JP2003212206A - フープ材供給装置 - Google Patents

フープ材供給装置

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JP2003212206A
JP2003212206A JP2002010936A JP2002010936A JP2003212206A JP 2003212206 A JP2003212206 A JP 2003212206A JP 2002010936 A JP2002010936 A JP 2002010936A JP 2002010936 A JP2002010936 A JP 2002010936A JP 2003212206 A JP2003212206 A JP 2003212206A
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JP
Japan
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hoop material
hoop
seal
bending
rear end
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Withdrawn
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JP2002010936A
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English (en)
Inventor
Daijiro Masuda
大二郎 増田
Yuji Kanda
雄二 神田
Yasuhiko Suda
康彦 須田
Takeshi Asakino
武 朝来野
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来作業は人手によって行っていたため、フ
ープ材の先端部を鋭角に折り曲げるには大きな労力を必
要とした。さらにシールについては、フープ材に装着し
た後仮り締め時、またはシーリング時に脱落することが
あった。 【解決手段】 コイル状に巻かれたフープ材を所定寸法
に切断するフープ材切断装置において、フープ材切断機
を設け、該切断機の前方にフープ材先端部折り曲げ装置
と後端部折り曲げ装置をそれぞれ設置し、該折り曲げ装
置の間にシール嵌着装置を設けたフープ材供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイル状に巻かれた
フープ材を供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板等をコイル状に巻取った製品(以下
単にコイルと称す)を船舶等で搬送する場合、船倉等に
山積して送り出されるが、船倉内において海上輸送時の
揺れによるコイルの荷崩を防止するために図1に示され
るようにコイル同士を鋼鉄製のフープ材(バンド)によ
って相互に固定し、船の揺れによるコイルの移動、荷崩
の防止を図っている。
【0003】この作業は船倉内においてフープ材の簡易
巻き戻し器にフープ材を人力によってセットし、フープ
材の先端を引張り、必要の長さ(コイル間を結束するに
要する長さ)まで引き出しストラップカッターにて切断
して作成する。
【0004】このようにして作成されたフープ材は、結
束すべき相互のコイル内径に該フープ材の一端を通した
後、シールを装着してフープ材を仮締めするために、装
着したシールの前・後部のフープ材を折り曲げる。その
後フープ材の他端部をシール内へ通し、シール内でフー
プ材を上下に2枚重ね合せて該フープ材の両側面をシー
ルで押え込んだ後、フープ材をテンショナーで引き締め
シーラで装着したシールをシーリングしてコイル間の結
束を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来作業は人手に
よって行っていたため、フープ材の運搬に労苦を要する
と共に多くの要員を必要とするものであった。また、フ
ープ材は規定された強度を保有しているものを用いるた
め、先端部を鋭角に折り曲げるには人力では大きな労力
を必要とした。
【0006】さらにシールについては、フープ材に後か
ら装着するのに便利なように図2にその断面を示したよ
うに、片側はその角度を拡げた状態となっていたため、
フープ材に装着した後仮り締め時、またはシーリング時
に脱落等があり長時間を必要とした。
【0007】このような問題点の解決を図った先行技術
は見当たらず、例えば、特開平8−282891号に開
示されている技術は目的を異にするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来方
法における問題点を解決するためになされたものであっ
て、その要旨するところは、下記手段にある。 (1) コイル状に巻かれたフープ材を所定寸法に切断
するフープ材切断装置において、フープ材切断機を設
け、該切断機の前方にフープ材先端部折り曲げ装置と後
端部折り曲げ装置をそれぞれ設置し、該フープ材先端部
折り曲げ装置と後端部折り曲げ装置の間にシール嵌着装
置を設けたフープ材供給装置。 (2) 前記コイル状に巻いたフープ材供給部とそれに
連なるフープ材搬送部を、前記フープ材先・後端部折り
曲げ装置の後方に設置した(1)記載のフープ材供給装
置。
【0009】(3) 前記(1)または(2)記載のフ
ープ材供給装置を移動自由な台車上に設置したフープ材
供給装置。 (4) 前記(2)または(3)記載のフープ材供給装
置において、コイル状に巻かれたフープ材をフープ材供
給部へ搬入するために搬入具を装備したフープ材供給装
置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に基づいて説明
する。図3は本発明装置の全体を示す側面図であり、図
4は本発明装置の主要部分を拡大して示した側面図であ
る。本装置はフープ材供給部10,フープ材搬送部2
0,フープ材切断装置9,フープ材の先・後端部折り曲
げ部(シール嵌着装置12を含む)30とからなる。
【0011】図3および図4において、フープ材1供給
部10には、フープ材1を収納するディスペンサー2
と、フープ材1を載置するためのアイドルローラー3か
ら構成されており、4はフープ材1を保護するアームで
あり、Pはフープ材1の乱巻防止用ピンである。
【0012】フープ材1の搬送部20には、フープ材1
を上下から挟持する押えロール5と、その先方(フープ
材の搬送方向に対して、以下同様)にフープ材1の送り
ロール6と、フープ材1の横ずれを防止するためのサイ
ドガイドロール8から構成されている。なお、16は押
えロール5の間隙を調整するレバーである。
【0013】フープ材切断装置9は、サイドガイドロー
ル8の前方に設置されている。フープ材1の先・後端部
折り曲げ部30には、切断機9の前方にフープ材1の先
・後端部折り曲げ装置11a,11bが装備され、その
間にシール嵌着装置(シールケース)12が装備された
構成からなる。なお、シール15は図5に示すように予
め両側面がU字状に成形して作成されており、フープ材
1から抜け落ちることがないよう工夫されている。
【0014】また、該シールケース12は連続して2個
のシール15が嵌合できるようシール15の長さに合
せ、かつシール高さに合致する寸法を有するよう設計さ
れ、シール15がスムーズにシールケース12内に嵌合
できるような構成になる。さらに、該シールケース12
の片側(シールをセットする側)にはシール15の抜け
落ちを防止するためのシール横押し固定装置13が設け
られている。
【0015】なお、先端部折り曲げ装置11aは図4に
おいて、フープ材ガイド21,22、切断機9の上刃と
下刃23a,23b、フープ材1の保持・案内機能を有
するフープ材先端部折り曲げ具24、該フープ材先端部
折り曲げ具24を回動する回動体25、円柱状の突起体
26から構成されている。また前記フープ材ガイド2
1,22は切断機9の前・後に設置されている。
【0016】フープ材1の後端部折り曲げ具11bには
上金型27aと下金型27bがそれぞれ装備されてい
る。しかして、これら全ての装置は台車17の上に装着
される構となっている。なお、18はフープ材1の搬
入具であり、台車17に装備されている。
【0017】本装置は上記の如き構成になるものである
が、本装置の個々の動きについて、以下作用と共に説明
する。先ずフープ材1が本装置近傍まで搬送されてくる
と、搬入具18(例えばガイド付スロープ)が台車17
から降ろされ、該台車17上のディスペンサー2内に搬
入し、アイドルローラー3上に載置する。
【0018】最初のコイル状フープ材1の巻き戻しに当
たっては、コイル状フープ材1の上方にその先端部が位
置するように人力によってコイル状フープ材1を回転さ
せ、その後押えロールレバー16を上方へ押上げ、フー
プ材1の先端を上下の押えロール5間に挿入し、送りロ
ール6まで押し込む。
【0019】シールケース12内には事前にシール15
が、フープ材1の長手方向に2個人手により嵌入セット
されている(シール15のセット時にはシール横押え固
定装置13は開放された状態(図4において図面手前側
へ回動軸19を軸芯として回動している)となってい
る)。
【0020】次いで、モータ(図示せず)によって送り
ロール6はシリンダー7aの上下動により送りロール6
の押圧力が調整されて回転し、フープ材1を前方向へ搬
送する。そうしてフープ材1はその両サイドをサイドロ
ール8によって横振れを防止されると共にフープ材ガイ
ド21内に案内され、フープ材1の上反りを抑止するた
めのフープ材ガイド22とフープ材先端部折り曲げ具2
4間を通り、シールケース12内に送り込まれる。
【0021】なおこの時、フープ材1の上反りを抑止す
るためのフープ材ガイド22を降下させると共に、シー
ル横押え固定装置13が回動してシール15の落下を防
止する。前記操作を行うことによりフープ材1がシール
15内を通過する。
【0022】フープ材が所定長さだけ送り出されると、
切断機9により(シリンダー7bの上昇により上刃23
aと下刃23bによってフープ材1は切断される)フー
プ先端部(フープ材所定寸法の後端部)を切断する。切
断されたフープ材1はその先端部(使用時において)が
先端部折曲げ装置11aによって鋭角に折り曲げられ
る。この先端部折曲げ装置11aにはフープ材先端折り
曲げ具24が上方向に回動できる機能を有せしめてい
る。
【0023】そうして事前にフープ材ガイド22はシリ
ンダー7dを上昇することにより、フープ材先端折り曲
げ時にフープ材先端折り曲げ具24の回動に支障となら
ない位置まで持ち上げられているので、回動体25を回
動することにより、該回動体25に固着しているフープ
材先端部折り曲げ具24は、フープ材1の下面を下支え
した状態で突起体26を軸芯としてフープ材1を所定の
角度まで折り曲げる。
【0024】また、フープ材1の後端部はシールケース
12の前方に位置する後端部折り曲げ装置11bによっ
て折り曲げられるが、該後端部折り曲げ装置11bはフ
ープ材1の上面への動きを抑える上部金型27a(該金
型27aの下面はフープ材1の曲げに適するよう曲面を
有する)と、フープ材折り曲げ時にフープ材を下面から
シリンダー7cの上昇によって押上げられる金型27b
(該金型27bの上面はフープ材の曲げに適した曲面を
有する)からなっており、フープ材先端部の折り曲げと
後端部の折り曲げが実施できる。これらの操作により1
個の結束フープ材の製作が完了する。
【0025】これら装置の作動は全て作業員が作動時期
の判断を行い、操作釦を押すことによって電動機または
エアモータを駆動して自動的に行なわれる。フープ材1
の先端がシールケース12を通過したならば、シール横
押し固定装置13を回動してフープ材搬送片側面を開放
し、この開放された側面(図4,5において手前側)よ
りフープ材1を人手によって引き出す。
【0026】本発明装置で作成されたシールを嵌着した
先・後端部折り曲げ後のフープ材の片端部を矢視し図5
に示した。シールはフープ材1に確実に取付けられてお
り、結束時にフープ材からシールが脱離することはな
い。
【0027】
【発明の効果】本発明装置によって製作されたフープ材
を使用してコイル間の結束を行った場合は、従来のフー
プ材の使用に較べて作業要員を減少することができると
共に、結束に要していた平均結束時間を半減できる。ま
た、フープ材およびシールの折り曲げに要する労苦が軽
減できる等、結束作業の大幅な効率化が図られ、この産
業分野に大なる貢献をするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイル同士を結束した状態の1例を示した図。
【図2】シールの断面形状を示した図。
【図3】本発明装置の全体を示した概要側面図。
【図4】図3におけるフープ材1折り曲げ加工部を拡大
して示した概要側面図。
【図5】シールを嵌着し先・後端部折り曲げを実施した
フープ材1の斜視図。
【符号の説明】
1 フープ材 2 ディスペンサー 3 アイドルローラー 4 保護アーム 5 押えロール 6 送りロール 7 シリンダー 8 サイドロール 9 切断機 11 フープ材折り曲げ装置 12 シール嵌着装置(シールケース) 13 シール横押し固定装置 15 シール 16 押えロールレバー 17 台車 18 コイル状フープ材搬入具 19 回動軸 21 フープ材ガイド 22 フープ材ガイド 23 切断刃 24 フープ材先端部折り曲げ具 25 回動体 26 突起体 27 金型 10 フープ材供給部 20 フープ材搬送部 30 フープ材の先・後端折り曲げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須田 康彦 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 (72)発明者 朝来野 武 大分県大分市大字西ノ洲1番地 新日本製 鐵株式会社大分製鐵所内 Fターム(参考) 3E052 AA14 BA12 CA20 CB05 DB10 EA10 FA19 JA01 LA06 LA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状に巻かれたフープ材を所定寸法
    に切断するフープ材切断装置において、フープ材切断機
    を設け、該切断機の前方にフープ材先端部折り曲げ装置
    と後端部折り曲げ装置をそれぞれ設置し、該フープ材先
    端部折り曲げ装置と後端部折り曲げ装置の間にシール嵌
    着装置を設けたことを特徴とするフープ材供給装置。
  2. 【請求項2】 前記コイル状に巻いたフープ材供給部と
    それに連なるフープ材搬送部を、前記フープ材先・後端
    部折り曲げ装置の後方に設置したことを特徴とする請求
    項1記載のフープ材供給装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または2記載のフープ材供
    給装置を移動自由な台車上に設置したことを特徴とする
    フープ材供給装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項2または3記載のフープ材供
    給装置において、コイル状に巻かれたフープ材をフープ
    材供給部へ搬入するために搬入具を装備したことを特徴
    とするフープ材供給装置。
JP2002010936A 2002-01-21 2002-01-21 フープ材供給装置 Withdrawn JP2003212206A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067394A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd フープ材曲げ加工方法、及び結束部材作製装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067394A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd フープ材曲げ加工方法、及び結束部材作製装置

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Effective date: 20050405