JP2003222662A - 光ファイバ磁気センサ - Google Patents

光ファイバ磁気センサ

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JP2003222662A
JP2003222662A JP2002021893A JP2002021893A JP2003222662A JP 2003222662 A JP2003222662 A JP 2003222662A JP 2002021893 A JP2002021893 A JP 2002021893A JP 2002021893 A JP2002021893 A JP 2002021893A JP 2003222662 A JP2003222662 A JP 2003222662A
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JP
Japan
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optical fiber
metal
magnetic sensor
pedestal
coated optical
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Application number
JP2002021893A
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English (en)
Inventor
Yukio Ikeda
幸雄 池田
Hisayoshi Horiuchi
久喜 堀内
Noribumi Shiina
則文 椎名
Kenichi Ohashi
健一 大橋
Shuichi Sunahara
秀一 砂原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度特性に優れ、長期的に安定した光ファイ
バ磁気センサを提供する。 【解決手段】 金属被覆光ファイバコイル21、22の
台座23−1にセラミックまたはガラス若しくは樹脂を
主原料にガラス繊維及び無機フィラーを複合した合成材
料を用いたので、長時間高温下で使用しても台座23−
1が収縮することがない。また、金属被覆光ファイバ2
1、22の台座23−1への固定にシリコーン系樹脂2
5を用いたので、低温において硬化することがない。従
って、従来のような温度変化による台座23−1の径の
変化がないので、金属被覆光ファイバコイル21、22
の共振周波数の変動がなく、温度特性に優れ、長期的に
安定した光ファイバ磁気センサの提供を実現することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ磁気セ
ンサに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ内を伝播する光の干渉を利用
して磁気を検出する装置として、例えば光ファイバ磁気
センサ(特開平11−316268号公報)が挙げられ
る。
【0003】図6は従来の光ファイバ磁気センサのブロ
ック図である。
【0004】この光ファイバ磁気センサはマッハ・ツェ
ンダ干渉計を用いたものである。光源1から出射された
光は光ファイバに導かれ、第1の光ファイバカプラ2に
入る。この光ファイバカプラ2で光は2つの光路に分岐
され、一方(図では上側)の光は参照光として金属被覆
光ファイバコイル3及び位相変調器4を経て第2の光フ
ァイバカプラ5に入射する。
【0005】光ファイバカプラ2で分岐された他方(図
では下側)の光は金属被覆光ファイバコイル6及び位相
変調器7を経て光ファイバカプラ5で参照光と合波され
る。
【0006】ここで、光ファイバには偏波面保存光ファ
イバを用い、同じ偏波面を有する光が干渉し合うように
なっている。
【0007】信号光が伝播する金属被覆光ファイバコイ
ル6の金属被覆には、金属被覆光ファイバコイル6の共
振周波数にほぼ一致した周波数を有する発振器8によっ
て、一定実効値の交流電流が供給される。
【0008】位相変調器4には、マッハ・ツェンダ干渉
計のドリフトを検出するための一定実効値の電圧を有す
る交流信号が発振器9から入力される。
【0009】受光器10、11で光信号は電気信号に変
換され、差動増幅器12に送られる。ここで、直流成分
が除去され、同期検波器13、14に送られる。
【0010】同期検波器13では、発振器9の2倍の周
波数成分に発生する、マッハ・ツェンダ干渉計のドリフ
トを同期検波によって抽出する。この信号は増幅器15
を介して位相変調器7に送られ、マッハ・ツェンダ干渉
計に帰還が行われる。その結果、発振器9の2倍の周波
数成分が限りなく零に近づくように、つまりマッハ・ツ
ェンダ干渉計の感度が最大になるような動作点に安定さ
せる帰還制御ループが成立し、ドリフトが除去される。
【0011】同期検波器14では発振器8の周波数成分
を有する磁気情報信号を同期検波によって抽出する。こ
の出力がセンサ出力となる。
【0012】上述した金属被覆光ファイバコイル6には
図7(a)に示すような十字平面形状の台座16が用い
られる。
【0013】ここで、図7(a)は図6に示した光ファ
イバ磁気センサに用いられる金属被覆光ファイバコイル
の外観斜視図であり、図7(b)は図7(a)の円Bの
拡大図であり、図7(c)は台座への金属被覆光ファイ
バの巻き付けの様子を示す図である。
【0014】台座16には、絶縁性があり、加工性の良
いフェノール樹脂(ベークライト「登録商標」)が用い
られており、十字平面形状を有している。
【0015】台座16の一部の枝部16aには電極24
が設けられ、枝部16aの側面は円筒の一部をなし、そ
の外周には複数のV溝が等間隔で周方向に形成されてい
る(図7(b))。
【0016】このような台座16の外周の各V溝内に金
属被覆光ファイバ17が保持されるように巻き回された
状態でディスペンサ19を用いてエポキシ系の樹脂20
により部分的に固定されている(金属被覆光ファイバ7
が周方向に収縮できるようにするためである。)。金属
被覆光ファイバ17の金属被覆は電極24に半田付けに
より固定されている。
【0017】金属被覆光ファイバコイル3も台座16と
同様の台座(図示せず。)の外周に金属被覆光ファイバ
18が巻き回されてエポキシ系の樹脂20により固定さ
れたものである。
【0018】このように構成された金属被覆光ファイバ
コイル6の共振周波数f0は、金属被覆光ファイバコイ
ル6の曲率半径Rの関数であり、数1式で表される。
【0019】
【数1】
【0020】ここで、Eは金属被覆光ファイバコイル6
のヤング率であり、ρは金属被覆光ファイバコイル6の
単位長さあたりの質量である。
【0021】図8は図6に示した光ファイバ磁気センサ
の磁気感度の周波数特性を示す図であり、横軸が周波数
を示し、縦軸が磁気感度を示す。
【0022】同図に示すように磁気感度の特性曲線は、
共振周波数f0のときに最大感度を有する犬曲線状とな
っている。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光フ
ァイバ磁気センサでは、下記に示す消光比ηの温度変
化、共振周波数f0の変動があるため、温度特性の劣化
や長期的な安定性の不足等の問題があった。
【0024】(1)消光比ηの温度変化 上述した偏波面保存光ファイバの特性を示すパラメータ
の1つとしての消光比ηは、数2式で表される。
【0025】
【数2】
【0026】ここで、Pxは、光ファイバに直線偏波光
を入射したとき、入射光と同じ偏波軸を有する、光ファ
イバ出射端からの光のパワーであり、PyはPxに垂直な
偏波軸を有する光のパワーである。
【0027】図9は図6に示した光ファイバ磁気センサ
に用いられる金属被覆光ファイバコイルの消光比ηの温
度変化を示す図であり、横軸が温度を示し、縦軸が消光
比ηを示す。
【0028】通常、偏波面保存光ファイバの消光比η
は、温度変化に伴ってほぼ直線状に変化するが、偏波面
保存光ファイバは図中破線L1で示したファイバ素線の
みの変化に比べて実線L2で示したように低温において
小さくなり、消光比ηが劣化する。これは、低温におい
て、エポキシ樹脂は硬化するため、光ファイバに側圧が
加わるためである。
【0029】光ファイバ磁気センサでは、同様の偏波面
を有する光同士を干渉させ、干渉光の大小により磁気の
大小を検出しているが、消光比ηが大きくなるというこ
とは、干渉に寄与しない光成分が増加する。このため、
低温でのS/N比が低下する。
【0030】(2)長時間使用時の共振周波数の変動 ベークライトは、含水率が最大1.0%であるため、長
時間高温下で使用すると水分が蒸発し、全体的に収縮す
る。
【0031】台座16に使用されているベークライトが
収縮すると、台座16の半径Rが減少するため数1式よ
り共振周波数f0が高くなる。
【0032】図10は台座にベークライトを使用した場
合の金属被覆光ファイバコイルの共振周波数f0の経時
変化を示す図であり、横軸が経過時間を示し、縦軸が共
振周波数f0を示す。
【0033】図6に示した光ファイバ磁気センサのよう
に、発振器8や同期検波器14は初期設定時にある周波
数に設定されるが、金属被覆光ファイバコイル6の共振
周波数が変動してドリフトΔfが発生するため、設定し
た周波数が共振周波数f0以下であるときは磁気感度が
低下し、光ファイバ磁気センサのS/N比が大きくな
る。また、共振周波数f0より高い値に設定した場合に
は、磁気感度は設定周波数が共振周波数f0に等しくな
るまで増加し、それ以後低下する。光ファイバ磁気セン
サの磁気感度が初期の値よりも大きくなる場合には信号
の振幅が大きくなり、飽和するおそれがあるという問題
があった。
【0034】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、温度特性に優れ、長期的に安定した光ファイバ磁気
センサを提供することにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光ファイバ磁気センサは、光源からの光を第
1の光カプラで2方向に分岐し、分岐側に接続された2
つの金属被覆光ファイバコイルを通過させた後第2の光
カプラで合波すると共に、金属被覆光ファイバコイルの
金属被覆に交流電流を流し、外部磁束との相互作用によ
って各金属被覆光ファイバコイルの周方向に生じた伸縮
或いは径方向に生じた側圧変化による光路差変化を光の
強弱信号として検出する光ファイバ磁気センサにおい
て、金属被覆光ファイバコイルは、金属被覆光ファイバ
がほぼ円形平面形状を保持するようにセラミックまたは
ガラス若しくは樹脂を主原料にガラス繊維及び無機フィ
ラーを複合した合成材料からなる台座に巻き回され、台
座にシリコーン系樹脂で部分的に固定されたものであ
る。
【0036】上記構成に加え本発明の光ファイバ磁気セ
ンサの台座はI字、Y字、十字、若しくは星型平面形状
を有していてもよい。
【0037】上記構成に加え本発明の光ファイバ磁気セ
ンサの台座の金属被覆光ファイバとの接触部に金属被覆
光ファイバを保持するための溝が形成されているのが好
ましい。
【0038】本発明によれば、金属被覆光ファイバコイ
ルの台座にセラミックまたはガラス若しくは樹脂を主原
料にガラス繊維及び無機フィラーを複合した合成材料を
用いたので、長時間高温下で使用しても台座が収縮する
ことがなく外径、すなわち、金属被覆光ファイバコイル
の径が収縮することがない。また、金属被覆光ファイバ
の台座への固定にシリコーン系樹脂を用いたので、低温
においてエポキシ系樹脂のように硬化することがない。
従って、従来のような温度変化による台座の径の変化が
ないので、金属被覆光ファイバコイルの共振周波数の変
動がなく、温度特性に優れ、長期的に安定した光ファイ
バ磁気センサの提供を実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0040】図1は本発明の光ファイバ磁気センサのブ
ロック図である。なお、図6に示した従来例と同様の部
材には共通の符号を用いた。
【0041】この光ファイバ磁気センサはマッハ・ツェ
ンダ干渉計を用いたものである。光源(例えばレーザダ
イオード若しくは発光ダイオード)1から出射された光
は光ファイバに導かれ、第1の光ファイバカプラ2に入
る。この光ファイバカプラ2で光は2つの光路に分岐さ
れ、一方(図では上側)の光は参照光として金属被覆光
ファイバコイル21及び位相変調器4を経て第2の光フ
ァイバカプラ5に入射する。
【0042】光ファイバカプラ2で分岐された他方(図
では下側)の光は金属被覆光ファイバコイル22及び位
相変調器7を経て光ファイバカプラ5で参照光と合波さ
れる。
【0043】ここで、光ファイバには偏波面保存光ファ
イバを用い、同じ偏波面を有する光が干渉し合うように
なっている。
【0044】信号光が伝播する金属被覆光ファイバコイ
ル22の金属被覆には、金属被覆光ファイバコイル22
の共振周波数にほぼ一致した周波数を有する発振器8に
よって、一定実効値の交流電流が供給される。
【0045】位相変調器4には、マッハ・ツェンダ干渉
計のドリフトを検出するための一定実効値の電圧を有す
る交流信号が発振器9から入力される。
【0046】受光器(例えばフォトダイオード若しくは
フォトトランジスタ)10、11で光信号は電気信号に
変換され、差動増幅器12に送られる。ここで、直流成
分が除去され、同期検波器13、14に送られる。
【0047】同期検波器13では、発振器9の2倍の周
波数成分に発生する、マッハ・ツェンダ干渉計のドリフ
トを同期検波によって抽出する。この信号は増幅器15
を介して位相変調器7に送られ、マッハ・ツェンダ干渉
計に帰還が行われる。その結果、マッハ・ツェンダ干渉
計の感度が最大になるような動作点に安定させる帰還制
御ループが成立し、ドリフトが除去される。
【0048】同期検波器14では発振器8の周波数成分
を有する磁気情報信号を同期検波によって抽出する。こ
の出力がセンサ出力となる。
【0049】なお、図1に示した光ファイバ磁気センサ
の基本的な信号処理については図6に示した光ファイバ
磁気センサと同様なため省略する。
【0050】図2(a)は図1に示した光ファイバ磁気
センサに用いられる金属被覆光ファイバコイルの外観斜
視図であり、図2(b)は図2(a)の円Aの拡大図で
あり、図2(c)は台座への金属被覆光ファイバの巻き
付けの様子を示す図である。
【0051】台座23−1はセラミックまたはガラス若
しくは樹脂を主原料にガラス繊維及び無機フィラーを複
合した合成材料からなり、十字平面形状を有している。
台座23−1の一部の枝部23−1aには電極24が設
けられ、枝部23−1aの側面は円筒の一部をなし、そ
の外周には複数のV溝が等間隔で周方向に形成されてい
る(図2(b))。
【0052】このような台座23−1の外周の各V溝内
に金属被覆光ファイバ17が保持されるように巻き回さ
れた状態でディスペンサ19を用いてシリコーン系の樹
脂25により部分的に固定されている。金属被覆光ファ
イバ17の金属被覆は電極24に半田付けにより固定さ
れている。
【0053】金属被覆光ファイバコイル21も台座24
と同様の材質からなる台座(図示せず。)の外周に金属
被覆光ファイバ18が巻き回されてシリコーン系樹脂で
固定されたものである。
【0054】図3は図2(a)に示した金属被覆光ファ
イバの消光比の温度特性を示す図であり、横軸が温度軸
を示し、縦軸が消光比軸を示す。
【0055】シリコーン系樹脂は低温においても硬化し
ないため、光ファイバによる温度特性と同様な変化を呈
する。
【0056】このような金属被覆光ファイバコイルを一
組用いて図1に示したマッハ・ツェンダ干渉計型の光フ
ァイバ磁気センサを構成したときの共振周波数の変化を
測定する。
【0057】図4は図1に示した光ファイバ磁気センサ
に用いられる金属被覆光ファイバコイルの共振周波数の
変化を示す図であり、横軸が経過時間を示し、縦軸が共
振周波数を示す。
【0058】台座23−1は、セラミックまたはガラス
若しくは樹脂を主原料にガラス繊維及び無機フィラーを
複合した合成材料からなるため、水分の蒸発等による外
径の経時変化が無く、長時間の使用においても共振周波
数f0はほとんど変動せずあってもドリフトΔfはごく
僅かである。このため、長期間の使用においても安定し
た信号強度が得られるため、長期信頼性が向上する。
【0059】なお、本実施の形態では台座は十字平面形
状を有しているが、本発明はこれに限定されず、台座は
I字、Y字、若しくは星型平面形状を有してもよい。
【0060】図5(a)〜(d)は図1に示した光ファ
イバ磁気センサに用いられる金属被覆光ファイバコイル
の変形例を示す平面図である。
【0061】図5(a)はI字平面形状の台座23−2
を用いた場合、図5(b)はY字平面形状の台座23−
3を用いた場合、図5(c)は大字平面形状の台座23
−4を用いた場合、図5(d)は*型平面形状の台座2
3−5を用いた場合をそれぞれ示している。なお、図5
(d)では枝部の数が6個の*型平面形状の台座23−
5が示されているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、枝部の数が7個以上であってもよい。なお、枝
部の数が6個以上のものを星型とする。
【0062】これらI字、Y字、若しくは星型平面形状
の台座を用いて光ファイバ磁気センサを構成しても図1
に示した光ファイバ磁気センサと同様の効果が得られ
る。
【0063】以上において本光ファイバ磁気センサの金
属被覆光ファイバの台座への固定にはシリコーン系樹脂
を用いた。シリコーン系樹脂は低温でも硬化しないた
め、光ファイバに側圧を与えず、温度特性を劣化させな
い。また、台座の材料にはセラミックまたはガラス若し
くは樹脂を主原料にガラス繊維及び無機フィラーを複合
した合成材料を用いたので、経時変化せず外径が一定し
ており、センサ特性が長期間にわたって安定する。
【0064】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、温度特性
に優れ、長期的に安定した光ファイバ磁気センサの提供
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ磁気センサのブロック図で
ある。
【図2】(a)は図1に示した光ファイバ磁気センサに
用いられる金属被覆光ファイバコイルの外観斜視図であ
り、(b)は(a)の円Aの拡大図であり、(c)は台
座への金属被覆光ファイバの巻き付けの様子を示す図で
ある。
【図3】図2(a)に示した金属被覆光ファイバの消光
比の温度特性を示す図である。
【図4】図1に示した光ファイバ磁気センサに用いられ
る金属被覆光ファイバコイルの共振周波数の変化を示す
図である。
【図5】(a)〜(d)は図1に示した光ファイバ磁気
センサに用いられる金属被覆光ファイバコイルの変形例
を示す平面図である。
【図6】従来の光ファイバ磁気センサのブロック図であ
る。
【図7】(a)は図6に示した光ファイバ磁気センサに
用いられる金属被覆光ファイバコイルの外観斜視図であ
り、(b)は(a)の円Bの拡大図であり、(c)は台
座への金属被覆光ファイバの巻き付けの様子を示す図で
ある。金属被覆光ファイバコイルを用いたときのセンサ
の磁気感度の周波数特性を示す図である。
【図8】図6に示した光ファイバ磁気センサの磁気感度
の周波数特性を示す図である。
【図9】図6に示した光ファイバ磁気センサに用いられ
る金属被覆光ファイバコイルの消光比ηの温度変化を示
す図である。
【図10】台座にベークライトを使用した場合の金属被
覆光ファイバコイルの共振周波数f0の経時変化を示す
図である。
【符号の説明】
1 光源 2、5 光カプラ 4、7 位相変調器 8、9 発振器 10、11 受光素子 12 差動増幅器 13、14 同期検波器 15 増幅器 17、18 金属被覆光ファイバ 21、22 金属被覆光ファイバコイル 23−1 台座 24 電極 25 シリコーン系樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 久喜 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 椎名 則文 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 大橋 健一 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 日 立電線株式会社内 (72)発明者 砂原 秀一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G017 AA01 AD11 AD69 BA13 2G053 AB01 CA01 DA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を第1の光カプラで2方向
    に分岐し、分岐側に接続された2つの金属被覆光ファイ
    バコイルを通過させた後第2の光カプラで合波すると共
    に、上記金属被覆光ファイバコイルの金属被覆に交流電
    流を流し、外部磁束との相互作用によって各金属被覆光
    ファイバコイルの周方向に生じた伸縮或いは径方向に生
    じた側圧変化による光路差変化を光の強弱信号として検
    出する光ファイバ磁気センサにおいて、上記金属被覆光
    ファイバコイルは、金属被覆光ファイバがほぼ円形平面
    形状を保持するようにセラミックまたはガラス若しくは
    樹脂を主原料にガラス繊維及び無機フィラーを複合した
    合成材料からなる台座に巻き回され、上記台座にシリコ
    ーン系樹脂で部分的に固定されたものであることを特徴
    とする光ファイバ磁気センサ。
  2. 【請求項2】 上記台座はI字、Y字、十字、若しくは
    星型平面形状を有する請求項1に記載の光ファイバ磁気
    センサ。
  3. 【請求項3】 上記台座の上記金属被覆光ファイバとの
    接触部に上記金属被覆光ファイバを保持するための溝が
    形成されている請求項1または2に記載の光ファイバ磁
    気センサ。
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