ
    ェイト発生部と、を備え、 前記制御部は、前記ウェイト発生部が算出したウェイト
    を記憶するデータ保持記憶部を有し、 前記制御部の電源が切れた状態から電源が入った状態に
    なった後、前記データ保持記憶部により記憶されたウェ
    イトを前記ビーム形成回路の各々に設定することを特徴
    とするアダプティブアレイ。
  11. 【請求項11】前記制御部は、前記ウェイト発生部の接
    続の有無を記憶するステータス保持記憶部をさらに有
    し、 前記制御部の電源が切れた状態から電源が入った状態に
    なった後、前記ステータス保持記憶部に記憶されたステ
    ータスが「接続なし」の場合に、前記データ保持記憶部
    により記憶されたウェイトを前記ビーム形成回路の各々
    に設定することを特徴とする請求項10に記載のアダプ
    ティブアレイ。
  12. 【請求項12】複数のアンテナ素子と、 前記複数のアンテナ素子に接続する複数のビーム形成回
    路と、 複数の前記ビーム形成回路の各々にウェイト設定を行う
    制御部と、を備え、 前記制御部は、複数の前記ビーム形成回路のいずれかを
    特定する情報を出力する制御対象選択出力部と、 特定された前記ビーム形成回路に設定するウェイトを出
    力する設定シーケンス出力部と、を備えることを特徴と
    するアダプティブアレイ。
JP2002024003A 2002-01-31 2002-01-31 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ Expired - Fee Related JP3828018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002024003A JP3828018B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002024003A JP3828018B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003224502A true JP2003224502A (ja) 2003-08-08
JP3828018B2 JP3828018B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=27746560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002024003A Expired - Fee Related JP3828018B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3828018B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049404A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Funai Electric Co Ltd デジタル受信装置
US7460184B2 (en) 2004-04-28 2008-12-02 Funai Electric Co., Ltd. Digital television broadcast signal receiver
JP2017038190A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び無線通信方法
JP2017103557A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電信電話株式会社 干渉電力測定方法および干渉電力測定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7460184B2 (en) 2004-04-28 2008-12-02 Funai Electric Co., Ltd. Digital television broadcast signal receiver
JP2007049404A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Funai Electric Co Ltd デジタル受信装置
JP2017038190A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日本電信電話株式会社 無線通信システム及び無線通信方法
JP2017103557A (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 日本電信電話株式会社 干渉電力測定方法および干渉電力測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3828018B2 (ja) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4037831B2 (ja) ブルートゥース無線通信システムにおいてハンドオーバを実行する方法および装置
US7583652B2 (en) Wireless communication apparatus
US7457306B2 (en) Wireless network system and communication method employing both contention mode and contention-free mode
EP1113592B1 (en) Communication method and mobile station in mobile communication system
EP1298848B1 (en) Base station apparatus and terminal apparatus
RU2221334C2 (ru) Способ радиосвязи в беспроводной локальной сети и приемопередающее устройство
EP2209332A1 (en) Method and system for quick Bluetooth low energy (BLE) protocol signal presence detection for coexistence
EP0624007A2 (en) Wireless communication system having antenna diversity
US8116231B2 (en) Apparatus and method for enabling discovery of wireless devices
WO1997033389A1 (en) Media access protocol for packet access within a radio cell
JPH10336087A (ja) 最大比合成送信ダイバーシティ装置
KR101529471B1 (ko) 개인 영역 무선 네트워크
JPH10163936A (ja) 無線通信装置
JP3828018B2 (ja) 無線通信システムおよびアダプティブアンテナ
JP2001358615A (ja) 周波数ホッピング通信システムおよびその方法
JP2007006019A (ja) 無線装置、通信局、及び無線ネットワーク
JP2003299141A (ja) 無線通信装置
JP2003309500A (ja) 通信システム、中継装置、その方法およびそのプログラム
JP3961900B2 (ja) 無線パケット通信装置
US7398109B2 (en) Wireless LAN base station device having antennas and transmission-reception portion
KR100263652B1 (ko) 무선 근거리 통신망 스테이션 송출 출력 제어방법 및 장치
JP3710761B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
JPH10229359A (ja) 送信ダイバーシチ装置
JP7440345B2 (ja) 無線通信装置、および、無線通信システム
JP3728292B2 (ja) 無線基地システム、送信タイミング制御方法および送信タイミング制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090714

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees