JP2003219944A - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JP2003219944A
JP2003219944A JP2002023515A JP2002023515A JP2003219944A JP 2003219944 A JP2003219944 A JP 2003219944A JP 2002023515 A JP2002023515 A JP 2002023515A JP 2002023515 A JP2002023515 A JP 2002023515A JP 2003219944 A JP2003219944 A JP 2003219944A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
cut
decorative member
cut surface
decoration
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Pending
Application number
JP2002023515A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Yasuda
寛明 安田
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YASUDA SEIKO KK
Original Assignee
YASUDA SEIKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンプルで大きな模様からなる装飾を施すよ
うにした額縁であっても、額縁の角部分において、装飾
の連続性が損なわれず、また、切断面が露出しないよう
にした額縁を提供すること。 【解決手段】 装飾部分2の断面形状が長手方向に変化
しない一定形状部分2aと、長手方向に変化する任意形
状部分2b、2cとを、繰り返し形成してなる装飾部材
1を、一定形状部分2aの箇所で切断し、切断面Cを同
様に切断した装飾部材1の切断面C’と付き合わせるこ
とにより、装飾部分2の切断面C、C’が露出しないよ
うに組み立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面部に凹凸の装
飾を有する額縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】額縁の表面部には、通常、凹凸の装飾が
施されている。図7に、従来の凹凸の装飾が施されてい
る額縁に用いられる額縁用素材を示す。この額縁用素材
Wは、表面に種々の装飾を施した装飾部Dと、裏面に展
示する絵画等を嵌め込むための切り欠き部Kとを有する
長尺部材からなり、一般には、金型成形された合成樹脂
製のもので、必要に応じて、所要の塗装が施されてい
る。そして、この額縁用素材Wを用いて額縁20を組み
立てるに際しては、図8に示すように、額縁用素材Wを
長手方向に対し、45度の角度を以て切断面C1、C2
で切断し、一方側を額縁枠21(上枠)、他方側を額縁
枠22(右横枠)とし、図9に示すように、切断面同士
を突き合わせ、継ぎ手を用いてビス止めしたり、接着剤
を用いて接着する等、適宜の接合手段を用いて組み立て
るようにしたいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、額縁用素材
Wの表面部に施されている凹凸の装飾は、通常、装飾部
分の断面形状が長手方向に種々に変化する不規則なもの
であるため、図10に示すように、額縁枠21の切断面
C1の装飾aと、額縁枠22の切断面C2の装飾b、c
の位置が一致せず、装飾の連続性が損なわれるだけでな
く、額縁20の角部分を矢視Y方向から見た場合、装飾
b、cの凸部(図10(C)参照)が目に付き、係る部
分は切断面であり塗装もされておらず、素材そのものの
色が表面に露出することとなるため、額縁20の美観を
損ね、商品価値を低下させることとなっていた。
【0004】このように、従来の凹凸の装飾を有する額
縁20では、額縁20の角部分において、装飾の連続性
が損なわれるだけでなく、切断面が露出し、額縁20の
美観を損ねるため、これをできるだけ目立たなくする工
夫として、凹凸の少ない細かな模様からなる装飾を施す
ことが多かった。
【0005】しかしながら、近年、デザイン的に高級感
を醸し出すことができる、シンプルで大きな模様からな
る装飾を施した額縁が要請されてきており、このため、
上記従来の凹凸の装飾を有する額縁20の問題点が顕在
化することとなってきた。
【0006】本発明は、上記従来の凹凸の装飾を有する
額縁の有する問題点に鑑み、シンプルで大きな模様から
なる装飾を施すようにした額縁であっても、額縁の角部
分において、装飾の連続性が損なわれず、また、切断面
が露出しないようにした額縁を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の額縁は、装飾部分の断面形状が長手方向に
変化しない一定形状部分と、長手方向に変化する任意形
状部分とを、繰り返し形成してなる装飾部材を、一定形
状部分の箇所で切断し、切断面を同様に切断した装飾部
材の切断面と付き合わせることにより、装飾部分の切断
面が露出しないように組み立てたことを特徴する。
【0008】この額縁は、装飾部分の断面形状が長手方
向に変化しない一定形状部分と、長手方向に変化する任
意形状部分とを、繰り返し形成してなる装飾部材を、一
定形状部分の箇所で切断し、切断面を同様に切断した装
飾部材の切断面と付き合わせるようにしているので、シ
ンプルで大きな模様からなる装飾を施すようにした額縁
であっても、額縁の角部分において、装飾の連続性が損
なわれず、また、装飾部分の切断面が露出しないように
することができる。
【0009】この場合において、装飾部材を額縁の枠体
に配設するように構成したり、装飾部材が額縁の枠体を
兼ねるように構成することができる。
【0010】これにより、多様な構造の額縁を簡易に製
造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の額縁の実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0012】図1〜図5に、本発明の額縁の一実施例を
示す。この額縁は、額縁に用いる装飾部材1を、図1に
示すように、表面に突出した装飾部分2及び平坦部分3
並びに両側面に突出した嵌合片4、4とを備えた長尺部
材で構成するようにしている。そして、この装飾部材1
は、従来例と同様、金型成形された合成樹脂製のもの
で、必要に応じて、所要の塗装が施されている。
【0013】この場合において、装飾部材1の装飾部分
2は、断面形状が長手方向に変化しない一定形状部分2
aと、長手方向に変化する任意形状部分2b、2cと
を、適宜間隔で繰り返し形成するようにしている。
【0014】なお、一定形状部分2aの長手方向の長さ
は、少なくとも、装飾部材1の幅の2倍以上の長さに設
定することが、後述のように装飾部材1を切断する場合
の無駄をなくし、額縁のデザインの自由度を高める上で
好ましい。
【0015】また、装飾部材1の装飾部分2のデザイン
は、本実施例のものに限定されず、特に、任意形状部分
2b、2cのデザインは、幾何学模様のほか、自由な模
様とすることができる。
【0016】そして、本実施例においては、装飾部材1
を、図3に示すような、アルミニウム等の金属製や合成
樹脂製の枠体5に装着して、額縁を構成するようにして
いる。枠体5は、表面の両縁長手方向に、断面逆L字状
の係合爪6、6を形成し、これにより、装飾部材1の嵌
合片4、4を挿入する嵌合溝7、7を構成する。また、
裏面には断面L字状の受け部8を形成することによっ
て、絵画等を嵌め込むための溝部9を構成する。
【0017】そして、上記装飾部材1と枠体5を用いて
20を組み立てるに際しては、図2に示すように、装飾
部材1を長手方向に対し、一定形状部分2aの箇所で4
5度の角度を以て切断面C、C’で切断し、図5に示す
ように、切断面C、C’同士を突き合わせるようにし
て、装飾部材1を枠体5に装着するようにする。この場
合、枠体5は、継ぎ手を用いてビス止めしたり、接着剤
を用いて接着する等、適宜の接合手段を用いて組み立て
るようにする。
【0018】このように、装飾部分2の断面形状が長手
方向に変化しない一定形状部分2aと、長手方向に変化
する任意形状部分2b、2cとを、繰り返し形成してな
る装飾部材1を、一定形状部分2aの箇所で45度の角
度を以て切断し、切断面Cを同様に切断した装飾部材1
の切断面C’と付き合わせるようにすることにより、シ
ンプルで大きな模様からなる装飾を施すようにした額縁
であっても、額縁の角部分において、装飾の連続性が損
なわれず、また、装飾部分2の切断面C,C’が表面に
露出しないようにすることができるものとなる。
【0019】なお、上記切断面C、C’の切断角度は、
矩形の額縁の場合は、45度であるが、額縁の形状が矩
形以外の多角形の場合は、その形状に応じた角度で切断
するようにする。
【0020】ところで、上記実施例においては、装飾部
材1を枠体5に装着する形式の額縁について説明した
が、このほか、図6に示すような、装飾部材11が額縁
の枠体を兼ねるようにした額縁にも、本発明の構成を同
様に適用することができる。この場合、装飾部材11に
は、裏面に展示する絵画等を嵌め込むための切り欠き部
Kと形成するようにし、額縁の形状に応じた角度で切断
した切断面同士を突き合わせ、継ぎ手を用いてビス止め
したり、接着剤を用いて接着する等、適宜の接合手段を
用いて組み立てるようにする。なお、この変形実施例の
その他の構成は、図1〜図5に記載した実施例と同様で
ある。
【0021】以上、本発明の額縁について、その実施例
に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した
構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない
範囲において適宜その構成を変更することができるもの
である。
【0022】
【発明の効果】本発明の額縁によれば、装飾部分の断面
形状が長手方向に変化しない一定形状部分と、長手方向
に変化する任意形状部分とを、繰り返し形成してなる装
飾部材を、一定形状部分の箇所で切断し、切断面を同様
に切断した装飾部材の切断面と付き合わせるようにして
いるので、シンプルで大きな模様からなる装飾を施すよ
うにした額縁であっても、額縁の角部分において、装飾
の連続性が損なわれず、また、装飾部分の切断面が露出
しないようにすることができ、これによって、高級感の
あるシンプルで大きな模様からなる装飾を施すようにし
た、種々の形状及び大きさの額縁を、商品価値を低下さ
せることなく、簡易に製造することができる。
【0023】また、装飾部材を額縁の枠体に配設するよ
うに構成したり、装飾部材が額縁の枠体を兼ねるように
構成することにより、多様な構造の額縁を簡易に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の額縁の装飾部材を示す斜視
図である。
【図2】同装飾部材の切断箇所を説明する平面図であ
る。
【図3】同枠体の斜視図である。
【図4】同装飾部材を額縁枠体に組み込んだ斜視図であ
る。
【図5】同額縁の一部切欠の正面図である。
【図6】本発明の変形実施例の額縁の装飾部材を示す斜
視図である。
【図7】従来の額縁の装飾部材を示す斜視図である。
【図8】同装飾部材の切断箇所を説明する平面図であ
る。
【図9】同額縁の一部切欠の正面図である。
【図10】同額縁の断面図を示し、(A)は上枠の断面
図、(B)は右縦枠の断面図、(C)は両断面を当接し
た際の説明図である。
【符号の説明】
1 装飾部材 2 装飾部分 2a 同一形状部分 2b 任意形状部分 2c 任意形状部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾部分の断面形状が長手方向に変化し
    ない一定形状部分と、長手方向に変化する任意形状部分
    とを、繰り返し形成してなる装飾部材を、一定形状部分
    の箇所で切断し、切断面を同様に切断した装飾部材の切
    断面と付き合わせることにより、装飾部分の切断面が露
    出しないように組み立てたことを特徴する額縁。
  2. 【請求項2】 装飾部材を額縁の枠体に配設してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の額縁。
  3. 【請求項3】 装飾部材が額縁の枠体を兼ねることを特
    徴とする請求項1記載の額縁。
JP2002023515A 2002-01-31 2002-01-31 額 縁 Pending JP2003219944A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111285A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 高山ガクブチ株式会社 額縁用フレームを利用した台座用フレーム及び陳列用台座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019111285A (ja) * 2017-12-26 2019-07-11 高山ガクブチ株式会社 額縁用フレームを利用した台座用フレーム及び陳列用台座

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