JP2003212281A - 壁紙用糊容器 - Google Patents
壁紙用糊容器Info
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Abstract
給を行う場合でも、作業中に内部にゴミや塵が入り込ん
で糊を汚すのを防ぐことができる壁紙用糊容器の提供、
また、糊供給作業が終了した後の投入型ポンプの内部を
洗浄することなく収納でき、片付け作業の手間を省ける
壁紙用糊容器の提供を目的とする。 【解決手段】 壁紙糊付機に投入型ポンプによって供給
される糊を収容する蓋付の容器であって、前記蓋部に、
容器内に投入されたポンプから壁紙糊付機へ糊を送るホ
ースを容器内側から外部へ取り出せる引き出し口を備え
た。前記容器内の上方にポンプから延びるホースの収容
空間を形成すると共に、ポンプ側を容器下方空間に吊り
下げることのできる貫通孔を有する中蓋を着脱可能に備
えた。
Description
に貼付されるシート状壁装材の裏面に連続的に糊を塗布
する壁紙糊付機へ、投入型ポンプによって供給される糊
を収容するための糊容器に関するものである。
素材からなるシート状壁装材が壁面に貼付されている。
通常このような壁紙の施工は、現場にて壁紙の裏面に糊
を塗布し、順次壁面に貼付される。現在、壁紙への糊の
塗布には壁紙糊付機が用いられている。この壁紙糊付機
は、本体内に複数のロールと糊桶を備え、本体後方に支
持された原反ロールから繰り出される壁装材を本体後部
から引き入れ、内部の各種ロールで前方へ送り出しなが
ら、途中の糊付ロールに壁装材裏面を接触させることに
よって糊桶の糊を塗布するものである。
の糊桶へ供給されるものであるが、糊付け作業工程にお
いて糊桶内の糊量が減った時点で糊桶内へ糊を補充する
のでは、その度に糊付け作業を中断しなければならず作
業効率が悪いため、現在では、多くの場合、ポンプ等に
よって連続的に糊桶へ糊を供給して糊付け作業の効率化
を図っている。
は、図3に示すように、糊Nを収容している糊容器10
内に投入型ポンプPを投入し、ポンプPの吐出口に連結
されたホースHの端部を糊桶に接続することにより、ポ
ンプP駆動でその吸引口から吸い込まれた周囲の糊Nが
吐出口からホースへ送り出され、糊桶に連続的な糊Nの
供給が行われるのが一般的である。
の糊が減少した時点で糊を供給する場合には次の糊供給
までの間、糊容器の蓋を閉めて容器内へゴミや塵が入っ
て糊が汚れてしまうのを防ぐことができるが、上記のよ
うに、ポンプを投入して糊付け作業の工程中に亘って連
続的に糊を供給する場合には糊容器に通常の蓋はでき
ず、開放状態のままで作業を行っていた。
付け作業では、作業終了後に使い終わったポンプおよび
ホースをそのまましまってしまうと内部に付着残留して
いる糊が乾燥して固まってしまうため、水を逆循環させ
て内部を洗浄するという手間のかかる余分な作業を必要
としていた。
型ポンプを用いた連続的な糊供給を行う場合でも、作業
中に内部にゴミや塵が入り込んで糊を汚すのを防ぐこと
ができる壁紙用糊容器を提供することにある。
の投入型ポンプの内部を洗浄することなく収納でき、片
付け作業の手間を省くことのできる壁紙用糊容器の提供
を目的とする。
め、請求項1に記載の発明に係る壁紙用糊容器は、壁紙
糊付機に投入型ポンプによって供給される糊を収容する
蓋付の容器であって、前記蓋部は、容器内に投入された
ポンプから壁紙糊付機へ糊を送るホースを、容器内側か
ら外部へ取り出せる引き出し口を備えているものであ
る。
糊容器は、請求項1に記載の壁紙用糊容器において、前
記引き出し口は、上方が覆われて略水平方向に開口して
いることを特徴とするものである。
糊容器は、請求項1または請求項2に記載の壁紙用糊容
器において、前記容器内の上方に前記ポンプから延びる
ホースの収容空間を形成すると共に、ポンプ側を容器下
方空間に吊り下げることのできる貫通孔を有する中蓋を
着脱可能に備えたものである。
側から外部へホースを取り出せる引き出し口を蓋部に備
えたものであるため、容器に投入型ポンプを投入したま
ま蓋ができ、ポンプの駆動で糊付機の糊桶へホースを介
して連続的に糊を供給している間も、容器の開口が蓋で
覆われ、ゴミや塵が上方から落ちてきても内部の糊が汚
れるのを防ぐことができる。
貫通口を形成するのが最も簡便である。この貫通口は使
用されるポンプホースと同程度の径とすれば、上方に開
口していてもほぼホースで塞がれるのでこの貫通口から
ゴミや塵が入るという問題はほとんどない。
通口の径よりも細いホースとなり、ホース周りに隙間が
生じる場合もある。そこで、請求項2に記載したよう
に、引き出し口を上方が覆われて略水平方向に開口する
ものとすれば、ホース周りの隙間からもゴミなどは入り
難くなる。
糊容器は、貫通孔を有する中蓋を着脱可能に設けたもの
であるため、糊供給が終了した後はこの中蓋を容器内に
設置し、貫通孔から容器の下方空間へポンプを吊り下げ
た状態で上方空間にホースを収納し、蓋を閉めることが
できる。
ことなくポンプおよびホースが収納できるため、ポンプ
およびホースの内部の乾燥が防がれ、内部に付着残留し
ている糊も固まることがなく、作業終了後に水逆循環洗
浄を行う必要なくそのままで次回の糊供給作業まで置い
ておけるので、片付け作業の手間が省かれ、糊付け作業
の工程全体の効率化に寄与する。
き壁紙用糊容器を図1に示す。図1の(a)は投入型ポ
ンプによる糊供給時の糊容器全体の状態を示す全体断面
図であり、(b)は糊供給時の蓋部の構成を示す斜視図
である。図1の(c)はポンプ収納状態を示す縦断面図
であり、(d)はポンプ収納状態における容器の上方空
間内を示す斜視図である。
とその上部開口を覆う専用の蓋部2を備えたものであ
り、この蓋部2には、容器1内に投入されたポンプ9か
ら延びるホースHを内側から外部へ取り出すことのでき
る引き出し口3を備えたものである。
のポンプPから延びるホースHを蓋部2の引き出し口3
を通して出せば、容器1上を蓋部2で覆ったまま、ホー
スHの端部を壁紙糊付機の糊桶へ装着することができる
ので、投入型ポンプPによっる糊Nの糊桶への連続供給
作業の間中、容器1内へゴミや塵が落下して糊Nが汚れ
るのを防ぐことができる。
は、上方が覆われて略水平方向に開口する形状を持つも
のとしたことによって、上方から落下してくるゴミなど
がより入り込み難くなっている。
形成する場合には、貫通口を覆うように蓋部材を成形す
ることによって、略水平方向に開口する引き出し口を形
成することができる。略水平方向へ開口する引き出し口
の構造としては、図1に示したものに限らず、蓋部の形
状に応じて適宜設計すれば良い。
度な高さを持つ外周側壁11を持つ場合には、その外周
側壁11に貫通口を設けるだけで水平方向に開口した引
き出し口13を簡単に設けることができる。
に装着される中蓋4を備えているものである。この中蓋
4には、貫通孔5が形成されており、糊供給作業が終了
した後の容器1内に設置すれば、容器下方に形成される
空間に貫通孔5からポンプPをつり下げた状態で、容器
上方に形成される空間にホースHを収納することができ
る。
蓋部2で覆えば、容器1内のポンプPおよびホースHは
ほとんど外気に晒されることなく内部の乾燥が防がれ、
内部に付着残留している糊も固まることがないため、作
業終了後に水逆循環洗浄を行う必要なくそのままで次回
の糊供給作業まで置いておける。
は、図1に示すような容器開口端縁に引っ掛けられる折
り返し状の係止部6を凹型の中蓋の上端に設けるなど、
容器に対する着脱が簡便であると共に、容器に蓋部を被
せるのにほとんど影響を生じないものとする。
たものに限らず、ホースを容器内側から外側へ取り出せ
るものであれば蓋部の形状に応じた設計を適宜選択すれ
ば良いが、蓋部の製造工程において複雑な工程を加える
ことなく簡便に形成できるものであることが望ましい。
容器によれば、投入型ポンプによる壁紙糊付機への糊の
連続供給の間に亘って、容器上方をホースによる支障な
く蓋部で覆っておけるので、内部にゴミ等が入って糊が
汚れるのを防ぐことができるという効果がある。
を有する中蓋を備えたことにより、糊容器内にポンプと
ホースを内部を乾燥させることなく収容しておくことが
できるため、糊供給作業終了の際に水循環洗浄等の手間
のかかる片付け作業が省かれて、作業工程全体の効率化
が図れるという効果がある。
機の概略構成図であり、(a)は投入型ポンプによる糊
供給時の状態を示す全体断面図、(b)は糊供給時の蓋
部の構成を示す斜視図、(c)は中蓋によるポンプ収納
状態を示す縦断面図、(d)はポンプ収納状態における
容器の上方空間内を示す斜視図である。
他の例を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 壁紙糊付機に投入型ポンプによって供給
される糊を収容する蓋付の容器であって、 前記蓋部は、容器内に投入されたポンプから壁紙糊付機
へ糊を送るホースを、容器内側から外部へ取り出せる引
き出し口を備えていることを特徴とする壁紙用糊容器。 - 【請求項2】 前記引き出し口は、上方が覆われて略水
平方向に開口していることを特徴とする請求項1に記載
の壁紙用糊容器。 - 【請求項3】 前記容器内の上方に前記ポンプから延び
るホースの収容空間を形成すると共に、ポンプ側を容器
下方空間に吊り下げることのできる貫通孔を有する中蓋
を着脱可能に備えたことを特徴とする請求項1または請
求項2に記載の壁紙用糊容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011958A JP4005811B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 壁紙用糊容器 |
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JP2002011958A JP4005811B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 壁紙用糊容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003212281A true JP2003212281A (ja) | 2003-07-30 |
JP4005811B2 JP4005811B2 (ja) | 2007-11-14 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP4005811B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008272699A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 壁紙糊付機用糊液供給ノズルアタッチメント |
JP2008272701A (ja) * | 2007-05-02 | 2008-11-13 | Yayoi Chemical Industry Co Ltd | 糊液供給装置 |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011958A patent/JP4005811B2/ja not_active Expired - Fee Related
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