JP2003221707A - 調節具付き衣服 - Google Patents

調節具付き衣服

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JP2003221707A
JP2003221707A JP2002018539A JP2002018539A JP2003221707A JP 2003221707 A JP2003221707 A JP 2003221707A JP 2002018539 A JP2002018539 A JP 2002018539A JP 2002018539 A JP2002018539 A JP 2002018539A JP 2003221707 A JP2003221707 A JP 2003221707A
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Futoshi Aoki
太 青木
Kenji Nakamura
研二 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本の紐体で異なる二方向の長さを調節する
調節具付き衣服を提供する。 【解決手段】 衣服10に沿って取り付けられた第一紐
通し部14と、第一紐通し部14に対して所定角度に位
置する第二紐通し部18が設けられている。第一紐通し
部14と第二紐通し部18に挿通され一端部が第一紐通
し部14に固定され他端部が第二紐通し部18に固定さ
れた紐体22を有する。紐体22の第一紐通し部14と
第二紐通し部18の間で露出する部分には、紐体22の
所定位置に係止可能に設けられた係止具24が取り付け
られている。係止具24は、紐体22に対して摺動可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衣服の長さを部
分的に短くする機能を有する調節具付き衣服に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、袖口やズボンの裾等の開口部の径
を小さくする調節具として、開口部周縁に環状の紐体を
挿通し、紐体の一部を衣服から露出させ、この紐体の露
出した部分の所定位置に係止する係止具が取り付けられ
たものがある。この調節具の使用方法は、紐体を引いて
開口部周縁に挿通した紐体の環の大きさを小さくし、開
口部を絞り、その位置に係止具を係止させることによ
り、開口部を小さくする。
【0003】また、袖の長さやズボンの、長手方向の長
さを調整する調節具がある。これは、袖やズボンの長手
方向に沿って紐体を挿通し、紐体の一端部は袖やズボン
の内側に固定され、他端部は衣服に設けられた透孔を通
過して衣服の外側に延出し、延出した部分に、紐体の係
止具が取り付けられたものである。このような袖やズボ
ンの長さ方向の調節具の使用方法は、紐体の任意の位置
に係止具を固定し、係止具が上記透孔の周縁部に係止さ
れ紐体が衣服に戻らないようにする。そして衣服に挿通
されている紐体を短くし、衣服を絞って短くする。
【0004】このような調節具は、紐体に係止される係
止具の位置を変えることで、衣服に挿通されている紐体
の長さを変更し、衣服の絞り量を変えて衣服の大きさを
部分的に調整することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、袖口や裾等、開口部の径を変更する紐体と、袖やズ
ボンの長さを変える紐体の2本が必要であり、また係止
具もそれぞれに必要であり、部品点数が多いものであ
る。また、操作もそれぞれに行わなければならず、不便
である。
【0006】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、一本の紐体で異なる二方向の長さを調
節する調節具付き衣服を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、衣服に沿っ
て取り付けられた第一紐通し部と、上記第一紐通し部に
対して所定角度に位置する第二紐通し部が設けられてい
る。そして、上記第一紐通し部と上記第二紐通し部に挿
通され一端部が上記第一紐通し部に固定され他端部が上
記第二紐通し部に固定された紐体が設けられている。上
記紐体の上記第一紐通し部と上記第二紐通し部の間で露
出する部分には、上記紐体の所定位置に係止可能に設け
られた係止具が取り付けられている。上記係止具は、上
記紐体に対して摺動可能である。
【0008】また、上記第一紐通し部は、衣服の袖や裾
等の開口部周縁に沿って設けられ、上記第二紐通し部は
衣服の丈方向に沿って上記開口部に対してほぼ直角に設
けられている。
【0009】この発明の調節具付き衣服は、紐体に対す
る係止具の係合を解除して摺動可能な状態とし、紐体を
外側に引いて再び係合する。このとき、第一紐通し部に
位置する紐体と第二紐通し部に位置する紐体の両方に張
力が掛かるように引くと同時に短くなり、裾部等の開口
部の径と、開口部に対して略直角な方向の長さを同時に
小さくすることができる。また、第一紐通し部に位置す
る紐体と第二紐通し部に位置する紐体の一方に張力が掛
かるように引くと、引いた方の紐体の挿通部分が短くな
り、裾部等の開口部の径またはその開口部に対して略直
角な方向の長さの何れか一方のみを小さくすることがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一
実施形態について示したもので、この実施形態の調節具
付き衣服10はズボンであり、裾部12の周縁部には、
後述する紐体22を挿通する筒状の第一紐通し部14が
ほぼ一周して設けられている。第一紐通し部14には、
ズボン脇部付近に、調節具付き衣服10の表生地を貫通
する第一透孔16が設けられている。そして調節具付き
衣服10の、ズボン脇部には、ズボンの裾部12からズ
ボンの膝付近まで、筒状の第二紐通し部18が設けられ
ている。第二紐通し部18の下端部付近には、調節具付
き衣服10の表生地を貫通する第二透孔20が設けられ
ている。
【0011】第一紐通し部14と第二紐通し部18に
は、一本の紐体22が挿通して取り付けられている。紐
体22の一端部22aは、第一紐通し部14の、第一透
孔16の近傍に固定されている。そして紐体22は第一
透孔16をほぼ一周して挿通され、第一透孔16から調
節具付き衣服10の表生地の外側に延出している。
【0012】そして紐体22の、調節具付き衣服10の
外側に延出した部分には、係止具24が取り付けられて
いる。係止具24は筒状の本体26が設けられ、本体2
6には本体26の側面に各々対向して形成される二対の
透孔28,30が設けられている。そして本体26の内
側には、摺動可能な係合部材32と、係合部材32を本
体26に対して一方向へ付勢する図示しない弾性部材が
設けられている。係合部材32には、透孔28,30に
連通する二対の図示しない透孔が設けられ、弾性部材は
本体26の透孔28,30に、係合部材32の透孔が一
致しない位置へ向かって、係合部材32を付勢してい
る。
【0013】第一透孔16から調節具付き衣服10の外
側に延出し紐体22は、係止具24本体26の一対の透
孔28に挿通され、側方で折り返されて係止具24本体
26の一対の透孔30に反対側から挿通される。そして
紐体22は、透孔28,30に挿通された部分を係合部
材32により狭持され、これにより係止具24は紐体2
2に係止される。
【0014】そして、係止具24の透孔30を通過した
紐体22の他端22bは、第二透孔20から調節具付き
衣服10の表生地の内側に入れられ、第二紐通し部18
に挿通される。そして紐体22の他端22bは、第二紐
通し部18の上端部付近に固定されている。
【0015】次にこの実施形態の調節具付き衣服10の
長さ調整方法について説明する。まず裾部12の開口部
の径を小さくするときは、係止具24の係合部材32を
移動させて紐体22との係合を解除し、透孔28に挿通
した紐体22を外側へ向かって引き、再び係止具24を
係止する。係止具24は、第一透孔16の周縁部に当接
し、紐体22が第一紐通し部14の中へ戻ることを防
ぐ。これにより、第一紐通し部14内の紐体22の長さ
が短くなり、調節具付き衣服10の裾部12は紐体22
に絞られ、開口部の径が小さくなる。
【0016】また、調節具付き衣服10の裾部12の開
口部に対してほぼ直角方向の長さを短くするときは、係
止具24の紐体22との係合を解除し、透孔30に挿通
した紐体22を外側へ向かって引き、再び係止具24を
係止する。係止具24は、第二透孔20の周縁部に当接
し、紐体22が第二紐通し部18の中へ戻ることを防
ぐ。これにより、第二紐通し部18内の紐体22の長さ
が短くなり、調節具付き衣服10の裾部12は紐体22
に絞られ、短くなる。
【0017】また、調節具付き衣服10の裾部12の、
開口部の径と開口部に対してほぼ直角方向の長さを同時
に小さくするときは、係止具24の紐体22との係合を
解除し、紐体22の折り返した部分を外側に引き、再び
係止具24を係止する。そうすると、第一紐通し部14
内の紐体22と第二紐通し部18内の紐体22の長さが
同時に短くなり、裾部12の開口部の径と開口部に対し
てほぼ直角方向の長さを同時に小さくすることができ
る。
【0018】また、調節具付き衣服10の裾部12の、
開口の径と長さを大きくするときは、係止具24の係合
を解除して係止具24を外側に移動させ、紐体22の折
り返された部分に近づけ、第一紐通し部14内の紐体2
2と第二紐通し部18内の紐体22を長くする。これに
より、調節具付き衣服10の絞り具合を弱め、開口部の
径と開口部に対してほぼ直角方向の長さを伸ばす。
【0019】この実施形態の調節具付き衣服10によれ
ば、簡単な構造で、裾部12の開口部の径や開口部に対
してほぼ直角方向の長さを調整することができる。一つ
の紐体22と係止具24により二方向の長さ調整が可能
であり、部品点数が少なく、コストが安価である。そし
て外観がすっきりとし、良好なデザインとなる。また、
二方向の長さ調整をする操作を、一回で同時に行うこと
ができ、便利である。
【0020】なお、この発明の調節具付き衣服はこの実
施形態に限定されるものではなく、係止具の形状は自由
に変更可能である。また、第一紐通し部と第二紐通し部
の長さや向きは自由に変更可能であり、第一紐通し部は
開口部を一周せずに半周等の途中に設けても良い。この
調節具を付ける部分は、ズボンの裾部の他に、上着の袖
口、ウエスト、襟回り等、自由に設けることができる。
また、紐通し部の数は2個に限定されず、例えば3個以
上の紐通し部が連続して設けられ、3方向の長さ調節を
一本の紐体で行うようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】この発明の調節具付き衣服は、簡単な構
造で二方向の長さを、簡単な操作により同時に調整する
ことができる。二方向の調整は、一本の紐体と一つの係
止具を使用して行うことができるため、部品点数が少な
く、コストが安価であり、外観もすっきりとしたものと
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の調節具付き衣服の斜視
図である。
【図2】この実施形態の調節具付き衣服の裾部の斜視図
である。
【図3】この実施形態の調節具付き衣服の裾部を絞った
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 調節具付き衣服 12 裾部 14 第一紐通し部 16 第一透孔 18 第二紐通し部 20 第二透孔 22 紐体 24 係止具 26 本体 28,30 透孔 32 係合部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服に沿って取り付けられた第一紐通
    し部と、上記第一紐通し部に対して所定角度に配置され
    た第二紐通し部と、上記第一紐通し部と上記第二紐通し
    部に挿通され一端部が上記第一紐通し部に固定され他端
    部が上記第二紐通し部に固定された紐体と、上記第一紐
    通し部と上記第二紐通し部に連通し衣服を貫通して上記
    紐体の途中部分を露出させる透孔と、上記第一紐通し部
    と上記第二紐通し部の間で露出する部分の上記紐体に取
    り付けられ上記紐体を保持して所定位置に係止する係止
    具が設けられていることを特徴とする調節具付き衣服。
  2. 【請求項2】 上記第一紐通し部は、衣服の開口部周
    縁に沿って設けられ、上記第二紐通し部は衣服の丈方向
    に沿って上記開口部に対してほぼ直角に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の調節具付き衣服。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005344228A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Goldwin Technical Center:Kk 摺動式調節具
JP2021045299A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 眞由美 脇 傘入れ袋

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