JP2003208380A - 情報を表示または作成する装置、方法、プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザからの指示がなくても、インターネッ
ト上のサーバから取得した情報の表示を切換える。 【解決手段】 携帯電話１００は、インターネットに接
続されたＷＥＢサーバと通信する通信部１１０と、テン
プレートデータを記憶する記憶部１３０と、ユーザが操
作部１４２に閲覧要求を入力すると、指定されたアドレ
スにより特定されるＷＥＢサーバに蓄積されたホームペ
ージのデータおよびそのホームページのリンク先のＷＥ
Ｂページのデータを取得して、取得したデータをサムネ
イルデータに変更して、サムネイルデータを記憶部１３
０に記憶されたテンプレートデータに対応付けてアニメ
ーションデータを作成して、作成されたアニメーション
データを表示するように表示部１４４を制御する制御部
１２０とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どにおいて取得したデータの表示に関する技術に関し、
特に、取得したそのままのデータでは表示できないウェ
ブページを表示するための情報表示装置、情報作成装置
およびコンピュータを用いて情報を表示するためのプロ
グラムに関する。

【０００２】

【従来の技術】最近のインターネットの普及に伴い、パ
ーソナルコンピュータ（以下、パソコンという。）を用
いて、ブラウザと呼ばれるアプリケーションで、簡単に
様々なウェブページを閲覧することができる。このよう
なウェブページには、リンク先と呼ばれるウェブページ
のアドレスに関連付けたボタンが表示され、そのボタン
をマウスでクリックすると、そのリンク先のウェブペー
ジを閲覧することができる。したがって、ユーザは、ウ
ェブページを開いて、そのページに配置されたリンク先
のボタンを押すことにより、リンク先のウェブページを
閲覧することができる。

【０００３】また、一方で、携帯電話の多機能化の一つ
として、インターネットブラウザ機能がある。この機能
を用いると、携帯電話を用いてインターネット上のウェ
ブページを閲覧することができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パソコンにおいては、ウェブページおよびウェブページ
のリンク先のページを閲覧するためには、ウェブページ
に表示されたリンク先のボタンをユーザが押さなければ
ならない。そのため、ユーザが積極的にリンク先のボタ
ンを押さなければ、次々とウェブページを表示させるこ
とができない。電子メールの場合も同様に、１画面に表
示しきれない大きな容量のメールや複数のメールを閲覧
するためには、メールブラウザのスクロールボタンや個
々のメールを閲覧するためのボタンを押すなどのアクシ
ョンをユーザが行なう必要がある。また、携帯電話は、
パソコンに比較して、その表示部ははるかに小さいた
め、表示できる情報量もはるかに小さい。そのため、従
来の携帯電話では、インターネットから受信したウェブ
ページを表示できない場合がある。

【０００５】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであって、ユーザからの指示がなくても、イ
ンターネット上のサーバ装置から予め定められた情報項
目を受信して、次々に表示を切換えることができる、情
報表示装置、情報作成装置およびコンピュータを用いて
情報を表示するためのプログラムを提供することであ
る。さらに、携帯電話などにおいて、多くの情報を含む
インターネット上の情報項目を、ユーザが見易いように
再構築することができる、情報表示装置、情報作成装置
およびコンピュータを用いて情報を表示するためのプロ
グラムを提供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】第１の発明に係る情報表
示装置は、他の装置と通信するための通信手段と、他の
装置から受信した複数の情報項目を記憶するための記憶
手段と、予め定められたテンプレートに複数の情報項目
を対応付けするための処理手段と、情報項目を表示する
ための表示手段と、複数の情報項目が対応付けされたテ
ンプレートに基づいて、ユーザの指示に関する予め定め
られた条件に従って複数の情報項目を切換えて表示手段
に表示するように、処理手段と表示手段とを制御するた
めの制御手段とを含む。

【０００７】第１の発明によると、通信手段により他の
装置から受信した複数の情報項目は、記憶手段に記憶さ
れる。処理手段により複数の情報項目は、テンプレート
に対応付けされる。このとき複数のキーフレームを有す
るアニメーションテンプレートであれば、複数のキーフ
レームのそれぞれに対応する情報項目が対応付けされ
る。制御手段は、たとえば予め定められた時間の間にユ
ーザの指示がないと、テンプレートに基づいて、１のキ
ーフレームに対応付けられた情報項目の表示を、次のキ
ーフレームに対応付けられた情報項目の表示に切換え
る。これにより、たとえばインターネット上で閲覧でき
る複数のホームページの表示を、次々に切換えて表示す
ることができる。その結果、ユーザからの指示がなくて
も、インターネット上のサーバ装置から予め定められた
情報項目を受信して、次々に表示を切換えることができ
る情報表示装置を提供することができる。

【０００８】第２の発明に係る情報表示装置は、第１の
発明の構成に加えて、通信手段は、インターネットに接
続された他の装置と通信するための手段を含む。記憶手
段は、他の装置から、ウェブページの情報項目と、ウェ
ブページに関連付けられたリンク先の情報項目とを記憶
するための手段を含む。制御手段は、ウェブページの情
報項目およびリンク先の情報項目が対応付けされたテン
プレートに基づいて、複数の情報項目を切換えて表示手
段に表示するように、処理手段と表示手段とを制御する
ための手段を含む。

【０００９】第２の発明によると、インターネットに接
続された他の装置から送信された、ウェブページの情報
項目、ウェブページに関連付けられたリンク先の情報項
目が記憶される。制御手段は、たとえば予め定められた
時間の間にユーザの指示がないと、テンプレートに基づ
いて、１のキーフレームに対応付けられたウェブページ
の情報項目の表示を、次のキーフレームに対応付けられ
たそのウェブページのリンク先のウェブページの情報項
目の表示に切換える。これにより、たとえばインターネ
ット上で閲覧できる複数のホームページの表示を、次々
に切換えて表示することができる。その結果、ユーザか
らの指示がなくても、インターネット上のサーバ装置か
ら予め定められた情報項目を受信して、次々に表示を切
換えることができる情報表示装置を提供することができ
る。

【００１０】第３の発明に係る情報表示装置は、第１ま
たは第２の発明の構成に加えて、記憶手段に接続され、
記憶手段に記憶された情報項目の中から、予め定められ
た条件を満足する情報項目を抽出するための抽出手段を
さらに含む。処理手段は、予め定められたテンプレート
に、抽出手段により抽出された複数の情報項目を対応付
けするための手段を含む。

【００１１】第３の発明によると、抽出手段は、たとえ
ばテキストデータだけからなる情報項目を抽出する。こ
れにより、ウェブページの中で必要なデータだけを抽出
して、表示手段による表示の対象とすることができる。
その結果、携帯電話などにおいて、多くの情報を含むイ
ンターネット上の情報項目を、ユーザが見易いように再
構築することができる、情報表示装置を提供することが
できる。

【００１２】第４の発明に係る情報表示装置は、第３の
発明の構成に加えて、抽出手段は、記憶手段に記憶され
た情報項目の中から、情報項目の種類に関する条件を満
足する情報項目を抽出するための手段を含む。

【００１３】第４の発明によると、抽出手段は、たとえ
ば情報項目の種類であるテキストデータからなる情報項
目、画像データからなる情報項目などを抽出する。これ
により、ウェブページの中で必要なデータだけを抽出し
て、表示手段による表示の対象とすることができる。

【００１４】第５の発明に係る情報表示装置は、第１ま
たは第２の発明の構成に加えて、記憶手段に接続され、
記憶手段に記憶された情報項目を予め定められた形式の
情報項目に変換するための変換手段をさらに含む。処理
手段は、予め定められたテンプレートに、変換手段によ
り変換された複数の情報項目を対応付けするための手段
を含む。

【００１５】第５の発明によると、変換手段は、テンプ
レートに情報項目の対応付けをする前に、情報項目を予
め定められた形式（データ形式、データ量など）に変換
する。これにより、テンプレートに対応させた情報項目
を作成することができる。

【００１６】第６の発明に係る情報表示装置は、第１ま
たは第２の発明の構成に加えて、情報表示装置のユーザ
が指示を入力するための入力手段をさらに含む。制御手
段は、複数の情報項目が対応付けされたテンプレートに
基づいて、入力手段から入力されたユーザの指示と、ユ
ーザの指示に関する予め定められた条件とに従って、複
数の情報項目を切換えて表示手段に表示するように、処
理手段と表示手段とを制御するための手段を含む。

【００１７】第６の発明によると、制御情報付きのテン
プレートデータを用いて、ユーザがたとえば「次ペー
ジ」に対応するボタンを入力すると、制御情報に基づい
て「次ページ」を表示手段に表示する。これにより、入
力手段に入力されたユーザの指示に基づいて、テンプレ
ートに対応付けされた情報項目を出力させることができ
る。

【００１８】第７の発明に係る情報表示装置は、第１ま
たは第２の発明の構成に加えて、情報表示装置のユーザ
が、他の装置から受信する情報項目に関する条件を指定
するための指定手段をさらに含む。記憶手段は、指定手
段により指定された、他の装置から受信する情報項目に
関する条件を満足するように、他の装置から受信した複
数の情報項目を記憶するための手段を含む。

【００１９】第７の発明によると、指定手段により、た
とえば他の装置から受信する情報項目の量または情報項
目のデータの種類を指定しておくと、他の装置からその
量を越えない範囲の情報項目だけを受信したり、必要な
データ形式の情報項目だけを受信したりすることができ
る。

【００２０】第８の発明に係る情報表示装置は、第６の
発明の構成に加えて、指定手段は、情報表示装置のユー
ザが、他の装置から受信する情報項目に関する、情報項
目の種類に関する条件を指定するための手段を含む。

【００２１】第８の発明によると、指定手段には、情報
項目の種類（データ形式等）が指定され、その指定に基
づいて、他の装置から情報項目を受信することができ
る。

【００２２】第９の発明に係る情報表示装置は、第６の
発明の構成に加えて、指定手段は、情報表示装置のユー
ザが、他の装置から受信する情報項目に関する、情報項
目の量に関する条件を指定するための手段を含む。

【００２３】第９の発明によると、指定手段により、他
の装置から受信する情報の量を指定しておくと、他の装
置からその量を越えない範囲で、情報項目を受信するこ
とができる。

【００２４】第１０の発明に係る情報表示装置は、第１
または第２の発明の構成に加えて、複数のテンプレート
と、各テンプレートに対応したテンプレートの適用条件
を含むテンプレート適用情報とを記憶するためのテンプ
レート記憶手段と、テンプレート記憶手段に接続され、
適用条件に従って、複数のテンプレートの中から１のテ
ンプレートを選択するための選択手段とをさらに含む。

【００２５】第１０の発明によると、選択手段は、たと
えば情報表示装置の種類、現在の日時および時間、情報
表示装置の現在位置等に関する適用条件に基づいて、複
数のテンプレートの中から１のテンプレートを選択す
る。これにより、最適なテンプレートを選択できる。

【００２６】第１１の発明に係る情報表示装置は、第１
０の発明の構成に加えて、選択手段は、前記情報表示装
置の種類に関する適用条件に従って、複数のテンプレー
トの中から１のテンプレートを選択するための手段を含
む。

【００２７】第１１の発明によると、選択手段は、情報
表示装置の種類に関する適用条件に基づいて、複数のテ
ンプレートの中から１のテンプレートを選択する。これ
により、情報表示装置の種類毎に最適なテンプレートを
選択できる。

【００２８】第１２の発明に係る情報表示装置は、第１
０の発明の構成に加えて、選択手段は、時間に関する適
用条件に従って、複数のテンプレートの中から１のテン
プレートを選択するための手段を含む。

【００２９】第１２の発明によると、選択手段は、時間
に関する適用条件に基づいて、複数のテンプレートの中
から１のテンプレートを選択する。これにより、時間帯
毎に最適なテンプレートを選択できる。

【００３０】第１３の発明に係る情報表示装置は、第１
０の発明の構成に加えて、自己の現在位置を検知するた
めの検知手段をさらに含む。選択手段は、情報表示装置
の現在位置に関する適用条件に従って、複数のテンプレ
ートの中から１のテンプレートを選択するための手段を
含む。

【００３１】第１３の発明によると、選択手段は、情報
表示装置の現在位置に関する適用条件に基づいて、複数
のテンプレートの中から１のテンプレートを選択する。
これにより、情報表示装置の現在位置毎に最適なテンプ
レートを選択できる。

【００３２】第１４の発明に係る情報表示装置は、第１
０の発明の構成に加えて、選択手段は、電子メールの情
報に関する適用条件に従って、複数のテンプレートの中
から１のテンプレートを選択するための手段を含む。

【００３３】第１４の発明によると、選択手段は、情報
表示装置が表示する電子メールの情報に関する適用条件
に基づいて、複数のテンプレートの中から１のテンプレ
ートを選択する。これにより、情報表示装置に表示され
る電子メールの情報毎に最適なテンプレートを選択でき
る。

【００３４】第１５の発明に係る情報作成装置は、第１
の装置および第２の装置と通信するための通信手段と、
通信手段に接続され、第１の装置から情報作成要求情報
を受信するための受信手段と、通信手段に接続され、情
報作成要求情報に基づいて第２の装置から受信した複数
の情報項目を記憶するための記憶手段と、記憶手段に接
続され、予め定められたテンプレートに複数の情報項目
を対応付けするための処理手段と、処理手段と通信手段
とに接続され、複数の情報項目が対応付けされたテンプ
レートを、第１の装置に送信するための送信手段とを含
む。

【００３５】第１５の発明によると、通信手段により第
２の装置から受信した複数の情報項目は、記憶手段に記
憶される。処理手段により複数の情報項目は、テンプレ
ートに対応付けされる。このとき複数のキーフレームを
有するアニメーションテンプレートであれば、複数のキ
ーフレームのそれぞれに対応する情報項目が対応付けさ
れる。送信手段は、このテンプレートを第１の装置に送
信する。これにより、たとえばインターネット上で閲覧
できる複数のホームページの表示を、次々に切換えて表
示することができるテンプレートを作成して、情報表示
装置に送信することができる。その結果、ユーザからの
指示がなくても、インターネット上のサーバ装置から受
信した情報項目に基づいて、次々に表示を切換えること
ができるテンプレートを作成することができる情報作成
装置を提供することができる。

【００３６】第１６の発明に係る情報作成装置は、第１
５の発明の構成に加えて、通信手段は、インターネット
に接続された第１の装置および第２の装置と通信するた
めの手段を含む。受信手段は、第１の装置から、第２の
装置のアドレスを含む情報作成要求情報を受信するため
の手段を含む。記憶手段は、第２の装置から、ウェブペ
ージの情報項目と、ウェブページに関連付けられたリン
ク先の情報項目とを記憶するための手段を含む。送信手
段は、ウェブページの情報項目とリンク先の情報項目と
が対応付けされたテンプレートを、第１の装置に送信す
るための手段を含む。

【００３７】第１６の発明によると、インターネットに
接続された第２の装置から送信された、ウェブページの
情報項目、ウェブページに関連付けられたリンク先の情
報項目が記憶される。送信手段は、テンプレートを第１
の装置に送信する。このとき送信されるテンプレートを
用いると、たとえば予め定められた時間の間にユーザの
指示がないと、そのテンプレートに基づいて、１のキー
フレームに対応付けられたウェブページの情報項目の表
示を、次のキーフレームに対応付けられたそのウェブペ
ージのリンク先のウェブページの情報項目の表示に切換
えることができる。これにより、たとえばインターネッ
ト上で閲覧できる複数のホームページの表示を、次々に
切換えて表示することができる。その結果、ユーザから
の指示がなくても、インターネット上のサーバ装置から
予め定められた情報項目を受信して、次々に表示を切換
えることができるテンプレートを作成することができる
情報作成装置を提供することができる。

【００３８】第１７の発明に係るプログラムは、コンピ
ュータを用いて情報を表示するためのプログラムであ
る。このプログラムはコンピュータに、他の装置と通信
する通信手順と、他の装置から受信した複数の情報項目
を記憶する記憶手順と、予め定められたテンプレートに
複数の情報項目を対応付けする処理手順と、情報項目を
表示する表示手順と、複数の情報項目が対応付けされた
テンプレートに基づいて、ユーザの指示に関する予め定
められた条件に従って複数の情報項目を切換えて表示す
るように、処理手順と表示手順とを制御する制御手順と
を実行させる。

【００３９】第１７の発明によると、ユーザからの指示
がなくても、インターネット上のサーバ装置から予め定
められた情報項目を受信して、次々に表示を切換えるこ
とができる、情報を表示するためのプログラムを提供す
ることができる。

【００４０】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一
の部品には同一の符号を付してある。それらの名称およ
び機能も同じである。したがってそれらについての詳細
な説明は繰返さない。

【００４１】＜第１の実施の形態＞本実施の形態におい
ては、本発明に係る情報表示装置の一例として携帯電話
１００を説明する。この携帯電話１００は、インターネ
ットに接続可能であり、インターネットに接続された他
の装置（インターネットに接続されたＷＥＢサーバコン
ピュータ）からホームページを表わすデータを受信し、
携帯電話１００にて表示できるように、データを加工す
る。

【００４２】図１を参照して、本実施の形態に係る携帯
電話１００の制御ブロックについて説明する。図１に示
すように、携帯電話１００は、ユーザとのインターフェ
イスである入出力部１４０と、この携帯電話１００の全
体を制御する制御部１２０と、他の装置（インターネッ
トに接続されたＷＥＢサーバコンピュータ）と通信する
ための通信部１１０と、制御部１２０において実行され
るプログラム、そのプログラムの中間データおよび他の
装置から受信したデータを記憶する記憶部１３０とを含
む。

【００４３】入出力部１４０は、「１」、「２」などの
数字ボタン、「Ｒ」、「Ｌ」などの方向ボタンなどから
なる操作部１４２と、ユーザに情報を表示するＬＣＤ
（Liquid Crystal Display）からなる表示部１４４と、
音声を入力するマイクからなる音声入力部１４６と、音
声を出力するスピーカからなる音声出力部１４８とを含
む。

【００４４】なお、図１に示した携帯電話自体の動作は
周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さな
い。

【００４５】図２を参照して、図１に示した制御部１２
０と記憶部１３０の詳細な制御ブロックについて説明す
る。図２に示すように、制御部１２０は、携帯電話１０
０のユーザにより入力された情報に基づいて、データ生
成要求信号を出力するデータ生成要求部１２２と、イン
ターネット上のＷＥＢサーバコンピュータから受信した
情報の中から予め定められた条件に従ってデータを抽出
するＷＥＢサイト情報抽出部１２４と、ＷＥＢサイト情
報抽出部１２４で抽出されたデータを予め定められた条
件に従って加工するＷＥＢサイト情報加工部１２６と、
ＷＥＢサイト情報加工部１２６で加工されたデータをテ
ンプレートデータに割付けてアニメーションテンプレー
トデータを作成する合成処理部１２８とを含む。

【００４６】記憶部１３０は、テンプレートデータを記
憶するテンプレートデータ記憶部１３２を含む。図３を
参照して、テンプレートデータ記憶部１３２で記憶され
るテンプレートデータについて説明する。図３に示すよ
うに、テンプレートデータは、スタートデータとエンド
データとを含む複数のデータからなるテンプレートに、
所定のデータを割付けるものである。このテンプレート
データは、複数のキーフレームデータ（第１のデータ、
第２のデータ）に基づいて、スタートデータ、第１のデ
ータ、第２のデータ、エンドデータを順に表示するもの
であるアニメーションデータを作成するための使用され
るものである。合成処理部１２８による合成処理後は、
たとえば、図４に示すように、第１のデータとして第１
のホームページのサムネイルデータが割付けられ、第２
のデータとして第２のホームページのサムネイルデータ
が割付けられて、テンプレートデータに基づくアニメー
ションデータが作成される。

【００４７】図５を参照して、本実施の形態に係る携帯
電話１００で実行されるプログラムの制御構造について
説明する。

【００４８】ステップ（以下ステップをＳと略す。）１
００にて、制御部１２０は、データ生成要求部１２２が
ユーザのデータ生成を要求する情報を検知したか否かを
判断する。データ生成要求部１２２がユーザの要求を検
知すると（Ｓ１００にてＹＥＳ）、処理はＳ１０２へ移
される。もしそうでないと（Ｓ１００にてＮＯ）、処理
はＳ１００へ戻され、データ生成要求部１２２がユーザ
の要求を検知するまで待つ。

【００４９】Ｓ１２２にて、通信部１１０は、ユーザに
より指定されたＷＥＢサイトに接続する。Ｓ１０４に
て、通信部１１０は、ＷＥＢサイト（第１のホームペー
ジ）のデータを受信する。受信したデータは記憶部１３
０に記憶される。

【００５０】Ｓ１０６にて、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４が、第１のホームページのリンク先を解析する。こ
のとき解析されたリンク先をＮ個とする。Ｓ１０８に
て、変数Ｉを初期化（Ｉ＝１）する。Ｓ１１０にて、通
信部１１０が指定されたＷＥＢサイト（第Ｉ番目のホー
ムページ）に接続する。この第Ｉ番目のホームページと
は、第Ｉ番目のリンク先のホームページをいう。Ｓ１１
２にて、通信部１１０はＷＥＢサイト（第Ｉ番目のホー
ムページ）のデータを受信する。このとき受信したデー
タは記憶部１３０に記憶される。Ｓ１１４にて、制御部
１２０は、変数Ｉに１を加算する。Ｓ１１６にて、制御
部１２０は、変数Ｉがリンク先の数Ｎよりも大きいか否
かを判断する。変数Ｉがリンク先の数Ｎより大きい場合
には（Ｓ１１６にてＹＥＳ）、処理はＳ１１８へ移され
る。もしそうでないと（Ｓ１１６にてＮＯ）、処理はＳ
１１０へ戻される。

【００５１】Ｓ１１８にて、制御部１２０は、記憶部１
３０のテンプレートデータ記憶部１３０に記憶されたテ
ンプレートデータを読出す。

【００５２】Ｓ１２０にて、制御部１２０は変数Ｉを初
期化（Ｉ＝１）する。Ｓ１２２にて、ＷＥＢサイト情報
加工部１２６は、第Ｉ番目のホームページのデータをサ
ムネイルデータに加工する。Ｓ１２４にて、合成処理部
１２８は、第Ｉ番目のサムネイルを、テンプレートデー
タの第Ｉ番目のキーフレームに割付ける。

【００５３】Ｓ１２６にて、制御部１２０は、変数Ｉに
１を加算する。Ｓ１２８にて、制御部１２０は、変数Ｉ
がリンク先の数Ｎよりも大きいか否かを判断する。変数
Ｉがリンク先の数Ｎより大きい場合には（Ｓ１２８にて
ＹＥＳ）、処理はＳ１３０へ移される。もしそうでない
と（Ｓ１２８にてＮＯ）、処理はＳ１２２へ戻される。

【００５４】Ｓ１３０にて、制御部１２０は、テンプレ
ートデータ（図４）に基づいて、第１のホームページ、
第１のホームページのリンク先の第１〜第Ｎ番目のリン
ク先のホームページを表示部１４４に表示する。

【００５５】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、携帯電話１００の動作について説明する。

【００５６】図６に示すような携帯電話１００の操作部
１４２を用いて、この携帯電話１００のユーザがデータ
の生成を要求すると（Ｓ１００にてＹＥＳ）、通信部１
１０が指定されたＷＥＢサイトに接続する（Ｓ１０
２）。通信部１１０が、ＷＥＢサイト（第１のホームペ
ージ）のデータを受信し（Ｓ１０４）、ＷＥＢサイト情
報抽出部１２４が第１のホームページのリンク先を解析
する（Ｓ１０６）。

【００５７】第１のホームページに含まれるすべてのリ
ンク先のＷＥＢサイトについてデータが受信されると
（Ｓ１１２、Ｓ１１６にてＹＥＳ）、記憶部１３０のテ
ンプレートデータ記憶部１３２に記憶されたテンプレー
トデータが読出される（Ｓ１１８）。ＷＥＢサイト情報
加工部１２６が、ホームページのデータをサムネイルの
データに加工し（Ｓ１２２）、合成処理部１２８がサム
ネイルデータをテンプレートデータのキーフレームに割
付ける（Ｓ１２４）。このような処理が、すべてのホー
ムページのデータに対して行なわれる。

【００５８】図７および図８に示すように、この携帯電
話１００の表示部１４４には、第１のホームページを表
わすサムネイルおよび第２のホームページを表わすサム
ネイルおよび第３のホームページを表わすサムネイルが
順次スクロールされて表示される。この場合、使用され
たテンプレートデータは、割付けられたサムネイルデー
タを順次縦方向にスクロールするものである。

【００５９】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、携帯電話がインターネットに接続して
ＷＥＢサイトから取得した情報をサムネイルの形式に変
換し、変換されたサムネイルデータをテンプレートデー
タのキーフレームに割付ける。サムネイルデータが割付
けられたキーフレームにより構成されるテンプレートデ
ータにより、ユーザが操作することなく、複数のホーム
ページのサムネイルデータが表示部に表示される。その
結果、ユーザからの指示がなくても、インターネット上
のＷＥＢサーバから複数のホームページを受信して、次
々にそのホームページの表示を切換えることができる。
またこのとき、ホームページのデータをサムネイルのデ
ータに変換しているため、表示部が小さな携帯電話など
においても、多くの情報を含むインターネット上の情報
をユーザに見やすく提供することができる。

【００６０】＜第１の実施の形態 変形例＞以下、本発
明の第１の実施の形態の変形例について説明する。この
変形例は、第１の実施の形態における携帯電話に代え
て、クライアントコンピュータにおいてユーザの操作を
必要としないで、インターネット上のホームページを次
々と表示するものである。サーバコンピュータが、本発
明に係る情報作成装置の一例である。

【００６１】図９を参照して、本変形例に係るサーバク
ライアントシステムは、クライアントコンピュータ２０
０と、サーバコンピュータ２００と、クライアントコン
ピュータ２００とサーバコンピュータ４００とを接続す
るネットワーク３００とを含む。またネットワーク３０
０は、クライアントコンピュータ２００およびサーバコ
ンピュータ３００以外のＷＥＢサイトコンピュータに接
続されている。クライアントコンピュータ２００は、記
憶部２１０と、制御部２２０と、データ生成要求部１２
２と、通信部２３０と、キーボード２４０と、モニタ２
６０とを含む。データ生成要求部１２２は、前述の携帯
電話１００に含まれていたデータ生成要求部１２２と同
じ構成である。

【００６２】サーバコンピュータ４００は、通信部４１
０と、制御部４２０と、記憶部４３０とを含む。制御部
４２０は、ＷＥＢサイト情報抽出部１２４と、ＷＥＢサ
イト情報加工部１２６と、合成処理部１２８とを含む。
ＷＥＢサイト情報抽出部１２４、ＷＥＢサイト情報加工
部１２６および合成処理部１２８は、前述の携帯電話１
００に含まれていたＷＥＢサイト情報抽出部１２４、Ｗ
ＥＢサイト情報加工部１２６および合成処理部１２８と
それぞれ同じものである。記憶部４３０は、テンプレー
トデータ記憶部１３２を含む。この記憶部４３０に含ま
れるテンプレートデータ記憶部１３２は、前述の携帯電
話１００に含まれたテンプレートデータ記憶部１３２と
同じである。

【００６３】すなわち、図９に示すように、このサーバ
クライアントシステムにおいては、データ生成要求部１
２２をクライアントコンピュータ２００に含み、ＷＥＢ
サイト情報抽出部１２４、ＷＥＢサイト情報加工部１２
６および合成処理部１２８をサーバコンピュータ４００
に含む。

【００６４】本変形例に係るサーバクライアントシステ
ムの動作について説明する。クライアントコンピュータ
２００のユーザが、キーボード２４０やマウス２５０を
用いて、データ生成要求部１２２にデータの生成を要求
すると、データ生成要求部１２２は通信部２３０を介し
てサーバコンピュータ４０２に、データの生成要求を表
わす情報を送信する。

【００６５】サーバコンピュータ４００は、通信部４１
０を介してクライアントコンピュータ２００からデータ
の生成を要求する情報を受信すると、通信部４１０は指
定されたＷＥＢサイトに接続する。通信部４１０はＷＥ
Ｂサイト（第１のホームページ）のデータを受信し、Ｗ
ＥＢサイト情報抽出部１２４が第１のホームページのリ
ンク先を解析する。通信部４１０は、解析されたリンク
先のＷＥＢサイトに接続し、リンク先のＷＥＢサイトの
データを受信する。ＷＥＢサイト情報加工部１２６は、
リンク先のホームページのデータをサムネイルデータに
加工し、合成処理部１２８は、サムネイルデータに加工
されたホームページのデータをテンプレートデータのキ
ーフレームに割付ける。テンプレートデータに基づいて
作成されたアニメーションデータは、通信部４１０、ネ
ットワーク３００および通信部２３０を介して、クライ
アントコンピュータ２００に送信される。

【００６６】アニメーションデータを受信したクライア
ントコンピュータ２００は、制御部２２０が、記憶部２
１０からアニメーションデータを読出し、モニタ２６０
にアニメーションデータを表示する。このとき、モニタ
２６０には、図１０に示すようなアニメーションが表示
される。すなわち、第１のホームページのサムネイルデ
ータが領域１２６に表示され、第２のホームページのサ
ムネイルデータが領域２６４に表示され、第３のホーム
ページのサムネイルデータが領域２６６に表示されてい
る。またマウスポインタ２８０で、レフトボタン２７０
またはライトボタン２７２をクリックすることにより、
表示されるサムネイルデータを切換えることができる。
なお、本変形例においては、モニタ２６０の表示領域が
十分に大きい場合には、サムネイルデータに変換する必
要はない。

【００６７】以上のようにして、本変形例のように、サ
ーバクライアントシステムを構築した場合であっても、
前述の第１の実施の形態と同じような効果を発現するこ
とができる。

【００６８】＜第２の実施の形態＞以下、本発明の第２
の実施の形態に係る携帯電話について説明する。本実施
の形態は、前述の第１の実施の形態におけるテンプレー
トデータの代わりに、制御情報付テンプレートデータを
用いるものである。なお、第２の実施の形態に係る携帯
電話１００のハードウェア構成は、前述の第１の実施の
形態の携帯電話１００のハードウェア構成と同じであ
る。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さ
ない。

【００６９】図１１を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話１００に記憶される制御情報付テンプレートデー
タについて説明する。図１１に示すように、制御情報付
テンプレートデータは、前述の図３に示したテンプレー
トデータに加えて、キーフレーム間の移動を制御する情
報をキーフレームとともに記憶する。たとえば、スター
トデータを表示中に携帯電話１００の操作部１４２の
「Ｒ」ボタンが押されると、第１の素材データの表示に
切換わる。同じようにスタートデータを表示中に携帯電
話１００の操作部１４２の「２」ボタンが押されると、
第２の素材データの表示画面に切換わる。このような制
御情報をテンプレートデータに付加したものが携帯電話
１００の記憶部１３０のテンプレートデータ記憶部１３
２に記憶される。

【００７０】図１２を参照して、制御情報付テンプレー
トデータのデータ構造について説明する。図１２（Ａ）
にスタートデータのキーフレームを、図１２（Ｂ）に第
１の素材データのキーフレームを、図１２（Ｃ）に第１
の素材データのキーフレームを、図１２（Ｄ）にエンド
データのキーフレームを、それぞれ示す。

【００７１】図１３を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話１００で実行されるプログラムの制御構造につい
て説明する。

【００７２】Ｓ２００にて、制御部１２０は記憶部１３
０から制御情報付テンプレートデータ（サムネイルデー
タの割付済み）を読出す。Ｓ２０２にて、制御部１２０
は、表示部１４４にスタート画面を表示させる。Ｓ２０
４にて、制御部１２０は、ユーザからのキー入力を検知
したか否かを判断する。ユーザからのキー入力を検知す
ると（Ｓ２０４にてＹＥＳ）、処理はＳ２０６へ移され
る。もしそうでないと（Ｓ２０４にてＮＯ）、処理はＳ
２０８へ移される。

【００７３】Ｓ２０６にて、制御部１２０は、ユーザか
ら入力された入力キーを判断する。入力キーが「Ｒ」ボ
タンである場合には（Ｓ２０６にてＲ）、処理はＳ２１
０へ移される。入力キーが「２」ボタンである場合には
（Ｓ２０６にて２）、処理はＳ２１８へ移される。入力
キーが「３」ボタンである場合には（Ｓ２０６にて
３）、処理はＳ２２６へ移される。入力キーが「４」ボ
タンである場合には（Ｓ２０６にて４）、処理はＳ２３
４へ移される。

【００７４】Ｓ２０８にて、制御部１２０は、表示部１
４４にスタート画面を表示してから予め定められた時間
が経過したか否かを判断する。予め定められた時間を経
過すると（Ｓ２０８にてＹＥＳ）、処理はＳ２１０へ移
される。もしそうでないと（Ｓ２０８にてＮＯ）、処理
はＳ２０２へ戻される。

【００７５】Ｓ２１０にて、制御部１２０は、表示部１
４４に、第１のホームページ画面（サムネイルデータ）
を表示する。Ｓ２１２にて、制御部１２０は、ユーザか
らのキー入力を検知したか否かを判断する。ユーザから
のキー入力を検知すると（Ｓ２１２にてＹＥＳ）、処理
はＳ２１４へ移される。もしそうでないと（Ｓ２１２に
てＮＯ）、処理はＳ２１６へ移される。

【００７６】Ｓ２１４にて、制御部１２０は、ユーザか
ら入力された入力キーを判断する。入力キーが「Ｌ」ボ
タンである場合には（Ｓ２１４にてＬ）、処理はＳ２０
２へ戻される。入力キーが「Ｒ」ボタンである場合には
（Ｓ２１４にてＲ）、処理はＳ２１８へ移される。Ｓ２
１６にて、制御部１２０は、表示部１４４に第１のホー
ムページ画面を表示してから予め定められた時間が経過
したか否かを判断する。予め定められた時間を経過する
と（Ｓ２１６にてＹＥＳ）、処理はＳ２１８へ移され
る。もしそうでないと（Ｓ２１６にてＮＯ）、処理はＳ
２１０へ戻される。

【００７７】Ｓ２１８にて、制御部１２０は、表示部１
４４に、第２のホームページ画面（サムネイルデータ）
を表示する。Ｓ２２０にて、制御部１２０は、ユーザか
らのキー入力を検知したか否かを判断する。ユーザから
のキー入力を検知すると（Ｓ２２０にてＹＥＳ）、処理
はＳ２２２へ移される。もしそうでないと（Ｓ２２０に
てＮＯ）、処理はＳ２２４へ移される。Ｓ２２２にて、
制御部１２０は、ユーザから入力された入力キーを判断
する。入力キーが「Ｌ」ボタンである場合には（Ｓ２２
２にてＬ）、処理はＳ２１０へ戻される。入力キーが
「Ｒ」ボタンである場合には（Ｓ２２２にてＲ）、処理
はＳ２２６へ移される。Ｓ２２４にて、制御部１２０
は、表示部１４４に第２のホームページ画面を表示して
から予め定められた時間が経過したか否かを判断する。
予め定められた時間を経過すると（Ｓ２４４にてＹＥ
Ｓ）、処理はＳ２２６へ移される。もしそうでないと
（Ｓ２２４にてＮＯ）、処理はＳ２１８へ戻される。

【００７８】Ｓ２２６にて、制御部１２０は、表示部１
４４にエンド画面を表示する。Ｓ２２８にて、制御部１
２０は、ユーザからのキー入力の検知をしたか否かを判
断する。ユーザからのキー入力を検知すると（Ｓ２２８
にてＹＥＳ）、処理はＳ２３０へ移される。もしそうで
ないと（Ｓ２２８にてＮＯ）、処理はＳ２３２へ移され
る。Ｓ２３０にて、制御部１２０は、入力キーを判断す
る。入力キーが「Ｌ」ボタンである場合には（Ｓ２３０
にてＬ）、処理はＳ２１８へ戻される。入力キーが
「Ｒ」ボタンである場合には（Ｓ２３０にてＲ）、処理
はＳ２３４へ移される。Ｓ２３２にて、制御部１２０
は、表示部１４４にエンド画面を表示してから予め定め
られた時間が経過したか否かを判断する。予め定められ
た時間を経過すると（Ｓ２３２にてＹＥＳ）、この処理
は終了する。もしそうでないと（Ｓ２３２にてＮＯ）、
処理はＳ２２６へ戻される。

【００７９】Ｓ２３４にて、制御部１２０は、表示部１
４４に著作権情報画面を表示させる。

【００８０】以上のような構造およびフローチャートに
基づく本実施の形態に係る携帯電話１００の動作につい
て説明する。

【００８１】携帯電話１００の表示部１４４にスタート
画面が表示されているときに、ユーザが操作部１４２の
「２」ボタンを押すと、第２のホームページの画面が表
示部１４４に表示される（Ｓ２１８）。ユーザが「３」
ボタンを押すと、表示部１４４にエンド画面が表示され
る（Ｓ２２６）。ユーザが「４」ボタンを押すと、表示
部１４４に著作権情報画面が表示される（Ｓ２３４）。
またユーザが「Ｒ」ボタンを押すと、表示部１４４に第
１のホームページの画面が表示される（Ｓ２１０）。さ
らに、表示部１４４にスタート画面が表示されてからユ
ーザが予め定められた時間、キー入力を行なわないと、
その場合にも表示部１４４には第１のホームページ画面
が表示される。

【００８２】表示部１４４に第１のホームページの画面
が表示されている場合において（Ｓ２１０）、ユーザが
「Ｌ」ボタンを押すと、表示部１４４にスタート画面が
表示される（Ｓ２０２）。ユーザが「Ｒ」ボタンを押す
と、表示部１４４に第２のホームページ画面が表示され
る（Ｓ２１８）。

【００８３】表示部１４４に第２のホームページの画面
が表示されている場合において（Ｓ２１８）、ユーザが
「Ｌ」ボタンを押すと、表示部１４４に第１のホームペ
ージ画面が表示される（Ｓ２１０）。ユーザが「Ｒ」ボ
タンを押すと、表示部１４４にエンド画面が表示される
（Ｓ２２６）。

【００８４】表示部１４４にエンド画面が表示されてい
る場合において、ユーザが「Ｌ」ボタンを押すと、表示
部１４４に第２のホームページ画面が表示される。ユー
ザが「Ｒ」ボタンを押すと、表示部１４４に著作権情報
画面が表示される（Ｓ２３４）。

【００８５】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、ユーザからのキー入力に基づいて、表
示されるホームページの画面（サムネイルデータ）を切
換えることができる。また、ユーザが予め定められた時
間、なんら操作をしなくても（キー入力をしなくて
も）、表示されるホームページは順次切換えられる。

【００８６】＜第３の実施の形態＞以下、本発明の第３
の実施の形態に係る携帯電話１００について説明する。
なお、本実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成
は、前述の第１の実施の形態に係る携帯電話１００のハ
ードウェア構成と同じである。したがって、それらにつ
いての詳細な説明はここでは繰返さない。

【００８７】図１４を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話１００で実行されるプログラムの制御構造につい
て説明する。

【００８８】Ｓ３００にて、制御部１２０は、データ取
得範囲の指定が入力されたか否かを判断する。データ取
得範囲の指定が入力されると（Ｓ３００にてＹＥＳ）、
処理はＳ３０２へ移される。もしそうでないと（Ｓ３０
０にてＮＯ）、処理はＳ３００へ戻され、ユーザがデー
タ取得範囲の指定が入力されるまで待つ。

【００８９】Ｓ３０２にて、制御部１２０は、指定がホ
ームページからのリンクであるか否かを判断する。指定
がホームページからのリンクである場合には（Ｓ３０２
にてＹＥＳ）、処理はＳ３０４へ移される。もしそうで
ないと（Ｓ３０２にてＮＯ）、処理はＳ３１２へ移され
る。

【００９０】Ｓ３０４にて、制御部１２０は、ホームペ
ージのアドレスの入力を検知したか否かを判断する。ホ
ームページのアドレスの入力を検知すると（Ｓ３０４に
てＹＥＳ）、処理はＳ３０６へ移される。もしそうでな
いと（Ｓ３０４にてＮＯ）、処理はＳ３０４へ戻され、
ユーザがホームページのアドレスの入力をするまで待
つ。

【００９１】Ｓ３０６にて、制御部１２０は、取得サイ
ズ（リンク数、リンク段数）の指定を行なう。Ｓ３０８
にて、通信部１１０は、指定されたＷＥＢサイト（ホー
ムページとリンク先）に接続する。Ｓ３１０にて、通信
部１１０は、指定されたＷＥＢサイト（ホームページと
リンク先）のデータを受信する。このとき、受信したデ
ータは記憶部１３０に記憶される。

【００９２】Ｓ３１２にて、制御部１１０は、指定が検
索結果の見出しであるか否かを判断する。指定が検索結
果の見出しである場合には（Ｓ３１２にてＹＥＳ）、処
理はＳ３１４へ移される。もしそうでないと（Ｓ３１２
にてＮＯ）、処理はＳ３２２へ移される。

【００９３】Ｓ３１４にて、制御部１２０は、キーワー
ドの入力を検知したか否かを判断する。キーワードの入
力を検知すると（Ｓ３１４にてＹＥＳ）、処理はＳ３１
６へ移される。もしそうでないと（３１４にてＮＯ）、
処理はＳ３１４へ戻され、ユーザがキーワードの入力を
行なうまで待つ。

【００９４】Ｓ３１６にて、制御部１２０は、取得サイ
ズ（検索結果数の指定を行なう）Ｓ３１８にて、通信部
１１０は指定されたＷＥＢサイト（検索ページ）に接続
する。Ｓ３２０にて、通信部１１０は、検索ページから
見出しデータと検索結果アドレスのデータとを受信す
る。このとき、受信したデータは、記憶部１３０に記憶
される。

【００９５】Ｓ３２２にて、制御部１２０は、指定が検
索結果であるか否かを判断する。指定が検索結果である
場合には（Ｓ３２２にてＹＥＳ）、処理はＳ３２４へ移
される。もしそうでないと（Ｓ３２２にてＮＯ）、この
処理は終了する。

【００９６】Ｓ３２４にて、制御部１２０は、キーワー
ドの入力を検知したか否かを判断する。キーワードの入
力を検知すると（Ｓ３２４にてＹＥＳ）、処理はＳ３２
６へ移される。もしそうでないと（Ｓ３２４にてＮ
Ｏ）、処理はＳ３２４へ戻され、ユーザがキーワードの
入力を行なうまで待つ。

【００９７】Ｓ３２６にて、制御部１２０は、取得サイ
ズ（検索結果数）の指定を行なう。Ｓ３２８にて、通信
部１１０は、指定されたＷＥＢサイト（検索ページ）に
接続する。Ｓ３３０にて、通信部１１０は検索ページか
ら検索結果アドレスのデータを受信する。Ｓ３３２に
て、通信部１１０は、指定された検索結果アドレスに接
続する。Ｓ３３４にて、通信部１１０は、検索結果アド
レスのＷＥＢサイトのデータを受信する。このとき受信
したデータは記憶部１３０に記憶される。

【００９８】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る携帯電話１００の動作につ
いて説明する。

【００９９】ユーザがデータ取得範囲をホームページか
らのリンク数またはリンク段数を指定していると（Ｓ３
０２にてＹＥＳ）、ホームページのアドレスの入力をし
た後（Ｓ３０４にてＹＥＳ）、取得サイズが指定される
（Ｓ３０６）。このとき、ホームページにおけるリンク
の数や、ホームページからのリンクの段数が指定され
る。通信部１１０が指定されたＷＥＢサイトに接続し、
指定された取得範囲を満足するようにＷＥＢサイトのデ
ータを受信する（Ｓ３１０）。

【０１００】データ取得範囲の指定が、検索結果の見出
しにより指定されている場合には（Ｓ３１２にてＹＥ
Ｓ）、キーワードの入力を行なった後（Ｓ３１４にてＹ
ＥＳ）、取得サイズ（検索結果数）が指定される（Ｓ３
１６）。通信部１１０が指定された検索ページに接続し
（Ｓ３１８）、通信部１１０は、検索ページから見出し
データと検索結果アドレスのデータとを受信する（Ｓ３
２０）。

【０１０１】データ取得範囲の指定が、検索結果として
指定されている場合には（Ｓ３２２にてＹＥＳ）、キー
ワードの入力を行なった後（Ｓ３２４にてＹＥＳ）、取
得サイズ（検索結果数）が指定される（Ｓ３２６）。通
信部１１０は、指定された検索ページに接続し、検索ペ
ージから検索結果アドレスのデータを受信する（Ｓ３２
８、Ｓ３３０）。通信部１１０は指定された検索結果ア
ドレスに接続し、検索結果アドレスのＷＥＢサイトのデ
ータを受信する（Ｓ３３２、Ｓ３３４）。

【０１０２】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、予めデータ取得範囲を指定しておくこ
とにより、必要なデータだけを、ＷＥＢサイトから取得
して、携帯電話の表示部に表示させることができる。こ
のとき、データ取得範囲の指定方法としては、ホームペ
ージからのリンク数やリンク段数、検索ページにおける
検索結果の見出し、検索ページにおける検索結果（検索
結果アドレスから取得したＷＥＢサイトのデータ）など
がある。

【０１０３】＜第４の実施の形態＞以下、本発明の第４
の実施の形態に係る携帯電話について説明する。なお、
本実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成は、前
述の第１の実施の形態に係る携帯電話１００のハードウ
ェア構成と同じである。したがって、ここではそれらに
ついての詳細な説明は繰返さない。

【０１０４】図１５を参照して、本実施の形態による携
帯電話１００で実行されるプログラムの制御構造につい
て説明する。なお、図１５に示すフローチャートの中
で、前述の図５に示したフローチャートと同じ処理につ
いては同じステップ番号を付してある。それらについて
の処理も同じである。したがって、それらについての詳
細な説明はここでは繰返さない。

【０１０５】Ｓ４００にて、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４が第１のホームページの構成要素を解析する。この
とき解析された構成要素の数をＮ個とする。

【０１０６】Ｓ４０２にて、ＷＥＢサイト情報加工部１
２６は、第Ｉ番目の構成要素をテンプレートデータのキ
ーフレームに対応付けてデータ変換する。このとき大き
さや位置が変換される。Ｓ４０４にて、合成処理部１２
８は、第Ｉ番目の構成要素をテンプレートデータのキー
フレームに割付ける。

【０１０７】図１６を参照して、Ｓ４０２におけるデー
タ変換は、予めキーフレームごとに設定された部位の範
囲に構成要素のデータが入るように、大きさと位置とが
変換される。ここで座標Ａ、座標Ｂ、座標Ｃおよび座標
Ｄは、キーフレームに対する相対座標で表わした部位の
座標を示す。

【０１０８】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る携帯電話１００の動作につ
いて説明する。

【０１０９】通信部１１０がＷＥＢサイト（第１のホー
ムページ）のデータを受信すると（Ｓ１０４）、ＷＥＢ
サイト情報抽出部１２４が第１のホームページの構成要
素を解析し、構成要素の数をＮ個と判断する（Ｓ４０
０）。記憶部１３０からテンプレートデータが読出され
（Ｓ１１８）、すべての構成要素に対して、ＷＥＢサイ
ト情報加工部１２６が、構成要素をテンプレートデータ
のキーフレームに対応付けてデータ変換する（Ｓ４０
２）。合成処理部１２８は、構成要素をテンプレートデ
ータのキーフレームに割付ける（Ｓ４０４）。このよう
な処理の後、表示部１４４にテンプレートデータが表示
される（Ｓ１３０）。

【０１１０】このとき、図１７に示す第１のホームペー
ジの表示内容は、図１８に示すように２つの構成要素に
解析され、解析された２つの構成要素がテンプレートデ
ータのキーフレームに割付けられる（Ｓ４０４）。その
結果、図１９に示すように、テンプレートデータに基づ
くアニメーションが表示部１４４に表示される。

【０１１１】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、ＷＥＢサイトのホームページのレイア
ウトの中から構成要素を抽出して、その構成要素に基づ
いてアニメーションデータを合成する。これにより、ホ
ームページに含まれる構成要素をテンプレートデータの
キーボードに対応してデータ変換するため、携帯電話に
おいてＷＥＢサイトのホームページの構成要素を閲覧す
ることができる。

【０１１２】＜第５の実施の形態＞以下、本発明の第５
の実施の形態に係る携帯電話について説明する。なお、
本実施の形態に係る携帯電話のハードウェア構成は、前
述の第１の実施の形態に係る携帯電話１００のハードウ
ェア構成と同じである。したがって、それらについての
詳細な説明はここでは繰返さない。

【０１１３】図２０を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話１００で実行されるプログラムの制御構造につい
て説明する。なお、図２０に示すフローチャートの中
で、前述の図１のフローチャートと同じ処理については
同じステップ番号を付してある。それらについての処理
も同じである。したがって、それらについての詳細な説
明はここでは繰返さない。

【０１１４】Ｓ５００にて、制御部１２０は、抽出条件
の入力を検知したか否かを判断する。抽出条件の入力を
検知すると（Ｓ５００にてＹＥＳ）、処理はＳ５０２へ
移される。もしそうでないと（Ｓ５００にてＮＯ）、処
理はＳ５００へ戻され、ユーザが抽出条件の入力を検知
するまで待つ。

【０１１５】Ｓ５０２にて、制御部１２０は、抽出条件
を判断する。抽出条件がテキストである場合には（Ｓ５
０２にてテキスト）、処理はＳ５０４へ移される。抽出
条件がキーワード（Ｓ５０２にてキーワード）、処理は
Ｓ５０６へ移される。抽出条件が画像（Ｓ５０２にて画
像）、処理はＳ５０８へ移される。

【０１１６】Ｓ５０４にて、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４は、第１のホームページの構成要素からテキストデ
ータを抽出する。このとき抽出された構成要素の数をＮ
個とする。

【０１１７】Ｓ５０６にて、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４は、第１のホームページの構成要素からキーワード
に関連する構成要素を抽出する。このとき抽出された構
成要素の数をＮ個とする。

【０１１８】Ｓ５０８にて、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４は、第１のホームページの構成要素から画像データ
を抽出する。このとき抽出される構成要素の数をＮ個と
する。

【０１１９】Ｓ５１０にて、合成処理部１２８は、第Ｉ
番目の構成要素をテンプレートデータの第Ｉ番目のキー
フレームに割付ける。

【０１２０】以上のような構造およびフローチャートに
基づく、本実施の形態に係る携帯電話１００の動作につ
いて説明する。ユーザが抽出条件としてホームページ内
のテキストデータの抽出を指定していると（Ｓ５０２に
てテキスト）、ＷＥＢサイト情報抽出部１２４は、第１
のホームページの構成要素からテキストデータのみを抽
出する（Ｓ５０４）。抽出されたテキストデータに対し
て、合成処理部１２８は、抽出された構成要素をテンプ
レートデータのキーフレームに割付ける（Ｓ５１０）。
このような処理が抽出されたすべてのテキストデータに
対して行なわれ、テンプレートデータに基づくアニメー
ションデータが作成される。

【０１２１】ユーザが抽出条件としてキーワードを指定
していると（Ｓ５０２にてキーワード）、ＷＥＢサイト
情報抽出部１２４は、第１のホームページの構成要素か
らキーワードに関連する構成要素を抽出する。合成処理
部１２８は、抽出されたキーワードを含む構成要素をテ
ンプレートデータのキーフレームに割付ける（Ｓ５１
０）。このような処理が、キーワードに基づいて抽出さ
れたすべての構成要素に対して行なわれ、テンプレート
データに基づくアニメーションデータが作成される。

【０１２２】ユーザが抽出条件として画像を指定してい
ると（Ｓ５０２にて画像）、ＷＥＢサイト情報抽出部１
２４は、第１のホームページの構成要素から画像データ
のみを抽出する（Ｓ５０８）。合成処理部１２８は、画
像データとして抽出された構成要素をテンプレートデー
タのキーフレームに割付ける（Ｓ５１０）。このような
処理が、画像データとして抽出されたすべての構成要素
に対して行なわれ、テンプレートデータに基づくアニメ
ーションデータが作成される。

【０１２３】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、予め定められた抽出条件に基づいて、
第１のホームページの構成要素から必要なデータのみが
抽出される。抽出されたデータを構成要素として、テン
プレートデータのキーフレームに割付けられ、アニメー
ションデータが作成される。これにより、ホームページ
に含まれる構成要素の中で、ユーザが必要とするデータ
だけが携帯電話で閲覧することができる。

【０１２４】＜第６の実施の形態＞以下、本発明の第６
の実施の形態に係る携帯電話について説明する。

【０１２５】図２１を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話は、前述の第１の実施の形態の携帯電話１００の
制御ブロックに加えて、その記憶部１３０にテンプレー
ト対応データ記憶部１３４をさらに含む。また、本実施
の形態に係る携帯電話は、前述の第１の実施の形態の携
帯電話１００の制御ブロックに加えて、端末情報取得部
１５０、位置情報取得部１５２および時間情報取得部１
５４をさらに含む。

【０１２６】端末情報取得部１５０は、ホームページの
データが表示される端末の情報を取得する。具体的に
は、携帯電話１００の記憶部１３０に記憶された端末情
報を読込むことにより行なわれる。位置情報取得部１５
２は、ＧＰＳ（Global Positioning System）などによ
り構成され、携帯電話１００の緯度情報と経度情報を取
得する。時間情報取得部１５４は、制御部１２０に内蔵
されたタイマを用いて、現在日時および時刻を取得す
る。

【０１２７】図２２を参照して、端末情報を示すデータ
について説明する。図２２に示すように、端末情報は、
機種名、表示サイズ、制御キー、その他の情報を含む。
たとえば、機種名が「携帯電話」の場合には、表示サイ
ズが「１２０×１３０」、制御キーが「数字キー、十字
キー」、などを記憶する。図２３を参照して、位置情報
は、緯度経度情報と、国情報と、地方情報と、住所情報
とその他の情報とを含む。図２４を参照して、時間情報
は、年月日の情報と時分秒の情報と、曜日情報と干支情
報とその他の情報とを含む。

【０１２８】図２５を参照して、テンプレートデータ記
憶部１３２に記憶されるテンプレート対応データについ
て説明する。テンプレート対応データは、端末情報と位
置情報と時間情報と電子メール情報とに基づいて、最適
なテンプレートデータを選択するためのデータである。
テンプレート対応データは、端末情報である機種名、表
示サイズおよび制御キーと、位置情報である緯度経度情
報、国情報および地方情報と、時間情報である年月日情
報および時刻情報と、電子メール情報と、それぞれの端
末情報、位置情報、時間情報および電子メール情報に対
応して最適なテンプレートの内容を表わす情報とを含
む。たとえば、携帯電話であって、表示サイズが１３０
×１３０以下で、制御キーが数字キーである場合には、
テンプレートとして、携帯電話用で、数字キーまたは十
字キーで制御可能なテンプレートが選択される。また、
電子メールの送信者がＡ君である場合には、テンプレー
トとして、Ａ君を表わすキャラクタのテンプレートが選
択される。

【０１２９】図２６および図２７を参照して、テンプレ
ートのファイルの構成について説明する。

【０１３０】図２６に、テンプレートの情報自体と、テ
ンプレートの所定の位置（置換位置）情報が同一ファイ
ルの場合を、図２７に、テンプレートの情報自体とテン
プレートの所定の位置（置換位置）情報とが別のファイ
ルの場合を示す。図２６に示すように、この場合テンプ
レートデータは、ファイルヘッダと置換位置情報と、テ
ンプレートアニメーションデータとファイルフッダとを
含む。図２７に示すように、この場合にはテンプレート
データとして、ファイルヘッダと、テンプレートアニメ
ーションデータと、ファイルフッダとを含み、置換位置
を表わす情報として、ファイルヘッダと置換情報とファ
イルフッダとを含む。この置換情報には、対象テンプレ
ート識別子と、置換キーフレームラベル名および置換キ
ーフレーム部位のラベル名を含む。

【０１３１】図２８を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話で実行されるテンプレート選択処理の制御構造に
ついて説明する。

【０１３２】Ｓ６００にて、制御部１２０は、テンプレ
ートを選択するための条件（端末種類、場所、時間）が
あるか否かを判断する。テンプレートを選択するための
条件がある場合には（Ｓ６００にてＹＥＳ）、処理はＳ
６０４へ移される。もしそうでないと（Ｓ６００にてＮ
Ｏ）、処理はＳ６０２へ移される。

【０１３３】Ｓ６０２にて、制御部１２０は、任意のテ
ンプレートを選択する。Ｓ６０４にて、制御部１２０
は、条件が、端末の種類によるものか否かを判断する。
条件が端末の種類によるものである場合には（Ｓ６０４
にてＹＥＳ）、処理はＳ６０６へ移される。もしそうで
ないと（Ｓ６０４にてＮＯ）、処理はＳ６１０へ移され
る。

【０１３４】Ｓ６０６にて、制御部１２０は、端末の情
報を取得する。このとき携帯電話１００の記憶部２１０
に記憶された端末情報が読出される。Ｓ６０８にて、制
御部１２０は、端末の情報に基づいてテンプレート対応
データ（図２５）から条件に一致するテンプレートを選
択する。

【０１３５】Ｓ６１０にて、制御部１２０は、条件が場
所によるものであるか否かを判断する。条件が場所によ
るものである場合には（Ｓ６１０にてＹＥＳ）、処理は
Ｓ６１２へ移される。もしそうでないと（Ｓ６１０にて
ＮＯ）、処理はＳ６１６へ移される。

【０１３６】Ｓ６１２にて、制御部１２０は、端末の位
置情報を取得する。このとき、携帯電話１００の位置情
報取得部１５２により取得された緯度情報および経度情
報が取得される。Ｓ６１４にて、制御部１２０は、端末
の位置情報に基づいて、テンプレート対応データ（図２
５）から条件に位置するテンプレートを選択する。

【０１３７】Ｓ６１６にて、制御部１２０は、時間情報
を取得する。Ｓ６１８にて、制御部１２０は、取得した
時間情報に基づいて、テンプレート対応データ（図２
５）から条件に一致するテンプレートを選択する。

【０１３８】Ｓ６２０にて、制御部１２０は、条件が電
子メールの情報によるものであるか否かを判断する。条
件が電子メールの情報によるものである場合には（Ｓ６
２０にてＹＥＳ）、処理はＳ６２２へ移される。もしそ
うでないと（Ｓ６２０にてＮＯ）、この処理は終了す
る。Ｓ６２２にて、制御部１２０は、取得した電子メー
ルの情報に基づいて、テンプレート対応データ（図２
５）から条件に一致するテンプレートを選択する。

【０１３９】なお、上述した図２８のフローチャートに
おいては、端末の種類による条件、端末の現在位置によ
る条件、現在時間による条件または電子メールの情報に
基づく条件のいずれかの条件に基づいて、テンプレート
対応データ（図２５）の中の複数のテンプレートの中か
ら条件に一致するテンプレートを選択したが、これに限
定されるものではない。端末の種類に基づく条件、端末
の現在位置に基づく条件、現在日時に基づく条件および
電子メールに基づく条件の中の２つ以上の条件に基づい
て、テンプレート対応データ（図２５）から条件に一致
するテンプレートを選択するようにしてもよい。

【０１４０】以上のような構造およびフローチャートに
基づく本実施の形態に係る携帯電話の動作について説明
する。

【０１４１】携帯電話において記憶部１３０のテンプレ
ートデータ記憶部１３２に記憶されたテンプレートデー
タを選択する際に以下のような動作が実行される。ユー
ザが予めテンプレートを選択するための条件として端末
種類を設定しておくと（Ｓ６０４にてＹＥＳ）、端末の
情報が取得され（Ｓ６０６）、端末の情報に基づいて、
テンプレート対応データ（図２５）から、条件に一致す
るテンプレートが選択される（Ｓ６０８）。

【０１４２】ユーザが、端末の位置情報に基づいてテン
プレートを選択するための条件を設定しておくと（Ｓ６
１０にてＹＥＳ）、端末の位置情報が取得される（Ｓ６
１２）。端末の位置情報に基づいて、テンプレート対応
データ（図２５）から、条件に位置するテンプレートが
選択される（Ｓ６１４）。

【０１４３】ユーザが現在日時に基づいて、テンプレー
トを選択するための条件を設定しておくと（Ｓ６１０に
てＮＯ）、時間情報が取得される（Ｓ６１６）。時間情
報に基づいて、テンプレート対応データ（図２５）か
ら、条件に一致するテンプレートデータが選択される
（Ｓ６１８）。

【０１４４】ユーザが電子メールの情報に基づいて、テ
ンプレートを選択するための条件を設定しておくと（Ｓ
６２０にてＮＯ）、電子メールの情報に基づいて、テン
プレート対応データ（図２５）から、条件に一致するテ
ンプレートデータが選択される（Ｓ６２２）。

【０１４５】以上のようにして、本実施の形態に係る携
帯電話によると、携帯電話の種類、携帯電話の現在位
置、現在日時などに基づいて、最適なテンプレートデー
タを選択することができる。

【０１４６】＜第６の実施の形態 変形例＞以下、第６
の実施の形態の変形例に係るサーバクライアントシステ
ムについて説明する。

【０１４７】図２９を参照して、本変形例に係るサーバ
クライアントシステムは、前述の図９に示した構成に加
えて、サーバコンピュータ４００の記憶部４３２はテン
プレート対応データ記憶部１３４をさらに含む。また、
サーバコンピュータ４００は、端末情報取得部１５０、
位置情報取得部１５２および時間情報取得部１５４をさ
らに含む。

【０１４８】図２９に示すようなサーバクライアントシ
ステムにおいても、第６の実施の形態と同様、端末の種
類を表わす情報、端末の現在位置を表わす情報または現
在日時を表わす情報に基づいて、最適なテンプレートデ
ータを選択することができる。

【０１４９】＜第７の実施の形態＞以下、本発明の第７
の実施の形態に係る携帯電話について説明する。

【０１５０】図３０を参照して、本実施の形態に係る携
帯電話は、前述の第６の実施の形態に係る携帯電話１０
０のハードウェア構成における、ＷＥＢサイト情報抽出
部１２４に代えてメール情報抽出部９００を、ＷＥＢサ
イト情報加工部１２６に代えてメール情報加工部９０２
を含む。これ以外のハードウェア構成は、前述の第６の
実施の形態と同じである。したがって、それらについて
の詳細な説明はここでは繰返さない。

【０１５１】図３１を参照して、本実施の形態による携
帯電話１００で実行されるプログラムの制御構造につい
て説明する。なお、図２１に示すフローチャートの中
で、前述の図１５に示したフローチャートと同じ処理に
ついては同じステップ番号を付してある。それらについ
ての処理も同じである。したがって、それらについての
詳細な説明はここでは繰返さない。

【０１５２】Ｓ９００にて、通信部１１０は、ユーザに
より指定されたメールサーバに接続する。Ｓ９０２に
て、通信部１１０は、メールのデータを受信する。受信
したデータは記憶部１３０に記憶される。このとき受信
したメールの件数をＮ個とする。Ｓ９０４にて、メール
情報抽出部９００は、メールの送信者、件名、メッセー
ジ本文、添付文書等のメールの構成要素を解析する。メ
ール情報抽出部９００が処理するメール情報は、Ｓ９０
０にて通信部１１０が指定されたメールサーバに接続
し、ＰＯＰ（Post Office Protocol）等のメール受信プ
ロトコルによりＳ９０２にて受信したメールのデータで
ある。メールに文書が添付されている場合は、その添付
文書をファイル単位で解析する。

【０１５３】なお、Ｓ１１８にて、記憶部１３０から読
み出されるテンプレートデータは、前述の図２８に示し
たテンプレート選択処理で、端末情報取得部１５０、位
置情報取得部１５２および時間情報取得部１５４が取得
した情報に対応して選択されたテンプレートデータを含
む。さらに、Ｓ１１８にて、記憶部１３０から読み出さ
れるテンプレートデータは、前述の図２８に示したテン
プレート選択処理で、メール情報抽出部９００で解析さ
れたメールの送信者、件名、メッセージ本文、添付文書
などのメールを構成する要素の情報に対応したテンプレ
ートデータを含む。

【０１５４】Ｓ９０６にて、メール情報加工部９０２
は、第Ｉ番目のメールの構成要素をテンプレートデータ
のキーフレームに対応付けてデータ変換する。このとき
大きさや位置が変換される。これにより、電子メールで
受信したメールの構成要素をテンプレートデータに対応
して変換するため、携帯電話において電子メールの構成
要素を閲覧することができる。

【０１５５】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の第１の実施の形態に係る携帯電話の
制御ブロック図である。

【図２】 図１の制御部および記憶部の詳細を示すブロ
ック図である。

【図３】 テンプレートデータを示す図（その１）であ
る。

【図４】 テンプレートデータを示す図（その２）であ
る。

【図５】 本発明の第１の実施の形態に係る携帯電話に
おいて実行されるプログラムの制御構造を示すフローチ
ャートである。

【図６】 本発明の第１の実施の形態に係る携帯電話に
おける表示例（その１）を示す図である。

【図７】 本発明の第１の実施の形態に係る携帯電話に
おける表示例（その２）を示す図である。

【図８】 本発明の第１の実施の形態に係る携帯電話に
おける表示例（その３）を示す図である。

【図９】 本発明の第１の実施の形態の変形例に係る情
報作成システムの全体構成図である。

【図１０】 本発明の第１の実施の形態の変形例に係る
情報作成システムのパソコンにおける表示例を示す図で
ある。

【図１１】 制御情報付きテンプレートデータを説明す
るための図である。

【図１２】 制御情報付きテンプレートデータのデータ
構造を示す図である。

【図１３】 本発明の第２の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【図１４】 本発明の第３の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【図１５】 本発明の第４の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【図１６】 テンプレートにおけるキーフレームを示す
図である。

【図１７】 本発明の第４の実施の形態に係る携帯電話
における表示例（その１）を示す図である。

【図１８】 本発明の第４の実施の形態に係る携帯電話
における表示例（その２）を示す図である。

【図１９】 本発明の第４の実施の形態に係る携帯電話
における表示例（その３）を示す図である。

【図２０】 本発明の第５の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【図２１】 本発明の第６の実施の形態に係る携帯電話
の制御部および記憶部の詳細を示すブロック図である。

【図２２】 図２１の端末情報取得部で取得される端末
情報を示す図である。

【図２３】 図２１の位置情報取得部で取得される位置
情報を示す図である。

【図２４】 図２１の時間情報取得部で取得される時間
情報を示す図である。

【図２５】 図２１のテンプレート対応データを示す図
である。

【図２６】 テンプレートアニメーションデータのデー
タ構造を示す図（その１）である。

【図２７】 テンプレートアニメーションデータのデー
タ構造を示す図（その２）である。

【図２８】 本発明の第６の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【図２９】 本発明の第６の実施の形態の変形例に係る
情報作成システムの全体構成図である。

【図３０】 本発明の第７の実施の形態に係る携帯電話
の制御部および記憶部の詳細を示すブロック図である。

【図３１】 本発明の第７の実施の形態に係る携帯電話
において実行されるプログラムの制御構造を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１００ 携帯電話、１１０ 通信部、１２０ 制御部、
１２２ データ生成要求部、１２４ ＷＥＢサイト情報
抽出部、１２６ ＷＥＢサイト情報加工部、１２８ 合
成処理部、１３０ 記憶部、１３２ テンプレートデー
タ記憶部、１３４ テンプレート対応データ記憶部、１
４０ 入出力部、１４２ 操作部１４２表示部、１４６
音声入力部、１４８ 音声出力部、１５０ 端末情報
取得部、１５２ 位置情報取得部、１５４ 時間情報取
得部、２００ クライアントコンピュータ、２１０ 記
憶部、２２０ 制御部、２３０ 通信部、２４０ キー
ボード、２５０ マウス、２６０ モニタ、３００ ネ
ットワーク、４００ サーバコンピュータ、４１０ 通
信部、４２０ 制御部、４３０ 記憶部、９００メール
情報抽出部、９０２ メール情報加工部。

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１５年２月４日（２００３．２．４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】発明の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【発明の名称】 情報を表示または作成する装置、方
法、プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【請求項１７】 他の装置と通信する通信ステップと、 前記他の装置から受信した複数の情報項目を記憶する記
憶ステップと、 予め定められたテンプレートに前記複数の情報項目を対
応付けする処理ステップと、 前記情報項目を表示する表示ステップと、 前記複数の情報項目が対応付けされたテンプレートに基
づいて、ユーザの指示に関する予め定められた条件に従
って前記複数の情報項目を切換えて前記表示ステップに
表示するように、前記処理ステップと前記表示ステップ
とを制御する制御ステップとを含む情報表示方法。

【請求項１８】 前記通信ステップは、インターネット
に接続された他の装置と通信するステップを含み、 前記記憶ステップは、前記他の装置から、ウェブページ
の情報項目と、前記ウェブページに関連付けられたリン
ク先の情報項目とを記憶するステップを含み、 前記制御ステップは、前記ウェブページの情報項目およ
び前記リンク先の情報項目が対応付けされたテンプレー
トに基づいて、前記複数の情報項目を切換えて前記表示
ステップに表示するように、前記処理ステップと前記表
示ステップとを制御するステップを含む、請求項１７に
記載の情報表示方法。

【請求項１９】 前記情報表示方法は、前記記憶ステッ
プに記憶された情報項目の中から、予め定められた条件
を満足する情報項目を抽出する抽出ステップをさらに含
み、 前記処理ステップは、予め定められたテンプレートに、
前記抽出ステップにより抽出された複数の情報項目を対
応付けするステップを含む、請求項１７または１８に記
載の情報表示方法。

【請求項２０】 前記抽出ステップは、前記記憶ステッ
プに記憶された情報項目の中から、前記情報項目の種類
に関する条件を満足する情報項目を抽出するステップを
含む、請求項１９に記載の情報表示方法。

【請求項２１】 前記情報表示方法は、前記記憶ステッ
プに記憶された情報項目を予め定められた形式の情報項
目に変換する変換ステップをさらに含み、 前記処理ステップは、予め定められたテンプレートに、
前記変換ステップにより変換された複数の情報項目を対
応付けするステップを含む、請求項１７または１８に記
載の情報表示方法。

【請求項２２】 前記情報表示方法は、前記ユーザが指
示を入力する入力ステップをさらに含み、 前記制御ステップは、前記複数の情報項目が対応付けさ
れたテンプレートに基づいて、前記入力ステップから入
力された前記ユーザの指示と、前記ユーザの指示に関す
る予め定められた条件とに従って、前記複数の情報項目
を切換えて前記表示ステップに表示するように、前記処
理ステップと前記表示ステップとを制御するステップを
含む請求項１７または１８に情報表示方法。

【請求項２３】 前記情報表示方法は、前記ユーザが、
前記他の装置から受信する情報項目に関する条件を指定
する指定ステップをさらに含み、 前記記憶ステップは、前記指定ステップにより指定され
た、前記他の装置から受信する情報項目に関する条件を
満足するように、前記他の装置から受信した複数の情報
項目を記憶するステップを含む、請求項１７または１８
に記載の情報表示方法。

【請求項２４】 前記指定ステップは、前記ユーザが、
前記他の装置から受信する情報項目に関する、情報項目
の種類に関する条件を指定するステップを含む、請求項
２２に記載の情報表示方法。

【請求項２５】 前記指定ステップは、前記ユーザが、
前記他の装置から受信する情報項目に関する、情報項目
の量に関する条件を指定するステップを含む、請求項２
２に記載の情報表示方法。

【請求項２６】 前記情報表示方法は、複数のテンプレ
ートと、各前記テンプレートに対応した前記テンプレー
トの適用条件を含むテンプレート適用情報とを記憶する
テンプレート記憶ステップと、 前記適用条件に従って、複数のテンプレートの中から１
のテンプレートを選択する選択ステップとをさらに含
む、請求項１７または１８に記載の情報表示方法。

【請求項２７】 前記選択ステップは、前記情報を表示
する装置の種類に関する適用条件に従って、複数のテン
プレートの中から１のテンプレートを選択するステップ
を含む、請求項２６に記載の情報表示方法。

【請求項２８】 前記選択ステップは、時間に関する適
用条件に従って、複数のテンプレートの中から１のテン
プレートを選択するステップを含む、請求項２６に記載
の情報表示方法。

【請求項２９】 前記情報表示方法は、前記情報を表示
する装置の現在位置を検知する検知ステップをさらに含
み、前記選択ステップは、前記現在位置に関する適用条
件に従って、複数のテンプレートの中から１のテンプレ
ートを選択するステップを含む、請求項２６に記載の情
報表示方法。

【請求項３０】 前記選択ステップは、電子メールの情
報に関する適用条件に従って、複数のテンプレートの中
から１のテンプレートを選択するステップを含む、請求
項２６に記載の情報表示方法。

【請求項３１】 第１の装置および第２の装置と通信す
る通信ステップと、 前記第１の装置から情報作成要求情報を受信する受信ス
テップと、 前記情報作成要求情報に基づいて前記第２の装置から受
信した複数の情報項目を記憶する記憶ステップと、 予め定められたテンプレートに前記複数の情報項目を対
応付けする処理ステップと、 前記複数の情報項目が対応付けされたテンプレートを、
前記第１の装置に送信する送信ステップとを含む情報作
成方法。

【請求項３２】 前記通信ステップは、インターネット
に接続された第１の装置および第２の装置と通信するス
テップを含み、 前記受信ステップは、前記第１の装置から、前記第２の
装置のアドレスを含む情報作成要求情報を受信するステ
ップを含み、 前記記憶ステップは、前記第２の装置から、ウェブペー
ジの情報項目と、前記ウェブページに関連付けられたリ
ンク先の情報項目とを記憶するステップを含み、 前記送信ステップは、前記ウェブページの情報項目と前
記リンク先の情報項目とが対応付けされたテンプレート
を、前記第１の装置に送信するステップを含む、請求項
３１に記載の情報作成方法。

【請求項３３】 コンピュータを用いて、請求項１７〜
３０のいずれかに記載された情報表示方法を実現するプ
ログラム。

【請求項３４】 コンピュータを用いて、請求項３１ま
たは３２に記載された情報作成方法を実現するプログラ
ム。

【請求項３５】 請求項３３または３４に記載のプログ
ラムを記録した記録媒体。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００３８

【補正方法】変更

【補正内容】

【００３８】第１７の発明に係る情報表示方法は、他の
装置と通信する通信ステップと、他の装置から受信した
複数の情報項目を記憶する記憶ステップと、予め定めら
れたテンプレートに複数の情報項目を対応付けする処理
ステップと、情報項目を表示する表示ステップと、複数
の情報項目が対応付けされたテンプレートに基づいて、
ユーザの指示に関する予め定められた条件に従って複数
の情報項目を切換えて表示ステップに表示するように、
処理ステップと表示ステップとを制御する制御ステップ
とを含む。第１７の発明によると、通信ステップにて他
の装置から受信した複数の情報項目は、記憶ステップに
て記憶される。処理ステップにて複数の情報項目は、テ
ンプレートに対応付けされる。このとき複数のキーフレ
ームを有するアニメーションテンプレートであれば、複
数のキーフレームのそれぞれに対応する情報項目が対応
付けされる。制御ステップは、たとえば予め定められた
時間の間にユーザの指示がないと、テンプレートに基づ
いて、１のキーフレームに対応付けられた情報項目の表
示を、次のキーフレームに対応付けられた情報項目の表
示に切換える。これにより、たとえばインターネット上
で閲覧できる複数のホームページの表示を、次々に切換
えて表示することができる。その結果、ユーザからの指
示がなくても、インターネット上のサーバ装置から予め
定められた情報項目を受信して、次々に表示を切換える
ことができる情報表示方法を提供することができる。第
１８の発明に係る情報表示方法は、第１７の発明の構成
に加えて、通信ステップは、インターネットに接続され
た他の装置と通信するステップを含む。記憶ステップ
は、他の装置から、ウェブページの情報項目と、ウェブ
ページに関連付けられたリンク先の情報項目とを記憶す
るステップを含む。制御ステップは、ウェブページの情
報項目およびリンク先の情報項目が対応付けされたテン
プレートに基づいて、複数の情報項目を切換えて表示ス
テップに表示するように、処理ステップと表示ステップ
とを制御するステップを含む。第１８の発明によると、
インターネットに接続された他の装置から送信された、
ウェブページの情報項目、ウェブページに関連付けられ
たリンク先の情報項目が記憶される。制御ステップに
て、たとえば予め定められた時間の間にユーザの指示が
ないと、テンプレートに基づいて、１のキーフレームに
対応付けられたウェブページの情報項目の表示を、次の
キーフレームに対応付けられたそのウェブページのリン
ク先のウェブページの情報項目の表示に切換える。これ
により、たとえばインターネット上で閲覧できる複数の
ホームページの表示を、次々に切換えて表示することが
できる。その結果、ユーザからの指示がなくても、イン
ターネット上のサーバ装置から予め定められた情報項目
を受信して、次々に表示を切換えることができる情報表
示方法を提供することができる。第１９の発明に係る情
報表示方法は、第１７または１８の発明の構成に加え
て、記憶ステップに記憶された情報項目の中から、予め
定められた条件を満足する情報項目を抽出する抽出ステ
ップをさらに含む。処理ステップは、予め定められたテ
ンプレートに、抽出ステップにより抽出された複数の情
報項目を対応付けするステップを含む。第１９の発明に
よると、抽出ステップにて、たとえばテキストデータだ
けからなる情報項目を抽出する。これにより、ウェブペ
ージの中で必要なデータだけを抽出して、表示ステップ
における表示の対象とすることができる。その結果、携
帯電話などにおいて、多くの情報を含むインターネット
上の情報項目を、ユーザが見易いように再構築すること
ができる、情報表示方法を提供することができる。第２
０の発明に係る情報表示方法は、第１９の発明の構成に
加えて、抽出ステップは、記憶ステップに記憶された情
報項目の中から、情報項目の種類に関する条件を満足す
る情報項目を抽出するステップを含む。第２０の発明に
よると、抽出ステップにて、たとえば情報項目の種類で
あるテキストデータからなる情報項目、画像データから
なる情報項目などを抽出する。これにより、ウェブペー
ジの中で必要なデータだけを抽出して、表示ステップに
おける表示の対象とすることができる。第２１の発明に
係る情報表示方法は、第１７または１８の発明の構成に
加えて、記憶ステップに記憶された情報項目を予め定め
られた形式の情報項目に変換する変換ステップをさらに
含む。処理ステップは、予め定められたテンプレート
に、変換ステップにより変換された複数の情報項目を対
応付けするステップを含む。第２１の発明によると、変
換ステップにて、テンプレートに情報項目の対応付けを
する前に、情報項目を予め定められた形式（データ形
式、データ量など）に変換する。これにより、テンプレ
ートに対応させた情報項目を作成することができる。第
２２の発明に係る情報表示方法は、第１７または１８の
発明の構成に加えて、ユーザが指示を入力する入力ステ
ップをさらに含む。制御ステップは、複数の情報項目が
対応付けされたテンプレートに基づいて、入力ステップ
から入力されたユーザの指示と、ユーザの指示に関する
予め定められた条件とに従って、複数の情報項目を切換
えて表示ステップに表示するように、処理ステップと表
示ステップとを制御するステップを含む。第２２の発明
によると、制御情報付きのテンプレートデータを用い
て、ユーザがたとえば「次ページ」に対応するボタンを
入力すると、制御情報に基づいて「次ページ」を表示手
段に表示する。これにより、入力手段に入力されたユー
ザの指示に基づいて、テンプレートに対応付けされた情
報項目を出力させることができる。第２３の発明に係る
情報表示方法は、第１７または１８の発明の構成に加え
て、ユーザが、他の装置から受信する情報項目に関する
条件を指定する指定ステップをさらに含む。記憶ステッ
プは、指定ステップにより指定された、他の装置から受
信する情報項目に関する条件を満足するように、他の装
置から受信した複数の情報項目を記憶するステップを含
む。第２３の発明によると、指定ステップにて、たとえ
ば他の装置から受信する情報項目の量または情報項目の
データの種類を指定しておくと、他の装置からその量を
越えない範囲の情報項目だけを受信したり、必要なデー
タ形式の情報項目だけを受信したりすることができる。
第２４の発明に係る情報表示方法は、第２２の発明の構
成に加えて、指定ステップは、ユーザが、他の装置から
受信する情報項目に関する、情報項目の種類に関する条
件を指定するステップを含む。第２４の発明によると、
指定ステップにて、情報項目の種類（データ形式等）が
指定され、その指定に基づいて、他の装置から情報項目
を受信することができる。第２５の発明に係る情報表示
方法は、第２２の発明の構成に加えて、指定ステップ
は、ユーザが、他の装置から受信する情報項目に関す
る、情報項目の量に関する条件を指定するステップを含
む。第２５の発明によると、指定ステップにて、他の装
置から受信する情報の量を指定しておくと、他の装置か
らその量を越えない範囲で、情報項目を受信することが
できる。第２６の発明に係る情報表示方法は、第１７ま
たは１８の発明の構成に加えて、複数のテンプレート
と、各テンプレートに対応したテンプレートの適用条件
を含むテンプレート適用情報とを記憶するテンプレート
記憶ステップと、適用条件に従って、複数のテンプレー
トの中から１のテンプレートを選択する選択ステップと
をさらに含む。第２６の発明によると、選択ステップに
て、たとえば情報表示装置の種類、現在の日時および時
間、情報表示装置の現在位置等に関する適用条件に基づ
いて、複数のテンプレートの中から１のテンプレートを
選択する。これにより、最適なテンプレートを選択でき
る。第２７の発明に係る情報表示方法は、第２６の発明
の構成に加えて、選択ステップは、情報を表示する装置
の種類に関する適用条件に従って、複数のテンプレート
の中から１のテンプレートを選択するステップを含む。
第２７の発明によると、選択ステップにて、情報表示装
置の種類に関する適用条件に基づいて、複数のテンプレ
ートの中から１のテンプレートを選択する。これによ
り、情報を表示する装置の種類毎に最適なテンプレート
を選択できる。第２８の発明に係る情報表示方法は、第
２６の発明の構成に加えて、選択ステップは、時間に関
する適用条件に従って、複数のテンプレートの中から１
のテンプレートを選択するステップを含む。第２８の発
明によると、選択ステップにて、時間に関する適用条件
に基づいて、複数のテンプレートの中から１のテンプレ
ートを選択する。これにより、時間帯毎に最適なテンプ
レートを選択できる。第２９の発明に係る情報表示方法
は、第２６の発明の構成に加えて、情報を表示する装置
の現在位置を検知する検知ステップをさらに含む。選択
ステップは、現在位置に関する適用条件に従って、複数
のテンプレートの中から１のテンプレートを選択するス
テップを含む。第２９の発明によると、選択ステップに
て、情報を表示する装置の現在位置に関する適用条件に
基づいて、複数のテンプレートの中から１のテンプレー
トを選択する。これにより、情報を表示する装置の現在
位置毎に最適なテンプレートを選択できる。第３０の発
明に係る情報表示方法は、第２６の発明の構成に加え
て、選択ステップは、電子メールの情報に関する適用条
件に従って、複数のテンプレートの中から１のテンプレ
ートを選択するステップを含む。第３０の発明による
と、選択ステップにて、情報を表示する装置が表示する
電子メールの情報に関する適用条件に基づいて、複数の
テンプレートの中から１のテンプレートを選択する。こ
れにより、情報を表示する装置に表示される電子メール
の情報毎に最適なテンプレートを選択できる。第３１の
発明に係る情報作成方法は、第１の装置および第２の装
置と通信する通信ステップと、第１の装置から情報作成
要求情報を受信する受信ステップと、情報作成要求情報
に基づいて第２の装置から受信した複数の情報項目を記
憶する記憶ステップと、予め定められたテンプレートに
複数の情報項目を対応付けする処理ステップと、複数の
情報項目が対応付けされたテンプレートを、第１の装置
に送信する送信ステップとを含む。第３１の発明による
と、通信ステップにて第２の装置から受信した複数の情
報項目は、記憶ステップにて記憶される。処理ステップ
にて、複数の情報項目は、テンプレートに対応付けされ
る。このとき複数のキーフレームを有するアニメーショ
ンテンプレートであれば、複数のキーフレームのそれぞ
れに対応する情報項目が対応付けされる。送信ステップ
にて、このテンプレートを第１の装置に送信する。これ
により、たとえばインターネット上で閲覧できる複数の
ホームページの表示を、次々に切換えて表示することが
できるテンプレートを作成して、情報表示装置に送信す
ることができる。その結果、ユーザからの指示がなくて
も、インターネット上のサーバ装置から受信した情報項
目に基づいて、次々に表示を切換えることができるテン
プレートを作成することができる情報作成方法を提供す
ることができる。第３２の発明に係る情報作成方法は、
第３１の発明の構成に加えて、通信ステップは、インタ
ーネットに接続された第１の装置および第２の装置と通
信するステップを含み、受信ステップは、第１の装置か
ら、第２の装置のアドレスを含む情報作成要求情報を受
信するステップを含み、記憶ステップは、第２の装置か
ら、ウェブページの情報項目と、ウェブページに関連付
けられたリンク先の情報項目とを記憶するステップを含
み、送信ステップは、ウェブページの情報項目とリンク
先の情報項目とが対応付けされたテンプレートを、第１
の装置に送信するステップを含む。第３２の発明による
と、インターネットに接続された第２の装置から送信さ
れた、ウェブページの情報項目、ウェブページに関連付
けられたリンク先の情報項目が記憶される。送信ステッ
プにて、テンプレートを第１の装置に送信する。このと
き送信されるテンプレートを用いると、たとえば予め定
められた時間の間にユーザの指示がないと、そのテンプ
レートに基づいて、１のキーフレームに対応付けられた
ウェブページの情報項目の表示を、次のキーフレームに
対応付けられたそのウェブページのリンク先のウェブペ
ージの情報項目の表示に切換えることができる。これに
より、たとえばインターネット上で閲覧できる複数のホ
ームページの表示を、次々に切換えて表示することがで
きる。その結果、ユーザからの指示がなくても、インタ
ーネット上のサーバ装置から予め定められた情報項目を
受信して、次々に表示を切換えることができるテンプレ
ートを作成することができる情報作成方法を提供するこ
とができる。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００３９

【補正方法】変更

【補正内容】

【００３９】第３３の発明に係るプログラムは、第１７
〜３０のいずれかの発明に係る情報表示方法を、コンピ
ュータに実現させるためのプログラムである。第３３の
発明に係るプログラムによると、第１７〜３０のいずれ
かの発明の構成に係る情報表示方法をコンピュータに実
現させることができる。第３４の発明に係るプログラム
は、第３１または３２の発明に係る情報作成方法を、コ
ンピュータに実現させるためのプログラムである。第３
４の発明に係るプログラムによると、第３１または３２
の発明の構成に係る情報作成方法をコンピュータに実現
させることができる。第３５の発明に係る記録媒体は、
第３３または３４の発明に係るプログラムを記録した記
録媒体である。第３５の発明に係る記録媒体によると、
第３３の発明の構成に係る情報表示方法をコンピュータ
に実現させるプログラムを記録した記録媒体、第３４の
発明の構成に係る情報作成方法をコンピュータに実現さ
せるプログラムを記録した記録媒体を提供できる。

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 他の装置と通信するための通信手段と、 前記他の装置から受信した複数の情報項目を記憶するた
   めの記憶手段と、 予め定められたテンプレートに前記複数の情報項目を対
   応付けするための処理手段と、 前記情報項目を表示するための表示手段と、 前記複数の情報項目が対応付けされたテンプレートに基
   づいて、ユーザの指示に関する予め定められた条件に従
   って前記複数の情報項目を切換えて前記表示手段に表示
   するように、前記処理手段と前記表示手段とを制御する
   ための制御手段とを含む情報表示装置。
2. 【請求項２】 前記通信手段は、インターネットに接続
   された他の装置と通信するための手段を含み、 前記記憶手段は、前記他の装置から、ウェブページの情
   報項目と、前記ウェブページに関連付けられたリンク先
   の情報項目とを記憶するための手段を含み、 前記制御手段は、前記ウェブページの情報項目および前
   記リンク先の情報項目が対応付けされたテンプレートに
   基づいて、前記複数の情報項目を切換えて前記表示手段
   に表示するように、前記処理手段と前記表示手段とを制
   御するための手段を含む、請求項１に記載の情報表示装
   置。
3. 【請求項３】 前記情報表示装置は、前記記憶手段に接
   続され、前記記憶手段に記憶された情報項目の中から、
   予め定められた条件を満足する情報項目を抽出するため
   の抽出手段をさらに含み、 前記処理手段は、予め定められたテンプレートに、前記
   抽出手段により抽出された複数の情報項目を対応付けす
   るための手段を含む、請求項１または２に記載の情報表
   示装置。
4. 【請求項４】 前記抽出手段は、前記記憶手段に記憶さ
   れた情報項目の中から、前記情報項目の種類に関する条
   件を満足する情報項目を抽出するための手段を含む、請
   求項３に記載の情報表示装置。
5. 【請求項５】 前記情報表示装置は、前記記憶手段に接
   続され、前記記憶手段に記憶された情報項目を予め定め
   られた形式の情報項目に変換するための変換手段をさら
   に含み、 前記処理手段は、予め定められたテンプレートに、前記
   変換手段により変換された複数の情報項目を対応付けす
   るための手段を含む、請求項１または２に記載の情報表
   示装置。
6. 【請求項６】 前記情報表示装置は、前記情報表示装置
   のユーザが指示を入力するための入力手段をさらに含
   み、 前記制御手段は、前記複数の情報項目が対応付けされた
   テンプレートに基づいて、前記入力手段から入力された
   前記ユーザの指示と、前記ユーザの指示に関する予め定
   められた条件とに従って、前記複数の情報項目を切換え
   て前記表示手段に表示するように、前記処理手段と前記
   表示手段とを制御するための手段を含む請求項１または
   ２に情報表示装置。
7. 【請求項７】 前記情報表示装置は、前記情報表示装置
   のユーザが、前記他の装置から受信する情報項目に関す
   る条件を指定するための指定手段をさらに含み、 前記記憶手段は、前記指定手段により指定された、前記
   他の装置から受信する情報項目に関する条件を満足する
   ように、前記他の装置から受信した複数の情報項目を記
   憶するための手段を含む、請求項１または２に記載の情
   報表示装置。
8. 【請求項８】 前記指定手段は、前記情報表示装置のユ
   ーザが、前記他の装置から受信する情報項目に関する、
   情報項目の種類に関する条件を指定するための手段を含
   む、請求項６に記載の情報表示装置。
9. 【請求項９】 前記指定手段は、前記情報表示装置のユ
   ーザが、前記他の装置から受信する情報項目に関する、
   情報項目の量に関する条件を指定するための手段を含
   む、請求項６に記載の情報表示装置。
10. 【請求項１０】 前記情報表示装置は、複数のテンプレ
    ートと、各前記テンプレートに対応した前記テンプレー
    トの適用条件を含むテンプレート適用情報とを記憶する
    ためのテンプレート記憶手段と、 前記テンプレート記憶手段に接続され、前記適用条件に
    従って、複数のテンプレートの中から１のテンプレート
    を選択するための選択手段とをさらに含む、請求項１ま
    たは２に記載の情報表示装置。
11. 【請求項１１】 前記選択手段は、前記情報表示装置の
    種類に関する適用条件に従って、複数のテンプレートの
    中から１のテンプレートを選択するための手段を含む、
    請求項１０に記載の情報表示装置。
12. 【請求項１２】 前記選択手段は、時間に関する適用条
    件に従って、複数のテンプレートの中から１のテンプレ
    ートを選択するための手段を含む、請求項１０に記載の
    情報表示装置。
13. 【請求項１３】 前記情報表示装置は、自己の現在位置
    を検知するための検知手段をさらに含み、前記選択手段
    は、前記情報表示装置の現在位置に関する適用条件に従
    って、複数のテンプレートの中から１のテンプレートを
    選択するための手段を含む、請求項１０に記載の情報表
    示装置。
14. 【請求項１４】 前記選択手段は、電子メールの情報に
    関する適用条件に従って、複数のテンプレートの中から
    １のテンプレートを選択するための手段を含む、請求項
    １０に記載の情報表示装置。
15. 【請求項１５】 第１の装置および第２の装置と通信す
    るための通信手段と、 前記通信手段に接続され、前記第１の装置から情報作成
    要求情報を受信するための受信手段と、 前記通信手段に接続され、前記情報作成要求情報に基づ
    いて前記第２の装置から受信した複数の情報項目を記憶
    するための記憶手段と、 前記記憶手段に接続され、予め定められたテンプレート
    に前記複数の情報項目を対応付けするための処理手段
    と、 前記処理手段と前記通信手段とに接続され、前記複数の
    情報項目が対応付けされたテンプレートを、前記第１の
    装置に送信するための送信手段とを含む情報作成装置。
16. 【請求項１６】 前記通信手段は、インターネットに接
    続された第１の装置および第２の装置と通信するための
    手段を含み、 前記受信手段は、前記第１の装置から、前記第２の装置
    のアドレスを含む情報作成要求情報を受信するための手
    段を含み、 前記記憶手段は、前記第２の装置から、ウェブページの
    情報項目と、前記ウェブページに関連付けられたリンク
    先の情報項目とを記憶するための手段を含み、 前記送信手段は、前記ウェブページの情報項目と前記リ
    ンク先の情報項目とが対応付けされたテンプレートを、
    前記第１の装置に送信するための手段を含む、請求項１
    ５に記載の情報作成装置。
17. 【請求項１７】 コンピュータを用いて情報を表示する
    ためのプログラムであって、前記プログラムは前記コン
    ピュータに、 他の装置と通信する通信手順と、 前記他の装置から受信した複数の情報項目を記憶する記
    憶手順と、 予め定められたテンプレートに前記複数の情報項目を対
    応付けする処理手順と、 前記情報項目を表示する表示手順と、 前記複数の情報項目が対応付けされたテンプレートに基
    づいて、ユーザの指示に関する予め定められた条件に従
    って前記複数の情報項目を切換えて表示するように、前
    記処理手順と前記表示手順とを制御する制御手順とを実
    行させるプログラム。