JP2003207980A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003207980A
JP2003207980A JP2002008489A JP2002008489A JP2003207980A JP 2003207980 A JP2003207980 A JP 2003207980A JP 2002008489 A JP2002008489 A JP 2002008489A JP 2002008489 A JP2002008489 A JP 2002008489A JP 2003207980 A JP2003207980 A JP 2003207980A
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JP
Japan
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image
toner
white
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glossiness
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JP2002008489A
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Takeshi Fujino
猛 藤野
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の白地部の光沢度を制御する。 【解決手段】 白色トナー像を画像の白地部に形成し、
かつその白色トナーの永久像化された時の光沢度が異な
るものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は主にフルカラー画像
を提供する電子写真装置・プリンター等に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】従来、フルカラーの電子写真方式におい
ては、カールソンプロセスと呼ばれる手法等により紙等
の記録材上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの
4色のトナー像を形成した後、前記トナー像を熱圧処理
して混色させ、永久画像として定着させていた。 【0003】このような電子写真画像の品質を決める一
つの要因として、画像の光沢度(グロス)というものが
ある。画像の光沢度は、記録材のもともとの光沢度、ト
ナーのガラス転移点や融点、定着装置でのオイルの塗布
量、電子写真装置の定着装置での加熱量や加圧力など、
様々な要因の組み合わせにより決定される。 【0004】そのため、ユーザーが画像に対してある所
望の光沢度を要求した場合は、前述のうち原理的に変更
可能である電子写真装置の定着装置の加熱量や加圧力を
制御することにより対応するのが一般的である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た方法ではトナー像の部分の光沢度はある程度制御可能
であるが、当然のことながら記録材の光沢度、すなわち
白地部の光沢度を制御することはほぼ不可能であり、可
能であっても多くの制約を受けてしまった。 【0006】例えば、定着装置におけるオイルの塗布量
を制御することで、記録材に付着するオイル量を制御す
るという方法では、光沢度をある程度以下に下げようと
するとオイル量不足による定着部での記録材の分離不良
という問題が発生し、逆にある程度以上に上げようとす
るとオイル量が定着部での熱量を奪って定着性が悪化す
る、などの問題があった。また、それらの方法を用いて
も、元々の記録材がもっている光沢度以下に下げること
は原理的に全く不可能であった。 【0007】 【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、白色トナー像を画像の白地部に形成し、かつその白
色トナーの永久像化された時の光沢度が異なるものを用
いることで、前述の課題を解決させることが可能であ
る。 【0008】 【発明の実施の形態】(第1の実施例)図1は本発明の
第1の実施例に従う画像形成装置例の概略構成図であ
る。 【0009】本発明における画像形成装置は、ホワイト
1(W1)、ホワイト2(W2)、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の6色の
トナーを用いて画像形成を行うフルカラープリンタであ
り、各色の画像形成ユニット10の機能は同じである。 【0010】ここで、ホワイト1(W1)、ホワイト2
(W2)とは、白色顔料を有し、永久像化された状態の
光沢度が異なる2種類の白色トナーである。 【0011】図1において、11は像担持体であるとこ
ろの感光ドラム11である。12は感光ドラム11に形
成された残電荷を消去する除電光照射装置であるところ
の前露光装置12である。前露光装置12により除電を
施された感光ドラム11は、次に一次帯電装置13によ
って一定電位になるまで帯電処理を施される。 【0012】本発明においては、一次帯電装置13はグ
リッド式コロナワイヤー帯電器であり、感光ドラム11
の表面をプラス帯電させている。帯電処理を施された
後、画像露光照射装置14から照射された画像露光によ
って感光ドラム1上に不可視の潜像が形成される。本発
明においては、画像露光照射装置14はレーザードライ
バ、ポリゴンモータおよび複数のレンズとミラーから構
成されているが、説明の中では図的に簡略化している。 【0013】感光ドラム11上に形成された不可視の潜
像は、現像装置15によってトナー像として現像(可視
像化)される。本発明装置においては、現像装置15は
ネガトナーとキャリアから成る2成分トナー現像装置で
ある。感光ドラム11上に形成されたトナー像は、記録
材P上に転写装置16によって電界転写される。転写装
置16はベルト式転写装置であり、プラスの電界で記録
材Pを介して感光ドラム11上のネガトナーを引き寄せ
ることで記録材P上にトナーを載せる。転写できずに感
光ドラム11上に残留した一部のトナーは、クリーニン
グ装置17によって掻き取られ、前露光装置12により
除電されることで再び画像形成に給せられる。ここで、
本発明においてクリーニング装置17はカウンターブレ
ード式クリーニング装置である。 【0014】このように記録材上にW1W2YMCKの
各色のトナーを転写する工程を順次行った後、トナーを
載せた記録材Pは定着前ガイド4に規制されて定着装置
9に送られる。定着装置9は、前述の通りハロゲンラン
プ等の加熱源3を内蔵する定着ローラ1と、前記定着ロ
ーラ1に圧接するシリコンゴム等の弾性層を有する加圧
ローラ2から成り、圧接回転する前記一対の両ローラ
1、2の間で紙等の記録材Pを狭圧搬送する際に、記録
材上のトナーで形成された画像を熱圧溶融し、上記一対
のローラを出た後に冷却されて永久像化された記録材P
を定着後ガイド5を介して排出する。 【0015】ここで、一般的な電子写真装置において
は、出力される画像の白地部分は、単に記録材P上にY
MCKのトナー像のいずれをも形成せず、記録材Pのも
つ白色を用いて表現している。 【0016】本発明においては、画像の白地部分に白色
トナー像を形成し、かつ永久像化された状態の白色トナ
ーの光沢度が異なる2種類の白色トナー形成ユニットを
もつことで、白地部分の光沢度を変化させることが可能
である。ここで、この2種類の白色トナーの永久像化さ
れた状態の光沢度が異なる理由は、永久像化された状態
のトナー像の表面性、すなわちトナー像表面の表面粗さ
の異なるものを採用しているためである。 【0017】つまり、一般的な電子写真画像においての
光沢度は、光源からの光を正反射する光量に依存し、正
反射光量がトナー像の表面粗さや表面形状に依存するこ
とから、トナー像の表面粗さや形状の異なるものを利用
することで光沢度をある程度制御することが可能にな
る。この2種類の白色トナーは、定着可能温度における
トナーの結着樹脂等の粘弾性特性すなわちtanδやガ
ラス転移点温度Tgが異なるため、画像形成装置の定着
装置9において加熱・加圧されることによる弾性変形率
の差により定着処理後のトナーの表面粗さが異なること
となり、結果として永久像化された白地部のトナー像の
光沢度が変わるのである。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、白色トナー像を画
像の白地部に形成し、かつその白色トナーの永久像化さ
れた時の光沢度が異なるものを用いることで、画像の白
地部の光沢度を複数持つという課題を解決させることが
可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明における画像形成装置例の概略説明図 【符号の説明】 1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3 加熱源(ハロゲンヒータ) 4 定着前ガイド 5 定着後ガイド 9 定着装置(全体) 10 画像形成ユニット 11 感光体 12 前露光装置 13 帯電装置 14 画像露光装置 15 現像装置 16 転写ベルト装置 17 クリーニング装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数色のトナーを用いて記録材上に永久
    像を形成する手段を具備した電子写真装置において、永
    久像化された時の光沢度が異なる複数の白色トナーを形
    成する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2002008489A 2002-01-17 2002-01-17 画像形成装置 Pending JP2003207980A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015169892A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 株式会社リコー 白色トナー、並びに該白色トナーを用いた画像形成方法および画像形成装置
JP2017067800A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 富士ゼロックス株式会社 白トナー、白トナーセット、着色トナーセット、現像剤、カートリッジ、画像形成方法、及び、画像形成装置
JP2017173652A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 カシオ計算機株式会社 画像形成装置、及び白色画像形成方法

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