JP2003214965A - タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ - Google Patents

タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ

Info

Publication number
JP2003214965A
JP2003214965A JP2002011377A JP2002011377A JP2003214965A JP 2003214965 A JP2003214965 A JP 2003214965A JP 2002011377 A JP2002011377 A JP 2002011377A JP 2002011377 A JP2002011377 A JP 2002011377A JP 2003214965 A JP2003214965 A JP 2003214965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
force
measuring
magnetic
force acting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002011377A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shima
広志 島
Kazutomo Murakami
和朋 村上
Takashi Yokoi
横井  隆
Masami Kikuchi
正美 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2002011377A priority Critical patent/JP2003214965A/ja
Publication of JP2003214965A publication Critical patent/JP2003214965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤに作用する路面摩擦力や垂直力を、タ
イヤの回転速度の情報を必要せずに、簡易にかつ高精度
に測定する方法ならびに装置を提供する。 【解決手段】 タイヤのサイドウォール部の周方向の少
なくとも一箇所に、ほぼ半径方向に延在する磁性体を配
設するとともに、車軸を通る平面内に延在し、前記サイ
ドウォール部と交差する環状磁路を、少なくとも一つ車
体側に固定して形成しておき、前記磁性体が、環状磁路
の前記平面内に含まれたときの、環状磁路の磁束密度と
相関する量を測定し、測定したこの量を基に、タイヤの
周方向に作用する力によって生じる、磁性体の傾斜角度
の変化を計算し、この傾斜角度から周方向の作用力を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のアンチロッ
クブレーキシステム(以下「ABS」という)、もしく
は、トラクションコントロールシステムの制御に必要な
路面摩擦係数を精度よく推定するための、タイヤに作用
する周方向および垂直方向の力の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に用いられるABSの性能を高める
ためは、できるだけ大きい路面摩擦係数の状態で、ロッ
ク、アンロックの制御を行うことが効果的であり、この
路面摩擦係数は、一定の路面状態では、車輪のスリップ
率に依存するため、ABSは、最大の路面摩擦係数を与
えるスリップ率の近傍でロック、アンロックを制御する
ように設計される。
【0003】このことから、従来のABSでは、スリッ
プ率を、車両の速度と、車輪の回転数を測定して、これ
らの測定値に基づいて計算し、このスリップ率がある一
定の範囲に入るよう制動を自動制御する方式が一般的で
ある。
【0004】しかしながら、このスリップ率から路面摩
擦係数を推定する方法では、スリップ率と路面摩擦係数
の関係が、路面状況によって大きく変化し、最適な路面
摩擦係数に対応するスリップ率が、路面の状況によって
異なってしまい、スリップ率だけでは最適路面摩擦係数
が得られないという問題があった。このため、路面かが
タイヤに作用する周方向および垂直方向の力を測定し
て、この測定した力から直接摩擦係数を求めることが望
ましく、このタイヤに作用する力を求める方法として、
特表平10−506346号公報に記載のものが公知で
ある。
【0005】この従来の力の測定方法は、タイヤのサイ
ドウォール部上の、半径方向の位置の異なる二つの基準
点間の周方向の相対ずれ量が、周方向力に比例すること
を利用して、このずれ量を測定することにより周方向力
を逆算して求めるものであり、その具体的方法として
は、前記基準点の位置に磁石を埋めこんでおき、それぞ
れの磁石に対応する半径方向位置に、車両から固定して
取り付けられた磁気センサを配置し、タイヤの回転に従
い、両基準点とこれらに対応するそれぞれの磁気センサ
とが合致したとき、それぞれの磁気センサに発生する磁
化のピークの現れるタイミングの相互の時間ずれから基
準点の相対ずれを計算するものである。
【0006】しかしながら、この方法は、時間のずれか
ら、基準点間の相対ずれを計算するにあたり、常に変化
する車輪の回転速度のデータを取りこんで計算する必要
があり、制御が複雑になるとともに、車輪の回転速度の
精度に影響されて、計算の精度が悪化するという問題が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に鑑みてなされたものであり、路面摩擦係数の高
精度な推定に必要な、タイヤに作用する路面摩擦力や垂
直力を、簡易にかつ高精度に測定する方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならび
に作用を以下に示す。
【0009】請求項1に記載のタイヤに作用する力の測
定方法は、タイヤの周方向に作用する力を測定する方法
であって、タイヤの回転に伴い、タイヤのサイドウォー
ル部の周方向の少なくとも一箇所に、ほぼ半径方向に延
在する磁性体が、車体側に固定して形成され、前記サイ
ドウォール部と略タイヤ半径上の二点で交差する環状磁
路を横断したときの、環状磁路の磁束密度と相関する量
の変化を測定し、この測定値をもとに、タイヤの周方向
に作用する力によって生じる、磁性体の傾斜角度の変化
を計算し、この傾斜角度から周方向の作用力を求めるも
のである。
【0010】本発明に係るタイヤに作用する力の測定方
法は、タイヤの回転に伴って、タイヤに配設した磁性体
がこの環状磁路内にはいって磁路の磁束密度が最大とな
ったときの、この磁束密度と相関する物理量の変化を測
定し、この物理量の大小から、磁性体の半径方向に対す
る傾きを算出し、そして、算出された磁性体の傾きから
周方向の力を求めるものである。
【0011】すなわち、この環状磁路は、サイドウォー
ル部外表面を境にしてタイヤ内部分とタイヤ外部分に分
かれるが、タイヤ内の部分に磁性体がないときは、この
磁路はほぼ開放状態に近いので磁束密度は極めて小さい
が、この磁路内に磁性体が入ると、急激に磁束密度が上
昇する。そして、このピークの磁束密度は、磁性体のタ
イヤ赤道面への投影線が完全に半径方向と一致したとき
最大となり、半径方向に対して傾斜角度が大きいほどピ
ーク磁束密度は小さくなる。したがって、磁束密度と相
関する物理量のピーク値と磁性体の傾斜角度の関係式を
実験等により予め準備しておくことにより、この物理量
のピーク値を測定することにより、傾斜角度を知ること
ができる。
【0012】そして、この磁性体の傾斜角度は、タイヤ
の周方向の力にほぼ比例するから、傾斜角度と周方向の
力の関係式についても、これを予め実験等で求めてお
き、磁性体の傾斜角度が分かれば、この関係式に照らし
合わせて、周方向の力を計算して測定することができ
る。
【0013】請求項2に記載のタイヤに作用する力の測
定方法は、請求項1に記載するところにおいて、前記環
状磁路の磁束密度と相関する量を、この磁路の回りに螺
旋状に巻いたコイルに誘導される起電力の積分値とする
ものである。
【0014】このタイヤに作用する力の測定方法は、前
記環状磁路の磁束密度と相関する量を、この磁路の回り
に螺旋状に巻いたコイルに誘導される起電力の積分値と
したので、ピーク位置での起電力積分値と磁性体の傾斜
角度との関係を表す関係式を予め準備しておくことによ
り、磁性体の傾斜角度を簡易に計算し、よって、タイヤ
に作用する周方向の力を測定することができる。
【0015】しかも、起電力は、磁束密度の時間微分で
表わされるので、前記環状磁路の周方向磁束密度分布が
同じでも、起電力そのものは、タイヤが早く回転するほ
ど、そのピーク値は大きくなるが、起電力を時間積分し
たものは、元の周方向磁束密度分布を表し、そのピーク
値は、回転数に依存することがない。このことにより、
ピーク位置での起電力積分値と磁性体の傾斜角度とを一
義に関係つけることができ、前述の従来の測定方法に対
比して、タイヤの回転速度に関するデータを用いること
なく、タイヤに作用する周方向の力を測定することがで
きるので、測定システムを簡易にし、かつ、精度の高い
ものにすることができる。
【0016】請求項3に記載のタイヤに作用する力の測
定方法は、請求項1に記載するところにおいて、前記環
状磁路の磁束密度と相関する量を、この磁路の回りに螺
旋状に巻いたコイルに印加する所定の交流電流に対する
インダクタンスとするものである。
【0017】このタイヤに作用する力の測定方法は、前
記環状磁路の磁束密度と相関する量を、この磁路の回り
に螺旋状に巻いたコイルに印加する所定の交流電流に対
するインダクタンスとしたので、ピーク位置でのインダ
クタンスと磁性体の傾斜角度との関係を表す関係式を予
め準備しておくことにより、磁性体の傾斜角度を簡易に
計算し、よって、タイヤに作用する周方向の力を測定す
ることができる。
【0018】しかも、ここで測定されたインダクタンス
は、回転数に依存することがなく、したがって、ピーク
位置でのインダクタンスと磁性体の傾斜角度とを一義に
関係付けることができ、前述の従来の測定方法に対比し
て、タイヤの回転速度に関するデータを用いることな
く、タイヤに作用する周方向の力を測定することができ
るので、測定システムを簡易にし、かつ、精度の高いも
のにすることができる。
【0019】請求項4に記載のタイヤに作用する力の測
定方法は、請求項1〜3のいずれかに記載するところに
おいて、前記環状磁路を、長さおよびタイヤ半径方向に
対する配置角度の一方もしくは両方が異なり、互いに近
接して配設された二個の環状磁路とし、前記、環状磁路
の磁束密度と相関する量の変化の測定値をもとに、タイ
ヤの半径方向に作用する力によって生じる、磁性体のタ
イヤ幅方向の移動量を計算し、この移動量から半径方向
の作用力を求めるものである。
【0020】磁路の磁束密度は、磁性体の傾斜角度によ
って変化することは前述の通りであるが、この磁性体の
傾斜角度のほか、磁性体がタイヤ回転軸と平行に移動し
ても磁路の磁束密度は変化する。磁束密度の変化を、磁
性体の傾斜に起因する変化分と、磁性体のタイヤ幅方向
の移動に起因する変化分とに分離することができれば、
磁性体の傾斜角度を正確に求めることができ、したがっ
て、高い精度で周方向の力を測定できる。さらに、磁性
体のタイヤ幅方向移動量と、タイヤに作用する垂直荷重
すなわち半径方向の力との関係を予め実験等で求め準備
しておくことにより、磁性体の幅方向移動量を算出して
半径方向の力を求めることができる。
【0021】このタイヤに作用する力の測定方法によれ
ば、二つの環状磁路は、長さもしくはタイヤ半径方向に
対する角度、あるいは、これらの両方が互いに異なるの
で、これら二つの環状磁路の磁束密度のピーク値をそれ
ぞれ求めることにより、磁性体の傾斜角度の変化とタイ
ヤ幅方向の移動量を逆算して求めることができる。
【0022】このことを、解析的に示すと次のようにな
る。二つの環状磁路のうち、一方の磁束密度のピーク値
をφA、他方の環状磁路の磁束密度のピーク値をφB、
磁性体の傾斜角度の変化をθ、磁性体のタイヤ幅方向の
移動量をdとすると、φAとφBとはそれぞれ、θとd
とに依存するので、φA、φBは、それぞれ、式
(1)、式(2)の通り表すことができ、φA、φBが
それぞれ求まると、式(1)と式(2)との連立方程式
から、両方の式を満足するθとdとを一義的に求められ
ることがわかる。 φA=φA(θ、d) (1) φB=φB(θ、d) (2)
【0023】請求項5に記載のタイヤに作用する力の測
定装置は、請求項2もしくは請求項4のいずれかに記載
のタイヤに作用する力の測定方法に用いる装置であっ
て、車軸もしくはサスペンションを含む車体側に取り付
けられ、タイヤの半径方向に延在してタイヤのサイドウ
ォール部表面に対向する両端面を有し、磁石を含む部材
よりなるヨーク部と、このヨーク部の回りに螺旋状に巻
いた誘導起電力測定用のコイルとを具えてなるものであ
る。
【0024】本発明に係るタイヤに作用する力の測定装
置は、前記磁石を含む部材よりなるヨーク部により、請
求項2もしくは請求項4に記載の環状磁路を形成するこ
とができ、また、ヨーク部の回りに螺旋状に巻いたコイ
ルには、タイヤのサイドウォール部に設けた磁性体が、
環状磁路を横切って通過する際の環状磁路の磁束密度の
変化によって起電力が生起されるので、このコイル両端
間の電圧を測定することにより、前述の通り、タイヤの
周方向、もしくは、これに加えて半径方向の力を測定す
ることができる。しかも、この測定において、タイヤの
回転速度に依存するファクタを別途測定する必要がない
ので、測定するシステムを簡易に構成することができる
とともに、タイヤに作用する力を精度よく測定すること
ができる。
【0025】請求項6に記載のタイヤに作用する力の測
定装置は、請求項3〜4のいずれかに記載のタイヤに作
用する力の測定方法に用いる装置であって、車軸もしく
はサスペンションを含む車体側に取り付けられ、タイヤ
の半径方向に延在してタイヤのサイドウォール部表面に
対向する両端面を有し、コイルを外周に螺旋状に巻きつ
けたヨーク部と、このコイルに所定の交流電流を印加す
る電源と、この交流電流に対するインダクタンスの大き
さを測定するインダクタンス測定手段とを具えてなるも
のである。
【0026】本発明に係るタイヤに作用する力の測定装
置は、コイルを外周に螺旋状に巻きつけたヨーク部によ
り、請求項3もしくは請求項4に記載の環状磁路を形成
することができ、また、タイヤのサイドウォール部に設
けた磁性体が、環状磁路を横切って通過する際の環状磁
路の磁束密度の変化によりインダクタンスが変化するの
で、インダクタンス測定手段によりこれを測定すること
により、前述の通り、タイヤの周方向、もしくは、これ
に加えて半径方向の力を測定することができる。しか
も、この測定において、タイヤの回転速度に依存するフ
ァクタを別途測定する必要がないので、測定するシステ
ムを簡易に構成することができるとともに、タイヤに作
用する力を精度よく測定することができる。
【0027】請求項7に記載のタイヤは、請求項1〜6
のいずれかに記載のタイヤに作用する力の測定方法に用
いるタイヤであって、サイドウォール部の周方向の少な
くとも一箇所に、ほぼ半径方向に延在する磁性体を配設
してなるものである。
【0028】本発明に係るタイヤは、サイドウォール部
の周方向の少なくとも一箇所に、ほぼ半径方向に延在す
る磁性体を配設しているので、前述の通り、タイヤの周
方向、もしくは、これに加えて半径方向の力を測定する
ことができる。しかも、この測定において、タイヤの回
転速度に依存するファクタを別途測定する必要がないの
で、測定するシステムを簡易に構成することができると
ともに、タイヤに作用する力を精度よく測定することが
できる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るタイヤに作用
する力の測定装置の第一の実施形態について図1ないし
図8に基づいて説明する。図1は、この力の測定装置1
0を示す略線部分断面図であり、図中、INは、車両に
装着されたタイヤ1の、車両の中心側を示し、OUTは
車両の外側を示し、図2は、頭のII−II矢視から見たタ
イヤを、周方向の力が作用していない状態で示す正面図
である。タイヤ1の車両の中心側のサイドウォール部2
の、周方向の一箇所に、タイヤの半径方向に延在する磁
性体3が設けられている。
【0030】力の測定装置10は、二個の起電力測定ユ
ニット19A、19Bを具え、一方の起電力測定ユニッ
ト19Aは、鉄心と、この周囲に螺旋状に巻かれ電磁石
をなす励磁用コイル12Aとで構成されたヨーク部11
A、誘起された起電力測定用コイル13A、励磁用コイル
12Aに直流電流を流す電池14A、および、誘起された
起電力を測定する電圧計15Aを具え、他方の起電力測
定ユニット19Bも同様の構成をしている。一方の起電
力測定ユニット19Aのヨーク部11Aと、他方の起電
力ユニット19Bのヨーク部11Bとは、タイヤ半径方
向に対して逆向きに配置されている。
【0031】一方の起電力測定ユニット19Aのヨーク
部11Aは環状をなす磁路Fを形成し、また、ヨーク部
11Aおよび起電力測定用コイル13Aは、タイヤの車
両中心側サイドウォール部2に近接して、車軸もしくは
サスペンションなど車体の回転しない部分に取り付けら
れるが、電池14Aおよび電圧計15Aは、ともに車体側
のどこに設けてもよい。他方の起電力測定ユニット19
Bについても同様である。
【0032】図3は、タイヤのサイドウォール部に設け
た磁性体3が、一方の起電力測定ユニット19Aに近接
していない状態で示す、起電力測定ユニット19Aの略
線部分断面図である。この状態においては、環状磁路F
は、空気やゴム等、磁性体以外の部分で多く含んで構成
されるため、その磁束密度は小さい。タイヤが回転して
磁性体3が、ヨーク部11Aが配置された周方向位置に
合致すると、図1に示す状態となり、このとき、環状磁
路Fはほとんど磁性体で構成されるため、その磁束密度
は大ききなる。他方の起電力測定ユニット19Bについ
ても同様である。
【0033】図4(a)は、周方向力Tの作用するタイ
ヤ1を回転させたときに、一方の起電力測定ユニット1
9Aの磁路Fに生起される磁束密度の変化を、縦軸に磁
束密度φA、横軸に時間tをとって示したグラフであ
り、図4(b)は、同様に、他方の起電力測定ユニット
19Bについて、縦軸に磁束密度φB、横軸に時間tを
とって示したものである。タイヤ1の回転に伴って、磁
性体3は、時刻tA、tBにおいて、起電力測定ユニッ
ト19A、19Bのそれぞれのヨーク部11A、11B
に最も接近し、このとき、磁束密度φA、φBはそれぞ
れのピーク値φAmax、φBmaxを現す。なお、こ
のグラフは測定された起電力を時間積分したものであ
る。この二つのグラフから、タイヤに作用する周方向の
力および半径方向の力を求める方法について次に説明す
る。
【0034】図5は、タイヤ1を、周方向の力Tが作用
したときの状態で示す、図2に対応する正面図である。
図2に示すように、タイヤ1に周方向力が作用していな
い場合は、サイドウォール部2の内径側と外径側との間
でねじりが発生しないため、磁性体3は、タイヤ1の半
径方向に向いている。このタイヤ1に、周方向力Tが作
用すると、周方向力に比例して、タイヤのサイドウォー
ル部にねじれが発生るので、図5に示すように、磁性体
3は、周方向力の大きさに応じた角度θだけ半径方向に
対して傾斜する。
【0035】磁性体が、ヨーク部11Aに対応する周方
向位置を通過するとき、前述の通り、その磁路Fに生起
される磁束密度は最大となるが磁性体が角度θだけ傾斜
して、ヨーク部11Aに接近した場合の磁路Fの最大の
磁束密度φAmaxは、図2の傾斜しない場合に対す
る、磁性体3とヨーク部11Aの間のギャップの増加量
に応じて小さくなり、その程度は、傾斜角度よって一義
的に決まる。このことより、最大の磁束密度φAmax
を測定することによりそのときの磁性体の傾斜角度を決
めることができ、よって、周方向の力を測定することが
できる。
【0036】ただし、上述したことは、あくまでタイヤ
の断面形状が変化しない場合のことであり、タイヤが膨
らんで磁性体3とヨーク部11Aとのギャップが狭くな
れば磁路Fの磁束密度は上昇する。図6(a)、図6
(b)はこの様子を示すタイヤの断面図であり、図6
(a)は、ギャップが大きい場合を示し、図6(b)は
ギャップが小さい場合を示す。そして、このギャップの
大小は、タイヤの幅方向の膨らみに起因し、さらにこの
幅方向の膨らみは、タイヤに作用する垂直力の大きさに
依存する。
【0037】さて、断面形状が変化しない場合、すなわ
ち、半径方向の力の作用がない場合は、ヨーク部11A
とヨーク部11Bは、タイヤ半径方向に対して逆向きに
傾斜して配置されているので、タイヤ周方向の力Tによ
り、磁性体3は、ヨーク部11Aに対してはより平行な
方向に傾斜するが、ヨーク部Bに対しては傾きが大きく
なる方向に傾斜し、ちょうど、ヨーク部11Aにあらわ
れる磁束密度の最大値φAmaxとヨーク部11Bにあ
らわれる磁束密度の最大値φBmaxとの差が、傾斜角
度に比例することになる。
【0038】周方向の力に加えて、半径方向の力が作用
しても、磁性体3のそれぞれのヨーク部11A、11B
への幅方向移動量は同じなので、φBmaxとφAma
xとの両方が同量の磁束密度だけ増減するだけで、φB
maxとφAmaxとの差は変わることがない。一方、
磁性体3の幅方向移動量は、ヨーク部11Aと11Bと
の両方にたいして同量の磁束密度の変化をもたらすの
で、φAmaxの増減分とφBmaxの増減分との平均
が幅方向移動量に比例する。
【0039】以上のことを、数式を用いて纏めると次の
ようになる。タイヤに周方向力と半径方向の力とが作用
している状態でのヨーク11Aおよびヨーク11Bに生
起される磁束密度の最大値の、タイヤにこれらの力が作
用していない場合のそれぞれの磁束密度の最大値に対す
る増減を、それぞれ、ΔφAmax、ΔφBmaxと
し、磁性体3のタイヤ半径方向に対する傾斜角度をθ、
磁性体3の、タイヤに力が作用していない場合の位置か
らの幅方向移動量をdとすると、ΔφAmaxおよびΔ
φBmaxはそれぞれ式(3)および式(4)で表わす
ことができる。 ΔφAmax=m1・θ+m2・d (3) ΔφBmax=−m1・θ+m2・d (4) ここで、m1、m2は比例定数である。式(3)と式
(4)との連立方程式を解くと、θとdとは、そえぞ
れ、式(5)および式(6)に示す通り、これらを求め
ることができる。 θ=(ΔφAmax−ΔφBmax)/2 (5) d=(ΔφAmax+ΔφBmax)/2 (6) 以上の説明において、説明を分かりやすくするために、
ΔφAmaxとΔφBmaxとは、θとdとに対してリ
ニアに変化すると仮定したが、リニアでない場合も、同
様な連立方程式により、一義的にθとdとを決定するこ
とができる。
【0040】さらに、上述の実施の形態に対しては、対
を成すヨーク部11A、11Bを、タイヤの半径方向に
対して逆に傾斜させて配置することにより、それぞれに
生起する磁束密度の最大値から、一義的にθとdとを決
定したが、この他にも、例えば、長さの異なる対を成す
ヨーク部をタイヤの中心軸線を通る平面上に配列し、こ
れらのヨーク部に生起する磁束密度の変化から、θとd
とを一義的に決定することができる。図7は、この場合
の、タイヤ1に対するヨーク部11A、11Bの配置を
示す略線断面図である。
【0041】ここで、サイドウォール部2に磁性体3を
設けるには、磁性体をフィルム状にしてサイドウォール
部2の表面に貼り付けるか、あるいはサイドウォールゴ
ムそのものを、サイドウォールゴムに粉体の磁性体を混
練して分散させたもので構成してもよい。また、タイヤ
のサイドウォール部2に設ける磁性体は、鉄などの透磁
率の高い軟質磁性材料を用いるの簡便であるが、このか
わりに、永久磁石に代表される硬質磁性材料を用いるこ
ともでき、この場合、硬質磁性材料そのものが磁路を形
成するので、ヨーク部を構成して電磁石をなす励磁用コ
イル12Aは設けなくてもよい。
【0042】図8は、図1に示すヨーク部と異なる構成
のヨーク部を用いた例を示す、力の測定装置10の略線
断面図であり、ヨーク部の鉄心に励磁用コイル12Aを
巻いて電磁石を形成するかわりに、鉄心の両端にそれぞ
れ永久磁石21を取り付けて構成してものである。ここ
で、永久磁石21は、ヨーク部の両端の設ける必要はな
く、ヨーク部の中央等、ヨーク部のいずれの位置に設け
てもよい。また、タイヤのサイドウォール部2に設ける
磁性体を硬質磁性材料よりなるものとした場合には、こ
の永久磁石をヨーク部に設ける必要がなくなることは前
述の通りである。
【0043】さらに、サイドウォール部2に設ける磁性
体として、鉄の代わりに、ラジアルタイヤの半径方向に
配設されているカーカスコードとすることができ、この
コードがスチール製の場合は、これをそのまま磁性体3
として用いることができるが、コードが有機繊維であっ
ても、周方向に配列されたコードの内の少なくとも一本
のコードにコバルトめっきを施すことにより、繊維とゴ
ムとの接着を犠牲にすることなく、これを前記磁性体す
ることができる。
【0044】図9は、本発明に係る第二の実施形態のタ
イヤに作用する力の測定装置20を示す略線断面図であ
る。図中、INは、車両に装着されたタイヤ1の、車両
の中心側を示し、OUTは車両の外側を示すこと、ま
た、タイヤ1の車両の中心側のサイドウォール部2の、
周方向の一箇所に、タイヤの半径方向に延在する磁性体
3が設けられていることは、第一の実施形態のものと同
様である。
【0045】力の測定装置20は、二個の励磁ユニット
を具え、一方の励磁ユニット29Aは、鉄心よりなるヨ
ーク部21Aと、この周囲に螺旋状に巻かれたインダク
タンスコイル22Aと、励磁用コイル22Aに交流電流を
流す定電流電源24Aと、インダクタンスコイル22Aの
インダクタンスを測定する電圧計25Aを具えている。
他方の励磁ユニットも同様の構成をしているが、一方の
励磁ユニット29Aのヨーク部21Aの両端部は磁性体
3の両端部の半径方向位置にほぼ対応する位置に配置さ
れているの比べて、他方のユニットのヨーク部の両端部
の間隔は極めて小さく、両端部が互いにほぼ接するよう
に構成されている。なお、図6においては、一方の励磁
ユニット29Aのみを示す。
【0046】一方の励磁ユニット29Aのヨーク部21
Aとインダクタンスコイル22Aとは環状をなす磁路Fを
形成し、また、ヨーク部21Aおよびインダクタンスコ
イル22Aは車両の中心側のサイドウォール部2に近接
して配置され、定電流電源24Aと電圧計25Aは車体側
に配置されている。励磁ユニット29Bについても同様
である。
【0047】この力の測定装置20において、一方の励
磁ユニット29Aのヨーク部21Aに対応する位置に、
磁性体3がくると、ヨーク部21Aを含む磁路Fの磁束
密度が高まる。このため、このインダクタンスが増加
し、よって電圧計25Aによってその変化を読み取るこ
とができる。他方の励磁ユニットも同様に作用する。す
なわち、磁束密度の測定するため、第一の実施形態で
は、磁束密度の時間変化により生起される起電力を測定
したのに対し、第二の実施形態は、インダクタンスコイ
ル22Aに対するインダクタンスの大きさを測定するこ
とにより磁束密度を測定するものであり、この点だけ
が、第一の実施形態と異なっているが、その他に点につ
いては、第一の実施形態と全く同様であるので、他の点
についての説明は省略する。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、タイヤのサイドウォール部の周方向の
少なくとも一箇所に、ほぼ半径方向に延在する磁性体を
配設するとともに、車軸を通る平面内に延在し、前記サ
イドウォール部と交差する環状磁路を、少なくとも一つ
車体側に固定して形成しておき、前記磁性体が、環状磁
路の前記平面内に含まれたときの、環状磁路の磁束密度
と相関する量を測定し、測定したこの量を基に、タイヤ
の周方向に作用する力によって生じる、磁性体の傾斜角
度の変化を計算し、この傾斜角度から周方向の作用力を
求めるので、タイヤに作用する路面摩擦力や垂直力を、
タイヤの回転速度の情報を必要とすることなく求めるこ
とができ、簡易にかつ高精度に、これを測定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤに作用する力の測定装置の
第一の実施形態を示す略線部分断面図である。
【図2】図1のII−II矢視を示す正面図である。
【図3】図1の力の測定装置の別の状態を示す略線部分
断面図である。
【図4】磁束密度の経時変化を示すグラフである。
【図5】図1のII−II矢視を示す正面図である。
【図6】タイヤの膨らみ具合による違いを示す説明図で
ある。
【図7】力の測定装置の別の形態を示す略線部分断面図
である。
【図8】力の測定装置の別の形態を示す略線部分断面図
である。
【図9】本発明に係るタイヤに作用する力の測定装置の
第二の実施形態を示す略線部分断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 サイドウォール部 3 磁性体 10、20 力の測定装置 11A、11B、21A ヨーク部 12A 励磁用コイル 13A 起電力測定用コイル 14A、24A 電池 15A、25A 電圧計 19A 起電力測定ユニット 21 永久磁石 22A インダクタンスコイル 29A 励磁ユニット F 環状磁路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 19/02 G01M 17/02 B (72)発明者 横井 隆 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 (72)発明者 菊池 正美 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 2F051 AA01 AB05 BA00 3D046 BB23 BB28 BB29 HH29 HH46 HH51

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの周方向に作用する力を測定する
    方法であって、 タイヤの回転に伴い、タイヤのサイドウォール部の周方
    向の少なくとも一箇所に、ほぼ半径方向に延在する磁性
    体が、車体側に固定されて形成され、前記サイドウォー
    ル部と略タイヤ半径上の二点で交差する環状磁路を横断
    したときの、環状磁路の磁束密度と相関する量の変化を
    測定し、この測定値をもとに、タイヤの周方向に作用す
    る力によって生じる、磁性体の傾斜角度の変化を計算
    し、この傾斜角度から周方向の作用力を求めるタイヤに
    作用する力の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記環状磁路の磁束密度と相関する量
    を、この磁路の回りに螺旋状に巻いたコイルに誘導され
    る起電力の積分値とする請求項1に記載のタイヤに作用
    する力の測定方法。
  3. 【請求項3】 前記環状磁路の磁束密度と相関する量
    を、この磁路の回りに螺旋状に巻いたコイルに印加する
    所定の交流電流に対するインダクタンスとする請求項1
    に記載のタイヤに作用する力の測定方法。
  4. 【請求項4】 前記環状磁路を、長さおよびタイヤ半径
    方向に対する配置角度の一方もしくは両方が異なり、互
    いに近接して配設された二個の環状磁路とし、 前記、環状磁路の磁束密度と相関する量の変化の測定値
    をもとに、タイヤの半径方向に作用する力によって生じ
    る、磁性体のタイヤ幅方向の移動量を計算し、この移動
    量から半径方向の作用力を求める請求項1〜3のいずれ
    かに記載のタイヤに作用する力の測定方法。
  5. 【請求項5】 請求項2もしくは請求項4のいずれかに
    記載のタイヤに作用する力の測定方法に用いる装置であ
    って、 車軸もしくはサスペンションを含む車体側に取り付けら
    れ、タイヤの半径方向に延在してタイヤのサイドウォー
    ル部表面に対向する両端面を有し、磁石を含む部材より
    なるヨーク部と、このヨーク部の回りに螺旋状に巻いた
    誘導起電力測定用のコイルとを具えてなるタイヤに作用
    する力の測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項3〜4のいずれかに記載のタイヤ
    に作用する力の測定方法に用いる装置であって、 車軸もしくはサスペンションを含む車体側に取り付けら
    れ、タイヤの半径方向に延在してタイヤのサイドウォー
    ル部表面に対向する両端面を有し、コイルを外周に螺旋
    状に巻きつけたヨーク部と、このコイルに所定の交流電
    流を印加する電源と、この交流電流に対するインダクタ
    ンスの大きさを測定するインダクタンス測定手段とを具
    えてなるタイヤに作用する力の測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤ
    に作用する力の測定方法に用いるタイヤであって、 サイドウォール部の周方向の少なくとも一箇所に、ほぼ
    半径方向に延在する磁性体を配設してなるタイヤ。
JP2002011377A 2002-01-21 2002-01-21 タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ Pending JP2003214965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011377A JP2003214965A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002011377A JP2003214965A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003214965A true JP2003214965A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27648868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002011377A Pending JP2003214965A (ja) 2002-01-21 2002-01-21 タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003214965A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515624A (ja) * 2003-11-05 2007-06-14 ソシエテ ドゥ テクノロジー ミシュラン 信号処理方法
JP2008164454A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの前後力検出方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ
US7429053B2 (en) 2004-09-09 2008-09-30 Tokai Rubber Industries, Ltd. Subframe structure and vibration damper for the same
JP2011093426A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いるタイヤとタイヤホイールとの組立体。
CN108422817A (zh) * 2018-03-29 2018-08-21 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 状态控制方法、轮胎压力监测装置和系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515624A (ja) * 2003-11-05 2007-06-14 ソシエテ ドゥ テクノロジー ミシュラン 信号処理方法
US7429053B2 (en) 2004-09-09 2008-09-30 Tokai Rubber Industries, Ltd. Subframe structure and vibration damper for the same
JP2008164454A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤの前後力検出方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ
JP2011093426A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤに作用する力の推定方法、及びそれに用いるタイヤとタイヤホイールとの組立体。
CN108422817A (zh) * 2018-03-29 2018-08-21 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 状态控制方法、轮胎压力监测装置和系统
CN108422817B (zh) * 2018-03-29 2023-10-27 南京矽力微电子技术有限公司 状态控制方法、轮胎压力监测装置和系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6677347B2 (ja) 空気入りタイヤ、タイヤ摩耗情報取得システム、及び空気入りタイヤの摩耗情報取得方法
CN103328287B (zh) 用于确定作用在盘式制动器上的制动力或摩擦力的参量的制动器底座、设备和方法
US10018524B2 (en) Load determining system for a rolling element bearing
KR20130105823A (ko) 토크 센서 및 회전각 센서를 포함하는 장치
CN101712265A (zh) 旋转移动件的磁性压力传感装置
US20190265073A1 (en) System for determining at least one rotation parameter of a rotating member
WO2021059786A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2020059154A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
CN104819683A (zh) 位移传感器
US7412879B2 (en) Method for monitoring tyre deformations and monitoring system therefor
US6308758B1 (en) Elastomeric tire having magnetized sidewall and method of manufacturing same
JP2003214965A (ja) タイヤに作用する力の測定方法および測定装置並びにそのためのタイヤ
JP2003039925A (ja) 車両タイヤ並びに車両タイヤの変形を測定するためのシステムおよび方法
JP4939210B2 (ja) タイヤの前後力検出方法、及びそれに用いる空気入りタイヤ
JP2006281931A (ja) タイヤの前後力検出方法、及びそれに用いるタイヤの前後力検出装置
US20190126677A1 (en) Wheel hub assembly having dual angular position sensors
JP2003285728A (ja) タイヤに作用する力の測定方法および摩擦係数の測定方法
JP6721134B2 (ja) タイヤ組み立て体及びタイヤ変形状態判定システム
JP2021017157A (ja) 空気入りタイヤ
WO2021206023A1 (ja) タイヤの摩耗測定装置および摩耗測定方法
JP2004177282A (ja) ずれ量測定装置およびタイヤ周方向力測定センサ
JPWO2003099592A1 (ja) 着磁タイヤ
JP2004331038A (ja) タイヤに作用する力の測定方法およびタイヤ作用力測定装置
JP4243249B2 (ja) タイヤ、タイヤの形成方法、タイヤ外部磁界低減装置およびタイヤを装着した車両
CN115447319A (zh) 具有磁性胎面磨损传感器的轮胎和胎面磨损监测方法