JP2003210784A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003210784A
JP2003210784A JP2002017859A JP2002017859A JP2003210784A JP 2003210784 A JP2003210784 A JP 2003210784A JP 2002017859 A JP2002017859 A JP 2002017859A JP 2002017859 A JP2002017859 A JP 2002017859A JP 2003210784 A JP2003210784 A JP 2003210784A
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antistatic
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Junji Kusumoto
淳二 楠本
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Aruze Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技球の供給経路において発生する静電気を
十分に除去して制御回路等の誤動作を確実に防止すると
ともに、デザインの自由度を損なわないようにする。 【解決手段】 遊技球の供給経路を形成する取付基盤3
およびカバー部材(リアカバー18a〜c)を、帯電防
止性樹脂により形成する。取付基盤3を形成する帯電防
止性樹脂の表面抵抗値を、カバー部材(リアカバー18
a〜c)を形成する帯電防止性樹脂の表面抵抗値程度以
下に設定する。帯電防止性樹脂の表面抵抗値は、10
〜10Ωとする。取付基盤3をアース線22により接
地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤を取り付け
るための開口部を有するとともに、その背面側に遊技球
の供給経路を形成可能な取付基盤を備えた弾球遊技機に
関し、特に、遊技球の供給経路において静電気を除去す
ることができる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される弾球遊技機は、
遊技盤を取り付けるための取付基盤の背面側に、遊技球
を供給するための球タンク、賞球払出装置およびこれら
の部材を連通するための球通路部材を備えている。この
ような弾球遊技機では、遊技盤の前面に設けられた遊技
部内に遊技球を発射し、この遊技球が入賞口に入賞する
と、賞球払出装置を駆動して球タンクに貯留された遊技
球を流下させ、弾球遊技機の前面側に設けた上受け皿あ
るいは下受け皿に遊技球を払い出すようになっている。
【0003】このような弾球遊技機に使用される遊技球
は、球タンクへ供給される過程や、球タンクから賞球払
出装置を経て上受け皿等へ流下する過程において遊技球
同士が擦れ合ったり、遊技球と球通路との摩擦により静
電気が発生する。この静電気が遊技球や取付基盤に帯電
したり、あるいは急激に放電すると、弾球遊技機を電気
的に制御している制御回路が誤動作するおそれがある。
【0004】そこで、従来の弾球遊技機では、遊技球が
流下する球通路を除電樹脂や帯電防止性樹脂等を用いて
構成することにより、遊技球同士の摩擦等により発生す
る静電気を除去していた。例えば、特開平5−3051
77号公報には、球通路が形成される取付基盤の全部ま
たは一部を極細繊維物質を含有した除電樹脂により形成
したパチンコ機が開示されている。
【0005】また、特開平6−15059号公報には、
発射ハンドル、遊技球の受け皿、球タンク、リアパネ
ル、基板ケース等を炭素系極細繊維を混入したプラスチ
ックで形成したパチンコ機が開示されている。
【0006】また、特開平7−144058号公報に
は、取付基盤のほぼ全体を導電性プラスチックにより形
成したパチンコ機が開示されている。
【0007】また、特開平7−299221号公報に
は、球通路が形成される機構枠体を導電性の合成樹脂に
より形成したパチンコ機が開示されている。
【0008】また、特開平8−196711号公報に
は、ソレノイドを有する球払出装置を導電性合成樹脂製
ケーシングの内部に収容したパチンコ機が開示されてい
る。
【0009】また、特開平9−99160号公報には、
取付基盤の外面部分、球通路、球排出ユニットのハウジ
ングを導電性樹脂により形成したパチンコ機が開示され
ている。
【0010】また、特開平10−155995号公報に
は、球タンク、球整列レールを帯電防止持続性樹脂によ
り形成したパチンコ機が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、導電性樹脂
を用いて除電を行うには、遊技球に帯電した静電気をア
ース線を介して外部に放電することにより、遊技球に帯
電した静電気を除去している。
【0012】しかしながら、上述した各公報に記載され
た従来のパチンコ機のように、取付基盤のほぼ全体や、
球タンクから賞球払出装置を経て受け皿へ至るまでの球
通路等を導電性樹脂等で形成すると、色付けや模様付け
が制限されるとともに遊技機の価格も上昇する。
【0013】また、球タンク、球整列レールのみを帯電
防止持続性樹脂で形成しただけでは、その帯電容量が小
さいため空気中への放電が間に合わずに遊技球に帯電し
た静電気を十分に除去することができなかった。すなわ
ち、いかに球通路の広範囲にわたって導電性樹脂等を用
いたとしても、球通路を構成する部材の表面積は限られ
ているため、静電気を蓄積するための容量をそれほど大
きくすることはできない。このため、遊技球に帯電した
静電気を完全に除去することができず、遊技球に帯電し
た静電気により制御回路が誤動作するという問題を十分
に解決することはできなかった。
【0014】上述した不都合に対して、取付基盤の背面
側に球通路の一部となるリブを形成し、該リブが形成さ
れた領域に、該リブと一体となって球通路を構成するカ
バー部材を取り付け、取付基盤を帯電防止性樹脂の発泡
成型体により形成し、カバー部材を導電性樹脂により形
成するとともに、カバー部材をアースすることが考えら
れる。このような構成とすることにより、取付基盤の球
通路の領域では、その表面だけではなく、内部において
も帯電防止性能を発揮することができるので、静電気を
蓄積するための容量が極めて大きなものとなり、優れた
帯電防止効果を発揮することができる。
【0015】しかしながら、このような構成であって
も、静電容量が比較的小さいカバー部材がアースされて
いるため、遊技球に蓄積された静電気はカバー部材を介
して急激に除去されることとなる。このため、急激な電
位変化に伴い新たなノイズが発生してしまい、せっかく
静電気を除去したにもかかわらず、制御回路等が誤動作
する可能性が残ってしまう。例えば、近接センサ等によ
り遊技球を検知する場合に、ノイズにより遊技球の検知
に誤りが生じると、賞球数や貸出球数が不正確となり、
遊技店の利益が損なわれたり、遊技者との間で無用のト
ラブルが発生するおそれがある。
【0016】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、遊技球の供給経路において発生する静電気を十
分に除去して制御回路等の誤動作を確実に防止するとと
もに、デザインの自由度を損なうことがない弾球遊技機
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弾球遊技機
は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備え
ている。すなわち、本発明に係る弾球遊技機は、遊技盤
を取り付けるための開口部を有するとともに、その背面
側に遊技球の供給経路を形成可能な取付基盤を備え、該
取付基盤の背面側に球通路の一部となるリブを形成し、
該リブが形成された領域に、該リブと一体となって球通
路を構成するカバー部材を取り付けた弾球遊技機におい
て、前記取付基盤と前記カバー部材を帯電防止性樹脂に
より形成するとともに、前記取付基盤を形成する帯電防
止性樹脂の表面抵抗値を、前記カバー部材を形成する帯
電防止性樹脂の表面抵抗値程度以下に設定したことを特
徴とするものである。
【0018】この場合、前記帯電防止性樹脂の表面抵抗
値は、10〜10Ωであることが好ましい。さら
に、取付基盤は、アース線により接地されていることが
好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る弾球遊技機の
実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。な
お、以下の説明では、代表的な弾球遊技機としてパチン
コ機を例にとって説明を行う。図1は、本発明の実施形
態に係るパチンコ機の正面図、図2は、本発明の実施形
態に係るパチンコ機の取付基盤の背面図、図3は、本発
明の実施形態に係るパチンコ機の取付基盤に部品を取り
付けた状態の背面図である。
【0020】本発明の実施形態に係るパチンコ機1は、
図1に示すように、いわゆる島に固定するための外枠2
を備えており、この外枠2に対して、図2、3に示す取
付基盤3を開閉可能に取り付けてある。取付基盤3の前
面には、その上半部に遊技部を有する遊技盤4を取り付
け、遊技盤4の下方の取付基盤3の前面には、遊技に使
用するための遊技球を貯留するとともに賞として払い出
される遊技球を受け入れるための上受け皿5と、上受け
皿5からオーバーフローした遊技球を受け入れるための
下受け皿6とを上下に並べて取り付け、下受け皿6の右
側には、遊技球の発射操作を行うための発射ハンドル7
を取り付けてある。
【0021】下受け皿6の底面には、下受け皿6内に貯
留した遊技球を排出するための球排出口(図示せず)を
設け、球排出口には左右方向にスライドして球排出口を
開閉するためのスライド部材8を取り付けてある。ま
た、下受け皿6の前面には、スライド部材8と一体とな
った球抜きレバー9を突出して設けてある。この球抜き
レバー9を操作することにより、スライド部材8が左右
にスライドして球排出口を開閉することができる。
【0022】取付基盤3は、図2に示すように、そのほ
ぼ中央部に遊技盤4に対向する開口部10を有し、その
背面側の側部には、球通路の側壁となるリブ11を突出
して設けてある。この取付基盤3の背面には、図3に示
すように、遊技盤4の背面側に遊技制御を行うための遊
技制御回路基板12を取り付け、発射ハンドル7の背面
側に遊技球の発射装置(図示せず)の制御を行うための
発射制御回路基板13を取り付けてある。
【0023】また、取付基盤3の背面の上部には、賞球
として排出するための遊技球を貯留するための球タンク
14を取り付け、球タンク14の下方には、球タンク1
4に貯留した遊技球を整列して流下させるための球タン
ク下部通路部材15を取り付け、球タンク下部通路部材
15の下方には、入賞球に対して所定数の賞球を払い出
すための賞球払出装置16を取り付けてある。
【0024】また、球タンク下部通路部材15の上流側
には、球タンク14内に貯留した遊技球がなくなったこ
とを検知するための球切れ検知スイッチ17を取り付け
てある。
【0025】上述したように、球タンク下部通路部材1
5と、上受け皿5および下受け皿6との間には、球通路
の側壁となるリブ11を取付基盤3の背面側から突出し
て設けてあり、このリブ11にはリアカバー18を被せ
てある。このリアカバー18は、球タンク下部通路部材
15と賞球払出装置16との間のリブ11に被せるリア
カバー18aと、賞球球払出装置16と上受け皿5との
間のリブ11に被せるリアカバー18bと、上受け皿5
と下受け皿6との間のリブ11に被せるリアカバー18
cの3つの部分に分割されている。このようにリブ11
が形成されている領域では、リブ11にリアカバー18
a〜cを被せることにより球通路が形成される。
【0026】賞球払出装置16の下流側の球通路は、遊
技球の入賞に対する賞品球の払出通路19と、貸し球の
払出通路20とに分岐しており、その分岐点には流路切
替装置21を設けてある。この流路切替装置21は、通
常の状態では賞品球の払出通路19へ遊技球が流下する
ように切り替えられており、CRユニットからの球貸し
信号があったときは貸し球の払出通路20へ遊技球が流
下するように切り替えられる。
【0027】上述した本実施形態に係るパチンコ機1で
は、遊技球が球タンク14から賞球払出装置16を経て
上受け皿5あるいは下受け皿6に供給される際に、遊技
球同士の摩擦あるいは遊技球と球通路を構成する部材と
の摩擦により静電気が発生し、この静電気が遊技球に蓄
積される。また、球タンク14に供給される遊技球に対
しても、研磨装置における研磨剤との摩擦により静電気
が発生したり、遊技店内の球循環路を通過する際に球循
環通路を構成する部材との摩擦により静電気が発生し、
この静電気が遊技球に蓄積される。この静電気が取付基
盤3あるいはリアカバー18a〜cに帯電したり、ある
いは急激に放電すると、遊技制御回路基板12や発射制
御回路基板13等からなる制御装置が誤動作するおそれ
がある。
【0028】そこで、本実施形態に係る取付基盤3およ
びリアカバー18a〜cは、遊技球に帯電した静電気を
除去するために、帯電防止性樹脂により形成されてい
る。この場合、取付基盤3を形成する帯電防止性樹脂の
表面抵抗値を、リアカバー18a〜cを形成する帯電防
止性樹脂の表面抵抗値程とほぼ同等またはそれ以下に設
定する必要がある。帯電防止性樹脂の表面抵抗値をこの
ように設定することにより、リアカバー18a〜cから
取付基盤3へ向かって静電気が流れ易くなるとともに、
リアカバー18a〜cと取付基盤3とが電気的に一体と
なって電気容量が大きくなり、安定した除電を行うこと
が可能となる。
【0029】ここで、リアカバー18aおよびリアカバ
ー18cは、球通路内を流下する遊技球が衝突する部位
を含んでいるため、耐衝撃性に優れた帯電防止性樹脂を
使用し、リアカバー18bは、遊技球との接触により摩
耗することを防止するため、耐摩耗性に優れた帯電防止
性樹脂を使用することが好ましい。
【0030】具体的には、取付基盤3は、ABS樹脂に
ポリアミド系吸湿剤を添加した帯電防止性樹脂の発泡成
型体により形成し、リアカバー18aおよびリアカバー
18cは、ABS樹脂にポリアミド系吸湿剤を添加した
帯電防止性樹脂の射出成形体により形成し、リアカバー
18bは、ポリカーボネートにポリアミド系吸湿剤を添
加した帯電防止性樹脂の射出成形体により形成する。な
お、発泡成型体を形成するための成型方法は、例えば、
GCP(ガスカウンタプレッシャ)法を用いることがで
きる。
【0031】また、取付基盤3およびリアカバー18a
〜cの材料となる帯電防止性樹脂は、表面抵抗値が10
〜10Ωであることが好ましい。ここで、表面抵抗
とは、物体の表面を電流が流れるとき、主として物体の
種類と表面の状態によって定まる抵抗のことをいい、単
位長さを一辺とする正方形の対向する辺間の抵抗で定義
される。
【0032】このように帯電防止性樹脂の表面抵抗値を
10〜10Ωとすることにより、遊技球に帯電した
静電気を速やかに帯電防止性樹脂に移行させることがで
きるとともに、帯電防止性樹脂に蓄積された静電気を樹
脂内部に含まれる水分の平衡状態を利用して効率よく空
気中に放電することができる。一方で、帯電防止性樹脂
は、蓄積した静電気を緩やかに放出できるため、急激な
放電によるノイズ発生も防止できる。一般的に、帯電防
止性樹脂による帯電防止性能は、帯電防止性樹脂が空気
中の水分を吸着することにより発現される。したがっ
て、帯電防止性樹脂による帯電防止性能は、空気に接す
る成型品の表面積に依存する。
【0033】本実施形態に係る取付基盤3は、帯電防止
性樹脂を発泡成型することにより形成されており、発泡
成型に使用する発泡剤はその発泡中において水分を放出
する。そして、発泡剤から放出された水分は、帯電防止
性樹脂の外部に拡散する以前に、帯電防止性樹脂により
吸収されるため、成型品の内部においても帯電防止性能
を発揮することができる。このように、本実施形態に係
る取付基盤3は、その表面だけではなく、内部において
も帯電防止性能を得ることができるため、優れた帯電防
止効果を発揮することができる。
【0034】なお、界面活性剤を用いて帯電防止を行う
方法も考えられるが、界面活性剤は低分子であるため、
成型時に取付基盤3の表面に濃縮されてしまい、成型品
内部の帯電防止効果は期待できない。このため、本実施
形態に係る取付基盤3のような優れた帯電防止効果を発
揮することはできない。
【0035】また、上受け皿5や下受け皿6を導電性樹
脂で構成すると、静電気の除電効果が一層確実になる。
【0036】また、図示しないが、隣り合うリアカバー
同士(18aと18b、18bと18c)は、それぞれ
の端部において重なり合うように形成されており、両端
部を重ねて接触させることにより、隣り合うリアカバー
同士が電気的に接続されている。
【0037】また、取付基盤3はアース線22により接
地されており、遊技球に帯電した静電気は、リアカバー
18a〜cおよび取付基盤3を介して、アース線22に
よりパチンコ機1から確実に除去される。
【0038】上述した説明では、代表的な弾球遊技機の
一例としてパチンコ機1について説明したが、本発明に
係る弾球遊技機は、遊技球を発射して遊技を行う遊技機
であればどのような遊技機であってもよく、例えば、ア
レンジボール遊技機、雀球遊技機等にも適用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る弾球
遊技機では、取付基盤とカバー部材を帯電防止性樹脂に
より形成するとともに、取付基盤を形成する帯電防止性
樹脂の表面抵抗値を、カバー部材を形成する帯電防止性
樹脂の表面抵抗値程度以下に設定している。また、取付
基盤およびカバー部材の材料となる帯電防止性樹脂の表
面抵抗値は、10〜10Ωとなっている。
【0040】したがって、取付基盤に形成された球通路
の領域では、カバー部材から取付基盤へ静電気が流れ易
くなるとともに、取付基盤とカバー部材とが電気的に一
体となって、その表面だけではなく内部においても帯電
防止性能を発揮することができるので、静電気を蓄積す
るための容量が極めて大きなものとなり、優れた帯電防
止効果を発揮することができる。
【0041】また、本発明に係る弾球遊技機では、取付
基盤を直接接地することにより、遊技球に蓄積された静
電気を確実に除去することができる。
【0042】特に、制御回路の構成が複雑になるととも
に、取付基盤の背面側に複数の制御基板が配設された近
年の弾球遊技機では、アース線の取り回し方法によって
はアース線から制御回路に対してノイズが印可され、各
機器が誤動作するおそれがあるが、取付基盤を直接接地
することにより、このような不都合を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機の正面図
【図2】取付基盤の背面図
【図3】取付基盤に部品を取り付けた状態の背面図
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 外枠 3 取付基盤 4 遊技盤 5 上受け皿 6 下受け皿 7 発射ハンドル 8 スライド部材 9 球抜きレバー 10 開口部 11 リブ 12 遊技制御回路基板 13 発射制御回路基板 14 球タンク 15 球タンク下部通路部材 16 賞球払出装置 17 球切れ検知スイッチ 18 リアカバー 19 上受け皿への球通路 20 外部への球通路 21 流路切替装置 22 アース線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤を取り付けるための開口部を有す
    るとともに、その背面側に遊技球の供給経路を形成可能
    な取付基盤を備え、 該取付基盤の背面側に球通路の一部となるリブを形成
    し、 該リブが形成された領域に、該リブと一体となって球通
    路を構成するカバー部材を取り付けた弾球遊技機におい
    て、 前記取付基盤と前記カバー部材を帯電防止性樹脂により
    形成するとともに、前記取付基盤を形成する帯電防止性
    樹脂の表面抵抗値を、前記カバー部材を形成する帯電防
    止性樹脂の表面抵抗値程度以下に設定したことを特徴と
    する弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記帯電防止性樹脂の表面抵抗値は、1
    〜10Ωであることを特徴とする請求項1記載の
    弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記取付基盤は、アース線により接地さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の弾球
    遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100878003B1 (ko) 2006-11-06 2009-01-12 권오산 대전방지 접지형 음이온 모듈을 갖는 교류용 음이온 발생기 어셈블리

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