JP2003210600A - 通気衛生マスク - Google Patents
通気衛生マスクInfo
- Publication number
- JP2003210600A JP2003210600A JP2002045450A JP2002045450A JP2003210600A JP 2003210600 A JP2003210600 A JP 2003210600A JP 2002045450 A JP2002045450 A JP 2002045450A JP 2002045450 A JP2002045450 A JP 2002045450A JP 2003210600 A JP2003210600 A JP 2003210600A
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- Japan
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- mask
- breathing
- respiration
- cheeks
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、医薬、食品、給食など粉塵等ろ過
呼吸を必要としない衛生環境に使用する通気衛生マスク
を提供することを課題とする。 【解決手段】 顔面呼吸部である鼻、口を被覆するため
の不識布等で構成された円弧状のマスク本体と、該マス
ク本体に設けられ、装着者の両頬から顎に沿って呼吸口
を形成する呼吸体と、該マスク本体の両側縁部に設けら
れた取付け紐体とから構成されていることである。
呼吸を必要としない衛生環境に使用する通気衛生マスク
を提供することを課題とする。 【解決手段】 顔面呼吸部である鼻、口を被覆するため
の不識布等で構成された円弧状のマスク本体と、該マス
ク本体に設けられ、装着者の両頬から顎に沿って呼吸口
を形成する呼吸体と、該マスク本体の両側縁部に設けら
れた取付け紐体とから構成されていることである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬、食品、給食
など粉塵等ろ過呼吸を必要としない衛生環境に使用する
通気衛生マスクに関する。
など粉塵等ろ過呼吸を必要としない衛生環境に使用する
通気衛生マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鼻、口等の呼吸器部分を被覆する
防護体としては、マスクが使用されている。このマスク
は、一般に使い捨て用のガーゼ等の布状の形態、又は不
識布等で形成された円弧状のマスクが使用されている。
防護体としては、マスクが使用されている。このマスク
は、一般に使い捨て用のガーゼ等の布状の形態、又は不
識布等で形成された円弧状のマスクが使用されている。
【0003】また、これらマスクの呼吸器への密着性を
高めるために、特開平9−251144号、又は特開2
000−140139号に記載のマスクフレームが考え
られた。
高めるために、特開平9−251144号、又は特開2
000−140139号に記載のマスクフレームが考え
られた。
【0004】これらマスク、及びマスクフレームを用い
たマスクは、粉塵等が呼吸器に進入するのを防止するこ
とを目的としたろ過呼吸用のマスクである。
たマスクは、粉塵等が呼吸器に進入するのを防止するこ
とを目的としたろ過呼吸用のマスクである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、上記の従
来のマスクは、外部からの塵埃等の進入を防止する点を
目的として構成されているために、使用者の息等に関し
は下記のような問題点があった。
来のマスクは、外部からの塵埃等の進入を防止する点を
目的として構成されているために、使用者の息等に関し
は下記のような問題点があった。
【0006】即ち、ろ過式の上記マスクは、息を吐く際
呼吸抵抗があり、息苦しい感じがするという欠点があっ
た。
呼吸抵抗があり、息苦しい感じがするという欠点があっ
た。
【0007】また、長時間使用すると息による湿気がマ
スクの内側に溜まった湿潤な状態となるために、頻繁な
取り替えが必要であった。
スクの内側に溜まった湿潤な状態となるために、頻繁な
取り替えが必要であった。
【0008】そこで、本発明は、外部からの塵埃等の進
入を防止するとともに使用者の息等の洩れを防止し、長
時間の使用に対応することのできる通気衛生マスクを提
供することを課題とするものである。
入を防止するとともに使用者の息等の洩れを防止し、長
時間の使用に対応することのできる通気衛生マスクを提
供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するために、請求項1に記載のように、顔面呼
吸部である鼻、口を被覆するための不識布等で構成され
た円弧状のマスク本体と、該マスク本体に設けられ、装
着者の両頬から顎に沿って呼吸口を形成する呼吸体と、
該マスク本体の両側縁部に設けられた取付け紐体とから
構成されていることを特徴とする。
題を解決するために、請求項1に記載のように、顔面呼
吸部である鼻、口を被覆するための不識布等で構成され
た円弧状のマスク本体と、該マスク本体に設けられ、装
着者の両頬から顎に沿って呼吸口を形成する呼吸体と、
該マスク本体の両側縁部に設けられた取付け紐体とから
構成されていることを特徴とする。
【0010】具体的には、請求項2に記載のように、呼
吸体が、装着者の両頬から顎に沿って伸縮調整可能に構
成されていることである。
吸体が、装着者の両頬から顎に沿って伸縮調整可能に構
成されていることである。
【0011】
【作用】次に、上記のような構成からなる通気衛生マス
クの作用を記載する。本発明の通気衛生マスクは、使用
者の呼吸器部分に呼吸体を装着するようにしてマスク本
体で被覆する。この際、呼吸体は装着者の両頬から顎に
沿って呼吸口を形成することとなるために、使用者の息
はこの呼吸口より抵抗なく頬周辺の後方へ排気吐出され
る。
クの作用を記載する。本発明の通気衛生マスクは、使用
者の呼吸器部分に呼吸体を装着するようにしてマスク本
体で被覆する。この際、呼吸体は装着者の両頬から顎に
沿って呼吸口を形成することとなるために、使用者の息
はこの呼吸口より抵抗なく頬周辺の後方へ排気吐出され
る。
【0012】従って、抵抗なく呼吸することができ、長
時間の使用にも耐えることが可能となる。
時間の使用にも耐えることが可能となる。
【0013】また、上記呼吸体が装着者の両頬から顎に
沿って伸縮調整可能に構成されているために、使用者の
顔面形状(頬の凹凸、顎の形状、又は顔の大小等)に応
じて自在に調整することができる。
沿って伸縮調整可能に構成されているために、使用者の
顔面形状(頬の凹凸、顎の形状、又は顔の大小等)に応
じて自在に調整することができる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の通気衛生マスクの一実施
例を説明する。図1(イ)は通気衛生マスクを示す概略
斜視図であり、(ロ)は通気衛生マスクを示す概略背面
図であり、図2は呼吸体の他実施例を示す概略背面図で
あり、図3は呼吸体の他実施例を示す概略背面図であ
る。
例を説明する。図1(イ)は通気衛生マスクを示す概略
斜視図であり、(ロ)は通気衛生マスクを示す概略背面
図であり、図2は呼吸体の他実施例を示す概略背面図で
あり、図3は呼吸体の他実施例を示す概略背面図であ
る。
【0015】通気衛生マスク1は、外側に設けられた円
弧状のマスク本体2と、該マスク本体2より小径で円弧
状の呼吸体3と、前記マスク本体2の外周縁に設けられ
た取付け紐体4とから構成されている。
弧状のマスク本体2と、該マスク本体2より小径で円弧
状の呼吸体3と、前記マスク本体2の外周縁に設けられ
た取付け紐体4とから構成されている。
【0016】前記マスク本体2は不識布で形成され、使
用者の鼻、口等の呼吸器全体を被覆する大きさに形成さ
れている。
用者の鼻、口等の呼吸器全体を被覆する大きさに形成さ
れている。
【0017】前記呼吸体3はその上端部3aと、下端部
側3bとで前記マスク本体2に固定され、マスク本体2
との間に空間部5が設けられ、且つマスク本体2と呼吸
体3との間で両頬から顎に沿った部分に呼吸口6を形成
することとなる。該呼吸口6より息が後方側に抜けるこ
ととなる。呼吸体3の略中央下方側には、孔7が穿設さ
れている。尚、上記呼吸体3は、マスク本体2の固定さ
れた状態に限定されるものでなく、例えば、マスク本体
2の両側縁部に設けられ、且つ複数の孔9…が長さ方向
に穿設された一対の帯状体2a、2aで形成することも
可能である(図2)。この場合は、一対の帯状体2a、
2aの孔9を調節して使用者の顔面に応じた円弧を作成
することで一つの通気衛生マスク1で種々の人の顔面に
応じて装着することができ、また不使用時には、帯状体
2a、2aを内側に折り畳んで収納することも可能であ
る。さらに、一対の帯状体2a、2aをマスク本体2の
内側両頬から顎に沿った部分に取り付けることで使用者
の顔面に応じた円弧を作成することも可能である(図
3)。
側3bとで前記マスク本体2に固定され、マスク本体2
との間に空間部5が設けられ、且つマスク本体2と呼吸
体3との間で両頬から顎に沿った部分に呼吸口6を形成
することとなる。該呼吸口6より息が後方側に抜けるこ
ととなる。呼吸体3の略中央下方側には、孔7が穿設さ
れている。尚、上記呼吸体3は、マスク本体2の固定さ
れた状態に限定されるものでなく、例えば、マスク本体
2の両側縁部に設けられ、且つ複数の孔9…が長さ方向
に穿設された一対の帯状体2a、2aで形成することも
可能である(図2)。この場合は、一対の帯状体2a、
2aの孔9を調節して使用者の顔面に応じた円弧を作成
することで一つの通気衛生マスク1で種々の人の顔面に
応じて装着することができ、また不使用時には、帯状体
2a、2aを内側に折り畳んで収納することも可能であ
る。さらに、一対の帯状体2a、2aをマスク本体2の
内側両頬から顎に沿った部分に取り付けることで使用者
の顔面に応じた円弧を作成することも可能である(図
3)。
【0018】前記取付け紐体4には、切込10と、孔1
1が設けられ、耳への装着用ゴム紐12を二つ折りした
後、先端部を切込10に取り付け、環になった他端側を
孔11に挿通することでゴム紐12を取り付ける。
1が設けられ、耳への装着用ゴム紐12を二つ折りした
後、先端部を切込10に取り付け、環になった他端側を
孔11に挿通することでゴム紐12を取り付ける。
【0019】次に、上記構成よりなる本発明の通気衛生
マスク1の使用方法について説明する。先ず、使用者の
呼吸器に応じた通気衛生マスク1を選び、呼吸体3が呼
吸器に密着するようにあてて取付け紐体4を介して呼吸
器部分に装着する。これにより、呼吸器よりの息は、マ
スク本体2により前方への吐出は完全に遮断され、呼吸
口より抵抗なく頬周辺の後方へ排気吐出されることとな
る。
マスク1の使用方法について説明する。先ず、使用者の
呼吸器に応じた通気衛生マスク1を選び、呼吸体3が呼
吸器に密着するようにあてて取付け紐体4を介して呼吸
器部分に装着する。これにより、呼吸器よりの息は、マ
スク本体2により前方への吐出は完全に遮断され、呼吸
口より抵抗なく頬周辺の後方へ排気吐出されることとな
る。
【0020】このため、マスク本体2内が湿潤状態とな
らず、長時間快適に使用することができる。従って、例
えば食品関係の仕事においてはその衛生面を格段に向上
して作業することができる。
らず、長時間快適に使用することができる。従って、例
えば食品関係の仕事においてはその衛生面を格段に向上
して作業することができる。
【0021】尚、上記実施例において、マスク本体2と
呼吸体3とを別体として形成したが、本発明において
は、マスク本体2と呼吸体3とを一体に形成することも
可能である。
呼吸体3とを別体として形成したが、本発明において
は、マスク本体2と呼吸体3とを一体に形成することも
可能である。
【0022】
【発明の効果】このように、本発明の通気衛生マスクに
よれば、外部の塵埃等の進入を阻止することは当然で、
さらに使用者の息等が呼吸抵抗なく楽に使用することが
できるので、長時間の使用に適し、衛生面に注意する人
に特に有効に使用することができることとなるという顕
著な効果を得ることができる。
よれば、外部の塵埃等の進入を阻止することは当然で、
さらに使用者の息等が呼吸抵抗なく楽に使用することが
できるので、長時間の使用に適し、衛生面に注意する人
に特に有効に使用することができることとなるという顕
著な効果を得ることができる。
【0023】また、コスト的にも安価で製作することが
でき、経済性にとんだ通気衛生マスクである。
でき、経済性にとんだ通気衛生マスクである。
【図1】(イ)は、本発明の一実施例の通気衛生マスク
を示す概略斜視図であり、(ロ)は通気衛生マスクを示
す概略背面図である。
を示す概略斜視図であり、(ロ)は通気衛生マスクを示
す概略背面図である。
【図2】は、呼吸体の他実施例を示す概略背面図であ
る。
る。
【図3】は、呼吸体の他実施例を示す概略背面図であ
る。
る。
1…通気衛生マスク
2…マスク本体
3…呼吸体
Claims (2)
- 【請求項1】 顔面呼吸部である鼻、口を被覆するため
の不識布等で構成された円弧状のマスク本体と、該マス
ク本体に設けられ、装着者の両頬から顎に沿って呼吸口
を形成する呼吸体と、該マスク本体の両側縁部に設けら
れた取付け紐体とから構成されていることを特徴とする
通気衛生マスク。 - 【請求項2】 前記呼吸体が、装着者の両頬から顎に沿
って伸縮調整可能に構成されている請求項1記載の通気
衛生マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045450A JP2003210600A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 通気衛生マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045450A JP2003210600A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 通気衛生マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003210600A true JP2003210600A (ja) | 2003-07-29 |
Family
ID=27655345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002045450A Pending JP2003210600A (ja) | 2002-01-17 | 2002-01-17 | 通気衛生マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003210600A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109107060A (zh) * | 2018-10-11 | 2019-01-01 | 安徽壮志公共安全科技有限公司 | 消防呼吸装置 |
-
2002
- 2002-01-17 JP JP2002045450A patent/JP2003210600A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109107060A (zh) * | 2018-10-11 | 2019-01-01 | 安徽壮志公共安全科技有限公司 | 消防呼吸装置 |
CN109107060B (zh) * | 2018-10-11 | 2023-04-28 | 安徽壮志公共安全科技有限公司 | 消防呼吸装置 |
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