JP2003219458A - スロット割当制御装置 - Google Patents

スロット割当制御装置

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JP2003219458A
JP2003219458A JP2002010712A JP2002010712A JP2003219458A JP 2003219458 A JP2003219458 A JP 2003219458A JP 2002010712 A JP2002010712 A JP 2002010712A JP 2002010712 A JP2002010712 A JP 2002010712A JP 2003219458 A JP2003219458 A JP 2003219458A
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slot
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JP2002010712A
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English (en)
Inventor
Kyohiko Toyoda
教彦 豊田
Takashi Kawabata
孝史 川端
Eiji Muramoto
英司 村本
Shusuke Aoyanagi
秀典 青柳
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局でスロット割当てを行うスロット割当
の処理負荷を軽減し、スロットを割当てられる加入者局
間では、スロット割当の機会が公平を保つようなスロッ
ト割当装置を得ること。 【解決手段】 フレーム毎に割当可能領域を読み込ん
で、割当要求を行った加入者局にスロットを割当てる場
合、新規に割当要求を行った加入者局から割当要求を受
け付けた順番に、割当可能領域の最も若番のスロットか
ら割当て、つぎに、継続の割当要求を行った加入者局を
受け付けた順番に、新規割当要求加入者局への割当て済
みのスロットの次の割当て可能な最も若番のスロットか
ら割当て、割当可能領域に割当要求を行った加入者局を
全て割当てることができなかった場合は、フレーム内で
一番長い期間スロットを継続割当てされていた加入者局
から順に切り捨てて、次のフレームで新規の割当要求を
行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、TDMA/TDDによ
るポイント‐マルチポイント通信を行う基地局におい
て、リソースであるタイムスロットを時々刻々と変化す
る加入者局からの要求に従って動的に割当てるスロット
割当制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信では、無線通信路を複数の加
入者が同時に共有して通信を行っている。通信用に割当
てられた周波数帯域には限りがあるため、有効に活用す
る方法を考えなければならない。周波数を有効利用する
ためのマルチプルアクセス方式として、与えられた周波
数を分割して使用するFDMA(frequency Division Multi
ple Access)、時間を分割して加入者に割当てるTDMA
(Time Division MultipleAccess)、スペクトラム拡散
を使用して拡散コードで多重化するCDMA(Code Divisio
n Multiple Access)の3つの方式があげられる。
【0003】また、移動体通信では、加入者局から基地
局への上り通信と、基地局から加入者局への下り通信が
あり、この同時双方向通信を実現する方式には、上り通
信と下り通信を周波数で分離するFDD(frequency Divis
ion Duplex)方式と、同一周波数を時間で分離して用い
るTDD(Time Division Duplex)方式の2つがあげられ
る。
【0004】移動体通信は、マルチプルアクセス方式と
同時双方向通信を組み合わせて通信を行っている。マル
チプルアクセスにTDMA方式を、同時双方向通信にTDD方
式を用いるTDMA/TDD方式で基地局が加入者局へのスロ
ットの割当てを行う従来技術として、特開2001−1
56733号公報がある。
【0005】図10を参照して、特開2001−156
733号公報に示されたスロット割当方法を説明する。
図10は、特開2001−156733号公報に示され
たスロット割当制御部の構成を示すブロック図である。
スロット割当制御部100は、TDMA/TDD方式を用いた
無線システムの基地局内の一部で、スロット割当受付部
101と、スロット割当計数部102と、割当制御デー
タ生成部103と、順序制御部104と、ポインタテー
ブル105と、データテーブル106を備えている。
【0006】割当要求を受けるとスロット割当受付部1
01は、スロット割当計数部102で管理されているス
ロットの余裕を確認し、スロットに余裕がある場合は、
割当要求を受け付ける。割当要求が受け付けられると、
割当制御データ生成部103は、各スロット割当単位毎
に、割当制御データ(割当てる情報のタイプ、割当先の
端末アドレス、基地局から送信すべきデータのデータ格
納メモリの先頭アドレス、割当スロット数など)を蓄積
する。
【0007】順序制御部104は、開始タイミングにあ
わせて割当制御データ生成部103からデータテーブル
106に送られた割当制御データをもとに、予め規定さ
れたTDMAスロットの割当法則に従って、ポインタテ
ーブル105にデータテーブル106のアドレスを示す
アドレスポインタを並べる。
【0008】特開2001−156733号公報に示さ
れたスロット割当制御部100は、このような手順でポ
インタテーブル105に記憶されたアドレスに従って、
データテーブル106のデータを読み出すことで、TD
MAスロットの割当どおりの順番でスロット割当データ
を生成するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、スロット割当受付部101がスロットの割
当計算を行い、割当制御データ生成部103で作成した
割当制御データをデータテーブル106に格納し、さら
に、順序制御部104で割当てた法則に従って、格納し
た割当制御データを並べ直し、そのアドレスをポインタ
テーブル105に記憶するという複雑な処理が必要にな
るという問題があった。
【0010】また、順序制御部104では、フレーム内
のスロットの並べ替えを行うTDMAスロットの割当法
則、データテーブル106、ポインタテーブル105を
管理しなくてはならず、順序制御部104で管理するデ
ータの数が多いという問題もあった。
【0011】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
基地局でスロット割当てを行うスロット割当の処理負荷
を軽減し、スロットを割当てられる加入者局間では、ス
ロット割当の機会が公平を保つようなスロット割当制御
装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかるスロット割当制御装置は、1台の
基地局と1若しくは複数のグループに分けられた1若し
くは複数の加入者局を備え、基地局に対して加入者局か
らの上りスロット割当要求に関して、新規加入者はラン
ダムアクセス方式による回線を用いて新規割当要求を行
い、既に上りスロットを割当済みの加入者局は割当済み
上りスロットを用いて継続割当要求を行うポイント‐マ
ルチポイントTDMA通信に適用され、前記加入者局か
らのスロット割当要求を受け付けスロット割当を行う基
地局のスロット割当制御装置において、フレーム毎に割
当可能領域を読み込み、前記新規割当要求を行った加入
者局から優先的に前記割当可能領域の若番スロットから
スロットを割当て、前記継続割当要求を行った加入者局
の要求スロットに応じて前記割当可能領域内の前記割当
済みの次の若番スロットから、継続割当要求を受け取っ
た順にスロットを割当て、新規割当要求を行った加入者
局の割当スロット数と前記継続割当要求を行った加入者
局の割当スロット数の総計が、前記割当可能領域のスロ
ット数よりも多くなった場合に、前記割当可能領域内に
割当可能な加入者局だけにスロットを割当て、スロット
の割当をされなかった加入者局は、つぎのフレームで新
規割当要求を行うことを特徴とする。
【0013】この発明によれば、フレーム毎に割当可能
領域を読み込んで、割当要求を行った加入者局にスロッ
トを割当てる場合、新規に割当要求を行った加入者局か
ら割当要求を受け付けた順番に、割当可能領域の最も若
番のスロットから割当て、つぎに、継続の割当要求を行
った加入者局を受け付けた順番に、新規割当要求加入者
局へ割当て済みのスロットの次の割当可能な最も若番の
スロットから割当て、割当可能領域に割当要求を行った
加入者局を全て割当てることができなかった場合は、フ
レーム内で一番長い期間スロットを継続割当てされてい
た加入者局から順に切り捨てて、次のフレームで新規の
割当要求を行うようにしている。
【0014】つぎの発明にかかるスロット割当制御装置
は、上記の発明において、前記割当可能領域のスロット
数を該割当可能領域の最大スロット数を越えない範囲で
フレーム毎に変化させる機能を備え、前記新規割当要求
を行った加入者局の割当スロット数と前記継続割当要求
を行った加入者局の割当スロット数の総計スロット数を
割当可能領域として前記加入者局にスロットを割当てる
ことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てた時のスロット数が、割当
可能領域のスロット数を越えた場合には、割当てたスロ
ット数にあわせて割当可能領域の最大スロット数を越え
ない範囲で増加させるようにしている。
【0016】つぎの発明にかかるスロット割当制御装置
は、上記の発明において、前記新規割当要求を行った加
入者局の割当スロット数と前記継続割当要求を行った加
入者局の割当スロット数の総計が、割当可能領域のスロ
ット数よりも多くなった場合に、1加入者局に割当てる
スロット数の下限を超えないように全ての加入者局の要
求スロット数を減らして、割当可能領域内に割当てるこ
とを特徴とする。
【0017】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てた時のスロット数が、割当
可能領域のスロット数を越えた場合には、1加入者局に
割当てる最小スロット数を決めておき、そのスロット数
以下にならないように、全ての加入者から割当スロット
を減らして、割当可能領域に加入者局を割り当てるよう
にしている。
【0018】つぎの発明にかかるスロット割当制御装置
は、上記の発明において、前記新規割当要求を行った加
入者局の割当スロット数と前記継続割当要求を行った加
入者局の割当スロット数の総計が、割当可能領域のスロ
ット数よりも少なかった場合に、加入者局の割当スロッ
ト数を割当要求のスロット数より増やして、割当可能領
域を全て加入者局に割当てることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てたときのスロット数が、割
当可能領域のスロット数よりも少なかった場合、加入者
局が要求したスロット数より割当てるスロット数を増や
して、割当可能領域全てを使い切るようにしている。
【0020】つぎの発明にかかるスロット割当制御装置
は、上記の発明において、フレーム毎にフレーム構成情
報を読み込む機能を備えることを特徴とする。
【0021】この発明によれば、フレーム毎にフレーム
構成情報を読み込むようにしている。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるスロット割当制御装置の実施の形態を詳細
に説明する。この実施の形態は、1台の基地局と1若し
くは複数のグループに分けられた1若しくは複数の加入
者局を備え、基地局に対して加入者局からの上りスロッ
ト割当要求に関して、新規加入者はランダムアクセス方
式による回線を用いて新規割当要求を行い、既に上りス
ロットを割当済みの加入者局は割当済み上りスロットを
用いて継続割当要求を行うポイント‐マルチポイントT
DMA通信に適用されるものである。
【0023】実施の形態1.図1〜図5を用いてこの発
明の実施の形態1を説明する。TDMA/TDD方式
は、フレームと呼ばれる一定の時間周期をさらに複数の
タイムスロットと呼ばれる単位に分割し、1フレーム内
に加入者局から基地局への上り回線と、基地局から加入
者局への下り回線の情報を持たせるようにしている。以
下、タイムスロットを単にスロットという。
【0024】図1は、代表的なTDMAのフレームの構
成を示している。フレーム11は、複数の(この場合n
個)スロット16で構成されている。n個のスロット1
6には、フレーム先頭のスロット16から昇順に#0〜
#n−1までの連続した番号が付与されている。
【0025】フレーム11は、下り通信の制御を行う情
報を含む下り制御回線12と、ランダムアクセス方式に
より制御される上り制御回線13と、加入者局からの割
当要求に応じて必要な数のスロットが割当てられて上り
通信に使用される上り通信/制御回線14、下り方向の
通信に使用される下り通信/制御回線15に分けられ、
夫々が複数のスロット16で構成されている。図1の場
合は、上り通信/制御回線14の先頭スロットであるス
ロット#8から順に加入者局#i宛て上り割当スロット
17、加入者局#j宛て上り割当スロット18、加入者
局#k宛て上り割当スロット19、…と割当てられ、上
り通信/制御回線14の最後のスロットまで、加入者局
#m宛て上り割当スロット20が割当てられている。
【0026】この実施の形態1では、上り制御回線13
に含まれるランダムアクセス方式による新規加入者局か
らの新規割当要求に含まれる要求スロット数および加入
者局番号(割当要求情報)と、上り通信/制御回線14
に既に割当てられている加入者局のうち継続割当要求を
もつ加入者局の割当要求情報とをそれぞれ受信した順番
に新規加入者局と継続要求加入者局に区別して記憶し、
次のフレームの上り通信/制御回線14に割当要求情報
に基づき加入者局を割当てる場合、割当可能領域の最も
若番のスロットからのスロットを最初に記憶した新規要
求加入者局から順に割当可能領域を確認しながら割当
て、新規要求加入者の割当が終了した後、新規要求加入
者に割当てた次のスロットから、最初に記憶した継続要
求加入者から順に割当可能領域を確認しながら割当て
る。つまり、新規割当要求の加入者局は、最も若い番号
のスロット位置から割当て、継続割当要求の加入者局は
前回のフレームで割当てたスロット位置の順に受け付け
て、新規割当要求の加入者局の後から順に、若い番号の
スロットから割当てることで、割当の最後は、常に、上
り通信/制御回線14に割当てられた加入者局の中で、
最も以前に新規割当要求を行い、継続割当要求を続けて
きた加入者局となるようにする。フレーム内の割当可能
領域がなくなった場合は、割当てられなかった継続要求
加入者を切り捨て、次のフレームで新規要求加入者とし
て扱うようにする。つまり、最も長く割当をされていた
加入者局が切り捨てられ、次のフレームで新規割当要求
を行うものとする。
【0027】図2は、実施の形態1のスロット割当制御
装置の構成を示すブロック図である。スロット割当制御
装置26は、スロット割当要求受付部21と、新規割当
要求情報テーブル22と、継続割当要求情報テーブル2
3と、順序制御及び制御データ生成部24と、前回割当
情報記憶部25を備えている。
【0028】スロット割当要求受付部21は、加入者局
からの新規割当要求と継続割当要求をフレーム上で受信
した順番に受け取り、新規割当要求の割当要求情報を新
規割当要求情報テーブル22に、継続割当要求の割当要
求情報を継続割当要求情報テーブル23に記憶させる制
御を行う。新規割当要求情報テーブル22は、スロット
割当要求受付部21で分けられた新規割当要求を行った
加入者局の割当要求情報をフレームで受信した順番に記
憶する。継続割当要求情報テーブル23は、スロット割
当要求受付部21で分けられた継続割当要求を行った加
入者の割当要求情報をフレーム上で受信した順番に記憶
する。
【0029】順序制御及び制御データ生成部24は、新
規割当要求情報テーブル22と継続割当要求情報テーブ
ル23に記憶された割当要求情報を記憶された順に読み
出し、割当スロット数を計算して割当要求を行った加入
者局を割当可能領域に割当て、フレームのスロット構成
を定義する制御情報を含むスロット割当情報を作成する
制御を行う。前回割当情報記憶部25は、次のフレーム
で正しく上りチャネルを受信し新規割当要求や継続割当
要求を受け取るために必要な、順序制御及び制御データ
生成部24で作成したスロット割当情報と割当可能領域
を記憶する。
【0030】図3は、実施の形態1のスロット割当を説
明するためのタイムチャートである。図3(a)、図3
(c)、図3(e)、図3(g)は、連続して受信する
フレームを示している。図3(b)、図3(d)、図3
(f)、図3(h)は、各フレームの割当要求を受付
け、上り通信/制御回線14に加入者局を割当てた結果
で、前回割当情報記憶部25に記憶されるスロット割当
情報を示している。割当可能領域は上り通信/制御回線
14とし、そのスロット数とフレーム内の位置は固定と
する。ランダムアクセス方式の新規割当要求が含まれる
上り制御回線13についても時間に無関係に固定とす
る。
【0031】1フレーム目の図3(a)の上り制御回線
13には、新規要求として局#a〜dの4つの加入者局
からの新規割当要求が含まれている。上り通信/制御回
線14には、加入者局は割当てられていない。
【0032】2フレーム目の図3(c)の上り制御回線
13には、新規要求として局#e〜hの4つの加入者局
からの新規割当要求が含まれている。上り通信/制御回
線14には、1フレーム目で新規割当要求を行った局#
a〜dの4つの加入者局が割当てられている。割当てら
れている加入者局のうち局#a、局#c、局#dの3つ
の加入者局が継続割当要求を行っている。
【0033】3フレーム目の図3(e)の上り制御回線
13には、新規要求として局#iと局#jの2つの加入
者局からの新規割当要求が含まれている。上り通信/制
御回線14には、2フレーム目で新規割当要求を行った
局#e〜hと、継続要求を行った局#a、局#c、局#
dの7つの加入者局が割当てられている。割当てられて
いる加入者局のうち局#a、局#c、局#d、局#f〜
hの6つの加入者局が継続要求を行っている。
【0034】4フレーム目の図3(g)の上り制御回線
13には、新規要求として局#k、局#d、局#lの3
つの加入者局からの新規割当要求が含まれている。上り
通信/制御回線14には、3フレーム目で新規割当要求
を行った局#iと局#jと、継続要求を行った局#a、
局#c、局#f〜hの7つの加入者局が割当てられてい
る。割当てられている加入者局のうち局#a、局#c、
局#g、局#h、局#iの5つの加入者局が継続要求を
行っている。
【0035】つぎに、図3〜図5を参照して、実施の形
態1のスロット割当制御装置26の動作を説明する。ス
ロット割当制御装置26の動作は、スロット割当要求受
付部21が、スロット割当情報をフレームから抽出して
テーブルに格納する動作と、順序制御及び制御データ生
成部24で、上り通信/制御回線14のスロットを加入
者局に割当てる動作に分けられる。
【0036】まず、図3と図4のフローチャートを参照
して、スロット割当要求受付部21の動作を説明する。
スロット割当要求受付部21は、上り制御回線13の先
頭スロットを受け取った時に外部から入力される受付開
始信号を検出すると動作を開始する(ステップS10
0)。スロット割当要求受付部21は、受信した上り制
御回線13に加入者局からの新規割当要求が含まれてい
た場合(ステップS101)、新規割当要求情報テーブ
ル22に割当要求情報を記憶させる(ステップS10
2)。スロット割当要求受付部21は、上り制御回線1
3が終了するまでこれらの動作を繰り返す(ステップS
103)。
【0037】1フレーム目の図3(a)の場合は、上り
制御回線13に、局#a〜dの4つの加入者局からの新
規割当要求があるので、新規割当要求情報テーブル22
に、局#a、局#b、局#c、局#dの順番で割当要求
情報が記憶される。上り制御回線13の受け取りが終了
すると、上り通信/制御回線14の受け取りが開始され
る。スロット割当要求受付部21は、上り通信/制御回
線14に割当てられている加入者局から送られてきた制
御情報の中に継続割当要求が含まれていた場合(ステッ
プS104)、継続割当要求情報テーブル23に割当要
求情報を記憶させる(ステップS105)。スロット割
当要求受付部21は、上り通信/制御回線14の受信が
終了するまで、これらの動作を繰り返す(ステップS1
06)。
【0038】1フレーム目の図3(a)の場合は、上り
通信/制御回線14に割当てられている局が存在しない
ので、継続割当要求情報テーブル23に記憶される割当
要求情報は存在しない。
【0039】つぎに、図3と図5のフローチャートを参
照して順序制御及び制御データ生成部24の動作を説明
する。順序制御及び制御データ生成部24は、上り通信
/制御回線14の受信が終了した時に外部から入力され
る割当開始信号を検出すると動作を開始する(ステップ
S107)。順序制御及び制御データ生成部24は、前
回割当情報記憶部25から、1つ前のフレームで記憶し
たスロット割当情報と割当可能領域を確認する(ステッ
プS108)。
【0040】順序制御及び制御データ生成部24は、新
規割当要求があった場合(ステップS109)、新規割
当要求情報テーブル22から、未処理の割当要求情報の
うち一番先に新規割当要求情報テーブル22に記憶され
た新規割当要求情報を読み出す(ステップS110)。
予め規定された割当数算出方法に基づいて、読み出した
割当要求情報の割当スロット数を算出する(ステップS
111)。算出結果が割当可能領域に割当可能な場合は
(ステップS112)、割当可能領域の中で未割当の最
も若い番号のスロットから順に割当スロット位置を決定
し、割当位置制御情報を作成する(ステップS11
3)。これらの動作を新規割当要求情報テーブル22に
記憶されている割当要求情報がなくなるまで繰り返す
(ステップS109〜S113)。
【0041】1フレーム目の図3(a)の場合は、新規
割当要求情報テーブル22に、局#a、局#b、局#
c、局#dの加入者局の順に割当要求情報が記憶されて
いる。割当可能領域を確認し、局#aの割当要求情報が
読み出され、予め規定された割当数算出方法に基づいて
スロット数を算出し、割当可能領域の先頭スロットから
割当てられる。つぎに、局#bの割当要求情報が読み出
され、スロット数が算出され、局#aが割当てられた後
のスロットから割当てられる。同様にして、局#c、局
#dの要求スロットが割当てられる。
【0042】新規割当要求情報テーブル22に記憶され
ている割当要求情報がすべて処理されると、順序制御及
び制御データ生成部24は、継続割当要求情報テーブル
23に割当要求情報が記憶されているか否かを確認して
(ステップS114)、処理すべき継続割当要求情報が
あった場合、継続割当要求情報テーブル23から未処理
の割当要求情報のうち一番先に継続割当要求情報テーブ
ル23に記憶された割当要求情報を読み出す(ステップ
S115)。予め規定された割当数算出方法に基づい
て、読み出した割当要求情報の割当スロット数を算出す
る(ステップS116)。算出結果が割当可能領域に割
当可能な場合は(ステップS117)、割当可能領域の
中で未割当の最も若い番号のスロットから順に割当スロ
ット位置を決定し、割当位置制御情報を作成する(ステ
ップS118)。これらの動作を継続割当要求情報テー
ブル23に記憶されている割当要求情報がなくなるか
(ステップS114)、割当可能領域に収まらなくなる
まで繰り返す。割当可能領域に収まらなかった場合は、
割当要求情報があっても、その加入者局の割当は行わず
に処理を終了する(ステップS117)。
【0043】1フレーム目の図3(a)の場合は、上り
通信/制御回線14に割当てられている加入者局が存在
しないので、継続割当要求情報テーブル23に記憶され
ている割当要求情報は存在しない。したがって、割当位
置制御情報は新規割当要求のあった加入者局#a〜dの
スロット割当だけとなる。
【0044】継続割当要求情報テーブル23に記憶され
ている割当要求情報がすべて処理されると(図3(a)
の場合は0)、順序制御及び制御データ生成部24は、
フレームを構成する下り制御回線12、上り制御回線1
3、上り通信/制御回線14、下り通信/制御回線15
の割当情報を含めたスロット割当情報を作成する(ステ
ップS119)。この時、上り制御回線13のスロット
数は固定とする。作成したスロット割当情報は、TDM
Aのフレーミングを行うためのスロット割当情報として
スロット割当制御装置26から出力されると同時に、次
のフレームの参照データとして前回割当情報記憶部25
に記憶される(ステップS120)。さらに、加入者局
へのフレームのスロット構成を通知するスロット割当通
知を作成し出力する(ステップS121)。
【0045】前回割当情報記憶部25には図3(b)に
示すようなスロット割当情報が記憶される。これらの処
理をフレーム毎に繰り返し、スロットを割当てていく。
【0046】図3(c)に示すように、2フレーム目の
上り通信/制御回線14には、1フレーム目の処理で割
当てられた4つの加入者局、局#a〜dが割当てられて
いる。上り制御回線13には、局#e〜hの4つの加入
者局からの新規割当要求情報が含まれている。
【0047】2フレーム目の受付開始信号を検出する
と、スロット割当要求受付部21は動作を開始する。上
り制御回線13に含まれる新規割当要求情報から局#
e、局#f、局#g、局#hの順番に新規割当要求情報
テーブル22に割当要求情報が記憶される(ステップS
100〜S103)。つぎに、上り通信/制御回線14
に割当てられた4つの局#a〜dのうち、局#a、局#
c、局#dの3つの加入者局から継続割当要求があるの
で、継続割当要求情報テーブル23に、局#a、局#
c、局#dの順番に割当要求情報が記憶される(ステッ
プS104〜S106)。
【0048】2フレーム目の割当開始信号を検出すると
順序制御及び制御データ生成部24は動作を開始する。
割当可能領域を確認して、新規割当要求情報テーブル2
2に最初に記憶された局#eの新規割当要求情報を読み
出し、予め規定された割当スロット数算出方法に基づい
てスロットを割当て、割当位置制御情報を作成する。同
様にして局f〜hの順にスロットを割当て、割当位置情
報を作成する(ステップS109〜S113)。
【0049】新規割当要求情報テーブル22に記憶され
ている割当要求情報の処理が終了すると、継続割当要求
情報テーブル23に一番先に記憶された局#aの継続割
当要求情報から処理を開始し、局#c、局#dの3つの
加入者局の割当位置制御情報を作成する(ステップS1
14〜S118)。
【0050】図3(d)に示すように上り通信/制御回
線14には、局#e〜h、局#a、局#c、局#dの順
にスロットが割当てられ、割当可能領域にはスロットが
残っている。このスロット割当情報を出力すると共に、
前回割当情報記憶部25に記憶する。加入者局に対する
スロット割当通知を作成し出力して、2フレーム目の処
理を終了する(ステップS119〜S121)。
【0051】図3(e)に示すように、3フレーム目の
上り通信/制御回線14には、2フレーム目の処理で割
当てられた局e〜f、局a、局c、局dの順にスロット
が割当てられている。上り制御回線13には、局i、局
jの2つの加入者局からの新規割当要求情報が含まれて
いる。
【0052】3フレーム目の受付開始信号を検出する
と、スロット割当要求受付部21は動作を開始する。上
り制御回線13に含まれる新規割当要求情報から局#
i、局#jの順番に新規割当要求情報テーブル22に割
当要求情報が記憶される(ステップS100〜S10
3)。つぎに、上り通信/制御回線14に割当てられた
7つの局#e〜f、局#a、局#cのうち、局#a、局
#c、局#d、局#f〜hの6つの加入者局から継続割
当要求があるので、継続割当要求情報テーブル23に、
局#f〜h、局#a、局#c、局#dの順番で割当要求
情報が記憶される(ステップS104〜S106)。
【0053】3フレーム目の割当開始信号を検出すると
順序制御及び制御データ生成部24は動作を開始する。
割当可能領域を確認して、新規割当要求情報テーブル2
2に記憶されている局#iの新規割当要求情報を読み出
し、予め規定された割当スロット数算出方法に基づいて
スロットを割当て、割当位置制御情報を作成する。同様
にして局#jのスロットを割当て、割当位置情報を作成
する(ステップS109〜S113)。
【0054】新規割当要求情報テーブル22に記憶され
ている割当要求情報の処理が終了すると、継続割当要求
情報テーブル23に一番先に記憶された局#fの継続割
当要求情報から処理を開始し、局#g、局#h、局#
a、局#cの5つの加入者局の割当位置制御情報を作成
する(ステップS114〜S118)。ここで、局#d
については、割当スロット数が割当可能領域のスロット
数より多くなってしまったため、局#dの要求スロット
数をすべて割当てることができない。このように割当可
能領域に要求スロットを割当てられない場合には、割当
を行わずに切り捨てる。つまり、新規割当要求または継
続割当要求を行った加入者局のうち、局#i、局#j、
局#g、局#h、局#a、局#cだけが割当てられる。
【0055】図3(f)に示すように上り通信/制御回
線14には、局#i、局#j、局#g、局#h、局#
a、局#cの順にスロットが割当てられ、局#dの要求
スロット数より少ないスロットが開き領域として残され
る。このスロット割当情報を出力すると共に、前回割当
情報記憶部25に記憶する。加入者局に対するスロット
割当通知を作成し出力して、2フレーム目の処理を終了
する(ステップS119〜S121)。
【0056】図3(g)に示すように、4フレーム目の
上り通信/制御回線14には、3フレーム目の処理で割
当てられた局#i、局#j、局#g、局#h、局#a、
局#cが割当られている。上り制御回線13には、局#
k、局#lと、3フレーム目の処理で割当から切り捨て
られた局#dの3つの加入者局からの新規割当要求情報
が含まれている。つまり、前回の割当で切り捨てられた
局#dは、次のフレームで新たに新規割当要求を行うよ
うにしている。
【0057】4フレーム目の受付開始信号を検出する
と、スロット割当要求受付部21は動作を開始する。上
り制御回線13に含まれる新規割当要求情報から局#
k、局#d、局#lの順番に新規割当要求情報テーブル
22に割当要求情報が記憶される(ステップS100〜
S103)。つぎに、上り通信/制御回線14に割当て
られた7つの局#i、局#j、局#g、局#h、局#
a、局#cのうち、局#i、局#g、局#h、局#a、
局#cの5つの加入者局から継続割当要求があるので、
継続割当要求情報テーブル23に、局#i、局#g、局
#h、局#a、局#cの順番で割当要求情報が記憶され
る(ステップS104〜S106)。
【0058】4フレーム目の割当開始信号を検出すると
順序制御及び制御データ生成部24は動作を開始する。
割当可能領域を確認して、新規割当要求情報テーブル2
2に記憶されている局#kの割当要求情報を読み出し、
予め規定された割当スロット数算出方法に基づいてスロ
ットを割当て、割当位置制御情報を作成する。同様にし
て局#d、局#lのスロットを割当て、割当位置情報を
作成する(ステップS109〜S113)。
【0059】新規割当要求情報テーブル22に記憶され
ている割当要求情報の処理が終了すると、継続割当要求
情報テーブル23に一番先に記憶された局#iの割当要
求情報から処理を開始し、局#gの割当位置制御情報を
作成する。(ステップS114〜S118)。ここで、
局#hについては、割当スロット数が割当可能領域のス
ロット数より多くなってしまったため、局#hの要求ス
ロット数を割当てることができないので、割当を行わず
に切り捨てる。継続割当要求情報テーブル23には、局
#a、局#cが残っているが、すでに割当可能領域がな
くなってしまっているので、局#h同様に局#a、局#
cも切り捨てて、割当処理を行わない。切り捨てられた
局#h、局#a、局#cの3つの加入者局は、つぎのフ
レームで新規接続要求を行う。
【0060】図3(h)に示すように上り通信/制御回
線14には、局#k、局#d、局#l、局#i、局#g
の順位に割当てられ、局#h、局#a、局#cは切り捨
てられる。このスロット割当情報を出力すると共に、前
回割当情報記憶部25に記憶する。加入者局に対するス
ロット割当通知を作成し出力して、4フレーム目の処理
を終了する(ステップS119〜S121)。
【0061】このようにこの実施の形態1では、新規割
当要求の加入者局には、割当可能領域の最も若い番号の
スロット位置から割当て、継続割当要求の加入者局は、
前回割当てたスロット位置の順に割当可能領域の最も若
い番号のスロットから割当て、最も以前に新規割当要求
を行いかつ継続要求を続けてきた加入者局への割当が最
も老番のスロット位置に割当てられるようにしているた
め、所望するところのある期間継続するスロット割当を
加入者局に公平に割当てる処理を簡単に行うことができ
る。
【0062】実施の形態2.図6を用いてこの発明の実
施の形態2を説明する。実施の形態1では、割当可能領
域のスロット数が固定の場合に、予め規定した割当数算
出方法に基づいて割当スロット数を算出し、新規割当要
求を受け付けた加入者局の順番にスロットを割当て、次
に、継続割当要求を受け付けた加入者局の順番にスロッ
トを割当て、割当スロット数が割当可能なスロット数を
超えた場合には、割当てができなかった加入者局は切り
捨てて割当を行わず、次のフレームで新規接続要求を行
うようにして、簡易的に、かつ加入者局間で公平なスロ
ット割当を行うことができた。
【0063】この実施の形態2では、割当可能領域とし
て上り通信/制御回線と下り通信/制御回線を合わせて
上り下り割当可能領域とし、上り通信/制御回線を下り
通信/制御回線より優先することで、新規割当要求と継
続割当要求を行った加入者局全てにスロットを割当て、
フレーム毎に上り通信/制御回線のスロット数を変化さ
せるようにしている。
【0064】実施の形態2のスロット割当制御部の構成
は図1に示すものと同様となるのでここではその説明を
省略する。加入者局を割当てる割当可能領域のスロット
数は、スロット割当制御装置26内、または、基地局の
他の部分の機能によって、スロット割当タイミング毎に
決定され、前回割当情報記憶部25に記憶されているも
のとする。順序制御及び制御データ生成部24が新規割
当要求情報テーブル22と継続割当要求情報テーブル2
3からそれぞれ割当要求情報を読み出して要求スロット
数を割当可能か判断する時に参照する割当可能な領域
は、上り通信/制御回線14と下り通信/制御回線15
のあわせた上り下り割当可能領域61のスロット数を上
限とする。
【0065】図6は実施の形態2の動作を説明するタイ
ムチャートである。図6(a)は、n回目のフレームの
割当要求を示している。上り制御回線13には、局#a
と局#dの2つの加入者局からの新規割当要求が含まれ
ている。上り通信/制御回線14には、前回のフレーム
で局#l〜n、局#p、局#i〜kの7つの加入者局が
割当てられ、そのうちの局#m、局#p、局#i、局#
kの4つの加入者局が継続接続要求を行っている。
【0066】スロット割当要求受付部21は受付開始信
号を検出すると、上り制御回線13に新規割当要求が含
まれているか検出する。図6(a)の場合は、上り制御
回線13には、局#aと局#dの2つの加入者局からの
新規割当要求が含まれているので、局#a、局#dの順
に新規割当要求情報テーブル22に、割当要求情報が記
憶される。つぎに、前回のフレームで上り通信/制御回
線14に割当てられた加入者局のうち、継続接続要求を
行っている局#m、局#p、局#i、局#kの順に継続
割当要求情報テーブル23に割当要求情報が記憶され
る。
【0067】割当開始信号を検出すると、順序制御及び
制御データ生成部24は、スロット割当制御装置26
内、または、基地局の他の部分の機能によって、スロッ
ト割当タイミング毎に決定され、前回割当情報記憶部2
5に記憶されている上り下り割当可能領域61を確認
し、新規割当要求情報テーブル22に最初に記憶された
加入者局である局#aから局#dの順にスロットを割当
て、割当位置制御情報を作成する。つぎに、継続割当要
求情報テーブル23に最初に記憶された加入者局である
局#mから、局#p、局#i、局#kの順にスロットを
割当て、割当位置制御情報を作成する。
【0068】図6(b)は、図6(a)のフレームで要
求された割当要求情報に基づいて割当てた割当要求スロ
ットの総数を示している。新規接続要求と継続接続要求
を行った局#a、局#d、局#m、局#p、局#i、局
#kの6つの加入者局の要求スロットを合計して割当て
ると、図6(a)の上り通信/制御回線14のスロット
数よりも多くなっている。しかし、割当可能領域を上り
通信/制御回線14と下り通信/制御回線15のスロッ
ト数の合計である上り下り割当可能領域61を割当可能
領域としているため、上り通信/制御回線14のスロッ
ト数を増やし、割当要求を行った加入者局に対して要求
されたスロットをすべて割当てることができる。
【0069】図6(c)は、図6(a)で示したフレー
ムの割当要求に対して割当位置制御情報を基に作成した
下り制御回線、上り制御回線、上り通信/制御回線、下
り通信/制御回線の割当情報を含めたスロット割当情報
を示している。図6(a)のフレームの上り通信/制御
回線14のスロット数よりも図6(c)のスロット割当
情報の上り通信/制御回線14のスロット数のほうが多
くなっている。
【0070】このように実施の形態2では、割当可能領
域を上り通信/制御回線と下り通信制御回線をあわせた
上り下り割当可能領域とし、上り通信/制御回線と下り
通信/制御回線のスロット数をフレーム毎に可変に設定
できるようにしている。このため、新規割当要求と継続
割当要求を行った全ての加入者局にスロットを割当てる
ことができるようになり、簡易的にかつ加入者局に公平
にスロット割当ができるようにしている。
【0071】実施の形態3.図7を用いてこの発明の実
施の形態3を説明する。実施の形態2では、上り通信/
制御回線と下り通信/制御回線を合わせて上り下り割当
可能領域とし、上り通信/制御回線を下り通信/制御回
線より優先することで、新規割当要求と継続割当要求を
行った加入者局全てに要求スロットを割当てて、簡易的
にかつ加入者局に公平にスロットを割当てることができ
た。
【0072】この実施の形態3では、上り通信/制御回
線のスロット数が固定の場合に、割当要求を行っている
加入者局の要求スロット数が上り通信/制御回線の割当
可能領域のスロット数を越した場合に、それぞれの加入
者局に割当てるスロット数を1加入者局あたり割当可能
最小スロット数を下限として減らしていき、割当要求の
あった全ての加入者局に対して可能な限り多くの局に対
してスロットを割当てるようにしている。
【0073】実施の形態3のスロット割当制御部の構成
は図1に示すものと同様となるのでここではその説明を
省略する。
【0074】図7は実施の形態3の動作を説明するタイ
ムチャートである。図7(a)は、n回目のフレームの
割当要求を示している。上り制御回線13には、局#a
と局#dの2つの加入者局からの新規割当要求が含まれ
ている。上り通信/制御回線14には、前回のフレーム
で局#l〜n、局#p、局#i〜kの7つの加入者局が
割当てられ、そのうちの局#m、局#p、局#i、局#
kの4つの加入者局が継続接続要求を行っている。
【0075】スロット割当要求受付部21は受付開始信
号を検出すると、上り制御回線13に新規割当要求が含
まれているか検出する。図7(a)の場合は、上り制御
回線13には、局#aと局#dの2つの加入者局からの
新規割当要求が含まれているので、局#a、局#dの順
に新規割当要求情報テーブル22に、割当要求情報が記
憶される。つぎに、前回のフレームで上り通信/制御回
線14に割当てられた加入者局のうち、継続接続要求を
行っている局#m、局#p、局#i、局#kの順に継続
割当要求情報テーブル23に割当要求情報が記憶され
る。
【0076】割当開始信号を検出すると、順序制御及び
制御データ生成部24は、割当可能領域を確認する。こ
の場合は上り通信/制御回線14が割当可能領域とな
る。新規割当要求情報テーブル22に最初に記憶された
加入者である局#aから局#dの順にスロットを割当
て、割当位置制御情報を作成する。つぎに、継続割当要
求情報テーブル23に最初に記憶された加入者局である
局#mから、局#p、局#i、局#kの順にスロットを
割当て、割当位置制御情報を作成する。
【0077】図7(b)は、図7(a)のフレームで要
求された割当要求情報に基づいて割当てた割当要求スロ
ットの総数を示している。新規接続要求と継続接続要求
を行った局#a、局#d、局#m、局#p、局#i、局
#kの6つの加入者局の要求スロットを合計して割当て
ると、図7(a)のフレーム内の上り通信/制御回線1
4のスロット数よりも多くなっている。この場合、予め
1加入者局あたりの割当可能最小スロット数を決めてお
き、割当スロット数が割当可能最小スロット数以下にな
らないように、割当要求のあった加入者局の割当スロッ
トを減らして、割当可能領域のスロット数に収まるよう
にする。
【0078】図7(c)は、図7(a)で示したフレー
ムの割当要求に対して割当位置制御情報を基に作成した
下り制御回線、上り制御回線、上り通信/制御回線、下
り通信/制御回線の割当情報を含めたスロット割当情報
を示している。図7(b)で示した割当要求スロット総
数を、予め決められている1加入者局あたりの割当可能
最小スロット数以下にならないように、割当要求を行っ
た全ての加入者局から要求スロット数よりも割当てるス
ロット数を減らすことで、上り通信/制御回線14の中
に割当てている。
【0079】このように実施の形態3では、新規割当要
求と継続割当要求を行った加入者局全ての割当要求スロ
ット数が割当可能領域である上り通信/制御回線のスロ
ット数を越えた場合に、予め決められた1加入者局あた
りの割当可能最小スロット数以下にならないようにし
て、割当要求を行った全ての加入者局から割当スロット
を減らすことで、割当要求のあった加入者局をすべて上
り通信/制御回線に割り当てを行うようにしているた
め、割当ができなかった局が新規割当要求を行う確立を
少なくすることができる。
【0080】実施の形態4.図8を用いてこの発明の実
施の形態4を説明する。実施の形態3では、上り通信/
制御回線のスロット数が固定の場合に、割当要求を行っ
ている加入者局の要求スロット数が割当可能領域のスロ
ット数を越した場合に、それぞれの加入者局の要求スロ
ット数を1加入者局あたり割当可能最小スロット数を下
限として減らしていき、割当要求のあった全ての加入者
局に対して可能な限り多くの局に対してスロットを割当
てるようにしている。
【0081】この実施の形態4では、新規割当要求と継
続割当要求を行った加入者局の要求スロット数が、割当
可能領域のスロット数よりも少なかった場合に、割当要
求のあった全ての加入者局に対して要求スロット数より
も多くのスロットを割当てるようにしている。
【0082】実施の形態4のスロット割当制御部の構成
は図1に示すものと同様となるのでここではその説明を
省略する。
【0083】図8は実施の形態4の動作を説明するタイ
ムチャートである。図8(a)は、n回目のフレームの
割当要求を示している。上り制御回線13には、局#a
と局#dの2つの加入者局からの新規割当要求が含まれ
ている。上り通信/制御回線14には、前回のフレーム
で局#l〜n、局#p、局#i〜kの7つの加入者局が
割当てられ、そのうちの局#m、局#p、局#i、局#
kの4つの加入者局が継続接続要求を行っている。
【0084】スロット割当要求受付部21は受付開始信
号を検出すると、上り制御回線13に新規割当要求が含
まれているか検出する。図8(a)の場合は、上り制御
回線13には、局#aと局#dの2つの加入者局からの
新規割当要求が含まれているので、局#a、局#dの順
に新規割当要求情報テーブル22に、割当要求情報が記
憶される。つぎに、前回のフレームで上り通信/制御回
線14に割当てられた加入者局のうち、継続接続要求を
行っている局#m、局#p、局#i、局#kの順に継続
割当要求情報テーブル23に割当要求情報が記憶され
る。
【0085】割当開始信号を検出すると、順序制御及び
制御データ生成部24は、割当可能領域を確認する。こ
の場合は上り通信/制御回線14が割当可能領域とな
る。新規割当要求情報テーブル22に最初に記憶された
加入者である局#aから局#dの順にスロットを割当
て、割当位置制御情報を作成する。つぎに、継続割当要
求情報テーブル23に最初に記憶された加入者局である
局#mから、局#p、局#i、局#kの順にスロットを
割当て、割当位置制御情報を作成する。
【0086】図8(b)は、図8(a)のフレームで要
求された割当要求情報に基づいて割当てた割当要求スロ
ットの総数を示している。新規接続要求と継続接続要求
を行った局#a、局#d、局#m、局#p、局#i、局
#kの6つの加入者局の要求スロットを合計して割当て
ると、図8(a)の上り通信/制御回線14のスロット
数よりも少なくなっている。この場合、割当要求を行っ
ている加入者局の要求スロットよりも多くのスロットを
割当てるようにする。例えば、各加入者局に1スロット
づつ加算して、上り通信/制御回線のスロット数を全て
使用するまで割当てたり、加入者局が要求したスロット
数の比率ごとにスロットを増やすなどしてもよい。
【0087】図8(c)は、図8(a)で示したフレー
ムに対して割当位置制御情報を基に作成した下り制御回
線、上り制御回線、上り通信/制御回線、下り通信/制
御回線の割当情報を含めたスロット割当情報を示してい
る。図8(b)で示した割当要求スロット総数に対し
て、各加入者局の要求スロット数以上のスロットを割当
てて、上り通信/制御回線のスロット全てを使用して加
入者局に割当てている。
【0088】このように実施の形態4では、新規割当要
求と継続割当要求を行った加入者局の要求スロット数
が、割当可能な領域である上り通信/制御回線のスロッ
ト数よりも少なかった場合に、割当要求のあった全ての
加入者局に対して要求スロット数よりも多くのスロット
を割当てるようにして、上り通信/制御回線の領域を無
駄なく使用することができる。
【0089】実施の形態5.図9を用いてこの発明の実
施の形態5を説明する。上述した実施の形態1〜4で
は、上り通信/制御回線の先頭スロット位置が固定の場
合について説明した。
【0090】この実施の形態5では、加入者局のスロッ
トを割当てる上り通信/制御回線の先頭スロット位置が
フレーム毎に変化する場合にも、フレームの構成情報を
フレームの割当処理の度に読み込んで、新規割当要求を
行った加入者から順に割当可能領域の最も若番のスロッ
トから割当を行い、新規割当要求を行った加入者局にス
ロットを割当てた後、継続接続要求を行った加入者局の
接続要求を受け付けた順に割当てていくようにしてい
る。
【0091】実施の形態5のスロット割当制御部の構成
は図1に示すものと同様となるのでここではその説明を
省略する。前回割当情報記憶部25は、フレーム毎に、
スロット割当すべきフレームの構成情報が記憶されてい
るものとする。
【0092】図9は実施の形態5の動作を説明するタイ
ムチャートである。図9(a)は、n回目のフレームの
割当要求を示している。上り制御回線13には、局#a
と局#dの2つの加入者局からの新規割当要求が含まれ
ている。上り通信/制御回線14には、前回のフレーム
で局#l〜n、局#p、局#i〜kの7つの加入者局が
割当てられ、そのうちの局#m、局#p、局#i、局#
kの4つの加入者局が継続接続要求を行っている。
【0093】スロット割当要求受付部21は受付開始信
号を検出すると、上り制御回線13に新規割当要求が含
まれているか検出する。図9(a)の場合は、上り制御
回線13には、局#aと局#dの2つの加入者局からの
新規割当要求が含まれているので、局#a、局#dの順
に新規割当要求情報テーブル22に、割当要求情報が記
憶される。つぎに、前回のフレームで上り通信/制御回
線14に割当てられた加入者局のうち、継続接続要求を
行っている局#m、局#p、局#i、局#kの順に継続
割当要求情報テーブル23に割当要求情報が記憶され
る。
【0094】割当開始信号を検出すると、順序制御及び
制御データ生成部24は、前回割当情報記憶部25に記
憶されている割当可能領域とフレームの構成を確認し、
新規割当要求情報テーブル22に最初に記憶された加入
者である局#aから局#dの順にスロットを割当て、割
当位置制御情報を作成する。つぎに、継続割当要求情報
テーブル23に最初に記憶された加入者局である局#m
から、局#p、局#i、局#kの順にスロットを割当て
る。
【0095】図9(b)は、図9(a)のフレームで要
求された割当要求情報に基づいて割当てた割当要求スロ
ットの総数を示している。新規接続要求と継続接続要求
を行った局#a、局#d、局#m、局#p、局#i、局
#kの7つの加入者局の要求スロットを合計して割当て
ると、図9(a)のフレーム内の上り通信/制御回線1
4のスロット数よりも多くなっている。この場合、実施
の形態3で説明したように、予め1加入者局あたりの割
当可能最小スロット数を決めておき、割当スロット数が
割当可能最小スロット数以下にならないように、割当要
求のあった加入者局の割当スロットを減らして、割当可
能領域のスロット数に収まるようにする。
【0096】図9(c)は、図9(a)で示したフレー
ムに対してフレーム毎に前回割当情報記憶部25に記憶
されたスロット割当すべきフレームの構成情報と位置割
当制御情報をもとに作成したスロット割当情報を示して
いる。図9(c)で示したスロット割当情報は、図9
(c)で示したフレーム構成と異なり、上り制御回線1
3と上り通信/制御回線14の間に、下り通信/制御回
線等91のスロットが位置している。
【0097】このように実施の形態5では、割当要求情
報をもとに割当可能領域に必要なスロットを割当てる処
理の時にフレーム構成情報を読み込むようにしているた
め、割当可能領域のフレーム上のスロット位置がフレー
ム毎に変化する場合にも、割当要求を行った加入者局に
対してスロットを割当て、スロット割当情報を生成する
ことができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フレーム毎に割当可能領域を読み込んで、割当要求
を行った加入者局にスロットを割当てる場合、新規に割
当要求を行った加入者局から割当要求を受け付けた順番
に、割当可能領域の最も若番のスロットから割当て、つ
ぎに、継続の割当要求を行った加入者局を受け付けた順
番に、新規割当要求加入者局へ割当て済みのスロットの
次の割当可能な最も若番のスロットから割当て、割当可
能領域に割当要求を行った加入者局を全て割当てること
ができなかった場合は、フレーム内で一番長い期間スロ
ットを継続割当てされていた加入者局から順に切り捨て
て、次のフレームで新規の割当要求を行うようにしてい
るため、ソフトウェア的に順序制御を行うような複雑な
処理を行うことなく基地局の処理負荷を軽減し、加入者
局にある期間継続してスロットを割当て、割当てられる
機会を公平に保つことができる。
【0099】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てた時のスロット数が、割当
可能領域のスロット数を越えた場合には、割当てたスロ
ット数にあわせて割当可能領域の最大スロット数を越え
ない範囲で増加させるようにしているため、継続してス
ロットを割当てることが可能となり、割当からもれて、
新規接続要求を行う加入者局が発生する確率を下げるこ
とができる。
【0100】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てた時のスロット数が、割当
可能領域のスロット数を越えた場合には、1加入者局に
割当てる最小スロット数を決めておき、そのスロット数
以下にならないように、全ての加入者から割当スロット
を減らして、割当可能領域に加入者局を割り当てるよう
にしているため、継続してスロットを割当てることが可
能となり、割当からもれて、新規接続要求を行う加入者
局が発生する確率を下げることができる。
【0101】この発明によれば、割当要求を行った加入
者局全てにスロットを割当てたときのスロット数が、割
当可能領域のスロット数よりも少なかった場合、加入者
局が要求したスロット数より割当てるスロット数を増や
して、割当可能領域全てを使い切るようにしているた
め、割当可能領域を無駄なく使用することができる。
【0102】この発明によれば、フレーム毎にフレーム
構成情報を読み込むようにしているため、フレーム毎に
フレーム内の割当可能領域の位置が変化するような場合
にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 代表的なTDMAのフレームの構成を説明す
るための図である。
【図2】 実施の形態1のスロット割当制御部の構成を
示すブロック図である。
【図3】 実施の形態1の動作を説明するための図であ
る。
【図4】 実施の形態1のスロット割当制御部のスロッ
ト割当要求受付部の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】 実施の形態1のスロット割当制御部の順序制
御及び制御データ生成部の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】 実施の形態2の動作を説明するための図であ
る。
【図7】 実施の形態3の動作を説明するための図であ
る。
【図8】 実施の形態4の動作を説明するための図であ
る。
【図9】 実施の形態5の動作を説明するための図であ
る。
【図10】 従来のTDMA/TDD方式のスロット割当制御
部の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 スロット割当制御装置、11 フレーム、12
下り制御回線、13上り制御回線、14 上り通信/制
御回線、15 下り通信/制御回線、16スロット、1
7 加入者局#i宛て上り割当スロット、18 加入者
局#j宛て上り割当スロット、19 加入者局#k宛て
上り割当スロット、20 加入者局#m宛て上り割当ス
ロット、21 スロット割当要求受付部、22 新規割
当要求情報テーブル、23 継続割当要求情報テーブ
ル、24 順序制御及び制御データ生成部、25 前回
割当情報記憶部、26 スロット割当制御装置、61上
り下り割当可能領域、91 下り通信/制御回線等、1
00 スロット割当制御部、101 スロット割当受付
部、102 スロット割当計数部、103 割当制御デ
ータ生成部、104 順序制御部、105 ポインタテ
ーブル、106データテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村本 英司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 青柳 秀典 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA11 BB06 CC02 CC05 DD01 DD02 HH02 LL02 LL12 LL43 5K067 AA13 CC04 EE10 EE16 EE72

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の基地局と1若しくは複数のグルー
    プに分けられた1若しくは複数の加入者局を備え、基地
    局に対して加入者局からの上りスロット割当要求に関し
    て、新規加入者はランダムアクセス方式による回線を用
    いて新規割当要求を行い、既に上りスロットを割当済み
    の加入者局は割当済み上りスロットを用いて継続割当要
    求を行うポイント‐マルチポイントTDMA通信に適用
    され、前記加入者局からのスロット割当要求を受け付け
    スロット割当を行う基地局のスロット割当制御装置にお
    いて、 フレーム毎に割当可能領域を読み込み、前記新規割当要
    求を行った加入者局から優先的に前記割当可能領域の若
    番スロットからスロットを割当て、前記継続割当要求を
    行った加入者局の要求スロットに応じて前記割当可能領
    域内の前記割当済みの次の若番スロットから、継続割当
    要求を受け取った順にスロットを割当て、新規割当要求
    を行った加入者局の割当スロット数と前記継続割当要求
    を行った加入者局の割当スロット数の総計が、前記割当
    可能領域のスロット数よりも多くなった場合に、前記割
    当可能領域内に割当可能な加入者局だけにスロットを割
    当て、スロットの割当をされなかった加入者局は、つぎ
    のフレームで新規割当要求を行うことを特徴とするスロ
    ット割当制御装置。
  2. 【請求項2】 前記割当可能領域のスロット数を該割当
    可能領域の最大スロット数を越えない範囲でフレーム毎
    に変化させる機能を備え、前記新規割当要求を行った加
    入者局の割当スロット数と前記継続割当要求を行った加
    入者局の割当スロット数の総計スロット数を割当可能領
    域として前記加入者局にスロットを割当てることを特徴
    とする請求項1に記載のスロット割当制御装置。
  3. 【請求項3】 前記新規割当要求を行った加入者局の割
    当スロット数と前記継続割当要求を行った加入者局の割
    当スロット数の総計が、割当可能領域のスロット数より
    も多くなった場合に、1加入者局に割当てるスロット数
    の下限を超えないように全ての加入者局の要求スロット
    数を減らして、割当可能領域内に割当てることを特徴と
    する請求項1に記載のスロット割当制御装置。
  4. 【請求項4】 前記新規割当要求を行った加入者局の割
    当スロット数と前記継続割当要求を行った加入者局の割
    当スロット数の総計が、割当可能領域のスロット数より
    も少なかった場合に、加入者局の割当スロット数を割当
    要求のスロット数より増やして、割当可能領域を全て加
    入者局に割当てることを特徴とする請求項1に記載のス
    ロット割当制御装置。
  5. 【請求項5】 フレーム毎にフレーム構成情報を読み込
    む機能を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    一つに記載のスロット割当制御装置。
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