JP2003209921A - 高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体Info
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- JP2003209921A JP2003209921A JP2002005978A JP2002005978A JP2003209921A JP 2003209921 A JP2003209921 A JP 2003209921A JP 2002005978 A JP2002005978 A JP 2002005978A JP 2002005978 A JP2002005978 A JP 2002005978A JP 2003209921 A JP2003209921 A JP 2003209921A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 負荷に異常電流が流れた場合に装置を保護し
且つ不必要に画像処理を停止してしまうのを防止するこ
とが可能な高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源
装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び
画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログ
ラム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 負荷電流検出回路11が異常電流を検出
した場合、CPU2は直流出力電圧をオフ(OFF)す
るように制御する。
且つ不必要に画像処理を停止してしまうのを防止するこ
とが可能な高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源
装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び
画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログ
ラム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 負荷電流検出回路11が異常電流を検出
した場合、CPU2は直流出力電圧をオフ(OFF)す
るように制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧電源装置及び
画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源
装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び
画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体に関する。
画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源
装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び
画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を採用する画像処理装置で
ある画像形成装置には高電圧電源回路が備えられてお
り、紙等に対する画像形成プロセスには欠かせない存在
となっている。
ある画像形成装置には高電圧電源回路が備えられてお
り、紙等に対する画像形成プロセスには欠かせない存在
となっている。
【0003】この高電圧電源回路としては、例えば、帯
電高電圧電源、現像高電圧電源、転写高電圧電源、定着
高電圧電源等、各種モジュール化された電源が存在す
る。
電高電圧電源、現像高電圧電源、転写高電圧電源、定着
高電圧電源等、各種モジュール化された電源が存在す
る。
【0004】これらの各高電圧モジュールは、画像形成
装置の構成に応じて異なった仕様を有しており、例え
ば、直流電源に交流電源を重畳したものや、直流マイナ
ス電源に直流プラス電源を重畳したもの等、様々に構成
されている。
装置の構成に応じて異なった仕様を有しており、例え
ば、直流電源に交流電源を重畳したものや、直流マイナ
ス電源に直流プラス電源を重畳したもの等、様々に構成
されている。
【0005】また、規定電圧や規定電流、定電流制御方
式や定電圧制御方式、単一値出力や多段階値制御出力、
負荷条件等についても様々な仕様がある。
式や定電圧制御方式、単一値出力や多段階値制御出力、
負荷条件等についても様々な仕様がある。
【0006】この中でも、様々な条件下において一定の
電圧や電流を出力できるように定電圧制御回路や定電流
制御回路を用いることは必要不可欠となっている。
電圧や電流を出力できるように定電圧制御回路や定電流
制御回路を用いることは必要不可欠となっている。
【0007】通常、定電圧制御回路には電圧検出回路
が、定電流制御回路には電流検出回路が設けられてい
る。
が、定電流制御回路には電流検出回路が設けられてい
る。
【0008】一方、定電圧制御回路に電圧検出回路及び
電流検出回路の双方を設け、電流値を検出しながら定電
圧制御を行う場合がある。
電流検出回路の双方を設け、電流値を検出しながら定電
圧制御を行う場合がある。
【0009】また、定電圧制御回路に電圧検出回路及び
電流検出回路の双方を設け、まず初めに電流が一定とな
るよう制御動作を行い、そのときの出力電圧値を検出
し、前記検出電圧値を用いて演算処理を施して定電圧制
御動作を行うという手法もある。
電流検出回路の双方を設け、まず初めに電流が一定とな
るよう制御動作を行い、そのときの出力電圧値を検出
し、前記検出電圧値を用いて演算処理を施して定電圧制
御動作を行うという手法もある。
【0010】これは、例えば、転写バイアスの場合、転
写ローラ等の抵抗値は環境条件、特に湿度によって大き
く変化するため、定電圧制御のみでバイアス印加を行う
と、転写電流が変動して転写不良が生じ易くなるためで
ある。
写ローラ等の抵抗値は環境条件、特に湿度によって大き
く変化するため、定電圧制御のみでバイアス印加を行う
と、転写電流が変動して転写不良が生じ易くなるためで
ある。
【0011】また、定電流制御のみでバイアス印加を行
うと、例えば、転写ローラ上を通過する転写材の幅が小
さい場合、「転写材の存在しない領域」が「転写材の存
在する領域」よりもインピーダンスが低くなるため、
「転写材の存在しない領域」に電流が流れ、「転写材の
存在する領域」は電流不足により転写不良を生じ易いと
いう問題が発生するためである。
うと、例えば、転写ローラ上を通過する転写材の幅が小
さい場合、「転写材の存在しない領域」が「転写材の存
在する領域」よりもインピーダンスが低くなるため、
「転写材の存在しない領域」に電流が流れ、「転写材の
存在する領域」は電流不足により転写不良を生じ易いと
いう問題が発生するためである。
【0012】図8は、従来の電圧検出回路及び電流検出
回路の双方を設けた定電圧制御方式を採用する画像形成
装置(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
回路の双方を設けた定電圧制御方式を採用する画像形成
装置(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
【0013】図8において、1は画像処理装置である画
像形成装置、2はCPU(中央演算処理装置)、3は高圧
発生回路、4は平滑回路、5はCPU2からのクロック
を電圧電流増幅するCLKバッファ回路、6は高圧発生
回路3内の不図示のトランスを駆動するトランス駆動回
路、7はCPU2からのPWM信号を直流化する直流電
圧変換回路、8は高圧発生回路3への投入電力を調整す
ることにより高圧出力電圧を一定に保持する定電圧制御
回路、9は前記高圧出力電圧値を検出する出力電圧検出
回路、10は負荷、11は負荷10に流れる負荷電流を
検出する負荷電流検出回路、12は抵抗、13はコンデ
ンサ、14はクランプダイオードである。
像形成装置、2はCPU(中央演算処理装置)、3は高圧
発生回路、4は平滑回路、5はCPU2からのクロック
を電圧電流増幅するCLKバッファ回路、6は高圧発生
回路3内の不図示のトランスを駆動するトランス駆動回
路、7はCPU2からのPWM信号を直流化する直流電
圧変換回路、8は高圧発生回路3への投入電力を調整す
ることにより高圧出力電圧を一定に保持する定電圧制御
回路、9は前記高圧出力電圧値を検出する出力電圧検出
回路、10は負荷、11は負荷10に流れる負荷電流を
検出する負荷電流検出回路、12は抵抗、13はコンデ
ンサ、14はクランプダイオードである。
【0014】次に、図8に示す画像形成装置1の動作を
説明する。
説明する。
【0015】画像形成動作が開始されると、まず初めに
CPU2が所定の周波数/デューティ(Duty)のC
LK信号を出力する。前記CLK信号は、CLKバッフ
ァ回路5で電圧電流増幅された後、トランス駆動回路6
へ送られる。トランス駆動回路6は、高圧出力回路3内
に存在する不図示のトランスをスイッチングし、高圧出
力回路3は、高圧出力電圧を発生する。この高圧出力電
圧は、平滑回路4により直流高圧電圧に変換される。
CPU2が所定の周波数/デューティ(Duty)のC
LK信号を出力する。前記CLK信号は、CLKバッフ
ァ回路5で電圧電流増幅された後、トランス駆動回路6
へ送られる。トランス駆動回路6は、高圧出力回路3内
に存在する不図示のトランスをスイッチングし、高圧出
力回路3は、高圧出力電圧を発生する。この高圧出力電
圧は、平滑回路4により直流高圧電圧に変換される。
【0016】次に、CPU2は、所望の高圧出力電圧値
に相当するPWM信号を出力する。このPWM信号は、
直流電圧変換回路7により直流電圧に変換された後、定
電圧制御回路8へ送られる。定電圧制御回路8は、前記
直流電圧値と、出力電圧検出回路9からの検出電圧値と
が同じになるように、高圧発生回路3に供給する電力を
調整し、定電圧制御を行う。
に相当するPWM信号を出力する。このPWM信号は、
直流電圧変換回路7により直流電圧に変換された後、定
電圧制御回路8へ送られる。定電圧制御回路8は、前記
直流電圧値と、出力電圧検出回路9からの検出電圧値と
が同じになるように、高圧発生回路3に供給する電力を
調整し、定電圧制御を行う。
【0017】高圧出力は、負荷10に印加される。負荷
10を流れる負荷電流は、負荷電流検出回路11を介し
て高圧発生回路3へ戻る。負荷電流検出回路11は、負
荷電流を電圧変換する。ここでは、負荷電流が多く流れ
るほど、出力電圧が大きくなる構成とする。
10を流れる負荷電流は、負荷電流検出回路11を介し
て高圧発生回路3へ戻る。負荷電流検出回路11は、負
荷電流を電圧変換する。ここでは、負荷電流が多く流れ
るほど、出力電圧が大きくなる構成とする。
【0018】前記負荷電流検出電圧は、抵抗12及びコ
ンデンサ13により構成されるローパスフィルタ(Lo
w Pass Filter)で高周波成分が除去さ
れ、CPU2のアナログ/デジタル変換ポート(以降、
A/Dポートと記述する。)へ送られる。
ンデンサ13により構成されるローパスフィルタ(Lo
w Pass Filter)で高周波成分が除去さ
れ、CPU2のアナログ/デジタル変換ポート(以降、
A/Dポートと記述する。)へ送られる。
【0019】また、負荷電流検出電圧は、CPU2のA
/Dポートの定格入力電圧を超えないように、クランプ
ダイオード14により電圧クランプされている。
/Dポートの定格入力電圧を超えないように、クランプ
ダイオード14により電圧クランプされている。
【0020】このような構成とすることで、CPU2
は、負荷10に流れる負荷電流を検知することが可能と
なる。
は、負荷10に流れる負荷電流を検知することが可能と
なる。
【0021】CPU2は、負荷電流検出回路11からの
負荷電流情報に基づき、所定の範囲内で前記PWM信号
を変化させ、高圧出力電圧を調整する。
負荷電流情報に基づき、所定の範囲内で前記PWM信号
を変化させ、高圧出力電圧を調整する。
【0022】また、CPU2は、所定のタイミングにお
ける負荷電流情報に基づき、以降の高圧出力電圧の制御
値、若しくは制御方法を切り替える等の動作を行う。
ける負荷電流情報に基づき、以降の高圧出力電圧の制御
値、若しくは制御方法を切り替える等の動作を行う。
【0023】また、CPU2は、負荷電流検出回路11
の検出値により、正常動作では有り得ない負荷電流の異
常状態を検出することが可能である。
の検出値により、正常動作では有り得ない負荷電流の異
常状態を検出することが可能である。
【0024】例えば、高圧印加部に短絡や絶縁低下が発
生した場合、この高圧印加部に異常電流が流れる。前記
異常電流は、負荷電流検出回路11で検出される。前記
高圧印加部に異常電流が流れた場合、高圧発生回路3に
過電流が流れ、回路にダメージを与える。また、転写ロ
ーラ等の部材に異常電流が流れると組成変化等のダメー
ジを受け、以降の画像形成が正常に行われない場合があ
る。
生した場合、この高圧印加部に異常電流が流れる。前記
異常電流は、負荷電流検出回路11で検出される。前記
高圧印加部に異常電流が流れた場合、高圧発生回路3に
過電流が流れ、回路にダメージを与える。また、転写ロ
ーラ等の部材に異常電流が流れると組成変化等のダメー
ジを受け、以降の画像形成が正常に行われない場合があ
る。
【0025】このためにCPU2は、異常電流の検出時
間が所定時間を超えた場合には、前記高圧印加部に異常
が発生したものと判断し、高圧出力動作の停止や、出力
バイアスを低くして画像形成を実行する等の保護動作を
行う。
間が所定時間を超えた場合には、前記高圧印加部に異常
が発生したものと判断し、高圧出力動作の停止や、出力
バイアスを低くして画像形成を実行する等の保護動作を
行う。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置においては、異常電流の検出時間
をCPU2等で積算し、この積算時間が所定の基準時間
を超えた場合に保護動作を実行している。
た従来の画像形成装置においては、異常電流の検出時間
をCPU2等で積算し、この積算時間が所定の基準時間
を超えた場合に保護動作を実行している。
【0027】そのため、保護動作を実行するまでには多
くの時間を要し、その間、異常電流が流れ続け、画像形
成装置及び高圧電源装置にダメージを与えていた。
くの時間を要し、その間、異常電流が流れ続け、画像形
成装置及び高圧電源装置にダメージを与えていた。
【0028】一方、基準時間を短くすることで、保護動
作を実行するまでの時間を短縮することが可能となる。
作を実行するまでの時間を短縮することが可能となる。
【0029】しかし、画像形成上問題の無い瞬時の過電
流に対しても保護動作を実行してしまうという問題があ
る。
流に対しても保護動作を実行してしまうという問題があ
る。
【0030】また、電流検出範囲を広くすることで、異
常電流値及び異常電流の発生時間を正確に検知すること
が可能となり、保護動作を実行するまでの時間を短縮す
ることが可能となる。
常電流値及び異常電流の発生時間を正確に検知すること
が可能となり、保護動作を実行するまでの時間を短縮す
ることが可能となる。
【0031】しかし、通常動作時に流れる電流の検出精
度が悪化してしまい、通常動作時の制御が不安定になる
等の問題がある。
度が悪化してしまい、通常動作時の制御が不安定になる
等の問題がある。
【0032】本発明は、このような従来技術の有する問
題点を解消するためになされたもので、その目的は、通
常動作時に使用する負荷電流検出の精度を犠牲にするこ
となく、負荷に異常電流が流れた場合は、確実に画像処
理装置及び高圧電源装置を保護し且つ不必要に画像処理
を停止してしまうのを防止することが可能な高圧電源装
置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高
圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方
法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体を提
供することである。
題点を解消するためになされたもので、その目的は、通
常動作時に使用する負荷電流検出の精度を犠牲にするこ
となく、負荷に異常電流が流れた場合は、確実に画像処
理装置及び高圧電源装置を保護し且つ不必要に画像処理
を停止してしまうのを防止することが可能な高圧電源装
置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高
圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方
法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体を提
供することである。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の高電圧電源装置は、昇圧トランスにより出
力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生
成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出す
る電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷
に流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高圧電
源装置において、前記電流検出手段が異常電流を検出し
た場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)するように
制御する制御手段を有することを特徴とする。
に、本発明の高電圧電源装置は、昇圧トランスにより出
力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生
成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出す
る電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷
に流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高圧電
源装置において、前記電流検出手段が異常電流を検出し
た場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)するように
制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0034】また、上記目的を達成するために、本発明
の画像処理装置は、昇圧トランスにより出力される脈流
電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手
段により生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手
段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流
を検出する電流検出手段とを備えた画像処理装置におい
て、前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記
直流出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御
手段を有することを特徴とする。
の画像処理装置は、昇圧トランスにより出力される脈流
電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手
段により生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手
段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流
を検出する電流検出手段とを備えた画像処理装置におい
て、前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記
直流出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御
手段を有することを特徴とする。
【0035】また、上記目的を達成するために、本発明
の高圧電源装置の制御方法は、昇圧トランスにより出力
される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成
する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出する
電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高圧電源
装置を制御するための制御方法であって、前記電流検出
手段が異常電流を検出した場合、前記直流出力電圧をオ
フ(OFF)するように制御する制御ステップを有する
ことを特徴とする。
の高圧電源装置の制御方法は、昇圧トランスにより出力
される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成
する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出する
電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高圧電源
装置を制御するための制御方法であって、前記電流検出
手段が異常電流を検出した場合、前記直流出力電圧をオ
フ(OFF)するように制御する制御ステップを有する
ことを特徴とする。
【0036】また、上記目的を達成するために、本発明
の高圧電源装置の制御プログラムは、昇圧トランスによ
り出力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧
を生成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検
出する電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される
負荷に流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高
圧電源装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能
な制御プログラムであって、前記電流検出手段が異常電
流を検出した場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)
するように制御する制御ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムコードから成ることを特徴とす
る。
の高圧電源装置の制御プログラムは、昇圧トランスによ
り出力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧
を生成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検
出する電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される
負荷に流れる電流を検出する電流検出手段とを有する高
圧電源装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能
な制御プログラムであって、前記電流検出手段が異常電
流を検出した場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)
するように制御する制御ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムコードから成ることを特徴とす
る。
【0037】また、上記目的を達成するために、本発明
の画像処理装置の制御方法は、昇圧トランスにより出力
される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成
する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出する
電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた画像処理
装置を制御するための制御方法であって、前記電流検出
手段が異常電流を検出した場合、前記直流出力電圧をオ
フ(OFF)するように制御する制御ステップを有する
ことを特徴とする。
の画像処理装置の制御方法は、昇圧トランスにより出力
される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成
する平滑手段により生成される直流出力電圧を検出する
電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される負荷に
流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた画像処理
装置を制御するための制御方法であって、前記電流検出
手段が異常電流を検出した場合、前記直流出力電圧をオ
フ(OFF)するように制御する制御ステップを有する
ことを特徴とする。
【0038】また、上記目的を達成するために、本発明
の画像処理装置の制御プログラムは、昇圧トランスによ
り出力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧
を生成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検
出する電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される
負荷に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた画
像処理装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能
な制御プログラムであって、前記電流検出手段が異常電
流を検出した場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)
するように制御する制御ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムコードから成ることを特徴とす
る。
の画像処理装置の制御プログラムは、昇圧トランスによ
り出力される脈流電圧を整流及び平滑して直流出力電圧
を生成する平滑手段により生成される直流出力電圧を検
出する電圧検出手段と、前記直流出力電圧が印加される
負荷に流れる電流を検出する電流検出手段とを備えた画
像処理装置を制御するためのコンピュータ読み取り可能
な制御プログラムであって、前記電流検出手段が異常電
流を検出した場合、前記直流出力電圧をオフ(OFF)
するように制御する制御ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムコードから成ることを特徴とす
る。
【0039】また、上記目的を達成するために本発明の
記憶媒体は、前記高圧電源装置の制御プログラム及び画
像処理装置の制御プログラムを格納したことを特徴とす
る。
記憶媒体は、前記高圧電源装置の制御プログラム及び画
像処理装置の制御プログラムを格納したことを特徴とす
る。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0041】(第一の実施の形態)まず、本発明の第一
の実施の形態を図1乃至図3に基づき説明する。
の実施の形態を図1乃至図3に基づき説明する。
【0042】図1は、本実施の形態に係る画像処理装置
である画像形成装置(または高圧電源装置)の構成を示す
ブロック図であり、同図において、上述した従来例の図
8と同一部分には、同一符号が付してある。
である画像形成装置(または高圧電源装置)の構成を示す
ブロック図であり、同図において、上述した従来例の図
8と同一部分には、同一符号が付してある。
【0043】図1において図8と異なる点は、図8の構
成に、比較回路21、抵抗22,23、プルアップ抵抗
24、ダイオード25及び電圧変換回路26を付加した
ことである。
成に、比較回路21、抵抗22,23、プルアップ抵抗
24、ダイオード25及び電圧変換回路26を付加した
ことである。
【0044】抵抗22,23は、異常電流を判断する閾
値電圧を決定するものである。また、電圧変換回路26
は、比較回路21の出力電圧を、CPU2のI/Oポー
トの入力定格電圧(ここでは0V〜3.3V)に変換す
るものである。
値電圧を決定するものである。また、電圧変換回路26
は、比較回路21の出力電圧を、CPU2のI/Oポー
トの入力定格電圧(ここでは0V〜3.3V)に変換す
るものである。
【0045】負荷電流検出回路11は、通常動作におけ
る最大電流時の検出電圧が、CPU2のA/Dポートの
入力上限電圧(ここでは3.3V)となるように定数設
計されている。
る最大電流時の検出電圧が、CPU2のA/Dポートの
入力上限電圧(ここでは3.3V)となるように定数設
計されている。
【0046】一方、比較回路21の閾値電圧は、異常電
流が流れた場合に負荷電流検出回路11が検出する電圧
値とし、通常動作における最大電流時の検出電圧よりも
大きく且つ画像形成装置(または高圧電源装置)1にダ
メージを与えない範囲で設定されている(ここでは4V
とする)。
流が流れた場合に負荷電流検出回路11が検出する電圧
値とし、通常動作における最大電流時の検出電圧よりも
大きく且つ画像形成装置(または高圧電源装置)1にダ
メージを与えない範囲で設定されている(ここでは4V
とする)。
【0047】比較回路21の出力は、CLKバッファ回
路5、直流電圧変換回路7に接続している。また、電圧
変換回路26を介して、CPU2のI/Oポートにも接
続している。
路5、直流電圧変換回路7に接続している。また、電圧
変換回路26を介して、CPU2のI/Oポートにも接
続している。
【0048】次に、上記構成になる本実施の形態に係る
画像形成装置(または高圧電源装置)1の動作を説明す
る。
画像形成装置(または高圧電源装置)1の動作を説明す
る。
【0049】まず、通常動作時について、図1及び図2
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0050】図2は、本実施の形態に係る画像形成装置
(または高圧電源装置)1の通常動作時における、負荷
電流検出回路11の検出電圧の波形、CPU2のA/D
ポートの入力電圧の波形、比較回路21の出力電圧の波
形及びCPU2のI/Oポートの入力電圧の波形をそれ
ぞれ示す図である。
(または高圧電源装置)1の通常動作時における、負荷
電流検出回路11の検出電圧の波形、CPU2のA/D
ポートの入力電圧の波形、比較回路21の出力電圧の波
形及びCPU2のI/Oポートの入力電圧の波形をそれ
ぞれ示す図である。
【0051】比較回路21は、負荷電流検出回路11の
検出電圧と前記閾値電圧とを比較しており、通常動作時
は、「検出電圧」<「閾値電圧」となる。この場合、比
較回路21の出力はハイインピーダンスとなり、プルア
ップ抵抗24により、比較回路21の出力電圧は5Vと
なる。
検出電圧と前記閾値電圧とを比較しており、通常動作時
は、「検出電圧」<「閾値電圧」となる。この場合、比
較回路21の出力はハイインピーダンスとなり、プルア
ップ抵抗24により、比較回路21の出力電圧は5Vと
なる。
【0052】また、CLKバッファ回路5及び直流電圧
変換回路7は、5Vが入力されている状態では正常に動
作するように構成されている。
変換回路7は、5Vが入力されている状態では正常に動
作するように構成されている。
【0053】また、CPU2のI/Oポートには、電圧
変換回路26を介して3.3Vが入力され、CPU2
は、通常動作であることを認識する。
変換回路26を介して3.3Vが入力され、CPU2
は、通常動作であることを認識する。
【0054】次に、負荷10に異常電流が流れた場合の
動作を、図1及び図3を用いて説明する。
動作を、図1及び図3を用いて説明する。
【0055】図3は、異常電流が流れた場合の、負荷電
流検出回路11の検出電圧の波形、CPU2のA/Dポ
ートの入力電圧の波形、比較回路21の出力電圧の波形
及びCPU2のI/Oポートの入力電圧の波形をそれぞ
れ示す図である。
流検出回路11の検出電圧の波形、CPU2のA/Dポ
ートの入力電圧の波形、比較回路21の出力電圧の波形
及びCPU2のI/Oポートの入力電圧の波形をそれぞ
れ示す図である。
【0056】異常電流が流れた場合は、「検出電圧」>
「閾値電圧」となり、比較回路21の出力は0Vとな
る。CLKバッファ回路5及び直流電圧変換回路7は、
0Vが入力されると動作を停止し、その結果、高圧発生
回路3がオフ(OFF)状態となる。
「閾値電圧」となり、比較回路21の出力は0Vとな
る。CLKバッファ回路5及び直流電圧変換回路7は、
0Vが入力されると動作を停止し、その結果、高圧発生
回路3がオフ(OFF)状態となる。
【0057】また、比較回路21の出力が0Vになる
と、ダイオード25が導通状態となる。その結果、比較
回路21の閾値電圧は、ダイオード25のVf電圧であ
る約0.6Vに低下する。
と、ダイオード25が導通状態となる。その結果、比較
回路21の閾値電圧は、ダイオード25のVf電圧であ
る約0.6Vに低下する。
【0058】従って、負荷電流検出回路11の検出電圧
が0.6V以下になるまで、高圧発生回路3はオフ(O
FF)状態が継続される。そして、負荷電流検出回路1
1の検出電圧が0.6V以下になると、比較回路21の
出力電圧は5Vとなり、再び高圧発生回路3が動作を開
始する。
が0.6V以下になるまで、高圧発生回路3はオフ(O
FF)状態が継続される。そして、負荷電流検出回路1
1の検出電圧が0.6V以下になると、比較回路21の
出力電圧は5Vとなり、再び高圧発生回路3が動作を開
始する。
【0059】また、負荷10に異常電流が流れる状態が
継続していると、前記オン(ON)−オフ(OFF)状
態を繰り返す。即ち、間欠動作を行う。
継続していると、前記オン(ON)−オフ(OFF)状
態を繰り返す。即ち、間欠動作を行う。
【0060】上述したように間欠動作を行うように制御
することにより、画像形成装置(または高圧電源装置)
1が連続的に過負荷状態となることが避けられ、ダメー
ジを回避することができる。
することにより、画像形成装置(または高圧電源装置)
1が連続的に過負荷状態となることが避けられ、ダメー
ジを回避することができる。
【0061】一方、CPU2のI/Oポートには、電圧
変換回路26を介して0Vが入力され、CPU2は、異
常電流が流れたことを検知する。CPU2は、所定時間
内における0Vの積算時間が所定時間を超えた場合、瞬
時的ではなく連続的な異常状態が発生したものと認識
し、画像形成(画像処理)を中止し、異常が発生したこと
を、例えば、不図示の表示パネル等に表示することによ
り、ユーザに報知する。
変換回路26を介して0Vが入力され、CPU2は、異
常電流が流れたことを検知する。CPU2は、所定時間
内における0Vの積算時間が所定時間を超えた場合、瞬
時的ではなく連続的な異常状態が発生したものと認識
し、画像形成(画像処理)を中止し、異常が発生したこと
を、例えば、不図示の表示パネル等に表示することによ
り、ユーザに報知する。
【0062】(第二の実施の形態)次に、本発明の第二
の実施の形態を、図4及び図5に基づき説明する。
の実施の形態を、図4及び図5に基づき説明する。
【0063】尚、本実施の形態に係る画像処理装置であ
る画像形成装置(または高圧電源装置)の基本的な構成
は、上述した第一の実施の形態における図1と同一であ
るから、同図を流用して説明する。
る画像形成装置(または高圧電源装置)の基本的な構成
は、上述した第一の実施の形態における図1と同一であ
るから、同図を流用して説明する。
【0064】上述した第一の実施の形態では、CPU2
は、I/Oポートへ入力される0Vの積算時間が所定時
間を超えた場合に異常状態が発生したと認識した。
は、I/Oポートへ入力される0Vの積算時間が所定時
間を超えた場合に異常状態が発生したと認識した。
【0065】しかし、本実施の形態では、CPU2は、
I/Oポートに入力される電圧値の変化回数(周波数)
により、異常状態が発生したと認識する構成としたもの
である。
I/Oポートに入力される電圧値の変化回数(周波数)
により、異常状態が発生したと認識する構成としたもの
である。
【0066】図4及び図5は、本実施の形態に係る画像
形成装置(または高圧電源装置)1において異常電流が
流れた場合の、負荷電流検出回路11の検出電圧の波
形、CPU2のA/Dポートの入力電圧の波形、比較回
路21の出力電圧の波形及びCPU2のI/Oポートの
入力電圧の波形をそれぞれ示す図であり、図4は、異常
電流が小さい場合の波形、図5は、異常電流が大きい場
合の波形である。
形成装置(または高圧電源装置)1において異常電流が
流れた場合の、負荷電流検出回路11の検出電圧の波
形、CPU2のA/Dポートの入力電圧の波形、比較回
路21の出力電圧の波形及びCPU2のI/Oポートの
入力電圧の波形をそれぞれ示す図であり、図4は、異常
電流が小さい場合の波形、図5は、異常電流が大きい場
合の波形である。
【0067】異常電流が大きいほど、CPU2のI/O
ポートに入力される電圧値の変化回数が多くなる(周波
数が高くなる)。
ポートに入力される電圧値の変化回数が多くなる(周波
数が高くなる)。
【0068】CPU2は、所定時間内におけるI/Oポ
ートの電圧変化回数が所定回数を超えた場合、異常状態
が発生したものと認識し、画像形成(画像処理)を中止
し、異常が発生したことを、例えば、不図示の表示パネ
ル等に表示することにより、ユーザに報知する。
ートの電圧変化回数が所定回数を超えた場合、異常状態
が発生したものと認識し、画像形成(画像処理)を中止
し、異常が発生したことを、例えば、不図示の表示パネ
ル等に表示することにより、ユーザに報知する。
【0069】(第三の実施の形態)次に、本発明の第三
の実施の形態を図6及び図7に基づき説明する。
の実施の形態を図6及び図7に基づき説明する。
【0070】上述した第一及び第二の実施の形態におい
ては、CPU2は、I/Oポートの入力電圧により異常
状態の発生を検知していた。
ては、CPU2は、I/Oポートの入力電圧により異常
状態の発生を検知していた。
【0071】しかし、本実施の形態では、CPU2は、
I/Oポートの入力電圧ではなく、A/Dポートの入力電
圧により、異常状態の発生を検知する構成としたもので
ある。
I/Oポートの入力電圧ではなく、A/Dポートの入力電
圧により、異常状態の発生を検知する構成としたもので
ある。
【0072】図6は、本実施の形態に係る画像処理装置
である画像形成装置(または高圧電源装置)の構成を示
すブロック図であり、同図において、図1と同一部分に
は同一符号が付してある。
である画像形成装置(または高圧電源装置)の構成を示
すブロック図であり、同図において、図1と同一部分に
は同一符号が付してある。
【0073】図6において図1と異なる点は、図1の構
成から電圧変換回路26及びCPU2のI/Oポートへ
の入力を削除したことである。
成から電圧変換回路26及びCPU2のI/Oポートへ
の入力を削除したことである。
【0074】本実施の形態においては、電圧変換回路2
6を削除したことにより、コストダウンを図ることがで
きる。また、比較回路21とCPU2とが離れている場
合、両者を接続するケーブルが削除可能となり、更にコ
ストダウンを図ることができる。
6を削除したことにより、コストダウンを図ることがで
きる。また、比較回路21とCPU2とが離れている場
合、両者を接続するケーブルが削除可能となり、更にコ
ストダウンを図ることができる。
【0075】図7は、本実施の形態に係る画像形成装置
(または高圧電源装置)1において異常電流が流れた場
合の、負荷電流検出回路11の検出電圧の波形、CPU
2のA/Dポートの入力電圧の波形及び比較回路21の
出力電圧の波形をそれぞれ示す図である。
(または高圧電源装置)1において異常電流が流れた場
合の、負荷電流検出回路11の検出電圧の波形、CPU
2のA/Dポートの入力電圧の波形及び比較回路21の
出力電圧の波形をそれぞれ示す図である。
【0076】図7に示す通り、常電流が発生した場合、
CPU2のA/Dポートの入力電圧は、3.3Vと0.6
Vの間で変化する。
CPU2のA/Dポートの入力電圧は、3.3Vと0.6
Vの間で変化する。
【0077】CPU2は、A/Dポートで検出した電圧
値の状態が、少なくとも下記(1)〜(4)のいずれか
に当てはまる場合に異常状態であると認識し、画像形成
(画像処理)を中止し、異常が発生したことを、例えば、
不図示の表示パネル等に表示することにより、ユーザに
報知する。 (1)定時間内における3.3Vの積算検出時間が所定
時間を超えた場合 (2)定時間内における3.3V及び0.6Vの各々の検
出回数が所定回数を超えた場合 (3)3.3Vから0.6Vへの変化時間が所定時間よ
りも短い場合 (4)0.6Vから3.3Vへの変化時間が所定時間より
も短い場合 (その他の実施の形態)上述した第一乃至第三の実施の
形態では、異常電流が流れた場合、「トランス駆動CL
K信号」と「PWM信号による高圧出力設定値」の両方
をオフ(OFF)することにより、高圧発生回路3をオ
フ(OFF)させた。しかし、高圧発生回路3をオフす
る方法は、上記方法に限定されるものではなく、例え
ば、「トランス駆動CLK信号」若しくは「PWM信号
による高圧出力設定値」のどちらか一方であっても良い
し、または高圧発生回路3の電源電圧をオフする等の他
の方法であっても構わない。
値の状態が、少なくとも下記(1)〜(4)のいずれか
に当てはまる場合に異常状態であると認識し、画像形成
(画像処理)を中止し、異常が発生したことを、例えば、
不図示の表示パネル等に表示することにより、ユーザに
報知する。 (1)定時間内における3.3Vの積算検出時間が所定
時間を超えた場合 (2)定時間内における3.3V及び0.6Vの各々の検
出回数が所定回数を超えた場合 (3)3.3Vから0.6Vへの変化時間が所定時間よ
りも短い場合 (4)0.6Vから3.3Vへの変化時間が所定時間より
も短い場合 (その他の実施の形態)上述した第一乃至第三の実施の
形態では、異常電流が流れた場合、「トランス駆動CL
K信号」と「PWM信号による高圧出力設定値」の両方
をオフ(OFF)することにより、高圧発生回路3をオ
フ(OFF)させた。しかし、高圧発生回路3をオフす
る方法は、上記方法に限定されるものではなく、例え
ば、「トランス駆動CLK信号」若しくは「PWM信号
による高圧出力設定値」のどちらか一方であっても良い
し、または高圧発生回路3の電源電圧をオフする等の他
の方法であっても構わない。
【0078】また、上述した第一乃至第三の実施の形態
では、CPU2が異常状態を認識した場合、画像形成
(画像処理)を中止する構成とした。しかし、異常状態を
認識した場合の保護動作は、画像形成を中止することに
限定されるものではなく、例えば、所定の出力バイアス
を低下させて画像形成を実行し、画像形成が終了した後
に、異常が発生したことを表示パネル等に表示すること
により、ユーザに報知する構成としても構わない。
では、CPU2が異常状態を認識した場合、画像形成
(画像処理)を中止する構成とした。しかし、異常状態を
認識した場合の保護動作は、画像形成を中止することに
限定されるものではなく、例えば、所定の出力バイアス
を低下させて画像形成を実行し、画像形成が終了した後
に、異常が発生したことを表示パネル等に表示すること
により、ユーザに報知する構成としても構わない。
【0079】また、上述した第一乃至第三の実施の形態
では、異常が発生したことを表示パネル等に表示するこ
とにより、ユーザに報知する構成とした。しかし、報知
手段は表示パネルに限定されるものではなく、例えば、
コントローラを経由してPC(パーソナルコンピュータ)
の画面上に報知する構成や、インターネットを介してサ
ービスセンターに報知する構成としても構わない。
では、異常が発生したことを表示パネル等に表示するこ
とにより、ユーザに報知する構成とした。しかし、報知
手段は表示パネルに限定されるものではなく、例えば、
コントローラを経由してPC(パーソナルコンピュータ)
の画面上に報知する構成や、インターネットを介してサ
ービスセンターに報知する構成としても構わない。
【0080】また、本発明の目的は、上記各実施の形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出して実行することによっても達成されることは言うま
でもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み
出して実行することによっても達成されることは言うま
でもない。
【0081】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。
【0082】また、プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0083】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷に異常電流が流れた場合は回路構成で高圧出力をオ
フ(OFF)する構成とすることで、画像処理装置及び
高圧電源装置を確実に保護することが可能となる。
負荷に異常電流が流れた場合は回路構成で高圧出力をオ
フ(OFF)する構成とすることで、画像処理装置及び
高圧電源装置を確実に保護することが可能となる。
【0086】また、通常制御に使用する負荷電流検出精
度を犠牲にすることなく異常電流を検知することが可能
なため、通常制御が不安定になることを防止できる。
度を犠牲にすることなく異常電流を検知することが可能
なため、通常制御が不安定になることを防止できる。
【0087】また、異常電流が流れた場合の画像処理装
置及び高圧電源装置の保護は、回路構成で実施されてい
るため、画像処理装置は異常電流が瞬時的か連続的かを
確実に判断することが可能となり、不必要に画像処理が
停止してしまうということを防止できる。
置及び高圧電源装置の保護は、回路構成で実施されてい
るため、画像処理装置は異常電流が瞬時的か連続的かを
確実に判断することが可能となり、不必要に画像処理が
停止してしまうということを防止できる。
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置
(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置
における通常動作時の波形図である。
における通常動作時の波形図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る画像処理装置
における異常電流発生時の波形図である。
における異常電流発生時の波形図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係る画像処理装置
における異常電流が小さい場合の波形図である。
における異常電流が小さい場合の波形図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係る画像処理装置
における異常電流が小さい場合の波形図である。
における異常電流が小さい場合の波形図である。
【図6】本発明の第三の実施の形態に係る画像処理装置
(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
(または高圧電源装置)の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の第三の実施の形態に係る画像処理装置
における異常電流発生時の波形図である。
における異常電流発生時の波形図である。
【図8】従来の画像処理装置(または高圧電源装置)の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
1 画像形成装置(画像処理装置(または高圧電源装
置) 2 CPU 3 高圧発生回路 4 平滑回路 5 CLKバッファ回路 6 トランス駆動回路 7 直流電圧変換回路 8 定電圧制御回路 9 出力電圧検出回路 10 負荷 11 負荷電流検出回路 12 抵抗 13 コンデンサ 14 クランプダイオード 21 比較回路 22 抵抗 23 抵抗 24 抵抗 25 ダイオード 26 電圧変換回路
置) 2 CPU 3 高圧発生回路 4 平滑回路 5 CLKバッファ回路 6 トランス駆動回路 7 直流電圧変換回路 8 定電圧制御回路 9 出力電圧検出回路 10 負荷 11 負荷電流検出回路 12 抵抗 13 コンデンサ 14 クランプダイオード 21 比較回路 22 抵抗 23 抵抗 24 抵抗 25 ダイオード 26 電圧変換回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G05F 1/10 304 G05F 1/10 304E
304J
Fターム(参考) 2C061 AQ06 HV01 HV23 HV45
2H027 DA01 DA03 DE04 DE05 DE07
EK06 EK11 EK13 ZA01
5G004 AA04 BA03 BA04 DB03 DB04
DC14
5H410 DD02 EB25 FF03 FF05 FF25
FF26 LL02 LL06 LL20
Claims (61)
- 【請求項1】昇圧トランスにより出力される脈流電圧を
整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段によ
り生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段と、
前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を検出
する電流検出手段とを有する高圧電源装置において、前
記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流出
力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御手段を
有することを特徴とする高電圧電源装置。 - 【請求項2】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値に
なるように制御する第2の制御手段を有することを特徴
とする請求項1に記載の高電圧電源装置。 - 【請求項3】前記電流検出手段の検出電流を検知し、前
記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御手段
を制御する第3の制御手段を有することを特徴とする請
求項2に記載の高圧電源装置。 - 【請求項4】前記直流出力電圧をオフ(OFF)するよ
うに制御する制御手段は、異常電流が流れ続けた場合に
は間欠動作することを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載の高圧電源装置。 - 【請求項5】前記直流出力電圧をオフ(OFF)するよ
うに制御する制御手段が異常電流と判断する電流は、前
記第3の制御手段における検出電流の検知範囲外である
ことを特徴とする請求項3または4に記載の高圧電源装
置。 - 【請求項6】前記第3の制御手段が異常状態を検知した
場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御手段を有す
ることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の
高圧電源装置。 - 【請求項7】前記保護制御手段は、少なくとも前記電流
検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実行され
ることを特徴とする請求項6に記載の高圧電源装置。 - 【請求項8】前記保護制御手段は、少なくとも前記電流
検出手段の検知結果に基づいて実行されることを特徴と
する請求項6に記載の高圧電源装置。 - 【請求項9】前記保護制御手段が実行されたことを報知
する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至8
のいずれかに記載の高圧電源装置。 - 【請求項10】昇圧トランスにより出力される脈流電圧
を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段に
より生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段
と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段とを備えた画像処理装置におい
て、 前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流
出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御手段
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項11】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値
になるように制御する第2の制御手段を有することを特
徴とする請求項10に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】前記電流検出手段の検出電流を検知し、
前記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御手
段を制御する第3の制御手段を有することを特徴とする
請求項11に記載の画像処理装置。 - 【請求項13】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御手段は、異常電流が流れ続けた場合
には間欠動作することを特徴とする請求項10乃至12
のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項14】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御手段が異常電流と判断する電流は、
前記第3の制御手段における検出電流の検知範囲外であ
ることを特徴とする請求項12または13に記載の画像
処理装置。 - 【請求項15】前記第3の制御手段が異常状態を検知し
た場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御手段を有
することを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに
記載の画像処理装置。 - 【請求項16】前記保護制御手段は、少なくとも前記電
流検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実行さ
れることを特徴とする請求項15に記載の画像処理装
置。 - 【請求項17】前記保護制御手段は、少なくとも前記電
流検出手段の検知結果に基づいて実行されることを特徴
とする請求項15に記載の画像処理装置。 - 【請求項18】前記保護制御手段は、画像処理を停止す
ることであることを特徴とする請求項15乃至17のい
ずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項19】前記保護制御手段は、所定の高圧出力電
圧を低下させて画像処理を実行することを特徴とする請
求項15乃至17のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項20】前記保護制御手段が実行されたことを報
知する報知手段を有することを特徴とする請求項10乃
至17のいずれかに記載の画像処理装置。 - 【請求項21】 昇圧トランスにより出力される脈流電
圧を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段
により生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段
と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段とを有する高圧電源装置を制御す
るための制御方法であって、 前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流
出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御ステ
ップを有することを特徴とする高電圧電源装置の制御方
法。 - 【請求項22】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値
になるように制御する第2の制御ステップを有すること
を特徴とする請求項21に記載の高電圧電源装置の制御
方法。 - 【請求項23】前記電流検出手段の検出電流を検知し、
前記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御ス
テップを制御する第3の制御ステップを有することを特
徴とする請求項22に記載の高圧電源装置の制御方法。 - 【請求項24】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップは、異常電流が流れ続けた
場合には間欠動作することを特徴とする請求項21乃至
23のいずれかに記載の高圧電源装置の制御方法。 - 【請求項25】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップが異常電流と判断する電流
は、前記第3の制ステップにおける検出電流の検知範囲
外であることを特徴とする請求項23または24に記載
の高圧電源装置の制御方法。 - 【請求項26】前記第3の制御ステップが異常状態を検
知した場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御ステ
ップを有することを特徴とする請求項23乃至25のい
ずれかに記載の高圧電源装置の制御方法。 - 【請求項27】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実
行されることを特徴とする請求項26に記載の高圧電源
装置の制御方法。 - 【請求項28】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段の検知結果に基づいて実行されることを
特徴とする請求項26に記載の高圧電源装置の制御方
法。 - 【請求項29】前記保護制御ステップが実行されたこと
を報知する報知ステップを有することを特徴とする請求
項21乃至28のいずれかに記載の高圧電源装置の制御
方法。 - 【請求項30】昇圧トランスにより出力される脈流電圧
を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段に
より生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段
と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段とを有する高圧電源装置を制御す
るためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムで
あって、 前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流
出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御ステ
ップをコンピュータに実行させるためのプログラムコー
ドから成ることを特徴とする高電圧電源装置の制御プロ
グラム。 - 【請求項31】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値
になるように制御する第2の制御ステップをコンピュー
タに実行させるためのプログラムコードから成ることを
特徴とする請求項30に記載の高電圧電源装置の制御プ
ログラム。 - 【請求項32】前記電流検出手段の検出電流を検知し、
前記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御ス
テップを制御する第3の制御ステップをコンピュータに
実行させるためのプログラムコードから成ることを特徴
とする請求項31に記載の高圧電源装置の制御プログラ
ム。 - 【請求項33】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップは、異常電流が流れ続けた
場合には間欠動作することを特徴とする請求項30乃至
32のいずれかに記載の高圧電源装置の制御プログラ
ム。 - 【請求項34】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップが異常電流と判断する電流
は、前記第3の制ステップにおける検出電流の検範囲外
であることを特徴とする請求項32または33に記載の
高圧電源装置の制御プログラム。 - 【請求項35】前記第3の制御ステップが異常状態を検
知した場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御ステ
ップをコンピュータに実行させるためのプログラムコー
ドから成ることを特徴とする請求項32乃至34のいず
れかに記載の高圧電源装置の制御プログラム。 - 【請求項36】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実
行されることを特徴とする請求項35に記載の高圧電源
装置の制御プログラム。 - 【請求項37】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段の検知結果に基づいて実行されることを
特徴とする請求項35に記載の高圧電源装置の制御プロ
グラム。 - 【請求項38】前記保護制御ステップが実行されたこと
を報知する報知ステップをコンピュータに実行させるた
めのプログラムコードから成ることを特徴とする請求項
35乃至37のいずれかに記載の高圧電源装置の制御プ
ログラム。 - 【請求項39】昇圧トランスにより出力される脈流電圧
を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段に
より生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段
と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段とを備えた画像処理装置を制御す
るための制御方法であって、 前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流
出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御ステ
ップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方
法。 - 【請求項40】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値
になるように制御する第2の制御手段を有することを特
徴とする請求項39に記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項41】前記電流検出手段の検出電流を検知し、
前記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御手
段を制御する第3の制御手段を有することを特徴とする
請求項40に記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項42】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御手段は、異常電流が流れ続けた場合
には間欠動作することを特徴とする請求項39乃至41
のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項43】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御手段が異常電流と判断する電流は、
前記第3の制御手段における検出電流の検知範囲外であ
ることを特徴とする請求項41または42に記載の画像
処理装置の制御方法。 - 【請求項44】前記第3の制御手段が異常状態を検知し
た場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御手段を有
することを特徴とする請求項41乃至43のいずれかに
記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項45】前記保護制御手段は、少なくとも前記電
流検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実行さ
れることを特徴とする請求項44に記載の画像処理装置
の制御方法。 - 【請求項46】前記保護制御手段は、少なくとも前記電
流検出手段の検知結果に基づいて実行されることを特徴
とする請求項44に記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項47】前記保護制御手段は、画像処理を停止す
ることであることを特徴とする請求項44乃至46のい
ずれかに記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項48】前記保護制御手段は、所定の高圧出力電
圧を低下させて画像処理を実行することを特徴とする請
求項44乃至46のいずれかに記載の画像処理装置の制
御方法。 - 【請求項49】前記保護制御手段が実行されたことを報
知する報知手段を有することを特徴とする請求項44乃
至48のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。 - 【請求項50】昇圧トランスにより出力される脈流電圧
を整流及び平滑して直流出力電圧を生成する平滑手段に
より生成される直流出力電圧を検出する電圧検出手段
と、前記直流出力電圧が印加される負荷に流れる電流を
検出する電流検出手段とを備えた画像処理装置を制御す
るためのコンピュータ読み取り可能な制御プログラムで
あって、 前記電流検出手段が異常電流を検出した場合、前記直流
出力電圧をオフ(OFF)するように制御する制御ステ
ップをコンピュータに実行させるためのプログラムコー
ドから成ることを特徴とする画像処理装置の制御プログ
ラム。 - 【請求項51】前記電圧検出手段の検出電圧が所定の値
になるように制御する第2の制御ステップをコンピュー
タに実行させるためのプログラムコードから成ることを
特徴とする請求項50に記載の画像処理装置の制御プロ
グラム。 - 【請求項52】前記電流検出手段の検出電流を検知し、
前記検出電流が所定の値となるように前記第2の制御手
段を制御する第3の制御ステップをコンピュータに実行
させるためのプログラムコードから成ることを特徴とす
る請求項51に記載の画像処理装置の制御プログラム。 - 【請求項53】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップは、異常電流が流れ続けた
場合には間欠動作することを特徴とする請求項50乃至
52のいずれかに記載の画像処理装置の制御プログラ
ム。 - 【請求項54】前記直流出力電圧をオフ(OFF)する
ように制御する制御ステップが異常電流と判断する電流
は、前記第3の制御ステップにおける検出電流の検知範
囲外であることを特徴とする請求項52または53に記
載の画像処理装置の制御プログラム。 - 【請求項55】前記第3の制御ステップが異常状態を検
知した場合、前記高圧電源装置を保護する保護制御ステ
ップをコンピュータに実行させるためのプログラムコー
ドから成ることを特徴とする請求項52乃至54のいず
れかに記載の画像処理装置の制御プログラム。 - 【請求項56】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段が異常電流を検出した結果に基づいて実
行されることを特徴とする請求項55に記載の画像処理
装置の制御プログラム。 - 【請求項57】前記保護制御ステップは、少なくとも前
記電流検出手段の検知結果に基づいて実行されることを
特徴とする請求項55に記載の画像処理装置の制御プロ
グラム。 - 【請求項58】前記保護制御ステップは、画像処理を停
止することであることを特徴とする請求項55乃至57
のいずれかに記載の画像処理装置の制御プログラム。 - 【請求項59】前記保護制御ステップは、所定の高圧出
力電圧を低下させて画像処理を実行することを特徴とす
る請求項55乃至57のいずれかに記載の画像処理装置
の制御プログラム。 - 【請求項60】前記保護制御ステップが実行されたこと
を報知する報知ステップを有することを特徴とする請求
項55乃至59のいずれかに記載の画像処理装置の制御
プログラム。 - 【請求項61】請求項30乃至38及び50乃至60に
記載の制御プログラムを格納したことを特徴とする記憶
媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005978A JP2003209921A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005978A JP2003209921A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003209921A true JP2003209921A (ja) | 2003-07-25 |
Family
ID=27644869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005978A Pending JP2003209921A (ja) | 2002-01-15 | 2002-01-15 | 高圧電源装置及び画像処理装置及び高圧電源装置の制御方法及び高圧電源装置の制御プログラム及び画像処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003209921A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007248831A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008516571A (ja) * | 2004-09-13 | 2008-05-15 | ジェンテックス コーポレイション | 障害保護付きミラー素子駆動回路 |
-
2002
- 2002-01-15 JP JP2002005978A patent/JP2003209921A/ja active Pending
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