JP2003210295A - 装飾用具 - Google Patents

装飾用具

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JP2003210295A
JP2003210295A JP2002008604A JP2002008604A JP2003210295A JP 2003210295 A JP2003210295 A JP 2003210295A JP 2002008604 A JP2002008604 A JP 2002008604A JP 2002008604 A JP2002008604 A JP 2002008604A JP 2003210295 A JP2003210295 A JP 2003210295A
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openings
tool
ornamental
decorative
flowers
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JP2002008604A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Hirota
達夫 廣田
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HIROTA GLASS KK
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HIROTA GLASS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 花或いは草木を充分容易に所要状態に維持す
ることができ、繰り返し使用することができ、汚染され
た場合には容易に洗浄することができ、そして更にそれ
自体も美観を感じさせる装飾用具を提供する。 【解決手段】 壁に複数個の貫通開口(4−1乃至4−
18及び104−1乃至104−18)が形成されてい
る中空体から装飾用具(2、102)を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装飾のために生
花、ドライフラワー及び造花の如き花或いは草木を差し
込んで所要状態に維持するのに好都合に使用することが
できる装飾用具に関する。
【0002】花或いは草木を装飾のために所要状態に維
持するための装飾用具としては、剣山と称される装飾用
具が古くから使用されている。剣山は支持基板から上方
に突出せしめられた多数の針を有し、針に花或いは草木
の茎を突き刺すことによって花或いは草木を所定状態に
維持する。近時においては、吸水性発泡体から形成され
た装飾用具(商品名「フローラルフォームオアシス」)
も実用に供されている。かかる装飾用具を使用する場合
には、花或いは草木の茎を装飾用具中に挿入して花或い
は草木を所要状態に維持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、剣山と称され
る装飾用具には、花或いは草木の茎を針に突き刺す操作
が必ずも容易でない、針に突き刺すことによって花或い
は草木の茎が傷められてしまう、針が密に配列されてい
る故に針間の洗浄が困難である、等の問題がある。一
方、吸水性発泡体から形成された装飾用具には、付着し
た水垢等の汚れを除去することが不可能ではないにして
も著しく困難である、比較的小さい力によって欠けてし
まう等に起因して、繰り返し使用されることなく一回の
使用によって使い捨てられ、従って経済的でなく資源を
無駄に消費してしまう、等の問題がある。加えて、いず
れの装飾用具も、装飾用具自体は美観を感じさせるもの
ではない。
【0004】本発明は上述したとおりの事実に鑑みてな
されたものであり、その主たる技術的課題は、花或いは
草木を充分容易に所要状態に維持することができ、繰り
返し使用することができ、汚染された場合には容易に洗
浄することができ、そして更にそれ自体も美観を感じさ
せる、新規且つ優れた装飾用具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記主
たる技術的課題を達成する装飾用具として、壁に複数個
の貫通開口が形成されている中空体から構成されてい
る、ことを特徴とする装飾用具が提供される。
【0006】好ましくは、装飾用具は透明乃至半透明で
あり、耐熱硬質ガラスから形成されている。装飾用具を
略球形状にせしめ、その上半部に該貫通開口を複数個形
成すると共にその下半部にも該貫通開口を複数個形成す
ることができる。或いは、装飾用具をドーム形状部と湾
曲凹形状部とを有する形状にせしめ、該ドーム形状部に
該貫通開口を複数個形成すると共に該湾曲凹形状部にも
該貫通開口を複数個形成することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
装飾用具の好適実施形態を図示している添付図面を参照
して、更に詳細に説明する。
【0008】図1乃至図4には、本発明に従って構成さ
れた装飾用具の第一の好適実施形態が図示されている。
全体を番号2で示す図示の装飾用具は、略球形状の中空
体であり、その壁には複数個の貫通開口が形成されてい
る。図3を参照することによって理解される如く、略球
形状の装飾用具2の上半部には、中心に位置する貫通開
口4−1とその周囲に適宜に分散せしめて配列された1
2個の貫通開口4−2乃至4−13が形成されている。
貫通開口4−1乃至4−13はいずれも略円形状であ
り、それらの周縁は後述する製造様式に起因して幾分肉
厚にせしめられている。中心に位置する貫通開口4−1
は比較的大きな直径を有し、他の貫通開口4−2乃至4
−12は比較的小さい直径を有する。図4を参照するこ
とによって理解される如く、略球形状の装飾用具2の下
半部にも、中心に位置する貫通開口4−14とその周囲
に配列された4個の貫通開口4−15乃至4−18が形
成されている。貫通開口4−14乃至4−18のいずれ
も円形状であり、それらの周縁は後述する製造様式に起
因して幾分肉厚にせしめられている。中心に位置する貫
通開口4−14は比較的大きな直径を有し、他の貫通開
口4−15乃至4−18は比較的小さい直径を有する。
【0009】装飾用具2は透明乃至半透明であるのが好
適である。適宜の合成樹脂から装飾用具2を形成するこ
ともできるが、ガラス、特に耐熱硬質ガラスから形成さ
れているのが好ましい。図5−A乃至Fは図1乃至図4
に図示する装飾用具2の製造様式の一例を図示してい
る。耐熱硬質ガラスから装飾用具2を製造する際には、
最初に、図5−Aに図示する如く、ガラス管6を矢印で
示す如く回転せしめながら、ガラス管6の中央部をバー
ナーで加熱して膨らます。次いで、図5−Bに図示する
如く、ガラス管6の膨らました中央部を略球状の成形空
洞を規定する成形型8内に入れて、矢印で示す如く回転
せしめながら、略球形状に成形する。しかる後に、図5
−Cに図示する如く、片端部に存在する細長部分10
を、矢印で示す如く回転せしめながらバーナーを作用せ
しめて溶融切断する。次に、図5−Dに図示する如く、
細長部分10が切断された片側(即ち上半部)に細いバ
ーナーを作用せしめて、貫通開口4−1乃至4−13を
形成する。しかる後に、例えば3本の弾性線状片を有す
る保持具12によって貫通開口4−1乃至4−13が形
成された側を保持し、他端部に存在する細長部分11
を、矢印で示す如く回転せしめながらバーナーを作用せ
しめて溶融切断する。そして更に、細長部分11が切断
された他側(即ち下半部)に細いバーナーを作用せしめ
て、貫通開口4−14乃至4−18を形成する。
【0010】図6は上述した装飾用具2の使用様式の典
型例を図示している。図6に図示する使用様式において
は、複数個の生花14の茎を、装飾用具2の上半部に形
成されている貫通開口4−1乃至4−13を通して装飾
用具2内に挿入し、更に装飾用具2の下半部に形成され
ている貫通開口4−14乃至4−18を通して装飾用具
2外に突出せしめている。そして、生花14を組み合わ
せた装飾用具2自体をワイングラスの如き適宜の容器1
6内に収容し、容器16内に水を注入している。
【0011】図7乃至図10は、本発明に従って構成さ
れた装飾用具の第二の好適実施形態を図示している。図
7乃至図10に図示する装飾用具102は球形状ではな
く、その下部は上方に向かって没入せしめられた湾曲凹
形状にせしめられている。上部は球の一部をなすドーム
形状である。図9を参照することによって理解される如
く、上部即ちドーム形状部には、中心に位置する貫通開
口104−1とその周囲に適宜に分散せしめて配列され
た12個の貫通開口104−2乃至104−13が形成
されている。貫通開口104−1乃至104−13はい
ずれも略円形状であり、それらの周縁は幾分肉厚にせし
められている。中心に位置する貫通開口104−1は比
較的大きな直径を有し、他の貫通開口104−2乃至1
04−12は比較的小さい直径を有する。図10を参照
することによって理解される如く、下部即ち湾曲凹形状
部にも、中心に位置する貫通開口104−14とその周
囲に配列された4個の貫通開口104−15乃至104
−18が形成されている。貫通開口104−14乃至1
04−18のいずれも円形状であり、それらの周縁は幾
分肉厚にせしめられている。中心に位置する貫通開口1
04−14は比較的大きな直径を有し、他の貫通開口1
04−15乃至104−18は比較的小さい直径を有す
る。
【0012】図7乃至図10に図示する装飾用具102
も、図1乃至図4に図示する装飾用具2と略同様な様式
によって製造することができる。図7乃至図10に図示
する装飾用具102の場合には、その他側(即ち下側)
を半球状に成形することに代えて、例えば湾曲凹形状面
を有する型を使用して湾曲凹形状にせしめればよい。
【0013】図11は上述した装飾用具102の使用様
式の典型例を図示している。図11に図示する使用様式
においては、複数個の生花114の茎を、装飾用具10
2のドーム形状部に形成されている貫通開口104−1
乃至104−13を通して装飾用具102内に挿入し、
更に装飾用具102の湾曲凹形状部に形成されている貫
通開口104−14乃至104−18を通して装飾用具
102外に突出せしめている。そして、生花114を組
み合わせた装飾用具102自体をディナープレートの如
き適宜の容器116内に収容し、容器116内に水を注
入している。
【0014】上述した装飾用具2及び102において
は、単にその壁に形成された適宜の貫通開口14−1乃
至14−18及び104−1乃至104−18に花14
及び114の茎を挿通せしめることによって、従って充
分容易に花14及び114を所要状態に維持することが
できる。特に、装飾用具2及び102が透明乃至半透明
である場合、貫通開口14−1乃至14−18及び11
4−1乃至114−18並びにこれらに挿通せしめる花
14及び114の茎を目視することができる。貫通開口
14−1乃至14−18乃至114−1乃至114−1
8に花14及び114の茎を挿通せしめることによって
茎が傷められることはない。装飾用具2及び102が汚
染された場合には、通常の食器の場合と同様に適宜の洗
剤を含有した洗浄スポンジで充分良好に洗浄することが
できる。従って、半永久的に繰り返し使用することがで
きる。また、図1及び図7を参照することによって容易
に理解されるとおり、装飾用具2及び102自体も魅力
的な外観を呈する。
【0015】
【発明の効果】本発明の装飾用具によれば、花或いは草
木を充分容易に所要状態に維持することができ、繰り返
し使用することができ、汚染された場合には容易に洗浄
することができる。そしてまた、装飾用具自体も美観を
感じさせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された装飾用具の第一の好
適実施形態を示す斜面図。
【図2】図1の装飾用具を一部を断面で示す正面図。
【図3】図1の装飾用具の平面図。
【図4】図1の装飾用具の底面図。
【図5】図1の装飾用具を製造する様式の一例を示す簡
略図。
【図6】図1の装飾用具の使用例を示す簡略斜面図。
【図7】本発明に従って構成された装飾用具の第二の好
適実施形態を示す斜面図。
【図8】図7の装飾用具を一部を断面で示す正面図。
【図9】図7の装飾用具の平面図。
【図10】図7の装飾用具の底面図。
【図11】図7の装飾用具の使用例を示す簡略斜面図。
【符号の説明】 2:装飾用具 4−1乃至4−18:貫通開口 102:装飾用具 104−1乃至104−18:貫通開口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に複数個の貫通開口が形成されている
    中空体から構成されている、ことを特徴とする装飾用
    具。
  2. 【請求項2】 透明乃至半透明である、請求項1記載の
    装飾用具。
  3. 【請求項3】 耐熱硬質ガラス製である、請求項1記載
    の装飾用具。
  4. 【請求項4】 略球形状であり、その上半部に該貫通開
    口が複数個形成されていると共にその下半部にも該貫通
    開口が複数個形成されている、請求項1から3までのい
    ずかに記載の装飾用具。
  5. 【請求項5】 ドーム形状部と湾曲凹形状部とを有し、
    該ドーム形状部に該貫通開口が複数個形成されていると
    共に該湾曲凹形状部にも該貫通開口が複数個形成されて
    いる、請求項1から3までのいずれかに記載の装飾用
    具。
JP2002008604A 2002-01-17 2002-01-17 装飾用具 Pending JP2003210295A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008101058A1 (en) * 2007-02-16 2008-08-21 Lori Hall Flower arranging appartus and method
US11357344B2 (en) 2016-10-20 2022-06-14 Flora Guppy Holdings Inc. Floral arranging apparatus
JP7132614B2 (ja) 2018-10-31 2022-09-07 友宏 渥美 四華花

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