JP2003219589A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2003219589A
JP2003219589A JP2002010250A JP2002010250A JP2003219589A JP 2003219589 A JP2003219589 A JP 2003219589A JP 2002010250 A JP2002010250 A JP 2002010250A JP 2002010250 A JP2002010250 A JP 2002010250A JP 2003219589 A JP2003219589 A JP 2003219589A
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rotor
electric machine
sheet
insulator
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Katsuhiko Yoshida
勝彦 吉田
Hiroyoshi Tsuchiya
寛芳 土屋
Hideyuki Nakamura
英之 中村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】励磁電力がより一層高くなっても回転子スロッ
トの底部に被着するスロット絶縁物の絶縁強度を充分に
確保する回転電気を提供する。 【解決手段】本発明に係る回転電機は、スロット絶縁物
20は、U字形状に成形加工し、成形加工したU字形状
のうち、スロット底面用シート26をスロット側面用シ
ート27a,27bよりも厚く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子スロットの
底部から供給される冷却ガスが直接回転子コイルに触れ
る、いわゆる直接冷却式回転子を備える回転電機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、タービン発電機等の回転電機で
は、冷却技術の進歩に伴って従来に比べ大容量(高出
力)化が実現できるようになっている。
【0003】大容量回転電機では、回転子スロットに収
容する回転子コイルを冷却するにあたり、冷却ガスを回
転子コイルに直接接触させて冷却するのが最も効果的で
ある。直接冷却方式には、幾つかの種類があるが、その
中でも冷却ガスを半径方向に向って流す、いわゆるラジ
アルフロー冷却方式の構成は簡単な割合に冷却効果が高
い。
【0004】図7は、ラジアルフロー冷却方式を採る回
転電機の一例である。
【0005】回転子1は、周方向に沿って回転スロット
2を備え、この回転子スロット2を軸方向に沿って複数
に形成するとともに、各回転子スロット2内に回転子コ
イル3を層状に積み重ねて収容する構成になっている。
【0006】また、回転子1は、回転子コイル3の中間
部分に適正間隔を置いてターン絶縁物4を介装させて回
転子コイル3相互間の絶縁を行うとともに、回転子コイ
ル3と回転子スロット2との間の回転子スロット壁にス
ロット絶縁物5を介装させている。
【0007】スロット絶縁物5は、図8に示すように、
ガラス繊維の基布にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含
浸させ、プリプレグ化し、幾重にも重ねて形成するシー
ト6を、回転子スロット2の形状に合わせ、例えばU字
形状に加熱成形させている。
【0008】また、スロット絶縁物5は、その底面部に
冷却ガスを供給する入口7を形成するとともに、図7に
示す回転子1の軸方向に沿って長く延びる冷却ガス供給
路8から供給される冷却ガスCGを入口7を介して回転
子コイル3の中央に設ける通路9に案内している。
【0009】通路9に案内された冷却ガスCGは、回転
子コイル3を冷却した後、層状クリページ絶縁物10お
よびスロット楔11に形成する出口12を介してエアギ
ャップ(図示せず)に排出するようになっている。
【0010】このように、最近の回転電機では、ラジア
ルフロー冷却方式を採用し、回転子子スロット2に収容
する回転子コイル3に生じる電気抵抗損に基づく発熱に
よる回転子コイル3自体の温度上昇を冷却ガスCGで冷
却し、大容量化に対処させていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図7および図8に示し
た従来のスロット絶縁物5では、大地電位にある回転子
1の鉄心から回転子コイル3を絶縁していた。
【0012】しかし、最近のように、単機容量の大きな
回転電機では、回転子コイル3の励磁電圧をより一層高
めることが求められ、また、国際規格では完成時の、回
転子コイル3に対し、定格励磁電圧の10倍の耐電圧試
験が義務付けられているので試験電圧が高くなる傾向に
ある。
【0013】このため、回転子コイル3は、これまで以
上に絶縁強度を高め、その品質を保証する必要が出てき
た。特に、プリプレグ化するシート6を層状に重ね、U
字形状に成形加工したスロット絶縁物5の底面部に冷却
ガスCGを案内する入口7を備え、冷却ガスCGが半径
方向に流れる間に、回転子コイル3を直接冷却する直接
冷却式の回転子1では、回転子スロット2の底部に被着
するスロット絶縁物5に入口7用の孔を形成しており、
基本的にスロット絶縁物5の沿面絶縁に頼っていただけ
に、一抹の不安が残る。
【0014】このような不安を取り除くために、回転電
機は、回転子スロット2の入口7用の孔を小口径化して
沿面距離を延ばすことも考えられるが、孔径を小さくす
れば、冷却ガスCGの流量も少なくなり、回転子コイル
3の冷却が不充分になる。
【0015】また、回転子スロット2に収容する回転子
コイル3に設けた通路9を大きくして沿面距離を延ばす
ことも考えられるが、通路9を大きくすると、回転子ス
ロット2内の回転子コイル3の占積率が低下し、結果的
に回転子の寸法を大きくしなければならなくなる等の不
具合、不都合がある。
【0016】本発明は、このような事情に基づいてなさ
れたもので、ほぼ従来の回転子コイルの占積率を確保し
つつ、励磁電圧がより一層高くなっても回転子コイルの
絶縁強度を充分に確保し、より一層の大容量化に対処で
きる回転電機を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転電機
は、上述の目的を達成するために、請求項1に記載した
ように、回転子に形成する回転子スロット内に回転子コ
イルを収容するとともに、前記回転子スロットに設けた
供給路から供給する冷却媒体で前記回転子コイルを冷却
する一方、前記回転子コイルと前記回転子スロットとの
間にスロット絶縁物を備える回転電機において、前記ス
ロット絶縁物のスロット底面部をスロット側面部よりも
厚く形成するものである。
【0018】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項2に記載したように、スロ
ット絶縁物は、ガラス繊維の基布に樹脂を含浸してプリ
プレグ化し、層状に積み重ねるシートであることを特徴
とするものである。
【0019】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項3に記載したように、プリ
プレグ化し、層状に積み重ねるシートは、回転子スロッ
トの形状に合わせてU字形状に成形加工する一方、U字
形状のうち、スロット底面部用シートをスロット側面部
用シートよりも厚く形成するものである。
【0020】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項4に記載したように、スロ
ット底面部用シートは、内層側スロット底面部用シート
と外層側スロット底面部用シートとの間に絶縁板を介装
させるものである。
【0021】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項5に記載したように、スロ
ット底面部用シートは、内層側スロット底面部用シート
に絶縁板を備えているものである。
【0022】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項6に記載したように、スロ
ット底面部用シートは、外層側スロット底面部用シート
に絶縁物を備えているものである。
【0023】また、本発明に係る回転電機は、上述の目
的を達成するために、請求項7に記載したように、プリ
プレグ化し、層状に積み重ねるシートは、L字状と、逆
L字状とに成形加工するとともに、L字状および逆L字
状のそれぞれの短い距離の部分を重ね合わせるものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転電機の実
施形態を図面および図面に付した符号を引用して説明す
る。
【0025】図1は、本発明に係る回転電機の第1実施
形態を示す縦断面図である。
【0026】本実施形態に係る回転電機は、回転子13
を構成する回転子鉄心14の周方向に回転子スロット1
5を設け、回転子スロット15内に層状に積み重ねる回
転子コイル16を収容し、クリページ絶縁物17を介装
させてスロット楔18で固定している。
【0027】また、回転電機は、回転子コイル16の中
間部分に、そのコイル相互間を絶縁するターン絶縁物1
9を介装させる一方、回転子コイル16と回転子スロッ
ト15との間にスロット絶縁物20を被着させ、回転子
コイル16の絶縁を図っている。
【0028】また、回転電機は、回転子コイル16を収
容する回転子スロット15の入口21から出口22に向
って冷却ガスCGを案内し、回転子コイル16を直接冷
却する通路23を備えるとともに、回転子スロット15
の入口21に連通する冷却ガス供給路24を備えてい
る。
【0029】この冷却ガス供給路24は、回転子鉄心1
4の軸方向に沿って長く延び、ここから回転子スロット
15の入口21を介して通路23に冷却ガスCGが供給
されるようになっている。
【0030】一方、回転子スロット15内には、その側
面および底面に沿ってスロット絶縁物20が被着されて
いる。このスロット絶縁物20は、ガラス繊維を基布に
エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸してプリプレグ化
し、図2に示すように、プリプレグ化したシート25を
層状に積み重ね、回転子スロット15の形状に合わせ
て、例えばU字形状に成形加工されている。
【0031】また、スロット絶縁物20は、層状に積み
重ねるシート25のうち、スロット底面部用シート26
をスロット側面部用シート27a,27bに較べて相対
的に厚くなるように熱成形加工されている。熱成形加工
後、スロット絶縁物20には、機械加工により冷却ガス
CGを通路23に案内する入口21を形成する。
【0032】このような構成を備えるスロット絶縁物2
0において、スロット底面部用シート26表面の閃絡電
圧Vは、スロット底面部用シート26に、回転子コイル
16がいわゆる背後電極として作用すると考えられ、そ
のスロット底面部用シート26の単位面積あたりのキャ
パシタンスCと、そのスロット底面部用シート26の沿
面距離Lとにより決定される。また、スロット底面部用
シート26の単位面積あたりのキャパシタンスCが、ス
ロット底面部用シート26自身の厚みdと直接関係する
ので、スロット底面部用シート26の閃絡電圧Vは、式
(1)で表わすことができる(例えば、電気学会編、放
電ハンドブック、第2版上巻、322ページ、1999
年発行参照)。
【0033】
【数1】
【0034】図3は、スロット底面部用シート26の厚
さdを変化させた場合のスロット底面部用シート26表
面の閃絡電圧Vを測定した線図である。
【0035】この線図から、スロット底面部用シート2
6の厚さdが厚くなるに連れてスロット底面部用シート
26表面の閃絡電圧Vが高くなることがわかった。この
線図では、式(1)の定数nは0.22になっている。
【0036】ところで、現実の回転子スロット15の形
状は、電気磁気設計、機械設計および冷却設計等多くの
設計結果を勘案して定められるものであり、回転子コイ
ル15が層状に積み重ねるシート25で構成するスロッ
ト絶縁物20で完全に覆われない直接冷却式では、スロ
ット底面部用シート26の沿面距離Lを大きく増加させ
ることが難しい。
【0037】しかし、スロット底面部用シート26の厚
さdを増加させるのは、比較的設計に自由度があるの
で、図3の線図からも認められているように、スロット
底面部用シート26の閃絡電圧Vを容易に増加させるこ
とができる。
【0038】このように、本実施形態は、スロット絶縁
物20を構成するシート25のうち、スロット底面部用
シート26をスロット側面部用シート27a,27bに
較べて相対的に厚くし、スロット底面部用シート26の
閃絡電圧Vを高くしているので、励磁電圧の高い回転子
15であっても充分な絶縁強度を確保することができ、
より一層の大容量化にも充分に対処することができる。
【0039】なお、本実施形態では、プレブレグ化し、
層状に積み重ね、スロット絶縁物20を構成するスロッ
ト底面部用シート26の厚みdを相対的に厚くし、スロ
ット側面部用シート27a,27bの厚みdを従来通り
にしているが、これは、回転子コイル16の占積率低下
を避けるためである。
【0040】図4は、本発明に係る回転電機に適用する
スロット絶縁物の第2実施形態を示す概念図である。な
お、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符
号を付す。
【0041】本実施形態に係る回転電機は、プリプレグ
化し、層状に積み重ね、スロット絶縁物20を構成する
スロット底面部用シート26のうち、内層側スロット底
面部用シート26aと外層側スロット底面部用シート2
6bとの間に予め成形加工した絶縁板28を介装させた
ものである。なお、内層側スロット底面部用シート26
a、絶縁板28および外層側スロット底面部用シート2
6bには、機械加工により入口21が形成される。
【0042】このように、本実施形態は、スロット絶縁
物20を構成するスロット底面部用シート26のうち、
内層側スロット底面部用シート26aと外層側スロット
底面部用シート26bとの間に絶縁板28を介装させ、
スロット底面部用シート26をスロット側面部用シート
27a,27bに較べて相対的に厚くし、スロット底面
部用シート26表面の閃絡電圧を高くしているので、励
磁電圧の高い回転子15であっても充分な絶縁強度を確
保することができる。
【0043】なお、本実施形態は、スロット底面部用シ
ート26のうち、内層側スロット底面部用シート26a
と外層側スロット底面部用シート26bとの間に絶縁板
28を介装させ、スロット底面部用シート26をスロッ
ト側面部用シート27a,27bに較べて相対的に厚く
したが、例えば、図5に示すように、スロット底面部用
シート26の内層側(または外層側でも同様の効果が得
られる)に絶縁板28を備え、スロット側面部用シート
27a,27bに較べて厚くしてもよい。
【0044】図6は、本発明に係る回転電機に適用する
スロット絶縁物の第4実施形態を示す概念図である。な
お、第1実施形態の構成部分と同一構成部分には同一符
号を付す。
【0045】本実施形態に係る回転電機は、プリプレグ
化し、層状に積み重ね、スロット絶縁物20を構成する
シート25をL字形状に成形加工するとともに、L字形
状および逆L字形状のシート25,25のうち、長い距
離の部分をスロット側面部用シート27a,27bとし
て用い、短い距離の部分をスロット底面部用シート2
6,26として用い、スロット底面部用シート26,2
6を互いに重ね合せ、スロット側面部用シート27a,
27bに較べて厚くした後、機械加工により入口21を
形成したものである。
【0046】このように、本実施形態は、スロット絶縁
物20を構成するシート25を、L字形状および逆L字
形状のそれぞれに成形加工し、L字形状および逆L字形
状のそれぞれのシート25,25のうち、スロット底面
部用シート26,26として用いる短い距離の部分を互
いに重ね合せ、スロット側面部用シート27a,27b
として用いる長い距離の部分よりも厚くし、その底面部
表面の閃絡電圧を高くしているので、励磁電圧の高い回
転子15であっても充分な絶縁強度を確保することがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る回転
電機は、回転子スロットの壁面に被着するスロット絶縁
物を構成する、プリプレグ化して層状に重ね合わせたシ
ートのうち、スロット底面部用シートをスロット側面部
用シートに較べ厚くして閃絡電圧を高くする手段を用い
ているので、励磁電圧の高い回転子であっても充分に絶
縁強度を確保することができ、より一層大容量化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転電機の第1実施形態を示す縦
断面図。
【図2】本発明に係る回転電機に適用するスロット絶縁
物の第1実施形態を示す概念図。
【図3】本発明に係る回転電機において、スロット底面
部用シートの厚さを増加させることによりスロット底面
部用シート表面の閃絡電圧が増加することを示す線図。
【図4】本発明に係る回転電機に適用するスロット絶縁
物の第2実施形態を示す概念図。
【図5】本発明に係る回転電機に適用するスロット絶縁
物の第3実施形態を示す概念図。
【図6】本発明に係る回転電機に適用するスロット絶縁
物の第4実施形態を示す概念図。
【図7】従来の回転電機を示す縦断面図。
【図8】従来の回転電機に適用するスロット絶縁物を示
す概念図。
【符号の説明】
1 回転子 2 回転子スロット 3 回転子コイル 4 ターン絶縁物 5 スロット絶縁物 6 シート 7 入口 8 冷却ガス供給路 9 通路 10 クリページ絶縁物 11 スロット楔 12 出口 13 回転子 14 回転子鉄心 15 回転子スロット 16 回転子コイル 17 クリページ絶縁物 18 スロット楔 19 ターン絶縁物 20 スロット絶縁物 21 入口 22 出口 23 通路 24 冷却ガス供給路 25 シート 26 スロット底面部用シート 26a 内層側スロット底面部用シート 26b 外層側スロット底面部用シート 27a,27b スロット側面部用シート 28 絶縁板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 英之 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 5H604 AA05 BB04 BB14 CC02 CC05 DB01 DB26 PB03 QA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子に形成する回転子スロット内に回
    転子コイルを収容するとともに、前記回転子スロットに
    設けた供給路から供給する冷却媒体で前記回転子コイル
    を冷却する一方、前記回転子コイルと前記回転子スロッ
    トとの間にスロット絶縁物を備える回転電機において、
    前記スロット絶縁物のスロット底面部をスロット側面部
    よりも厚く形成することを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 スロット絶縁物は、ガラス繊維の基布に
    樹脂を含浸してプリプレグ化し、層状に積み重ねるシー
    トであることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
  3. 【請求項3】 プリプレグ化し、層状に積み重ねるシー
    トは、回転子スロットの形状に合わせてU字形状に成形
    加工する一方、U字形状のうち、スロット底面部用シー
    トをスロット側面部用シートよりも厚く形成することを
    特徴とする請求項2記載の回転電機。
  4. 【請求項4】 スロット底面部用シートは、内層側スロ
    ット底面部用シートと外層側スロット底面部用シートと
    の間に絶縁板を介装させることを特徴とする請求項3記
    載の回転電機。
  5. 【請求項5】 スロット底面部用シートは、内層側スロ
    ット底面部用シートに絶縁板を備えていることを特徴と
    する請求項3記載の回転電機。
  6. 【請求項6】 スロット底面部用シートは、外層側スロ
    ット底面部用シートに絶縁物を備えていることを特徴と
    する請求項3記載の回転電機。
  7. 【請求項7】 プリプレグ化し、層状に積み重ねるシー
    トは、L字状と、逆L字状とに成形加工するとともに、
    L字状および逆L字状のそれぞれの短い距離の部分を重
    ね合わせることを特徴とする請求項2記載の回転電機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158121A (ja) * 2008-12-27 2010-07-15 Toshiba Corp 回転電機の回転子

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158121A (ja) * 2008-12-27 2010-07-15 Toshiba Corp 回転電機の回転子

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