JPH10336214A - 複数の端末を含む通信システム - Google Patents

複数の端末を含む通信システム

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JPH10336214A
JPH10336214A JP9015398A JP9015398A JPH10336214A JP H10336214 A JPH10336214 A JP H10336214A JP 9015398 A JP9015398 A JP 9015398A JP 9015398 A JP9015398 A JP 9015398A JP H10336214 A JPH10336214 A JP H10336214A
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    • H04N7/173Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は複数のスロットを持つデータフレー
ムにてデータを通信する複数の端末を有する通信システ
ムに関する。 【解決手段】 通信システムは、データスロットDS、
新メッセージミニスロットMS0及び旧メッセージミニ
スロットMS1を含む複数のスロットを持つデータフレ
ームでデータ通信する複数の端末を持つ。マスタ端末は
データフレームにて衝突予約要求に基づき新及び旧メッ
セージレンジパラメータR0及びR1を決め、新及び旧
R0及びR1及び複数のスレーブ端末に新及び旧MS0
及びMS1を規定するマップを送信する。各スレーブ端
末は独立に対応する新及び旧R0及びR1の範囲で送信
パラメータN0及びN1を決め、N0が新MS0の1つ
に対応するならば新予約要求をマスタ端末に送信し、N
1が旧MS1の1つに対応するならば旧予約要求をマス
タ端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、以下の出願に開示
されている発明、即ち、1996年10月22日出願の
米国特許出願第08/734,909号、1996年1
2月27日出願の米国特許出願第08/777,216
号、及び1996年12月27日出願の米国特許出願第
08/777,217号、に類似の発明を開示する。
【0002】本発明は、多重端末が時分割多重アクセス
フォーマットに従って共通通信チャンネルへのアクセス
を共有する通信システムにおけるプロトコルに関する。
【0003】
【従来の技術】通信システムは、一般的に、共通通信チ
ャンネル上で互いに接続された複数の端末を含む。例え
ば、共同アンテナテレビジョン(CATV)システムに
おいて、ヘッドエンドはケーブルにより複数の加入者端
末に接続される。ケーブルは、ヘッドエンドから加入者
端末への下り通信、及び加入者端末からヘッドエンドへ
の上り通信をサポートする。ヘッドエンドと加入者端末
の間で伝送されるデータは、データフレームで送信され
る。従って、ヘッドエンドが1つの加入者端末と通信す
るときは、ヘッドエンドは加入者端末へ下りデータフレ
ームを送信し、加入者端末がヘッドエンドと通信すると
きは、加入者端末は上りデータフレームをヘッドエンド
に送信する。
【0004】このようなCATVシステムにおいて、ヘ
ッドエンド及び加入者端末は幾つかの方法でケーブルの
資源を共有しなければならない。例えば、下り通信及び
上り通信は一般に異なる周波数範囲に割り当てられる。
小分割割り当てにおいて、下り通信は54MHzと75
0MHzの間及びそれ以上の周波数範囲に割り当てら
れ、一方、上り通信は42MHz以下の周波数範囲に割
り当てられる。中分割割り当てにおいて、下り通信は1
62MHz及びそれ以上の周波数範囲に割り当てられ、
一方、上り通信は5から100MHzの間の周波数範囲
に割り当てられる。高分割割り当てにおいて、下り通信
は234MHz及びそれ以上の周波数範囲に割り当てら
れ、一方、上り通信は5から174MHzの間の周波数
範囲に割り当てられる。
【0005】さらに、加入者端末は幾つかの方法でケー
ブルの資源を共用しなければならない。時分割多重アク
セス(TDMA)CATVシステムにおいて、加入者端
末は、一般に、唯一割り当てられかつオーバーラップし
ない時間周期の間、データを送信することによりケーブ
ルを共用する。周波数分割多重アクセス(FDMA)C
ATVシステムにおいて、加入者端末は、利用可能な上
り周波数帯域幅を多数の狭い周波数チャンネルに分割
し、各加入者端末にそれ自身対応する狭い周波数帯域を
割り当てることにより、ケーブルを共用する。コード分
割多重アクセス(CDMA)CATVシステムにおい
て、加入者端末は、対応する割り当てコードによりデー
タメッセージを多重化し、その結果を送信することによ
り、ケーブルを共用する。
【0006】唯一の時間スロットに各加入者端末を割り
当てる従来のTDMAシステムは、加入者端末により送
信されたデータの衝突を回避し、加入者端末からヘッド
エンドへのデータのスループット(throughput)の量を制
限する。各加入者端末に自身対応する狭い周波数帯域を
割り当てるFDMAシステムは、加入者端末に割り当て
られた周波数帯域の数が制限されるので、同様に、スル
ープットを制限する。CDMAは、加入者端末に割り当
てられるべきコードワードの数が制限されるので、通信
ケーブル上のスループットを制限する。
【0007】CATVシステムのヘッドエンドへ加入者
端末により送信されるデータのスループットを増大させ
るために、加入者端末からヘッドエンドへの通信をサポ
ートする上りデータフレームを、幾つかのミニスロット
及びデータスロットに分割することは既に知られてい
る。ヘッドエンドに送信するデータを持つこれらの加入
者端末は、現在の上りデータフレーム(即ち、離散的な
時間nにおける上りデータフレーム)のミニスロットに
予約要求を挿入することが要求される。この予約要求
は、これらの加入者端末による使用のために、連続する
上りデータフレーム(例えば、離散的な時間n+1にお
ける上りデータフレーム)に、データスロットを予約す
るためにヘッドエンドに要求する。
【0008】このような現在のシステムで利用されてい
る上りデータフレームにおけるミニスロットの数は限定
されるので、限定された数のミニスロットへのアクセス
に対する加入者端末間の競合は、結果的に予約要求間で
頻繁な衝突を生じる。しかしながら、少なくとも幾つか
の予約要求は、衝突なしでヘッドエンドに加入者端末に
より適切に送信されることが望まれる。従って、全ての
加入者端末が、結局、その目的のために予約されたデー
タスロットにて、そのデータをヘッドエンドに送信でき
ることは、一般に考えられる。さらに、このようなシス
テムにおけるミニスロットの数は限定され固定されるの
で、このようなシステムにおけるスループットは対応し
て制限される。
【0009】本発明は、データのスループットを増大す
るために、データフレームにてミニスロットの数を適応
するように変える適応ランダムアクセスシステムを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様によ
れば、レシーバは、受信手段、送信パラメータ発生手
段、及び送信手段、を具備する。受信手段は、レンジパ
ラメータR0及びR1とミニスロットパラメータMAP
を有する下りデータフレームを受信する。ミニスロット
パラメータMAPは、引き続く上りデータフレームのた
めの新メッセージミニスロットMS0及び旧メッセージ
ミニスロットMS1を規定する。送信パラメータ発生手
段はレンジパラメータR1により規定される範囲内で、
送信パラメータN1を発生し、レンジパラメータR0に
より規定される範囲内で送信パラメータN0を発生す
る。送信パラメータ発生手段は、レシーバが再送信のた
めの旧メッセージ予約要求を持つとき、送信パラメータ
N1を発生し、送信パラメータ発生手段は、レシーバが
送信のための新メッセージ予約要求を持つとき、送信パ
ラメータN0を発生する。送信手段は、送信パラメータ
N1が旧メッセージミニMS1の1つに対応するときに
上りデータフレームのミニスロットにて旧メッセージ予
約要求を送信し、送信パラメータN0が新メッセージミ
ニMS0の1つに対応するときに上りデータフレームの
ミニスロットにて新メッセージ予約要求を送信する。
【0011】本発明の他の態様によれば、通信システム
のレシーバにより実行される予約要求を送信する方法
は、以下のステップ、a)ミニスロットパラメータMA
PがミニスロットMS0及びMS1を規定するように、
レンジパラメータR0とR1及びミニスロットパラメー
タMAPを有する下りデータフレームを受信し、b)も
しレシーバが、再送信のために以前に送信した予約要求
を持つならば、レンジパラメータR1により規定される
範囲内で送信パラメータN1を発生し、c)もしレシー
バが、送信のために新予約要求を持つならば、レンジパ
ラメータR0により規定される範囲内で送信パラメータ
N0を発生し、d)送信パラメータN1がミニスロット
MS1の1つに対応するならば、上りデータフレームの
ミニスロットにて以前に送信された予約要求を再送信
し、そしてe)送信パラメータN0がミニスロットMS
0の1つに対応するならば、上りデータフレームのミニ
スロットにて新予約要求を送信する。
【0012】本発明のさらに他の態様によれば、通信シ
ステムは複数のスロットを持つデータフレームにてデー
タを通信する複数の端末を有し、複数のスロットはデー
タスロットRDS(n+1)及び/又はミニスロットM
S(n+1)を含む。通信システムは、レンジパラメー
タ決定手段、ミニスロットパラメータ決定手段、第1端
末送信手段、送信パラメータ決定手段、及び第2端末送
信手段、を具備する。レンジパラメータ決定手段は、第
1の端末にて、新メッセージレンジパラメータR0(n
+1)及び旧メッセージレンジパラメータR1(n+
1)を決定する。ミニスロットパラメータ決定手段は、
第1の端末にて、新メッセージミニスロットMS0(n
+1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)
を規定するミニスロットパラメータMAPを決定する。
第1端末送信手段は、第1の端末にて、新メッセージレ
ンジパラメータR0(n+1)、旧メッセージレンジパ
ラメータR1(n+1)、及びミニスロットパラメータ
MAPを、第2の端末に送信する。送信パラメータ決定
手段は、第2の端末にて、新メッセージレンジパラメー
タR0(n+1)に対応する範囲内で新メッセージ送信
パラメータN0を決定し、旧メッセージレンジパラメー
タR1(n+1)に対応する範囲内で旧メッセージ送信
パラメータN1を決定する。第2端末送信手段は、第2
の端末にて、もし新メッセージ送信パラメータN0が新
メッセージミニスロットMS0(n+1)の1つに対応
するならば、第1の端末に新予約要求を送信し、もし旧
メッセージ送信パラメータN1が旧メッセージミニスロ
ットMS1(n+1)の1つに対応するならば、第1の
端末に以前に送信された予約要求を送信する。
【0013】本発明のさらに他の態様によれば、トラン
スミッタは、上りデータフレーム受信手段、レンジパラ
メータ決定手段、ミニスロットパラメータ決定手段、及
び送信手段、を具備する。上りデータフレーム受信手段
は、離散的な時間nにおいて、上りデータフレームを受
信する。レンジパラメータ決定手段は、新メッセージレ
ンジパラメータR0(n+1)及び旧メッセージレンジ
パラメータR1(n+1)を決定する。ミニスロットパ
ラメータ決定手段は、新メッセージミニスロットMS0
(n+1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+
1)を決定する。ミニスロットパラメータMAPは少な
くとも部分的に離散的な時間n+1において上りデータ
フレームn+1を規定する。送信手段は、新メッセージ
レンジパラメータR0(n+1)、旧メッセージレンジ
パラメータR1(n+1)、及びミニスロットパラメー
タMAPを送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、ヘッドエンド12、複数
の加入者端末141 - 14n 、及びヘッドエンド12及
び加入者端末141 - 14n を相互接続するケーブル1
6、を含むCATVシステム10を示す。ヘッドエンド
12は、本発明に従って、ケーブル16上で下り通信を
サポートするためにプログラムされたプロセッサを含ん
だ従来のハードウェア設計である。同様に、加入者端末
141 - 14n は、本発明に従って、ケーブル16上で
上り通信をサポートするためにプログラムされたプロセ
ッサを各々含んだ従来のハードウェア設計である。
【0015】加入者端末141 - 14n がケーブル16
上でヘッドエンド12に通信するためにデータを持つと
き、これらの加入者端末は、最初に、予約要求を作成す
る。予約要求の作成において、加入者端末141 - 14
n は、上りデータフレームにおいて限定されているが可
変するミニスロットの数に対して互いに競い合う。これ
は、ミニスロットが加入者端末141 - 14n からヘッ
ドエンド12へ予約要求を担うからである。ヘッドエン
ド12により適切に受信された(即ち、衝突の無いミニ
スロットにてヘッドエンド12により受信された)これ
らの予約要求に関して、ヘッドエンド12は、成功した
加入者端末141 - 14n にヘッドエンド12により送
信された認知により、予約要求を認知する。従って、上
りデータフレームは、幾つかの又はその大部分がミニス
ロットMSに小分割されたスロットSに分割され、その
結果、全ての競合及び予約行動は上りデータフレームの
ミニスロットにて起こり、全てのデータ送信は、スロッ
トSの小分割されなかったデータスロットDSにて起こ
る。
【0016】ミニスロットとデータスロットの間の分割
は、下りデータフレームにてヘッドエンド12により特
定される。この場合、下りデータフレームは、次の上り
データフレームにおけるミニスロットの数及びデータス
ロットの数を決めるパラメータを含む。加入者端末14
1 - 14n は、これらの加入者端末が予約要求を送信で
きるか否かに関して決定するためにこれらのパラメータ
を使用する。従って、加入者端末141 - 14n は上り
チャンネルの帯域幅で競い合う。適切な予約要求によっ
て、結果的に、有効性に基づいて適切に予約要求を送信
した加入者端末の各々に、ヘッドエンド12が1つ又は
それ以上のデータスロットを割り当てることを生じる。
いずれかの加入者端末で利用可能なデータスロットの数
は、適切に予約要求を作成する加入者端末の数に依存す
る。
【0017】例えば、上り及び下りデータフレームの大
きさは、少なくともヘッドエンド処理時間の合計及びケ
ーブル16の往復送信遅延に等しい大きさを持つよう
に、等しく、固定され、及び規定される。例として、下
りデータフレームは図2に示される。各下りデータフレ
ームは4つの区分を持つ。第1の区分は2つのレンジパ
ラメータR0及びR1を含む。レンジぱR0は、ヘッド
エンド12に送信するための新メッセージを有する加入
者端末141 - 14n により使用され、従って、以降、
新メッセージレンジパラメータR0 として言及される。
新メッセージは予約要求が以前に送信されなかったメッ
セージである。レンジパラメータR1は、ヘッドエンド
12に送信するための旧メッセージを有する加入者端末
141 - 14n により使用され、従って、以降、旧メッ
セージレンジパラメータR1として言及される。旧メッ
セージは予約要求が以前に送信されたメッセージであ
る。従って、旧メッセージパラメータR1は、競合解決
状態である加入者端末141 - 14n により使用され
る。加入者端末は、もしその加入者端末が以前に新メッ
セージに対する予約要求を送信し、しかしその加入者端
末がヘッドエンド12から以前に送信した予約要求の認
知を受信しなかった(理由は、例えば、予約要求が1つ
又はそれ以上の他の予約要求と衝突し、そのためにヘッ
ドエンド12により適切に受信されなかった)ならば、
競合解決状態にある。以下に述べるように、加入者端末
141 - 14n は、新メッセージに関連した予約を送信
するときに決めるために、新メッセージレンジパラメー
タR0を使用し、そして、加入者端末141 - 14
n は、以前に送信した予約要求に関連した予約を再送信
するときに決めるために、旧メッセージレンジパラメー
タR1を使用する。
【0018】下りデータフレームの第2の区分はミニス
ロットパラメータMAPを含む。ミニスロットパラメー
タMAPは、次の上りデータフレームのどのスロットが
ミニスロットで、どのスロットがデータスロットである
かを規定するマップである。ミニスロットパラメータM
APは、さらに、競合解決状態でないときに(これらの
ミニスロットは、以降、新メッセージミニスロットMS
0と言及する)、どのミニスロットが加入者端末141
- 14n により使用されるべきかを規定し、競合解決状
態のときに(これらのミニスロットは、以降、旧メッセ
ージミニスロットMS1と言及する)、どのミニスロッ
トが加入者端末141 - 14n により使用されるべきか
を規定する。従って、ミニスロットパラメータMAPは
次の3つの部分を持つと考えられる。即ち、次の上りデ
ータフレームのどのスロットがデータスロットかを規定
するためのデータスロットパラメータDS、どのミニス
ロットが新メッセージミニスロットMS0であるかを規
定するための新メッセージミニスロットパラメータMA
P0、及びどのミニスロットが旧メッセージミニスロッ
トMS1であるかを規定するための旧メッセージミニス
ロットパラメータMAP1、である。図13に関係する
以下の説明から明らかなように、加入者端末は、同時
に、新予約要求及び送信のために以前に送信された予約
要求の両方を有する。
【0019】このマップは、もしミニスロット及びデー
タスロットが上りデータフレームを通して散在するなら
ば、特に有用である。一方、ミニスロットパラメータM
APは、上りデータフレームにおいてミニスロットとデ
ータスロットを分け、さらに新メッセージミニスロット
MS0と旧メッセージミニスロットMS1の間を分ける
境界である。
【0020】下りデータフレームの第3の区分は、以前
の上りデータフレームにてヘッドエンド12に加入者端
末141 - 14n により作られた予約要求の認知に委ね
られる。各認知分野(ACK)は、(i)認知が与えら
れる加入者端末、(ii)特定された加入者端末にて予
約され、特定された加入者端末がヘッドエンド12に予
約要求を送信するデータスロット、を特定する。
【0021】下りデータフレームの第4の区分は、加入
者端末141 - 14n にデータを通信するためにヘッド
エンド12により使用されるスロット(DS1 - D
n )を含む。上りデータフレームは、種々の負荷条件
の下で、図3〜図6に示す。上りチャンネルにおいて、
加入者端末141 - 14n は、次の上りデータフレーム
を規定するために以前の下りデータフレームのミニスロ
ットパラメータMAPを使用する。上りデータフレーム
は複数のスロットを含む。図3に示すように、スロット
の全ては、幾つかの加入者端末が入手可能なミニスロッ
トに対して競合している軽い負荷条件(システムの起動
のような)の間、新メッセージミニスロットMS0に小
分割される。スロットは、固定された数mのミニスロッ
トに小分割される。新メッセージ及び旧メッセージミニ
スロットMS0及びMS1は、通常の競合活動の下で、
ヘッドエンド12に予約要求を送信するために、加入者
端末により使用される。
【0022】図4に示すように、以下に説明するよう
に、ヘッドエンド12における予約要求キューにおける
競合及び予約要求の範囲に依存して、ミニスロットの数
は動的に変化する。従って、図4に示すように、加入者
端末141 - 14n の間の競合活動が起こると、次の上
りデータフレームにおける幾つかのスロットは、新メッ
セージミニスロットMS0としてマップされ、次の上り
データフレームにおける幾つかのスロットは旧メッセー
ジミニスロットMS1してマップされ、そして次の上り
データフレームにおける幾つかのスロットはデータスロ
ットRDS(データスロットが予約要求を適切に送信し
た加入者端末に予約される指定RDS 手段)としてマ
ップされる。しかしながら、データスロットRDSより
比較的多くのミニスロットMSがある。図4に示すよう
に、新メッセージ及び旧メッセージミニスロットMS
0,MS1及びデータスロットRDSは、マップに依存
して上りデータフレームを通して混合される。しかしな
がら、ミニスロットパラメータが境界であるならば、新
メッセージミニスロットMS0、旧メッセージミニスロ
ットMS1、及びデータスロットRDSは、上りデータ
フレームにおいて互いに分離される。
【0023】図5は大量のトラフィック条件の間におけ
る上りデータフレームを示す。データふれーうは減少し
た数の新メッセージミニスロットMS0、及び増大した
数のデータスロットRDS及び旧メッセージミニスロッ
トNS1を有する。図6はブロッキングの結果としての
上りデータフレームを示す。ブロッキングは、競合が非
常に高く、最小数(ゼロのような)のミニスロットのみ
が上りデータフレームにて提供されるときに生じる条件
である。
【0024】図7は加入者端末によりデータスロットR
DSに挿入されるデータを示す。このデータは、送信加
入者端末のアドレスを示すソースアドレス、コントロー
ルフィールド、予約スペース、ペイロード、エラーチェ
ックデータ、を含む。図7に示すコントロールフィール
ドの構成の例を示す図8に示すように、コントロールフ
ィールドは2つのサブフィールドを持つ。サブフィール
ドの1つは、例えば、図9に示す情報を担うセグメンテ
ーション・サブフィールドである。これらの2つのサブ
フィールドの他は、他の識別情報を含むメッセージ識別
フィールドである。
【0025】図10は加入者端末によりミニスロットに
挿入されたデータを示す。このデータは、対応する加入
者端末のソースアドレス、対応する加入者端末によりリ
クエストされた幾つかの予約スロット、将来の使用のた
めに予約されたスペース、及び順方向エラー訂正(FC
C)、を含む。図7〜図10に示す以外のフォーマット
も使用される。
【0026】加入者端末141 - 14n によりミニスロ
ットに挿入された予約要求に基づいて、ヘッドエンド1
2が加入者端末141 - 14n にデータスロットRDS
を割り当てるので、図7に示すデータスロットRDSに
挿入されるデータは、ヘッドエンド12が加入者端末1
1 - 14n に割り当てるデータスロットの記録を維持
する限り、ソースアドレスを含む必要がない。
【0027】以下の決定、即ち、(i)次の上りデータ
フレーム(n+1)に対する新メッセージ及び旧メッセ
ージミニスロットMS0(n+1)及びMS1(n+
1)の数、(ii)次の上りデータフレーム(n+1)
における予約要求を送信できるときに決めるために加入
者端末141 - 14n により使用される新メッセージ及
び旧メッセージレンジパラメータR0(n+1)及びR
1(n+1)、において、図11及び図12に示すよう
にヘッドエンド12のプロセッサはプログラム100を
実行する。
【0028】プログラム100は、ヘッドエンド12に
より受信される各時間にエンターされる。プログラム1
00がエンターされると、ブロック102にて上りデー
タフレームを受信する。丁度受信された上りデータフレ
ームは上りデータフレームnとして指定され、離散的な
時間nにて受信される。ブロック104は予約要求キュ
ー(バッファー)DQにてこのデータフレームにおける
適切な予約要求を格納する。ブロック106にて、
(i)予約要求が、丁度受信した上りデータフレームn
において衝突した新メッセージミニスロットMS0
(n)の数に等しい可変COL0(n)、及び(ii)
予約要求が、上りデータフレームnにおいて衝突した旧
メッセージミニスロットMS1(n)の数に等しい可変
COL1(n)、を格納する。
【0029】ブロック108にて、丁度受信した上りデ
ータフレームnにおける新メッセージミニスロットMS
0(n)の数及び旧メッセージミニスロットMS1の数
を決める。ヘッドエンド12は、丁度受信した上りデー
タフレームnに対する新メッセージミニスロットMS0
(n)の数及び旧メッセージミニスロットMS1の数を
決めたので、ブロック108にて、単にメモリから新メ
ッセージミニスロットMS0(n)の数及び旧メッセー
ジミニスロットMS1の数を検索する。代わって、ヘッ
ドエンド12は、丁度受信した上りデータフレームnに
おける新メッセージミニスロットMS0(n)の数及び
旧メッセージミニスロットMS1の数をカウントする。
【0030】ブロック110にて、メモリから定数Nを
検索する。定数NはCATVシステム10における加入
者端末141 - 14n の総数である。ブロック112に
て、以下の式に従って新メッセージレンジパラメータR
1(n+1)を決める。
【0031】
【数21】
【0032】ここで、nが丁度受信した上りデータフレ
ームを示すとき、n+1は次の上りデータフレームを示
し、R1(n+1)は次の上りデータフレームn+1に
対する旧メッセージレンジパラメータであり、R1
(n)は丁度受信した上りデータフレームに対する旧メ
ッセージレンジパラメータであり、Nはブロック110
により検索されたとして加入者端末の総数を示し、MS
1(n)はブロック108により決められたとして丁度
受信された上りデータフレームnにおける旧メッセージ
ミニスロットの数であり、COL0(n)は丁度受信し
た上りデータフレームnにおける衝突した新メッセージ
ミニスロットMS0(n)の数であり、COL1(n)
は丁度受信した上りデータフレームnにおける衝突した
旧メッセージミニスロットMS1(n)の数であり、e
は2.718281828....、である。
【0033】ブロック114にてCATVシステム10
が定常状態か否かを決める。システムが定常状態のと
き、現在の離散的な時間nにおける予約要求キューDQ
に格納された予約要求DQ(n)の数は、ブロック10
2により丁度受信された上りデータフレームnにおける
データスロットRDS(n)の数より大きいが、定数α
により乗算されたデータスロットRDS(n)の数より
少ない。もしシステムが定常状態のとき、ブロック11
6は以下の式に従って次の上りデータフレームn+1に
割り当てられるべきミニスロットMS(n+1)の数を
決定する。
【0034】
【数22】
【0035】ここで、Sはデータフレームおスロットの
総数であり、mはスロットが小分割されたミニスロット
の数であり、eは2.718281828....であ
り、MS(n+1)は次の上りデータフレームn+1に
対するミニスロットの数であり、kは予約要求により予
約されたデータスロットの平均数であり、そしてMはミ
ニスロットの定常状態数である。
【0036】もしブロック114にて、CATVシステ
ム10が定常状態でないことを決めるならば、ブロック
118にて、離散的な時間nにおけるヘッドエンド12
の予約要求キューDQにおける予約要求DQ(n)の数
が丁度受信した上りデータフレームnにおけるデータス
ロットRDS(n)の数より少ないか否かを決める。も
しそうであれば、ブロック120にて、以下の式に従っ
て次の上りデータフレームn+1に割り当てられるべき
ミニスロットMS(n+1)の数を決める。
【0037】
【数23】
【0038】ここで、DQ(n)は、離散的な時間nに
おけるヘッドエンド12の予約要求キューDQにおける
予約要求DQ(n)の数である。もしブロック114に
て、CATVシステム10が定常状態でないことを決
め、そして、ブロック118にて、離散的な時間nにお
けるヘッドエンド12の予約要求キューDQにおける予
約要求DQ(n)の数が丁度受信した上りデータフレー
ムnにおけるデータスロットRDS(n)の数より少な
くないならば、ブロック122にて、以下の式に従って
次の上りデータフレームn+1に割り当てられるべきミ
ニスロットMS(n+1)の数を決める。
【0039】
【数24】
【0040】ここで、RDS(n)は丁度受信した上り
データフレームにおけるデータスロットの数である。ブ
ロック124は、次の上りデータフレームn+1にて送
信されブロック112により決められる旧メッセージレ
ンジパラメータR1(n+1)が、次の上りデータフレ
ームn+1に割り当てられ式(2)〜(4)の1つに従
って決められるミニスロットの数より少ないか否かを決
定する。もし旧メッセージレンジパラメータR1(n+
1)がミニスロットMS(n+1)よい少ないならば、
ブロック126は以下の式に従って次の上りデータフレ
ームn+1に対して旧メッセージミニスロットMS1
(n+1)の数及び新メッセージミニスロットMS0
(n+1)の数を決める。
【0041】
【数25】
【0042】ここで、R1(n+1)はブロック112
により決められ、MS(n+1)は式(2)〜(4)の
1つに従って決められる。一方、もし旧メッセージレン
ジパラメータR1(n+1)がミニスロットMS(n+
1)よい少なくないならば、ブロック128は以下の式
に従って次の上りデータフレームn+1に対して旧メッ
セージミニスロットMS1(n+1)の数及び新メッセ
ージミニスロットMS0(n+1)の数を決める。
【0043】
【数26】
【0044】ここで、MS(n+1)は式(2)〜
(4)の1つに従って決められる。従って、式(5)〜
(8)から明らかなように、MS(n+1)=MS0
(n+1)+MS1(n+1)、である。ブロック13
0は以下の式に従って新メッセージレンジパラメータR
0(n+1)を決める。
【0045】
【数27】
【0046】ここで、nは丁度受信した上りデータフレ
ームを示し、n+1は次の上りデータフレームを示し、
R0(n+1)は次の上りデータフレームn+1に対す
る新メッセージレンジパラメータであり、R0(n)は
丁度受信した上りデータフレームnであり、Nはブロッ
ク110により検索され、加入者端末の総数を示し、M
S0(n+1)はブロック126又はブロック128に
て決められ、次の上りデータフレームn+1における新
メッセージミニスロットの数であり、MS0(n)はブ
ロック108にて決められ、上りデータフレームnにお
ける新メッセージミニスロットの数であり、COL0
(n)は丁度受信した上りデータフレームnにおける衝
突した新メッセージミニスロットMS0の数であり、e
は2.718281828....、である。
【0047】新メッセージレンジパラメータR0(n+
1)がブロック130にて決められているとき、旧メッ
セージレンジパラメータR1(n+1)はブロック11
2にて決められ、次の上りデータフレームn+1におけ
る新メッセージレンジミニスロットMS0(n+1)の
数はブロック126又は128にて決められ、そして次
の上りデータフレームn+1における旧メッセージレン
ジミニスロットMS1(n+1)の数はブロック126
又は128にて決められ、ブロック132にて、(i)
新メッセージパラメータ及び旧メッセージパラメータR
0(n+1)及びR1(n+1)、(ii)新メッセー
ジミニスロットMS0(n+1)、旧メッセージミニス
ロットMS1(n+1)、及び/又はデータスロットR
DSに向けられた次の上りデータフレームn+1の部分
を規定するミニスロットパラメータMAP、(iii)
予約要求キューDQにて幾つかの又は全ての予約要求に
基づく認知、及び(iv)加入者端末に対する何れかの
データ、を含む次の下りデータフレームを送信する。デ
ータスロットRDS(n+1)の数は、例えば、S−M
S(n+1)に等しい。
【0048】加入者端末141 - 14n の各々は、図1
3に示すようなプログラム200を実行する。プログラ
ム200がエンターされると、ブロック202にて、対
応する加入者端末に、新メッセージ及び旧メッセージレ
ンジパラメータR0及びR1、ミニスロットパラメータ
MAP、及び認知(加入者端末へのデータスロット割り
当てを含む)、を含む次の下りデータフレームを待機さ
せる。次の下りデータフレームが受信されると、ブロッ
ク204にて、対応する加入者端末が競合解決状態にあ
るかどうかを決める。もし以前の上りデータフレームに
て予約要求を送信し、そして引き続く下りデータフレー
ムにて認知を受信しなかったならば、対応する加入者端
末が競合解決状態にある。もし対応する加入者端末が競
合解決状態にあるならば、ブロック206にて、ヘッド
エンド12から丁度受信した下りデータフレームに含ま
れる旧メッセージレンジパラメータR1により確立した
レンジ内で送信パラメータN1を発生する。旧メッセー
ジレンジパラメータR1により確立したレンジはゼロと
R1を含むゼロとR1の間の範囲にあり、1とR1を含
む1とR1の間の範囲にあり、R0とR1の間の範囲に
ある。送信パラメータN1は、その対応する加入者端末
がヘッドエンド12へ以前に送信した予約要求を送信す
ることが許可されるかどうか、決めるために使用され
る。送信パラメータN1は、ランダムな数としてブロッ
ク206にて発生される。従って、競合解決状態にある
各加入者端末141 - 14n は、旧メッセージレンジパ
ラメータR1により確立された範囲内でランダムな数と
して、それ自身の送信パラメータN1を発生し、これら
の加入者端末141 - 14n の送信確率は、レンジR1
の間隔に沿って統計的に広げられる。
【0049】ブロック208にて、ブロック206にて
発生されたN1の値が、ヘッドエンド12から丁度受信
された下りデータフレームに含まれるミニスロットパラ
メータMAPにより規定された旧メッセージミニスロッ
トMS1の1つに対応するかどうか決める。即ち、もし
ミニスロットパラメータMAPがマップならば、ブロッ
ク208にて、N1の値がマップにて規定された旧メッ
セージミニスロットMS1の1つに等しいかどうか決め
る。一方、ミニスロットパラメータMAPが境界であれ
ば、ブロック208にて、N1の値が旧メッセージミニ
スロットMS1を含む境界内かどうか決める。
【0050】ブロック208にて、N1の値がミニスロ
ットパラメータMAPにより規定された旧メッセージミ
ニスロットMS1の1つに対応しないこと、加入者端末
が次の上りデータフレームにて以前に送信された予約要
求を送信することが許可されないが、ブロック204,
206及び208での実行を経て、以前に送信された予
約要求の再送信を試み範囲内で、他の上りデータフレー
ムの送信を待つこと、を決める。一方、N1の値がミニ
スロットパラメータMAPにより規定された旧メッセー
ジミニスロットの1つに対応するならば、ブロック21
0にて、送信パラメータN1と同じ値を持つ旧メッセー
ジミニスロットにてヘッドエンド12へ以前に送信され
た予約要求を再送信する。
【0051】もしブロック208にて、ブロック206
にて発生されたN1の値が、ヘッドエンド12から丁度
受信した下りデータフレームに含まれるミニスロットパ
ラメータMAPにより規定される旧メッセージミニスロ
ットの1つに対応しないことを決めるならば、又は、ブ
ロック210にて、以前に送信された予約要求をヘッド
エンド12に再送信するが、しかし、加入者端末が、再
送信された以前の送信予約要求の認知を受けていないな
らば、加入者端末は、次の上りデータフレームの間、以
前に送信された予約要求を再び再送信できるかどうかを
決めるために、次のプログラム200を介して競合解決
処理(即ち、ブロック204−210)に再エンターす
る。
【0052】もしブロック204にて、対応する加入者
端末が競合解決状態にないならば、又はもしブロック2
08にて、ブロック206にて発生されたN1の値が、
ヘッドエンド12から丁度受信した下りデータフレーム
に含まれるミニスロットパラメータMAPにより規定さ
れる旧メッセージミニスロットの1つに対応しないこと
を決めるならば、又はブロック210にてヘッドエンド
12へ以前に送信された予約要求を再送信するならば、
ブロック212にて加入者端末が送信するための新メッ
セージを持つかどうかを決める。新メッセージは、以前
の予約要求が適切な加入者端末によりなされなかったメ
ッセージである。もしブロック212にて、加入者端末
が送信するための新メッセージを持つことを決め、ブロ
ック214にて、ヘッドエンド12から丁度受信した下
りデータフレームに含まれる、新メッセージレンジパラ
メータR0により確立されたレンジ内で送信パラメータ
NOを発生する。新メッセージレンジパラメータR0に
より確立されたレンジは、ゼロとR0を含むゼロとR0
の間の範囲、1つとR0を含む1つとR0の間の範囲、
R1とR0を含むr1とR0の間の範囲、等にある。送
信パラメータN0は、その対応する加入者端末が、ヘッ
ドエンド12へ新メッセージに関連した新予約要求を送
信することを許可されるかどうか決めるために使用され
る。送信パラメータN0はランダムな数としてブロック
214にて発生される。従って、各加入者端末141-1
n が、新メッセージレンジパラメータR0により確立
された範囲内でランダムな数としてそれ自身の送信パラ
メータN0を発生するので、これらの加入者端末141-
14n の送信確率がレンジR0の間隔に沿って統計的に
広げられる。
【0053】ブロック216にて、ブロック206によ
り発生されたNOの値が、ヘッドエンド12から丁度受
信した下りデータフレームに含まれるミニスロットパラ
メータMAPにより規定された新メッセージミニスロッ
トMS0の1つに対応するかどうか決める。即ち、もし
ミニスロットパラメータMAPがマップならば、ブロッ
ク216にてN0の値がマップに規定された新メッセー
ジミニスロットMS0の1つに等しいかどうか決める。
一方、もしミニスロットパラメータMAPが境界であれ
ば、ブロック208にて、N0の値が新メッセージミニ
スロットMS0に含まれる境界内であるかどうか決め
る。
【0054】もしブロック216にて、N0の値がミニ
スロットパラメータMAPにより規定された新メッセー
ジミニスロットMS0の1つに対応しないことを決める
ならば、加入者端末は、次の上りデータフレームにて新
予約要求を送信することを許可されないが、ブロック2
12、214、216にて、新予約要求の送信の試みの
範囲内で、代わりに他の上りデータフレームの送信を待
機せねばならない。一方、もし、N0の値がミニスロッ
トパラメータMAPにより規定された新メッセージミニ
スロットMS0の1つに対応するならば、ブロック21
8にて、新予約要求をヘッドエンド12に送信する。も
し加入者端末がこの新予約要求の認知を受信しないなら
ば、加入者端末は、次の上りデータフレームの間、予約
要求を再送信することができるかどうか決めるために、
次のプログラム200の間、競合解決処理(即ち、ブロ
ック204−210)にエンターする。
【0055】もしブロック212にて、対応する加入者
端末が送信するための新メッセージを持つことを決める
ならば、又は、もしブロック216にて、ブロック21
4により発生されたN0の値が、ヘッドエンド12から
丁度受信した下りデータフレームに含まれるミニスロッ
トパラメータMAPにより規定された新メッセージミニ
スロットMS0の1つに対応しないことを決めるなら
ば、又はブロック218にて、ヘッドエンド12へ新予
約要求を送信した後に、ブロック220にて、丁度受信
した下りデータフレームが、加入者端末が旧メッセージ
を送信する範囲内で、次の上りデータフレームにて1つ
又はそれ以上のデータスロットRDSを割り当てたかど
うかを決める。このメッセージは、以前の適切な予約要
求が適当な加入者端末によりなされたメッセージであ
る。ブロック220にて、丁度受信した下りデータフレ
ームが、加入者端末が旧メッセージを送信する範囲内で
次の上りデータフレームにてデータスロットRDSを持
つことを決めるならば、ブロック222にて、加入者端
末に対して予約されたデータスロットにメッセージを挿
入する。
【0056】もしブロック220にて、データスロット
が加入者端末に予約されなかったことを決めるならば、
又はブロック222にて、以前の予約要求に応答して予
約されたデータスロットにメッセージを挿入した後に、
プログラム200は次の下りデータフレームを待機する
ためにブロック202に戻る。従って、本発明は、上り
チャンネルに対して加入者端末により生成されたデマン
ドの量に依存してチャンネル資源を割り当てる。ヘッド
エンド12に送信するためのデータを持つ加入者端末の
数が増大するので、上りデータフレームにて起こる衝突
の機会もまた増大する。上りデータフレームにおける衝
突の数が増大するので、新メッセージ及び旧メッセージ
レンジパラメータR0及びR1の値は、加入者端末が引
き続く上りデータフレームのミニスロットにて予約要求
を挿入できる確率を減小する傾向に増大する。さらに、
ヘッドエンド12に送信するためのデータを持つ加入者
端末の数が増大するので、ヘッドエンド12の予約要求
キューDQにおける予約要求の数もまた増大する。予約
要求キューDQにおける予約要求の数が増大するので、
引き続く上りデータフレームに割り当てられるミニスロ
ットの数が減小する。
【0057】同様に、ヘッドエンド12に送信するため
のデータを持つ加入者端末の数が減小するので、衝突が
上りデータフレームにて起こる機会もまた減小する。上
りデータフレームにおける衝突の数が減小するので、新
メッセージ及び旧メッセージレンジパラメータR0及び
R1の値は、加入者端末が引き続く上りデータフレーム
のミニスロットにて予約要求を挿入できる確率を増大す
る傾向に減小する。さらに、ヘッドエンド12に送信す
るためのデータを持つ加入者端末の数が減小するので、
ヘッドエンド12の予約要求キューDQにおける予約要
求の数もまた減小する。予約要求キューDQにおける予
約要求の数が減小するので、引き続く上りデータフレー
ムに割り当てられるミニスロットの数は増大する。
【0058】従って、予約要求の数が増大するので、ヘ
ッドエンド12は、上りデータフレームにて加入者端末
により送信される適切な予約要求の数を減らすために、
加入者端末に割り当てられたミニスロットの数を減小す
る。また、上りデータフレームのミニスロットにおける
衝突の数が増大するので、新メッセージ及び旧メッセー
ジレンジパラメータR0及びR1の値は、引き続く上り
データフレームに割り当てられたミニスロットにおける
予約要求を送信することを許可された加入者端末の数を
減小させる効果を持つように増大する。従って、ミニス
ロットパラメータMAP0及びMAP1、及び新メッセ
ージ及び旧メッセージレンジパラメータR0及びR1
は、CATVシステムにおいてデータトラフィックを適
切に規制するために共に作用する。
【0059】本発明の1つの変形例を以下に説明する。
他の変形例が本発明の技術の範囲にて可能である。例え
ば、上述のように、各加入者端末は、新メッセージ及び
旧メッセージレンジパラメータR0及びR1により確立
された範囲内に落ちつくようにのみ強制されたランダム
な数として、その送信パラメータN1及びN0を決め
る。代わりに、送信パラメータN1及びN0は、疑似ラ
ンダムベース上で、又はレンジR0及びR1を通して加
入者端末の送信パラメータN1及びN0を広げるいずれ
か他のベース上で、各加入者端末により決められる。そ
れ故、送信パラメータN1及びN0のランダムな発生
は、送信パラメータN1及びN0のランダムな発生ばか
りか、送信パラメータN1及びN0の疑似ランダムな発
生、及び同様な方法による送信パラメータN1及びN0
の発生、を含むことを理解すべきである。
【0060】また、上り及び下りデータフレームの大き
さは、上述のように固定されたものとして説明される。
しかしながら、上り及び下りデータフレームの大きさは
可変し、これらのデータフレームの大きさは、例えば、
トラフィック負荷に依存する。さらに、上述のように、
新メッセージ及び旧メッセージレンジパラメータR0及
びR1は、加入者端末が送信するためのデータを持つと
きに送信パラメータN1及びN0の発生において、その
データの優先順位に関係なく、加入者端末により使用さ
れる。代わって、新メッセージ及び旧メッセージレンジ
パラメータR0 l 及びR1l は、加入者端末が送信する
ための低い優先順位のデータを持つときに対応する送信
パラメータN1L 及びN0L の発生において、加入者端
末により使用され、そして、より大きな新メッセージ及
び旧メッセージレンジパラメータR0H 及びR1H は、
加入者端末が送信するための高い優先順位のデータを持
つときに対応する送信パラメータN0H 及びN1H の発
生において、加入者端末により使用される。新メッセー
ジ及び旧メッセージレンジパラメータR0l 及びR1l
に対応する送信パラメータN0L 及びN1L は、もし加
入者端末が低い優先順位のデータを送信できるならば決
められ、そして、新メッセージ及び旧メッセージレンジ
パラメータR0H 及びR1H に対応する送信パラメータ
N0H 及びN1H は、もし加入者端末が高い優先順位の
データを送信できるならば決められる。従って、加入者
端末は、それらが送信するための高い優先順位のデータ
を持つときに、予約要求を適切に送信するより大きな機
会を持つ。
【0061】さらに、本発明は、CATVシステムにお
いてデータの送信に関連して特に説明される。しかしな
がら、本発明は、他のタイプのシステムにおいてデータ
の送信に関連して有用である。また、上述した上りデー
タフレームのデータスロットは、予約されたデータスロ
ットとしてのみ説明したが、上りデータフレームのデー
タスロットが予約されたデータスロットとしてより他の
目的に使用されることは明らかである。
【0062】従って、本発明の記載は例示としてのみ解
釈されるべきであり、本発明を実施する最良の方法を当
業者に示唆する目的である。詳細は本発明の精神から逸
脱することなく実質的に変形され、添付の請求項の範囲
内における全ての変形例の排他的な使用が留保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の加入者端末をケーブルにより接続したヘ
ッドエンドを含み、本発明に従って構成された通信シス
テムの例としてのCATVシステムの概略的な図であ
る。
【図2】図1の加入者端末にヘッドエンドにより送信さ
れた下りデータフレームを示す図である。
【図3】図2に示す下りデータフレームに対応する上り
データフレームの例を示す図(その1)である。
【図4】図2に示す下りデータフレームに対応する上り
データフレームの例を示す図(その2)である。
【図5】図2に示す下りデータフレームに対応する上り
データフレームの例を示す図(その3)である。
【図6】図2に示す下りデータフレームに対応する上り
データフレームの例を示す図(その4)である。
【図7】上りデータフレームのデータスロットフォーマ
ットの図である。
【図8】図7に示すデータスロットに対するコントロー
ルフィールドフォーマットの図である。
【図9】図7に示すデータスロットに対するコントロー
ルフィールドフォーマットの区分フィールドにより識別
された機能の組を示す図である。
【図10】上りデータフレームのミニスロットフォーマ
ットを示す図である。
【図11】本発明における例示として示し図1のヘッド
エンドにより実行されるプログラムを示す図(その1)
である。
【図12】本発明における例示として示し図1のヘッド
エンドにより実行されるプログラムを示す図(その2)
である。
【図13】本発明における例示として示し図1の加入者
端末の各々により実行されるプログラムを示す図であ
る。
【符号の説明】
10…CATVシステム 12…ヘッドエンド 141 - 14n …加入者端末 16…ケーブル

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシーバであって、 レンジパラメータR0及びR1及びミニスロットパラメ
    ータMAPを持つ下りデータフレームを受信する受信手
    段であって、前記ミニスロットパラメータMAPは、引
    き続く上りデータフレームに対して新メッセージミニス
    ロットMS0及び旧メッセージミニスロットMS1を規
    定するものと、 レンジパラメータR1により規定される範囲内で送信パ
    ラメータN1を発生し、レンジパラメータR0により規
    定される範囲内で送信パラメータN0を発生する送信パ
    ラメータ発生手段であって、前記送信パラメータ発生手
    段は、前記レシーバが再送信のための旧メッセージ予約
    要求を持つときに送信パラメータN1を発生し、かつ前
    記送信パラメータ発生手段は、レシーバが送信のための
    新メッセージ予約要求を持つときに送信パラメータN0
    を発生するものと、 もし送信パラメータN1が旧メッセージミニスロットM
    S1の1つに対応するならば、上りデータフレームのミ
    ニスロットにて旧メッセージ予約要求を送信し、もし送
    信パラメータN0が新メッセージミニスロットMS0の
    1つに対応するならば、上りデータフレームのミニスロ
    ットにて新メッセージ予約要求を送信する送信手段と、 を具備するレシーバ。
  2. 【請求項2】 前記引き続く上りデータフレームはスロ
    ットSを持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及
    び/又はデータスロットDSを持ち、MSはMSmin
    らMSmax まで変化し、MS=MS0+MS1であり、
    DSはDSmi n からDSmax まで変化し、MSmax =S
    であり、そしてDSmin =0である、請求項1に記載の
    レシーバ。
  3. 【請求項3】 DSmax =Sであり、MSmin =0であ
    る、請求項2に記載のレシーバ。
  4. 【請求項4】 MSmin =S−DSmax ≠0である、請
    求項2に記載のレシーバ。
  5. 【請求項5】 前記引き続く上りデータフレームはスロ
    ットSを持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及
    び/又はデータスロットDSを持ち、MSはMSmin
    らMSmax まで変化し、MS=MS0+MS1であり、
    DSはDSmi n からDSmax まで変化し、DSmax =S
    であり、そしてMSmin =0である、請求項1に記載の
    レシーバ。
  6. 【請求項6】 前記引き続く上りデータフレームはスロ
    ットSを持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及
    び/又はデータスロットDSを持ち、MSはMSmin
    らMSmax まで変化し、MS=MS0+MS1であり、
    DSはDSmi n からDSmax まで変化し、MSmin =S
    −DSmax ≠0である、請求項1に記載のレシーバ。
  7. 【請求項7】 前記送信パラメータN1及びN0はラン
    ダムな数である、請求項1に記載のレシーバ。
  8. 【請求項8】 予約要求を送信する方法であって、前記
    方法は通信システムのレシーバにより実行され、以下の
    ステップ、 a)レンジパラメータR0及びR1及びミニスロットパ
    ラメータMAPを持つ下りデータフレームを受信し、こ
    こでミニスロットパラメータMAPはミニスロットMS
    0及びMS1を規定し、 b)もしレシーバが、再送信のために以前に送信された
    予約要求を持つならば、レンジパラメータR1により規
    定される範囲内で送信パラメータN1を発生し、 c)もしレシーバが、再送信のために新予約要求を持つ
    ならば、レンジパラメータR0により規定される範囲内
    で送信パラメータN0を発生し、 d)もし送信パラメータN1がミニスロットMS1の1
    つに対応するならば、上りデータフレームのミニスロッ
    トにて以前に送信された予約要求を再送信し、そして e)もし送信パラメータN0がミニスロットMS0の1
    つに対応するならば、上りデータフレームのミニスロッ
    トにて新予約要求を送信する、 ステップを備える予約要求を送信する方法。
  9. 【請求項9】 前記引き続く上りデータフレームはスロ
    ットSを持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及
    び/又はデータスロットDSを持ち、MSはMSmin
    らMSmax まで変化し、MS=MS0+MS1であり、
    DSはDSmi n からDSmax まで変化し、MSmax =S
    であり、そしてDSmin =0である、請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 DSmax =Sであり、MSmin =0で
    ある、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 MSmin =S−DSmax ≠0である、
    請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記上りデータフレームはスロットS
    を持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及び/又
    はデータスロットDSを持ち、MSはMSmi n からMS
    max まで変化し、MS=MS0+MS1であり、DSは
    DSmin からDSmax まで変化し、DSmax =Sであ
    り、そしてMSmin =0である、請求項8に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記上りデータフレームはスロットS
    を持ち、前記スロットSは、ミニスロットMS及び/又
    はデータスロットDSを持ち、MSはMSmi n からMS
    max まで変化し、MS=MS0+MS1であり、DSは
    DSmin からDSmax まで変化し、MSmin =S−DS
    max ≠0である、請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップb)はランダムな数とし
    て送信パラメータN1を発生するステップを備え、前記
    ステップc)はランダムな数として送信パラメータN0
    を発生するステップを備える、請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記ステップd)は送信パラメータN
    1に対応するミニスロットにて以前に送信された予約要
    求を再送信するステップを備え、前記ステップe)は送
    信パラメータN0に対応するミニスロットにて新予約要
    求を送信するステップを備える、請求項8に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 前記ステップb)はランダムな数とし
    て送信パラメータN1を発生するステップを備え、前記
    ステップc)はランダムな数として送信パラメータN0
    を発生するステップを備える、請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 複数のスロットを持つデータフレーム
    にてデータを通信する複数の端末を持つ通信システムで
    あって、前記複数のスロットはデータスロットRDS
    (n+1)及び/又はミニスロットMS(n+1)を含
    み、そして通信システムは、 第1の端末にて新メッセージレンジパラメータR0(n
    +1)及び旧メッセージレンジパラメータR1(n+
    1)を決めるレンジパラメータ決定手段と、 第1の端末にて新メッセージミニスロットMS0(n+
    1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)を
    規定するミニスロットパラメータMAPを決めるミニス
    ロットパラメータ決定手段と、 第1の端末にて、新メッセージレンジパラメータR0
    (n+1)、旧メッセージレンジパラメータR1(n+
    1)及びミニスロットパラメータMAPを、第2の端末
    に送信するための第1端末送信手段と、 第1の端末にて、新メッセージレンジパラメータR0
    (n+1)に対応する範囲内で新メッセージ送信パラメ
    ータN0を決め、旧メッセージレンジパラメータR1
    (n+1)に対応する範囲内で旧メッセージ送信パラメ
    ータN1を決める送信パラメータ決定手段と、 もし新メッセージ送信パラメータN0が新メッセージミ
    ニスロットMS0(n+1)の1つに対応するならば、
    新予約要求を第1の端末に送信し、もし旧メッセージ送
    信パラメータN1が旧メッセージミニスロットMS1
    (n+1)の1つに対応するならば、以前に送信した予
    約要求を第1の端末に送信する第2端末送信手段と、を
    具備する通信システム。
  18. 【請求項18】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、ミニスロットMS(n+1)を以下のように決め
    る、即ち、 もし、RDS(n)<DQ(n)<αRDS(n)なら
    ば、次の式、 【数1】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 もし、DQ(n)<RDS(n)ならば、次の式、 【数2】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、そして
    もし、DQ(n)>αRDS(n)ならば、次の式、 【数3】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 ここで、RDS(n)は以前の上りデータフレームnに
    おけるミニスロットの数であり、D0(n)は離散的な
    時間nにおける予約行動に対応し、Sはデータフレーム
    におけるスロットの総数であり、mはスロットが小分割
    されるミニスロットの数であり、eは2.718281
    828....,であり、MS(n+1)は上りデータ
    フレームn+1に対するミニスロットの数であり、MS
    (n+1)=MS0(n+1)+MS1(n+1)であ
    り、kは予約要求により予約されたデータスロットの平
    均数であり、αは定数であり、Mはミニスロットの定常
    状態数である、請求項17に記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 レンジパラメータ決定手段は、離散的
    な時間n+1に対して旧メッセージレンジパラメータR
    1(n+1)を、次の式、 【数4】 に基づいて決め、 ここで、nは丁度受信した上りデータフレームを示し、
    n+1は次の上りデータフレームを示し、R1(n+
    1)は次の上りデータフレームn+1に対する旧メッセ
    ージレンジパラメータであり、R1(n)は丁度受信し
    た上りデータフレームnに対する旧メッセージレンジパ
    ラメータであり、Nは通信システムにおける端末の総数
    を示し、MS1(n)は丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける旧メッセージミニスロットの数であり、C
    OL0(n)は丁度受信した上りデータフレームnにお
    ける衝突した新メッセージミニスロットMS0(n)の
    数であり、COL1(n)は丁度受信した上りデータフ
    レームnにおける衝突した旧メッセージミニスロットM
    S1(n)の数であり、eは2.71828182
    8....である、請求項17に記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、ミニスロットMS(n+1)を以下のように決め
    る、即ち、 もし、RDS(n)<DQ(n)<αRDS(n)なら
    ば、次の式、 【数5】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 もし、DQ(n)<RDS(n)ならば、次の式、 【数6】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、そして
    もし、DQ(n)>αRDS(n)ならば、次の式、 【数7】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 ここで、RDS(n)は以前の上りデータフレームnに
    おけるミニスロットの数であり、D0(n)は離散的な
    時間nにおける予約行動に対応し、Sはデータフレーム
    におけるスロットの総数であり、mはスロットが小分割
    されるミニスロットの数であり、eは2.718281
    828....,であり、MS(n+1)は上りデータ
    フレームn+1に対するミニスロットの数であり、MS
    (n+1)=MS0(n+1)+MS1(n+1)であ
    り、kは予約要求により予約されたデータスロットの平
    均数であり、αは定数であり、Mはミニスロットの定常
    状態数である、請求項19に記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、新メッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧
    メッセージミニスロットMS1(n+1)を以下のよう
    に決める、即ち、 もし、R1(n+1)<MS(n+1)ならば、次の
    式、 【数8】 に基づいて、新メッセージミニスロットMS0(n+
    1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)を
    決め、 もし、R1(n+1)≧MS(n+1)ならば、次の
    式、 【数9】 に基づいて、新メッセージミニスロットMS0(n+
    1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)を
    決める、請求項20に記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 前記レンジパラメータ決定手段は、離
    散的な時間n+1に対して新メッセージレンジパラメー
    タR0(n+1)を、以下の式、 【数10】 に基づいて決め、 ここで、MS0(n)は丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける旧メッセージミニスロットの数である、請
    求項21に記載の通信システム。
  23. 【請求項23】 前記レンジパラメータ決定手段は、旧
    メッセージレンジパラメータR1(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する旧メッセージレン
    ジパラメータR1(n)に基づき、丁度受信した上りデ
    ータフレームnにおける旧メッセージミニスロットMS
    1(n)に基づき、丁度受信した上りデータフレームn
    における衝突した新メッセージミニスロットMS0
    (n)の数に基づき、丁度受信した上りデータフレーム
    nにおける衝突した旧メッセージミニスロットMS1
    (n)の数に基づき決める、請求項17に記載の通信シ
    ステム。
  24. 【請求項24】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、予約要求行動に基づき、ミニスロットMS(n+
    1)を決める、請求項23に記載の通信システム。
  25. 【請求項25】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、R1(n+1)及びMS(n+1)に基づき、新メ
    ッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧メッセー
    ジミニスロットMS1(n+1)を決める、請求項24
    に記載の通信システム。
  26. 【請求項26】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する新メッセージレン
    ジパラメータR0(n)に基づき、端末の総数に基づ
    き、丁度受信した上りデータフレームnにおける新メッ
    セージミニスロットMS0(n)の数に基づき、MS0
    (n+1)に基づき、丁度受信した上りデータフレーム
    nにおける衝突した新メッセージミニスロットMS0
    (n)の数に基づき決める、請求項25に記載の通信シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、MS(n+1)に基づき、新メッセージミニスロッ
    トMS0(n+1)及び旧メッセージミニスロットMS
    1(n+1)を決める、請求項24に記載の通信システ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する新メッセージレン
    ジパラメータR0(n)に基づき、端末の総数に基づ
    き、丁度受信した上りデータフレームnにおける新メッ
    セージミニスロットMS0(n)の数に基づき、MS0
    (n+1)に基づき、丁度受信した上りデータフレーム
    nにおける衝突した新メッセージミニスロットMS0
    (n)の数に基づき決める、請求項27に記載の通信シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 前記レンジパラメータ決定手段は、旧
    メッセージレンジパラメータR1(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項17に記載の通信シス
    テム。
  30. 【請求項30】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、予約要求行動に基づきミニスロットMS(n+1)
    を決める、請求項29に記載の通信システム。
  31. 【請求項31】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、R1(n+1)及びMS(n+1)に基づき、新メ
    ッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧メッセー
    ジミニスロットMS1(n+1)を決める、請求項30
    に記載の通信システム。
  32. 【請求項32】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項31に記載の通信シス
    テム。
  33. 【請求項33】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、MS(n+1)に基づき、新メッセージミニスロッ
    トMS0(n+1)及び旧メッセージミニスロットMS
    1(n+1)を決める、請求項30に記載の通信システ
    ム。
  34. 【請求項34】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項33に記載の通信シス
    テム。
  35. 【請求項35】 トランスミッタであって、 離散的な時間nにおける上りデータフレームを受信する
    上りデータフレーム受信手段と、 新メッセージレンジパラメータR0(n+1)及び旧メ
    ッセージレンジパラメータR1(n+1)を決めるレン
    ジパラメータ決定手段と、 新メッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧メッ
    セージミニスロットMS1(n+1)を規定するミニス
    ロットパラメータMAPを決め、前記ミニスロットパラ
    メータMAPが少なくとも離散的な時間n+1において
    上りデータフレームn+1を規定するミニスロットパラ
    メータ決定手段と、 新メッセージレンジパラメータR0(n+1)、旧メッ
    セージレンジパラメータR1(n+1)及びミニスロッ
    トパラメータMAPを送信する送信手段と、を具備する
    トランスミッタ。
  36. 【請求項36】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、ミニスロットMS(n+1)を以下のように決め
    る、即ち、 もし、RDS(n)<DQ(n)<αRDS(n)なら
    ば、次の式、 【数11】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 もし、DQ(n)<RDS(n)ならば、次の式、 【数12】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、そして
    もし、DQ(n)>αRDS(n)ならば、次の式、 【数13】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 ここで、RDS(n)は以前の上りデータフレームnに
    おけるミニスロットの数であり、D0(n)は離散的な
    時間nにおける予約行動に対応し、Sはデータフレーム
    におけるスロットの総数であり、mはスロットが小分割
    されるミニスロットの数であり、eは2.718281
    828....,であり、MS(n+1)は上りデータ
    フレームn+1に対するミニスロットの数であり、MS
    (n+1)=MS0(n+1)+MS1(n+1)であ
    り、kは予約要求により予約されたデータスロットの平
    均数であり、αは定数であり、Mはミニスロットの定常
    状態数である、請求項35に記載のトランスミッタ。
  37. 【請求項37】 レンジパラメータ決定手段は、離散的
    な時間n+1に対して旧メッセージレンジパラメータR
    1(n+1)を、次の式、 【数14】 に基づいて決め、 ここで、nは丁度受信した上りデータフレームを示し、
    n+1は次の上りデータフレームを示し、R1(n+
    1)は次の上りデータフレームn+1に対する旧メッセ
    ージレンジパラメータであり、R1(n)は丁度受信し
    た上りデータフレームnに対する旧メッセージレンジパ
    ラメータであり、Nはネットワークにおける端末の総数
    を示し、MS1(n)は丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける旧メッセージミニスロットの数であり、C
    OL0(n)は丁度受信した上りデータフレームnにお
    ける衝突した新メッセージミニスロットMS0(n)の
    数であり、COL1(n)は丁度受信した上りデータフ
    レームnにおける衝突した旧メッセージミニスロットM
    S1(n)の数であり、eは2.71828182
    8....である、請求項35に記載のトランスミッ
    タ。
  38. 【請求項38】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、ミニスロットMS(n+1)を以下のように決め
    る、即ち、 もし、RDS(n)<DQ(n)<αRDS(n)なら
    ば、次の式、 【数15】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 もし、DQ(n)<RDS(n)ならば、次の式、 【数16】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、そして
    もし、DQ(n)>αRDS(n)ならば、次の式、 【数17】 に基づいてミニスロットMS(n+1)を決め、 ここで、RDS(n)は以前の上りデータフレームnに
    おけるミニスロットの数であり、D0(n)は離散的な
    時間nにおける予約行動に対応し、Sはデータフレーム
    におけるスロットの総数であり、mはスロットが小分割
    されるミニスロットの数であり、eは2.718281
    828....,であり、MS(n+1)は上りデータ
    フレームn+1に対するミニスロットの数であり、MS
    (n+1)=MS0(n+1)+MS1(n+1)であ
    り、kは予約要求により予約されたデータスロットの平
    均数であり、αは定数であり、Mはミニスロットの定常
    状態数である、請求項37に記載のトランスミッタ。
  39. 【請求項39】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、新メッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧
    メッセージミニスロットMS1(n+1)を以下のよう
    に決める、即ち、 もし、R1(n+1)<MS(n+1)ならば、次の
    式、 【数18】 に基づいて、新メッセージミニスロットMS0(n+
    1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)を
    決め、 もし、R1(n+1)≧MS(n+1)ならば、次の
    式、 【数19】 に基づいて、新メッセージミニスロットMS0(n+
    1)及び旧メッセージミニスロットMS1(n+1)を
    決める、請求項38に記載のトランスミッタ。
  40. 【請求項40】 前記レンジパラメータ決定手段は、離
    散的な時間n+1に対する新メッセージレンジパラメー
    タR0(n+1)を、次の式、 【数20】 に基づき決め、 ここで、MS0(n)は丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける旧メッセージミニスロットの数である、請
    求項39に記載のトランスミッタ。
  41. 【請求項41】 前記レンジパラメータ決定手段は、旧
    メッセージレンジパラメータR1(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する旧メッセージレン
    ジパラメータR1(n)に基づき、ネットワークにおけ
    る端末の総数に基づき、丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける旧メッセージミニスロットMS1(n)の
    数に基づき、丁度受信した上りデータフレームnにおけ
    る衝突した新メッセージミニスロットMS0(n)の数
    に基づき、そして丁度受信した上りデータフレームnに
    おける衝突した旧メッセージミニスロットMS1(n)
    の数に基づき決める、請求項35に記載のトランスミッ
    タ。
  42. 【請求項42】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、予約要求行動に基づきミニスロットMS(n+1)
    を決める、請求項41に記載のトランスミッタ。
  43. 【請求項43】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、R1(n+1)及びMS(n+1)に基づき、新メ
    ッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧メッセー
    ジミニスロットMS1(n+1)を決める、請求項42
    に記載のトランスミッタ。
  44. 【請求項44】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する新メッセージレン
    ジパラメータR0(n)に基づき、ネットワークにおけ
    る端末の総数に基づき、丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける新メッセージミニスロットMS0(n)の
    数に基づき、MS0(n+1)に基づき、そして丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突した新メッセ
    ージミニスロットMS0(n)の数に基づき決める、請
    求項43に記載のトランスミッタ。
  45. 【請求項45】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、MS(n+1)に基づき、新メッセージミニスロッ
    トMS0(n+1)及び旧メッセージミニスロットMS
    1(n+1)を決める、請求項42に記載のトランスミ
    ッタ。
  46. 【請求項46】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnに対する新メッセージレン
    ジパラメータR0(n)に基づき、ネットワークにおけ
    る端末の総数に基づき、丁度受信した上りデータフレー
    ムnにおける新メッセージミニスロットMS0(n)の
    数に基づき、MS0(n+1)に基づき、そして丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突した新メッセ
    ージミニスロットMS0(n)の数に基づき決める、請
    求項45に記載のトランスミッタ。
  47. 【請求項47】 前記レンジパラメータ決定手段は、旧
    メッセージレンジパラメータR1(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項35に記載のトランス
    ミッタ。
  48. 【請求項48】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、ミニスロットMS(n+1)を、予約要求行動に基
    づき決める、請求項47に記載のトランスミッタ。
  49. 【請求項49】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、R1(n+1)及びMS(n+1)に基づき、新メ
    ッセージミニスロットMS0(n+1)及び旧メッセー
    ジミニスロットMS1(n+1)を決める、請求項48
    に記載のトランスミッタ。
  50. 【請求項50】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項49に記載のトランス
    ミッタ。
  51. 【請求項51】 前記ミニスロットパラメータ決定手段
    は、MS(n+1)に基づき、新メッセージミニスロッ
    トMS0(n+1)及び旧メッセージミニスロットMS
    1(n+1)を決める、請求項48に記載のトランスミ
    ッタ。
  52. 【請求項52】 前記レンジパラメータ決定手段は、新
    メッセージレンジパラメータR0(n+1)を、丁度受
    信した上りデータフレームnにおける衝突したミニスロ
    ットの数に基づき決める、請求項51に記載のトランス
    ミッタ。
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