JP2003209531A - 光符号分割多重通信用符号干渉除去装置 - Google Patents

光符号分割多重通信用符号干渉除去装置

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JP2003209531A
JP2003209531A JP2002004545A JP2002004545A JP2003209531A JP 2003209531 A JP2003209531 A JP 2003209531A JP 2002004545 A JP2002004545 A JP 2002004545A JP 2002004545 A JP2002004545 A JP 2002004545A JP 2003209531 A JP2003209531 A JP 2003209531A
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JP
Japan
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optical
signal
division multiplex
code division
multiplex communication
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Application number
JP2002004545A
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English (en)
Inventor
Takamasa Yamashita
高雅 山下
実 ▲吉▼田
Minoru Yoshida
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光符号分割多重通信において他チャンネルから
の干渉による復号信号の特性劣化を抑制し、同時に伝送
できる多重数の増大化を図れる光符号分割多重通信用符
号干渉除去装置を提供する。 【解決手段】光符号分割多重方式で複数の光信号を多重
化した伝送信号から所望の光信号を復号する復号手段2
と、該復号手段2で復号された光信号からスーパーコン
ティニウム光を発生させるスーパーコンティニウム光発
生手段4と、前記スーパーコンティニウム光から前記所
望の光信号に対応する波長帯域のスペクトル成分のみを
濾波して出力する信号取り出し用フィルタ5とを備える
光符号分割多重通信用符号干渉除去装置。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光符号分割多重
(OCDM)方式で多重化された光信号から所望の光信
号を復号して精度良く受信できるようにする光符号分割
多重通信用符号干渉除去装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、光符号分割多重通信システムにお
いては、多重化された光信号から復号器で所望チャンネ
ルの光信号を復号した後、その復号された信号を光増幅
器で増幅して受信器に受信されるようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、光符号分割
多重通信による伝送信号は、同じ波長の光信号が同一時
間軸上で多重化されていることから、例えば信号伝送経
路である光ファイバの温度変化などの影響により各信号
の位相条件が変化することによって、復号器で復号され
た光信号に対して、多重されている他チャンネルの光信
号が干渉(ビート)することがあってその復号信号のピ
ークがゆらいだりして不安定になるなど伝送特性の劣化
を招くおそれがあった。 【0004】特に、多重数が増大してくると、復号され
た光信号に他チャンネルの光信号が一層干渉し易くな
る。 【0005】しかしながら、従来のシステムのまま、他
チャンネルの光信号の干渉による伝送特性の劣化を招か
ないようにするならば、多重数が制限されることにな
り、多重化が十分図れないという問題があった。 【0006】本発明は、光符号分割多重通信において他
チャンネルからの干渉による復号信号の特性劣化を抑制
し、同時に伝送できる多重数の増大化を図れる光符号分
割多重通信用符号干渉除去装置を提供することを目的と
する。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
光符号分割多重通信用符号干渉除去装置は、光符号分割
多重方式で複数の光信号を多重化した伝送信号から所望
の光信号を復号する復号手段と、該復号手段で復号され
た光信号からスーパーコンティニウム光を発生させるス
ーパーコンティニウム光発生手段と、前記スーパーコン
ティニウム光から前記所望の光信号に対応するスペクト
ル成分を濾波して出力する信号取り出し用フィルタとを
備えることを特徴とする。 【0008】本発明の請求項1に係る発明によれば、復
号手段で復号された光信号は、スペクトルが広がるスー
パーコンティニウム光に変換され、そのスペクトルが広
がったスーパーコンティニウム光のうち、所望の復号信
号に対応するスペクトル成分を濾波して出力することに
より、その濾波された出力信号については他チャンネル
の干渉の無い状態で所望信号を得ることができる。これ
により、特性劣化の抑制された復号信号を得ることがで
きる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。 【0010】図1は、本発明に係る光符号分割多重通信
用符号干渉除去装置を示すブロック図である。 【0011】図1に示すように、この光符号分割多重通
信用符号干渉除去装置は、光符号分割多重通信システム
における受信器側に設置されるものである。 【0012】1は信号伝送用の光ファイバ、2は光ファ
イバ1で伝送されてきた光信号を復号する復号手段とし
ての復号器、3は復号器2で復号された信号を増幅する
光増幅器、4は光増幅器3で増幅されたその出力信号か
らスーパーコンティニウム光を発生させて出力するスー
パーコンティニウム光発生手段としての光ファイバ、5
は光ファイバ4で発生したスーパーコンティニウム光か
ら所定のスペクトル成分の光信号を濾波する信号取り出
し用フィルタとしてのバンドパスフィルタ、6はバンド
パスフィルタ5から出力された光信号を受信して光電変
換する受信器である。 【0013】光符号分割多重方式で多重化された光信
号、すなわち送信データを表す各ビットを光直交符号で
置き換えることで符号化された信号が多重化された光信
号は、信号伝送用光ファイバ1によって伝送され、復号
手段としての復号器2に入力される。図2には、復号前
の多重化された伝送信号の状態の例を示している。この
復号器2は、入力された光信号のうち所望のチャンネル
を相関演算により符号の識別を行い所望の受信データに
関する光信号を分離して復号する。図3(a)には、復
号器2から出力される復号された後の光信号の状態の例
を示している。この図3の場合、受信器側の符号と一致
して相関波形の中心にピークパルスPを持つ自己相関波
形が生じている。図3(b)には、図3(a)に示され
る光信号におけるピークパルスPを周波数成分と強度と
の関係で示している。 【0014】そして、その復号器2で復号された光信号
をさらに光増幅器3によって増幅し、その増幅された光
信号は光ファイバ4によってスーパーコンティニウム光
を発生させる。図4(a)には、光ファイバ4を通過し
て出力される光信号の状態の例を示している。また、図
4(b)には、図4(a)に示される光信号におけるピ
ークパルスPを周波数成分と強度との関係で示してい
る。したがって、光ファイバ4を通過させた信号は、そ
のピークパルスPにおいてスペクトルが広がったスーパ
ーコンティニウム光となっている。 【0015】ここで、このスーパーコンティニウム光を
発生させる条件として具体例をあげると、光ファイバ4
として分散シフトファイバ3kmに波長1542nm
(分散値0.1ps/nm/km)、パルス幅3.3p
s、ピークパワー1.7Wを入射することにより200
nmにわたる拡散したスペクトルが発生することにな
る。 【0016】そして、この光ファイバ4で発生したスー
パーコンティニウム光が入力され、そのスーパーコンテ
ィニウム光のスペクトル成分のうち、所望の復号信号の
キャリアよりも短波長側に予め設定された所定スペクト
ルについてバンドパスフィルタ5で濾波する(例えば図
4(a)で破線で示される範囲のスペクトルを濾波す
る)。上記具体例についていえば、波長1542nmよ
りも50nm程度短波長側の波長のスペクトルについて
濾波することになる。なお、図5(a)には、バンドパ
スフィルタ5を通して得られた復号信号の状態の例が示
されているとともに、図5(b)には、図5(a)の信
号の周波数と信号強度との関係が示されている。なお、
図5(b)の破線で示す周波数帯域の範囲をバンドパス
フィルタ5で濾波している。 【0017】したがって、ピーク光となっていないため
スーパーコンティニウム光の発生光源となりにくい他チ
ャンネルの光信号の成分はこのバンドパスフィルタ5か
らの出力信号にほとんど含まれないことになる。 【0018】このバンドパスフィルタ5から出力された
所望の復号信号に対応した所定のスペクトル成分の信号
は、受信器6に入力され、受信器6で光電変換されるこ
とになる。 【0019】一方、信号入力がゼロの場合を考えると、
復号器2からの出力は、図3(a)におけるピークパル
スPが存在しない出力となる。この場合、スーパーコン
ティニウム光を発生させるに足りる光源が存在しないこ
とになるので、当該時間帯における出力は、他のチャン
ネルの光信号成分と同様にバンドパスフィルタにより除
去されることになる。 【0020】従って、信号光有り・無しの場合の光パワ
ー差が大となるとともに、信号光の有無に拘わらず他チ
ャンネル信号からの干渉を少なくできるので、その結
果、信号受信の特性を向上させることができる。 【0021】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
でなく、例えば以下に示す応用例や変形例の形態とする
こともできる。 【0022】上記実施形態では、バンドパスフィルタ5
からの出力信号を直接受信器6に入力させるものを示し
たが、バンドパスフィルタ5からの出力信号を増幅した
後受信器6に入力させても良い。 【0023】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、復号手段
で復号された光信号は、スペクトルが広がるスーパーコ
ンティニウム光に変換され、そのスペクトルが広がった
スーパーコンティニウム光のうち、所望の復号信号に対
応するスペクトル成分を濾波して出力することにより、
その濾波された出力信号については他チャンネルの干渉
の無い状態で所望信号を受信でき、所望信号の特性劣化
をきわめて小さく抑制しながらも多重数の増大を図るこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るブロック図 【図2】 復号器に入力される前の伝送信号の例を示す
グラフ 【図3】 復号器で復号された後の信号の例を示すグラ
フ 【図4】 スーパーコンティニウム光発生手段からの出
力信号の例を示すグラフ 【図5】 バンドパスフィルタからの出力信号の例を示
すグラフ 【符号の説明】 2 復号器(復号手段) 4 光ファイバ(スーパーコンティニウム光発生手
段) 5 バンドパスフィルタ(信号取り出し用フィル
タ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K002 AA02 AB40 BA01 CA15 DA10 EA30 GA10 HA26 HA31 5K002 AA04 BA05 CA13 DA01 FA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 光符号分割多重方式で複数の光信号を多
    重化した伝送信号から所望の光信号を復号する復号手段
    と、 該復号手段で復号された光信号からスーパーコンティニ
    ウム光を発生させるスーパーコンティニウム光発生手段
    と、 前記スーパーコンティニウム光から前記所望の光信号に
    対応するスペクトル成分を濾波して出力する信号取り出
    し用フィルタとを備えることを特徴とする光符号分割多
    重通信用符号干渉除去装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074557A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光通信システム、光多重通信システム、光通信方法、光多重通信方法及び光受信装置
JP2008160707A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光受信器

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JP4531496B2 (ja) * 2004-09-03 2010-08-25 日本電信電話株式会社 光通信システム、光多重通信システム、光通信方法、光多重通信方法及び光受信装置
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