JP2003214386A - 遠心羽根車 - Google Patents

遠心羽根車

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JP2003214386A
JP2003214386A JP2002018084A JP2002018084A JP2003214386A JP 2003214386 A JP2003214386 A JP 2003214386A JP 2002018084 A JP2002018084 A JP 2002018084A JP 2002018084 A JP2002018084 A JP 2002018084A JP 2003214386 A JP2003214386 A JP 2003214386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
height
hole
blade
centrifugal impeller
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002018084A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Shirahama
誠司 白濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Ecology Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Ecology Systems Co Ltd filed Critical Matsushita Ecology Systems Co Ltd
Priority to JP2002018084A priority Critical patent/JP2003214386A/ja
Publication of JP2003214386A publication Critical patent/JP2003214386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーターと合わせた回転軸方向の総合高さを
小さくでき、効率低下、騒音上昇、異音発生が無く、モ
ーター冷却効果を保つことができる遠心羽根車を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 回転軸の周囲に穴が設けられたコーン状
の主板を有し、主板の頂上面の高さがブレード高さ以上
で、穴がブレード高さの半分以上に位置し、穴の平面投
影形状について、径方向の幅が円周方向の幅より小さい
遠心羽根車とし、モーターを内包して回転軸方向の総合
高さを小さくでき、主板の穴がブレード高さの半分以上
に位置するので、ブレード直前での乱れを回避して効率
の低下や騒音の発生を抑制しながら、穴のモーター冷却
やモーターからの異音の防止の効果を保ち、穴の平面投
影形状の径方向の幅が円周方向の幅より小さいので、穴
の径方向の辺による圧力変動を抑制し、騒音を低減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として建物の換
気機器、空気調和機器に使用される遠心羽根車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の遠心羽根車について図3、4を参
照しながら説明する。
【0003】遠心羽根車101は回転動力を供するモー
ター106と共に使用されるが、遠心羽根車101とモ
ーター106を合わせた回転軸方向の総合高さHt0を
小さくするために、主板102をコーン状にし、モータ
ー106をコーン状の主板内部に配置させる場合があ
り、その頂上面103の高さH0はブレード高さHb0
よりも低くしていた。
【0004】また主板102には回転軸104の周囲に
穴105が設けられ、その穴105には、気流が通過す
ることによるモーター冷却効果や、主板102の裏表の
圧力差で軸方向の力が発生し、モーター106のシャフ
トに負荷がかかることに起因するモーター異音の発生を
防止する効果がある。
【0005】従来コーン状の主板102を持つ遠心羽根
車101においては、頂上面103の面積が小さく、十
分な大きさの穴を設けることができないため、頂上面1
03からふもと部にわたっての斜面110に大きく穴が
開けられる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の遠心
羽根車101では、頂上面103の高さH0がブレード
高さHb0よりも低いため、穴105はブレード109
近傍に位置し、羽根車の吸込口からの流れ107と穴1
05からの流れ108がブレード109の直前で合流
し、穴105に面するブレード109に流入する流れに
乱れが生じ、効率の低下や騒音の増加が起きるという課
題があり、また、穴105が斜面110のふもと部近く
にあると、ブレード109に流入する流れに生じる乱れ
がさらに大きくなるという課題があった。
【0007】また、穴104を斜面110に設けること
になるため、投影面形状が真円や略扇形の場合、三次元
的には径方向の長さが長くなり、遠心羽根車101の回
転時に長辺となった径方向の辺111が空間を横切る際
に大きな圧力変動が生じ、ピーク音が発生するという課
題があり、効率低下、騒音上昇、異音発生が無く、モー
ター冷却効果を保った遠心羽根車が要求されている。
【0008】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、モーターと合わせた回転軸方向の総合高
さを小さくでき、効率低下、騒音上昇、異音発生が無
く、モーター冷却効果を保つことができる遠心羽根車を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の遠心羽根車は上
記目的を達成するために、回転軸の周囲に穴が設けられ
たコーン状の主板を有し、前記主板の頂上面の高さがブ
レード高さ以上である遠心羽根車としたものである。
【0010】また他の手段は、前記穴がブレード高さの
半分以上に位置する遠心羽根車としたものである。
【0011】また他の手段は、前記穴の平面投影形状に
ついて、径方向の幅が円周方向の幅より小さい遠心羽根
車としたものである。
【0012】本発明によれば、モーターと合わせた回転
軸方向の総合高さを小さくでき、効率低下、騒音上昇、
異音発生が無く、モーター冷却効果を保つことができる
遠心羽根車が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、回転軸の周囲に穴が設
けられたコーン状の主板を有し、前記主板の頂上面の高
さがブレード高さ以上である遠心羽根車としたものであ
り、主板に穴を設けることにより、モーターの冷却やモ
ーターからの異音の防止ができ、コーン状の主板の頂上
面の高さをブレード高さ以上とすることにより、モータ
ーを内包して回転軸方向の総合高さを小さくすることが
でき、羽根車の吸込口からの流れと穴からの流れがブレ
ードから離れた位置で合流し、ブレード直前での乱れを
回避して効率の低下や騒音の発生を抑制できるという作
用を有する。
【0014】また、穴がブレード高さの半分以上に位置
する遠心羽根車としたものであり、羽根車の吸込口から
の流れと穴からの流れが更にブレードから離れた位置で
合流し、ブレード直前での乱れを回避して効率の低下や
騒音の発生を抑制できるという作用を有する。
【0015】また、穴の平面投影形状について、径方向
の幅が円周方向の幅より小さい遠心羽根車としたもので
あり、穴の径方向の辺による圧力変動を抑制し、騒音を
低減できるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0017】
【実施例】(実施例1)図1、2に示すように、本発明
の遠心羽根車1は、回転軸4の周囲に穴5が設けられた
コーン状の主板2を有し、前記主板2の頂上面3の高さ
Hがブレード高さHb以上である構成にされている。
【0018】上記構成により、主板2に穴5を設けるこ
とにより、モーター6の冷却やモーター6からの異音の
防止ができ、コーン状の主板2の頂上面の高さHをブレ
ード高さHb以上とすることにより、モーター6を内包
して回転軸方向の総合高さHtを小さくすることがで
き、羽根車1の吸込口からの流れ7と穴からの流れ8が
ブレード9から離れた位置で合流し、ブレード9直前で
の乱れを回避して効率の低下や騒音の発生を抑制でき
る。
【0019】(実施例2)図1、2に示すように、穴5
がブレード高さHbの半分以上に位置する構成にされて
いる。
【0020】上記構成により、吸込口からの流れ7と穴
からの流れ8が更にブレード9から離れた位置で合流
し、ブレード9直前での乱れを回避して効率の低下や騒
音の発生を抑制できる。
【0021】なお、主板2の頂上面3の高さHは、ブレ
ード9と同じ高さ、もしくはやや低い高さでも、やや劣
るが効果を得ることはできる。
【0022】(実施例3)図1、2に示すように、穴5
の平面投影形状について、径方向の幅Wdが円周方向の
幅Wcより小さい構成にされている。
【0023】上記構成により、穴5の径方向の辺11に
よる圧力変動を抑制し、騒音を低減できる。
【0024】なお、穴5の平面投影形状は、略扇形形状
よりも、略楕円形状にすることで、穴5の径方向の辺1
1と円周方向のなす角が小さくなり、圧力変動が抑制で
きる。
【0025】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、モーターと合わせた回転軸方向の総合高さ
を小さくでき、効率低下、騒音上昇、異音発生が無く、
モーター冷却効果を保つことができる遠心羽根車を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1、2、3の遠心羽根車の正面
図および側断面図
【図2】同実施例1、2、3の遠心羽根車のモーターと
組み合わせた側断面図
【図3】従来の遠心羽根車の正面図および側断面図
【図4】従来の遠心羽根車のモーターと組み合わせた側
断面図
【符号の説明】
1 遠心羽根車 2 主板 3 頂上面 4 回転軸 5 穴 6 モーター 7 吸込口からの流れ 8 穴からの流れ 9 ブレード 10 斜面 11 径方向の辺 H 高さ Hb ブレード高さ Wd 径方向の幅 Wc 円周方向の幅 Ht 総合高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の周囲に穴が設けられたコーン状
    の主板を有し、前記主板の頂上面の高さがブレード高さ
    以上である遠心羽根車。
  2. 【請求項2】 前記穴がブレード高さの半分以上に位置
    する請求項1記載の遠心羽根車。
  3. 【請求項3】 前記穴の平面投影形状について、径方向
    の幅が円周方向の幅より小さい請求項1または2記載の
    遠心羽根車。
JP2002018084A 2002-01-28 2002-01-28 遠心羽根車 Pending JP2003214386A (ja)

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