JP2003219215A - 移動可能な被撮像体を有する撮像装置 - Google Patents

移動可能な被撮像体を有する撮像装置

Info

Publication number
JP2003219215A
JP2003219215A JP2002011803A JP2002011803A JP2003219215A JP 2003219215 A JP2003219215 A JP 2003219215A JP 2002011803 A JP2002011803 A JP 2002011803A JP 2002011803 A JP2002011803 A JP 2002011803A JP 2003219215 A JP2003219215 A JP 2003219215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
carriage
image pickup
imaging
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002011803A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3692081B2 (ja
Inventor
Kazuhito Dobashi
一仁 土橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP2002011803A priority Critical patent/JP3692081B2/ja
Priority to US10/347,305 priority patent/US7304448B2/en
Publication of JP2003219215A publication Critical patent/JP2003219215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3692081B2 publication Critical patent/JP3692081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被検査物を撮像する撮像ユニットの小型化及
び低コスト化を実現し、複数に区枠された撮像エリアを
移動する被撮像体に対し、焦点ズレが生じることなく所
望の撮像精度を達成することが可能な撮像装置を提供す
る。 【解決手段】 基台に固設され、被撮像体に対する焦点
を一定に維持しつつ前記被撮像体を撮像する撮像手段
と、前記被撮像体の撮像エリアにおける縦軸方向及び横軸
方向に沿って平面移動するキャリッジと、前記キャリッ
ジ上に設けられ、前記被撮像体を載置するためのステー
ジと、前記撮像手段と前記ステーシ゛上に載置された前記被撮
像体の撮像エリア面との相対距離を一定に保つために前記
ステージの傾き姿勢を規制するステーシ゛姿勢規制手段と、を
備えた撮像装置において、前記ステーシ゛姿勢規制手段は、前
記ステーシ゛上の撮像エリアにおける前記縦軸及び横軸移動方向
に沿った位置に配設される。ここで、前記ステーシ゛姿勢規制
手段が、前記ステーシ゛の側壁面側に対向して配置され、前記
撮像エリア内における前記キャリッジと前記ステーシ゛との相対
位置を固定する固定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば細菌やバク
テリアなどの検体を被撮像体として撮像する撮像装置で
あって、特に、被撮像体を載置する載置台を移動させる
ことにより撮像面を複数のエリアに分割して撮像する光
学拡大系の撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食品衛生分野等において、食品等
に存在するバクテリア等の微生物を検出又は測定する装
置が広く利用されている。これらの装置における微生物
検出方法においては、寒天やゼラチンなどで固形化させ
た平面培地上に微生物細胞などを培養させ、生じたコロ
ニー(菌の集団)を生菌数として計数する培養法、蛍由
来の発光タンパク質とその基質の反応から発生する蛍光
を検出することで微生物の有無を判定するATP(アデ
ノシン3リン酸)検出法、或いは、波長の異なる蛍光試
薬を使用し、蛍光染色を利用して一度の処理で菌の異な
る性質を検出する蛍光染色法等々、細菌などの微生物を
検出する環境に応じて種々の方法が利用されている。
【0003】このような装置の一例として特開2001
−286296号公報は、微生物が含まれる溶液をプレ
ート表面に付着させ、検出試薬を滴下した後にプレート
下部より励起光光源を点灯させ、プレート上の微生物を
蛍光発色させて蛍光受光部で受光し、特定波長のみを透
過する分光フィルムで蛍光を発する微生物を単体ごとに
発光させる。そして、この発光する単体を数えることで
生死細胞の数や死細胞の数を計量することにより存在す
る生細胞を計数し、検体中の生細胞及び死細胞数を確認
する微生物計量装置を開示している。
【0004】この種の装置においては、受光した光量を
電気信号に変換して画像データを得るために、フォトダ
イオードで生成した電荷をキャパシタに蓄電し、それを
所定のクロックに従って外部に伝送することで映像信号
として利用できるようにした電荷結合素子(以下、「C
CD」(Charge-Coupled Devices)という)を用いた撮
像手段(以下、「CCDカメラ」という)が利用され
る。ところで、電荷結合素子には、MOS型(Metal Ox
ide Semiconductor)と呼ばれるものもあるが、光を電
荷に変換する基本的原理は上記したCCD型と共通であ
る。
【0005】一般に、CCDカメラは上述した微生物の
測定装置のみならず、多種多様な分野における撮像ユニ
ットとして広く使用されている。例えば、特開平8−2
41127号公報は、照明装置により被検査物としての
磁気ヘッドに対して照明光を照射してその透過光又は反
射光を撮像装置にて撮像した画像信号を画像処理装置に
て処理し、被検査物の異物又は欠陥を検出し、さらに被
検査物の位置合わせ機構を具備した表面検査装置を開示
している。この従来装置においても、撮像ユニットとし
てCCDカメラが用いられており、また、検査(撮像)
対象である磁気ヘッドの複数位置を検査(撮像)するた
めに、磁気ヘッドを載置したステージを平面上において
縦方向及び横方向に移動させて、所定の複数位置におい
て検査(撮像)を実行している。その際、ステージ移動
に伴う磁気ヘッドの検査(撮像)対象領域に対する焦点
ズレを補正するために、各検査(撮像)領域の面に焦点
が合うように機能する自動焦点機構を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置においては、被撮像体の移動に伴う焦点ズレ
をなくすためには被撮像体を移動させずに固定配置して
広範囲な撮像エリアを一度に撮像する装置構成が考えら
れるが、解像度を一定にして所定の画質を確保する条件
の下では、高画素に対応した高価なCCDを採用する必
要があり、検査装置の製造コストを抑えるためには被検
査物を移動せざるを得ない。また、上記の従来装置にあ
っては、自動焦点機構を備えることで検査装置の製造コ
スト高につながり、また、装置の大型化を招来してい
た。
【0007】本発明は、従来技術の課題に鑑みて、被検
査物を撮像する撮像ユニットの小型化及び低コスト化を
実現し、複数に区枠された撮像エリアを移動する被撮像
体に対し、焦点ズレが生じることなく所望の撮像精度を
達成することが可能な撮像装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、基
台と、前記基台に固設され、被撮像体に対する焦点を一
定に維持しつつ前記被撮像体を撮像する撮像手段と、前
記被撮像体の撮像エリアにおける縦軸方向及び横軸方向
に沿って平面移動するキャリッジと、前記キャリッジ上
に設けられ、前記被撮像体を載置するためのステージ
と、前記撮像手段と前記ステージ上に載置された前記被
撮像体の撮像エリア面との相対距離を一定に保つために
前記ステージの傾き姿勢を規制するステージ姿勢規制手
段と、を備え、前記ステージ姿勢規制手段は、前記ステ
ージ上の撮像エリアにおける前記縦軸及び横軸移動方向
に沿った位置に配設されたことを特徴とする撮像装置を
提供するものである。
【0009】これによって、本発明においては、ステー
ジ上に載置された被撮像体の撮像エリア面が撮像装置に
対してその相対距離を一定に保つことが可能となり、撮
像エリア内における全撮像領域における精緻な画像の取
得を可能としたのである。
【0010】ここで、前記ステージ姿勢規制手段が、前
記ステージの側壁面側に対向して配置され、前記撮像エ
リア内における前記キャリッジと前記ステージとの相対
位置を固定する固定手段を備え、さらに、前記固定手段
が少なくとも4つの固定ネジを有することにより、前記
相対位置は確実に固定されることとなる。
【0011】また、前記キャリッジは、第1の方向に移
動可能な第1のキャリッジと、前記第1のキャリッジ上
に配設された前記第1の方向と略直交する第2の方向に
移動可能な第2のキャリッジと、から構成されることか
ら、簡易な移動機構で2次元方向の移動とその微細な位
置制御を可能としているのである。
【0012】本装置における前記キャリッジは、前記ス
テージと前記第2のキャリッジとの間に配設されて前記
ステージを前記第2のキャリッジに対して上方側に付勢
する弾性部材と、前記ステージを前記第2のキャリッジ
上に連結する連結部材とを備え、前記固定手段が前記弾
性部材の付勢力に抗して前記連結部材を固定することに
より前記ステージが所定の姿勢を保持し、さらには、前
記弾性部材が前記ステージの四隅部分に対応する位置に
設けられているので、撮像装置に対する撮像面の平面性
を実現する前記相対位置を固定する際の作業性を大幅に
向上させることとなるのである。
【0013】このために、前記基台は、前記撮像手段を
取り付ける略垂直方向に延在する取付面を備えるととも
に、前記ステージが前記取付面に対して略90度の角度
を有して略水平方向に姿勢を保持されるように構成され
る。
【0014】ところで、前記ステージ姿勢規制手段は、
前記第1のキャリッジの移動方向と同一方向における前
記ステージの側壁面に前記ステージの第1の方向の傾き
を調整する第1の傾き調整手段と、前記第2のキャリッ
ジの移動方向と同一方向における前記ステージの側壁面
に前記ステージの第2の方向の傾きを調整する第2の傾
き調整手段と、を備えることにより、撮像装置に対する
撮像面の如何なる方向の傾きをも調整可能としているの
である。
【0015】本装置は、さらに、前記第1のキャリッジ
を移動可能に案内する第1の案内部材と、前記第2のキ
ャリッジを移動可能に案内する第2の案内部材と、を具
備し、前記固定手段は、前記撮像エリア内において前記
第1の案内部材に対し前記ステージが平行配置される位
置で前記第1の傾き調整手段により前記連結部材の少な
くとも一つを固定するとともに、前記撮像エリア内にお
いて、前記第2の案内部材に対し前記ステージが平行配
置される位置で前記第2の傾き調整手段により前記連結
部材の少なくとも一つを固定するように構成されるので
ある。
【0016】また、本装置における前記第1及び第2の
案内部材の夫々は、少なくとも一つのガイドレールを有
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮像装置の実
施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。
【0018】図1は、撮像装置H全体を示す側面図であ
って、図2は、撮像装置H全体を示す正面図である。
【0019】本撮像装置の主要な構成は、被撮像体を載
置するステージ3、ステージ3に被撮像体を載置するな
どの操作をするために開閉するフロントカバー22、対
象とする被撮像体を光照射する光源部24と、この光源
部24で照射されて試薬による励起光を発した被写体か
らの2次元画像光を受光して電気信号による画像データ
に変換するCCDカメラ20と、複数のフィルタを支持
し発光の切り替えに応じてフィルタを切り替える為に移
動するフィルタ移動部23と、さらに、ステージ3に被
撮像体を載置させるときの操作位置にステージ3を移動
させる為の第1のキャリッジ移動機構部13及び第2の
キャリッジ移動機構部12と、から成る。そして、ステ
ージ3は、第2のキャリッジの上面とキットホルダー2
7との間に形成され、ここに検体を付着させたエンブレ
ムキット又はフィルムキットが装着される。
【0020】尚、上記被撮像体を載置する載置台3を、
以下、ステージ3として説明を行うが、その形状等は本
説明又は添付された図面に記載された形状等に限定され
るものではなく、また、被撮像体としての検体をステー
ジ3に載置する構成として、本実施の形態においては検
体を付着させたキットの装着を例示したが、これに限定
されるものでもない。
【0021】第1のキャリッジ6の下部には、これを第
1の方向(縦軸方向で図1において示された矢印Y方
向)へ案内する第1の案内部材(ガイドレール)9と摺
動可能に嵌合する第1スリーブ31と第2スリーブ32
が設けられている。第2のキャリッジ7の下部には、こ
れを第2の方向(横軸方向で矢印X方向)へ案内する第
2の案内部材(ガイドレール)10a、10bと摺動可
能に嵌合する第1スリーブ33と第2スリーブ34とが
備えられている。これにより、第1のキャリッジ6と第
2のキャリッジ7は、第1の移動機構部13(Y方向へ
の駆動)、第2の移動機構部12(X方向への駆動)を
構成するベルト36によって牽引されて移動する。
【0022】電源スイッチにより装置に電源が投入され
ると、先ずイニシャル動作に入る。イニシャル動作にお
いて、ステージ3は基準位置に移動する。この基準位置
は、被撮像体である検体を撮像する撮像位置であって、
CCDカメラ20の真下に設定される。
【0023】ステージ3は、第1の案内部材(ガイドレ
ール9a、9b)並びに第2の案内部材(ガイドレール
10a、10b)のそれぞれのシャフト方向に沿って、
X方向の基準位置に配置されたX−HPセンサと、Y方
向の基準位置に配置されたY−HPセンサとが、共にO
Nとなる位置に移動する。
【0024】イニシャル動作が完了すると、装置は待機
状態に入る。フロントカバー22を開放すると、操作者
によってカバーが開放されたことを示す信号がカバーセ
ンサ(図示せず)から発せれる。この信号(カバー開放
信号)に従って、ステージ3はフロントカバー22の開
放位置であるフロントに移動する。フロントカバー22
は、フロントカバー22の開放は、コイルバネによって
その開放状態が維持される。
【0025】ステージ3上に被撮像体(検体)が装着さ
れてフロントカバー22が操作者によって閉じられる
と、カバーセンサの信号がインターフェイスに接続され
たデータ処理装置に送られて、準備が完了したことをデ
ィスプレイ上に表示する。操作者は、データ処理装置に
指示して撮像を開始する。指示されたデータ処理装置
は、撮像開始コマンドを本撮像装置に送る。本撮像装置
の制御部は、第1のキャリッジ移動機構部13を制御し
てステージ3を撮像用のホームポジション、すなわち撮
像位置の初期位置に移動させる。
【0026】撮像は、ステージ3の位置を少しずつ変更
しながら繰り返し行われる。撮像対象の検体を装着する
ための装着キットは複数種類存在するので、エンブレム
キットを測定する場合とフィルムキットを計測する場合
とで相違する。ここで、撮像を行う全エリアは、エンブ
レムキットの場合で12mm*9mmであり、1回の撮
像で取得できるエリアは1.2mm*0.9mmである
ことからから、100回の撮像フレームが必要になる。
撮像プロセスは、Y方向に10回位置移動しながら撮像
して、X方向に移動してこれを繰り返す。
【0027】一つのフレームの撮像が終わる毎に、その
画像データはデータ処理装置へ送信される。データ処理
装置は、画像データの取得が完了したら、次のフレーム
の取得要求を撮像装置に対して要求し、これにより撮像
装置は位置移動と再撮像を行う。このようにして、必要
なフレームの撮像が繰り返される。必要な全フレームの
撮像が完了した後に、ステージ3は上述したホームポジ
ションに戻る。
【0028】図4において、被撮像体PGは、ステージ
3上にキットホルダー27で固定されており、ステージ
3はキャリッジ2の上に設けられている。
【0029】本装置においては、CCDカメラ20は移
動させず、被撮像体PGを載置したステージ3側を移動
させる構成である。ステージ3の移動によって、撮像時
において、被撮像体PGからの結像点がCCDカメラ2
0の光電変換素子において正確に合焦しないこととなる
と精緻な画像を得ることができず、結果として被撮像体
の正確な認識ができなくなってしまう。そのため、ステ
ージ3が移動しても、常に規定の焦点深度範囲内(例え
ば、60マイクロメートル以内)に収まるように、ステ
ージ3の撮像手段に対する平行度を保持する必要があ
る。
【0030】このため、本発明においては、CCDカメ
ラ20側とステージ3上の撮像エリアAとの相対距離を
一定に保つために、ステージ3の傾き姿勢を規制するス
テージ姿勢規制手段4と、固定手段としての固定ネジ5
と、連結部材8とをステージ3の縦軸方向(Y方向)及
び横軸方向(X方向)に沿った複数位置に配設した。こ
れにより、ステージ3のCCDカメラ20と、このCC
Dカメラ20の前方に配置され被撮像体の結像を得るた
めの集光レンズに対する平面方向における平行性が確実
なものとなる。
【0031】図3は、撮像装置のキャリッジ2の斜視図
を示す。キャリッジ2は、第1のキャリッジ6と第2の
キャリッジ7によって構成されている。第1のキャリッ
ジ6は、基台1に固定された第1の案内部材(ガイドレ
ール)9に案内され第1の方向(Y方向)に移動可能に
構成される。本装置におけるキャリッジ2は、第1のキ
ャリッジ6上に配設され第1の方向(Y方向)と略直交
する第2の方向(X方向)に移動可能な第2のキャリッ
ジ7と、第2のキャリッジ7には被撮像体を載置するた
めのステージ3と、ステージ3と第2のキャリッジ7を
連結する連結部材8と、ステージ3の傾きを調整するス
テージ姿勢規制手段4である第1の傾き調整手段4a、
4bと、ステージ3を固定する固定手段である固定ネジ
5a、5bとで構成されている。さらに、第2のキャリ
ッジ7の下部には、第2のキャリッジ7の移動方向であ
る第2の方向(X方向)へ案内する第2の案内部材(ガ
イドレール)10a、10bが設けられている。
【0032】ステージ姿勢規制手段4を構成する第1の
傾き調整手段4a、4bは、ステージ3の側壁面側に対
向して2対(計4つ)配置されており、キャリッジ2と
ステージ3との相対位置を固定手段(固定ネジ)5で固
定している。これにより、両者の固定位置関係はより確
実なものとなる。
【0033】第1のキャリッジ6と第2のキャリッジ7
は、それぞれ個別の駆動モータと駆動伝達機構を備え
る。これによって少ない最大消費電力を実現する。
【0034】図2及び図3に示されているように、第2
のキャリッジ移動機構部12は、第1のキャリッジ6上
に搭載され、第2のキャリッジ7を横軸方向(X方向)
に移動するための駆動源と駆動伝達部とで構成されてい
る。このような構成によりキャリッジ2の小型化が実現
可能となった。本実施の形態においては、消費電力の関
係から両者を同時に移動することはないが、当然のこと
ながら、両者を同時に移動制御するようにしてもよい。
【0035】図4は、図3を上方から見たステージ3の
平面図を示す。第2のキャリッジ7は、ステージ3の側
壁面側に対向してステージ姿勢規制手段4が2対(計4
つ)と、キャリッジ2とステージ3との相対位置を固定
する固定手段(固定ネジ)5と、ステージ3を第2キャ
リッジ7の上部に連結する連結部材8と、第2のキャリ
ッジを移動するための第2の移動機構部とで構成されて
いる。また、第1のキャリッジは、ガイドレール9に案
内され第1の方向(Y方向)に移動可能にされ、第2の
キャリッジは、ガイドレール10に案内され第2の方向
(X方向)に移動可能に構成されている。
【0036】ステージ3と第2キャリッジ7との間に
は、ステージ3を第2キャリッジ7に対して上方側に付
勢する弾性部材であるバネ11が、ステージ3の四隅部
分に対応する夫々の位置に軸心に巻装されて配設されて
いる。さらに、ステージ3を第2キャリッジ7の上部に
連結する連結部材8は、ステージ3が所定の(水平)姿
勢を保持するように、固定ネジ5でバネ11の上方側へ
の付勢力に抗して連結部材8を固定している。
【0037】ステージ3には、被撮像体PGが載置され
るが、図のステージ3上には、撮像エリアAと、ステー
ジの傾き及びCCDカメラ20からの距離を調整する高
さ調整基準位置p0、及び高さ調整位置p1、p2、p
3、p4を示している。これらの高さ調整基準位置及び
高さ調整位置と、調整治具を用いてテーブルの姿勢調整
が行われる。これにより、撮像装置に対する撮像面の平
面性を実現する前記相対位置を固定する際の作業を容易
にしている。
【0038】図5は、第2のキャリッジ7の側面図を示
す。ステージ3の側壁面側は、ステージ3と第2のキャ
リッジ7を連結する連結部材8と、ステージ3の傾きを
調整するステージ姿勢規制手段4である第1の傾き調整
手段4a、4bと、ステージ3を固定する固定手段であ
る固定ネジ5a、5bと、固定ネジ5a、5bの固定位
置の調整を可能にする長穴14と、連結部材8に設けら
れた複数の凹部29と、複数の凹部29に夫々係合する
複数のピン状の凸部30とで構成されている。既に述べ
たように第2のキャリッジの下部には、第1のキャリッ
ジ6上に設けられた第2の案内部材(ガイドレール)1
0a、10bに嵌合して第2のキャリッジを摺動しつつ
移動可能にするスリーブ33、34が設けられている。
【0039】連結部材8は、ステージ姿勢規制手段4の
一部として構成されている。一つの固定ネジ5で固定さ
れる連結部材8は、複数の凹部29を有する2枚組みの
構成からなり、連結部材8に対向するステージ3及び第
2のキャリッジ7の夫々の側面に設けられた複数のピン
状の凸部30が、連結部材8の複数の凹部29に夫々係
合されて位置決めされる。所定の位置決め(ステージ3
の姿勢決め)のために、上記の複数のピン状の凸部30
は、対応する夫々の連結部材8の凹部29の中で凹部2
9の接触面に沿って移動可能になっている。尚、固定ネ
ジ5によりネジ止めする連結部材8の接触面にも長穴1
4が形成されており、上述した凹部29及び凸部30に
よる相対移動に対応して、固定ネジ5に対して連結部材
8が相対移動できるようになっている。これら複数の規
制(固定)位置をステージ3の側壁面側に対向して配置
することで、ステージ3は所定範囲内において自在な傾
き姿勢を作ることができ、ステージ3の精度の良い水平
位置調整が可能となる。
【0040】次に、ステージ3の面による位置調整につ
いて説明する。
【0041】基台1は、略垂直方向に延在する面を有
し、CCDカメラ(撮像手段)20はこの面の所定位置
に取り付けられる。また、ステージ3はCCDカメラ2
0の取付面に対して略90度の角度で略水平方向にその
姿勢を保持するように構成されるが、本装置の製造工程
においては、例えばL字状(直角状)の治具を用いてス
テージ3の水平位置決めが行われる。つまり、CCDカ
メラ20を取り付けていない基台1の取付面に上記治具
の一方の端部を合わせ、他方の端部をステージ3上に合
わせる。この場合、ステージ3に対向する上記治具の他
方端部面は、少なくともステージ3上に載置される被撮
像体PGの撮像エリアAの領域以上の面(例えば、被撮
像体PGに相当する領域面)を有するものとして形成さ
れていることが重要である。
【0042】このように、両者間に治具を設定した状態
で上記固定ネジ5により固定することによって、ステー
ジ3の水平姿勢が形成される。この面による位置調整に
おいては、上記したバネ11をステージ3と第2のキャ
リッジ7との間であって、ステージ3の四隅部分に対応
した位置に配設したことで、ステージ3の水平姿勢のた
めの位置調整に係わる作業が容易となる。
【0043】本発明によれば、上記したような簡易な構
成でステージ3位置の水平方向、垂直方向、縦方向、横
方向のそれぞれの位置調整が可能であり、CCDカメラ
20等の撮像装置とステージ3との間の距離を常時一定
に保つことが可能となっている。
【0044】さらに、ステージ3の水平姿勢制御のため
の位置調整は、上記の構成によって限定されず、以下に
述べる変形例によっても達成可能である。すなわち、ス
テージ姿勢規制手段4は、第1のキャリッジ6の移動方
向である縦軸方向(Y方向)と同一方向のステージ3の
側壁面に設けられ、ステージ3の第1の方向の傾きであ
る、上記縦軸方向(Y方向)でのステージ3の移動方向
上流側及び下流側端部において生じる上下方向の高さ位
置調整を行うものである。
【0045】さらに、ステージ姿勢規制手段4を第2の
キャリッジ7の移動方向である横軸方向(X方向)と同
一方向のステージ3の側壁面に設け、ステージ3の第2
の方向の傾きである、上記横軸方向(X方向)でのステ
ージ3の移動方向上流側及び下流側端部において生じる
上下方向の高さ位置調整を行うものである。このような
実施の形態例においては、夫々の高さ位置調整を行うた
めの第1の傾き調整手段と第2の傾き調整手段を備えて
いるようにしても良い。
【0046】ここで、ステージ3面上に設けられた調整
基準位置によるステージの姿勢制御について説明する。
【0047】第1の傾き調整手段として、例えば図3、
図5におけるステージ姿勢規制手段4の4a及び4bを
採用することができる。また、第2の傾き調整手段とし
て、例えば図3、図5におけるステージ姿勢規制手段4
の4a同士又は4b同士、つまり、横軸方向(X方向)
におけるステージ3の両側壁面側に配設された2つの4
a又は4bを採用することができる。
【0048】ここでは、図3のステージ3に対して手前
側(図4に対しては向かって左側)に配設された調整手
段4a、4bを第1の傾き調整手段として、また、図3
における調整手段(図3の4a、図4に対しては上側)
を第2の傾き調整手段として説明する。
【0049】第1の傾き調整手段4は、第1のキャリッ
ジ6を移動可能に案内する第1の案内部材としてのガイ
ドレール9aに対してステージ3が平行配置されるよう
に調整するものであり、撮像エリアAにおける第1の高
さ調整位置p1と第2の高さ調整位置p2とが同一の高
さ位置となるようなに調整を行う。
【0050】先ず、第1の高さ調整位置p1を高さ調整
基準位置p0に位置付ける。そして、上述したようなL
字状(直角状)の治具を同様に高さ調整基準位置p0上
に設定して固定ネジ5aにより対応する連結部材8をネ
ジ止めする。ここで、本実施例で用いられる治具は、広
範囲な面(被撮像体PGに相当する領域面)を有するも
のではなく、高さ調整基準位置p0を点で捉えるような
極小なものが望ましいが、剛性を有するものであること
が必要である。
【0051】次に、治具を一旦外した後、第1のキャリ
ッジ6を移動させて第2の高さ調整位置p2を高さ調整
基準位置p0に位置付かせた後再び治具を設定して固定
ネジ5bにより対応する連結部材8をネジ止めする。こ
れにより、ステージ3は撮像エリア3においてガイドレ
ール9aに対する傾きが調整され、両者が平行配置する
ように位置付けられたことになる。
【0052】引き続いて、第2の傾き調整手段による調
整を行うが、第2の傾き調整手段は、第2のキャリッジ
7を移動可能に案内する第2の案内部材としてのガイド
レール10aに対してステージ3が平行配置されるよう
に調整するものであり、撮像エリアAにおける第3の高
さ調整位置p3と第4の高さ調整位置p4とが同一の高
さ位置となるような調整を行うものである。
【0053】第3の高さ調整位置p3を高さ調整基準位
置p0に位置付けさせるが、ここでは上記治具による高
さ確認だけを行い、続いて治具を一旦外した後、第2の
キャリッジ7を移動させて第4の高さ調整位置p4を高
さ調整基準位置p0に位置決めしてから、再び治具を設
定して固定ネジ5a及び5b(この場合は、図3でのス
テージ3の奥側、図4に対しては向かって右側)により
対応する連結部材8を夫々ネジ止めする。これにより、
ステージ3は撮像エリアAにおいてガイドレール10a
に対する傾きが調整され、両者が平行配置するように位
置付けられたことになる。
【0054】上記したステージ3の傾き調整により、ス
テージ3は撮像エリア3においてガイドレール9a及び
10aに対して夫々平行に位置付けられ、その結果とし
て、キャリッジ2の移動によってもステージ3の姿勢は
精度良く位置決めされ、撮像エリアAに対するCCDカ
メラ20の撮像精度を維持することが可能となる。
【0055】尚、本形態例においては、ガイドレール9
a及び10aに対するステージ3の位置調整(傾き調
整)を説明したが、ガイドレール9b及び10bに対し
ても同様な調整ができることは言うまでもない。この場
合、図3のステージ3の奥側(図4に対しては向かって
右側)に配設された符号4a及び4bを第1の傾き調整
手段として、また、図3における符号4b同士(図4に
対しては下側)を第2の傾き調整手段として用いること
ができる。
【0056】さらに、上記の形態例の説明においては、
第1のキャリッジ6の移動方向である縦軸方向(Y方
向)の調整の後に第2のキャリッジ7の移動方向である
横軸方向(X方向)の調整を行ったが、これに限定され
ることなく、第2のキャリッジ7の移動方向である横軸
方向(X方向)の調整の後に、第1のキャリッジ6の移
動方向である縦軸方向(Y方向)の調整を行っても良
く、また、ステージ3の側壁側に位置する4箇所にてス
テージ3の傾き調整を行ったが、何れか一箇所を省略し
た3箇所を調整箇所として設けることでもよい。
【0057】以上、詳しく説明したように、本発明に係
る撮像装置においては、基台に固設され、被撮像体に対
する焦点を一定に維持しつつ前記被撮像体を撮像する撮
像手段と、前記被撮像体の撮像エリアにおける縦軸方向
及び横軸方向に沿って平面移動するキャリッジと、前記
キャリッジ上に設けられ、前記被撮像体を載置するため
のステージと、前記撮像手段と前記ステージ上に載置さ
れた前記被撮像体の撮像エリア面との相対距離を一定に
保つために前記ステージの傾き姿勢を規制するステージ
姿勢規制手段とを備え、前記ステージ姿勢規制手段は、
前記ステージ上の撮像エリアにおける前記縦軸及び横軸
移動方向に沿った位置に配設されるように構成されたこ
とにより、被撮像体としての検体を撮像する撮像ユニッ
トのCCDセンサについても高画素に対応した高価なC
CDを不要とし、所望の画質を得られながらも安価な構
成として、撮像装置全体の小型化及び低コスト化を実現
した。
【0058】さらに、撮像のために移動可能なステージ
の姿勢の調整を簡易な構成で可能としたことから、自動
焦点調整装置を具備することなく、複数の撮像エリアを
移動する被撮像体に対し焦点ズレが生じることない所望
の撮像精度を達成することを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像装置の側面図を示す。
【図2】 本発明に係る撮像装置の正面図を示す。
【図3】 本撮像装置におけるキャリッジの斜視図を示
す。
【図4】 図3に示したキャリッジを上方から見た平面
図を示す。
【図5】 撮像装置の第2のキャリッジ側面図を示す。
【符号の説明】
1 基台 2 キャリッジ 3 ステージ 4 ステージ姿勢規制手段 4a 第1及び第2の傾き調整手段 4b 第1及び第2の傾き調整手段 5 固定手段(ステージ姿勢規制手段の一部、固定ネ
ジ) 6 第1のキャリッジ 7 第2のキャリッジ 8 連結部材(ステージ姿勢規制手段の一部) 9 第1の案内部材(ガイドレール) 10 第2の案内部材(ガイドレール) 11 弾性部材(バネ) 12 第2のキャリッジ移動機構部 13 第1のキャリッジ移動機構部 20 CCDカメラ 22 フロントカバー 24 光源部 H 撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C12Q 1/06 C12Q 1/06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 前記基台に固設され、被撮像体に対する焦点を一定に維
    持しつつ前記被撮像体を撮像する撮像手段と、 前記被撮像体の撮像エリアにおける縦軸方向及び横軸方
    向に沿って平面移動するキャリッジと、 前記キャリッジ上に設けられ、前記被撮像体を載置する
    ためのステージと、 前記撮像手段と前記ステージ上に載置された前記被撮像
    体の撮像エリア面との相対距離を一定に保つために前記
    ステージの傾き姿勢を規制するステージ姿勢規制手段
    と、を備え、 前記ステージ姿勢規制手段は、前記ステージ上の撮像エ
    リアにおける前記縦軸及び横軸移動方向に沿った位置に
    配設されたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記ステージ姿勢規制手段が、前記ステ
    ージの側壁面側に対向して配置され、前記撮像エリア内
    における前記キャリッジと前記ステージとの相対位置を
    固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、少なくとも4つの固定
    ネジを有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジは、第1の方向に移動可
    能な第1のキャリッジと、前記第1のキャリッジ上に配
    設された前記第1の方向と略直交する第2の方向に移動
    可能な第2のキャリッジと、から構成されたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記キャリッジは、さらに、前記ステー
    ジと前記第2のキャリッジとの間に配設されて前記ステ
    ージを前記第2のキャリッジに対して上方側に付勢する
    弾性部材と、前記ステージを前記第2のキャリッジ上に
    連結する連結部材とを備え、 前記固定手段が前記弾性部材の付勢力に抗して前記連結
    部材を固定することにより前記ステージが所定の姿勢を
    保持することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材が前記ステージの四隅部分
    に対応する位置に設けられたことを特徴とする請求項5
    に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記基台が前記撮像手段を取り付ける略
    垂直方向に延在する取付面を備えるとともに、前記ステ
    ージが前記取付面に対して略90度の角度を有して略水
    平方向に姿勢を保持されるように構成したことを特徴と
    する請求項6に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記ステージ姿勢規制手段は、 前記第1のキャリッジの移動方向と同一方向における前
    記ステージの側壁面に前記ステージの第1の方向の傾き
    を調整する第1の傾き調整手段と、 前記第2のキャリッジの移動方向と同一方向における前
    記ステージの側壁面に前記ステージの第2の方向の傾き
    を調整する第2の傾き調整手段と、を備えたことを特徴
    とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のキャリッジを移動可能に案内
    する第1の案内部材と、前記第2のキャリッジを移動可
    能に案内する第2の案内部材と、を具備し、 前記固定手段は、前記撮像エリア内において前記第1の
    案内部材に対し前記ステージが平行配置される位置で前
    記第1の傾き調整手段により前記連結部材の少なくとも
    一つを固定するとともに、前記撮像エリア内において前
    記第2の案内部材に対し前記ステージが平行配置される
    位置で前記第2の傾き調整手段により前記連結部材の少
    なくとも一つを固定するように構成された、ことを特徴
    とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の案内部材の夫々
    は、少なくとも一つのガイドレールを有することを特徴
    とする請求項9に記載の撮像装置。
JP2002011803A 2002-01-21 2002-01-21 移動可能な被撮像体を有する撮像装置 Expired - Lifetime JP3692081B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011803A JP3692081B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 移動可能な被撮像体を有する撮像装置
US10/347,305 US7304448B2 (en) 2002-01-21 2003-01-21 Developing apparatus and image processing system with the developing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011803A JP3692081B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 移動可能な被撮像体を有する撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003219215A true JP2003219215A (ja) 2003-07-31
JP3692081B2 JP3692081B2 (ja) 2005-09-07

Family

ID=27649192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002011803A Expired - Lifetime JP3692081B2 (ja) 2002-01-21 2002-01-21 移動可能な被撮像体を有する撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3692081B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018117106A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 オリンパス株式会社 試料観察装置
CN115128004A (zh) * 2022-06-29 2022-09-30 湛江中心人民医院 一种用于生物医疗的显微视觉检测装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018117106A1 (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 オリンパス株式会社 試料観察装置
CN115128004A (zh) * 2022-06-29 2022-09-30 湛江中心人民医院 一种用于生物医疗的显微视觉检测装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3692081B2 (ja) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9575301B2 (en) Device for a microscope stage
AU2012306572B2 (en) Imaging systems, cassettes, and methods of using the same
CA2578223C (en) Scanner arrangement and method for optically scanning an object
DK2663890T3 (en) COMPACT MICROSCOPY SYSTEM AND PROCEDURE
JP2003219215A (ja) 移動可能な被撮像体を有する撮像装置
CN115372375A (zh) 晶圆检测装置及检测方法
JP2003323600A (ja) 撮像装置及び撮像装置における焦点合わせ方法
JP2003219251A (ja) 撮像装置における被撮像体搭載用キャリッジ及び撮像装置
AU2015201450B2 (en) Imaging systems, cassettes, and methods of using the same
JPH11243473A (ja) 画像読取装置
JP2003324650A (ja) 撮像装置
US7304448B2 (en) Developing apparatus and image processing system with the developing apparatus
AU2013205437B2 (en) Imaging system and techniques
CN114878524A (zh) 生物孔板成像装置及应用其的成像方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3692081

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120624

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130624

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term