JP2003208367A - サービス利用装置 - Google Patents

サービス利用装置

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JP2003208367A
JP2003208367A JP2002008422A JP2002008422A JP2003208367A JP 2003208367 A JP2003208367 A JP 2003208367A JP 2002008422 A JP2002008422 A JP 2002008422A JP 2002008422 A JP2002008422 A JP 2002008422A JP 2003208367 A JP2003208367 A JP 2003208367A
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English (en)
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Mitsunori Nojima
光典 野島
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続可能な通信先機器で提供されているサー
ビスの中から速度、料金、信頼性、ユーザの嗜好などの
様々な面で最適なサービスを選択するにあたって、ユー
ザに強いられる労力を軽減したサービス利用装置を提供
する。 【解決手段】 サービス利用装置1は、通信手段101
と、通信手段101を用いて通信可能な通信先機器2で
提供されているサービスに関する情報であるサービス情
報を取得するサービス情報取得手段102と、サービス
情報取得手段102によって取得されたサービス情報を
格納するサービス情報格納手段103と、サービス情報
格納手段103に格納されているサービス情報毎に優先
度を示す優先度情報を生成する優先度情報生成手段10
4と、優先度情報生成手段104によって生成された優
先度情報を格納する優先度情報格納手段105と、優先
度情報格納手段105に格納されている優先度情報に基
づいて、サービス情報格納手段103に格納されている
サービス情報を選択するサービス情報選択手段106
と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信先機器で提供
されているサービスを利用するサービス利用装置(携帯
型の情報端末など)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートブック型PC(Personal C
omputer)やPDA(Personal Digital Assistants)、
携帯電話などの様々な携帯型の情報端末では、それらに
内蔵されている通信システムまたは外部に接続される通
信システムを利用して、ASP(Application Service
Provider)、企業内サーバ、Webサーバなどの通信先
機器と接続し、そこで提供されているアプリケーション
サービスやWebサービス、コンテンツサービスを利用
している。
【0003】また、Bluetooth、IrDA、IEEE802.11bなど
近距離無線技術の発達に伴い、キオスク端末やアクセス
ポイントでIP接続サービスが提供されたり、その地域
に特化したサービスの提供や端末同士でサービスの提供
が行われるというように、サービスの提供内容や提供手
段が多様化している。
【0004】サービスとしては、グループウェア、在庫
管理、受発注システム、金融システム、メール、チャッ
ト、ゲーム、プリンタなど様々なアプリケーションサー
ビスやWebサービス、また、動画、放送、音楽、ニュ
ースなどのコンテンツサービスが存在し、上記の携帯型
の情報端末からはWebブラウザでサービスを利用する
ためのHTMLファイル、スクリプトファイル、プログ
ラムをダウンロードしたり、別途サービス固有のクライ
アントアプリケーションをインストールしたりして、こ
れらのサービスを利用している。そして、上記の携帯型
の情報端末では、これらの複数の異なったサービスを、
ユーザの意志、使用しているソフトウェア、利用する場
所や時間、利用可能な通信機器の種類、通信状態、通信
速度、通信料金など様々な要因に応じて使い分けること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サービス利用装置では、使用したいアプリケーションや
入手したい情報、その情報端末が備えている通信システ
ムや利用可能な接続先、利用する場所や時間、電波状態
や光強度などの無線通信の状態、混雑度などの情報に基
づいて、利用するサービスを選択するという作業をユー
ザが自ら行わなければならなかった。この作業は、サー
ビスの内容や各種情報を把握及び分析して判断しなけれ
ばならず、煩雑なものである。
【0006】また、多くの異なったサービスが利用可能
な場合には、どのサービスが本来利用したいサービスで
あるのか、そのサービスが利用可能な時間や場所、ユー
ザの嗜好や行動パターン、利用可能な通信システムや接
続先は何かなどに基づいて、適切なサービスを判断しな
ければならず、この判断は容易ではない。このため、場
合によっては、現在の場所や時間では利用できないサー
ビス、ユーザの嗜好や行動パターンに合わないサービ
ス、無駄に高い通信料金が必要なサービス、十分な通信
速度を得られないサービスを選択してしまう可能性があ
った。
【0007】尚、特願平12−97857の公報には、
通信手段とネットワークの接続先との組み合わせ毎に優
先度を状況に応じて増減させ、通信手段とネットワーク
の接続先との複数の組み合わせの中から優先度に応じて
選択する技術が開示されているが、この技術では利用す
るサービスが予め決まっており、その中のサービスを利
用するために必要な通信手段とネットワークの接続先と
の組み合わせを選択するだけであり、接続可能な通信先
機器で提供されているサービスから最適なサービスを選
択するものではない。
【0008】また、特開平6−266643の公報に
は、ネットワーク上のリモートプロシージャコールのサ
ーバプログラムが複数個存在するときに、最適なサーバ
プログラムを呼び出すことができるが、1つのホストコ
ンピュータで集中して管理することによって実現してお
り、利用できる場所が制限されているサービス、端末同
士のサービス、グローバルなネットワークに接続されて
いない機器で提供されているサービスなどを利用するこ
とはできない。
【0009】そこで、本発明は、接続可能な通信先機器
で提供されているサービスの中から速度、料金、信頼
性、ユーザの嗜好などの様々な面で最適なサービスを選
択するにあたって、ユーザに強いられる労力を軽減した
サービス利用装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のサービス利用装置では、通信手段と、前記
通信手段を用いて通信可能な通信先機器で提供されてい
るサービスに関する情報であるサービス情報を取得する
サービス情報取得手段と、前記サービス情報取得手段に
よって取得されたサービス情報を格納するサービス情報
格納手段と、前記サービス情報格納手段に格納されてい
るサービス情報毎に優先度を示す優先度情報を生成する
優先度情報生成手段と、前記優先度情報生成手段によっ
て生成された優先度情報を格納する優先度情報格納手段
と、前記優先度情報格納手段に格納されている優先度情
報に基づいて、前記サービス情報格納手段に格納されて
いるサービス情報を選択するサービス情報選択手段と、
を備えている。
【0011】このとき、前記サービス情報選択手段は、
優先度が最も大きなサービス情報を選択するようにして
もよいし、優先度が大きなものから順に複数のサービス
情報を選択するようにしてもよい。
【0012】また、前記通信手段を複数備えている場合
には、前記サービス情報取得手段は各通信手段を順番に
用いてサービス情報を取得し、取得したサービス情報
を、そのサービス情報を取得したときに用いた通信手段
を付した上で、前記サービス情報格納手段に格納するよ
うにしてもよい。
【0013】また、サービス情報にサービスを提供する
通信先機器に関する情報である通信先機器情報が含まれ
ている場合には、前記サービス情報選択手段は選択した
サービス情報を提示するようにすることによって、選択
されたサービスを利用するか否かをユーザが判断する際
の手助けとなる。
【0014】また、サービス情報にサービスを提供する
通信先機器に関する情報である通信先機器情報が含まれ
ている場合には、前記サービス情報選択手段によって選
択されたサービス情報で示されるサービスを提供する通
信先機器をサービス情報に含まれている通信先機器情報
に基づいて認識するようにしてもよい。
【0015】また、サービスを提供する通信先機器を検
出する通信先機器検出手段を備えておき、前記サービス
情報取得手段が前記通信先機器検出手段によって検出さ
れた通信先機器からサービス情報を取得するようにして
もよい。
【0016】ここで、当サービス利用装置の現在位置を
取得する位置情報取得手段を備えており、また、サービ
ス情報にはサービスを提供する通信先機器の位置情報が
含まれている場合には、サービスを提供する通信先機器
の位置と当サービス利用装置の現在位置との距離に応じ
て前記優先度情報生成手段が各サービス情報の優先度を
設定するようにしてもよい。
【0017】また、通信手段の種別毎に優先度を示す通
信手段種別優先度判断情報を持っている場合には、サー
ビスを利用する際に使用する通信手段の前記通信手段種
別優先度判断情報における優先度に応じて前記優先度情
報生成手段が各サービス情報の優先度を設定するように
してもよい。
【0018】また、通信手段の種別毎に通信速度を示す
通信速度情報を持っている場合には、サービスを利用す
る際に使用する通信手段の前記通信速度情報における通
信速度に応じて前記優先度情報生成手段が各サービス情
報の優先度を設定するようにしてもよい。
【0019】また、通信手段の種別毎に接続料金を示す
接続料金情報を持っている場合には、サービスを利用す
る際に使用する通信手段の前記接続料金情報における接
続料金に応じて前記優先度情報生成手段が各サービス情
報の優先度を設定するようにしてもよい。
【0020】また、通信手段毎の混雑度を測定する混雑
度測定手段を備えている場合には、サービスを利用する
際に使用する通信手段の前記混雑度測定手段で測定され
た混雑度に応じて前記優先度情報生成手段が各サービス
情報の優先度を設定するようにしてもよい。
【0021】また、各サービス情報毎に利用されたサー
ビス利用履歴情報を格納したサービス利用履歴情報格納
手段を備えている場合には、前記サービス利用履歴情報
格納手段に格納されているサービス利用履歴情報に応じ
て前記優先度情報生成手段が各サービス情報の優先度を
設定するようにしてもよい。
【0022】このとき、前記サービス利用履歴情報には
各サービスが利用された回数及び利用されたときの当サ
ービス利用装置の位置が記されている場合には、前記優
先度情報生成手段が、当サービス利用装置の現在位置か
ら所定範囲内にて利用された回数に応じて各サービス情
報の優先度を設定するようにしてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。本発明の一実施形態であるサー
ビス利用装置1は、そのブロック図を図1に示すよう
に、通信手段101、サービス情報取得手段102、サ
ービス情報格納手段103、優先度情報生成手段10
4、優先度情報格納手段105、サービス情報選択手段
106、通信先機器検出手段107、位置情報取得手段
108、混雑度測定手段109、及び、サービス利用履
歴情報格納手段110を備えている。尚、従来技術とし
て一般化されている部分いついては説明を省略する。
【0024】通信手段101は、所定の通信媒体を介し
て通信先機器2との接続を確立させて通信を行う。尚、
本実施形態では、複数の通信手段101を備えており、
電話回線やLANケーブルなどの有線通信媒体、電波通
信や光通信などの無線通信媒体という異なった形式の通
信媒体を介して通信を行うことができるようになってい
る。尚、通信先機器2についても複数の通信媒体を介し
て通信可能になっている場合もある。
【0025】通信先機器2は、グループウェア、在庫管
理、受発注システム、金融システム、メール、チャッ
ト、ゲームなどの様々なアプリケーションサービスやW
ebサービス、また、動画、放送、音楽、ニュースなど
のコンテンツサービスを提供し、サービス利用装置1に
対して各サービスの特徴を記述したサービス情報を渡
す。
【0026】尚、キオスク端末やインターネットのアク
セスポイント、PC、ワークステーションなどのような
情報機器や、エアコン、電子レンジ、TV、冷蔵庫など
の家電機器や、携帯電話、PHS、PDAなどの携帯機
器といった様々な機器が通信先機器2となり得る。
【0027】また、通信先機器2は、有線通信や無線通
信で直接的にサービス利用装置1につながっていてもよ
いし、ゲートウェイ、ホームサーバ、アクセスポイント
などの接続を仲介する機器を経由してIP接続または非
IPで間接的にサービス利用装置1につながっていても
よい。
【0028】通信先機器検出手段107は、サービス情
報取得手段102からの指示によって、各通信手段10
1毎に通信可能な通信先機器2を検出し、その検出結果
を通信先機器情報としてサービス情報取得手段102に
返す。通信先機器情報は、図2に示すように、通信先機
器を一意に識別するための通信先機器ID、通信先機器
アドレス、通信手段の種別(通信方式)、アクセスポイ
ントから構成される。
【0029】但し、通信先機器アドレス及びアクセスポ
イントについては、特に必要でない通信手段(例えばEt
hernet(R)やIrDAなど)では省略可能である。また、通
信手段101を1つしか備えていない場合には、通信手
段の種別は省略可能である。また、ユーザやプログラム
が新たな通信先機器情報を追加したり、不要な通信先機
器情報を削除したりすることができるようになってい
る。
【0030】尚、通信可能な通信先機器2の検出方法と
しては、IPマルチキャストや同様な非IPによるマル
チキャストを利用して、特定のパケットを送信し、その
パケットに応答した通信先機器2を検出する方法や、マ
ルチキャストに対応したHTTPやSMTPなどの特定
のプロトコルを規定し、そのプロトコルで応答のあった
通信先機器2を検出する方法などが考えられる。
【0031】また、Bluetoothのように通信手段そのも
のに通信可能な通信先機器2を検出する機能が備わって
いるものについては、その機能を利用して検出を行うよ
うにしても構わない。その他には、通信先機器2が利用
可能になった場合に、通信先機器2側が通信先機器情報
をブロードキャストし、その通信先機器情報を通信先機
器検出手段107が入手するようにしても構わない。
【0032】サービス情報取得手段102は、サービス
情報選択手段106からの指示に応じて、通信先機器情
報に記述されている通信先機器2との通信を確立させて
通信先機器2で提供されているサービス情報を取得し、
サービス情報格納手段103に格納する。ここで、サー
ビス情報とは、図3に示すように、サービス情報を一意
に識別するためのサービス情報ID、提供サービスの内
容、通信先機器ID、通信先機器アドレス、通信手段の
種別(通信方式)、アクセスポイント、通信先機器の位
置情報、サービス利用の可否、サービスの利用料金など
をサービス毎に記述したものである。
【0033】尚、通信先機器2との通信を中継する機器
(ゲートウェイ、ホームサーバ、アクセスポイントな
ど)や、通信先機器2とは別の機器であってサービス情
報のみを提供するサービス情報提供機器が、通信先機器
2の代わりにサービス情報を提供するようになっていて
も構わない。
【0034】また、サービス情報格納手段103にはユ
ーザやプログラムが新たなサービス情報を追加したり、
サービス情報格納手段103に格納されている不要なサ
ービス情報を削除したりすることができるようになって
いる。
【0035】また、サービス情報格納手段103に格納
されているサービス情報には、通信先機器情報が追加さ
れた形になっているが、通信先機器情報はサービス情報
とは別に管理するようにしても構わない。また、IrDAの
ように通信先機器情報を必要としない場合は、サービス
情報入手時に取得した通信手段をサービス情報に付加し
ても構わない。
【0036】また、アプリケーションサービスやWeb
サービスの場合は、サービスを利用するためのHTML
ファイル、スクリプトファイル、及び、プログラムの場
所、並びに、それらを取得及び起動するための情報をサ
ービス情報に付加しておくようにし、また、コンテンツ
サービスの場合は、コンテンツのデータやコンテンツを
利用するためのプログラムの場所、それらを取得及び起
動するための情報、並びに、利用方法の情報をサービス
情報に付加しておくようにしてもよい。このようすれ
ば、サービスを利用するためのファイルやプログラムを
サービス情報に基づいて取得及び起動し、サービスを利
用することができるようになる。
【0037】尚、ここでいうサービスとは以下の形態の
ものを想定している。クライアントとサーバのプログ
ラム同士が連携して動作するもの、データをダウンロ
ードするもの、プログラムをダウンロードするもの、
データを送って処理を依頼するもの、プログラムを
送って処理を依頼するもの。
【0038】優先度情報格納手段105には優先度情報
が格納されている。優先度情報とは、図4に示すよう
に、優先度情報を一意に識別するための優先度情報I
D、優先度、及び、サービス情報IDをサービス情報毎
に記述したものである。尚、優先度情報は、優先度情報
生成手段104によって随時書き換えられる。
【0039】サービス情報選択手段106は、1つのサ
ービス情報を選択するように指定されているときには、
優先度情報格納手段105に格納されている優先度情報
の優先度が最も大きいサービス情報を選択して提示す
る。
【0040】また、サービス情報選択手段106は、複
数のサービス情報を選択するように指定されているとき
には、優先度情報格納手段105に格納されている優先
度情報の優先度が大きいものから順に指定されている数
だけサービス情報を選択してユーザやプログラムに提示
する。
【0041】また、サービス情報選択手段106は、サ
ービス利用履歴情報格納手段1010に格納されている
サービス利用履歴情報を管理している。ここで、サービ
ス利用履歴情報とは、図14に示すように、利用された
回数、利用されたときの時刻、及び、利用されたときの
位置を各サービス情報毎に記述したものである。
【0042】さらに、サービス情報選択手段106が、
優先度情報格納手段105に格納されている優先度情報
において優先度が小さいものから順に所定数だけサービ
ス情報を選択して提示し、そのうちのユーザやプログラ
ムからの指示に応じたサービス情報、及び、その優先度
情報を削除するようにしてもよい。
【0043】サービスの選択要求があった場合に行う動
作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。ま
ず、サービス情報取得手段102が、サービス情報選択
手段106からの指示に応答して、通信先機器2で提供
されているサービス情報を取得してサービス情報格納手
段103に格納する(#1)。次に、優先度情報生成手
段104がサービス情報格納手段103に格納されてい
るサービス情報の中で、現在利用可能なサービス情報に
関する優先度情報を生成して優先度情報格納手段105
に格納する(#2)。そして、サービス情報選択手段1
06が、優先度情報格納手段105に格納されている優
先度情報における優先度に応じてサービス情報を選択す
る(#3)。
【0044】尚、#1の処理であるサービス情報の取
得、及び、#2の処理である優先度情報の生成は、サー
ビスの選択要求が発生する前に行うようにしてもよい。
このようにする場合は、#1の処理及び#2の処理を定
期的に繰り返し行うことにより、サービス情報及び優先
度情報を生成し直すことが考えられる。これにより、サ
ービスの選択要求が発生してからサービスが選択される
までに要する時間が短縮され、有効である。
【0045】また、サービス情報が固定の場合や、サー
ビス情報に変化が少ないと思われる場合(同じ場所にい
る場合など)には、#1の処理であるサービス情報の取
得を行わないようにしてもよい。このようにしても、サ
ービスの選択要求が発生してからサービスが選択される
までに要する時間が短縮され、有効である。
【0046】また、#1の処理であるサービス情報の取
得は、ユーザまたはプログラムからこの処理の要求があ
ったときにのみ行うようにしてもよい。このようにすれ
ば、ユーザまたはプログラムの判断から必要なときのみ
サービス情報が取得可能で、サービスの選択要求が発生
してからサービスが選択されるまでに要する時間が短縮
され、有効である。
【0047】図5の#1にてサービス情報取得手段10
2が行う動作について図6に示すフローチャートを用い
て説明する。まず、通信先機器検出手段107により通
信先機器情報を取得する(#11)。尚、通信先機器検
出手段107を備えていない場合には、既存の通信先機
器情報を利用する。次に、先頭の通信先機器情報に着目
する(#12)。
【0048】次に、着目中の通信先機器情報に記述され
ているアクセスポイントに対して通信を確立させる(#
13)。このとき、着目中の通信先機器情報に記述され
ている通信手段の種別に対応する通信手段101を用い
て通信を確立させる。次に、着目中の通信先機器情報に
記述されている通信先機器アドレスで指定される通信先
機器2で提供されているサービス情報を取得する(#1
4)。
【0049】次に、取得したサービス情報を、図3に示
すように、サービス情報を一意に識別するためのサービ
ス情報ID、及び、着目中の通信先機器情報を付加した
上で、サービス情報格納手段103に格納する(#1
5)。次に、全ての通信先機器情報に着目していなけれ
ば(#16のNo)、次の通信先機器情報に着目して
(#17)、前述した#13へ戻る。
【0050】図5の#2にて優先度情報生成手段104
が行う動作について図7に示すフローチャートを用いて
説明する。まず、サービス情報格納手段103に格納さ
れているサービス情報から現在利用可能なサービス情報
を抽出する(#21)。現在利用可能なサービス情報の
認識は、サービス情報に利用可否、利用可能な端末、利
用可能な時間、利用可能な場所、利用可能な環境などの
情報が記述されていれば、それに基づいて行うことがで
きる。その他には、サービス情報に記述されている通信
手段の種別に対応する通信手段であって現在利用可能な
通信手段を使用するサービス情報を現在利用可能なサー
ビス情報として認識するようにしてもよい。
【0051】次に、抽出したサービス情報のみに関する
優先度情報であって、各サービス情報の優先度を0(初
期値)にした優先度情報を生成する(#22)。#21
及び#22の処理により、利用可能なサービス情報のみ
に関して優先度情報を生成するので、優先度情報の情報
量が少なくなり、#3にてサービス情報を選択するのに
要する時間が短縮され、有効である。
【0052】ここで、位置情報取得手段108は、様々
な通信手段101からサービス利用装置1の位置情報を
取得する。位置情報を取得するにあたっては、無線通信
媒体であれば、基地局やホスト局の位置情報、電波/光
強度などによる補正情報などを利用し、有線通信媒体で
あれば、有線先接続ホストの位置情報を利用する。尚、
位置情報取得手段108は、GPSなどの位置情報を取
得可能な単独の装置であっても構わない。また、位置情
報は、緯度と経度の数値の組で表される。
【0053】この位置情報取得手段108が存在する場
合には(#23のYes)、位置情報取得手段108か
らサービス利用装置1の現在位置を示す情報を取得する
(#231)。次に、生成中の優先度情報におけるそれ
ぞれの優先度情報IDに関して、対応するサービス情報
(図4では例えば優先度情報ID1ではサービス情報I
D4)に記述されている通信先機器の位置とサービス利
用装置1の現在位置との距離を認識する(#232)。
【0054】そして、そのサービス情報に記述されてい
る通信先機器の位置とサービス利用装置1の現在位置と
の距離が近いサービス情報IDをもつ優先度情報の優先
度から順に段階的に大きくする(#233)。すなわ
ち、その通信先機器の位置がサービス利用装置1の現在
位置に近いサービス情報ほど優先度の増加量が大きくな
る。
【0055】例えば、図3に示したサービス情報におい
て、通信先機器の位置P1がサービス利用装置1の現在
位置に最も近いとすると、通信先機器の位置がP1のサ
ービス情報IDは1、2、及び、3であるので、優先度
情報格納手段105に格納されている優先度情報におい
てサービス情報IDが1、2、または、3である優先度
情報の優先度(図4では優先度情報IDが2、4、及
び、5の優先度)が最も大きく増加する。
【0056】このようにすることで、サービス利用装置
1の現在位置との距離が近い通信先機器で提供されるサ
ービスが優先的に選択されることになり、地域に関連す
るサービスや接続料金が安いサービスを優先的に選択す
ることが可能となる。
【0057】尚、サービス利用装置1の現在位置からで
は利用できないサービス情報に関する優先度情報や、そ
のサービスを提供する通信先機器の位置とサービス利用
装置1の現在位置との距離が所定の閾値以上であるサー
ビス情報に関する優先度情報を削除するようにしてもよ
い。これにより、優先度情報の情報量が少なくなり、#
3にてサービス情報を選択するのに要する時間が短縮さ
れ、有効である。
【0058】次に、通信手段種別毎に優先度を示す通信
手段種別優先度判断情報を持っている場合には(#24
のYes)、生成中の優先度情報におけるそれぞれの優
先度情報IDの優先度を、対応するサービス情報(図4
では例えば優先度情報ID1ではサービス情報ID4)
に記述されている通信手段種別の優先度に応じて増減さ
せる(#241)。
【0059】例えば、通信手段種別優先度判断情報が図
10に示す内容であるとともに、サービス情報が図3に
示した内容であるとすると、優先度が比較的高いBlueto
oth(優先度8)を通信手段として利用するサービス情
報ID1及び5の優先度を大きくし、一方、優先度が低
い電話回線(優先度1)を通信手段として利用するサー
ビス情報ID4及び7の優先度を小さくする、あるい
は、大きくしない。
【0060】このようにすることで、より安定的で信頼
性の高い通信手段の種別の優先度を高く設定しておけ
ば、より安定的で信頼性の高い通信手段を使用するサー
ビスを優先的に選択することが可能となる。
【0061】尚、優先度が所定の閾値以下の通信手段を
利用するサービス情報の優先度情報を削除するようにし
てもよい。これにより、優先度情報の情報量が少なくな
り、#3にてサービス情報を選択するのに要する時間が
短縮され、また、優先度が低い通信手段を利用するサー
ビスを選択しないようにすることができ、有効である。
【0062】次に、通信手段種別とアクセスポイントと
の各組み合わせ毎の通信速度を示す通信速度情報を持っ
ている場合には(#25のYes)、生成中の優先度情
報におけるそれぞれの優先度情報IDに関して、対応す
るサービス情報(図4では例えば優先度情報ID1では
サービス情報ID4)に記されている通信手段種別とア
クセスポイントとの組み合わせの通信速度が速いものほ
ど優先度を大きく増加させる(#251)。
【0063】例えば、通信速度情報が図11に示す内容
であるとともに、サービス情報が図3に示した内容であ
るとすると、通信手段が同じ無線LANでも、アクセス
ポイントAP2との組み合わせでは通信速度が10Mbp
s、アクセスポイントAP3との組み合わせでは通信速
度が1Mbpsであるので、通信手段として無線LANを利
用するサービス情報ID2、3では、利用するアクセス
ポイントがAP2であるサービス情報ID2の方が利用
するアクセスポイントがAP3であるサービス情報ID
3よりも優先度の増加量が多くなる。
【0064】このようにすることで、通信速度が速い通
信手段種別とアクセスポイントとの組み合わせを利用す
るサービスが優先的に選択されることになる。これによ
り、通信速度が速いサービスを優先的に利用することが
できるようになる。
【0065】尚、通信速度情報を固定で持つ代わりに、
実際に通信したときの通信速度で通信速度情報を更新す
るようにしてもよい。また、サービス利用履歴情報格納
手段110のサービス利用履歴情報として実際にサービ
スを利用したときの通信速度を格納し、その平均値を利
用したり、同じ利用時間、同じ利用場所の通信速度を利
用するようにしてもよい。このようにすれば、通信速度
が速いサービスを優先的に利用することができるという
効果をより確実なものとすることができる。
【0066】次に、通信手段種別とアクセスポイントと
の各組み合わせ毎の接続料金を示す接続料金情報を持っ
ている場合には(#26のYes)、生成中の優先度情
報におけるそれぞれの優先度情報IDに関して、対応す
るサービス情報(図4では例えば優先度情報ID1では
サービス情報ID4)に記されている通信手段種別とア
クセスポイントとの組み合わせの接続料金が安いものほ
ど優先度を大きく増加させる(#261)。
【0067】例えば、接続料金情報が図12に示す内容
であるとともに、サービス情報が図3に示した内容であ
るとすると、接続料金が最も安い(接続料金が無料)の
Bluetooth(アクセスポイントなし)を利用するサービ
ス情報ID1、11、12、IrDA(アクセスポイントな
し)を利用するサービス情報ID6、9、及び、無線L
ANとアクセスポイントAP2との組み合わせを利用す
るサービス情報ID2の優先度が最も大きく増加する。
【0068】このようにすることで、接続料金が安い通
信手段種別とアクセスポイントとの組み合わせを使用す
るサービスが優先的に選択されることになる。これによ
り、サービスの利用時にかかる費用を抑制することがで
きる。
【0069】尚、この効果を確実なものとするために
は、位置情報取得手段108が利用可能であるときに、
距離によって接続料金が変わるもの(電話代など)は、
位置情報取得手段108で取得される現在位置に基づい
て実際の接続料金を設定するようにしておくことが望ま
しい。また、接続料金情報を固定で持つ代わりに、実際
に通信したときにかかった接続料金で接続料金情報を更
新するようにしてもよい。また、サービス利用履歴情報
格納手段110の履歴情報として実際にサービスを利用
したときにかかった接続料金を格納し、その平均値を利
用したり、同じ利用時間、同じ利用場所の接続料金を利
用するようにしてもよい。
【0070】ここで、混雑度測定手段109は、指定さ
れた通信手段種別とアクセスポイントとの組み合わせ毎
に通信の混雑度を測定するとともに、優先度情報生成手
段104からの要請に応じて混雑度情報を優先度情報生
成手段104に送信する。尚、混雑度情報とは、図13
に示すように、通信手段種別とアクセスポイントとの組
み合わせ毎に通信の混雑度を百分率で記述したものであ
る。
【0071】また、混雑度の測定方法としては、ある特
定のパケットの送信時間で計測する方法がある。その他
には、あるパケットの応答時間を計測する方法、前回利
用したときの混雑度(特定のパケットの送信時間など)
を記憶しておき、その値を利用する方法、サービス利用
履歴情報格納手段110のサービス利用履歴情報として
混雑度を格納し、その平均値を利用する方法、同じ利用
時間、同じ利用場所での混雑度を利用する方法などが考
えられる。
【0072】この混雑度測定手段109が利用可能であ
る場合には(#27のYes)、混雑度測定手段109
を用いて、現在利用可能なサービス情報(すなわち、優
先度情報が生成されているサービス情報)に記されてい
る通信手段種別とアクセスポイントとの組み合わせに関
する混雑度情報を取得する(#271)。
【0073】次に、生成中の優先度情報におけるそれぞ
れの優先度情報IDに関して、対応するサービス情報
(図4では例えば優先度情報ID1ではサービス情報I
D4)に記されている通信手段種別とアクセスポイント
との組み合わせの混雑度が低いものほど優先度を大きく
増加させる(#272)。
【0074】例えば、混雑度情報が図13に示す内容で
あるとともに、サービス情報が図3に示した内容である
とすると、混雑度が最も低い(10.3%)の無線LA
NとアクセスポイントAP2との組み合わせを利用する
サービス情報ID2の優先度(優先度情報ID2の優先
度)が最も大きく増加する。
【0075】このようにすることで、混雑度が低い通信
手段種別とアクセスポイントとの組み合わせを利用する
サービスが優先的に選択されることになる。したがっ
て、サービスを利用できるまでに要する時間をできるだ
け短くすることができるとともに、混雑度が高いために
安定的で信頼性のある通信が行えない可能性を排除する
ことができる。
【0076】尚、混雑度が閾値以上の通信手段種別とア
クセスポイントとの組み合わせを利用するサービス情報
の優先度情報を削除するようにしてもよい。これによ
り、優先度情報の情報量が少なくなり、#3にてサービ
ス情報を選択するのに要する時間が短縮され、また、混
雑度が高いために不安定で信頼性の低い通信となる通信
手段種別とアクセスポイントとの組み合わせを利用する
サービスを選択しないようにすることができ、有効であ
る。
【0077】ここで、サービス利用履歴情報格納手段1
10は、サービス利用履歴情報を格納している。このサ
ービス利用履歴情報としては、図14に示すように、サ
ービス情報ID、このIDのサービス情報に対応するサ
ービスが利用された回数、利用されたときの日時、利用
されたときの位置を数値として持っている。尚、サービ
ス利用履歴情報は、サービス情報選択手段106によっ
て管理されている。
【0078】このサービス利用履歴情報格納手段110
が利用可能である場合には(#28のYes)、サービ
ス利用履歴情報格納手段110からサービス利用履歴情
報を取得する(#281)。そして、生成中の優先度情
報におけるそれぞれの優先度情報IDに関して、対応す
るサービス情報(図4では例えば優先度情報ID1では
サービス情報ID4)のサービス利用履歴情報に記され
ている利用回数が多いものほど優先度を大きく増加させ
る(#282)。
【0079】例えば、サービス利用履歴情報が図14に
示す内容であるとすると、利用された回数が15で最も
多いサービス情報IDが1であるサービス情報の優先度
(図4に示す優先度情報では優先度情報IDが4の優先
度)が最も大きく増加する。
【0080】このようにすることで、利用される頻度が
高いサービスが優先的に選択されるようになる。したが
って、使用すればするほどユーザやプログラムの嗜好に
合致したサービスを選択することができるようになる。
【0081】尚、利用されてから所定期間以上が経過し
た履歴情報を削除するようにしておけば、最近に利用さ
れた頻度が高いサービスが優先的に選択されるようにな
り、有効である。
【0082】また、利用された位置が現在位置から所定
範囲内である履歴情報のみを使用するようにしておけ
ば、現在位置の周辺にて利用される頻度が高いサービス
が優先的に選択されるようになり、有効である。
【0083】尚、#282では、最近選択されたサービ
ス情報ほど優先度を大きく増加させるようにしてもよ
い。この場合は、サービス利用履歴情報が図14に示す
内容であるとすると、最も最近に選択されたサービス情
報IDが3であるサービス情報の優先度(図4に示す優
先度情報では優先度情報IDが5の優先度)が最も大き
く増加する。
【0084】また、#282では、選択されたときの位
置が現在位置に近いサービス情報ほど優先度を大きく増
加させるようにしてもよい。この場合は、サービス利用
履歴情報が図14に示す内容であるととともに、現在位
置が北緯36゜4’44”、東経135゜2’33”で
あるとすると、現在位置に最も近い位置で選択されたサ
ービス情報IDが4であるサービス情報の優先度(図4
に示す優先度情報では優先度情報IDが1の優先度)が
最も大きく増加する。
【0085】また、#282では、以上に示したサービ
ス利用履歴情報に基づいてサービス情報の優先度を調整
する手法を組み合わせて用いることにより、現在位置で
最近選択される頻度が高いサービスが優先的に選択され
るようになり、有効である。
【0086】尚、サービス情報格納手段105に格納さ
れているサービス情報にサービスの利用料金の項目があ
る場合は、その利用料金が安いサービス情報ほど優先度
を増加させるようにすれば、利用料金の安いサービスが
優先的に選択されるようになり、有効である。
【0087】最後に、生成した優先度情報を優先度情報
格納手段105に格納する(#29)。尚、#23と#
231と#232の処理、#24と#241の処理、#
25と#251の処理、#26と#261の処理、、#
27と#271と#272の処理、#28と#281と
#282の処理を、それぞれサービス利用装置1の位置
情報、通信手段種別優先度判断情報、通信速度情報、接
続料金情報、通信手段種別混雑度情報、サービス利用履
歴情報が更新されたときに、その更新された内容に基づ
いて個別に行うことによって、優先度情報格納手段10
5に格納されている優先度情報を更新するようにしても
よい。このようにすれば、優先度情報を常に最新の内容
に保つことができ、有効である。
【0088】尚、図5の#2では、ユーザまたはプログ
ラムから指定された特定のサービスあるいは同種のサー
ビスの優先度情報のみを生成するようにしてもよい。例
えば、図3で示されるサービス情報が現在利用可能であ
るとすると、ユーザまたはプログラムから特定のサービ
スである“M対戦将棋1”が指定された場合には、サー
ビス情報ID1、2、及び、6の優先度情報のみを生成
し、また、同種のサービスである“出会いチャット”が
指定された場合には、サービス情報ID7及び8の優先
度情報のみを生成する。
【0089】このようにすれば、ユーザまたはプログラ
ムから指定された特定のサービスあるいは同種のサービ
スのみが選択されるようになり、ユーザまたはプログラ
ムが利用したい内容のサービスを確実に選択することが
できるようになり、有効である。
【0090】図5の#3にてサービス情報選択手段10
6が行う動作について図8に示すフローチャートを用い
て説明する。まず、選択するサービス情報の数が1つに
指定されている場合には(#31のYes)、優先度情
報格納手段105に格納されている優先度情報において
優先度が最も大きなサービス情報を選択し、ユーザまた
はプログラムに対して提示する(#311)。
【0091】これにより、ユーザまたはプログラムは、
サービスの選択要求を行うだけで、現在位置、現在の時
間、通信速度、接続速度、料金、信頼性などの様々な面
で最適なサービス情報を選択することができる。すなわ
ち、このような最適なサービスを選択するにあたって、
ユーザまたはプログラムに必要とされる労力を軽減させ
ることができる。
【0092】一方、選択するサービス情報の数が複数に
指定されている場合には(#32のYes)、優先度情
報格納手段105に格納されている優先度情報において
優先度が大きいものから順に指定された数のサービス情
報を選択し、例えば図9に示すように、ユーザまたはプ
ログラムに対して提示する(#321)。
【0093】尚、図9では、上から優先度が大きい順に
6個のサービスが提示されており、また、サービスの内
容、通信先機器ID、及び、通信手段種別がサービス毎
に提示されている。また、図9は、上から2番目のサー
ビスがユーザまたはプログラムによって選択されている
状態を示している。
【0094】これにより、ユーザまたはプログラムは、
提示されたサービス情報の中から選択することによっ
て、現在位置、現在の時間、通信速度、接続速度、料
金、信頼性などの様々な面で最適あるいはこれに準ずる
サービス情報を選択することができる。すなわち、これ
らのサービスを選択するにあたって、ユーザまたはプロ
グラムに必要とされる労力を軽減させることができる。
【0095】尚、サービス情報選択手段106が選択す
るサービス情報の数は、ユーザまたはプログラムの指
示、記憶媒体やメモリに格納された情報などによって指
定されるようになっている。
【0096】以上の処理によりサービスを選択する動作
の例を以下に2つ示す。尚、選択するサービスの数が1
つに指定されているものとする。まず、1つ目の例で
は、サービス情報の内容が図15に示すようになってお
り、同じサービスが複数の通信先機器2で提供されてい
るとともに、サービス情報にそのサービスが利用可能で
あるか否かを示す利用可否の項目があり、また、通信手
段種別優先度判断情報を持っており、その内容が図10
に示すようになっているものとする。この例では、利用
可になっているサービス情報IDが1〜4の優先度情報
が生成され、サービス情報ID1〜4のうち、通信手段
種別優先度判断情報に基づいてサービス情報ID1の優
先度が最も大きくなり、サービス情報ID1のサービス
が選択される。
【0097】2つ目の例では、図3に示すサービス情報
が現在利用可能であり、同じ種類のサービスが複数の通
信先機器2で提供されているとともに、サービス情報に
そのサービスの利用料金の項目があり、また、接続料金
情報を持っており、その内容が図16に示すようになっ
ているとする。この例では、サービス情報1D1〜5の
うち、接続料金情報及びサービス情報の利用料金に基づ
いて、接続料金と利用料金との合計が最も安くなるサー
ビス情報ID2の優先度が最も大きくなり、サービス情
報ID2のサービスが選択される。
【0098】次に、サービスが選択されてからサービス
の利用が要求された場合の動作について説明する。ま
ず、クライアントとサーバのプログラム同士で連携して
動作するサービスを利用する場合の一例について説明す
る。図17で示す“A工場在庫管理”のサービス情報が
選択されているものとする。尚、図17に示すサービス
情報では、ロケーションの項目が追加されており、ま
た、サービスの利用で使用しない項目は省かれている。
【0099】サービス情報選択手段106は、図17に
示す“A工場在庫管理”のサービス情報に記述されてい
る通信手段の種別に対応する通信手段101を用いて、
同サービス情報に記述されているアクセスポイントとの
通信を確立し、同サービス情報のロケーション項目にあ
る“在庫管理.exe”を、同サービス情報に記述されてい
る通信先機器を引数として起動する。起動された在庫管
理アプリケーションは、引数にある通信先機器(すなわ
ち、A工場在庫管理を行っている通信先機器)2とコネ
クションを張り、在庫管理業務を行う。
【0100】次に、データをダウンロードするサービス
を利用する場合の一例について説明する。図18に示す
“U音楽データ1”のサービス情報が選択されているも
のとする。尚、図18に示すサービス情報では、ロケー
ションの項目が追加されており、また、サービスの利用
で使用しない項目は省かれている。
【0101】サービス情報選択手段106は、図18に
示す“U音楽データ1”のサービス情報に記述されてい
る通信手段の種別に対応した通信手段101を用いて、
同サービス情報に記述されているアクセスポイントとの
通信を確立し、同サービス情報のロケーション項目にあ
るURLを引数としてWebブラウザを起動する。起動
されたWebブラウザは引数にある通信先機器2とコネ
クションを張り、データのダウンロードを行う。
【0102】次に、プログラムをダウンロードするサー
ビスを利用する場合の一例について説明する。図19に
示す“M対戦将棋1”のサービス情報が選択されている
ものとする。尚、図19に示すサービス情報では、ロケ
ーションの項目が追加されており、また、サービスの利
用で使用しない項目は省かれている。
【0103】サービス情報選択手段106は、図19に
示す“M対戦将棋1”のサービス情報に記述されている
通信手段の種別に対応した通信手段101を用いて、同
サービス情報に記述されているアクセスポイントとの通
信を確立し、同サービス情報のロケーション項目にある
URLを引数としてJAM(Java (R)ApplicationMa
nager)を起動する。起動されたJAMは引数にある通
信先機器2とコネクションを張り、JAD(Java(R)
Application Description)ファイルの情報からプログ
ラムのロケーション情報を入手し、プログラムのダウン
ロードを行う。
【0104】次に、データを送って処理を依頼するサー
ビスを利用する場合の一例について説明する。図20に
示す“Cプリンタ1”のサービス情報が選択されている
ものとする。尚、図20に示すサービス情報では、ロケ
ーションの項目と送信データの項目が追加されており、
また、サービスの利用で使用しない項目は省かれてい
る。
【0105】サービス情報選択手段106は、図20に
示す“Cプリンタ1”のサービス情報に記述されている
通信手段の種別に対応した通信手段101を用いて、同
サービス情報に記述されているアクセスポイントとの通
信を確立し、同サービス情報のロケーション項目にある
“Com2”に対して同サービス情報の送信データの項目に
ある“print.dat”を送信する。
【0106】最後に、プログラムを送って処理を依頼す
るサービスを利用する場合の一例について説明する。図
21に示す“プログラム実行1”のサービス情報が選択
されているものとする。尚、図21に示すサービス情報
では、ロケーションの項目と送信プログラムの項目が追
加されており、また、サービスの利用で使用しない項目
は省かれている。
【0107】サービス情報選択手段106は、図21に
示す“プログラム実行1”のサービス情報に記述されて
いる通信手段の種別に対応した通信手段101を用い
て、同サービス情報のロケーション項目にあるURLの
通信先機器に対して同サービス情報の送信プログラムの
項目にある“program.jar”を送信する。
【0108】ここで、本実施形態のサービス利用装置で
は、サービス情報を取得する手段、サービス情報毎に優
先度情報を生成する手段、及び、優先度情報に基づいて
サービス情報を選択する手段はプログラムとして実現さ
れる。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な
記録媒体に格納されており、各処理は上記プログラムに
よって実現される。記録媒体としては、磁気テープやカ
セットテープなどのテープ系、フロッピー(R)ディス
クやハードディスクなどの磁気ディスク、CD−RO
M、MO、MD、DVDなどの光ディスクなどから成る
ディスク系、ICカードや光カードなどのカード系、マ
スクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュR
OMなどの半導体メモリなどを含む静的記録媒体などい
ずれであってもよい。尚、当該サービス利用装置に対し
て着脱自在な記録媒体に上記プログラムを格納するよう
にしておけば、プログラムの別装置への移動や保存が可
能となる。
【0109】また、本実施形態のサービス利用装置をイ
ンターネットを含む通信ネットワークと接続することに
よって、通信ネットワークからダウンロードしたプログ
ラムなどの流動的なプログラムを担持する媒体がプログ
ラムメディアであってもよい。尚、このように通信ネッ
トワークからプログラムをダウンロードする場合には、
そのダウンロード用のプログラムは、当該サービス利用
装置本体に予め格納しておいてもよいし、あるいは、別
の記録媒体からインストールされるものであってもよ
い。また、記録媒体に格納されている内容としては、プ
ログラムに限定されず、データであってもよい。また、
これらの記録媒体に格納されている内容を利用するとき
にメモリに展開して実行してもよいし、そのまま実行し
ても構わない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線通信媒体や有線通信媒体といった様々な通信形態を
持つ複数のサービス提供機器で提供されているアプリケ
ーションサービス、Webサービス、コンテンツサービ
スといった多岐にわたるサービスを利用するサービス利
用装置において、接続可能な通信先機器からサービス情
報を取得し、現在位置、サービスを利用するときに使用
する通種手段の種別、通信速度、接続料金、混雑度、サ
ービスが利用された履歴、利用料金などの各種の判断材
料に基づいて各サービスの優先度を設定し、この優先度
に応じてサービスを自動的に選択するので、接続可能な
通信先機器で提供されているサービスの中から速度、料
金、信頼性、ユーザの嗜好などの様々な面で最適なサー
ビスを選択するにあたって、ユーザに強いられる労力を
軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるサービス利用装置
のブロック図である。
【図2】 通信先機器情報の一例を示す図である。
【図3】 サービス情報の一例を示す図である。
【図4】 優先度情報の一例を示す図である。
【図5】 本発明の一実施形態であるサービス利用装置
がサービス選択の要求を受けたときに行う動作のフロー
チャートである。
【図6】 図5に示すサービス情報取得時に行われる動
作のフローチャートである。
【図7】 図5に示す優先度情報生成時に行われる動作
のフローチャートである。
【図8】 図5に示すサービス情報選択時に行われる動
作のフローチャートである。
【図9】 選択された複数のサービス情報が提示された
様子の一例を示す図である。
【図10】 通信手段種別優先度判断情報の一例を示す
図である。
【図11】 通信速度情報の一例を示す図である。
【図12】 接続料金情報の一例を示す図である。
【図13】 混雑度情報の一例を示す図である。
【図14】 サービス利用履歴情報の一例を示す図であ
る。
【図15】 同じサービスが複数の通信先機器で提供さ
れている場合のサービス情報の一例を示す図である。
【図16】 同種のサービスが複数の通信先機器で提供
されている場合のサービス情報の一例を示す図である。
【図17】 クライアントとサーバのプログラム同士で
連携して動作するサービスを利用する場合のサービス情
報の一例を示す図である。
【図18】 データをダウンロードするサービスを利用
する場合のサービス情報の一例を示す図である。
【図19】 プログラムをダウンロードするサービスを
利用する場合のサービス情報の一例を示す図である。
【図20】 データを送って処理を依頼するサービスを
利用する場合のサービス情報の一例を示す図である。
【図21】 プログラムを送って処理を依頼するサービ
スを利用する場合のサービス情報の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 サービス利用装置 2 通信先機器 101 通信手段 102 サービス情報取得手段 103 サービス情報格納手段 104 優先度情報生成手段 105 優先度情報格納手段 106 サービス情報選択手段 107 通信先機器検出手段 108 位置情報取得手段 109 混雑度測定手段 110 サービス利用履歴情報格納手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信手段と、 前記通信手段を用いて通信可能な通信先機器で提供され
    ているサービスに関する情報であるサービス情報を取得
    するサービス情報取得手段と、 前記サービス情報取得手段によって取得されたサービス
    情報を格納するサービス情報格納手段と、 前記サービス情報格納手段に格納されているサービス情
    報毎に優先度を示す優先度情報を生成する優先度情報生
    成手段と、 前記優先度情報生成手段によって生成された優先度情報
    を格納する優先度情報格納手段と、 前記優先度情報格納手段に格納されている優先度情報に
    基づいて、前記サービス情報格納手段に格納されている
    サービス情報を選択するサービス情報選択手段と、を備
    えたことを特徴とするサービス利用装置。
  2. 【請求項2】 前記サービス情報選択手段は、優先度が
    最も大きなサービス情報を選択することを特徴とする請
    求項1に記載のサービス利用装置。
  3. 【請求項3】 前記サービス情報選択手段は、優先度が
    大きなものから順に複数のサービス情報を選択すること
    を特徴とする請求項1に記載のサービス利用装置。
  4. 【請求項4】 前記通信手段を複数備えており、前記サ
    ービス情報取得手段は各通信手段を順番に用いてサービ
    ス情報を取得し、取得したサービス情報を、そのサービ
    ス情報を取得したときに用いた通信手段を付した上で、
    前記サービス情報格納手段に格納することを特徴とする
    請求項1から3のいずれか1つに記載のサービス利用装
    置。
  5. 【請求項5】 サービス情報にはサービスを提供する通
    信先機器に関する情報である通信先機器情報が含まれて
    いるとともに、前記サービス情報選択手段は選択したサ
    ービス情報を提示することを特徴とする請求項1から4
    のいずれか1つに記載のサービス利用装置。
  6. 【請求項6】 サービス情報にはサービスを提供する通
    信先機器に関する情報である通信先機器情報が含まれて
    おり、前記サービス情報選択手段によって選択されたサ
    ービス情報で示されるサービスを提供する通信先機器を
    サービス情報に含まれている通信先機器情報に基づいて
    認識することを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    つに記載のサービス利用装置。
  7. 【請求項7】 サービスを提供する通信先機器を検出す
    る通信先機器検出手段を備えており、前記サービス情報
    取得手段は、前記通信先機器検出手段によって検出され
    た通信先機器からサービス情報を取得することを特徴と
    する請求項1から6のいずれか1つに記載のサービス利
    用装置。
  8. 【請求項8】 当サービス利用装置の現在位置を取得す
    る位置情報取得手段を備えており、また、サービス情報
    にはサービスを提供する通信先機器の位置情報が含まれ
    ており、サービスを提供する通信先機器の位置と当サー
    ビス利用装置の現在位置との距離に応じて前記優先度情
    報生成手段が各サービス情報の優先度を設定することを
    特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載のサー
    ビス利用装置。
  9. 【請求項9】 通信手段の種別毎に優先度を示す通信手
    段種別優先度判断情報を持っており、サービスを利用す
    る際に使用する通信手段の前記通信手段種別優先度判断
    情報における優先度に応じて前記優先度情報生成手段が
    各サービス情報の優先度を設定することを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1つに記載のサービス利用装
    置。
  10. 【請求項10】 通信手段の種別毎に通信速度を示す通
    信速度情報を持っており、サービスを利用する際に使用
    する通信手段の前記通信速度情報における通信速度に応
    じて前記優先度情報生成手段が各サービス情報の優先度
    を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか
    1つに記載のサービス利用装置。
  11. 【請求項11】 通信手段の種別毎に接続料金を示す接
    続料金情報を持っており、サービスを利用する際に使用
    する通信手段の前記接続料金情報における接続料金に応
    じて前記優先度情報生成手段が各サービス情報の優先度
    を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか
    1つに記載のサービス利用装置。
  12. 【請求項12】 通信手段毎の混雑度を測定する混雑度
    測定手段を備えており、サービスを利用する際に使用す
    る通信手段の前記混雑度測定手段で測定された混雑度に
    応じて前記優先度情報生成手段が各サービス情報の優先
    度を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれ
    か1つに記載のサービス利用装置。
  13. 【請求項13】 各サービス情報毎に利用されたサービ
    ス利用履歴情報を格納したサービス利用履歴情報格納手
    段を備えており、前記サービス利用履歴情報格納手段に
    格納されているサービス利用履歴情報に応じて前記優先
    度情報生成手段が各サービス情報の優先度を設定するこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の
    サービス利用装置。
  14. 【請求項14】 前記サービス利用履歴情報には各サー
    ビスが利用された回数及び利用されたときの当サービス
    利用装置の位置が記されており、前記優先度情報生成手
    段が、当サービス利用装置の現在位置から所定範囲内に
    て利用された回数に応じて各サービス情報の優先度を設
    定することを特徴とする請求項13に記載のサービス利
    用装置。
  15. 【請求項15】 請求項1から14のいずれか1つに記
    載のサービス利用装置の動作を実現するプログラムが格
    納されている記録媒体。
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Cited By (12)

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