JP2003212194A - ボーディングブリッジの自動制御装置および自動制御システムおよびその位置合わせ方法 - Google Patents
ボーディングブリッジの自動制御装置および自動制御システムおよびその位置合わせ方法Info
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- B64F—GROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B64F1/00—Ground or aircraft-carrier-deck installations
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動操作による信頼性を向上させることので
きるボーディングブリッジの自動制御装置を提供する。 【解決手段】 機体201に対してボーディングブリッ
ジ101の位置合わせを行うためのボーディングブリッ
ジの自動制御装置であって、前記機体に光を照射する光
照射部B1Tと、前記光の前記機体からの反射波W1を
検出可能な光センサB1Rと、前記光センサによる前記
反射波についての検出結果に基づいて、前記ボーディン
グブリッジが前記機体に対して位置合わせされるよう
に、前記ボーディングブリッジを移動させるアクチュエ
ータ42、45、48とを備えている。
きるボーディングブリッジの自動制御装置を提供する。 【解決手段】 機体201に対してボーディングブリッ
ジ101の位置合わせを行うためのボーディングブリッ
ジの自動制御装置であって、前記機体に光を照射する光
照射部B1Tと、前記光の前記機体からの反射波W1を
検出可能な光センサB1Rと、前記光センサによる前記
反射波についての検出結果に基づいて、前記ボーディン
グブリッジが前記機体に対して位置合わせされるよう
に、前記ボーディングブリッジを移動させるアクチュエ
ータ42、45、48とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボーディングブリ
ッジの自動制御装置および自動制御システムおよびボー
ディングブリッジの位置合わせ方法に関する。
ッジの自動制御装置および自動制御システムおよびボー
ディングブリッジの位置合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、中・大型旅客機に乗客を搭乗さ
せるためのボーディングブリッジを示している。ボーデ
ィングブリッジ101の操作は、1〜2名の操作員がボ
ーディングブリッジ101を操作して機体(図示せず)
の扉口に接続させるものである。
せるためのボーディングブリッジを示している。ボーデ
ィングブリッジ101の操作は、1〜2名の操作員がボ
ーディングブリッジ101を操作して機体(図示せず)
の扉口に接続させるものである。
【0003】従来、その操作は、経験に基づく人力操作
であった。即ち、ボーディングブリッジ101に設けら
れた窓102を介して操作員が目視で機体との位置関係
を見ながら、ボーディングブリッジ101を操作して機
体にドッキングさせていた。
であった。即ち、ボーディングブリッジ101に設けら
れた窓102を介して操作員が目視で機体との位置関係
を見ながら、ボーディングブリッジ101を操作して機
体にドッキングさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ボーディングブリッジ
101の操作には、経験を積んだ人員が必要である。大
空港(例えば、ロスアンジェルスやデンバーの様に)
は、100を超えるゲートを持ち、操作員数も多数必要
となる。また、誤操作による機体損傷のリスクもある。
101の操作には、経験を積んだ人員が必要である。大
空港(例えば、ロスアンジェルスやデンバーの様に)
は、100を超えるゲートを持ち、操作員数も多数必要
となる。また、誤操作による機体損傷のリスクもある。
【0005】本発明の目的は、自動操作による信頼性を
向上させることのできるボーディングブリッジの自動制
御装置および自動制御システムおよびボーディングブリ
ッジの位置合わせ方法を提供することである。本発明の
他の目的は、自動操作による省人化を図り、空港運用コ
ストの低減を図ることのできるボーディングブリッジの
自動制御装置および自動制御システムおよびボーディン
グブリッジの位置合わせ方法を提供することである。
向上させることのできるボーディングブリッジの自動制
御装置および自動制御システムおよびボーディングブリ
ッジの位置合わせ方法を提供することである。本発明の
他の目的は、自動操作による省人化を図り、空港運用コ
ストの低減を図ることのできるボーディングブリッジの
自動制御装置および自動制御システムおよびボーディン
グブリッジの位置合わせ方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】本発明のボーディングブリッジの自動制御
装置は、機体(201)に対してボーディングブリッジ
(101)の位置合わせを行うためのボーディングブリ
ッジの自動制御装置であって、前記機体(201)に光
を照射する光照射部(B1T)と、前記光の前記機体
(201)からの反射波(W1)を検出可能な光センサ
(B1R)と、前記光センサ(B1R)による前記反射
波(W1)についての検出結果に基づいて、前記ボーデ
ィングブリッジ(101)が前記機体(201)に対し
て位置合わせされるように、前記ボーディングブリッジ
(101)を移動させるアクチュエータ(42、45、
48)とを備えている。
装置は、機体(201)に対してボーディングブリッジ
(101)の位置合わせを行うためのボーディングブリ
ッジの自動制御装置であって、前記機体(201)に光
を照射する光照射部(B1T)と、前記光の前記機体
(201)からの反射波(W1)を検出可能な光センサ
(B1R)と、前記光センサ(B1R)による前記反射
波(W1)についての検出結果に基づいて、前記ボーデ
ィングブリッジ(101)が前記機体(201)に対し
て位置合わせされるように、前記ボーディングブリッジ
(101)を移動させるアクチュエータ(42、45、
48)とを備えている。
【0008】本発明のボーディングブリッジの自動制御
装置において、前記光照射部(B1T)は、前記機体
(201)に設けられた反射器(A1)に前記光を照射
し、前記光センサ(B1R)は、前記反射器(A1)か
らの前記反射波(W1)を検出する。
装置において、前記光照射部(B1T)は、前記機体
(201)に設けられた反射器(A1)に前記光を照射
し、前記光センサ(B1R)は、前記反射器(A1)か
らの前記反射波(W1)を検出する。
【0009】本発明のボーディングブリッジの自動制御
装置において、前記光照射部(B1T)と前記光センサ
(B1R)は、前記機体(201)に対して接続される
前記ボーディングブリッジ(101)の接続部(35)
の縁部において、互いに近接した位置に配置されてい
る。
装置において、前記光照射部(B1T)と前記光センサ
(B1R)は、前記機体(201)に対して接続される
前記ボーディングブリッジ(101)の接続部(35)
の縁部において、互いに近接した位置に配置されてい
る。
【0010】本発明のボーディングブリッジの自動制御
システムは、機体(201)に対してボーディングブリ
ッジ(101)の位置合わせを行うためのボーディング
ブリッジの自動制御システムであって、第1および第2
の反射器(A2、A3)と、第1および第2の光入出力
部(B2、B3)と、アクチュエータ(42、45、4
8)とを備え、前記第1および第2の反射器(A2、A
3)は、前記機体(201)の扉口(25)の同じ高さ
に設けられ、前記第1および第2の光入出力部(B2、
B3)は、前記扉口(25)に接続される前記ボーディ
ングブリッジ(101)の接続部(35)の同じ高さに
設けられ、それぞれ、前記第1および第2の反射器(A
2、A3)に光を照射する第1および第2の光照射部
(B2T、B3T)と、前記光の前記第1および第2の
反射器(A2、A3)からの反射波(W1)を検出可能
な第1および第2の光センサ(B1R)とを有し、前記
アクチュエータ(42、45、48)は、前記第1およ
び第2の光センサ(B2R、B3R)による前記反射波
(W1)についての検出結果に基づいて、前記ボーディ
ングブリッジ(101)が前記機体(201)に対して
位置合わせされるように、前記ボーディングブリッジ
(101)を移動させる。
システムは、機体(201)に対してボーディングブリ
ッジ(101)の位置合わせを行うためのボーディング
ブリッジの自動制御システムであって、第1および第2
の反射器(A2、A3)と、第1および第2の光入出力
部(B2、B3)と、アクチュエータ(42、45、4
8)とを備え、前記第1および第2の反射器(A2、A
3)は、前記機体(201)の扉口(25)の同じ高さ
に設けられ、前記第1および第2の光入出力部(B2、
B3)は、前記扉口(25)に接続される前記ボーディ
ングブリッジ(101)の接続部(35)の同じ高さに
設けられ、それぞれ、前記第1および第2の反射器(A
2、A3)に光を照射する第1および第2の光照射部
(B2T、B3T)と、前記光の前記第1および第2の
反射器(A2、A3)からの反射波(W1)を検出可能
な第1および第2の光センサ(B1R)とを有し、前記
アクチュエータ(42、45、48)は、前記第1およ
び第2の光センサ(B2R、B3R)による前記反射波
(W1)についての検出結果に基づいて、前記ボーディ
ングブリッジ(101)が前記機体(201)に対して
位置合わせされるように、前記ボーディングブリッジ
(101)を移動させる。
【0011】本発明のボーディングブリッジの位置合わ
せ方法は、機体(201)に対してボーディングブリッ
ジ(101)の位置合わせを行うボーディングブリッジ
の位置合わせ方法であって、(a) 前記機体(20
1)に照射された光の反射波を検出し、その検出結果に
基づいて、前記機体(201)と前記ボーディングブリ
ッジ(101)の高さ方向が合うように前記ボーディン
グブリッジ(101)を移動させるステップ(垂直制御
フェーズ)と、(b) 前記機体(201)に照射され
た光の反射波を検出し、その検出結果に基づいて、前記
機体(201)と前記ボーディングブリッジ(101)
の角度が合うとともに前記機体(201)と前記ボーデ
ィングブリッジ(101)との間の距離が第1の距離
(D)以上離間した状態となるように前記ボーディング
ブリッジ(101)を移動させるステップ(角度制御フ
ェーズ)と、(c) 前記機体(201)と前記ボーデ
ィングブリッジ(101)との間の距離が前記第1の距
離(D)よりも接近した状態となるように前記ボーディ
ングブリッジ(101)を移動させるステップ(距離制
御フェーズ)とを備え、前記(c)は、前記(b)の後
に実行される。
せ方法は、機体(201)に対してボーディングブリッ
ジ(101)の位置合わせを行うボーディングブリッジ
の位置合わせ方法であって、(a) 前記機体(20
1)に照射された光の反射波を検出し、その検出結果に
基づいて、前記機体(201)と前記ボーディングブリ
ッジ(101)の高さ方向が合うように前記ボーディン
グブリッジ(101)を移動させるステップ(垂直制御
フェーズ)と、(b) 前記機体(201)に照射され
た光の反射波を検出し、その検出結果に基づいて、前記
機体(201)と前記ボーディングブリッジ(101)
の角度が合うとともに前記機体(201)と前記ボーデ
ィングブリッジ(101)との間の距離が第1の距離
(D)以上離間した状態となるように前記ボーディング
ブリッジ(101)を移動させるステップ(角度制御フ
ェーズ)と、(c) 前記機体(201)と前記ボーデ
ィングブリッジ(101)との間の距離が前記第1の距
離(D)よりも接近した状態となるように前記ボーディ
ングブリッジ(101)を移動させるステップ(距離制
御フェーズ)とを備え、前記(c)は、前記(b)の後
に実行される。
【0012】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明のボ
ーディングブリッジの自動制御システムの一実施形態を
説明する。
ーディングブリッジの自動制御システムの一実施形態を
説明する。
【0013】図1は、本実施形態の方法を模式的に示す
ための図である。本実施形態では、光学センサB1、B
2、B3をボーディングブリッジ101に設けて、機体
側のターゲット(リフレクタ)との距離・方向を検出
し、その検出結果に基づいて、機体へのドッキングを自
動制御する。
ための図である。本実施形態では、光学センサB1、B
2、B3をボーディングブリッジ101に設けて、機体
側のターゲット(リフレクタ)との距離・方向を検出
し、その検出結果に基づいて、機体へのドッキングを自
動制御する。
【0014】図2(a)、(b)に示すように、機体2
01の扉口25に光学的なターゲット(反射器)A1、
A2、A3を設置し、ボーディングブリッジ101側に
レーザー照射機と受信機のセットB1、B2、B3と制
御装置を設けて、自動操作によりボーディングブリッジ
101を機体201に接続させる。
01の扉口25に光学的なターゲット(反射器)A1、
A2、A3を設置し、ボーディングブリッジ101側に
レーザー照射機と受信機のセットB1、B2、B3と制
御装置を設けて、自動操作によりボーディングブリッジ
101を機体201に接続させる。
【0015】光学的なターゲットA1、A2、A3は、
例えば、乱反射する鏡であることができる。ボーディン
グブリッジ101側では、反射したレーザーの入射角度
から機体201とボーディングブリッジ101の相対位
置を計算しながらボーディングブリッジ101を機体2
01に近づける。ボーディングブリッジ101側では、
機体201の機種による扉位置の違い及びペイロードに
よる誤差にも対応できるように、上下方向の自動制御も
可能とされている。
例えば、乱反射する鏡であることができる。ボーディン
グブリッジ101側では、反射したレーザーの入射角度
から機体201とボーディングブリッジ101の相対位
置を計算しながらボーディングブリッジ101を機体2
01に近づける。ボーディングブリッジ101側では、
機体201の機種による扉位置の違い及びペイロードに
よる誤差にも対応できるように、上下方向の自動制御も
可能とされている。
【0016】次に、図2(a)、(b)を参照して、具
体的な構成について説明する。
体的な構成について説明する。
【0017】図2(a)に示すように、機体201側に
は、3枚の乱反射する長方形の鏡A1、A2、A3が扉
25の縁部に貼り付けられている。鏡A1、A2、A3
は、機体201に対して、脱着可能であり、あらゆる機
体201の曲率に対応可能な柔軟なもの(十分な可撓
性)とする。
は、3枚の乱反射する長方形の鏡A1、A2、A3が扉
25の縁部に貼り付けられている。鏡A1、A2、A3
は、機体201に対して、脱着可能であり、あらゆる機
体201の曲率に対応可能な柔軟なもの(十分な可撓
性)とする。
【0018】鏡A1、A2、A3は、鏡A1、A2、A
3の端部と扉口25の縁部同士の位置が合うように取り
付けられる。ただし、その位置合わせに対して、高い精
度は要求されない。
3の端部と扉口25の縁部同士の位置が合うように取り
付けられる。ただし、その位置合わせに対して、高い精
度は要求されない。
【0019】扉口25は、概ね縦長の長方形状に形成さ
れている。その長方形状の底部に位置する短辺25aに
相当する扉口25の縁部には、鏡A1が配置されてい
る。鏡A1は、その鏡A1の長辺部が、扉口25のその
短辺25aの延在方向に沿うように、配置されている。
れている。その長方形状の底部に位置する短辺25aに
相当する扉口25の縁部には、鏡A1が配置されてい
る。鏡A1は、その鏡A1の長辺部が、扉口25のその
短辺25aの延在方向に沿うように、配置されている。
【0020】鏡A2は、その鏡A2の長辺部が、扉口2
5の長方形状の長辺25bの延在方向に沿うように配置
されている。鏡A3は、鏡A2と同様に、その鏡A3の
長辺部が、扉口25の長方形状の他の長辺25cの延在
方向に沿うように配置されている。鏡A2と鏡A3は、
同じ高さの左右対称位置に設けられている。
5の長方形状の長辺25bの延在方向に沿うように配置
されている。鏡A3は、鏡A2と同様に、その鏡A3の
長辺部が、扉口25の長方形状の他の長辺25cの延在
方向に沿うように配置されている。鏡A2と鏡A3は、
同じ高さの左右対称位置に設けられている。
【0021】図2(b)に示すように、ボーディングブ
リッジ101には、レーザー照射(発信)機と受信機の
セットB1、B2、B3が3セット設けられている。レ
ーザ照射機と受信機が単一のセットB1、B2、B3と
されていることから、レーザーの照射と受信は、概ね同
一位置にて行われる。その受信機は、入射角も測定可能
である。
リッジ101には、レーザー照射(発信)機と受信機の
セットB1、B2、B3が3セット設けられている。レ
ーザ照射機と受信機が単一のセットB1、B2、B3と
されていることから、レーザーの照射と受信は、概ね同
一位置にて行われる。その受信機は、入射角も測定可能
である。
【0022】セットB1は、扉口25と接続するボーデ
ィングブリッジ101の接続部35の底縁部35aに相
当する位置に配置されている。セットB2とセットB3
は、接続部35の両側縁部35b、35cに相当する部
分の概ね同一水平面上(同じ高さ位置)に配置されてい
る。
ィングブリッジ101の接続部35の底縁部35aに相
当する位置に配置されている。セットB2とセットB3
は、接続部35の両側縁部35b、35cに相当する部
分の概ね同一水平面上(同じ高さ位置)に配置されてい
る。
【0023】次に、図3から図6を参照して、本実施形
態の動作(ボーディングブリッジ101と機体201と
の接続動作)について説明する。
態の動作(ボーディングブリッジ101と機体201と
の接続動作)について説明する。
【0024】鏡A1、A2、A3で乱反射したレーザー
光は、照射位置と概ね同一位置の受信機B1R、B2
R、B3Rで確実に捕らえられ、その受信機B1R、B
2R、B3Rは、入射角を測定することができる。ま
た、その受信機B1R、B2R、B3Rは、鏡A1、A
2、A3の反射波のみを検出する(鏡A1、A2、A3
以外の機体201の反射波を検出しない)。
光は、照射位置と概ね同一位置の受信機B1R、B2
R、B3Rで確実に捕らえられ、その受信機B1R、B
2R、B3Rは、入射角を測定することができる。ま
た、その受信機B1R、B2R、B3Rは、鏡A1、A
2、A3の反射波のみを検出する(鏡A1、A2、A3
以外の機体201の反射波を検出しない)。
【0025】まず最初に、第1ステップが行われる。即
ち、ボーディングブリッジ101の上下方向の制御が行
われ、反射器A1の地面からの高さは、セットB1の地
面からの高さと等しくなるように制御される(第1ステ
ップ:垂直制御フェーズ)。
ち、ボーディングブリッジ101の上下方向の制御が行
われ、反射器A1の地面からの高さは、セットB1の地
面からの高さと等しくなるように制御される(第1ステ
ップ:垂直制御フェーズ)。
【0026】第1ステップを具体的に説明する。図3お
よび図4に示すように、第1ステップ(垂直制御フェー
ズ)が開始されると、垂直位置制御装置41は、セット
B1のレーザー照射機B1Tに、発信指令を送出する。
よび図4に示すように、第1ステップ(垂直制御フェー
ズ)が開始されると、垂直位置制御装置41は、セット
B1のレーザー照射機B1Tに、発信指令を送出する。
【0027】その発信指令に応答して、セットB1のレ
ーザー照射機B1Tは、レーザを照射する。レーザー照
射機B1Tからのそのレーザーは、3次元的にあらゆる
方向に照射される。
ーザー照射機B1Tは、レーザを照射する。レーザー照
射機B1Tからのそのレーザーは、3次元的にあらゆる
方向に照射される。
【0028】セットB1の受信機B1Rは、反射器A1
からの反射角を計測する。セットB1の受信機B1R
は、その計測結果を垂直位置制御装置41に送出する。
垂直位置制御装置41は、その計測結果に基づいて、垂
直方向アクチュエータ42に動作指令を送出し、その反
射角の鉛直方向成分が0(地面と平行)となるように、
ボーディングブリッジ101の上下方向を制御する。即
ち、図4の符号W1で示される反射波が地面と平行にな
るように制御する。
からの反射角を計測する。セットB1の受信機B1R
は、その計測結果を垂直位置制御装置41に送出する。
垂直位置制御装置41は、その計測結果に基づいて、垂
直方向アクチュエータ42に動作指令を送出し、その反
射角の鉛直方向成分が0(地面と平行)となるように、
ボーディングブリッジ101の上下方向を制御する。即
ち、図4の符号W1で示される反射波が地面と平行にな
るように制御する。
【0029】垂直方向アクチュエータ42は、ボーディ
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を垂直
位置制御装置41に出力する。垂直位置制御装置41か
らの上記発信指令および/または動作指令の送出は、反
射器A1からの反射波W1が地面と平行になるまで実行
される。
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を垂直
位置制御装置41に出力する。垂直位置制御装置41か
らの上記発信指令および/または動作指令の送出は、反
射器A1からの反射波W1が地面と平行になるまで実行
される。
【0030】なお、セットB1の受信機B1Tには、反
射器A1からの反射波のみを計測できるような工夫が必
要であるが、その工夫は公知のものから適宜採用され
る。
射器A1からの反射波のみを計測できるような工夫が必
要であるが、その工夫は公知のものから適宜採用され
る。
【0031】次に、第2ステップが行われる。即ち、ボ
ーディングブリッジ101の位置、方向の制御が行わ
れ、水平面内(上記第1ステップにて上下方向の制御が
なされた後の水平面内)でボーディングブリッジ101
の接続部35の位置、角度が制御されて、機体201に
対して平行とされる(第2ステップ:角度制御フェー
ズ)。
ーディングブリッジ101の位置、方向の制御が行わ
れ、水平面内(上記第1ステップにて上下方向の制御が
なされた後の水平面内)でボーディングブリッジ101
の接続部35の位置、角度が制御されて、機体201に
対して平行とされる(第2ステップ:角度制御フェー
ズ)。
【0032】第2ステップを具体的に説明する。上記第
1ステップの結果として、垂直位置制御装置41にて、
反射器A1からの反射波W1が地面と平行になったこと
が検出されると、図3および図5に示すように、垂直位
置制御装置41から角度位置制御装置44に対して、第
2ステップ(角度制御フェーズ)を開始する旨の信号が
送出される。これにより、第2ステップが開始される。
1ステップの結果として、垂直位置制御装置41にて、
反射器A1からの反射波W1が地面と平行になったこと
が検出されると、図3および図5に示すように、垂直位
置制御装置41から角度位置制御装置44に対して、第
2ステップ(角度制御フェーズ)を開始する旨の信号が
送出される。これにより、第2ステップが開始される。
【0033】第2ステップが開始されると、角度位置制
御装置44は、セットB2、B3のレーザー照射機B2
T、B3Tに、発信指令を送出する。
御装置44は、セットB2、B3のレーザー照射機B2
T、B3Tに、発信指令を送出する。
【0034】その発信指令に応答して、セットB2、B
3のレーザー照射機B2T、B3Tは、レーザを照射す
る。セットB2、B3のレーザー照射機B2T、B3T
からのそのレーザーは、水平面内で3次元的にあらゆる
方向に照射される。
3のレーザー照射機B2T、B3Tは、レーザを照射す
る。セットB2、B3のレーザー照射機B2T、B3T
からのそのレーザーは、水平面内で3次元的にあらゆる
方向に照射される。
【0035】セットB2の受信機B2Rは、反射器A2
からの反射角(反射波の入射角)を計測し、セットB3
の受信機B3Rは、反射器A3からの反射角を計測す
る。セットB2の受信機B2RおよびセットB3の受信
機B3Rのそれぞれは、その計測結果を角度位置制御装
置44に送出する。
からの反射角(反射波の入射角)を計測し、セットB3
の受信機B3Rは、反射器A3からの反射角を計測す
る。セットB2の受信機B2RおよびセットB3の受信
機B3Rのそれぞれは、その計測結果を角度位置制御装
置44に送出する。
【0036】角度位置制御装置44は、それらの計測結
果に基づいて、ボーディングブリッジ101と機体20
1の位置関係を計算する。即ち、角度位置制御装置44
は、水平面内での回転と前後左右の移動距離を計算し、
その計算結果に対応した動作指令を角度方向アクチュエ
ータ45に送出し、図5に示されように、セットB2と
セットB3が機体201の反射器A2と反射器A3から
それぞれ一定の距離Dだけ等しく離れた点に到達するよ
うに、ボーディングブリッジ101を移動させる。
果に基づいて、ボーディングブリッジ101と機体20
1の位置関係を計算する。即ち、角度位置制御装置44
は、水平面内での回転と前後左右の移動距離を計算し、
その計算結果に対応した動作指令を角度方向アクチュエ
ータ45に送出し、図5に示されように、セットB2と
セットB3が機体201の反射器A2と反射器A3から
それぞれ一定の距離Dだけ等しく離れた点に到達するよ
うに、ボーディングブリッジ101を移動させる。
【0037】角度方向アクチュエータ45は、ボーディ
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を角度
位置制御装置44に出力し、その信号に基づいて、角度
位置制御装置44はフィードバック制御を行う。角度位
置制御装置44からの上記発信指令および/または動作
指令の送出は、セットB2と反射器A2との間の距離
と、セットB3と反射器A3との間の距離が共に一定の
距離Dになるまで実行される。
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を角度
位置制御装置44に出力し、その信号に基づいて、角度
位置制御装置44はフィードバック制御を行う。角度位
置制御装置44からの上記発信指令および/または動作
指令の送出は、セットB2と反射器A2との間の距離
と、セットB3と反射器A3との間の距離が共に一定の
距離Dになるまで実行される。
【0038】次に、第3ステップが行われる。即ち、ボ
ーディングブリッジ101を移動(または伸ばす)さ
せ、機体201と接続する(第3ステップ:距離制御フ
ェーズ)。
ーディングブリッジ101を移動(または伸ばす)さ
せ、機体201と接続する(第3ステップ:距離制御フ
ェーズ)。
【0039】第3ステップを具体的に説明する。上記第
3ステップの結果として、角度位置制御装置44にて、
セットB2と反射器A2との間の距離と、セットB3と
反射器A3との間の距離が共に一定の距離Dになったこ
とが検出されると、図3および図6に示すように、角度
位置制御装置44から距離制御装置47に対して、第3
ステップ(距離制御フェーズ)を開始する旨の信号が送
出される。これにより、第3ステップが開始される。
3ステップの結果として、角度位置制御装置44にて、
セットB2と反射器A2との間の距離と、セットB3と
反射器A3との間の距離が共に一定の距離Dになったこ
とが検出されると、図3および図6に示すように、角度
位置制御装置44から距離制御装置47に対して、第3
ステップ(距離制御フェーズ)を開始する旨の信号が送
出される。これにより、第3ステップが開始される。
【0040】第3ステップが開始されると、距離制御装
置47は、セットB2、B3のレーザー照射機B2T、
B3Tに、発信指令を送出する。
置47は、セットB2、B3のレーザー照射機B2T、
B3Tに、発信指令を送出する。
【0041】その発信指令に応答して、セットB2、B
3のレーザー照射機B2T、B3Tは、レーザを照射す
る。セットB2、B3のレーザー照射機B2T、B3T
からのそのレーザーは、水平面内で3次元的にあらゆる
方向に照射される。
3のレーザー照射機B2T、B3Tは、レーザを照射す
る。セットB2、B3のレーザー照射機B2T、B3T
からのそのレーザーは、水平面内で3次元的にあらゆる
方向に照射される。
【0042】セットB2の受信機B2Rは、反射器A2
からの反射角(反射波の入射角)を計測し、セットB3
の受信機B3Rは、反射器A3からの反射角を計測す
る。セットB2の受信機B2RおよびセットB3の受信
機B3Rのそれぞれは、その計測結果を距離制御装置4
7に送出する。
からの反射角(反射波の入射角)を計測し、セットB3
の受信機B3Rは、反射器A3からの反射角を計測す
る。セットB2の受信機B2RおよびセットB3の受信
機B3Rのそれぞれは、その計測結果を距離制御装置4
7に送出する。
【0043】距離制御装置47は、それらの計測結果に
基づいて、ボーディングブリッジ101と機体201の
位置関係を計算する。即ち、距離制御装置47は、水平
面内での前後左右の移動距離を計算し、その計算結果に
対応した動作指令を距離方向アクチュエータ48に送出
し、図6に示されように、セットB2とセットB3が機
体201の反射器A2と反射器A3からそれぞれ一定の
距離dだけ等しく離れた点に到達するように、ボーディ
ングブリッジ101をまっすぐ移動させて接続する。
基づいて、ボーディングブリッジ101と機体201の
位置関係を計算する。即ち、距離制御装置47は、水平
面内での前後左右の移動距離を計算し、その計算結果に
対応した動作指令を距離方向アクチュエータ48に送出
し、図6に示されように、セットB2とセットB3が機
体201の反射器A2と反射器A3からそれぞれ一定の
距離dだけ等しく離れた点に到達するように、ボーディ
ングブリッジ101をまっすぐ移動させて接続する。
【0044】機体201の近傍で角度制御(回転)を行
うと、機体201を損傷するおそれがあるため、このフ
ェーズを上記角度制御フェーズ(第2ステップ)と分離
した。
うと、機体201を損傷するおそれがあるため、このフ
ェーズを上記角度制御フェーズ(第2ステップ)と分離
した。
【0045】距離方向アクチュエータ48は、ボーディ
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を距離
制御装置47に出力し、その信号に基づいて、距離制御
装置47は、フィードバック制御を行う。距離制御装置
47からの上記発信指令および/または動作指令の送出
は、セットB2と反射器A2との間の距離と、セットB
3と反射器A3との間の距離が共に一定の距離dになる
まで実行される。
ングブリッジ101を動作させた結果を示す信号を距離
制御装置47に出力し、その信号に基づいて、距離制御
装置47は、フィードバック制御を行う。距離制御装置
47からの上記発信指令および/または動作指令の送出
は、セットB2と反射器A2との間の距離と、セットB
3と反射器A3との間の距離が共に一定の距離dになる
まで実行される。
【0046】また、図3の破線に示すように、距離制御
フェーズで垂直、角度制御を繰り返すことで位置合わせ
の精度を高めることができる。
フェーズで垂直、角度制御を繰り返すことで位置合わせ
の精度を高めることができる。
【0047】本実施形態によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
ことができる。
【0048】民間機は、エンジンの位置、エンジンの大
きさ等により、出入り口の高さが異なる。また、室内ア
レンジにより、出入り口の機体の前後方向の位置も異な
っている。更に、機体の駐機位置による機体差が生じて
いる。
きさ等により、出入り口の高さが異なる。また、室内ア
レンジにより、出入り口の機体の前後方向の位置も異な
っている。更に、機体の駐機位置による機体差が生じて
いる。
【0049】本実施形態の自動位置合わせ機能を活用す
ることにより、いままで人が確認しながら微調整を行っ
ていた作業が、ヒューマンエラーを起こすことなくでき
るようになる。また、新規データを追加するというよう
な手間を必要とすることなく、将来出現するあらゆる機
種に対応することができる。
ることにより、いままで人が確認しながら微調整を行っ
ていた作業が、ヒューマンエラーを起こすことなくでき
るようになる。また、新規データを追加するというよう
な手間を必要とすることなく、将来出現するあらゆる機
種に対応することができる。
【0050】自動操作による省人化を図り、空港運用コ
ストの低減を図ることができる。また、自動操作により
信頼性を向上させ、機体損傷のリスクを低減させること
ができる。さらに、自動操作により空港での機体ターン
アラウンド時間を短縮することができる。
ストの低減を図ることができる。また、自動操作により
信頼性を向上させ、機体損傷のリスクを低減させること
ができる。さらに、自動操作により空港での機体ターン
アラウンド時間を短縮することができる。
【0051】また、本実施形態によれば、人件費の節減
につながる。例えば、本実施形態の自動制御装置の監視
のみを行えばよいので、従来の人力による操作を行う操
作員が不要になり、例えば、グランドアテンダントが本
装置の監視(例えば、エラーメッセージが出ていないか
否かの確認程度)を行うことで対応可能である。
につながる。例えば、本実施形態の自動制御装置の監視
のみを行えばよいので、従来の人力による操作を行う操
作員が不要になり、例えば、グランドアテンダントが本
装置の監視(例えば、エラーメッセージが出ていないか
否かの確認程度)を行うことで対応可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明のボーディングブリッジの自動制
御装置によれば、自動操作による信頼性の向上が図れ
る。
御装置によれば、自動操作による信頼性の向上が図れ
る。
【図1】図1は、本発明のボーディングブリッジの自動
制御装置の第1実施形態において用いられるボーディン
グブリッジの構成を示す図である。
制御装置の第1実施形態において用いられるボーディン
グブリッジの構成を示す図である。
【図2】図2(a)は、本発明のボーディングブリッジ
の自動制御装置の第1実施形態において用いられる機体
の要部構成を模式的に示す図であり、図2(b)は、本
発明のボーディングブリッジの自動制御装置の第1実施
形態において用いられるボーディングブリッジの要部構
成を模式的に示す図である。
の自動制御装置の第1実施形態において用いられる機体
の要部構成を模式的に示す図であり、図2(b)は、本
発明のボーディングブリッジの自動制御装置の第1実施
形態において用いられるボーディングブリッジの要部構
成を模式的に示す図である。
【図3】図3は、本発明のボーディングブリッジの自動
制御装置の第1実施形態の制御ブロック図である。
制御装置の第1実施形態の制御ブロック図である。
【図4】図4は、本発明のボーディングブリッジの自動
制御装置の第1実施形態の第1ステップの動作を説明す
るための図である。
制御装置の第1実施形態の第1ステップの動作を説明す
るための図である。
【図5】図5は、本発明のボーディングブリッジの自動
制御装置の第1実施形態の第2ステップの動作を説明す
るための図である。
制御装置の第1実施形態の第2ステップの動作を説明す
るための図である。
【図6】図6は、本発明のボーディングブリッジの自動
制御装置の第1実施形態の第3ステップの動作を説明す
るための図である。
制御装置の第1実施形態の第3ステップの動作を説明す
るための図である。
【図7】図7は、従来のボーディングブリッジの構成を
示す図である。
示す図である。
25 扉口
25a 短辺
25b 長辺
25c 長辺
35 接続部
35a 底縁部
35b 側縁部
35c 側縁部
41 垂直位置制御装置
42 垂直方向アクチュエータ
44 角度位置制御装置
45 角度方向アクチュエータ
47 距離制御装置
48 距離方向アクチュエータ
101 ボーディングブリッジ
102 窓
201 機体
A1 反射器
A2 反射器
A3 反射器
B1 セット
B2 セット
B3 セット
B1T レーザー照射機
B2T レーザー照射機
B3T レーザー照射機
B1R 受信機
B2R 受信機
B3R 受信機
D 距離
d 距離
W1 反射波
フロントページの続き
(72)発明者 中浜 啓輔
愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重
工業株式会社名古屋航空宇宙システム製作
所内
Claims (5)
- 【請求項1】 機体に対してボーディングブリッジの位
置合わせを行うためのボーディングブリッジの自動制御
装置であって、 前記機体に光を照射する光照射部と、 前記光の前記機体からの反射波を検出可能な光センサ
と、 前記光センサによる前記反射波についての検出結果に基
づいて、前記ボーディングブリッジが前記機体に対して
位置合わせされるように、前記ボーディングブリッジを
移動させるアクチュエータとを備えたボーディングブリ
ッジの自動制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のボーディングブリッジの
自動制御装置において、 前記光照射部は、前記機体に設けられた反射器に前記光
を照射し、 前記光センサは、前記反射器からの前記反射波を検出す
るボーディングブリッジの自動制御装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のボーディングブリッジの
自動制御装置において、 前記光照射部と前記光センサは、前記機体に対して接続
される前記ボーディングブリッジの接続部の縁部におい
て、互いに近接した位置に配置されているボーディング
ブリッジの自動制御装置。 - 【請求項4】 機体に対してボーディングブリッジの位
置合わせを行うためのボーディングブリッジの自動制御
システムであって、 第1および第2の反射器と、 第1および第2の光入出力部と、 アクチュエータとを備え、 前記第1および第2の反射器は、前記機体の扉口の同じ
高さに設けられ、 前記第1および第2の光入出力部は、前記扉口に接続さ
れる前記ボーディングブリッジの接続部の同じ高さに設
けられ、それぞれ、前記第1および第2の反射器に光を
照射する第1および第2の光照射部と、前記光の前記第
1および第2の反射器からの反射波を検出可能な第1お
よび第2の光センサとを有し、 前記アクチュエータは、前記第1および第2の光センサ
による前記反射波についての検出結果に基づいて、前記
ボーディングブリッジが前記機体に対して位置合わせさ
れるように、前記ボーディングブリッジを移動させるボ
ーディングブリッジの自動制御システム。 - 【請求項5】 機体に対してボーディングブリッジの位
置合わせを行うボーディングブリッジの位置合わせ方法
であって、(a) 前記機体に照射された光の反射波を
検出し、その検出結果に基づいて、前記機体と前記ボー
ディングブリッジの高さ方向が合うように前記ボーディ
ングブリッジを移動させるステップと、(b) 前記機
体に照射された光の反射波を検出し、その検出結果に基
づいて、前記機体と前記ボーディングブリッジの角度が
合うとともに前記機体と前記ボーディングブリッジとの
間の距離が第1の距離以上離間した状態となるように前
記ボーディングブリッジを移動させるステップと、
(c) 前記機体と前記ボーディングブリッジとの間の
距離が前記第1の距離よりも接近した状態となるように
前記ボーディングブリッジを移動させるステップとを備
え、 前記(c)は、前記(b)の後に実行されるボーディン
グブリッジの位置合わせ方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002015279A JP2003212194A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | ボーディングブリッジの自動制御装置および自動制御システムおよびその位置合わせ方法 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002015279A JP2003212194A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | ボーディングブリッジの自動制御装置および自動制御システムおよびその位置合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003212194A true JP2003212194A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=19191936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002015279A Withdrawn JP2003212194A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | ボーディングブリッジの自動制御装置および自動制御システムおよびその位置合わせ方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7030354B2 (ja) |
JP (1) | JP2003212194A (ja) |
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