JP2003209938A - 電力監視システム - Google Patents

電力監視システム

Info

Publication number
JP2003209938A
JP2003209938A JP2002005929A JP2002005929A JP2003209938A JP 2003209938 A JP2003209938 A JP 2003209938A JP 2002005929 A JP2002005929 A JP 2002005929A JP 2002005929 A JP2002005929 A JP 2002005929A JP 2003209938 A JP2003209938 A JP 2003209938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
area
electric energy
monitoring system
data related
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002005929A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3733910B2 (ja
Inventor
Masaki Naito
正樹 内藤
Takashi Shimomura
孝 下村
Toshimitsu Onose
利満 小野瀬
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2002005929A priority Critical patent/JP3733910B2/ja
Publication of JP2003209938A publication Critical patent/JP2003209938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3733910B2 publication Critical patent/JP3733910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances
    • Y04S20/244Home appliances the home appliances being or involving heating ventilating and air conditioning [HVAC] units

Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給している電力が正しく使用されているか
否かを検出することができるようにするとともに、電力
使用量に応じた正しい課金を行えるようにすること。 【解決手段】 電力が供給される地域にて使用される電
力を監視する電力監視システムにおいて、前記地域を複
数の領域に分割し更に複数の区域に分割して前記区域毎
に設置されて電力使用に関連するデータを検出する区域
毎の電力量積算計と、前記領域にて電力使用に関連する
データを検出する領域設置の電力量積算計と、前記区域
毎の電力量積算計からの電力量使用に関連するデータの
和と前記領域設置の電力量使用に関連するデータとを比
較して値が異なる場合に異常が発生したことを検知する
制御部とを備えることを特徴とする電力監視システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力が供給される
広い地域にあつて、その地域内における電力使用状態の
異常を検知するとともに、正しい課金を実現できる電力
監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力は発電所で生成され、送電線を伝送
して一定地域に供給され、この地域内の工場、ビルディ
ング、一般家庭、各種施設等にて消費されている。消費
された電力は、別途、検針され、消費された電力に応じ
て電力使用者に対して料金が請求される。
【0003】例えば、一般家庭であれば、送電線からの
電力は少なくとも電力量測定機能を有する電力量積算計
に与えられ、この電力量積算計に接続するブレーカーを
介して、テレビジョン、エア・コンディショナ、照明器
具等に供給される。
【0004】そして、各々の一般家庭で消費した電力量
は検針作業で読み取られ、電力会社に付帯する料金収受
システム、課金システムに送られ、その後、各一般家庭
に電力使用料金が請求されることとなる。
【0005】電力使用料金の払い込みは、銀行・郵便局
からの引き落とし、コンビニエンス・ストアでの直接支
払等、種々の方式があり、電力使用者は、自分の都合に
合わせて支払形態を選択することができる。
【0006】一方、一般家庭よりも大きな設備、機械等
を有する工場、ビルディング等にあっても、電力会社と
の契約により、電力使用量に応じて、使用料金を銀行等
の金融機関を介して電力会社へ支払を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般家
庭、工場、ビルディング等に設置されて電力使用を測定
する電力量積算計が故障して異常状態となる、または電
力量積算計の装置機構に手を加えて正常な動作を行えな
いように操作する者もあり、正確に電力使用量を把握で
きないことがあった。
【0008】更に、電力量積算計をそのままにしておい
て、送電線からの電力線をバイパス配線して電気機器を
設置して電力を使用されると、電力量積算計では、使用
した電力を正確に測定できなくなることもあった。
【0009】このように、電力供給側で電力の使用を正
確に把握できないと、電力供給計画、電力供給設備機械
の保守、点検等のスケジュールに支障をきたし、更に
は、電力使用量に応じた正しい課金、集金が行えないと
いう問題があった。
【0010】本発明は、以上のような問題を解決するも
のであり、供給している電力が正しく使用されているか
否かを検出することができるようにするとともに、電力
使用量に応じた正しい課金を行えるようにすることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する本発
明は、次の通りである。 (1)電力が供給される地域にて使用される電力を監視
する電力監視システムにおいて、前記地域を複数の領域
に分割し更に複数の区域に分割して前記区域毎に設置さ
れて電力使用に関連するデータを検出する区域毎の電力
量積算計と、前記領域にて電力使用に関連するデータを
検出する領域設置の電力量積算計と、前記区域毎の電力
量積算計からの電力量使用に関連するデータの和と前記
領域設置の電力量使用に関連するデータとを比較して値
が異なる場合に異常が発生したことを検知する制御部と
を備えることを特徴とする電力監視システム。 (2)電力が供給される地域にて使用される電力を監視
する電力監視システムにおいて、前記地域を複数の領域
に分割し更に複数の区域に分割して前記区域毎に設置さ
れて電力使用に関連するデータを検出する区域毎の電力
量積算計と、前記区域毎の電力量積算計から電力使用に
関連するデータを収集してデータ・トレンドに急峻な変
化が認められた場合に異常予知を検知する制御部とを備
えることを特徴とする電力監視システム。 (3)前記制御部は、前記異常予知により、データ収集
の期間を変更することを特徴とする(2)記載の電力監
視システム。 (4)前記制御部は、通信回線に接続して前記異常を電
子メイルを用いて送信することを特徴とする(1)記載
の電力監視システム。 (5)前記制御部は、通信回線に接続して前記異常予知
を電子メイルを用いて送信することを特徴とする(2)
記載の電力監視システム。 (6)前記通信回線に、前記制御部から送信される前記
電子メイル、電力使用に関連するデータを受信する処理
コンピュータ・システムが接続されることを特徴とする
(1)から(5)のいずれかに記載の電力監視システ
ム。 (7)前記区域毎の電力量積算計は、予め使用する電力
量の値が設定されているプリペイド方式のカードを読み
取るカード・リーダを備えるとともに、この値は前記処
理コンピュータ・システムへ送信されることを特徴とす
る(1)から(6)のいずれかに記載の電力監視システ
ム。 (8)前記区域毎の電力量積算計は、クレジット・カー
ドの所定入力項目とともに予め使用する電力量の値を設
定できる入力手段を備えるとともに、この値は前記処理
コンピュータ・システムへ送信されることを特徴とする
(1)から(6)のいずれかに記載の電力監視システ
ム。 (9)前記通信回線側に、前記制御部からの電力量使用
に関連するデータを受信して前記領域または前記区域側
に前記データを公開する公開サーバー・システムを備え
ることを特徴とする(1)から(8)のいずれかに記載
の電力監視システム。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電力監視システム
の例を図1に表わす。この図1にあって、電力供給機関
から電力を供給される全体の地域をいくつかの領域に分
割し、これらの領域を領域A1,A2,A3,A4とす
る。これらの領域A1,A2,A3,A4は、電力が供
給される一つの単位ブロックである。
【0013】これらの領域A1,A2,A3,A4は、
例えば、複数戸の一般集合住宅、工場、ビルディング、
プラント、各種施設等である。更に、領域A1を、区域
a1,a2,a3のように細分化する。区域a1,a
2,a3は、電力使用状況の監視が容易となるような単
位であり、領域を複数のブロックに分割した範囲であ
る。
【0014】これは、領域A1を一つの工場と想定する
と、1フロア、1建屋等が1区域であり、領域A1を住
宅地とすると、区域a1,a2,a3はそれぞれ1戸ま
たは2−3戸の住宅に相当する。
【0015】本発明は、各区域a1,a2,a3の電力
供給口毎に、少なくとも電力使用量測定機能を備える電
力量積算計m1,m2,m3をそれぞれの区域a1,a
2,a3に対応して設置したことを特徴の一つとする。
【0016】これらの電力量積算計m1,m2,m3
は、基本的には、各区域a1,a2,a3における電力
量(W・h)を測定するものであるが、この他に、電力
使用量に関連するデータとして、電力電流値、電圧値、
力率の瞬時値等を測定、算出でき、更には、データ・ロ
ギング、トレンド・データ記録等の機能を備えるものと
する。
【0017】また、この領域A1全体で消費される電力
を測定するため、電力量積算計m1,m2,m3と同様
の機能を備える電力量積算計m0を設置する。
【0018】即ち、電力量積算計m1,m2,m3は、
それぞれ設置されている各々の区域a1,a2,a3で
消費されている電力量を局所的に測定する機器である一
方、電力量積算計m0はこの領域A1で実際に消費され
ている電力量を測定、算出する機器である。
【0019】具体的には、領域A1,A2,A3,A4
には、合計で電力量積算計m1,m2,m3…が約30
0台設置されるとすると、約50台程度を一つの領域と
し、この一つの領域に対して1台の電力量積算計m0を
割りつける図式である。
【0020】そして、これらの電力量積算計m0で検出
された領域全体での電力使用量データと、電力量積算計
m1,m2,m3から出力された電力使用量データの和
が制御部Cへ与えられる。
【0021】制御部Cは、マイクロプロセッサを有する
プログラマブル・ロジック・コントローラPLC等で構
成される装置であり、内部のインターフェイス・モジュ
ールc1によりルータr等を介してインターネット等の
通信回線Lに接続する。
【0022】通信回線Lには、領域A1,A2,A3,
A4のそれぞれの領域で消費された電力に対応して、電
力使用量その他のデータを処理するとともに領域または
区域に課金する処理コンピュータ・システムとしての課
金システムS1と、制御部Cから送信されたデータを受
け、このデータを通信回線Lを介して公開する公開サー
バー・システムS2とが備えられる。
【0023】次に、このような構成の本発明システムの
動作を説明する。まず、各区域a1,a2,a3で消費
された電力使用量に関連するデータとして、電力電流
値、電圧値、力率の瞬時値等は、電力量積算計m1,m
2,m3により測定され、RS485等の通信線により
制御部C内の演算処理モジュールc2へ送信される。
【0024】演算処理モジュールc2では、電力量積算
計m1,m2,m3からの電力使用量に関連するデータ
を加算処理等して、全ての区域m1,m2,m3で消費
されている電力量の合計値Mtを算出する。
【0025】その一方で、演算処理モジュールc2に
は、電力量積算計m0からこの領域A1にて実際に消費
されている電力量値Msが送信される。
【0026】演算処理モジュールc2は、電力量積算計
m0から送信されるこの領域における実際の電力使用量
Msと、各電力量積算計m1,m2,m3の電力使用量
の積算値Mtとを比較する比較処理を行うとともに、各
々の電力量積算計から送信される電圧値、電流値、力率
等の各種パラメータのロギング処理、トレンド記録処理
等を実行する。
【0027】そして、比較処理の結果、Ms=Mtであ
れば、通常の正常な電力使用状態であり、それぞれの区
域a1,a2,a3における電力の使用データは、制御
部Cのインターフェイス・モジュールc1、ダイアル・
アップ・ルータr等により通信回線Lを介して課金シス
テムS1へ電力使用量Mtが送信される。
【0028】そして、課金システムS1は、この領域A
1に対して、その電力使用量に応じた費用を各区域a
1,a2,a3へ請求する。この費用請求は、課金シス
テムS1側からの請求書を在中させた郵送でもよいし、
通信回線Lを介したオンライン請求のような形式でもよ
い。
【0029】一方、MsとMtとの値が等しくならない
場合(Ms>MtまたはMs<Mtとなって二つの値に
差が発生した場合)には、領域A1における区域a1,
a2,a3のいずれかで異常(内部機器の故障、トラブ
ル、盗電等)が発生していることを意味し、課金システ
ムS1及び後述する公開サーバー・システムS2に通信
回線lを介して異常警報を送信する。
【0030】この異常警報は、通常のステイタス信号の
ような信号でもよく、また、制御部Cから通信回線Lに
対しての電子メイルでもよい。
【0031】また、制御部Cは、各区域a1,a2,a
3の電力量積算計m1,m2,m3から電圧値、電流
値、力率等の各種パラメータを定期的に収集してロギン
グ処理、トレンド記録処理等を実行しているが、これら
のデータ・トレンド、即ち、データ遷移が急激に増加す
るまたは減少するような急峻な動きがあった場合に、こ
の変化を異常予知信号と認めるようにシステムを構築し
てもよい。
【0032】この異常予知信号は、通常の警報信号でも
よく、また、制御部Cから通信回線Lに対しての電子メ
イルでもよい。
【0033】続いて、通信回線L側の課金システム2等
の処理コンピュータ・システムは、この異常予知信号を
受けて制御部Cへ折り返し電子メイルを発する。
【0034】この返信電子メイルを受け、制御部Cは、
今まで、電力量積算計m1,m2,m3から電力使用に
関連するデータを例えば60分毎に収集していたのが、
異常警報の折り返し電子メイルを受け、本当に異常が発
生するかどうかを見極めるため、詳細に電力量積算計m
1,m2,m3のデータ・トレンドを把握すべく、デー
タ収集周期を30分、というように短縮する。
【0035】更に、30分周期のデータ収集を続けてな
お異常が認められないような場合には、15分周期のデ
ータ収集というように段階的にデータ収集期間を変更す
る。
【0036】そして、上記したように、(電力使用量M
s)<(各電力量積算計m1,m2,m3の電力使用量
の積算値Mt)または、(電力使用量Ms)>(各電力
量積算計m1,m2,m3の電力使用量の積算値Mt)
となった場合に、異常予知信号を異常警報へと変更す
る。
【0037】異常警報を受けて課金システムS1または
公開サーバー・システムS2は、異常を発生している領
域(この例であれば領域A1)に対し、領域A1内の制
御部Cまたはこの領域A1に対応して設置されるコンピ
ュータ・システムへ電子メイル等を通知し、当該領域に
おいて異常が発生していることを連絡する。
【0038】これにより、課金システムS1または公開
サーバー・システムS2側で、領域または区域内で異常
が発生していることを認識でき、かつ、その異常が発生
している領域に対して、異常が発生している旨を双方向
的に通知することができる。
【0039】また、このような領域の電力線に電力積算
計を設置することにより、異常が発生している領域を絞
り込むことができる。更に、異常が発生している領域に
対して、担当員が出向き、現場の状況を調査することも
できる。このとき、クランプ型の小型の電力量積算計を
所持して、領域内の各区域に設置される現場の配電盤、
電力設備、電気機器等を調査すれば、機器故障、配電線
異常、盗電等の異常発生の原因を直ちに突き止めること
ができる。
【0040】更に、電力量積算計m0,m1,m2,m
3と制御部Cとの接続は、上記の説明では、RS485
等の通信線で実現する例を示したが、これに代えて、無
線機能を設置して無線手段で相互の接続を実現してもよ
い。また、制御部Cと通信回線Lとの接続に無線手段を
用いるようにしてもよい。
【0041】このような無線手段を採用することによ
り、ダイアル・アップ・ルータrを省略することができ
るとともに、配電線の設置、敷設工事等を省略でき、時
間、費用等を大幅に削減することができる。
【0042】次に、公開サーバー・システムS2につい
て、説明する。この公開サーバー・システムS2は、上
述したように、制御部Cから各領域A1,A2,A3,
A4で消費される電力使用量、各種の電力使用に関連す
るデータが、課金システムS1と同様に送信される。
【0043】そして、セキュリティを考慮し、各領域ま
たは各区域に設置されているコンピュータ・システムに
対し、当該領域で消費されている電力量データを公開す
る。
【0044】ここで、電力使用料金の支払制度をプリペ
イド方式(予め契約した電力使用量を前払いする制度)
を採用した場合、この公開サーバー・システムS2によ
り、電力使用量をリアルタイム、または月単位、週単
位、日単位、時間単位で通知することができる。
【0045】つまり、電力使用に関して、電力会社等か
らプリペイド・カードを購入し、区域に対応するパーソ
ナル・コンピュータ等にカード・リーダーを設置して読
み取らせ、設定された金額だけ、電力を使用する方式で
ある。
【0046】このようなプリペイド方式とすれば、公開
サーバー・システムS2により、電力の使用状況をリア
ルタイムで通知するとともに、現在の使用状況のまま電
力を使用し続けるとすると、あと、どのくらいの時間で
費用的に電力使用の期限がくるかの連絡の通知等を電子
メイル等で通知することができる。
【0047】これにより、契約電力使用量に達する時
刻、達するまでの時間等を把握することができるため、
電力の使用を計画的に行うことができ、無用の出費、省
電力を実現することができる。
【0048】また、電力量積算計m1,m2,m3の周
辺に、通常のパーソナル・コンピュータを設置し、キー
ボード等の入力手段からクレジット・カードの所定項目
を入力し、課金システム2等へ送信することにより、プ
リペイド・カードを購入しなくても、既に所有している
クレジット・カードを利用することにより、銀行引き落
としによる料金支払い、または前述したようなプリペイ
ド・カードと同機能を実現することができる。
【0049】このときも、上記と同様に、公開サーバー
・システムS2により、電力の使用状況をリアルタイム
で通知することができるとともに、契約電力使用量に達
する時刻、達するまでの時間等を把握することができ、
電力の使用を計画的に行うことができ、無用の出費、省
電力を実現することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電力
監視システムによれば、次の効果を得ることができる。
本発明の電力監視システムは、電力の供給地域をいくつ
かの領域に分割するとともに更に複数の区域に分割し、
各区域毎に電力量積算計及び制御部を設置し、この制御
部にあって、区域毎の電力量積算計の電力使用に関連す
るデータの和と、領域に設置された電力量積算計のデー
タとを比較して差が発生した時に異常発生とするので、
その領域で電力の異常使用が発生しているかどうか検知
することができる。
【0051】異常検知の警報は、通信回線等のネットワ
ークで他のコンピュータ・システムへ電子メイル等によ
り送信されるので、遠隔値でもこの警報を検出できる。
【0052】また、警報を発生している領域または区域
に設置されるコンピュータ・システムへ対して、遠隔地
より電子メイル等を返信することにより、その領域にて
異常が発生していることを注意喚起することができる。
【0053】更に、領域における電力量使用に関連する
データを監視して、異常予知信号を発してデータ収集周
期を段階的に短縮する等してから異常を検知するので、
異常検知も間違いなく、正しく行うことができる。
【0054】また、本発明は、公開サーバー・システム
を備えることにより、電力使用料金をプリペイド方式又
はクレジット・カード方式で予め前払い、後払いするよ
うな場合であっても、この公開サーバー・システムに対
してクライアントとなる、区域に設置されたコンピュー
タ・システムへ各種データを送信することにより、区域
側で電力使用の状況をリアルタイムでさまざまな形態で
認識することができ、電力使用を合理的に行える。
【0055】これにより、電力の使用が限界に達しそう
か、いつ頃限界に達するか等の情報を得ることができ、
省電力、電力の過剰使用の費用発生もなく、コスト減を
実現することができる。
【0056】また、各々の電力量積算計と制御部、制御
部と通信回線との間を、無線手段を用いて接続すること
により、領域または区域内の配線工事、費用を省略で
き、さらなるコスト削減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力監視システムを表わす概念ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
A1,A2,A3,A4 領域 a1,a2,a3 区域 m0,m1,m2,m3 電力量積算計 C 制御部 c1 インターフェイス・モジュール c2 演算モジュール S1 課金システム S2 公開サーバー・システム L 通信回線 r ダイアル・アップ・ルータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 哲也 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 Fターム(参考) 5G064 AA04 AB01 AC09 CB08 DA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力が供給される地域にて使用される電力
    を監視する電力監視システムにおいて、前記地域を複数
    の領域に分割し更に複数の区域に分割して前記区域毎に
    設置されて電力使用に関連するデータを検出する区域毎
    の電力量積算計と、前記領域にて電力使用に関連するデ
    ータを検出する領域設置の電力量積算計と、前記区域毎
    の電力量積算計からの電力量使用に関連するデータの和
    と前記領域設置の電力量使用に関連するデータとを比較
    して値が異なる場合に異常が発生したことを検知する制
    御部とを備えることを特徴とする電力監視システム。
  2. 【請求項2】電力が供給される地域にて使用される電力
    を監視する電力監視システムにおいて、前記地域を複数
    の領域に分割し更に複数の区域に分割して前記区域毎に
    設置されて電力使用に関連するデータを検出する区域毎
    の電力量積算計と、前記区域毎の電力量積算計から電力
    使用に関連するデータを収集してデータ・トレンドに急
    峻な変化が認められた場合に異常予知を検知する制御部
    とを備えることを特徴とする電力監視システム。
  3. 【請求項3】前記制御部は、前記異常予知により、デー
    タ収集の期間を変更することを特徴とする請求項2記載
    の電力監視システム。
  4. 【請求項4】前記制御部は、通信回線に接続して前記異
    常を電子メイルを用いて送信することを特徴とする請求
    項1記載の電力監視システム。
  5. 【請求項5】前記制御部は、通信回線に接続して前記異
    常予知を電子メイルを用いて送信することを特徴とする
    請求項2記載の電力監視システム。
  6. 【請求項6】前記通信回線に、前記制御部から送信され
    る前記電子メイル、電力使用に関連するデータを受信す
    る処理コンピュータ・システムが接続されることを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電力監
    視システム。
  7. 【請求項7】前記区域毎の電力量積算計は、予め使用す
    る電力量の値が設定されているプリペイド方式のカード
    を読み取るカード・リーダを備えるとともに、この値は
    前記処理コンピュータ・システムへ送信されることを特
    徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電力
    監視システム。
  8. 【請求項8】前記区域毎の電力量積算計は、クレジット
    ・カードの所定入力項目とともに予め使用する電力量の
    値を設定できる入力手段を備えるとともに、この値は前
    記処理コンピュータ・システムへ送信されることを特徴
    とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電力監
    視システム。
  9. 【請求項9】前記通信回線側に、前記制御部からの電力
    量使用に関連するデータを受信して前記領域または前記
    区域側に前記データを公開する公開サーバー・システム
    を備えることを特徴とする請求項1から請求項8のいず
    れかに記載の電力監視システム。
JP2002005929A 2002-01-15 2002-01-15 電力監視システム Expired - Fee Related JP3733910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005929A JP3733910B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 電力監視システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002005929A JP3733910B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 電力監視システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003209938A true JP2003209938A (ja) 2003-07-25
JP3733910B2 JP3733910B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=27644832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002005929A Expired - Fee Related JP3733910B2 (ja) 2002-01-15 2002-01-15 電力監視システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3733910B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244543A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Accenture Global Services Gmbh 技術コンポーネントのエネルギー効率を監視するシステム
JP4600946B1 (ja) * 2009-12-18 2010-12-22 日本テクノ株式会社 電気料金システム
JP2012168127A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Panasonic Corp 電力使用監視装置、電力使用監視システム
WO2013054573A1 (ja) * 2011-10-13 2013-04-18 株式会社日立製作所 電力融通方法及び電力融通装置
JPWO2012050209A1 (ja) * 2010-10-15 2014-02-24 三洋電機株式会社 管理システム及びシステムコントローラ
WO2014080515A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 三菱電機株式会社 データ分析装置及びプログラム
WO2016194814A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 東京電力ホールディングス株式会社 配電系統監視システム、配電系統監視装置、配電系統監視方法、及びプログラム
CN109546746A (zh) * 2017-09-22 2019-03-29 国网湖南省电力公司 用电监控装置及监控方法
JP2019054715A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 東京電力ホールディングス株式会社 盗電監視システム、盗電監視装置、盗電監視方法及びプログラム
CN116436166A (zh) * 2023-06-12 2023-07-14 青岛恒源新电力科技有限公司 一种基于物联网的电力数据分析监控方法及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6365405B2 (ja) * 2015-05-14 2018-08-01 オムロン株式会社 電力量演算システム

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244543A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Accenture Global Services Gmbh 技術コンポーネントのエネルギー効率を監視するシステム
JP4600946B1 (ja) * 2009-12-18 2010-12-22 日本テクノ株式会社 電気料金システム
JP2011128953A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Nihon Techno Co Ltd 電気料金システム
JPWO2012050209A1 (ja) * 2010-10-15 2014-02-24 三洋電機株式会社 管理システム及びシステムコントローラ
JP2012168127A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Panasonic Corp 電力使用監視装置、電力使用監視システム
JP2013090344A (ja) * 2011-10-13 2013-05-13 Hitachi Ltd 電力融通方法及び電力融通装置
WO2013054573A1 (ja) * 2011-10-13 2013-04-18 株式会社日立製作所 電力融通方法及び電力融通装置
WO2014080515A1 (ja) * 2012-11-26 2014-05-30 三菱電機株式会社 データ分析装置及びプログラム
WO2016194814A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 東京電力ホールディングス株式会社 配電系統監視システム、配電系統監視装置、配電系統監視方法、及びプログラム
JP2019054715A (ja) * 2017-09-15 2019-04-04 東京電力ホールディングス株式会社 盗電監視システム、盗電監視装置、盗電監視方法及びプログラム
JP7206657B2 (ja) 2017-09-15 2023-01-18 東京電力ホールディングス株式会社 盗電監視システム、盗電監視装置、盗電監視方法及びプログラム
CN109546746A (zh) * 2017-09-22 2019-03-29 国网湖南省电力公司 用电监控装置及监控方法
CN116436166A (zh) * 2023-06-12 2023-07-14 青岛恒源新电力科技有限公司 一种基于物联网的电力数据分析监控方法及系统
CN116436166B (zh) * 2023-06-12 2023-09-05 青岛恒源新电力科技有限公司 一种基于物联网的电力数据分析监控方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3733910B2 (ja) 2006-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3964455B2 (ja) 電力使用量計測装置及び電力管理システム
US7135956B2 (en) System and method for monitoring and controlling energy usage
US20120022709A1 (en) Energy delivery control systems and methods
Ogu et al. Development of a cost-effective electricity theft detection and prevention system based on IoT technology
US20140351010A1 (en) System and method of democratizing power to create a meta-exchange
Dike et al. Minimizing household electricity theft in Nigeria using GSM based prepaid meter
US20100138066A1 (en) System and method of democratizing power to create a meta-exchange
CN101040293A (zh) 使用带有自动能源切断装置的遥控智能卡的能源计量预付系统
WO2011143712A1 (en) Energy service delivery platform
JP2004096906A (ja) 電力管理システム、電力管理方法、キュービクル装置、計測装置、通信装置、分電盤、電力管理用サーバ
JP3733910B2 (ja) 電力監視システム
US20130307694A1 (en) Electricity/power metering system and method
KR101659862B1 (ko) 스마트 에너지 관리 시스템 및 스마트 에너지 관리 방법
Sebastian et al. Internet of things based smart energy meter with fault detection feature and theft detection
CN1981198A (zh) 电力使用量计测装置以及电力管理系统
Matthews et al. Wireless Intelligent Electricity Metering and Billing System (WIMBIS)
Mohamed Mufassirin et al. Energy theft detection and controlling system model using wireless communication media
CN114493753A (zh) 一种基于互联网的公寓租赁管理系统
KR100971845B1 (ko) 기초생활정보 통합정보 관제 시스템 및 제어방법
Pahwa et al. Field test of distribution automation equipment at Kansas utilities
WO2013168156A1 (en) Electricity/power metering system and method
Yadav et al. IoT based energy monitoring and energy theft detection
EP1365542A1 (en) Apparatus and method for detection of events through an Ethernet
US20040124828A1 (en) Device and method for continuously monitoring energy usage
KR20120050320A (ko) 도전 검출 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050826

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050826

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3733910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees