JP2003214171A - エンジンの過給圧制御装置 - Google Patents

エンジンの過給圧制御装置

Info

Publication number
JP2003214171A
JP2003214171A JP2002014841A JP2002014841A JP2003214171A JP 2003214171 A JP2003214171 A JP 2003214171A JP 2002014841 A JP2002014841 A JP 2002014841A JP 2002014841 A JP2002014841 A JP 2002014841A JP 2003214171 A JP2003214171 A JP 2003214171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
pressure
engine
pressure control
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002014841A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohito Kurosaki
尚人 黒崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HKS Co Ltd
Original Assignee
HKS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HKS Co Ltd filed Critical HKS Co Ltd
Priority to JP2002014841A priority Critical patent/JP2003214171A/ja
Publication of JP2003214171A publication Critical patent/JP2003214171A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過給圧制御装置の取付作業性を簡易にし、過
給圧制御装置のコンパクトを図ること。 【解決手段】 エンジン10の過給圧制御装置30にお
いて、排気バイパス弁22を駆動するアクチュエータ駆
動部40内に、過給圧制御データを記憶するデータ記憶
部45と、過給圧制御データに基づいてアクチュエータ
23を制御するアクチュエータ制御部44とを設けてな
るもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は過給機付きエンジン
の過給圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の過給機付きエンジンの過給圧制御
装置は、エンジンルーム内に設置され排気バイパス弁を
駆動するアクチュエータ駆動部と、車両室内に設置され
て任意の過給圧の設定を指示する過給圧設定操作部と、
過給圧の稼動情報を表示する過給圧表示部とを有して構
成されている。
【0003】通常、過給圧設定操作部と過給圧表示部と
は、1個のケースユニットの中に納められ、使用者は、
このケースユニットに設けた操作ボタンを通じて過給圧
の設定を指示したり、表示部に表示される過給圧の表示
を視てエンジンの過給圧の稼動状態を確認可能としてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。 エンジンルーム内に設置されるアクチュエータ駆動部
に対し、過給圧設定操作部と過給圧表示部は車両室内に
設置されるため、アクチュエータ駆動部に過給圧設定操
作部と過給圧表示部を接続するとき、車両のバルクヘッ
ド(隔壁)等に設けた通し部を利用してエンジンルーム
から車両室内への配線を取り回す必要があり、過給圧制
御装置の取付作業性が悪い。
【0005】過給圧制御装置はアクチュエータ駆動部
と過給圧設定操作部と過給圧表示部を互いに不可分にし
て構成されているため、これら一連のユニットの全部を
備えることが必須となり、使用者のニーズに応じて装置
のコンパクトを図ることができず、コスト高になってい
る。
【0006】アクチュエータ駆動部はエンジンルーム
内に設置されることから、熱の影響を受ける。この場
合、アクチュエータの制御圧の圧力センサや過給圧の圧
力センサから出力される電圧は、熱による温度変化から
出力電圧が変化してしまい、正確な電圧を出力すること
ができないことがあったり、個々の圧力センサの特性に
より出力電圧がばらつくことがある。このため、従来技
術では、アクチュエータ制御部と各圧力センサとの間に
出力電圧を補正するための補償回路を設けており、歩留
まりが悪い。
【0007】本発明の課題は、過給圧制御装置の取付作
業性を簡易にし、過給圧制御装置のコンパクトを図るこ
とにある。
【0008】本発明の他の課題は、アクチュエータの制
御圧の圧力センサや過給圧の圧力センサの温度による出
力電圧のばらつきを簡易に補正することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排気
バイパス弁を駆動するアクチュエータ駆動部内に、過給
圧制御データを記憶するデータ記憶部と、過給圧制御デ
ータに基づいてアクチュエータを制御するアクチュエー
タ制御部とを設けてなるエンジンの過給圧制御装置であ
る。
【0010】請求項2の発明は、排気バイパス弁を駆動
するアクチュエータ駆動部内に、エンジン及び/又は車
両の運転状態量と過給圧制御補正量との関係を示す過給
圧制御データを記憶するデータ記憶部と、過給圧制御デ
ータに基づいてアクチュエータを制御するアクチュエー
タ制御部とを設けてなるエンジンの過給圧制御装置であ
る。
【0011】請求項3の発明は、排気通路上に設けられ
て排気により駆動されるタービンと、吸気通路上でター
ビンと同軸上に設けられて吸気を過給するコンプレッサ
とを備え、排気通路のタービンより排気上流に連通され
ている排気バイパス通路を開閉する排気バイパス弁と、
排気バイパス弁を駆動するアクチュエータ駆動部とを備
えるとともに、エンジン及び/又は車両の運転状態量を
入力する制御パラメータ入力部と、過給圧制御量の基準
値を入力する過給圧設定操作部とを備え、制御パラメー
タ入力部の入力値と、過給圧設定操作部の入力値と、エ
ンジン及び/又は車両の運転状態量と過給圧制御補正量
との関係を示す過給圧制御データに基づいて、エンジン
及び/又は車両の運転状態に対応する過給圧制御量を演
算し、この演算結果に基づいてアクチュエータを制御す
るアクチュエータ制御部を有してなる、エンジンの過給
圧制御装置において、エンジン及び/又は車両の運転状
態量と過給圧制御補正量との関係を示す過給圧制御デー
タを記憶するデータ記憶部を備え、アクチュエータ駆動
部内に、データ記憶部とアクチュエータ制御部とを設け
てなるものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て更に、前記アクチュエータ制御部が、エンジンの過給
圧実測値から、エンジン及び/又は車両の運転状態に対
応して過給圧制御データに基づいて演算した前記過給圧
制御量を減じたものをアクチュエータの制御量とするも
のである。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において更に、前記アクチュエータ駆動部内に
温度センサと、アクチュエータの制御圧のための圧力セ
ンサと、過給圧のための圧力センサを配置し、前記デー
タ記憶部に、各温度に対応する各圧力センサの圧力補正
データを記憶し、アクチュエータ制御部が、温度センサ
の出力値と、各圧力センサの圧力補正データに基づき、
各圧力センサの出力値を温度変化に応じて補正するもの
である。
【0014】請求項6の発明は、請求項3又は4の発明
において更に、前記過給圧設定操作部の指示によりアク
チュエータ制御部で制御された過給圧の稼動情報の表示
を行なう過給圧表示部を備えてなるものである。
【0015】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て更に、前記アクチュエータ制御部と過給圧設定操作部
と過給圧表示部を互いにデータ通信可能に接続したもの
である。
【0016】
【作用】請求項1〜3の発明によれば下記〜の作用
がある。 アクチュエータ駆動部内にアクチュエータ制御部とデ
ータ記憶部が設けられているから、アクチュエータ駆動
部を取付け、過給圧設定操作部を用いて過給圧の設定を
行ない、必要により過給圧表示部を用いて過給圧の設定
状態を確認してその取付け作業を完了した後には、過給
圧設定操作部や過給圧表示部を撤去しても、アクチュエ
ータ駆動部だけで過給圧制御装置の過給圧制御機能を維
持できる。従って、従来のように車両室内へ過給圧設定
操作部と過給圧表示部を取付けたり、エンジンルームか
ら車両室内へ配線を取り回すことが必須でなくなり、過
給圧制御装置の取付作業性を簡易にできる。
【0017】過給圧設定操作部と過給圧表示部を車両
室内のダッシュボード等に設置する必要が必ずしもない
ので、この部分のスペースを犠牲にする必要がない。
【0018】過給圧設定操作部と過給圧表示部を設け
る必要が必ずしもないので、過給圧制御装置の構成部品
を少なくでき、コスト的に安価にできる。
【0019】アクチュエータ駆動部内のアクチュエー
タ制御部により一旦過給圧の設定が行なわれれば、簡易
には過給圧の設定を変更できない。従って、一旦過給圧
の設定を行なった後には、過給圧の設定を徒に変更され
ることがない。
【0020】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 アクチュエータ制御部が、エンジンの過給圧実測値か
ら、過給圧設定データに基づいて演算した過給圧制御量
を減じたものをアクチュエータの制御量として演算し、
アクチュエータをフィードバック制御することにより、
過給圧制御精度を向上できる。
【0021】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 アクチュエータ駆動部内に温度センサを配置し、この
温度センサの出力値をアクチュエータ制御部へ出力し、
アクチュエータ制御部は、この温度センサの出力値とデ
ータ記憶部に記憶されている各温度に対応した各圧力セ
ンサの圧力補正データに基づき、各圧力センサの出力値
を温度変化に応じて補正するようにした。従って、従来
のように各圧力センサとアクチュエータ制御部との間に
出力電圧を補正するための補償回路を設ける必要がな
く、自動的に各圧力センサの出力電圧の補正を行なうこ
とができる。これにより、一端サンプリングとして、標
準圧力(例えば大気圧)における各温度に対応した各圧
力センサの出力電圧を記憶しておけば、各圧力センサの
温度による出力電圧のばらつきを簡易に補正できる。
【0022】請求項6の発明によれば下記の作用があ
る。 過給圧表示部において、過給圧の稼動情報を表示でき
る。
【0023】請求項7の発明によれば下記の作用があ
る。 アクチュエータ制御部と過給圧設定操作部と過給圧表
示部を互いにデータ通信可能に接続したから、過給圧制
御装置を下記(a)〜(c)のいずれかの組合わせにて構成で
きる。
【0024】(a)アクチュエータ駆動部のみにより構成
する。 (b)アクチュエータ駆動部と過給圧設定操作部の組合わ
せ、又はアクチュエータ駆動部と過給圧表示部の組合わ
せにて構成する。
【0025】(c)アクチュエータ駆動部と過給圧設定操
作部と過給圧表示部の組合わせにて構成する。
【0026】従って、使用者のニーズに応じて過給圧制
御装置を構成することができ、例えば、アクチュエータ
駆動部と過給圧設定操作部の組合わせとして、過給圧表
示部を省く構成にすることにより、コスト的に安価にす
る等ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は過給機付きエンジンを示す
模式図、図2は第1実施形態の過給圧制御装置を表すブ
ロック図、図3はアクチュエータ制御部による過給圧の
オフセット制御の内容を示す線図、図4は第2実施形態
の過給圧制御装置を示すブロック図、図5は第3実施形
態の過給圧制御装置を示すブロック図である。
【0028】(第1実施形態)(図1〜図3) 過給機付きエンジン10は、図1に示す如く、排気通路
11上に設けられて排気により駆動されるタービン12
と、吸気通路13上でタービン12と同軸上に設けられ
て吸気を過給するコンプレッサ14とを備える。即ち、
エンジン10へ取り入れられる空気は、エアクリーナ装
置15により塵等が取り除かれ、吸気通路13上に設け
られたエアフロメータ16により吸入空気量が演算さ
れ、その後タービン12と同軸上に設けられたコンプレ
ッサ14により圧縮され、吸入空気の充填効率が高めら
れる。コンプレッサ14より下流の吸気通路上には、エ
ンジン10へ吸入される吸気量を調節するためのスロッ
トルバルブ17並びにサージタンク18が設けられ、吸
気バルブ19の開閉により、燃焼室にて燃焼される。燃
焼室内にて発生する排気ガスは、排気バルブ20の開閉
により排気通路11へ放出され、排気通路11上に設け
られたタービン12を回転させ、不図示の消音装置を経
て大気へ放出される。
【0029】また、過給機付きエンジン10は、排気通
路11のタービン12より排気上流に連通されている排
気バイパス通路21を開閉する排気バイパス弁22と、
排気バイパス弁22を駆動するアクチュエータ23とを
備える。即ち、排気バイパス弁22は、アクチュエータ
23の作動により開閉制御され、この排気バイパス弁2
2の開閉作動により排気バイパス通路21にバイパスさ
れる排気ガスの流量が調節されて過給圧の制御が行なわ
れる。このとき、アクチュエータ23は過給圧制御装置
30の後述するアクチュエータ駆動部40により印加さ
れる制御量(制御圧)により制御される。そして、アク
チュエータ23としてスイング弁を採用している場合に
は、アクチュエータ23の制御圧を低減することにより
排気バイパス弁22を閉じ方向に駆動して過給圧を上げ
る。
【0030】(過給圧制御装置30)過給圧制御装置3
0は、アクチュエータ駆動部40を有し、更に必要によ
り過給圧設定操作部50と過給圧表示部60を有して構
成される。アクチュエータ駆動部40はエンジンルーム
内に設置される。過給圧設定操作部50と過給圧表示部
60は、過給圧の設定時にアクチュエータ駆動部40に
接続して用いられ、その設定後にはアクチュエータ駆動
部40から分離撤去しても良く、又は使用者によって過
給圧の設定替え及び過給圧の稼動状態の確認が行なえる
ように車両室内のダッシュボード等に設置しても良い。
【0031】アクチュエータ駆動弁40と過給圧設定操
作部50と過給圧表示部60とは互いに通信ケーブル7
3、74、75を用いて接続され、過給圧設定操作部5
0と過給圧表示部60が車両室内に設置されるとき、ア
クチュエータ駆動部40と過給圧設定操作部50、過給
圧表示部60のそれぞれとはバルクヘッド24上の通し
部に通信ケーブル73、75を通すことにより接続され
る。
【0032】以下、アクチュエータ駆動部40、過給圧
設定操作部50、過給圧表示部60のそれぞれについて
詳述する。
【0033】(アクチュエータ駆動部40)アクチュエ
ータ駆動部40は、エンジンルーム内に設置され、アク
チュエータ23の制御圧Pa、コンプレッサ下流のサー
ジタンク18の過給圧Pbがホースを介してアクチュエ
ータ駆動部40内に取込まれ、アクチュエータ駆動部4
0内に配置してある圧力センサ41、42によりそれら
の圧力Pa、Pbが電圧として変換出力される。
【0034】アクチュエータ駆動部40内には、アクチ
ュエータ駆動部40内の温度(これはひいては圧力セン
サ41、42の雰囲気温度)を計測する温度センサ43
が設けられる。
【0035】圧力センサ41、42により計測された制
御圧Pa、過給圧Pb(電圧値)と、温度センサ43に
より計測された出力値(電圧値)はアクチュエータ制御
部44へ送られる。アクチュエータ制御部44は、圧力
センサ41、42の制御圧Pa、過給圧Pbと温度セン
サ43の出力値(電圧値)の各データを演算処理し、圧
力データ記憶部45へ送出する。
【0036】このとき、圧力データ記憶部45は、EE
PROMにより構成され、アクチュエータ駆動部40の
各温度に対応する各圧力センサ41、42の圧力補正デ
ータを予め記憶している。即ち、過給圧制御装置30の
工場生産段階で、標準圧力(例えば大気圧)環境下で温
度を基準温度から変化させたときの各温度に対応する各
圧力センサ41、42の出力電圧の変動量を検出し、こ
の検出値を上述の圧力補正データとして圧力データ記憶
部45に記憶させる。そして、アクチュエータ制御部4
4は、温度センサ43の出力値と、各圧力センサ41、
42の上述の圧力補正データに基づき、各圧力センサ4
1、42の出力値を温度変化に応じて補正し、この補正
圧力Pa、Pbの各データをアクチュエータ制御部44
におけるアクチュエータ23の制御量の演算に用いると
ともに、データ記憶部45へ送出して記憶せしめる。
【0037】また、データ記憶部45は、過給圧制御デ
ータとして、過給圧設定操作部50からアクチュエータ
制御部44を介して入力される過給圧制御量Pof(過給
圧実測値Pbとアクチュエータ圧制御量Pa0のオフセッ
ト量)を予め記憶する。即ち、過給圧制御装置30の使
用段階で、使用者が任意に選択した過給圧制御量Pof
が、過給圧設定操作部50の後述する操作部51のボリ
ューム操作によりアクチュエータ制御部44経由でデー
タ記憶部45に記憶される。
【0038】そして、アクチュエータ制御部44は、C
PUを有し、圧力センサ42が検出するエンジン10の
過給圧実測値Pb(前述の補正圧力)から、データ記憶
部45に記憶してある過給圧制御量Pofを減じたものを
アクチュエータ23の制御量Pa0として演算する(図
3)。アクチュエータ制御部44は、圧力センサ41が
検出するアクチュエータ23のアクチュエータ圧実測値
Paが、この制御量Pa0になるようにアクチュエータ2
3のアクチュエータ駆動弁46をフィードバック制御す
る。
【0039】尚、アクチュエータ駆動弁46は機械式と
電気式のものに大別され、電気式のものにはソレノイド
式のものとステッピングモータ式のものとがある。
【0040】(過給圧設定操作部50)過給圧設定操作
部50は、操作部51、設定部52、切換表示部53を
有して構成される。
【0041】操作部51は、使用者により任意の過給圧
制御量Pofを選択して入力可能とするボリュームからな
る。
【0042】設定部52は、CPUを有し、操作部51
に入力された過給圧制御量Pofを通信ケーブル73から
アクチュエータ駆動部40のアクチュエータ制御部44
に転送する。
【0043】切換表示部53は、主電源のオン/オフ状
態を切換え表示する。また、切換表示部53は2個の操
作部51を備えるとき、両操作部51に入力された2個
の制御量Pofのいずれをアクチュエータ制御部44にお
いて採用するかを指定し、また表示可能とする。
【0044】(過給圧表示部60)過給圧表示部60
は、表示設定部61、表示演算部62、表示部63を有
して構成される。
【0045】表示設定部61は、主電源、各種表示の設
定を切換える操作スイッチからなり、操作データを表示
演算部62へ送出する。
【0046】表示演算部62は、CPUを有し、アクチ
ュエータ駆動部40のアクチュエータ制御部44と通信
ケーブル75により接続され、過給圧の実測値データ、
過給圧の設定値データ等を受信する。また、表示演算部
62は、過給圧設定操作部50の設定部52と通信ケー
ブル74により接続され、操作部51から設定部52に
入力された過給圧制御量Pof等を受信する。
【0047】表示部63は、LCDモジュールからな
り、表示演算部62から送出される過給圧の実測値デー
タや設定値データ、過給圧制御量Pof等を表示する。発
光部材としてLEDが設けられる。
【0048】本実施形態によれば以下の作用がある。 アクチュエータ駆動部40内にアクチュエータ制御部
44とデータ記憶部45が設けられているから、アクチ
ュエータ駆動部40を取付け、過給圧設定操作部50を
用いて過給圧の設定を行ない、必要により過給圧表示部
60を用いて過給圧の設定状態を確認してその取付け作
業を完了した後には、過給圧設定操作部50や過給圧表
示部60を撤去しても、アクチュエータ駆動部40だけ
で過給圧制御装置30の過給圧制御機能を維持できる。
従って、従来のように車両室内へ過給圧設定操作部50
と過給圧表示部60を取付けたり、エンジンルームから
車両室内へ配線を取り回すことが必須でなくなり、過給
圧制御装置30の取付作業性を簡易にできる。
【0049】過給圧設定操作部50と過給圧表示部6
0を車両室内のダッシュボード等に設置する必要が必ず
しもないので、この部分のスペースを犠牲にする必要が
ない。
【0050】過給圧設定操作部50と過給圧表示部6
0を設ける必要が必ずしもないので、過給圧制御装置3
0の構成部品を少なくでき、コスト的に安価にできる。
【0051】アクチュエータ駆動部40内のアクチュ
エータ制御部44により一旦過給圧の設定が行なわれれ
ば、簡易には過給圧の設定を変更できない。従って、一
旦過給圧の設定を行なった後には、過給圧の設定を徒に
変更されることがない。
【0052】アクチュエータ駆動部40内に温度セン
サ43を配置し、この温度センサ43の出力値をアクチ
ュエータ制御部44へ出力し、アクチュエータ制御部4
4は、この温度センサ43の出力値とデータ記憶部45
に記憶されている各温度に対応した各圧力センサ41、
42の圧力補正データに基づき、各圧力センサ41、4
2の出力値を温度変化に応じて補正するようにした。従
って、従来のように各圧力センサ41、42とアクチュ
エータ制御部44との間に出力電圧を補正するための補
償回路を設ける必要がなく、自動的に各圧力センサ4
1、42の出力電圧の補正を行なうことができる。これ
により、一端サンプリングとして、標準圧力(例えば大
気圧)における各温度に対応した各圧力センサ41、4
2の出力電圧を記憶しておけば、各圧力センサ41、4
2の温度による出力電圧のばらつきを簡易に補正でき
る。
【0053】過給圧表示部60において、過給圧の稼
動情報を表示できる。 アクチュエータ制御部40と過給圧設定操作部50と
過給圧表示部60を互いにデータ通信可能に接続したか
ら、過給圧制御装置30を下記(a)〜(c)のいずれかの組
合わせにて構成できる。
【0054】(a)アクチュエータ駆動部40のみにより
構成する。 (b)アクチュエータ駆動部40と過給圧設定操作部50
の組合わせ、又はアクチュエータ駆動部40と過給圧表
示部60の組合わせにて構成する。
【0055】(c)アクチュエータ駆動部40と過給圧設
定操作部50と過給圧表示部60の組合わせにて構成す
る。
【0056】従って、使用者のニーズに応じて過給圧制
御装置30を構成することができ、例えば、アクチュエ
ータ駆動部40と過給圧設定操作部50の組合わせとし
て、過給圧表示部60を省く構成にすることにより、コ
スト的に安価にする等ができる。
【0057】(第2実施形態)(図4) 第2実施形態の過給圧制御装置30が第1実施形態の過
給圧制御装置30と異なる点は、アクチュエータ駆動部
40の内部にアクチュエータ制御部44に接続されるパ
ラメータ入力部47を設け、データ記憶部45に3次元
マップデータからなる過給圧制御データを予め記憶さ
せ、エンジン及び/又は車両の運転状態に応じて過給圧
を制御するようにしたことにある。
【0058】データ記憶部45は、エンジンの運転状態
量(スロットル開度、エンジン回転数等)と過給圧制御
補正量ΔP(オフセット補正量)との関係を示す過給圧
制御データ(3次元マップデータ)を予め記憶してい
る。即ち、過給圧制御装置30の使用段階で、使用者が
車両の特性等に応じて任意に選択した上述の過給圧制御
データが、過給圧表示部60の表示設定部61から表示
演算部62、通信ケーブル75、アクチュエータ制御部
44を介してデータ記憶部45に記憶される。
【0059】パラメータ入力部47はエンジンの運転中
に、スロットル開度、エンジン回転数等の運転状態量を
採取し、これをアクチュエータ制御部44に入力せしめ
る。具体的には、制御パラメータ入力部47は、エンジ
ン10の吸気通路上に設けられたスロットルバルブに結
合してあるスロットルセンサ71からのスロットル開度
信号とエンジン10のクランク軸に結合してあるクラン
ク角センサ72からのエンジン回転数信号を入力する。
【0060】過給圧設定操作部50の操作部51は、使
用者が任意に選択した過給圧制御量Pofの基準値Prを
入力可能とするボリュームを備える。過給圧設定操作部
50の設定部52は、操作部51に入力された過給圧制
御量Pofの基準値Prを通信ケーブル73からアクチュ
エータ駆動部40のアクチュエータ制御部44に転送す
る。
【0061】これにより、アクチュエータ制御部44
は、パラメータ入力部47の入力値(スロットル開度、
エンジン回転数等)と、過給圧設定操作部50の操作部
51の入力値(過給圧制御量Pofの基準値Pr)と、デ
ータ記憶部45に記憶させた過給圧制御データ(エンジ
ンの運転状態量と過給圧制御補正量ΔPとの関係を示す
3次元マップデータ)に基づいて、エンジン10の運転
状態に対応する過給圧制御量Pof =Pr+ΔPを演算す
る。そして、アクチュエータ制御部44は、圧力センサ
42が検出するエンジン10の過給圧実測値Pb(前述
の補正圧力)から、上記過給圧制御量Pofを減じたもの
をアクチュエータ23の制御量Pa0として演算する(図
3)。アクチュエータ制御部44は、圧力センサ41が
検出するアクチュエータ23のアクチュエータ圧実測値
Paが、この制御量Pa0になるようにアクチュエータ2
3のアクチュエータ駆動弁46をフィードバック制御す
る。
【0062】従って、本実施形態によれば、第1実施形
態の作用〜に加え、アクチュエータ制御部44が、
エンジン10の過給圧実測値Pbから、過給圧設定デー
タに基づいて演算した過給圧制御量Pofを減じたものを
アクチュエータ23の制御量Pa0として演算し、アクチ
ュエータ23をフィードバック制御することにより、過
給圧制御精度を向上できる。
【0063】(第3実施形態)(図5) 第3実施形態の過給圧制御装置30が第2実施形態の過
給圧制御装置30と異なる点は、第2実施形態において
アクチュエータ駆動部40の内部に設けてあったパラメ
ータ入力部47に代え、過給圧設定操作部50の内部に
同様のパラメータ入力部54を設けたことにある。パラ
メータ入力部54は、エンジンの運転中に、スロットル
開度、エンジン回転数等の運転状態量を採取し、これを
設定部52、通信ケーブル73経由でアクチュエータ制
御部44に入力せしめる。
【0064】これにより、アクチュエータ制御部44
は、パラメータ入力部54の入力値(スロットル開度、
エンジン回転数等)と、過給圧設定操作部50の操作部
51の入力値(過給圧制御量Pofの基準値Pr)と、デ
ータ記憶部45に記憶させた過給圧制御データ(エンジ
ンの運転状態量と過給圧制御補正量ΔPとの関係を示す
3次元マップデータ)に基づいて、エンジン10の運転
状態に対応する過給圧制御量Pof =Pr+ΔPを演算す
る。そして、アクチュエータ制御部44は、圧力センサ
42が検出するエンジン10の過給圧実測値Pb(前述
の補正圧力)から、上記過給圧制御量Pofを減じたもの
をアクチュエータ23の制御量Pa0として演算する(図
3)。アクチュエータ制御部44は、圧力センサ41が
検出するアクチュエータ23のアクチュエータ圧実測値
Paが、この制御量Pa0になるようにアクチュエータ2
3のアクチュエータ駆動弁46をフィードバック制御す
る。
【0065】尚、第2実施形態と第3実施形態でデータ
記憶部45に記憶させる過給圧制御データ(3次元マッ
プデータ)や、パラメータ入力部47、54の入力デー
タとなるエンジンの運転状態量は、エンジン及び/又は
車両の運転状態量(例えば車速センサからの車速信号
等)に代えることもできる。
【0066】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、過給圧制
御装置の取付作業性を簡易にし、過給圧制御装置のコン
パクトを図ることができる。
【0068】また、本発明によれば、アクチュエータの
制御圧の圧力センサや過給圧の圧力センサの温度による
出力電圧のばらつきを簡易に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は過給機付きエンジンを示す模式図であ
る。
【図2】図2は第1実施形態の過給圧制御装置を表すブ
ロック図である。
【図3】図3はアクチュエータ制御部による過給圧のオ
フセット制御の内容を示す線図である。
【図4】図4は第2実施形態の過給圧制御装置を示すブ
ロック図である。
【図5】図5は第3実施形態の過給圧制御装置を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 エンジン 11 排気通路 12 タービン 13 吸気通路 14 コンプレッサ 21 排気バイパス通路 22 排気バイパス弁 23 アクチュエータ 30 過給圧制御装置 40 アクチュエータ駆動部 41、42 圧力センサ 43 温度センサ 44 アクチュエータ制御部 45 データ記憶部 47 パラメータ入力部 50 過給圧設定操作部 54 パラメータ入力部 60 過給圧表示部 71 スロットルセンサ 72 クランク角センサ 73〜75 通信ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気バイパス弁を駆動するアクチュエー
    タ駆動部内に、過給圧制御データを記憶するデータ記憶
    部と、過給圧制御データに基づいてアクチュエータを制
    御するアクチュエータ制御部とを設けてなるエンジンの
    過給圧制御装置。
  2. 【請求項2】 排気バイパス弁を駆動するアクチュエー
    タ駆動部内に、エンジン及び/又は車両の運転状態量と
    過給圧制御補正量との関係を示す過給圧制御データを記
    憶するデータ記憶部と、過給圧制御データに基づいてア
    クチュエータを制御するアクチュエータ制御部とを設け
    てなるエンジンの過給圧制御装置。
  3. 【請求項3】 排気通路上に設けられて排気により駆動
    されるタービンと、吸気通路上でタービンと同軸上に設
    けられて吸気を過給するコンプレッサとを備え、 排気通路のタービンより排気上流に連通されている排気
    バイパス通路を開閉する排気バイパス弁と、排気バイパ
    ス弁を駆動するアクチュエータ駆動部とを備えるととも
    に、 エンジン及び/又は車両の運転状態量を入力する制御パ
    ラメータ入力部と、過給圧制御量の基準値を入力する過
    給圧設定操作部とを備え、 制御パラメータ入力部の入力値と、過給圧設定操作部の
    入力値と、エンジン及び/又は車両の運転状態量と過給
    圧制御補正量との関係を示す過給圧制御データに基づい
    て、エンジン及び/又は車両の運転状態に対応する過給
    圧制御量を演算し、この演算結果に基づいてアクチュエ
    ータを制御するアクチュエータ制御部を有してなる、エ
    ンジンの過給圧制御装置において、 エンジン及び/又は車両の運転状態量と過給圧制御補正
    量との関係を示す過給圧制御データを記憶するデータ記
    憶部を備え、 アクチュエータ駆動部内に、データ記憶部とアクチュエ
    ータ制御部とを設けてなることを特徴とするエンジンの
    過給圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ制御部が、エンジン
    の過給圧実測値から、エンジン及び/又は車両の運転状
    態に対応して過給圧制御データに基づいて演算した前記
    過給圧制御量を減じたものをアクチュエータの制御量と
    する請求項3に記載のエンジンの過給圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータ駆動部内に温度セン
    サと、アクチュエータの制御圧のための圧力センサと、
    過給圧のための圧力センサを配置し、 前記データ記憶部に、各温度に対応する各圧力センサの
    圧力補正データを記憶し、 アクチュエータ制御部が、温度センサの出力値と、各圧
    力センサの圧力補正データに基づき、各圧力センサの出
    力値を温度変化に応じて補正する請求項1〜4のいずれ
    かに記載のエンジンの過給圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記過給圧設定操作部の指示によりアク
    チュエータ制御部で制御された過給圧の稼動情報の表示
    を行なう過給圧表示部を備えてなる請求項3又は4に記
    載のエンジンの過給圧制御装置。
  7. 【請求項7】 前記アクチュエータ制御部と過給圧設定
    操作部と過給圧表示部を互いにデータ通信可能に接続し
    た請求項6に記載のエンジンの過給圧制御装置。
JP2002014841A 2002-01-23 2002-01-23 エンジンの過給圧制御装置 Pending JP2003214171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014841A JP2003214171A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 エンジンの過給圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014841A JP2003214171A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 エンジンの過給圧制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003214171A true JP2003214171A (ja) 2003-07-30

Family

ID=27651405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002014841A Pending JP2003214171A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 エンジンの過給圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003214171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013105592A1 (ja) * 2012-01-12 2013-07-18 株式会社Ihi 過給システムおよび過給システムの制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013105592A1 (ja) * 2012-01-12 2013-07-18 株式会社Ihi 過給システムおよび過給システムの制御方法
US10006353B2 (en) 2012-01-12 2018-06-26 Ihi Corporation Turbocharger system and control method for the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8347625B2 (en) Method and device for operating a wastegate actuator for a wastegate
US8459025B2 (en) Device for controlling the exhaust-gas turbocharging of an internal combustion engine, and internal combustion engine
US7066155B2 (en) Method and system for the control of fumigation
JP4146341B2 (ja) 内燃機関の少なくとも1つのチャージャの運転方法および装置
CN103670680B (zh) 内燃机的废气旁通阀控制装置
JP5469603B2 (ja) 固定式のガスエンジンを調整する方法
SE510445C2 (sv) System för reglering av en förbränningsmotors överladdning
JP2008082960A (ja) ターボチャージャの試験装置
WO2011114789A1 (ja) 電動過給装置
JP5372948B2 (ja) 固定式のガスエンジンを調整する方法
US8114547B1 (en) Fuel cell stack flow diversion
US8713935B2 (en) Carbureted natural gas turbo charged engine
JP2003214171A (ja) エンジンの過給圧制御装置
US20110067678A1 (en) Method and device for operating an internal combustion engine and an internal combustion engine
CN101122261A (zh) 节气门的电子控制方法及电子控制节气门装置
GB2473280A (en) Method of operating an i.c. engine turbocharger with mathematically determined correction of basic boost pressure
JP2007270820A (ja) 作業機械のポンプトルク制御装置
KR20150142105A (ko) 엔진용 흡기량 제어장치 및 그 제어방법
EP1672206A3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Motorsteuerung bei einem Kraftfahrzeug
US20060081799A1 (en) Method and device for triggering an actuator in a mass-flow line
CN109252967B (zh) 内燃机,特别是作为车辆的驱动发动机的内燃机
JP2007085281A (ja) ターボチャージャーの可変ノズル制御装置
JP2006233881A (ja) エンジンの過給装置
CN106958490B (zh) 用于确定在具有燃烧马达的马达系统中的新鲜空气质量流量的方法和装置
JP2010223202A (ja) ターボチャージャーの可変ノズル制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080805