JP2003221957A - 水圧開放錠装置 - Google Patents

水圧開放錠装置

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JP2003221957A
JP2003221957A JP2002022917A JP2002022917A JP2003221957A JP 2003221957 A JP2003221957 A JP 2003221957A JP 2002022917 A JP2002022917 A JP 2002022917A JP 2002022917 A JP2002022917 A JP 2002022917A JP 2003221957 A JP2003221957 A JP 2003221957A
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door
locking
water pressure
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lock device
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JP2002022917A
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English (en)
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Shigeru Okazaki
滋 岡崎
Koichi Ito
伊藤  公一
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Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引戸や折戸等の横引き戸に対して適用可能であ
るとともに、既存建物の引戸等に対しても後付けによっ
て簡単に取付けできるようにした水圧開放錠装置を提供
する。 【解決手段】サムターン11と、このサムターン11の
操作によって突没動作するデッドボルト12と、本体1
0から突出して設けられるとともに、前記サムターン1
1の操作に連動してスライド動作する突出L字片13と
を備える施錠装置本体5を折戸2の戸先側に設けるとと
もに、戸枠側に前記施錠装置本体5のデッドボルト12
が係合し前記折戸2を開放不能に保持する施錠用係止部
材6を設け、前記施錠装置本体5の隣接位置に、前記折
戸2を貫通し室外側に臨ませた送水口15を備えるとと
もに、前記送水口15への送水によって突出動作する押
棒16を備え、かつ前記押棒16を前記施錠装置本体5
の突出L字片13に対し対面させた状態で配設固定され
た水圧開放装置4を備えるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や倉庫、ビル
等の建物において、火災が発生した際に室外側から消防
ホース等の送水によって解錠できるようにした水圧開放
錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、工場や倉庫、及びビル等の建
物においては、消防署の指導により、建物内で火災が発
生した際、消防隊が消防車等からの送水によってドアを
解錠し建物内に侵入できるようにするため、図6に示さ
れるような水圧開放錠装置50が取り付けられることが
多い。
【0003】この水圧開放錠装置50は、同図に示され
るように、ドア錠51と、このドア錠51の下部側に固
定配置される水圧開放装置52とからなる錠装置で、詳
述すると、前記ドア錠51は、ケース本体53と、この
ケース本体53の表裏面側に夫々設けられたドアノブ5
4,54と、前記ケース本体53の室内面側に設けられ
たサムターン55と、ドア枠面側に設けられ前記サムタ
ーン55の回転操作によって突没動作するデッドボルト
56と、同じくドア枠面側に設けられ没入自在とされる
ラッチ57と、前記サムターン55による施・解錠操作
に伴って昇降移動するL字垂下片58とを備え、かつ前
記水圧開放装置52は、室外側に臨ませた送水口59を
備えるとともに、前記L字垂下片58の下面側に当接す
る押棒60を備えるものである。なお、前記サムターン
55とL字垂下片58とは動作的に相互に連動し、L字
垂下片58を昇降操作してもサムターン55が回転し施
・解錠が行えるようになっている。
【0004】図7(A)に示されるように、ドアに錠を掛
けると前記L字垂下片58が水圧開放装置52の押棒6
0に当接又は近接する位置まで下降した状態となり、万
が一建物内で火災が発生した場合には、室外側で消防車
のホース先端を前記水圧開放装置52の送水口59に押
し当て、そのまま送水すると、図7(B)に示されるよう
に、押棒60が突出して前記L字垂下片58を押し上
げ、解錠を図るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記水
圧開放錠装置50は開き戸に対するものが一般的で、従
来より引戸や折戸に対するものは存在しなかったため、
これら引戸や折戸に適用可能な水圧開放錠装置が望まれ
ていた。この場合、新設扉のみに適用が限定される場合
は、扉そのものを変更しなければならなくなるため、既
存の引戸等に対して簡単に取付けできることが要求され
ている。
【0006】そこで本発明の第1課題は、引戸や折戸等
の横引き戸に対して適用可能であるとともに、既存建物
の引戸や折戸等に対しても後付けによって簡単に取付け
できるようにした水圧開放錠装置を提供することにあ
る。
【0007】また第2課題は、従来の開き戸に対する水
圧開放錠装置をそのまま、引戸や折戸等の横引き戸に対
して使用できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1課題を解決する
ために請求項1に係る本発明として、施・解錠操作部材
と、この施・解錠操作部材の操作によって突没動作する
デッドボルトと、本体から突出して設けられるととも
に、前記施・解錠操作部材の操作に連動してスライド動
作する補助解錠操作部材とを備える施錠装置本体を引戸
または折戸の戸先側に設けるとともに、戸枠側に前記施
錠装置本体のデッドボルトが係合し前記引戸または折戸
を開放不能に保持する施錠用係止部材を設け、前記施錠
装置本体の隣接位置に、前記引戸または折戸を貫通し室
外側に臨ませた送水口を備えるとともに、前記送水口へ
の送水によって突出動作する押棒を備え、かつ前記押棒
を前記施錠装置本体の補助解錠操作部材に対し対面させ
た状態で配設固定された水圧開放装置を備え、前記水圧
開放装置への送水時に前記押棒の突出動作により施錠装
置本体の補助解錠操作部材をスライド動作させデッドボ
ルトを没入させるようにしたことを特徴とする水圧開放
錠装置が提供される。
【0009】請求項2に係る本発明として、前記施錠用
係止部材は、基端部において戸枠に対する固定のために
設けられた蝶番によって鉛直軸回りに回動自在、または
支軸によって室内外方向の水平軸回りに回動自在として
ある請求項1記載の水圧開放錠装置が提供される。
【0010】次いで、前記第2課題を解決するために請
求項3に係る本発明として、施錠装置を備えた折戸また
は引戸に設けられた開き戸形式の小扉と、この小扉に対
して設けられた開き戸対応の水圧開放錠装置とからな
り、前記水圧開放錠装置への送水によって前記小扉を開
け、前記折戸または引戸の施錠装置を解錠可能としたこ
とを特徴とする水圧開放錠装置が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳述する。
【0012】〔第1形態例〕図1は水圧開放錠装置1を
設けた折戸2の内観図、図2はその施錠状態を示す斜視
図であり、図3は水圧開放装置の作動による解錠状態を
示す斜視図である。
【0013】前記折戸2の戸先側には、該折戸2の施錠
を図るための施錠装置3と、この施錠装置3に隣接して
設けられた水圧開放装置4とからなる水圧開放錠装置1
が設けられている。
【0014】前記施錠装置3は、前記折戸2の中桟2A
部位に設けられる施錠装置本体5と、戸枠側に設けられ
る施錠用係止部材6とから構成されている。前記施錠装
置本体5は、少なくともケース本体10の所定箇所、図
示例では室内面側に施・解錠操作部材たるサムターン1
1を備えるとともに、このサムターン11の操作によっ
て突没動作するデッドボルト12とを備え、かつ前記ケ
ース本体10から水平方向に突出して設けられるととも
に、前記サムターン11による施・解錠操作に伴ってス
ライド動作する、本発明における補助解錠操作部材たる
突出L字片13を備えている。なお、前記サムターン1
1と突出L字片13とは動作的に相互に連動し、突出L
字片13をスライド移動してもサムターン11が回転し
デッドボルト12が突没するようになっている。
【0015】一方、戸枠側に設けられた施錠用係止部材
6は、鋼板等からなり、先端部にU字状のフック部6a
を形成した断面略J字状部材で、戸枠に対して蝶番14
により鉛直軸回りに回動自在に設けられている。したが
って、人等の出入りに施錠用係止部材6が邪魔な場合
は、戸枠側に回動できるようになっている。
【0016】施錠に当たっては、図2に示されるよう
に、折戸2を閉めた状態で前記施錠用係止部材6を折戸
2側に向け、前記サムターン11を90度回転しデッド
ボルト12を前記施錠係止部材6のフック部6aに係合
させることにより折戸2を開放できないように保持す
る。
【0017】前記施錠装置本体5の隣接位置には、折戸
2の中桟2Aの室内面側に折戸2を貫通し室外側に臨ま
せた送水口15を備えるとともに、前記送水口15への
送水によって突出動作する押棒16を備えた水圧開放装
置4が設けられている。この水圧開放装置4は、没入方
向に押し込まれた前記押棒16がスプリングによって付
勢的に保持されるとともに、ラチェットの係合により没
入位置に保持された状態となっており、前記送水口15
に消防用ホースまたは送水ホースの先端を押し当て、送
水を行うことにより水圧によって前記ラチェットの係合
が解除され押棒16が突出動作する装置であり、専門店
等にて市販されているものである。
【0018】前記水圧開放装置4は、押棒16の先端が
前記施錠装置本体5の突出L字片13の先端フランジ面
13aに対して対面するようにしながら固定配置され
る。
【0019】したがって、建物内で万が一火災が発生
し、消防隊が屋内に侵入するため前記水圧開放装置4に
送水が行われると、押棒16が突出動作し、前記突出L
字片13をケース本体10側に押込み、サムターン11
を回転させデッドボルト12を没入させ、施錠装置3の
解錠が成されるようになっている。
【0020】ところで、本形態例では、水圧開放錠装置
1を折戸2に適用した例を示したが、適用対象となる扉
は引戸であってもよい。また、前記施錠用係止部材6は
図4に示されるように、支軸17によって支持するよう
にし、前記支軸17によって室内外方向の水平軸回りに
回動自在としてもよい。
【0021】〔第2形態例〕次いで、本第2形態例は、
従来の開き戸に対する水圧開放錠装置をそのまま使用す
ることを条件に、引戸や折戸等の横引き戸に対して水圧
開放錠装置を設けるようにしたものである。
【0022】図5に示されるように、折戸2の戸先側に
開き戸形式の小扉7を設けるとともに、この小扉7に対
して図6に示される開き戸対応の水圧開放錠装置50を
設けるようにする。なお、前記折戸2には戸先側に鎌錠
8が設けられている。建物内で万が一火災が発生した場
合には、室外側から前記水圧開放錠装置50に送水を行
い、小扉7の錠装置を開放して小扉7を開け、折戸2の
鎌錠8を解錠することにより、折戸2を開けることがで
きる。
【0023】以上のように、折戸または引戸等の横引き
戸であっても、少なくとも手が挿入できる程度の小扉7
を設け、これに従来より公知の水圧開放錠装置50を設
けるようにすれば、特に横引き戸に適用可能な水圧開放
錠装置を開発することなく、従来の水圧開放錠装置50
をそのまま使用することができるようになる。
【0024】
【発明の効果】以上詳説のとおり本第1形態例に係る水
圧開放錠装置によれば、引戸や折戸等の横引き戸に対し
て適用可能であるとともに、既存建物の引戸や折戸等に
対しても後付けによって簡単に取付けできるようにな
る。
【0025】また、本第2形態例に係る水圧開放錠装置
によれば、従来の開き戸に対する水圧開放錠装置をその
まま、引戸や折戸等の横引き戸に対して使用できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態例に係る水圧開放錠装置1を設けた折
戸2の内観図である。
【図2】その施錠状態を示す斜視図である。
【図3】水圧開放装置の作動による解錠状態を示す斜視
図である。
【図4】施錠用係止部材6の他の取付け態様を示す斜視
図である。
【図5】第2形態例に係る水圧開放錠装置50を設けた
折戸2の内観図である。
【図6】従来の水圧開放錠装置50を示す、(A)は正面
図、(B)は側面図である。
【図7】(A)はその施錠状態を示す正面図、(B)は水圧開
放装置52の作動状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1…水圧開放錠装置、2…折戸、3…施錠装置、4…水
圧開放装置、5…施錠装置本体、6…施錠用係止部材、
7…小扉、8…鎌錠、10…ケース本体、11…サムタ
ーン、12…デッドボルト、13…突出L字片(補助解
錠操作部材)、15…送水口、16…押棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施・解錠操作部材と、この施・解錠操作部
    材の操作によって突没動作するデッドボルトと、本体か
    ら突出して設けられるとともに、前記施・解錠操作部材
    の操作に連動してスライド動作する補助解錠操作部材と
    を備える施錠装置本体を引戸または折戸の戸先側に設け
    るとともに、戸枠側に前記施錠装置本体のデッドボルト
    が係合し前記引戸または折戸を開放不能に保持する施錠
    用係止部材を設け、 前記施錠装置本体の隣接位置に、前記引戸または折戸を
    貫通し室外側に臨ませた送水口を備えるとともに、前記
    送水口への送水によって突出動作する押棒を備え、かつ
    前記押棒を前記施錠装置本体の補助解錠操作部材に対し
    対面させた状態で配設固定された水圧開放装置を備え、 前記水圧開放装置への送水時に前記押棒の突出動作によ
    り施錠装置本体の補助解錠操作部材をスライド動作させ
    デッドボルトを没入させるようにしたことを特徴とする
    水圧開放錠装置。
  2. 【請求項2】前記施錠用係止部材は、基端部において戸
    枠に対する固定のために設けられた蝶番によって鉛直軸
    回りに回動自在、または支軸によって室内外方向の水平
    軸回りに回動自在としてある請求項1記載の水圧開放錠
    装置。
  3. 【請求項3】施錠装置を備えた折戸または引戸に設けら
    れた開き戸形式の小扉と、この小扉に対して設けられた
    開き戸対応の水圧開放錠装置とからなり、前記水圧開放
    錠装置への送水によって前記小扉を開け、前記折戸また
    は引戸の施錠装置を解錠可能としたことを特徴とする水
    圧開放錠装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004099536A1 (en) * 2003-05-12 2004-11-18 Breakout Barrier Release Systems Pty Ltd Barrier release mechanism
CN105952281A (zh) * 2016-07-01 2016-09-21 佛山市业鹏机械有限公司 特大型双开钢门开闭锚碇

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